TM-SQUARE
TM-SQUARE エアロパーツ ZC33S 量産試作完成!!

2019年06月26日(水)

先週、やっと、エアロの型が完成して、第一号が出来上がってまいりました!!

いや~、1月にオートサロンに出展して、
それから、ずっと、型を製作いただいており、「キョ~レツに抜きにくい!!」と、
何度も、お叱りを受けましたが、それでも、元のデザインのまま、
製品にしていただきました!!

ホント、型屋さんには、感謝ですね!

それでは、出来立てのエアロにて、まだ、各部をチェックしている状況ですが、
その様子を TM-SQUARE TV の動画(昨日アップしました!)で、どーぞ!!

あとは、各部のチリを合わせて、型を微調整したら、
いよいよ、発売となりますので、


もしかすると、サンシャインKOBE イベント にて、
お披露目 & 販売 ができるかもですよ~!!

いや~、頑張ります!

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    サスペンション
    TM ダンパーキット Type TD モニターレポート! Hさんの場合!!

    2019年06月24日(月)

    本日は、TM-SQUARE ダンパーキット Type TD を
    一番最初に、装着いただきました ZC33S オーナー様 から、
    インプレッションが届きましたので、みなさんにご紹介したいと思います。

    車両     ZC33S

    変更内容    ノーマル足 → TMダンパー Type TD
                    F ID65-07-0500
                    R TM 33専用 450

    購入の決め手はデモ車に無理を言って同乗させて貰った事でした。

    その時は、筑波サーキットのセットアップをしてあり、
    乗り心地が悪いとのことでしたが、予想以上に滑らかで、
    本当に硬いサスが入っているの? って感じが正直な感想でした。

    値段が高い事もあり色々悩みましたが、
    むかし車高調が気に入らなくて何回か買い直しした経験から、
    希望に叶う良い物を1回購入で済ませるとの思いを込めて、
    購入を決断しました。

    今回は、ミノルさんとの打合せで色々相談した結果、
    サーキットを重視して硬めの足(ハイレート)をチョイスしました。
    車高は乗り心地の良さが確保できる高さにして頂きました。
    (下げ過ぎると乗り心地の悪化があるとの話)

    最初に感じた事(ダイアルはF/Rフルソフト)は、
    デモ車と同じく滑らかで乗り心地も悪くないです。

    高速道路や大通りではノーマルより乗り心地が良いです。
    硬めのサスになってサーキットまでの往復が辛く感じる(若くないので)と
    乗りたくなくなってしまうのを心配していましたが大丈夫でした。

    段差やつなぎ目でドライブレコーダーの衝撃Gセンサーが、
    ノーマル足では、高頻度で反応していたのですが、
    ほどんど反応しなくなったのがびっくりです。

    乗っていても衝撃が少なくなっているのは分かりますが、
    センサーが反応しないくらい乗り心地が良くなっていることが
    気のせいではなく機械の反応で確認出来ました。
    (センサー感度は購入から1度も弄ってないです)

    しかし、住宅街などで道が悪い所(うねっている、工事の掘り返し
    でデコボコ)だと、ガツンなどの衝撃は無いのですが、路面の悪さが
    そのまま伝わる感じです。

    また、家族は、高速や大通りなどでは乗り心地に不満は無いが、
    住宅街の道(工事後やうねっている所)では悪いと、
    クレームが入りました。自分ではリアシートに乗っていませんが、
    リアの方が乗り心地は悪そうな感じです。

    ただ、昔の車高調の場合(車高調入れるのが20年ぶり位なので)は、
    ガツンガツンや揺れが収まらない感じと記憶していましたが、
    ガツンや揺れが収まらないという悪さは無いです。

    路面との追従性が良い事で路面の悪さのインフォメーションが、
    ドライバーにそのまま伝わる事がデメリットとして出た結果だと思います。

    それから、フロントキャンバーを付けたことにより、
    ターンインの入りが良く、ハンドルが左右に取られることもなく、
    直進状態でのハンドルの重さも大分軽くなりました。
    (セッティングなど、それ以外の要因もあるかもしれませんが分かりません)

    でも、このキャンバーで、ホイールが予想以上に中に引っ込んでしまいました。
    (ホイール購入か、ワイドトレッドスペーサーか悩んでいます)

    峠での走行では、(F/Rフルソフト)
    良く曲がります!  限界がかなり上がったので運転が楽です。
    ステアリングを切った分だけ曲がるイメージで、まさに、オンザレールです。

    タイヤが空転していたコーナーでは、
    しっかりとグリップして空転しなくなり、 タイヤが鳴くこともありません。

    それに、全然ロールしないで狙った感じに曲がっていきますので、
    何もドライビングを変えなくても、安定して速く走れます。
    跳ねて暴れるなども全くなく、スムーズ過ぎでびっくりです。

    滑らかさと路面に吸いつく感じが、
    何と言って表せばよいのが分からない不思議な感じがします。

    ガンガン攻めているわけでは無いので限界は分かりませんが、
    とにかくコーナーをスムーズに曲がれる!
    運転が上手くなった感じ?!
    余裕をもって運転が出来るというのが最初の感想です。

    サーキットですが、
    なかなか時間が取れずあまり走れていないのですが、
    最初の感想は、(ダイアルはF5,R8)

    安定感抜群!
    ヘアピンコーナーでの内輪浮きでのトラクション抜けが無くなった!
    コーナーの入りが良くて運転しやすい!
    ロールが全然しない!
    タイヤの減りが均一になった!
    ブレーキング時の挙動がかなり安定している!
    ブレーキで前のめりにならないので踏んだ分だけ効き、
    ブレーキとハンドルが同時に使用しやすくなった!

    車の反応がかなり良くなり体が慣れません。(おっさんなので。。。)

    不満は全くないです! あとはドライバーの問題です。
    せっかくのダンパーの性能を全然引き出せていないので、
    もうちょっと攻めてからの感想は後日という事で。

    そして、当初から考えていた、
    「街乗りでの乗り心地も考えてサーキットも走れる」
    という希望が叶っているので満足です。

    いや~、ホント詳しく、ありがとうございます。

    スプリングレート的にも、街乗りがギリギリ我慢ができるレベルで、
    サーキットを楽しめるレートがチョイスできたのではないでしょうか?
    (ちょっと、サーキットよりでしょうか・・・笑)

    しかし、まぁ~、
    こんなに素晴らしいインプレッションをいただけて、
    田中はとっても幸せでございます!!!

    ということで!
    Hさん! 誠にありがとうございました!!

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      エンジン
      TM-SQUARE コンプリート マフラー R-60 (ZC33S) の解説動画!

      2019年06月20日(木)

      少々、遅くなりましたが、
      TM-SQUARE コンプリート マフラー R-60 (ZC33S) の
      詳細解説の動画をアップいたしました!

      みなさん! どうぞよろしくお願いします!!
      パワーの上がり幅、いや~、強烈ですよ~!!

      青ライン   純正 エキゾースト & 純正 ECU DATA
      桃ライン   TM エキゾースト & 純正 ECU DATA
      緑ライン   TM エキゾースト & TM ECU DATA

      WEBサイトは、こちらから!

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        サスペンション
        TM-SQUARE ZC33S 専用 リアスプリング & スプリングアタッチメント!

        2019年06月05日(水)

        本日は、ZC33S のリアスプリングに関する特集です(笑)

        以前にもお話しましたように、ZC33S のリアスプリングは、
        レングスが、とっても短い設定になっております・・・。


        左 ZC33S 純正リアスプリング   右 ZC32S 純正リアスプリング

        でもって、スイフトの場合、ダンパーとスプリングがセパレートしており、

        スプリングは、トーションビームとボディの間に、
        挟まれた状態で装着されていますから、
        車高を下げる=短いスプリング が必要となります。

        で、どれぐらい短いスプリングが必要かと申しますと・・・、

        ある程度のレートで、 車高を下げる場合は、
        直巻きスプリング なら、 4インチ(約100mm)ぐらいの自由長でないと、
        車高調整の自由度が低くなってしまいます。

        ですが・・・、このサイズのスプリングを、
        トーションビーム式のサスペンションに、使用すると・・・・、

        レートが低いと・・・、
        スプリングが線間密着したり、
        車高調整部の上下(アッパーブラケット と、ロアシート)が干渉します。

        また、レートが高いと・・・、
        スプリングが均一にあたらず、異音の発生やレートが安定しなかったり、
        車高があまり下がらなかったりと、
        結構ネガな部分が発生したり、するのであります。ハイ。
        (もちろん、レートと車高のバランスによります・・・)


        そこで登場したのが!!
        TM-SQUARE オリジナル リアスプリング ZC33S 専用品 なのであります。

        このスプリングは、HYPERCO 社 が製造を行った、スペシャルオーダー品で、スプリング上端を直巻き形状に対応させ、ID65 サイズの車高調整アタッチメントにより、車高調整が可能となります。

        また、スプリングの下端は純正と同形状(ピッグテール形状)となりますので、純正のプラスティックシートがそのまま利用可能です。
        ですから・・・、 少しぐらいなら、トーションビームが真っ直ぐスプリングを縮められなくても対応してくれますので、 直巻きスプリング特有の異音発生も抑制できるのであります。

        そして、この ZC33S 専用タイプとなるスプリング は、TM-SQUARE ダンパーキット Type TD はもちろん、ID65 サイズのスプリングを使用する他社製の車高調(全長調整式タイプ)にも、幅広くご使用いただけます。ハイ。

        でもって!
        TM-SQUARE オリジナル リアスプリング ZC33S 専用品 は、
        4種類のレートからチョイスが可能となります!!


        いや~、いかがでしょうか?
        アイテムごとに、ストローク量と車高バランスを考慮し、
        個別に自由長を設定した ところなんて、
        なんだか、とっても、TM-SQUARE らしいですよね!!(笑)

        あと、田中の独断と偏見になりますが、
        イメージ的に、ストリートとサーキットのウエイト比率と
        適合レートは、以下のとおりです。

        ストリート 80%  サーキット 20%    350ポンド (6.3kgf/mm)
        ストリート 60%  サーキット 40%    450ポンド (8.0kgf/mm)
        ストリート 40%  サーキット 60%    550ポンド (9.8kgf/mm)
        ストリート 20%  サーキット 80%    700ポンド (12.5kgf/mm)


        まぁ~、フロントのスプリングレートとの兼ね合いもありますので、
        あくまでも、ザックリとしたイメージで捉えていただければ、ありがたいです。

        でもって、お値段は、全アイテム

        2本セット/32,000円(税込)  となります。

        WEBサイトは、こちらから!

        ご注意

        スイフトのリアスプリングは、コイルオーバータイプではなく、ダンパーとスプリングが独立しているセパレートタイプです。よって、スプリングの長さが直接、車高に影響し、使用するスプリングの長さと、ダンパーレングスによっては、ジャッキアップ時、スプリングに遊びが出ることがあります。もちろん、遊びがある場合は、走行中にスプリングが脱落する可能性があり、ご使用いただけません 。

        本製品は、ZC33S & 全長調整式ダンパー専用のスプリングとなります。
        全長が調整できない仕様のダンパー(全長が短くならないダンパー)
        および、純正ダンパーには装着ができません。また、全長調整幅によっては、
        上記の車高より調整幅が小さくなる(車高が上がる方向)可能性もございます。


        詳しくは、以下の内容を、必ずご使用前に 、 ご確認下さい。

        スプリングの遊びについて

        そして! この ZC33S の専用スプリングに対応する
        スプリングアタッチメントも、このたびリリースすることになりました!

        こちらのアタッチメントは、 TM-SQUARE オリジナル リアスプリング ZC33S 専用品 をはじめ、ZC33S に、ID65 タイプ のリアスプリングを装着するための車高調整機能付きアタッチメントです。

        直巻きスプリング、各種専用スプリングを装着するために必要な、リターナー、スプリングシート、ロックシート等がセットになっており、約30mmの車高調整幅があります。(ダンパーレングスによって、ジャッキアップ時にスプリングに遊びが発生する場合は、車高調整幅が少なくなります)

        いかがでしょうか?
        なかなか、便利なスプリングアタッチメントでしょ!

        こちらのお値段は、
        2個セット/28,000円(税込)  となります。

        ということで!

        現在、全長調整式タイプの車高調を装着されていて、
        リアスプリングのレート変更を考えられている みなさん!

        TM-SQUARE の新商品 ZC33S 専用
        リアスプリング & リアスプリングアタッチメント を
        どうぞよろしく、お願いいたします!!

        ちなみに、匠工房では、

        ZC33S専用 スプリング & 工賃     →   41,000円(税込)

        ZC33S専用 スプリング 
        & スプリングアタッチメント & 工賃  →    72,000円(税込)

        にて対応可能となりますので、
        こちらも、どーぞよろしくお願いいたします!

        では、最後に車高のイメージをどーぞ!!


        リアフェンダーアーチ ⇔ 地面間 620mm

        リアフェンダーアーチ ⇔ 地面間 630mm

        リアフェンダーアーチ ⇔ 地面間 625mm

        リアフェンダーアーチ ⇔ 地面間 625mm

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          エキゾースト
          TM-SQUARE R-60 マフラー 入荷!<ZC33S>

          2019年05月22日(水)

          待ちに待った!
          TM-SQUARE コンプリートマフラー R-60 が、
          入荷いたしました!!

          この R-60 マフラーは、
          触媒の直後から交換するタイプで、

          フロントパイプ部
          センターパイプ部
          リアサイレンサー部

          3部構成の商品となります。

          オイルフィルターの横あたりから、フロントパイプがスタートします。

          でもって、性能的には、こんな感じでございます!

          青ライン   純正 エキゾースト & 純正 ECU DATA
          桃ライン   TM-SQUARE R-60 & 純正 ECU DATA
          緑ライン   TM-SQUARE R-60 & TM-SQUARE R-60専用 ECU DATA

          そして、お値段は・・・、

          TM-SQUARE R-60                 125,000円(税込)
          TM-SQUARE R-60  + 専用 ECU DATA      180,000円(税込)


          となります。

          以上、R-60 マフラー入荷のご報告のご案内でした!!

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            サスペンション
            TM ダンパー Type TD モニターさんに初装着!! <ZC33S>

            2019年05月02日(木)

            いや~、長い長い道のりでした・・・・・・。

            我々、TM-SQUARE にとって、
            記念すべき日がやってまいりました!!

            そうです!
            TM-SQUARE ダンパーキット Type TD を
            デモカー以外に、初めて装着したのです!!!

            今回、TM-SQUARE ダンパーキット Type TD
            を投入いただいた ZC33S オーナー様は、
            FSWショートをメインに走行されるということでしたので、

            フロント  ID65-07-0500
            リア    ZC33S 専用 450ポンド (エアー便で取り寄せました!!)

            といったスプリングをセットし、
            車高 & セットアップは、こんな感じでございます!!

            阿部ちゃん作業にて、8時間をかけて、
            ダンパーキット装着 & コーナーウエイト調整を含む
            各部のセットアップを実施し、確認試乗もバッチリ行いました。

            あとは、どのような コメント & インプレッション を
            いただけるのか・・・、ちょっと、ドキドキではありますが、
            とっても、楽しみでもあります!!

            ということで!
            ZC33S オーナー様!!

            ジックリ乗られた後に、TM-SQUARE ダンパーキット Type TD の 
            乗り味、乗り心地、コーナリングフィール等々、ガッツリ教えてくださいね!!

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              サスペンション
              TM-SQUARE キャンバーシム(ZC33S) リリースです!!

              2019年04月11日(木)

              先日もチラッとご紹介しましたが、
              リリースの準備も整い、いよいよ、ZC33S 仕様の

              キャンバーシム 並盛
              キャンバーシム 大盛り
              トーレスシム


              の3アイテムがリリースとなりました!!


              ということで!
              本日は、ZC33S の キャンバーシムが、
              どのような仕様になったのかを 解説したいと思います!

              ちなみに、キャンバーシムを装着するメリットは、
              大きく分類すると、2つあります。



              ①  付き過ぎている トーイン量を少なくすることで、
                 減速 & ターンインの区間で、よりクルマを、曲がりやすくしてくれる。

              ②  キャンバー(ネガティブ キャンバー)を付けることで、

                 一番踏ん張って欲しい コーナーのボトム付近で、タイヤがグリップする。

              となり、これらの部分を解説した広告文章は、こんな感じです!

              FF特有のアンダーステアを減少させるためには、リアのトーイン調整は非常に有効な手段となります。アンダーステアが強い場合は、リアのトーインを少なくすることで、コーナリング中(特に進入部分)に、リアが回り込んでくれ、アンダーステアを抑制します。なお、このセットアップは、走行抵抗が減少することから、ストレートスピードにも、影響 を与えます。

              また、トーションビーム式のサスペンションでは、ストロークによるキャンバー変化がほとんどありません。よって、クリッピングポイント近辺では、タイヤの外アタリ(タイヤの外側のみが接地している状態)が強くなりますので、コーナーにおいて、タイヤのグリップを有効活用するためにも、キャンバーが必要となります。

              TM-SQUARE リア キャンバーシム は、通常トーションビーム式のサスペンションでは、調整の行えないトーイン値 & キャンバー値 の両方を変更できるよう ダブルテーパーのシム(2方向にテーパーになっているシム)を採用したセットアップアイテムです。車輌の状況や、セットアップに合わせてチョイスできるように、キャンバー値 を2種類(並盛仕様 & 大盛り仕様)バリエーションしました。

              また、トーイン値のみを変化させることができる トーレスシム (1方向にテーパーになっているシム)も、設定しましたので、トーイン値のみの調整や、キャンバーシムと同時使用により、セットアップの幅が広がります。

              といった感じになります!

              まぁ~、ちょっと、地味なパーツではありますが、
              コーナーの曲がりと踏ん張りが激変しますので、
              サスペンション & コーナリング 大好きな方々には、
              きっと、「いいね~!」といっていただけるのではないかと、
              勝手に思っております。ハイ。

              では、 ZC33S に、キャンバーシム を装着したら、
              どのように、アライメント( キャンバー/トーイン )が変化するか、
              ガッツリ 解説しましょう!

              下記の表は、キャンバーシム or トーレスシム を装着したときの
              キャンバー/トーインの変化量を明記しています。

              (そうです! 変化量ですので、現行の キャンバー/トーイン  
               から、下記の数値分、アライメントが変化します)

              上記、トーイン値は、左右のトーインを合算した「トータルトー」の表記となります。

              ちょっと、複雑な話となりますが、ZC33S では、

              純正車高 の場合、真横から見ると、
              トーションビームの構成部品となるトレーリングアームの傾斜角は、
              1G 状態でほぼ水平となりますが、車高を下げると、この傾斜角が変化し、
              大きく前傾している状態(トーションビームの 後端が上がっている状態)
              となります。

              純正車高(純正スプリング) + 1G 状態でのトレーリングアームの傾き

              車高Down + 1G 状態でのトレーリングアームの傾き

              ですから・・・、
              特に車高を下げて、このトレーリングアームの前傾度合いが大きくなると、
              キャンバーがトーインに影響を及ぼしてしまうのです。

              要するに、トレーリングアームが水平なら、キャンバー/トーインは、完全にセパレートした状況で、設定ができるのですが、キャンバーが付いている状況で、トレーリングアームの前傾が強くなると、タイヤの位置が上方(かつ前方)に移動することから、キャンバーがトーインに変化して、トーイン値が大きくなってしまうのです。

              そこで、この変化を加味し、純正タイヤを装着した状態で、
              フェンダーアーチ ⇔ 地面間 の距離が、670mm(純正状態)から、
              10mmごとに、630mmまでの車高にて、変化量を表記しました。
              (TM-SQUARE って、なんてマニアックなんだろう・・・・・笑)

              たとえば、並盛シムを装着した場合、

              670mm(純正車高)では、 0°35′(0度35分) 変化するトーインが、
              630mm の車高では、 0°10′(0度10分) のみ、変化する状況になります。

              そうです、車高が低くなると、 トレーリングアームの前傾度合いが強くなり
              キャンバーの影響を受けて、トーイン値が増えることから、
              同じシムを使用しても、トーインの変化量が、少なくなるのです。
              (いや~、ZC33S のキャンバーシムは、奥が深いです・・・・・)

              そこで! 車高を低く設定する場合は、ちょっと、マニアックですが、
              キャンバーシム と トーレスシム を 重ねて使用するという裏技が、
              あるのです!

              で、同時装着時の変化量は、以下のとおりとなります。


              注意①

              同時装着できるのは、
              キャンバーシム + トーレスシム(1セット)のみ
              となりますので、ご注意下さい。

              これなら、低めに設定した車高でも、
              そして、セッティングアイテムとしても、有効に活用いただけると思います。

              でもって、弊社、デモカー(7号車)に、
              各シムを装着したとき、最終的なアライメント値は、
              以下のとおりとなりましたので、ご参考にどーぞ!!

              少々、複雑ですので、解説しますと、

              たとえば、車高 630mm での 純正時(シムなし時)のアライメントは、

              キャンバー  -0°50′   (0度50分ネガ)
              トーイン   IN 0°40′ (0度40分イン)


              この状態で、並盛キャンバーシムを装着すると、

              キャンバー  -2°20′   (2度20分ネガ)
              トーイン   IN 0°30′ (0度30分イン)


              といった、アライメントに、変化するのであります。

              まとめますと、

                     純正状態      変化量        装着後
              キャンバー  -0°50′    →   -1°30′    →   -2°20′ 
              トーイン   IN 0°40′  →  0°10′ レス  →  IN 0°30′


              といったアライメント変化になります。

              注意②

              トーションビームには、製造上の公差がありますので、純正状態でのアライメントは、すべての車両で同一ではありません。よって、装着後のアライメント値は、上記と同じになるとは限りませんので、必ず装着後はアライメントを測定し確認を行って下さい。

              そして、そして、キャンバーシム装着のもうひとつのメリット、それは、リアキャンバーがネガティブ方向になることで、タイヤの上端部がフェンダー内に収まりやすくなります。

              タイヤ/ホイールの各部の位置関係は、下記のとおりです。

              ※  上記の数値は、計算上の数値で、実測とは異なる場合があります
                 +表記 → タイヤが外に出る   
                 -表記 → タイヤが内側に入る  という意味合いです。

              そして、このキャンバーシム/トーレスシムを活用して、
              セットアップを行う場合は、以下、田中ミノルが、頑張って書き綴った
              解説をぜひ、参考にしていただければ、ありがたいです!

              トーインに関して

              キャンバーに関して

              いや~、マニアックです・・・・・(笑)

              そして、プライスは・・・・・!


              商品名 : キャンバーシム 並盛
              価格 : 35,000円(税込)


              商品名 : キャンバーシム 大盛り
              価格 : 36,000円(税込)

              商品名 : トーレスシム
              価格 : 28,000円(税込)


              商品名 : トーレスシム(ボルト/ワッシャ レス)
              価格 : 20,000円(税込)

              以上となります。
              ちなみに、トーレスシムのボルト/ワッシャレスは、
              キャンバーシムと一緒に装着いただく場合に、
              チョイスしていただくアイテムとなり、単独の使用はできません。

              ということで!

              在庫もすでにございますので、
              みなさんのご注文、お待ちしております!!

              以上、TM-SQUARE キャンバーシム(ZC33S) 
              リリース開始のお知らせでした!!

              WEBサイトは、こちらから!

              TM-SQUARE キャンバーシム/トーレスシム(ZC33S)

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                TM-SQUARE
                TM-SQUARE エアロパーツ ZC33S WEBサイト 仮オープン! 

                2019年03月28日(木)

                オートサロン搬入前に、
                弊社、開発スペースにて撮影を行った
                TM-SQUARE の ZC33S エアロパーツ!!

                このたび、この写真を使用して、
                TM-SQUARE の WEB サイト内に、
                エアロパーツのページを仮オープンいたしました!


                フロントバンパースポイラー(近日発売!!)

                リアバンパースポイラー(近日発売!!)

                でもって、現況をお伝えしますと、

                オートサロンでは、ハードマスターによる展示でしたので、
                現在、フロントバンパーの「製品型」を製作しており、
                こちらが、4月中には完成予定。

                そして、フロントバンパーの「型」が完成後、
                リアバンパー 「製品型」の製作 となりますので、
                フロント、リア の セットにて、製品がデリバリー可能となるのは、
                希望的観測で5月末、現実的には、6月中旬頃からデリバリーが、
                スタートするようなイメージでございます。
                (遅くてすいません・・・・・)

                また、まだ型が完成していないことから、
                価格も未定となりますが、

                大変ありがたいことに、数名の33オーナー様から、
                すでに、お問い合わせ等をいただいております!!

                ということで、デリバリーには、
                もう少し、時間が必要となりますが、

                オートサロン前に撮影した 写真を 
                ガッツリ と、アップさせていただきます!!!

                フロント

                リア

                大変申し訳ありませんが、
                もう少し、もう少しだけ、お待ちくださいね!!

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                  サスペンション
                  ZC33S 専用 リアスプリング by HYPERCO!

                  2019年03月27日(水)

                  このたび、ZC33S 専用 リアスプリング を
                  発売することになりました!

                  じつはね・・・・、

                  ZC33S のリアスプリングって、
                  とっても、とっても、自由長が短いんです・・・。

                  左 ZC33S 純正リアスプリング   右 ZC32S 純正リアスプリング

                  まぁ~、トーションビームの作り方を見れば、
                  なんとなく、想像が出来るのですが、
                  きっと軽量化を実現するために、
                  スプリングも、かなり短い設定になったと思われます。

                  でね!
                  問題は、車高調にした時、
                  低めの車高に設定しようとすると、
                  かなり、短いスプリングが必要になるんですよ・・・・。

                  なんと言っても、スイフトの場合、
                  ダンパーとスプリングがセパレートしており、

                  スプリングは、トーションビームとボディの間に、
                  挟まれた状態で装着されていますから、
                  車高を下げる=短いスプリング が必要となるのであります。

                  で、どれぐらい短いスプリングが必要かと言いますと・・・・、

                  レートが、5k~10k レベルでも、
                  4インチ(約100mm)ぐらいの自由長でないと、
                  やはり、車高調整の自由度が低くなってしまいます・・・・・。

                  でもね・・・、トーションビーム式のサスペンションに、
                  短いタイプの直巻きスプリングを使用すると、

                  レートが低いと、
                  上下の車高調整部(アッパーブラケット と、ロアシート)が干渉したり、

                  レートが高いと、
                  ストロークの前半部分で、スプリングが均一にあたらず、
                  異音の発生やレートが安定しなかったりと、

                  結構ネガな部分が発生したり、するのであります。
                  (もちろん、レートと車高のバランスによります・・・)

                  そこで!
                  この自由長が長く設定できない、ZC33S の リアスプリングを
                  HYPERCO に無理を言って、作ってもらいました!!

                  仕様的には、スプリングの上端は、
                  車高調整ブラケットが使用できるように、
                  フラットなタイプで、内径は、ID65サイズになっています。

                  また、スプリングの下端は、
                  「ピッグテール」 → 豚のシッポ と呼ばれる、
                  純正スプリングと同じタイプの形状となっています。

                  そうです!
                  この形状なら、スプリングの下端には、金属製のロアシートが必要なく、
                  純正スプリング同様に、そのまま、トーションビーム上に
                  セットできますので、自由長が稼げるのであります!

                  また、直巻きスプリングのように、
                  トーションビームの角度が変化することで、
                  スプリングが均一にあたらず、
                  一部の箇所のみ強くテンション がかかることを
                  防止できるのであります。ハイ。

                  でもって! TM-SQUARE では、
                  まずは、350ポンド(6.3K)を設定いたしました!!

                  田中のイメージでは、ZC33S は、
                  ワイドトレッド化により、31/32に比べて、
                  同じレートのスプリングでも、少々、硬めに感じましたので、
                  今回は、この部分を加味して、350ポンド(6.3k)に設定してみました。

                  でもって、このスプリングが装着可能となるのは、

                   ◎ 車高調をすでに装着されていること
                   ◎ その車高調が以下の仕様であること


                  ① 全長調整式タイプ(リアダンパーの長さが調整できるタイプ)
                  ② 車高調整部が、ID65のタイプ(スプリングシートの径が62~64φ以下)

                  というのが条件となります。
                  まぁ~、一般的な車高調なら、かなりの確立で
                  上記の条件に合致すると思います。

                  ※ 純正ダンパーには装着できません。

                  ちなみに、装着して、一番車高を下げた状態での
                  ビジュアルは、こんな感じです!

                  タイヤ/ホイールは、純正となり、この状況で、
                  フェンダーアーチ ⇔ 地面 間の距離は、約630mm です。

                  この状態は、車高が一番低くなる位置に調整してあり、
                  もし、これ以上、低い車高に設定したい場合は、
                  スプリングをもっと短く設計する必要があり・・・、

                  そうすると、 350ポンド(6.3K) のレートでは、
                  ストロークが確保できなくなるのであります。

                  そう・・、ZC33S では、車高とレートの関係性から、
                  車高をもっと下げるには、より短いスプリングを使用する必要があり、
                  そうなると、ストロークを確保するために、ハイレートの使用が 
                  MUST となります。

                  反対に、あまり高いレートを使用したくない場合は、
                  ストローク量を考慮すると、
                  長い自由長のスプリングを使用する必要があり、
                  そうなると、下げられる車高に限界があるんです・・。

                  ですから、 この写真を見て、
                  「このレートと、この車高でOK!」と思う方は、
                  今回、リリースしました、 ZC33S 専用 リアスプリング
                  350ポンド(6.3K) がオススメとなり、

                  ハイレートになっても、「もっと車高を下げたい!」と思う方は、
                  今後、登場予定のハイレートタイプ が、オススメとなります。

                  ナイショですが(笑)、
                  現在、HYPERCO に発注している ハイレートタイプは・・・・、

                  450ポンド(8.0k)
                  550ポンド(9.8k)
                  700 ポンド(12.5k)


                  といった、バリエーションになる予定でございます!!

                  ※ ハイレートタイプは、より自由長が短くなりますので、
                    ダンパー側の長さ調整幅によっては、設定できる車高に、
                    制約が出る場合があります。

                  詳しくは、「スプリングの遊びについて」にて、ご確認ください!

                  それと、まったく持って、田中の独断と偏見ですが、
                  リアスプリング  350ポンド(6.3K) に適合する
                  フロントスプリングのレートは、
                  4k~10k ぐらいではないかと、勝手に考えております。

                  (使用目的が、ジムカーナなら、
                  フロントは、15kぐらいまで大丈夫な気もします)

                  まぁ~、このあたりは、走行されるステージや、タイヤサイズ、
                  ドライバーの好みによっても、変わる部分ではありますね!!

                  そして、そして、気になるお値段は、
                  2本セットにて、32,000円(税込) となります。

                  もちろん、在庫も、◎ です!

                  現状のリアスプリングから、
                  HYPERCO製の ZC33S 専用 リアスプリング に変更することで、

                  「あの HYPERCO」ならではの「あの 乗り味」に、
                  劇的に変化しますので、車高調がすでに投入されている みなさんには、
                  超オススメのアイテムでございます!!

                  ということで!
                  TM-SQUARE  ZC33S 専用 リアスプリング  by HYPERCO を
                  ZC33S オーナーのみなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします。

                  そして、 WEBサイト は、こちらから!

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                    サスペンション
                    ZC33S キャンバーシム 入荷!

                    2019年03月25日(月)

                    先日、茅ヶ崎のおじさんが、
                    キャンバーシムの納品に、やってきました!!

                    あざーす!

                    今回、ZC33S用として、
                    バリエーションしたキャンバーシムは、
                    並盛(コードネーム 1530) & 
                    大盛り (コードネーム 2540) の 2アイテム!!

                    それに、トーレスシム( コードネーム 0020 )を 
                    1アイテム 作りましたので、合計で、3アイテムでございます!!

                    現在、レーザー刻印に出ておりますので、
                    それが仕上がれば、いよいよ、リリースでございます!

                    でもって、各シムの詳細は・・・・、
                    今度、ガッツリ行いたいと思います!!

                    ちなみにですが、ZC33S は、
                    車高による トー変化がかなり大きく、少々、複雑になりますが、

                    みなさんに、バッチリと、ご理解いただけるように、
                    現在、説明文を作っておりますので、今しばらくお待ち下さいね!!

                    スイフトを気持ち良く走らせるのに、
                    いまや、必要不可欠といっても過言ではない
                    リアキャンバーシムの存在。

                    一日も早く、リリースできるように、頑張ります!!!

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