エンジン
TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT 新登場!

2025年05月30日(金)

スイフト乗りのみなさ~ん!

TM-SQUARE から、「すべてのスイフト」に、ご使用いただけるエンジンオイル TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT がリリースとなりました!

WEBサイトから紹介文を引用しますと、

TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT は「ストリート & ワインディング」での使用をメインに、NAエンジン、TURBOエンジンの両方に対応できるよう開発を行った SWIFT 専用 エンジンオイルです。

2種類の化学合成油をブレンドしたベースオイルを 5w-30 粘度に設定し、SWIFT に搭載されている各種エンジンとマッチングが良い添加剤群のチョイスにより、長期間、安定した性能が持続するロングライフタイプのエンジンオイルに仕上がりました。

スイフトマニアが、すべての SWIFT のために作った TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT。ぜひ、ご堪能下さい!

By 田中ミノル  

SPEC & プライス

商品名TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT
規格5w-30(SAE粘度分類)
ベースオイルGⅢ + エステル(100%化学合成油)
40℃ 動粘度60.60 mm²/S
100℃ 動粘度10.62 mm²/S
粘度指数167
APISP
内容量4L
税込価格8,000円

そして、TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT 最大の特徴は、
油温の上昇が限定的なストリートに主軸を置いて、開発テストを行いましたので、

◎ 走行距離に対するエンジンオイルの粘度低下を抑制


◎ 炭化物(カーボン等)の混入による酸化劣化への対応を強化

といった、ストリート & ワインディング での性能を強化し、
長期間、安定した性能が持続する、ライフに優れた仕様となっております。

でもって! 弊社9号車(ZC33S)によって実施したエンジンオイル開発テストにて、
ストリート(通勤/イベントの往復)、箱根ワインディング(各種パーツのテスト)を
田中が走りまくり、7,500km 走行した使用油をガッツリと解析!!(サーキットは走っておりません!)

では、その解析結果の一部を公表しますと・・・、

新油使用油(7,500km走行後)
外観褐色暗褐色
100℃ 動粘度(mm²/S)10.6210.47
100℃ 動粘度低下率(%)基準1.4
粘度指数167162

どうです! この数値!!

まず、100℃ 動粘度は、新油に比べ1.4%程度の低下となりますので、「粘度低下による劣化」がとても軽微で非常に優秀な結果となりました。

そして、蛍光X線測定による鉄成分の検出量(シリンダーをはじめとするエンジン内部の鉄がどれぐらい摩耗したかを判断)も、各種添加剤の減少度合いもごく僅かとなり、ロングライフを実現するという開発目標を十分に満たした解析結果となりました。

とまぁ~、安全マージンもバッチリと確保できた解析結果となりましたので、リリースが決定した次第でございます。ハイ。 ですから、自信アリアリなんですよね~!!



また、TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT に関する、詳しい情報、


エンジンオイルの交換サイクル

車両別エンジンオイル容量

使用用途

各種添加剤群の解説

LSPI 対策に関する解説

等々は、

WEBサイトにてガッツリと説明しておりますので、ご確認いただければありがたいです。

TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT WEBサイト

また、使用用途に関してですが、

TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT は「ストリート & ワインディング」での使用を想定して開発されており、油温上昇が限定的な環境では、長期間、安定した性能が持続しますので、ストリートでは非常に優秀なライフを誇ります。

しかし、油温上昇が激しいサーキットでのご使用や、高温、高回転、高負荷が継続する環境では、熱によるダメージにてオイルの劣化が進み、ライフが大幅に短くなってしまう可能性があります。

よって、エンジンへの負荷が大きく、油温が継続的に上昇する環境で使用される場合は、TM-SQUARE が誇る ハイエンド エンジンオイル シリーズ

NA車両(ZC31S/ZC32S など) → TM-SQUARE M16A エンジンオイル

TURBO 車両(ZC33S など) → TM-SQUARE K14C エンジンオイル

が推奨となりますので、このあたりは、使用環境・使用目的、そして、「どれぐらいエンジンに負荷をかけるか」により、チョイスをお願いいたします。

そして、そして!!

TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT 発売を記念して、プレゼント品があるんです!!

なんと! はじめの 300缶 限定にはなりますが、
復刻版 非売品ステッカー(1枚)が付属しております!!

一番下のステッカーです!


ステッカーは、ジャスト300枚 のみのご用意となり、
300枚(300缶)出荷されましたら、プレゼント終了となりますので、ぜひ、お早めに~!!

ということで、

弊社のオフィシャルWEBサイトから、直接購入いただいた場合は、もちろん!
弊社商品を取り扱っていただいております店舗さんでの購入!
そして、弊社商品をWEBにて販売いただいております店舗さんでの購入でも、

出荷1缶目から、300缶目までは、非売品ステッカーが付属しておりますので、
みなさん! どうぞよろしくお願いいたします。

(ステッカーが付属しているかどうかは、直接、店舗さんにご確認下さいね!)

(弊社、代理店のみなさん、取扱店のみなさん、ぜひ、早めにご注文下さ~い!)

ということで!

このたび新登場! となりました
TM-SQUARE エンジンオイル for SWIFT の詳細を 開発ドライバー 田中ミノルがお伝えいたしました!



    本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
    (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

    ※送信後、3営業日以内に返信が無い場合、メールアドレスの入力誤りや、送信エラー等の可能性があります。その場合は、恐れ入りますが mail@tm-square.com までご連絡をお願い致します。

    BILLION
    エンジンオイル 仕様変更のお知らせ

    2025年03月08日(土)

    本日は、みなさんに、ご報告があります。


    発売以来、TM-SQUARE エンジンオイル ならびに、BILLION OILS エンジンオイル、エンジンオイル添加剤に配合してまいりました富士フイルム製「FTソフトマター」が、生産終了となり、今後は入手ができなくなりました。


    約2年前に、富士フイルムより、本件の通達がありましたので、弊社では「FTソフトマター」が未配合の試作油にて、各種試験機によるラボでのテスト、弊社デモカー(340PS仕様のスイフト含む)、ならびにテスターのみなさんによる確認テストを実施し、走行後に使用油の解析を徹底的に行いました。結果、現行と同様のベースオイルならびに各種添加剤群にて「問題なく安心してご使用いただける」という結論となりました。


    つきましては、今後、出荷される TM-SQUARE エンジンオイル ならびに、BILLION OILS エンジンオイル、エンジンオイル添加剤には、順次、富士フイルム製「FTソフトマター」が未配合となります。


    なお、富士フイルム製「FTソフトマター」が未配合になる分、コストは下がることから販売価格の変更も検討いたしましたが、ベースオイルと添加剤のコストアップの方が大きく、価格も据え置くことになりました。

     

    以上、富士フイルム製「FTソフトマター」の生産終了に伴う仕様変更のご報告となります。

     

     

     

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      駆動系パーツ
      スーパーオートバックス 新小岩 さんに、TMオイル 大量在庫!!

      2023年03月20日(月)

      いや~、圧巻の在庫量!!

      スーパーオートバックス 新小岩さんに、

      TM-SQUARE エンジンオイル(M16A & K14C)
      TM-SQUARE ミッションオイル(OPENデフ専用品)

      大量に在庫していただきました!!

      特に、つい先日まで、在庫が切れていた、
      ミッションオイルの在庫量は、テンションが上がってしまいますね~。

      ということで!

      TM-SQUAREの エンジンオイル & ミッションオイル の交換は、
      在庫バッチリの スーパーオートバックス 新小岩さんを
      みなさん! どうぞよろしくお願いいたします!!

      店舗情報

      オイル担当は、恩田さん です!

      スーパーオートバックス 新小岩 さんの WEBサイト は、こちらから!!

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        エンジン
        ZC33S専用 ステンレス プレート!

        2020年04月23日(木)

        ZC33Sオーナー のみなさん!
        そして、TM-SQUARE K14C エンジンオイル ユーザーのみなさん! 

        出来ましたよ~!

        って、何が・・・?
        と、突っ込みを入れられそうですが・・・(笑)

        このパーツは、こうやって使用するのであります!!

        (イイでしょ~!)
        (刻印はレーザー処理!!)

        じつは、スーパーオートバックス 京都ワンダー の杉田さんから、
        TM-SQUARE のオイルは、3.9L 注入が推奨だと、
        作業する人がわかるように、
        オイルゲージに添付できるようなステッカー作れませんか?


        と、図解付きでご提案いただきました。

        (杉田さん、勝手に掲載して すいません!!)

        で、ステッカーを作ることも検討しましたが、
        弊社、コダマさんの アイデアで、
        レベルゲージの抜け止めを兼ねた、プレートにて、対応することになりました!

        いや~、田中は大好きですね~、このパターン!!

        なぜ? K14C エンジンに、3.9L ・・・??

        と、思った方は、こちらの動画を!!

        でもって、ちなみにですが、
        現在、ヨコ展開中・・・!!

        ということで、ZC31S/ZC32S オーナーのみなさんも、おっ楽しみに!!

        以上、TM-SQUARE の新製品?
        レベルゲージの抜け止めを兼ねた、プレートのご紹介でございました!

        (コダマさん、コレは、販売するの・・・・・? )

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          BILLION
          2020.01.04 SA京都ワンダー を 表敬訪問!!

          2020年01月14日(火)

          今回、お正月に京都に帰省したとき、
          スーパーオートバックス 京都 WOOW ワンダー さんを 
          表敬訪問してきました!!

          で、突然の訪問ではありましたが、
          さすが、TM-SQUARE & BILLION OILS & ZONE の販売量
          日本 No1 の実力は、ハンパございません!!!

           

          すべて仕込みではなく、いつもの光景だそうです・・・。
          いや~、感謝感謝でございます。

          年末年始に交換いただきました みなさん!
          誠にありがとうございました!!

          でもって、店舗内には・・・、この在庫量!!



          そして、現在、
          スーパーオートバックス 京都 WOOW ワンダー 店では、
          貯金箱 & ステッカーフェアーを開催中!!!

          詳しくは、こちらのブログから!

          そうです!

          K14C エンジンオイルをご購入いただければ、貯金箱を!!

          そして、BILLION OILS をご購入いただければ、
          ステッカーがプレゼントされる企画を実施中でございます!!

          とまぁ~、杉田さん率いる 
          スーパーオートバックス 京都 WOOW ワンダー 店 は、
          今年も、 熱かったです・・・。

          また、今年も5月に、TM コレクション イベントを
          開催いただけるということでしたので、
          みなさん! ぜひぜひ、お楽しみに!!

          以上、TM-SQUARE 京都営業所 の 田中ミノル がお伝えしました!

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            BILLION
            SA京都ワンダー K14C & BILLION OILS フェアー!! 

            2019年12月20日(金)

            スーパーオートバックス京都ワンダー の 杉田さん から、
            TM-SQUARE K14C エンジンオイル & BILLION OILS フェアー  
            絶賛開催中!  のご連絡をいただきました!!

            フェアーの詳細は、今、 スーパーオートバックス京都ワンダー 店にて、
            TM-SQUARE K14C エンジンオイル をご購入いただきますと、
            もれなく、TM-SQUARE K14C 貯金箱をプレゼント!!!


            SA京都ワンダー オイル担当の 矢野さん!

            ちなみに、オイル缶と貯金箱は、ラップで固定されていますので、
            「渡し忘れはない!」ということでございます。
            (数量限定となり、貯金箱がなくなったら、終了となるようです)

            それに! BILLION OILS の各種アイテムには、
            「BILLION OILS ステッカー」が、プレゼントされます!
            こちらも、ラップで、ガッチリと固定されておりますので、
            必ず、GETできるのであります。ハイ。

            こちらも、なくなり次第終了となります!

            ということで! いつでも、オールラインナップにて、
            在庫していただいております、 スーパーオートバックス京都ワンダー の 
            TM-SQUARE K14C エンジンオイル & BILLION OILS フェアー を 
            みなさん! どうぞよろしく、お願いいたします!!

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              エンジン
              TM-SQUARE 「K14C」 エンジンオイル の 動画サイト 追加解説!!

              2019年09月06日(金)

              先日、登場しました、
              TM-SQUARE ZC33S 専用 エンジンオイル「K-14C」の動画サイト!

              「わかりやすい!」 とか、
              「面白い!!」 とか、
              「ホントに~!?」 とか、
              「本当に、3.9L 入れた方が良いの??」 等々、

              いろいろなご意見をいただける = みなさんに見ていただいているんだなぁ~!

              と、改めて動画のパワー(大井さんパワー?)を感じている
              今日この頃でございます。ハイ。
              (ご覧いただいたみなさん!  ありがとうございます!!)

              でね、今日のブログでは、エンジンオイルが、3.5L の状況と、エンジンオイルを 0.4L追加して、3.9L のときで、どれぐらい、油圧ロガーが変化するのか? といったご質問を多数いただきましたので、そのあたりをご紹介したいと思います。

              動画にて、田中が解説していますように、
              ZC33S K14C エンジンでは、オイルゲージのアッパーレベルに油量を合わせると、3.5L のエンジンオイルが必要となります。

              で、この状況から、我々のテストでは、
              0.1L 刻みでエンジンオイルを追加していきました。

              でもって、0.4L追加した状況で、油圧低下が解消したことから、
              全体油量 3.9L が、必要な油量であると、コメントしています。

              ということで、以下のグラフが、全体油量 3.9L と、
              たった、0.1L だけ少ない 全体油量 3.8L  の比較ロガーございます。

              上段  車速(スピード)
              中断  油圧
              下段  アクセル(アクセル開度)

              青ライン   全体油量 3.8L (オイルゲージのMax から、0.3L追加)
              赤ライン   全体油量 3.9L (オイルゲージのMax から、0.4L追加)

              テストを行ったサーキット  →  FSWショート

              黄色で囲った部分(3コーナーから、B3コーナーにかけて)にて、
              青ラインの 全体油量 3.8L では、一瞬、油圧がドロップする箇所がありますが、赤ラインの 全体油量 3.9L では、 安定した油圧がかかり続けます。

              たった、0.1L の容量違いではありますが、このロガーを見る限り、
              やはり、 ZC33S K14C エンジンに必要な油量は、3.9L であることが、
              我々の見解となります。

              で、少々、余談になりますが、
              先日、御殿場にある、TM-SQUARE 4号車のエンジンを作っていただいた
              「エンジンの神様」のところに、別件で、打ち合わせに行く機会がありました。

              そのとき、なぜ、全開の状況で、Gフォースが、右から左に変わるタイミングだけ、油圧がドロップするのか、そのロジックをご教授いただくことができました。
              守秘義務にて、内容は書けませんが、まぁ~、とっても、とっても、と~っても!! 納得する理由でございました。(まさに、目からウロコ!!)

              そして、この状況では、油量を上げることが、必要不可欠であることも、教えていただくことができました。

              いや~、やっぱり、「エンジンの神様」 凄いですね!

              以上、田中ミノルが、3.9L に、こだわった
              TM-SQUARE 「K14C」 エンジンオイル 動画解説 の追加資料!  でした!!

              TM-SQUARE 「K14C」 エンジンオイル  のWEB サイトは、こちら!

              追伸

              TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイルは、すでに販売を開始しており、在庫もございます。しかし、まだまだ、店舗様へは導入できておりませんので、店舗様にてご購入を予定されている方は、ぜひ、店舗様に、お取り寄せのご依頼をお願いいたします!

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                エンジン
                TM-SQUARE 「K14C」 エンジンオイル の 動画サイト 登場!!

                2019年08月30日(金)

                いや~、BIGニュースでございます!

                じつは、TM-SQUARE 「K14C」 エンジンオイル のリリースに伴い、
                どのようにすれば、このオイルの詳細が、
                みなさんに伝わるのかをジックリと考えた結果!

                動画の神様 大井さん! に、ご協力いただき、
                こんな素敵な動画を作っていただきました!!

                ということで!
                ZC33S オーナーのみなさん!  必見でございますよ~!!

                また、ZC33S 以外のみなさんも、
                マニアックな TMワールドを きっと楽しんでいただけると思います!

                ということで、少々、長編(約20分)ですが、
                飽きずに、一気に見ていただけるような気がしますので、
                みなさん、ぜひぜひ、ご覧下さいね!

                それでは、どーぞ!!

                ちなみに、すでに、WEBサイトも完成しておりますので、

                みなさん!  
                TM-SQUARE「K14C」エンジンオイル ZC33S 専用品 を
                どうぞよろしくお願いいたします!!

                TM-SQUARE「K14C」エンジンオイル  WEBサイト

                  本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
                  (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

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                  エンジン
                  TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイル 開発ストーリー! ② 

                  2019年08月01日(木)

                  さぁ~はじまりました。
                  ZC33S 専用となる TM-SQUARE「K14C」エンジンオイルの詳細解説。

                  第2回(最終回)は、エンジンオイルに配合されている各種添加剤の中でも、抜群の守備力を誇る、富士フイルム製「FTソフトマター」のお話からです!

                  TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイルには、富士フイルム が開発した新規化学物質「FTソフトマター」をブレンドしています。(そうです! TM-SQUARE「M16A」エンジンオイルにも、BILLION OILSの各種エンジンオイルにも配合されているあの添加剤です)

                  特殊な分子構造を持つこの物質は、油圧低下や、クリアランスの減少等により、エンジン内部に潤滑の厳しい部分が発生すると、瞬時にその部分に集結し、次から次へと金属面に吸着し結合します。そして、摩擦係数が非常に低い潤滑膜へと変化し、潤滑が厳しい部分をピンポイントに守ってくれる最新鋭の添加剤です。

                  富士フイルム製「FTソフトマター」の詳しい解説は、こちらから!

                  まぁ~、保険といった意味合いもあるかもしれませんが、潤滑が厳しくなった状況では、とっても心強い添加剤なのであります。また、今でこそ、この富士フイルム製の添加剤は、いろいろなオイルメーカーや、純正オイルにも使用されるようになりましたが、声を大にして言いたいのは、一番最初にエンジンオイルに配合して市販したのは弊社なんですね~(自我自慢・・・笑 詳しくは以下のブログを!!)

                  富士フイルム さんに、行ってきました!(ブログ)

                  それから、添加剤といえば、TM-SQUARE「K14C」エンジンオイルには、いかにも、ZC33S 専用品というだけあって、ダウンサイジングTURBOエンジンならではの対策がしてあります。

                  じつは、ダウンサイジングTURBOエンジンでは、低速高負荷での運転時にLSPI(Low Speed Pre Ignition/ロースピード プレイグニッション)と呼ばれる異常燃焼が確認されています。原因は、オイル上がり(ピストン/ピストンリングをすり抜けて燃焼室にオイルが侵入する)が起点となるケースが多く、これはオイルに配合される一部の添加剤成分が原因と特定されています。

                  そこで、TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイルでは、この異常燃焼に関与する添加剤の量と種類を最適化し、LSPI対策を行っていますので、安心してダウンサイジングTURBOエンジンへの使用が可能となります。

                  いやはや・・・、「K14C」と名乗るだけのこと、頑張ってやってるでしょ??(笑)

                  もちろん、「FTソフトマター」&「 LSPI対策 添加剤」だけではなく、以下の添加剤群が、K14Cエンジンに最適な量に調合されております。

                  有機モリブデン
                  清浄分散剤

                  耐磨耗剤
                  流動点下降剤
                  酸化防止剤
                  消泡剤
                  粘度指数向上剤

                  そして、容量に関してですが、なぜ、3.9Lにて販売するのか・・・ですよね。

                  まず、K14Cエンジンのエンジンオイル容量は、サービスマニュアルの表記にて、3.1L(オイルフィルター交換時は、3.3L)となっています。しかし、実際にオイルゲージのアッパーレベルに合わせると 約3.5L のオイルが必要となります。(なんでだろう・・・。でもここを詳しく書くと、きっと叱られる予感がしますので割愛・・・笑)

                  で、ここからが本題なのですが、我々が行ったサーキットテストにおいて、オイルゲージのアッパーレベルまでオイルを注入しても、右から左へ大きく「G」が変化する状況では、油圧が急激に落ち込む症状が発生してしまいました。

                  そこで、アッパーレベルから、エンジンオイルを0.1L単位で追加し、どの油量なら油圧低下が発生しないかを徹底的にテスト行ったところ、オイルゲージのアッパーレベルから、さらに0.4Lエンジンオイルを追加すると、油圧低下は一切発生しないという結果が出ました。

                  要するに、オイルゲージのアッパーレベルの油量では、ZC33Sでは、十分ではないということが、我々の見解です。

                  そこで、TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイルは、こだわりの容量3.9Lにて販売を行います(3.5L + 0.4L = 3.9L が、必要という考え方です)。これなら、オイルフィルターを交換して全容量となる3.9Lのオイルをすべて注入すれば、スポーツ走行でも安心のオイル量となるからです。

                  もちろん、3.9Lを注入することで、オイルが燃焼室内に入り白煙が出る等のトラブルがないかは、事前にテストして問題がないことを確認しておりますので、オイル交換時は、オイルフィルターも同時に交換いただき、全容量となる3.9Lをすべてご使用下さい。

                  ちなみに、オイルフィルターを毎回交換することを推奨している理由は、オイルフィルター内に、交換前のオイルが残っていることで、新油に劣化したオイルが混ざると、交換後のオイルのパフォーマンスが落ちるからです。せっかく、高価なピカピカの新油に交換されるのですから、ぜひぜひ、オイルフィルターも一緒に交換して下さいね。

                  そして、最後にライフに関してのお話を少々。

                  エンジンオイルが劣化するのは、「粘度低下による劣化」と、「酸化による劣化」です。

                  「粘度低下による劣化」  –>  サーキット走行により、急激に劣化が進む

                  「酸化による劣化」    –>  ストリートでの走行距離に比例して劣化が進む

                  K14Cエンジンは、直噴であることから、ガソリン希釈による粘度低下、ならびにカーボンのオイル混入によるオイルの汚れから、ポート噴射のエンジンより少し早目のエンジンオイル交換が望ましいと考えられます。

                  TM-SQUARE が推奨するオイル交換のライフサイクルは、以下のとおりです。

                  ※ 上記シミュレーションは、エンジンオイル交換時期のひとつの目安であり、明記されたサーキットの走行回数、ストリートでの走行距離を保障するものではありません。

                  ※ 上記シミュレーションは、エンジンオイルを オイルパン ドレンプラグ より抜き(全量交換)、同時に、オイルフィルターも交換された場合の交換サイクルです。全量交換できず、交換前のエンジンオイルが、新油に混入する場合は、表記よりライフは短くなります。(エンジンオイルをドレンプラグから抜き、オイルフィルターを交換されても、エンジン内に、残留する微量のオイルに関しては、想定されています)

                  ※ 上記シミュレーションは、TM-SQUARE エンジンオイル をご使用になる前に、メタル、ピストン、シリンダーをはじめとする 各摺動部に、ダメージがないことを想定したライフとなります。少しでも、ダメージを受けている可能性があれば、「エンジンオイル交換時期 一覧表」より、早めに交換を行ってください。

                  ※ ストリートとサーキットを併用する場合、

                    ① 交換直後にサーキットで使用し、その後ストリート
                    ② 交換後、ストリートで使用し、最後にサーキット

                  では、②の方が、エンジンオイルにとっては厳しい条件となります。
                  エンジンオイルの交換タイミングは、サーキット走行前が、望ましいです。

                  ※ サーキットでは、一切使用しない場合でも、ワインディング等にて、スポーツドライビングをされる方は、上記より、早めにオイル交換してください(5000~6000kmが目安です)。

                  ※ ストリート/サーキットとも、交換後1年以上の時間が経過している場合は、上記ライフ内の状況でも、オイル交換をしてください。

                  まぁ~、このあたり、距離だけで考えるのではなく、エンジンに負担のかかる走行をしたときは、表記のライフサイクルより、少々早目に交換というパターンが、とってもオススメでございます。

                  そして、TM-SQUARE が考える、ZC33S K14C エンジンに、
                  マッチングするオイルの要点をまとめますと、


                  高粘度 & 既定量 は、とっても危険!

                  低粘度にて、高温/高負荷でも、シッカリと油膜/油圧が維持できることが重要!

                  油量は、アッパーレベルから、プラス0.4L!


                  以上が、TM-SQUARE が導いたZC33S K14C エンジンにマッチングするエンジンオイルです!!

                  ということで、スイフトマニアが、K14C エンジンのために作った
                  TM-SQUARE エンジンオイル「K14C」。ぜひ、ぜひ、ご堪能下さい!

                  あっ!
                  TM-SQUARE メンバーズのみなさんには、明日、エンジンオイルに関するお知らせ(そうです! あの販促品がもらえる企画です!!)を送りしますので、お楽しみに!!

                  また、もしメンバーズに入会済みで、アドレスを変更された方、メール設定を変更された方、もしくは、明日中に、お知らせが届かない場合は、大変お手数ですが、以下のメールアドレスにご連絡いただければありがたいです!

                  mail@tm-square.com

                  以上、大変長文となりましたが、 TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイル
                  開発ストーリーのご紹介でした!!

                  商品名       TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイル

                  内容量       3.9L

                  品番        TMOL-V03901

                  価格        12,000円(税込)

                  基本性状

                  粘度ジャンル    5w-30


                  40℃ 動粘度      71.30 mm²/S


                  100℃ 動粘度     11.49 mm²/S


                  粘度指数 155

                  追伸

                  TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイルは、すでに販売を開始しており、在庫もございます。しかし、まだまだ、店舗様へは導入できておりませんので、店舗様にてご購入を予定されている方は、ぜひ、店舗様に、お取り寄せのご依頼をお願いいたします!

                    本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
                    (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

                    ※送信後、3営業日以内に返信が無い場合、メールアドレスの入力誤りや、送信エラー等の可能性があります。その場合は、恐れ入りますが mail@tm-square.com までご連絡をお願い致します。

                    エンジン
                    TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイル 開発ストーリー! ① 

                    2019年07月31日(水)

                    いよいよ、販売がスタートした、TM-SQUARE 「K14C」エンジンオイル!

                    ということで!!
                    今回から、2回に分けて、TM-SQUARE が魂を込めて開発した、ZC33S専用エンジンオイル「K14C」の開発ストーリーをご紹介したいと思いますので、どーぞよろしくお願いします!

                    まず、本格的に開発をスタートする前に、何度かZC33Sスイフトをサーキットで走らせてみて我々が思ったこと、それは、「油温が想像以上に上がらない」ということでした。

                    ZC31S/ZC32S では、サーキット走行を行うと、油温計を見るのが怖いぐらい油温が上昇しましたが(全開で連続走行すると、150℃はあたり前!)、ZC33Sは真夏の開発テストでも、5~10Lapの連続走行では、110℃レベル。20Lapぐらいずっと全開で走り続けて、120~125℃あたりと、油温の上昇はかなり限定的でした。

                    まぁ~、整備書の表記では、オイル交換時3.1L(オイルフィルター交換時は、3.3L)という、非常に不安な油量でありながら、サーキットの全開走行において、ここまで油温が上がらないことに、正直、驚きました・・・。ちなみに、当初、開発&リリースを予定していたオイルクーラーは、「必要なし!」ということで、開発をSTOPしたという経緯があるぐらい、油温上昇に対して優秀! といったイメージの中、ZC33S専用エンジンオイル「K14C」の開発はスタートしたのであります。ハイ。

                    そして、まず、ベンチマークとなる純正オイル(5w-30)にて、DATAロガーを装着した状態にて走行すると、K14Cエンジンのネガな部分が明確になったのであります。

                    以下が、富士スピードウェイ ショートコースをスイフトスポーツZC33Sにて走行したときのDATAロガーを1Lapのみ切り取ったものです。

                    青ライン  車速(スピード)
                    緑ライン  エンジン回転数
                    赤ライン  油圧
                    黒ライン  アクセル(アクセル開度)

                    注目いただきたいのは、油圧(赤ライン)のロガーです。

                    K14Cエンジンの場合、オイルポンプは、クランクシャフトの回転から動力を得ていますので、通常、エンジン回転数が高い状況 ① での油圧は高く、反対にエンジン回転数が低い状況 ② での油圧は低くなります。しかし、グラフ内 ③ の部分では、エンジン回転が高く、アクセル全開という高負荷の状態にも関わらず、油圧が大きく下降するという非常にシリアスな状況が発生しています。

                    このアクセル全開時に発生する油圧低下は、非常に危険であり、メタルをはじめとするエンジン内部へのダメージに直結します。そこで、ZC33S専用エンジンオイルの本格的な開発は、この油圧低下をSTOPさせることから始めました。

                    まず、試作オイル(10w-40/化学合成油)を準備し、純正オイル(5w-30)との比較テストを行いました。なぜ最初に、10w-40をチョイスしたかというと、TURBOエンジンであること、油量的に少々不安があったので、やはり、油膜の強い10w-40が安全ではないかという理由からです。

                    しかし、テスト後、DATAロガーを確認した我々は愕然としました・・・。
                    なぜなら、純正オイル5w-30よりも、油膜の強い10w-40 の方に、より大きな油圧低下が発生していたのです。

                    でも・・・、我々が持ち込んだ試作油(化学合成油)が、クォリティ面で負けるはずがないと思っていただけに、このテスト結果は、当初、どうしても受け入れることができませんでした。そこで、もしかすると、「テスト時の油量が違っていたのでは?」と思い再テストを行うことにしました。(往生際が悪くてすいません・・・)でも、2回目のテストでも、何度も何度も油量を確認し、まったく同じ油量に設定しても、テスト結果は変わりませんでした。

                    赤ライン  純正オイル 5w-30
                    青ライン  試作オイル 10w-40(化学合成油)

                    最上段   車速(スピード)
                    2段目    エンジン回転数
                    3段目    油圧
                    最下段   アクセル(アクセル開度)

                    上記、黄色帯の部分では、 純正オイル(5w-30)以上に、
                    試作オイル(10w-40)に、油圧の落ち込みが確認されました・・・・・。

                    そこで、我々はひとつの仮説を立てました。

                    それは、全体油量が3.3L と、非常に少ないことから、粘度が高いエンジンオイルを使用すると、エンジン各部にデリバリーされたオイルが、再びオイルパンに戻るまでの時間が、低粘度タイプより必要となるのではないか・・・。そして、この戻りのスピードが原因で、オイルパン内の油量が不足することで、オイルポンプが空気を吸い込むのではないか・・・、という仮説です。

                    そこで、次のテストにて、低粘度タイプの試作オイル(0w-20/化学合成油)と、純正オイル(5w-30)の比較を行ったところ、油圧下降トラブルは、試作オイル(0w-20)の方が圧倒的に少ないというテスト結果となり、我々の仮説は立証されたのです。

                    (そうです! このオイルパン内にオイルが不足して発生する油圧低下こそ、K14C エンジン最大のネガな部分の原因だったのです)

                    そこで、ZC33S専用エンジンオイルを開発するにあたり、我々が絶対に必要と考えた性能は、以下の相反する2つの特性となりました。

                    ① エンジンオイルがオイルパンに戻るまでのスピードを向上させること

                    ② 高温/高負荷時も、強靭な油膜にてシッカリ安定した油圧をかけられること

                    まず、継続してオイルパン内に安定してオイルを維持するには、オイルポンプにより各潤滑部にデリバリーされたエンジンオイルが、素早くオイルパンに戻る必要があり、そのためにエンジンオイルは、流動性の高い低粘度タイプでなくてはなりません。しかし、一般的な低粘度タイプでは、スポーツ走行等、高温/高負荷の状況にて、安定した高い油圧を発生させることが苦手です。

                    そこで、我々がZC33S専用エンジンオイルに求めた性能は、低粘度でありながら、高温/高負荷の状況では、一定レベル以上の粘度を維持し、安定した高い油圧をかけ続けられるという相反する特性となります。(そうです、低粘度オイルでありながら、高温/高負荷時では、高粘度オイルの特性を求めたのです)

                    また、この特性を実現するためには、ベースオイルの構成が非常に重要となることを開発作業にて学びました。そこで、お金に糸目をつけることなく、すべて性能最優先として、炭化水素油(PAO)& エステル油 にて、分子量の組み合わせを変化させ、試作油を作り続けました。そして、長期間の開発の結果、ZC33S に適合する、粘度と油圧のバランス(低粘度でありながら強靭な油膜で高い油圧を維持する)を見つけ出すことができたのです。

                    最終的な仕様は、2種類の炭化水素油(PAO)と、エステル油にて形成された100%化学合成のベースオイルにて、低粘度かつ強靭な油膜にて、K14Cエンジンのウィークポイントとなるオイルの片寄りによる油圧低下も、高負荷時の油圧低下も大幅に抑制することを可能としたのであります!!

                    青ライン  TM-SQUARE K14C エンジンオイル (5w-30)
                    赤ライン  純正オイル(5w-30)

                    最上段   エンジン回転数
                    2段目    Gフォース(左右)
                    3段目    油圧
                    4段目    油温
                    最下段   アクセル開度

                    いや~、以上が ZC33S K14C エンジンの大きなネガな部分と、我々が追い求めた、低粘度&安定した油圧という相反する特性のベースオイルに関するストーリーでございます。

                    ということで、次回は、

                    富士フイルム製「FTソフトマター」配合!

                    ダウンサイジングTURBOだからLSPI対策!


                    こだわりの容量3.9L の秘密!


                    ライフに関してのお話!

                    といったお話をしたいと思いますので、ZC33Sオーナーのみなさん! 
                    お楽しみに!!

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                      (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

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