TM-SQUARE
匠工房 スペシャルメニュー 「TM キャンバー ナックル」 ②

2012年08月24日(金)

TM-SQUARE キャンバー ナックル 解説

第二回目は、ハブベアリングのお話です。

 

 



特徴②

新品ハブベアリングに交換

走行距離が、40,000km を越えると、

少々気になる フロント ハブベアリング。

 

 

特に、ハイグリップタイヤでの スポーツ走行が多い場合は、

どうしてもライフが短くなってしまいます。

 

 

そこで、TM-SQUARE キャンバー ナックル は、

新品のハブベアリングが、すでに装着されておりますので、

 

キャンバー変更というチューニングと、

ハブベアリング交換というメンティナンスを、同時に行うことが可能です。

 

 

 

 

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特徴③

スペシャル ベアリング グリス 「イソフレックス」を使用!

ハブベアリングの寿命が飛躍的に延び、

高荷重時でのベアリング抵抗を大きく抑制させる、

レーシングカーでは、絶対的なシェアーを誇る

「イソフレックス」 ベアリング グリスを使用してハブベアリングを組み付けます。

 

 

 

 

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ハブベアリングのトラブルは、

 

○ 走行距離の蓄積

○ 大きなキャンバー値

○ ハイレートスプリングの使用

○ ハイグリップタイヤの使用

 

といった条件で、非常に厳しい状況となり、発生するタイミングが早まります。

 

 

 

 

一度、組み付けると、メンティナンスができない箇所だけに、

「転ばぬ先の杖」 として、信頼の 「イソフレックス」

ベアリング グリス による組み付けをオススメ しますね~。

 

安心感が違います!!

 

 

※ ハブベアリングの交換は、フロントのみとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

特徴④

新品スタッドボルトへの交換が、オプションとしてチョイス可能 

 

ホイールの脱着回数、トルクレンチによるトルクチェック回数が多いほど、

スタッドボルト(ホイールを装着するための5本のボルト)のダメージは進行します。

 

 

もし、ボルトの山が 「ナメて」 しまうと、交換のため、

またハブを分解しなければ、なりません・・・・・・・・。

 

 

だから、ハブベアリング交換時は、

ある面、スタッドボルト交換のチャンスなんです!

 

 

それに、ホイールスペーサー(挟み込むタイプね)を使用中とか、

今後スペーサーを使用する可能性がある場合は、

10mm ロングのスタッドボルトもご用意しております。ハイ。

 

 

 

 

では、ロングのスタッドボルトが、必要な理由についても、少々。

 

スイフトの場合、スタッドボルトと、ホイールナットの掛かりについて、

健全と言えるのは、9~10ターン ぐらいです。

(一般的に、ボルトの直径分は、ナットが掛かっている状況が好ましいとされています)

 

 

スイフトのスタッドボルトは、M12(直径12mm)

ネジピッチは、1.25 (1回転で、1.25mmの掛かり)

となりますので、

ナットの直径分となると、9.6ターンとなります。

 

 

この掛かりは、使用するホイールによっても変化しますが、

一番、注意しなければならないのは、スペーサーです。

 

 

たとえば、10ターンの掛かりがある状況から、

5mmのスペーサーを使用すると、

6ターンに、掛かりが浅くなります。

 

この状況でサーキット走行を行うと、やはり危険です。

 

 

こんなときに、便利なもの、

それは、ロングスタッドと呼ばれる、通常より10mm 長いスタッドボルトです。

 

 

 

 

 

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(左が純正品 右が10mmロングのスタッドボルトです)

 

 

 

これなら、ナットの掛かりが、

現行より、10mm 増えることになりますので、安全性が高くなります。

 

 

また、ロングスタッドを使用するときは、貫通タイプのナットがMUST となります。

なぜなら、袋タイプだと、ボルトの先端とナットの内側が干渉し、

適切なトルクをテーパー部分にかけられない可能性があるからです。

 

 

もちろん、装着型のスペーサー(20mm仕様とか、30mm仕様)の場合は、

ロングスタッドが、使用できませんので、ご注意下さいね!

 

 

 

 

 

 

さぁ~、説明が長くなりましたが、

気になるお値段は・・・・・・・・・・、

 

 

 

 

①  TM-SQUARE キャンバー ナックル

   新品ハブベアリング

   イソフレックス ベアリング グリス

   交換工賃一式 (含む、フロント アライメント)              

   ¥82,000         

   (作業時間 5時間)

 

 

 

②  TM-SQUARE キャンバー ナックル

   新品ハブベアリング

   イソフレックス ベアリング グリス

   純正スタッドボルト 10本

   交換工賃一式 (含む、フロント アライメント)           

   ¥87,500 

   (作業時間 5.5時間)

 

 

 

 

③  TM-SQUARE キャンバー ナックル

   新品ハブベアリング

   イソフレックス ベアリング グリス

   10mmロング スタッドボルト 10本

   交換工賃一式 (含む、フロント アライメント)                   

   ¥88,000   

   (作業時間 5.5時間)

 

 

※ 取り外した、アップライトは下取り品となり、ダメージ等がある場合は、

   純正部品代が別途必要となります。

 

 

なお、本製品 & 作業に関しては、「匠工房専用」 となり、

パーツのみの販売は行っておりません。

(すいません・・・・・)

 

 

 

 

 

 

ということで、

キャンバーが足りないけど、付けれない! ・・・・・とか、

 

走るたびに、キャンバーが変化して、ステアリングのセンターが、

ずれる・・・・・とか、

 

チューニングと、メンティナンスを同時に!!

という方には、バッチリのメニューではないかと思います。

 

 

 

 

匠工房 WEB サイト

 

 

 

 

 

スイフト乗りのみなさん、よろしくお願いしま~す。

TM-SQUARE
匠工房 スペシャルメニュー 「TM キャンバー ナックル」 ①

2012年08月23日(木)

匠工房 スペシャル の

新メニューが、登場しました!!

 

 

 

その名は、

TM-SQUARE キャンバー ナックル 

という、商品なんですね~。

 

 

 

ナックルと言うパーツは、別名アップライト とも呼ばれ、

カンタンに説明するなら、ハブベアリング が、圧入されている部分です。

で、どんな特徴があるかと言うと・・・・・、

 

 

特徴①

フロントキャンバー 1.2度 ネガ仕様

そうです、

キャンバーが、現行より、1.2度 ネガ方向に変化する

パーツなのであります。

 

 

ストラットタイプ の フロントキャンバー は、ナックルと、

フロントダンパー 装着部分の位置関係(角度)を変えることで、

変更することができます。

 

 

 

 

一般的には、この部分に使用するボルトを、細くしたり、

偏心させることより、「ガタ」 を発生させ、その 「ガタ」 の中で、

一番キャンバーが付く状態で固定する方式が取られています。

 

 

しかし、この方式では、

走行中、大きな入力(大きなGフォースや、縁石の使用)が、

ストラットにあると、「ズレ」が発生し、大きくアライメントが狂ってしまいます。

 

 

TM-SQUARE キャンバー ナックル は、

ダンパー装着部を加工し、スリーブを装着。

 

 

キャンバーの  「ズレ」 を発生させることなく、

現状から、1.2度 ネガティブ方向にキャンバー変更が可能となるパーツです。

 

 

(TMダンパーを装着されている方は、ダンパー側にキャンバーを

調整できる機能がありますので、このパーツは必要ありません)

 

 

     

わかりやすく、キャンバー変更例 にて説明すると、

 

 現状キャンバー     装着後のキャンバー

   1.0度     →    2.2度

   2.0度     →    3.2度

   3.5度     →    4.7度

 

といった感じになります。ハイ。

 

 

では、なぜ、そんなことが可能かというと・・・・・・、

ナックルには、ダンパーを装着するため、

2箇所 穴が空いているのですが、

 

 

 

 

 

 

 

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そのひとつの穴を加工して・・・・・、

 

 

 

 

 

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このスリーブを入れてしまえば、

 

 

 

 

 

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バッチリと、キャンバーが付く、

ナックルに、変身するのであります。

 

 

 

 

 

 

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これなら、大きな入力も、縁石の使用も、

走行中、キャンバーのズレは、発生しません。

 

 

だって、このスリーブにあいてる穴の大きさは、純正と同じなんですから!

(もちろん、純正の ボルト/ナット で装着します)

 

 

 

 

 

でも、まぁ~、

なぜに、フロントキャンバーは、必要なのか・・・・・?

 

 

 

田中は、ZC31Sスイフトにとって、速く走るために、

フロントキャンバーは、MUST だと思います。

 

 

なぜなら、全高が高く、ロールが大きいスイフトでは、

スポーツ走行時、コーナー外側のタイヤが、大きく 「ヨレ」、

キャンバーが少ないと、タイヤの外あたりが激しく、

適正なグリップを確保できないからです。

 

 

いままでの 数多くのテスト走行から、

サーキットにおいて必要とされる フロントキャンバー値は、

-4.5度 ~ -6.2度 です。

(サーキットの特性によって違ってきます)

 

 

 

数字だけを見ると、かなり大きなキャンバー値ですが、

コーナーにおいて、有効にタイヤを接地させるためには、

上記のキャンバーが必要となります。

 

 

 

 

たとえば、筑波1000 の場合、

-4.5度 と、-5.8度 の比較では、-5.8度仕様の方が、0.4秒速いという

結果が出ました。

(筑波2000の場合は、もっとフロントキャンバーが必要ですね)

 

 

また、-4.5度 以下のキャンバーのほうが、速いサーキットは、

今までのテストにて1箇所も存在しませんでした。

(-4.5度 が、適合したのは、WETコンディションの スパ西浦 のみです)

 

 

 

しかし、デメリットもあります。

それは、キャンバーにより、ストリートにおける 

タイヤの 「内ベリ」 と呼ばれる変磨耗が、発生する場合があることです。

 

 

これは、高速道路等、タイヤの横グリップをさほど使用しない状況で、

長期間使用することで発生します。

 

 

もちろん、サーキット等スポーツドライビングでは、

-4.5度のキャンバーが付いていても、タイヤの外側が磨耗しますので、

スポーツドライビングの頻度によって、この 「内ベリ」 は、抑制されます。

 

 

なお、あまりにも大きな 「ワダチ」 があるようなところでは、

キャンバー値によっては、直進安定性が、悪くなることもあります。

 

 

 

 

 

では、使用状況による、

キャンバーと、タイヤグリップの関係を説明すると・・・・・・・、

 

 

たとえば、215サイズのタイヤなら、

キャンバー値が小さいと、

 

ストリート → 215サイズのグリップ

サーキット → 125サイズのグリップ (タイヤの外側が磨耗)

 

 

 

キャンバー値が大きいと、

 

 

ストリート → 125サイズのグリップ (タイヤの内側が磨耗)

サーキット → 215サイズのグリップ

 

となります。

 

 

 

要するに、215幅のグリップを ストリートで使用したいか?

それとも、サーキットで使用したいか? 

ということになります。

 

 

悩ましいですよね・・・・・・・・。

 

 

 

田中のオススメは、

もし、現行キャンバーが、-2.5度 より少ない場合は、

 

TM-SQUARE キャンバー ナックル を装着すると、

サーキットをはじめとするスポーツドライビングでは、

コーナーでのフロントグリップが向上し、

ストリートでのデメリットも、ほぼ発生しないと思います。

 

 

しかし、現行キャンバーが、

-2.5度 以上 付いている場合は、使用環境を良く考えて、

 

 

サーキットでのグリップを優先にする場合は、オススメ。

 

タイヤの磨耗の方が気になる場合は、オススメしませんね。

 

 

 

次回は、TM-SQUARE キャンバー ナックル に装着されている

ハブベアリングのお話をしますね!

 

 

 

 

 

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