BILLION
BILLION OILS FR-780 デビュー!

2015年03月23日(月)

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現在、大好評をいただいております

FF 機械式 LSD 専用 デフオイル  BILLION OILS FF-730 に続き、 

いよいよ、正式リリースとなりました

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル BILLION OILS FR-780

(FR乗り & 4WD乗り のみなさん、大変お待たせしました!)

約2年間、徹底的に開発を担当した田中には、

FR の 機械式 LSD 専用 デフオイル を作るなら、

「どうしても、この特性のオイルを作りたい!」 という、

明確な構想と、思い入れがあり、

その 田中の 「思い」 と、「想い」 を 

ギッシリ詰め込んだのが、

今回リリースした、BILLION OILS FR-780 なのであります。

でもって、いったいどんな タイプ の LSDオイル なのかを

WEB の文章を引用し、アウトラインを説明しますと・・・・・・、

推奨使用温度域 常温~150℃

用途

FR 機械式 LSD 装着車 の デフオイル

4WD 機械式 LSD 装着車(リアデフ) の デフオイル

適合

油温上昇が激しい車両への使用

ハイパワー FR & 4WD 車両への使用

サーキット走行時、オイルの噴出しがある車両への使用

ハイスピード サーキット への使用(FSW 岡山国際 ツインリンク茂木 etc)

デフケースのオイル容量が少ない車両への使用

BILLION OILS FR-780 は、LSD ディスクから発生する大量の摩擦熱により、油温上昇が

激しい車両にもマッチングする サーキット 完全対応の FR 機械式 LSD 専用 デフオイルです。

「厚く強靭な油膜」にて、超高温の状況下でも、各種ギア & LSD ディスクを的確に潤滑し、

そして、LSDのロックが始まると、最先端の増摩擦剤により、LSDディスク間にリニアで強力な

グリップ(ロック)を発生させることが可能です。

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル FR-780 を開発するにあたり、

我々が目標としたテーマは、

○ 油温130℃~150℃といった超高温域でも、トラクション性能が低下しないこと

○ 連続周回でも、オーバーステアバランス にならないこと

○ すべての温度域で、LSDのロックをドライバーが同じようにコントロールできること

○ 超高温域でも、各種ギア、ピニオンおよびディスク面をシッカリ守れること

○ 高温耐久性を向上させることで、性能を長期間維持すること(ロングライフ)

○ ドライバビリティが大きく低下する チャタリングを発生させないこと

以上の6つです。

BILLION OILS FR-780 は、上記のニーズに合わせ込むため、油温上昇の激しい

ハイスピードサーキット(FSW)において、徹底的な開発テストを実施。

そして、田中ミノルのニーズを具現化するために、潤滑油のスペシャリストたちは、

国内に存在しない原料を海外から調達する等、原材料、製法にも一切、妥協する

ことなく 「機能最優先 & コスト度外視」 という環境下にて製造された、

100%化学合成の FR 機械式 LSD 専用 デフオイル です。

最大の特徴は、LSDディスクから発生する大量の摩擦熱によって、仮に油温が

大幅に上昇しても、リニアでコントロールしやすいLSD のロックを維持し続ける

ことができる 「高温安定性」 です。

この卓越した性能で、ハイパワー & ハイグリップ の厳しい環境下でも、LSD の

急激なロックや滑りを抑制し、コントロール性を最重視したLSD のロックと、安定

したトラクションを実現します。

スペック

100%化学合成油

動粘度40℃          440.2

動粘度100℃          46.89

粘度指数            165

粘度              80W-250

API                GL-5

価格(本体価格)     12,000円/2L

といった感じの製品なのであります。

(ね! 想い入れタップリでしょ?・・・・・・笑)

そして、田中が、絶対に実現したかった

こだわり抜いた特性は、なんといっても、

「油温上昇時のトラクション性能」 です。

そうです! サーキット走行において、油温が上昇しても、

いかに、トラクションを安定した状態で維持できるか といった性能を

追い求めたのであります。ハイ。

(やっぱ、FR を速く走らすためには、この性能がなくては、始まりません・・・・・)

ということで、

このドラテクと、ラップタイムに直結した特性は、

いったい、どのようなメリットがあり、

そして、ドライビングにどのような影響を与えるか・・・・・・・。

このあたりを 徹底的に、

次回のブログで、解説したいと思います。

題して、「前略  FR + LSD  乗りのみなさんへ!」

またまた、田中の解説シリーズとなりますが、

みなさん!  どうぞ、お楽しみに!!

いや~、いかにも、ドライバー視点から誕生した デフオイル の特性

きっと、速く走る ヒントが、たくさんあると思いますよ~!

BILLION
POTENZA RE-71R は、こんな感じ!  By 田中ミノル

2015年03月20日(金)

 

 

 

 

先日、FSWにて行われました

POTENZA RE-71R の試乗会。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企画したのは、レブスピード 編集長の・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではなく・・・・・・(笑)

 

 

 

加茂編集長 なのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、今回の試乗会は、かなり骨太な企画で、

 

タイヤのコメントは、レブスピード発売前に、ブログ等でリークしてOK!

そして、ネガティブなことも、どんどん コメントしてOK!

 

と、ある面、自信がなければできない、企画だったのであります。

 

 

 

 

 

 

 

ということで、タイヤメーカーに、まったく縛りのない(笑)

自由契約? の田中ミノル が、

感じたことを 感じたままに、コメントしてみたいと思います。ハイ。

 

 

 

 

まず、今回の試乗会で使用した 

車両 & タイヤのスペックは・・・・・、

 

 

 

 

使用車両     ZN6

変更箇所     ダンパー & スプリング (F 700ポンド  R 900ポンド)

           LSD、ECU(書き換え)、ブッシュ類 (エンジンノーマル、軽量化なし)

使用ホイール   F/R   8.5J-18+45

使用タイヤ     F/R   255-35-18 (もちろん、POTENZA RE-71R)

 

 

 

 

といった感じでございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから・・・・、

このブログに記載した すべてのコメントは、

今回使用した車両、今回使用したタイヤサイズに限定した、

田中ミノル の個人的な見解(思い込みです)となりますので、

ご理解の上、お読み下さいね。

 

 

 

 

では、はじめましょう!

 

 

 

 

まず、FSW までの往路で使用した

ストリート インプレッションは・・・・・、

 

 

 

① ゴムの密度が非常に低い!

   V700 AD08R  とは対極に、ゴムの密度がとっても低い印象です。

   カンタンに言うと、昔のソフト系レーシングタイヤとか、

   ラジコンのスポンジタイヤ といった感じです。

 

② 低温域のグリップが高い!(温まりが早い)

   ゴムの密度が低いタイヤの大きなメリットです!

   その代わり、連続走行のグリップダウンと、

   耐磨耗性能に関しては、厳しいかもです・・・・・・・。

 

③ 微振動に強い!

   ブリヂストンのタイヤ全般に言えますが、

   微振動の吸収力は、やっぱりピカイチですよね!

 

④ コンストラクションは、マイルド方向!

   タイヤの構造に関しては、決して柔らかくはないけれど、

   硬いイメージはないですね。

   また、少々プログレッシブな感じがするコンストラクションでした。

 

⑤ ドライバーを選ばない!

   ゴム(コンパウンド)のグリップがハンパないので、

   ドラテクの有無や、運転レベルに関係なく、

   ハイグリップの恩恵を受けられると思われます。

 

 

 

 

といった感じでした。

 

 

 

 

ちなみに、

メーカーさんからの事前インフォメーションとしては、

 

 

 

 

① プロファイル     

11A より、ラウンド系

タイヤの断面形状が、少し丸みを帯びているという意味合いです。

② ヨコ幅

11A より、ナロー

タイヤ幅って、215なら、215mm ちょうどではなく、 メーカー側で設定できる領域(±10mmだったような・・・・・)があり、 その領域が、11A より、ナロー方向だということです。

 

③ タテ接地

11A より、ロング

縦方向の接地面積が大きくなるように、 設計されているということでした。

 

④ コンストラクション

11A より、高剛性

 ③との兼ね合いもありますが、コンストラクション(構造)の 剛性が高いという意味合いです。

 

⑤ コンパウンド

低温でのグリップ を向上

また、高温になっても、グリップダウンを抑制できる コンパウンドを使用している というお話でした。

 

⑥ 推奨内圧</b 自動車メーカー指定値

空気圧は、自動車メーカーの指定値からスタートするのが、 オススメだそうです。

 

 

 

 

 

 

で、とっても疑り深い田中は、サーキットを走る前に、

どうしても、WET の性能を試してみたくって・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

スピードウェイ の Tさん!

ご協力ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

そして、いよいよ、

FSW レーシングコース を 

60分 × 2セッション 走行したのですが

 

欲張りな田中は、なんと! 

合計 32Lap !! も、走行してしまいました。

 

 

 

 

 

で、田中のファーストインプレッションは・・・・・・・・、

 

 

① 使用目的が、とっても、ハッキリしている

② 今までのラジアルタイヤという 概念を変える必要がある

③ ブリヂストン やるなぁ~

 

 

 

 

といった感じで、詳細は、以下のとおりでございます。

 

 

 

 

グリップレベルが非常に高い

 

いや~、強烈にグリップします・・・。

タイプ的には、ゴム(コンパウンド)でグリップさせるタイプです。

また、WET 路面でも、強烈なグリップでした。

 

 

 

温まりが早い

ゴム密度が低いタイプですので、温まりは、早いですね。

(テスト時の路面温度は、22℃ でした)

 

ラップタイム は、スポーツラジアル 最強

 

本当に センセーショナル です。

こんなに、グリップしたら、タイムも出ちゃいますよ・・・・。

 

 

 

 

タレない

RE-71R で、一番驚いた性能は、タレない ことです。

ゴムの密度が低く、ハイグリップとなれば、

きっと、ラップタイムは落ちる・・・・ と思っていたのですが、

FSW レーシングコース を 32Lap しても、タイムは落ちませんでした。

(凄いテクノロジーなんですね・・・・・)

 

 

 

 

運転がカンタン

ゴムのグリップが強いので、タイムを出すために、特殊なテクニックは不要。

ですから、ドライバー(ドライビング)を選びません。

 

 

 

特殊なセットアップも不要

セットアップによって、マッチングの良し悪しがある感じがしません。

現行のセットアップのまま、グリップする分、タイムが出るイメージです。

 

 

 

 

いや・・・・・、「べた褒め」 ではありませんか・・・・・・。

ということで、無理やり、NG ポイントを探すと・・・、

 

 

 

 

 

タテ/ヨコ のグリップは、単独使用のイメージ

 

ブレーキ/トラクションは強いのですが、

ブレーキを残して、タテと、ヨコを同時に使用すれば、

ヨコのグリップがうまく立ち上がってくれません・・・・・。

 

ある面、今どきのタイヤならではの症状ではありますが、

この タテ と ヨコ を混ぜ合わせて使用できない部分は、

ドライビングテイスト といった点で不満ですね・・・・。

 

ただ・・・、単独で使用したときは、

それだけ、グリップが強いということでもありますが・・・。

 

それから、タイヤの内圧に関しても、少々試してきました。

 

 

まず、4輪とも、2.4k でスタートし、

2.8k 2.0k と、計 3種類の内圧をトライしてきました。

 

 

 

 

で、田中のコメントは・・・・、

 

 

2.0k   Aコーナー/100R の高速セクションで、安定しない(グニャグニャ)

      タイトコーナーは、ステアの切りはじめに、ハンドルが重くなるが、

      その後、グリップが続かず、U/S 方向になる。

 

2.4k   2.0k と、2.8k の中間

 

2.8k   Aコーナー/100R の高速セクションに、アドバンテージがある。

      タイトコーナーは、ステアリングが軽く、グリップレベルは低くなる。

 

 

以上のことから、内圧が低いと、タイヤがヨレて、メリットが少なく、

反対に、内圧2.8k だと、高速セクションに、メリットはあるものの

タイトコーナーでは、デリケートなドライビングが求められる・・・・・。

ということで、メリット/デメリット の バランス を考えて、

2.6k あたりが良いように感じました。  (86 & 255-35-18 の場合)

 

 

 

 

 

 

 

でもって、とっても気になる、

タイヤの磨耗は、決して少なくありません。

 

 

 

 

 

以下の写真は、32Lap して、

一番磨耗の激しかった、フロント 左 タイヤです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まぁ~、この磨耗が、アリなのか ナシなのかは、

意見が分かれると思いますが、

 

目的を サーキットでタイムを出す ということに、限定すれば、

どれぐらいの期間(周回数)、グリップダウンせずに、

タイムが狙えるか といった部分が、とっても、重要だと田中は思います。

 

 

でね・・・、普通なら、こんなに、磨耗が進んでいれば、

ラップタイムは、ガタ落ち になると思います・・・・・。

 

しかし、ラップタイムは、落ちない・・・・・。

 

ということは、タイムを出せる期間は、ある程度あると思われるのです。

 

だから、磨耗だけを見ると、NG と言いたいところですが、

使用目的さえハッキリしていれば、「アリ」 だと、田中は思うんですよね~。

 

(タイヤの山は残っていても、新品時しかグリップしないタイヤと比較すれば、

使用できる期間が極端に短いとは、感じませんでした)

 

 

 

 

 

まぁ~、それぐらい、タイヤに求めた性能が明確で、

使用目的が限定されている タイヤなのであります。

 

 

 

 

だって・・・・、商品コンセプトは、

「圧倒的なドライ性能(サーキットタイム)を追求」

 

 

 

と、かなり明確で、今までの ラジアル とは、

まったく持って、別物のタイヤなのですから・・・・・・。

 

 

 

 

そして、買うのか、買わないのか、と聞かれれば、

サーキットでラップタイムを短縮したいのなら、

「買わざるを得ない」 というのが、田中の個人的な見解です。

 

 

 

 

 

 

でも・・・・・、このタイヤを使用するには、条件があります。

それは、このタイヤ用に、ホイールを準備することが、MUSTになることです。

 

 

 

 

要するに、街乗りや、

サーキットでのセットアップ時に使用するのではなく、

 

ここ一発、タイムが出したい状況にのみ使用する

Sタイヤ や、レーシングタイヤ的な イメージのタイヤなのであります。

(ある面 飛び道具的な使用方法がマッチングしていると思います)

 

 

 

 

 

ですから、田中なら、

ストリートでは使用せず、サーキットで、3セッション 走るなら、

2セッション目までは、違うタイヤで走り、

ドライバーのコース慣れと、クルマのセットアップを行い、

最後のセッションのみ、このタイヤを使用して、アタックすると思います。

 

 

 

よって、「もう 1セット ホイールを買うなんて、ありえない!」 とか、

1セットしかない 現行使用中のホイールに装着して、ストリートと兼用に・・・・・・、

という場合は、まったく持って、オススメしないです・・・・。

 

 

 

 

 

でも・・・、まぁ~、

 

国内の販売にも、

スポーツタイヤにも、

 

まったく、興味がないと思っていた ブリヂストン が、

こんなに、使用目的が明確な 

スポーツタイヤを リリースしたことに、本当に驚き、

 

そして、なんだか、これからのスポーツタイヤの方向性が、

大きく動く気がした RE-71R の試乗会でした。

 

 

 

 

 

 

いや~、ブリヂストン 男前だわ・・・。

 

駆動系パーツ
TM LSD (ZC32S) の レポート が届きました!!

2015年03月18日(水)

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本日は、TM LSD (ZC32S) を装着された 32オーナー様から、
ガッツリと、LSDレポートが届きましたので、ご紹介したいと思います!

田中 ミノル 様

ご無沙汰しております○○です。
今年1月にTM LSD & ファイナルを装着し、

本庄 (15分×ドライ6本)、

富士ショート (25分×ドライ2本)、

TC2000 (25分ウェット、9周ドライ)

を 走行いたしましたので感想を述べさせて頂きます。

●街乗り

FF-730を慣らしの段階から入れるとチャタリングしない伝説は本当です。
半信半疑でしたが、あれを体感してしまうと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

多少ハンドルは重くなりますが、人間の慣れの範囲だと思います。
チャタリングによるキックバックが無いので、街中も片手ハンドル運転でラクラクです。

●サーキット

本庄は普段走らないところなので割愛致しますが、
いつも走っている富士ショートでの恩恵は十分感じることが出来ました。

・富士ショート

特に感じたのが3コーナー立ち上がり。
ファイナル変更の影響もありますが、31の時に使用していた他社製のLSDと比べると
パワーが喰われることなく、強烈なトラクションが掛かるのと、
踏んだ分だけデフが効くので、ラインの自由度が上がるのと、
下手くそ加減をいい方向にカバー出来ます(笑)
B3ではセッティングが合わず (トーが超イン)、どアンダーは変わらずでした(汗)
最終コーナーはアクセルを早く開けることができるので、
ストレート立ち上がりで飛び出しそうになる程、速度が乗ります。

・TC2000

初走行でドライ路面はレース中の9周のみでしたが、
十分TM LSDの恩恵を受けることができました。
走行経験が少ないので各コーナーがどうこう、というのはありませんが、
ヘアピン立ち上がりなどは自分がココからアクセル踏んで行く、と
思っているところよりも手前のところから踏んで行けるので、
いい意味で気持ち悪い立ち上がりをして行きます。
ニュルニュルというかヌルヌルというか、そんな感じで加速して行きます(笑)
レース中、オープンデフのFF海外車を追っかけていたのですが、
コーナーリング速度自体はそれ程変わらないのに、立ち上がりで一気に差が詰まります。

・総括

加速が気持ち悪い。
下手くそなところをいくらでも誤魔化せるので上手くなった気になる。
ラインの自由度が増え過ぎてラインを見つけにくい。
お高い買い物でしたが、これを味わってしまうと・・・・・・・・・・・・(^_^;)

・最後に

まだまだ使い始めたばかりなので道具として使いきれていません。
このLSD特有のライン取りとゆーか走り方がありそうな気がしてならないです。
誰が乗ってもある程度の速さは手に入れられますが(現状まだこの段階)、
このLSDはその壁を超えた先に何かがありそうな気がします(笑)
今までのミノルさんの車載にヒントがありそうですね╭( ・ㅂ・)و グッ !

いや~、長文のレポート 感謝、感謝でございます!!

そして、最後の部分ですが・・・・、

↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓    ↓

このLSDはその壁を超えた先に何かがありそうな気がします(笑)

↑    ↑    ↑    ↑    ↑    ↑    ↑    ↑

いや~、やっぱ、鋭いですね~。

もちろん、もう少し、使い込めば・・・・・・、
きっと、そこには・・・・・、

「うおっ~!」 という感動と、ラップタイムが、あると思いますよ~!!

そして、このLSD から、タイムを絞り出すには、
このあたりが、「カギ」 になると、思われます。

田中ミノル式  FF 機械式 LSD 完全解説   「曲げるための LSD 有効活用法」⑤

また、レポートを読ませていただいた
田中の直感ですが・・・・・、

LSD の完全攻略まで、そして、感動のラップタイムまで、
かなり近いと、思いますよ~!

乞う ご期待でございます!!

レポート、本当にありがとうございました!!!

駆動系パーツ
POTENZA RE-71R 試乗会 in FSW!

2015年03月17日(火)

 

 

 

 

 

本日は、REV SPEED カモ編集長 から、

「つべこべ言わず、富士に来い!」 と、

強制召集? が、ありましたので・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岡国帰り(GTテスト)の阿部 & 朝帰り? の佐藤 と一緒に、

FSW に行ってまいりました!!

 

 

 

 

(ウソその1  今回の召集。 走らして!と、お願いしたのは、田中です!)

(ウソその2  佐藤さんが朝帰りだなんて・・・、釈明しようとしていることが、ウソだったり・・・笑)

 

 

 

 

 

 

 

でね! 今回の試乗会に関しては、

何をコメントしても、何を書いても、オールOKという、

BSさんのかなり太っ腹な 企画となりましたので、

 

 

タイヤメーカーに媚びない? 田中は、

(だって、スイフトのタイヤは、ぜ~んぶ実費で買ってますから!)

自分が感じた ままに、レポートしたいと思います!!

(あっ、ブログがまとまるまで、2~3日 お待ち下さいね!)

 

 

 

 

 

 

 

ということで、田中ミノル が、お届けする、

POTENZA RE-71R レポート!  どうぞお楽しみに!!

 

駆動系パーツ
春を感じに・・・・、with ラティオス!

2015年03月16日(月)

昨日は、ラティオスを引き連れて、

御岳山(みたけさん)に、行ってきました!

(4回目のチャレンジです!)

ケーブルカーに乗って、

(この写真は、下山の時です)

あとは、ひたすら、歩く!

まずは、日の出山 山頂を目指していると、

こんな看板が・・・・・・・・・!

マジで・・・・・・。

あんた、小熊と 間違われるかもよ・・・・・・。

で、一気に登頂成功!!

そして、お昼ご飯!

あんたは、おやつだけね・・・・・。

その後、御岳山に戻り、

今度は、奥の院 山頂 を目指したのですが、

なかなか、険しい のであります。ハイ。

でも、今回のラティオスは、牧場トレーニングで、

チョット、運動が得意になったのか、こちらも制覇!!

1人と1匹は、元気に下山したのでありました!

でも、ラティオス!

あんたが、いつも、こうして付き合ってくれるから、

田中のリハビリは進み、かなり元気になってきたよ!!

本当に、THANKS A LOT!

でもって、明日は・・・・・・、

こちらのタイヤで・・・・・、

FSW です!

やっぱり、確実に、元気になってますよね・・・・・。

駆動系パーツ
TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー インプレッション! (ハイエース スーパーロング)

2015年03月05日(木)

約2週間前、

弊社、代理店さん経由で、

TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーを

ハイエース の スーパーロング に、適合確認を兼ねて、

装着いただけることになりました。

 

 

 

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作業いただいたのは、

名古屋の コクピット タカハシ さん です。

そして、先日、オーナー様より、レポートをいただきましたので、

ご紹介いたしますと・・・・・・・、

装着後1週間ですが、気づいた点などをご報告させていただきます。

【仕様】

2型スーパーロング2WD特装キャンパー

2インチローダウン

20インチアルミNT555(245-35-20)

クスコ製スタビライザー(前後)

リム製ハイパートーションバー(φ27)

玄武製RCジョイント、タイロッドエンド、スタビリンク、各ストッパー類

COXボディダンパー

減衰設定:250Kg積載推奨値

装着後即感じた事は、段差を降りたときに意外に柔らかいかなと思いきや

車体のふらつきがすぐ落着き今までに体感した事の無い不思議な感覚でした。

交差点では、明らかにステアリングを切る量が少なく、

4輪がしっかり地面についてる感覚で自然とアクセルONしてしまいました。

とにかく今までに味わったことのないとても素晴らしい出来栄えに感動しました。

縮側が素早く、伸び側がとてもゆっくりな感じで、

市販のミニバンを遥かに上回る乗り心地でした。

減衰の調整幅もはっきりしていて、現在はベストポジションを模索中です。

これほど変化するものとは想像してなかったので、

今では運転するのがとても楽しく、身体も車も若返った感じです。

周りのハイエーサー達に是非勧めていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

これからもより良い商品づくりに頑張ってください。

微力ながらに応援させていただきます。

いや~、こんなに嬉しいコメントありません!!

こちらこそ、本当にありがとうございました!!!

これで、ハイエース の スーパーロング にも、

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパー が、

適合することも、確認できましたので、

オーナーのみなさん どうぞ、よろしくお願いします!!

レポートいただきました I 様

そして、装着いただきました コクピット タカハシ のみなさま、

ありがとうございました!

以上、嬉しくて、仕方がない 田中 のブログでした!!

PS

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー は、

全国の TM-SQUARE 製品 取扱店にて、販売しております。

弊社、代理店のみなさん

販売店のみなさん、どーぞよろしくお願いします!!

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駆動系パーツ
TM エキマニ ZC32S用 リリースです!

2015年02月26日(木)

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先日、ご案内しました
TM-SQUARE の新製品 ZC32S用の エキマニ。

詳しくは、こちらを!

3月上旬の入荷予定でしたが、
なんと! 一昨日に、納品されました!!

(嬉しいですね~!)

ということで、早速、写真撮影を行いました!!

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いや~、美しい・・・・・・・。
ため息 が出るぐらい、美しい・・・・・・・。

で、検品も終了しましたので、
「早割り」 にて、ご注文いただいておりました みなさん!
TM-SQUARE エキマニ (ZC32S専用品)は、本日出荷となります!!

ぜひぜひ、インプレッションを教えてくださいね。

ということで、本日から、「在庫あり」 となりますので、
みなさん、どーぞ、よろしくお願いします!

もちろん、「匠の日」でも、装着可能ですよ~!!

サスペンション
TM トーションビーム & スタビ (ZC32S) 量産試作 完成!

2015年02月18日(水)

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いよいよ、量産試作品として納入された

TM-SQUARE トーションビーム & スタビ (ZC32S) の写真を

先日、極寒の町田倉庫で撮ってまいりました。

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このトーションビーム、

2013年 のスーパーバトルから、試作品を装着しており、

抜群のパフォーマンスを発揮していました。(いや~、田中の大好物です)

でも・・・、ZC32S のトーションビーム形状は、ZC31S と、大きく異なり、

試作品は、エイヤ~! で、スタビを固定した仕様でしたが、

量産品は、そうもいかず・・・・・・、

袋状となったトーションビームと、

戦うこと1年・・・・・・・・ (まぁ、Sato Style ですから・・・・・笑)

やっと、量産試作が、完成した次第でございます。ハイ。

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でもって、今回、準備したスタビの太さは、2アイテム!

構造上、ZC31S より、スタビのスパンが短いために、

28φ と、32φ をスタンバイいたしました!!

(ちなみに、35φも作りましたが、硬過ぎました・・・・・・・・・)

イメージ的には、

28φ    ミニサーキット  &  ワインディング

32φ    ミドル ~ ハイスピードサーキット

といったイメージです。

もちろん、スタビバーのみの販売も行いますので、

使用サーキットや、セットアップによって、

使い分けていただくのも、「◎」 です。 (交換は、ボルト2本 の脱着でOK!)

そして、交換による メリットは・・・・・・、

① コーナー立ち上がりの アンダーステアを大きく抑制できる!

FF 車両で、速く走るために、絶対必要なこと、

それは、リアのロールを抑制することだと、田中は思っています。

なぜかと言いますと・・・・・・、

たとえば、左のヘアピンコーナーを想像してください。

クリッピングポイントからは、立ち上がりに向けて、加速するために、

アクセルを踏みますよね? ということは、荷重はリアに移ります。

また、コーナリングもしていますので、荷重は、右リアに集中しますよね?

この状況で、右リアが大きくロールすると、対角である 左フロントは、

浮き上がろうとしますので、荷重が抜けてグリップが弱くなるのです。

結果、アンダーステアを誘発・・・・・・・。

そうです、タイトコーナーの立ち上がりで、FF 車両がアンダーステアなのは、

上記の状況が発生しているからなのです。

そこで! トーションビーム & リアスタビ により、

リアのロール剛性 を上げると、 この立ち上がり区間で、

リアのロールが抑制されることで、対角である 左フロントの接地を確保!!

だから、アンダーステアが大きく抑制されるのであります。ハイ。

② トラクション性能が向上する!

タイトコーナーの立ち上がりで、

フロント イン側タイヤの接地がシッカリしていることから、

トラクション性能が大幅に向上します。

また、オープンデフの場合、

通常であれば、 フロント イン側のグリップが弱くなることで、

アウト側にもトラクションがかからない、「トラクション抜け」 が発生する状況でも、

イン側の接地が確保されることから、トラクションがかかり、

「トラクション抜け」 の発生を抑制したり、発生する場所を少し先にすることが可能です。

③ コーナリング中のロール量が減少する!

トーションビーム & リアスタビ の装着により、

コーナリング中のロールが抑制されることで、クルマの動きが小さくなり、

ドライバビリティが向上します。(運転しやすくなる)

(もちろん、純正サスペンションに装着しても、大幅にロールは抑制されます)

また、ロールが抑制されることで、

キャンバー角が絶対的に不足している状況でも、

タイヤの当たり面を確保しますので、

コーナリング中のグリップ変化を少なくできるというメリットもあります。

とまぁ~、イイこと尽くめ なのであります。

もちろん、リアのロール剛性は、他の手段でも、上げることができます。

たとえば、スプリングレートを上げる ということも、ひとつの手段なのですが、

ロール剛性を上げるというメリットと、同時に何らかのデメリットが発生する

可能性がありますので、(跳ねるとか、乗り心地が大きく悪化するとか・・・・・・)

このあたりは、合わせ込みが必要となります。

また、トーションビームを強化するときに、重要なポイントがあります。

それは、「リニアに強化する」 ということです。

ロールの始まりから、フルロールまで、トーションビームのねじれるレートが、

一定であることが、とっても大切だと、田中は思っています。

だから、TM-SQUARE のトーションビームは、

トーションビームのねじれが発生する 大元を スタビライザーによって、

強化するという とっても手の込んだ作り方をしているのです。

田中の小さな・・・・、いや、大きな こだわりですが、

この作り方でないと、リニアにレートが変化してくれないと、田中は思っています。

以上、またまた、ウンチクだらけとなりましたが、

TM-SQUARE トーションビーム & スタビ (ZC32S) のお話でした。

そして、量産試作ということは、

リリースも、近いかも知れないですよ~!!

TM-SQUARE トーションビーム & スタビ (ZC31S) の WEB サイト はこちら!

エンジン
TM-SQUARE 強化エンジンマウント インプレッション!

2015年02月16日(月)

p15

今夜は、先日、発売しました

TM-SQUARE 強化エンジンマウント のインプレッションが、

早速届いておりますので、みなさんに、ご紹介したいと思います。

ちなみに、3箇所とも、

純正 → TM-SQUARE 強化エンジンマウント に、交換いただきました。

では、ノーカット & ノー編集 で、どーぞ!

本日、杉田さんに強化エンジンマウントキットを取付していただきました。

自身のブログに詳細をアップしても良かったのですが、何分素人ゆえ・・・。(苦笑

ダッシュのビリビリ音&アイドリング時の振動

純正比 200% UP

20%と見間違えていました。(汗

正直、期待は皆無で不安だけが頭をよぎります。(汗

装着後、緊張の瞬間

エンジン始動と同時に、ハンドルとシートから五臓六腑に染みわたる振動と、

官能的な”サウンド”が、身体と魂を揺さ振ります。

前車でも強化マウント入れていましたが、慣れるのにそう時間は掛かりませんでした。

しかし-

TM強化エンジンマウントキット

クラッチをを繋ぎ、アクセルを入れた刹那、

水面から勢いよく飛び立つ白鳥の様に、一気に加速していきます!

これまで3千回転でクラッチミートしていましたが、気が付けば4千付近まで吹け上がり

明らかなアクセルレスポンスの向上が見られ、ピックアップの良さは特筆ものです。

ミノルさん渾身のエキマニを導入した時の、あの興奮と感動が蘇りました。

レーンチェンジも同様に、以前と同じ舵を入れるとクルマが即座に反応し、

瞬く間に車線変更は完了します。

ブレーキの効き具合然り、コーナリング性能までもが、導入前とは全く次元の

違うマシンへと変貌を遂げたのです!

街乗り&法定速度ですらこの感じです、

サーキットにおけるパフォーマンスは如何ばかりでしょうか?!

もちろんわたしの腕ですから、タイムアップに繋がるかどうかは微妙ですが(汗)、

早く走行したくてウズウズしています。(苦笑

では肝心の普段乗りでのデメリットについて

音は言うに及ばず、振動と併せて長時間の走行により、ボディーブローのように効いてきます。

わたしの場合、お腹の痛い時は携帯トイレを持参した方が良いかも知れません。><

ダッシュボードも自力で換装したためビビり音があったのですが、

視界に入る全ての内装が悲鳴をあげ、ルームミラーに映ったわたしは、

「ムンクの叫び」を彷彿とする、焦りの中に有りました・・・。

と、ざっとこのようなファーストインプレッションですが、

導入するメリットとデメリットがハッキリと二分される

TM製品は他に無いのでは・・・、とすら感じています。

私的にですが、サーキットでのタイムアップと

普段乗りでの最小限の快適性を犠牲にするコンセプトで歩んでまいりますので、

変わらず末永く、愛車共々よろしくお願いいたします。

いや~、予想どおりというか、

予想以上のアクティブな内容でございます(笑)

でも、ホントこの商品は、

メリットとデメリットが共存する製品となりますので、

ストリートのデメリットより、

サーキットでのメリット重視なら、3点交換

ストリートの快適性を大きく犠牲しない範囲で、

サーキットでのメリットを求めるなら、1点交換(リアのみの交換)

と、ニーズに合わせて、チョイスして下さいね。

という意味では、本文中に・・・・・、

普段乗りでの最小限の快適性を犠牲にするコンセプト

とありますので、

もしかしたら、1点交換の方が良かったのかも・・・・・と、いう気もいたしますが・・・・(汗)、

きっと、サーキットを走ると、イメージが変わるかも、ですね~。

ということで!

サーキット走行後のインプレも、ぜひぜひ、教えてくださいね!!

以上、本日届いた、

TM-SQUARE 強化エンジンマウント の インプレッション でした!

BILLION
開発テストの内容公開! 

2015年02月13日(金)

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今日は、ずっと・・・・、

先日の開発テスト (86 & 本庄ね!) レポートを作っておりました。

でも、まぁ~、開発テストって、基本、極秘ですよね・・・・・・・。

だって、どのメーカーが、

いま、何を開発しているか・・・・・・とか、

どこまで進んでいるか・・・・・・・とか、

どんなやり方で、開発をしているか・・・・・・・というのは、

当たり前だとは、思いますが、秘密ですよね・・・、やっぱり。

でもね・・・・、これを秘密にしちゃうと、

佐藤さんが、どれほど、田中を 「こき使って」 いるか、

きっと、みなさんには、伝わらないと思い (笑)

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先日、行いました 本庄テストの内容を 公開してみたいと思います!

(勇気あるでしょ!!)

まず、テストは、2015年2月10日 本庄サーキットにて、

田中 & 3名 で行いました!

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(一番右のお方は、某メーカーの開発のお方でございます)

(お付き合いありがとうございました!!)

で、田中も佐藤さんも、元々はレース界出身ですので、

レーシングカーの開発と同じスタンスで、

ガッツリと、スケジュールを立てて、テストを行うのですが、

まぁ~、佐藤さんは、欲張りなのであります・・・・・・。ハイ。

このテストでは、主に、

○ ミッションオイル (BILLION OILS FR 専用 ミッションオイル)

○ LSD オイル (BILLION OILS FR 専用 機械式 LSD オイル 80w-140)

○ ブレーキパッド (ZONE 86 専用 サーキットパッド)

の評価がメインだったのですが、

佐藤さんが作ったスケジュールは・・・・・、

なんと・・・・・・、

こんな感じでした・・・・・・・。

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(ありえない・・・・・)

では、順番に解説しましょう!

まずは、ミッションオイル。

最初に使用する(通称、ベンチマーク) は、

FR用 ミッションオイル として、とっても評判の良い 某外国製の高級オイル。

このオイルで、2セッションを走り、

温度変化によるシフトフィールの変化 をコメントします。

また、このタイミングに、

その後、評価が的確に行えるように、クルマのセットアップを行います。

(この日は、内圧調整だけで、開発テストに突入でした)

で、フラッシングを行い、

試作品である T4(コード205) に交換。

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このオイルは、2年に及ぶ開発によって、

現在のところ リリースに一番近い試作品です。

(でも、まだ、やらなければならないことが、あるんです!)

あっ、もちろん、フラッシングを行う理由は、

前のオイルが残っていて、

的確に判断ができなくなることを 嫌うからであります。ハイ。

(テスト時、フラッシングは、次に使用するオイルにて必ず行います)

で、今度は、86 ワンメイクレースで実績のある、他社品 D に交換。

こちらも、ガッツリ評価して、

お次は、T4(コード305) に交換。

これが、今回持ち込んだ、BILLION OILS の新しい タイプの試作品です。

まぁ~、ひと口に 言えば、低温時の粘度を下げたタイプですね。

(あっ、言っちゃった・・・・・・)

ちなみに、ミッションオイルに関しては、

ベース オイルの選択や、添加剤配合に関しては、すでに開発が終了しており、

現在、粘度設定の最終段階でございます。ハイ。

そして、最後に、T4(コード405) に交換。

(こちらも、BILLION OILS の試作品です)

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で、各項目を10段評価としたポイント表と、各種コメントを記入して、

決定した、ミッションオイルの 田中評価は、

他社品 A   <   T4(コード305)  <  他社品 D  <  T4(コード205)  <  T4(コード405)

といった順位となりました。

でもって、各オイルを 0.5L 抜き取って、成分分析をかけて、

オイル内にどれぐらいの金属が混入しているかを確認します。

(そうです! この分析で、内部の磨耗状況が、明確にわかるのであります!!)

同様に、LSD も・・・・・・、

まずは、ベンチマーク FR-780 (80w-250) を使用。

こちらは、すでに、開発済みの 

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル です。 

でもって、フラッシングして、

75W-140 (コード BR120) に交換。

(BILLION OILS の試作品であります!)

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またまた、フラッシングして、

75W-140 (コード BR140)
に交換。

(こちらも、BILLION OILS の試作品です!)

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で、最後に、より的確な評価になるように、

もう一度、ベンチマークに戻すという徹底ぶり・・・・・。

さすが・・・、Sato Style・・・・・・。

そして、田中が思う 

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル の評価ポイントは、

なんと言っても、安定した、トラクション性能です。

温度変化に強く、超高温になっても、

リニアに、そしてシッカリ、LSD ディスクが、ロックできるかどうかを中心に、

各項目ごとに、ポイントとコメントを記入して、決定した田中の評価は、

75W-140 (コード BR140)  <  75W-140 (コード BR120)  <  FR-780 

という結果となりました。

(いや~、改めて、FR-780 の凄さを再確認したのでありました・・・・・)

(まだまだ、頑張らなくては・・・・・・・・。)

そして、そして、ブレーキパッドは・・・・・・、

まず、ベンチマークは、

86/BRZ ワンメイクレース で、実績のある 某社製のブレーキパッド使用。

(いったい、今まで、何セット買ったんだろう・・・・・・笑)

それから、

F IP327   R 152S

(共に、ZONE の試作品) に交換。

でもって、お次は、

F RS275   R 152S に交換。

(もちろん、ZONE の試作品  リアは、KEEPです) 

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ここから、怒涛の ZONE 試作品攻撃。

F RS275   R RS224

F RS224   R RS224

F RS224   R RM3

(R RM3 は、予定にはなかったのですが、試作品を持ち込んでいただきました!)

と、続きました・・・・・・・・・・。

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もちろん、こちらも、ポイント表によって、細かく各項目を評価。

ちなみに、今回のテストで、BEST の組み合わせは、

最終セッションの F RS224   R RM3 でした。

RM3・・・・・、凄すぎる・・・・・・!)

そうだ!ブレーキパッド開発に関しては、

パドック動画がありますので、どーぞ!

 

 

 

 

 

150210 パッドテスト ①

 

150210 パッドテスト②

 

150210 パッドテスト ③

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ~、

ミッションオイル

LSD オイル 

ブレーキパッド

といった、3つのアイテムを同時進行で、

次から次へと、センサーの感度を Max にして、

評価するのですから、

本当に、フラフラになってしまいました・・・・・・・・。

おまけに、7セッション 130 Lap ですからねぇ・・・・・・・・・・・。

ということで、本日のブログは、

弊社の開発現場と、佐藤さんの欲張り具合を みなさんにお伝えいたしました!

もちろん、本編の内容、ぜひ、ご内密に・・・・・! (笑)