86/GR86/BRZ 専用油
BILLION OILS TL70 GR リリースです!

2025年05月09日(金)

BILLION OILSから、GR86/BRZ(ZN8/ZD8モデル)専用となる ミッションオイル がリリースとなりました!

その名は

TL70 GR

最大の特徴は、「モデルチェンジ後のTL70型ミッション」に合わせ込まれた低粘度タイプのベースオイルを採用したことです!!

じつは、初期モデル(ZN6/ZC6)も、現行モデル(ZN8/ZD8)も、同じ「TL70型」ミッションが搭載されていますが、大幅に低粘度タイプの純正指定ミッションオイルに変更されているのであります。ハイ。

86/BRZ(ZN6/ZC6モデル) 純正指定ミッションオイル

粘度         75w-90

40℃ 動粘度     73.8 mm²/S

100℃ 動粘度    14.25 mm²/S

GR86/BRZ(ZN8/ZD8モデル) 純正指定ミッションオイル

粘度         75w

40℃ 動粘度     29.5 mm²/S

100℃ 動粘度     5.7 mm²/S

田中ミノルの勝手な想像では、シフトフィールと燃費性能の向上を狙って、低粘度タイプのミッションオイルが使用できるように、内部のパーツと表面処理を変更したような気がしますね~(知らんけど・・・笑)。

ですから、TL70 GR にも、ガッツリと低粘度のベースオイルを使用しましたが、たとえ油温が上昇しても、骨太な油膜特性を持つ「PAO/エステル ONLY」という守備力に優れる強力タイプを採用しました。

ということで!
商品の詳細は、BILLION OILS のWEBサイトにて、ぜひ、ご確認を!!

TL70 GR の WEBサイトは、こちらから!

ちなみに、

BILLION OILS「TL70 GR」は、

GR86/BRZ(ZN8/ZD8モデル)の ストリート/ワインディング 専用品となります。
サーキット走行がメインの場合は、BILLION OILS「TL70 コンペティションモデル」 が推奨となります。

そして、86/BRZ(ZN6/ZC6モデル)には、BILLION OILS「TL70 GR」は、粘度的にご使用いただけません。ZN6/ZC6モデルには、BILLION OILS 「TL70」 または、BILLION OILS「TL70 コンペティションモデル」 が推奨となります。

長期にわたり、何度も何度も、箱根のワインディングにてテスト走行を行って、作りあげた BILLION OILS「TL70 GR」

このシフトフィールは、「まさに異次元だ!」と、田中は思っておりますので、
GR86/BRZ(ZN8/ZD8モデル)オーナーのみなさん、どうぞよろしくお願いいたします!!

    本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
    (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

    ※送信後、3営業日以内に返信が無い場合、メールアドレスの入力誤りや、送信エラー等の可能性があります。その場合は、恐れ入りますが mail@tm-square.com までご連絡をお願い致します。

    FR ミッションオイル
    BILLION OILS MAZDA ロードスター専用 ミッションオイル MT-MX5 登場!!

    2023年05月24日(水)

    BILLION OILS から、待望の新商品となる! 
    ミッションオイルが、リリースとなりました!!

    その名は、

    MT-MX5

    そう! 

    M15M-D型、Y16M-D型、そして、SKYACTIV-MTミッション に完全対応するMAZDAロードスター専用 マニュアル トランスミッション オイル の登場でございます!!

    まず、粘度設定は、専用ブレンドとなる 75w-90 ジャンル。

    マニアックな数値を表記すると、

    40℃ 動粘度    71.74 mm²/S
    100℃ 動粘度    13.73 mm²/S

    粘度指数      190

    となり、75w-90 ジャンルの枠には収まりますが、ジャンル内では、少々、低粘度方向の粘度設定となります。

    でもって、API のジャンルは、「GL-4」 となります。

    そして、BILLION OILS の得意技!
    最新鋭の増摩擦剤(摩擦係数調整剤)の配合により、低温域から高温域まで、軽く、引っ掛かりのない「究極のシフトフィール」を実現しております。ハイ。

    いや~、BILLION OILS ならではの このシフトフィールを、ロードスター乗りのみなさんにも体感いただきたいですね~!

    また、高温状態が連続するスポーツドライビングにおいても、100%化学合成となる強靭な油膜を誇るベースオイル(PAO/エステル)により、ギア、シンクロ、ベアリング等、内部構成部品を的確に守りますので、ストリートにも、サーキットにも安心してご使用いただけます。

    そして、内容量は、交換時のロスも考慮し、安心の 「2.1L」 を採用していますので、NA ~ ND まで、すべてのロードスターにご使用いただけます。

    あと、ライフに関しては、耐せん断性の高い ベースオイル を採用し、ハイレベル な摩擦係数調整剤を使用していますので、一般的な ミッションオイル と同等、または、それ以上の ライフ を維持します。

    なお、ライフに関してですが、一般的には走行距離で管理されていると思いますが、ミッションオイルは使用環境により、ライフは大きく異なります。

    よって、使用中に、少しでも ギア の入りが悪くなったと感じた場合や、サーキット等で、130℃以上 の環境にて使用された場合は、一部の添加剤が想定以上に消費された可能性がございますので、少々、早めの交換がオススメとなります。

    このあたり、走行距離より、シフトフィーリングの変化を優先して交換タイミングを決めていただければ、いつも良いコンディションにてご使用いただけると思います。ハイ。

    では、用途/SPEC をおさらいしますと・・・・・、

    名称        BILLION OILS MT-MX5

    推奨使用温度域   常温~130°C

    用途        MAZDAロードスター専用 
              マニュアル トランスミッション オイル
             (NA6CE、NA8C、NB6C、NB8C、NCEC、ND5RC、NDERC)

    適合        国際レーシングコース ◎ 
              ミニサーキット ◎
              ストリート & ワインディング ◎
              オールシーズン使用可能!

    仕様        75w-90(GL-4)
              100%化学合成油(PAO/エステル)

    内容量       2.1L

    となります。

    でもって!
    お値段は・・・!!!

    BILLION OILS MT-MX5

    2.1L   12,540円 (税込価格)

    となり、すでに在庫も、スタンバイOKとなります。

    また、全国の BILLION OILS 特約店、BILLION OILS 取扱店にて、お取り扱いいただいておりますが、まだ新商品のため、もし在庫がない場合は、大変お手数ですが、お店の方に、お取り寄せ依頼をお願いいたします。

    ということで!

    MAZDAロードスター オーナーのみなさん!!
    ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!!!!!

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      86/GR86/BRZ 専用油
      86のミッションを育てる・・?

      2022年02月25日(金)

      昨年の6月に、ダンパー開発用に購入した 86(ZN6/前期モデル)。

      現在、ダンパー開発の仕様は、Ver.14 !! となりますが、
      いまだ納得ができず・・・(笑)、
      まだまだ開発は、続いております・・・。

      でも!! 今回の Ver.14 から、
      ダンパーエンジニア、高橋さんのアイデアにより、
      田中の求める「ど真ん中」の香りに包まれた仕様となっており、
      まさに、新たなフェイズに突入!! 

      いや~、これからの展開が、少々、楽しみになってきた
      今日この頃でございます。ハイ。

      でもって、本日のブログは、ダンパーのことではなく、
      86のミッションのことを少々・・・・・・・。

      じつは、

      この 86 を中古車で購入して、まず感じたこと、
      それは、ミッションフィールの悪さでした・・・・・。

      数年前に、BILLION OILS のミッションオイルを開発するために使用した、
      2台の 86 と比較しても、ミッションフィールは大きく異なります・・・・・。

      86のエンジンとミッションは、当たりハズレが大きいとは聞いていましたが、
      まさかこんなに違うなんて、ほんと、ビックリ! です。

      まぁ~、何よりも、シフトが重く、そして、シフトチェンジのタイミングで、ガチャーンと金属音が発生し、シフトレバーに、金属同士がぶつかる様な振動が伝わるところが、どうも、好きになれません・・・・・。

      でも、納車されてすぐに、ミッションオイルを 

      BILLION OILS TL70(86/BRZ専用 マニュアル トランス ミッション オイル)

      に交換したら、かなりフィールは向上!!


      でも・・・、
      イメージ的に、50%以上は、ミッションフィールは、改善したものの
      根本的な部分(金属同士がぶつかる様な振動)までは、
      解決ができませんでした・・・・・。

      まぁ~、「ダンパー開発用に購入したのだから仕方ない・・・」と、
      自分に言い聞かせ、正直なところ、少々、我慢して乗っておりました。

      でも、ミッションオイルを交換して、3日、1週間、1か月・・・、と時間が経過すると、なんだか、少しずつではありますが、シフトフィールが向上してきて、数か月後には、以前、オイル開発で使用していた車両に、かなり、近づいてきたように感じました。

      で、そのタイミングで、BILLION OILS TL70 Competition model  に交換。

      ちょうど気温も下がってきたタイミングでしたので、低温でのシフトフィールがとっても評判の コンペティションモデル を使用してみることにしました。

      すると、エンジンスタート直後、
      まったく暖機運転なしの状況でも、驚きのシフトフィールに!

      やっぱ、冬場のストリートにも、コンペティションモデル は、マッチングするなぁ~と、自我自慢(田中ミノル作の4文字熟語 自分の技術や自分が開発した商品を自分で褒めたたえる様)の中、毎日通勤で使用していると・・・・・、

      こちらも、ミッションオイルを交換して、3日、1週間と、時間が経過すると・・・・・、

      シフトフィールが、どんどん向上していき、約、1か月後には、
      ちょっと、驚きのシフトフィールに変化したのであります!!

      いや~、これって、
      「ミッションオイルが、ミッションを育てた!」としか思えません・・・(笑)

      もちろん、以前に使用していたオイルの成分が、シンクロやギアの細部から剥がれるのに、少し走行距離が必要であることは理解できるのですが、今回の場合、明らかに、ミッション内部が「育った」ように、田中は感じました。

      でね・・・、以前、開発車両として、お借りしていた86のオーナーさんにも、
      まったく、同じことを言っていただいており、

      「車両を貸す前と、戻ってきた時で、ミッションフィールが劇的に変化した!」
      と、
      とても喜んでいただけたこと、思い出しました!!

      で、現在では、1速で発信後、クラッチを全く踏まない状態で、
      2速 → 3速 → 4速 → 5速 → 6速 と、
      衝撃や金属音が皆無の状態で、「トゥルン~」と入るようになるまで、
      成長したのであります!(笑)

      いや~、ちょっと感動でございます。

      ※ タイミングの取り方によって、ミッショントラブルになる可能性が、
        ありますので、本件を試される場合は、自己責任にてお願いします。(笑)

      ということで!

      86/BRZ のミッションを育てるなら、

      BILLION OILS TL70  BILLION OILS TL70 コンペティションモデル

      が、とってもオススメでございます!!

      (特に、コンペティションモデルは、この時期の気温に、◎ です!)

      ※ 今回のブログの内容は、使用の前後で、各部の状態確認やクリアランス測定  
        等、物理的な検証は行っておらず、すべて田中ミノルが感じた個人的な見解 
        となりますこと、ご了承下さい。

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        86/GR86/BRZ 専用油
        BILLION OILS TL70 コンペティションモデル の 活用方法!

        2021年12月13日(月)

        いや~、メッキリ寒くなってきましたよね~。
        (先日、クルマに乗り込んで、外気温を見ると、0℃ でしたから!)

        でね、問題になるレベルではないのですが、
        通勤で使用している 86 (現在、ダンパーの開発を行っている車両です!)の1速に入れるときが、ほんの少しだけ、重くなったような気がしたので、低温でのマッチングを確認するために、BILLION OILS TL70 コンペティションモデル に交換して比較してみました。

        (まぁ、重くなった気がしたといっても、1~2分走ると、いつものシフトフィールに戻るのですが・・・・)

        ちなみに、このオイルの特徴は、名前のとおり・・・・・、
        Nゼロ カテゴリーのレーシングカーへの使用を前提とした、レーシングタイプの「86/BRZ専用 マニュアル トランスミッション オイル」なのでありますが、

        この、ローフリクションを狙った低粘度ミッションオイル(75w‐85)のもう一つのメリットとなる、気温の低い季節 & エンジン始動直後のみ ミッションの入りが少しだけ重くなるといった症状を、どれぐらい改善できるかを確認してみたところ・・・・・、

        いや~、さすがに低粘度タイプ!
        まさに、朝一の始動直後から、「違和感ゼロで1~2速が入ります!!」

        やっぱり、粘度って効くんですね~!!

        でね!
        もうひとつ、驚いたことがあります・・・・。

        それは、コンペティションモデルのシフトフィールって、
        温度が上昇してからも、強烈にスゴイんです!!

        シフトフィールを例えるとすると、

        TL70            → 究極のシフトフィール

        TL70コンペティションモデル → 感動のシフトフィール

        いや~、シフトフィールが、冷間、温間、
        そして、すべてのギアで、激変しました!!

        正直、TL70のシフトフィールには、何の不満もありませんでしたが、TL70コンペティションモデル の シフトフィールを体感してしまうと、ちょっと、ヤバイ(もう、戻れない!! 笑)かも知れないですよ~。

        また、なぜだか、説明ができませんが、交換した直後は、そんなに、劇的な違いはないのですが、2~3日すると、「もう、ビックリ!!」となりました。

        (きっと、田中の場合、通勤時間がそんなに長くないので、少々時間がかかったのかと、思われますが・・・・)

        もちろん、BILLION OILS TL70 コンペティションモデル は、低温側にのみマッチングを振ったオイルではなく、サーキットでも、ガッツリ使用できる骨太タイプの低粘度ミッションオイルとなりますので、激しい走りで温度が上がっても安心してご使用いただけます。

        ということで!
        86/BRZ にて、朝一のミッションの入りにご不満がある場合、または、感動のシフトフィールにご興味がある方は、ぜひ、BILLION OILS TL70 コンペティションモデル をお試しくださいね!!

        あと、86/BRZ 以外の FR車両 には、BILLION OILS MT-520 コンペティションモデル が設定されていますので、ぜひ、こちらも、ご活用ください!!

        以上、BILLION OILS コンペティションモデル の宣伝部長 
        田中ミノルが、お伝えしました!!


        (いや~、マジに惚れてしまう! シフトフィールでございました!!)

        あっ! 新型の86/BRZ にも、こちらの商品が使用可能となります!
        (容量も同じです!!)

          本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
          (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

          ※送信後、3営業日以内に返信が無い場合、メールアドレスの入力誤りや、送信エラー等の可能性があります。その場合は、恐れ入りますが mail@tm-square.com までご連絡をお願い致します。

          機械式LSD専用オイル
          BILLION OILS ギアーオイル Competition model (コンペティション モデル)登場!

          2021年04月22日(木)

          さぁ~、本日は、BILLION OILS から、新しいアイテムがリリースとなりましたので、詳細のお知らせでございます。ハイ。

          今回、バリエーションに加わったのは、
          3種類の Competition model(コンペティション モデル!) でござまいす。

          それでは、順番にご説明したいと思います!!

          BILLION OILS MT-520 Competition model

          MT-520 Competition model は、Nゼロ カテゴリーのレーシングカーへの使用を前提とした、レーシングタイプの「FR専用 マニュアル トランスミッション オイル」です。

          通常アイテムに対して、少し低粘度に設定された粘度特性により、フリクションロスを抑制していますので、ローフリクション特有の「転がりの軽さ」にて、ラップタイムの短縮に貢献してくれます。

          そして、スーパーシフト(アクセル全開にて行うシフトアップ)に対応する数多くのロジックが投入されていますので、軽くストレスのない的確なシフトチェンジと、レーシングタイプだからこそ可能となる究極のシフトフィールを実現しました。

          また、低粘度でありながら、100%化学合成の強靭な油膜により、高温・高負荷における高い潤滑性能と、オイル劣化スピードの抑制(耐久性)を両立していますので、レース、タイムアタック、ジムカーナー、そして、ワインディング/ストリートにも、ご使用いただけます。

          仕様

          ベースオイル      100%化学合成油
          粘度          75W‐85
          40℃ 動粘度       67.31 mm²/S
          100℃ 動粘度      11.98 mm²/S
          粘度指数        177
          API           GL-4

          プライス        0.5L   2,900円(本体価格)
                      1.0L   5,600円(本体価格)
                      2.0L   11,000円(本体価格)

          用途/適合

          推奨使用温度域     常温~130°C
          用途          FR車両の マニュアル トランスミッション オイル
          適合          ワンメイクレース車両 ◎
                      競技専用車両(ジムカーナ/ダートトライアル等)◎
                      タイムアタック車両 ◎
                      ストリート & ワインディング ◎
                      オールシーズン使用可能!
          ライフ         通常のミッションオイルの約70%レベル

          ライフに関して

          ライフに関しては、使用環境に大きく左右される部分ではありますが、
            レースに使用できる = 走るたびにオイル交換が必要
          といったことはありません。

          サーキットをはじめ、各種競技でご使用される場合は、
          今までご使用になられているオイルと
          同じライフサイクルにてご使用いただけます。

          また、ストリート/ワインディングのみ使用される場合のライフサイクルは、
          市販品の約70%レベルが推奨となります。

          通常 20,000㎞で交換の場合  →  14,000㎞で交換      
          通常 10,000㎞で交換の場合  →   7,000㎞で交換

          もちろん、ロングライフにて、ご使用いただけるよう、各種添加剤の量も考慮されて配合されておりますが、もし、使用中にシフトフィーリングが変化した場合は、走行距離にかかわらず、状況に応じて交換いただくことが、オススメとなります。

          (まぁ、このあたりは、どのオイルも同じですね!)

          そして! お次!!

          BILLION OILS TL-70 Competition model

          TL-70 Competition model は、Nゼロ カテゴリーのレーシングカーへの使用を前提とした、レーシングタイプの「86/BRZ専用 マニュアル トランスミッション オイル」です。

          TGR 86/BRZ Race(TOYOTA GAZOOレーシング 86/BRZ ワンメイクレースで鍛え上げられた、ローフリクション特有の「転がりの軽さ」と、スーパーシフトを可能とした究極のシフトフィール。そして、決して頑丈とは言い切れない、TL-70型ミッションの内部構成部品を、低粘度でありながら、100%化学合成の強靭な油膜により、強力に保護します。

          また、高温・高負荷における高い潤滑性能と、オイル劣化スピードの抑制(耐久性)を両立していますので、レース、タイムアタック、ジムカーナー、そして、ワインディング/ストリートにも、ご使用いただけます。

          なお、成分的には、BILLION OILS MT-520 Competition model と同一となりますが、TL-70 Competition model は、86/BRZのジャストサイズ(2.2L)にて、販売を行っておりますので、足りないことも、余ることもなく、効率よくオイル交換いただけます。

          仕様

          ベースオイル      100%化学合成油
          粘度          75W‐85
          40℃ 動粘度       67.31 mm²/S
          100℃ 動粘度      11.98 mm²/S
          粘度指数        177
          API           GL-4

          プライス        2.2L  12,500円(本体価格)

          用途/適合

          推奨使用温度域     常温~130°C
          用途          86/BRZ マニュアル トランスミッション オイル
          適合          ワンメイクレース車両 ◎
                      競技専用車両(ジムカーナ/ダートトライアル等)◎
                      タイムアタック車両 ◎
                      ストリート & ワインディング ◎
                      オールシーズン使用可能!
          ライフ         通常のミッションオイルの約70%レベル

          (ライフに関しても、BILLION OILS MT-520 Competition modelと同等です)

          そして、ラストは!!

          BILLION OILS FR-740  Competition model

          FR-740 Competition modelは、Nゼロ カテゴリーのレーシングカーへの使用を前提とした、レーシングタイプの「FR 機械式 LSD 専用 デフオイル」です。

          通常アイテムに対して、少し低粘度に設定された粘度特性にて、フリクションロスを抑制。特に、予選やタイムアタックでは、タイヤが一番グリップする走行開始直後の油温は、適正温度まで上がらずに、非常に粘度が強い状況となります。この粘度は、ダイレクトにフリクションロスとなりますので、低粘度LSD オイルはラップタイムの短縮に貢献してくれます。

          また、非常にマイルドなLSDロックの特性により、コントロール性も大幅に向上していますので、コーナー進入時のU/Sを抑制しながら、ドライバーのアクセルコントロールにより、的確なLSD ロックを実現します。

          そして、低粘度でありながら、100%化学合成の強靭な油膜により、高温・高負荷における潤滑性能と、高温耐久性耐に優れていますので、レース、タイムアタック、ジムカーナー等の各種競技に安心してご使用いただけます。なお、ストリートにおけるオイル劣化スピードの抑制(耐久性)も両立していますので、ワインディング/ストリートにも、ご使用いただけます。


          ※ FR車両のOPENデフ、トルセンデフ、ヘリカルデブにも、ご使用いただけます。
          ※ 4WD機械式LSD装着車のリアデフオイルとしてもご使用いただけます。

          仕様

          ベースオイル      100%化学合成油
          粘度          75W‐85
          40℃ 動粘度       76.58 mm²/S
          100℃ 動粘度      11.70 mm²/S
          粘度指数        147
          API           GL-5


          プライス        0.5L   3,200円
                      1.0L   6,000円
                      1.3L   8,000円

          用途/適合

          推奨使用温度域     常温~130°C
          用途          FR 機械式 LSD オイル
          適合          ワンメイクレース車両 ◎
                      競技専用車両(ジムカーナ/ダートトライアル等)◎
                      タイムアタック車両 ◎
                      ストリート & ワインディング ◎
                      オールシーズン使用可能!
          ライフ         通常のミッションオイルの約70%レベル

          ライフに関しては、ミッションオイルと同様に、サーキットをはじめ、各種競技でご使用される場合は、今までご使用になられているオイルと同じライフサイクル。また、ストリート/ワインディングのみ使用される場合は、通常のライフサイクルの約70%レベルが推奨となります。

          ちなみに、もうすでに、各種ワンメイクレースや、タイムアタック、ジムカーナ、ダートトライアル等で、実績のあるオイルとなり、また、一部、ストリート & ワインディング のテスターのみなさんにも、絶大な評価をいただいているオイルとなる Competition model シリーズ。

          ローフリクションでありながら、ベースオイルの強靭な油膜により、高温・高負荷の状況が継続しても、強力な潤滑性能を維持する高温耐久性に優れていますので、安心してローフリクションのメリットを体感していただけると思います。

          また、低粘度ミッションオイルのもう一つのメリットとなる、気温の低い季節 & エンジン始動直後のみ ミッションの入りが悪い(硬い)といった状況では、大幅に症状が改善します!


          このあたりも、きっと、感動していただけるのではないかと、田中は思いますよ~!!

          ということで、みなさん! 

          BILLION OILS ギアーオイル の Competition model シリーズを
          どうぞどうぞよろしくお願いします!!

          WEBページは、以下から!!

          MT-520 Competition model

          TL-70 Competition model

          FR-740 Competition model

          PS 

          今週末の ジェームス安城店 イベントに、BILLION OILS ギアーオイル Competition model を持ち込みますので、気になる方は、ぜひ! ご来店下さい!! 田中解説員が、ガッツリと、そして、バッチリと解説いたします!!!

            本ブログにてご紹介した製品等のお問い合わせは、こちらのフォームから!!
            (お送りいただいた内容は、本ブログには掲載されません)

            ※送信後、3営業日以内に返信が無い場合、メールアドレスの入力誤りや、送信エラー等の可能性があります。その場合は、恐れ入りますが mail@tm-square.com までご連絡をお願い致します。

            FR ミッションオイル
            BILLION OILS 『MT-520』 For S2000 インプレッション!

            2016年08月30日(火)

            p121

            現在、小さなトレンドとなりつつある

            BILLION OILS の FR専用 ミッションオイル。

            バリエーション的には、

            MT-520 (FR マニュアル トランスミッション 専用油)

            TL70 (86/BRZ マニュアル トランスミッション 専用油 )

            の 2アイテムとなりますが、

            今回は、MT-520 & S2000 という組み合わせにて、

            インプレッションをいただきましたので、みなさんにも、ご紹介したいと思います。

            本日、愛車のS2000に御社の MT-520 を使用してみました。その感想です。

            S2000のMTは純正MTオイル以外ですと とにかく冷間時は入りにくいです。

            高負荷時は良くても冷間時に あまりに入りにくいと使いづらいですよね…。

            ですから 『何か良いオイルはないのか!?』 と、色々な銘柄のMTオイルを

            試して来ました。

            しかし どれも冷間時は非常に入りにくく、

            S2000のMTはまるで聖帝サウザー様のようでして

            『退かぬ!媚びぬ!!省みぬ!!!』と全く言うことを聞きません…。

            なので 仕方なく純正MTオイルを入れ続けて来ました。

            でも純正MTオイルは 当然、冷間時の入りは良いのですが高負荷時の

            フィーリングは最低になります…。このジレンマ、判りますでしょうか?

            このような経緯から御社の MT-520 はリリース前から気になっておりました。

            今回、近くのお店で、BILLION製品の取り扱いがあるとのことで、取り寄せて頂き、

            入れてみたのですが 冷間時…と言っても今は真夏ですけど、よく入りますね。

            街乗りのフィーリングも 『ゴクッ』 と入り、かなり良好だったので、

            そのまま帰宅予定でしたが 行き先変更で箱根まで行って高負荷時の

            フィーリングも確認して来ました。

            結果、低負荷時のフィーリングから変化もなく、『ゴクッ』 と気持よく入ります。

            今までシフトダウンで2速に入れる時が特に入りにくくて 『ガガガッ』 となってしまう

            こともあったのですが皆無でした。ずっと 『ゴクッ』 と入るフィーリングを維持していました。

            コレには ちょっと感動してしまいました…。

            これで真冬の冷間時も程良い入りだったら完璧と思います。

            エンジンオイルもBILLION製品を試してみたくはありますが高いのでMobil 1を

            使い続けます。ゴメンナサイ。でもMTオイルはBILLION製品一択ですよ。

            ありがとうございました。

            いや~、こちらこそ、素晴らしいインプレッション 大変ありがとうございました!

            ミッションオイルは、使用した瞬間から、違いを感じていただける

            まさに、ドライバビリティーにダイレクトにリンクする部分であり、

            また、高温、高負荷の連続走行にて、「絶対的な信頼」 があることも、

            ミッションオイルにとって、非常に大切な部分となりますので、

            この両面を徹底的に追い求めて、ガッツリと頑張りました!

            ということで!

            全国のFR乗りのみなさん!!

            油温に影響されることなく、低温域から高温域まで、シフトが 『ゴクッ』 と入る

            BILLION OILS MT-520 を みなさん、どうぞよろしくお願いいたします!!!

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            FRミッションオイル 車種別容量一覧(PDF) は、こちら!

            そして、 そして、S2000 オーナー様、

            ステキなインプレッション ありがとうございました!!

            86/GR86/BRZ 専用油
            86/BRZ 専用 M/T オイル TL70 発売です!

            2016年06月22日(水)

            p1

            予想より、少々時間が、かかってしまいましたが、

            BILLION OILS から、ついに!

            86/BRZ マニュアル トランスミッション 専用 オイル

            TL70 が、リリースされました!! 

            いや~、86/BRZ 乗りのみなさん!

            本当に、お待たせいたしました!!

            では、この BILLION OILS TL70 の詳細を ご紹介しましょう!!

            まず、このオイルの特徴は、

            ① 油温に影響されることなく、

            低温域から高温域まで、「究極のシフトフィール」 を実現!

            ② ストリートも、サーキットも、 完全対応 の 

            マニュアル トランス ミッション 専用 ミッションオイル!

            となります。

            まぁ~、平たく言えば、

            一般的なギアーオイルのように、

            ミッション/LSD(デフ)共用ではなく、

            「マニュアル トランス ミッション 専用油」 として、

            徹底的に、86/BRZ にて、開発を行い、

            「究極のシフトフィール」 を追い求めた オイル なのであります。ハイ。

            2014/03/24  FSW ショート

            2014/04/16 FSW レーシング

            2014/04/23 FSW レーシング

            2014/05/13 FSW レーシング

            2015/02/13 本庄サーキット

            2015/09/16 本庄サーキット

            2015/11/18 本庄サーキット

            2016/03/16 岡山国際サーキット(レーシングカー)

            2016/04/24 岡山国際サーキット(レーシングカー)

            で、どうして、この「究極のシフトフィール」 を

            実現できたかと言いますと・・・・、

            2つ の秘密があります。

            秘密①

            超優秀な 増摩擦剤 (摩擦係数調整剤) の採用!

            ミッションオイル にとって重要なことは、摩擦係数を低減させ、

            潤滑性能を向上させることだけではありません。

            なぜなら、摩擦係数が低過ぎると シフトチェンジ にて、ギア を

            同期させることができず、ギア が入りにくくなってしまうからです。

            よって、ミッションオイル には、油膜がある程度 薄くなると

            「摩擦係数を上昇させる」といった性能も必要となるのです。

            (そうです! ただ、ツルツルと滑るだけのオイルでは、シフトフィールは向上しません!!)

            この摩擦係数の変化を

            「指を机の上で滑らせること」で、表現するならば・・・、

            たとえば、机の上に、一滴の水があり、

            その水滴の上に指を置き、そのまま前方に滑らせると、

            ①  最初、指は軽々と机の上を滑る

            ②  一定の距離を移動すると、少し重くなる

            ③  大きな抵抗とともに、指は完全に ストップ する

            といった動きになると思います。

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            これを潤滑油的に表現すると、

            ①  机と指の間には、厚い油膜(水膜)が存在するので、摩擦が少ない

            ②  油膜(水膜)が、徐々に薄くなり、ある程度の摩擦が発生

            ③  油膜(水膜)が、完全になくなり、大きな摩擦が発生

            となります。

            そして、マニュアル トランスミッション にて、シフトフィール を向上させるには、

            上記② の状況が、安定して継続することが、大きな ポイント となります。

            要するに、油膜が一定 レベル まで薄くなると、ある程度の摩擦を発生させ、

            もし、それ以上に油膜が薄くなった場合は、反対に大きな摩擦を発生させることなく、

            潤滑させることで、同じ摩擦のままキープさせることが、重要となるのです。

            机と指でたとえるなら、②の状況から、油膜(水膜)が薄くなっても、

            ③の状況に移行せず、ずっと②の状況で、キープ し続けることが ポイント となります。

            (指の動きは少し重くなりますが、その後、そのままの重さで動き続ける イメージ です)

            そこで、この性能を確保するために登場するのが、増摩擦剤(摩擦係数調整剤)となります。

            この添加剤の仕事は、油膜がある一定の薄さになると、摩擦を発生させ(増摩擦)、

            その後、油膜がより薄くなっても、それ以上、摩擦が強くなることを抑制(摩擦調整)し、

            同じ摩擦を キープ することです。

            5ed4003501

            上のグラフのように、この添加剤がうまく機能すると、シフトチェンジ において、

            安定した摩擦を発生させることができますので、シフトフィール が大幅に向上するのです。

            また、増摩擦剤(摩擦係数調整剤) の配合により、たとえ油膜が薄くなっても、

            摩擦係数を一定に維持する効果がありますので、シフトフィール の向上だけではなく、

            「ギアを守る」といった部分にも、アドバンテージ があります。

            秘密②

            超優秀な 「粘度指数 205」 の採用!

            BILLION OILS TL70 は、「205」 という、非常に高い 「粘度指数」 を誇ります。

            「粘度指数」が高い と聞くと、オイルの粘度が強く、ドロドロと硬いイメージを持ちますが、

            それは、「粘度」が高い という状況であり、「粘度指数」 とは、まったく意味が異なります。

            「粘度指数」とは、温度の変化に対して、粘度がどれぐらい変化するのかを

            数値化したものとなり、実際には、40℃および、100℃でのオイル粘度を計測し、

            この2点における粘度の差(変化量)が大きいと、「粘度指数」は、低く(小さく)なり、

            粘度の差が小さいと、「粘度指数」は、高く(大きく)なります。

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            dca1aba9fa

            40℃での粘度が高く、100℃では粘度が低い(温度により粘度が大きく変化する)

            →「粘度指数」が低い

            40℃と、100℃での粘度があまり変わらない(温度により粘度が大きく変化しない)

            →「粘度指数」が高い

            (一般的に、グループ1と呼ばれる鉱物油がベースの場合、粘度指数は、約 「100」~「120」

            化学合成油がベースとなると、「130」~「180」 といったように、温度による粘度変化が、

            少なくなると、この「粘度指数」は、高くなります)

            そして、BILLION OILS TL70 の 「粘度指数 205」 は、非常に高く、

            40℃ と、100℃ での粘度が、あまり変わらないことを意味します。

            ということは、温度変化に対して、油膜の厚さが大きく変化しないことから、

            秘密① の 増摩擦剤 (摩擦係数調整剤) が、安定して作用してくれるのです。

            いかがでしょう・・・・。

            なかなかの秘密でしょ? (笑)

            では、本日開通しました 

            BILLION OILS TL70  の WEB 広告文章 (開発現場から) を 

            抜粋してお届けしましょう!!

            TL70型ミッション に完全適合する ミッションオイル は、かなり難しい・・・・・。

            開発を スタート させた直後に、本気で悩みました。

            なぜなら、低温域にて、TL70型ミッション 最大の難関である

            1、2速の入りを良くするには、低粘度の オイル を使用しなければならない。

            しかし、その粘度で、サーキット をはじめとする スポーツドライビング を行うと、

            今度は油温の上昇により、カンタン に2速の入りが渋くなってしまいます。

            反対に、サーキット 走行にて、快適に2速へ入るように、少しでも粘度を上げると、

            コールドスタート 時に、1、2速の入りが悪くなります・・・。

            要するに、常温から超高温まで、

            (弊社が行った サーキットテスト での油温は、110~135℃)

            「究極の シフトフィール を実現する」という目標は、かなり ハードル が高いものでした。

            そこで、この「シフトの入りには、どのような要因が関与するのか?」

            といったことを粘度の部分だけではなく、

            あらゆる方向から、潤滑油の スペシャリスト たちと強力なタッグを組んで、

            ひとつひとつ テスト を行い解明していきました。

            まず、十数 アイテムにおよぶ他社製品の比較から テストはスタート。

            ベースオイルの選択では、オイルの種類

            (たとえば、一言で エステル油といっても、かなりの種類があります)、

            配合 バランスは、もちろん、ときには質量や分子量まで変化させて

            シフトフィールを確認。

            また、徹底的な粘度指数へのトライに、既製の パッケージ添加剤ではない

            独自配合の添加剤群の使用。

            そして、絶妙の シフトフィールを生み出した

            最新鋭の増摩擦剤(摩擦係数調整剤)との出会い等々、気が付けば、

            2年以上の歳月が経過していました。

            このように、時間的な リミットを設定することなく、

            「解からないことは、解かるまでやってみる」、

            「変化があれば、必ずその理由を理解する」といった、

            まさに、“コスト度外視”による開発にて、

            BILLION OILS TL70 ミッションオイル は、誕生しました。


            油温に影響されることなく、

            低温域から高温域まで、変化しない

            「究極のシフトフィール」

            この性能がどれほどまで、ドライバビリティを向上させるか、

            ぜひ、みなさんに、お試しいただきたいと思います!

            そして、田中ミノルの「執念」を感じ取っていただければ、幸いです!!

            いや~、またまた、マニアックな WEB と なってしまいました・・・・・・(笑)




            86/BRZ 専用 M/T オイル 

            BILLION OILS TL70  の WEB サイトは、こちら!!

            また、スペック & お値段は、以下のとおりでございます。

            動粘度40℃ 72.29 mm2/S

            動粘度100℃ 14.15 mm2/S

            粘度指数 205

            粘度 75w-90

            API GL-4

            100%化学合成油


            86/BRZ に 容量ピッタリ! 2.2L

            ¥11,000(本体価格)

            (もちろん、在庫も、ありますよ~!!)

            ちなみに、ミッションオイルの成分に関しましては、

            先日、一足先にリリースをスタートしました MT-520 と、現在は、同一となります。

            詳しくは、先日の ブログ

            FR マニュアル トランスミッション 専用油 BILLION OILS MT-520 発売です!
            にて!

            ということで!

            サーキットでも、ストリートでも、

            そして、低温でも、高温でも、

            「究極のシフトフィール」 という、極上の ドライバビリティ と、

            4速ギアをはじめ、とってもデリケートな TL70型 ミッションを

            ガッツリ守ってくれる BILLION OILS TL70 を みなさん! どうぞよろしくお願いします!!

            FR ミッションオイル
            FR マニュアル トランスミッション 専用油 BILLION OILS MT-520 発売です! 

            2016年05月10日(火)

            p1

            本日は、いよいよ、正式に発売をスタートしました、

            田中渾身の FR マニュアル トランスミッション 専用油 

            BILLION OILS MT-520 の 詳細をご紹介したいと思います。

            (いや~、本当に長い道のりでしたが、

            やっと、正式に、ご紹介できる日がやってきました!)

            開発をはじめるにあたり、

            一番最初に我々が行ったテスト、それは・・・・、

            十数アイテムの他社製品を 比較することでした。

            そしたらね・・・、

            某海外製のミッションオイルが、

            すんごく、よくできていて・・・・・・、

            このオイルと同レベルになるまでに、1年・・・・・・・。

            (圧巻のロジックでございました!)

            それから、BILLION OILS のオリジナリティというか、

            ドライバビリティを向上させるという 

            田中ミノル テイストを全力で注ぎ込むのに、1年・・・・・、

            製品が完成するまで、合計 2年の歳月を要しました。

            (以下、ほんの一部ですが、開発ブログを抜粋してみました)

            2014/03/24  FSW ショート

            2014/04/16 FSW レーシング

            2014/04/23 FSW レーシング

            2014/05/13 FSW レーシング

            2015/02/13 本庄サーキット

            2015/09/16 本庄サーキット

            2015/11/18 本庄サーキット

            2016/03/16 岡山国際サーキット(レーシングカー)

            2016/04/24 岡山国際サーキット(レーシングカー)

            d8d43fcefc

            では、いったい、

            BILLION OILS MT-520 とは、

            どんなミッションオイルなのかを 解説してみたいと思います。

            まず、我々が作りたかったのは、

            油温に影響されることなく、低温域から高温域まで、

            「究極のシフトフィール」 を実現する ストリート & サーキット 完全対応の

            FR マニュアル トランス ミッション 専用 ミッションオイルです。

            そう、一般的なギアーオイル(ミッション/LSD共用)ではなく、

            FR マニュアル トランス ミッション に 特化した 「専用油」 を作りたかったのです。

            そして、FR マニュアル トランスミッション 専用オイル の開発に、

            我々が目標としたテーマは、

            ○軽く、滑らかで、引っ掛かりのない 究極のシフトフィールを実現できること

            ○サーキットの連続周回でも、このシフトフィールが変化しないこと

            ○真冬のコールドスタート直後でも、ミッションの入りが渋くないこと

            ○潤滑性能の向上により、ギア、シンクロ、ベアリング等の耐摩耗性が、極めて高いこと

            ○耐せん断性を向上させることで、性能を長期間維持すること(ロングライフ)

            以上の5つ。

            特に、ドライバビリティが大きく向上する

            「シフトの入りやすさ」 を 低温域から高温域まで、

            また、ストリート でも、 サーキット でも、に完全対応させるためには、

            増摩擦剤 (摩擦調整剤) と呼ばれる 添加剤群の知識を深めることが、とても重要でした。

            この 増摩擦剤 (摩擦調整剤) をカンタンに解説すると・・・・・、

            ミッションオイル にとって重要なことは、摩擦係数を低減させ、

            潤滑性能を向上させることだけではありません。

            なぜなら、摩擦係数が低過ぎると シフトチェンジ にて、ギア を

            同期させることができず、ギア が入りにくくなってしまうからです。

            よって、ミッションオイル には、油膜がある程度 薄くなると

            「摩擦係数を上昇させる」といった性能も必要となるのです。

            そうです! ただ、ツルツルと滑るだけのオイルでは、

            ミッションオイルは成立しないのであります!!

            (まぁ~、ここまで こだわると、マニュアル トランスミッション に特化した、

            マニュアル トランスミッション 専用油 となりますよね~ やっぱり・・・・笑)

            この摩擦係数の変化を

            「指を机の上で滑らせること」で、表現するならば・・・、

            たとえば、机の上に、一滴の水があり、

            その水滴の上に指を置き、そのまま前方に滑らせると、

            ①  最初、指は軽々と机の上を滑る

            ②  一定の距離を移動すると、少し重くなる

            ③  大きな抵抗とともに、指は完全に ストップ する

            といった動きになると思います。

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            これを潤滑油的に表現すると、

            ①  机と指の間には、厚い油膜(水膜)が存在するので、摩擦が少ない

            ②  油膜(水膜)が、徐々に薄くなり、ある程度の摩擦が発生

            ③  油膜(水膜)が、完全になくなり、大きな摩擦が発生

            となります。

            そして、マニュアル トランスミッション にて、シフトフィール を向上させるには、

            上記② の状況が、安定して継続することが、大きな ポイント となります。

            要するに、油膜が一定 レベル まで薄くなると、ある程度の摩擦を発生させ、

            もし、それ以上に油膜が薄くなった場合は、反対に大きな摩擦を発生させることなく、

            潤滑させることで、同じ摩擦のままキープさせることが、重要となるのです。

            机と指でたとえるなら、②の状況から、油膜(水膜)が薄くなっても、

            ③の状況に移行せず、ずっと②の状況で、キープ し続けることが ポイント となります。

            (指の動きは少し重くなりますが、その後、そのままの重さで動き続ける イメージ です)

            そこで、この性能を確保するために登場するのが、増摩擦剤(摩擦係数調整剤)となります。

            この添加剤の仕事は、油膜がある一定の薄さになると、摩擦を発生させ(増摩擦)、

            その後、油膜がより薄くなっても、それ以上、摩擦が強くなることを抑制(摩擦調整)し、

            同じ摩擦を キープ することです。

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            上のグラフのように、この添加剤がうまく機能すると、シフトチェンジ において、

            安定した摩擦を発生させることができますので、シフトフィール が大幅に向上するのです。

            また、増摩擦剤(摩擦係数調整剤) の配合により、たとえ油膜が薄くなっても、

            摩擦係数を一定に維持する効果がありますので、シフトフィール の向上だけではなく、

            「ギアを守る」といった部分にも、アドバンテージ があります。

            また、この増摩擦剤(摩擦係数調整剤) の効果を

            最大限に活用するために必要なのが、

            ベースオイルの選別と配合となるのであります。ハイ。

            でもって、BILLION OILS MT-520 のスペックは、

            動粘度40℃ 72.29 mm2/S

            動粘度100℃ 14.15 mm2/S

            粘度指数 205

            粘度 75w-90

            API GL-4

            100%化学合成油

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            お値段的には・・・、


            0.5L    →     2,500円 +TAX

            1L     →     4,900円 +TAX

            2L     →     9,600円 +TAX

            20L    →     92,000円 +TAX

            となります。

            BILLION OILS MT-520 の WEB サイトは、こちら!

            ちなみに、サーキットスペックのオイルを 

            ストリートONLY で使用することに、デメリットはないのか? と、

            ご質問を受けることがあるのですが、

            たとえば、サーキットに合わせ込まれたハイレートスプリングや、

            サーキット専用タイヤ ですと、

            サーキット  →  メリット

            ストリート  →   デメリット

            といった評価になりますが、

            BILLION OILS MT-520 の場合、製品の特徴が、

            サーキットの連続周回でも、真冬のコールドスタート直後でも、

            軽く、滑らかで、引っ掛かりのない 究極のシフトフィール!!

            潤滑性能の向上により、ギア、シンクロ、ベアリング等の

            耐摩耗性が、極めて高いこと!!

            耐せん断性の向上により、性能を長期間維持できること(ロングライフ)!!

            となりますので、

            サーキット  →  メリット

            ストリート  →   メリット

            といった評価になります。

            ですから~! 

            自信を持って、ストリートONLY の使用環境にもオススメいたします。

            なお、現在までに、BILLION OILS MT-520 を実際に使用して、

            マッチング確認が取れている車両は、

            86/BRZ

            NA/NB/NC ロードスター

            RX-8

            アルテッツア

            Z33

            S2000 (AP1/AP2)

            JZA80 スープラ

            S15

            となります。

            (上記以外の車両でも、FR マニュアル トランスミッション が装着されていて、

            75w-90 の粘度が適合すれば、ぜひ、ぜひ、お試しを!!)

            それから、それから、

            先日、発売となった、ハイパーレブ 86&BRZ に、

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            BILLION OILS が紹介され、

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            このような 広告も発見された方も、きっと、いらっしゃいますよね~!

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            ちなみに、こちらの 

            FR マニュアル トランスミッション 専用 ミッションオイル TL70 は、

            86&BRZ 専用モデル となり、

            内容量は、86&BRZ に ピッタリ の 2.2L

            お値段は、11,000円 + TAX となります!

            (5月中には、こちらも、正式発売となります!!)

            で、内容的には、何が違うのか・・・・・・・・、

            それはね・・・、

            まず、MT-520 が完成して、

            その後、TL70 の最終的な合わせ込みを行いました。

            このとき、86&BRZ のミッションにのみ使用を限定するとなると、

            どうしても、潤滑の厳しい まぁ、言わば、86&BRZ ミッション の

            ウィークポイントがあり・・・・・(そうです、4速ギアのあの部分です)、

            その部分に対して、より安全性が向上する とある添加剤をプラスで配合しました。

            ですから、この時点では、ベースオイル等は、同じですが、

            添加剤配列ということでは、正確には、MT-520 と、TL70 は、違うオイルでした。

            でもね・・・、この後、社内で検討した結果、

            「良いものなら、MT-520 にも、配合すべき!」 という 提案があり、

            みんなで、よ~く考えて、

            この添加剤を MT-520 にも配合しましたので、

            現在、内容(成分)的には、MT-520 = TL70 となっております。

            ということで、

            86&BRZ 専用モデルである BILLION OILS TL70 は、

            2.2L ボトル のみ の販売となり、

            0.5L 1L 2L 20L の設定は、ございませんので、

            86/BRZ ユーザーのみなさん、

            そして、BILLION OILS 特約店 のみなさんをはじめ、

            全国の BILLION OILS 販売店のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします!

            (TL70 のリリースが決まりましたら、また、ブログにて、ご案内いたします)

            とまぁ~、大変、長文になってしまいましたが、

            BILLION OILS MT-520 & TL70 にて、

            田中ミノルの 実力、いや、「執念」 を

            感じ取っていただければ、大変嬉しいです!!

            きっと、オイル交換した瞬間に、

            86/BRZ ワンメイク Race 参戦 2戦目にて、

            頂点へと上り詰めた BILLION OILS の テクノロジー を

            感じ取っていただけると思います!

            優勝ブログ は、こちら!

            以上、自信、ありあり の マニュアル トランスミッション 専用油

            MT-520 & TL70 のご紹介でした!!

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