ZONE
ZONE ブレーキフルード ZF-031 発売のお知らせ!

2015年06月01日(月)

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ずっと、ずっと、開発を続けてきました

ZONE ブランドの ブレーキフルードを

いよいよ、本日より、発売することになりました!!

この ブレーキフルード の キャッチコピー は、 ズバリ!!


踏めばわかる! リリースすればもっとわかる!!

「曲げる」 ための ブレーキフルード!

ZONE ZF-031

です!

で、いったい どのような テイストかと言いますと・・・・・・・、

(以下、広告文章の抜粋です!)

「タイムアタッカーに必要とされるブレーキフルードを作りたい!」 

そんな想いで、ZONEブレーキフルードの開発はスタートしました。

ブレーキフルードの役割は、圧力伝達です。

ドライバーがブレーキペダルの踏力をコントロールすることにより、

発生した圧力(液圧)を的確に4輪のブレーキシステムに伝えることです。

そして、この圧力伝達をよりハイレベルに行うため、

サーキットでも安心の高沸点であることは、もちろん、

我々が、ブレーキフルードに求めた最大の特徴は、

リリースコントロール性に優れているという点でした。

なぜなら、コーナーへの進入時、大きな 「減速G」 が発生している状態で、

的確にブレーキをリリースすることは、数あるドラテクの中でも、

非常に難しい課題であり、このブレーキリリースの精度で、

「曲がる」 「曲がらない」 が決まるといっても過言ではないからです。

そこで、ZONE ブレーキフルード ZF‐031 は、上記のニーズに合わせ込むため、

フルードの動粘度(フルードの硬さ)をDOT規格より格段に高く設定したことにより、

以下2つのドライバビリティを手に入れました。

ドライバビリティ① 剛性感あるブレーキフィール!

まずは、ブレーキング時のペダルストロークを大幅に抑制し、

「ガッチリ」 とした 「ダイレクトなペダルフィール」 を実現。

この剛性感により、ドライバーは、「今、どれぐらいの力でペダルを踏んでいるか」 を

把握しやすくなり、結果、踏力コントロールをより細かく行えることから、

リリースコントロール性が向上します。

ドライバビリティ② スムーシング効果によるコントロール性!!

ふたつ目は、ブレーキング中の液圧変動が少ないという点です。

走行中は、「減速G」 や 「振動」 により、ドライバーが、いくら一定の力で

ブレーキを踏もうとしても、ブレーキ踏力は、小刻みに変化してしまいます。

このピーキーな踏力変化に対しても、キャリパーへは、液圧変動が

大きく抑制された状態にて(スムーシング効果)伝わることから、

コントロール性が向上します。

上記のとおり、踏力コントロール という ドライバビリティ にて、

「曲げる」 に大きく貢献する まさに、ドライバー視線から誕生したブレーキフルード。

それが、ZONE ブレーキフルード ZF‐031 です。


スペック  

DRY沸点           324℃

1%含水沸点         291℃

WET沸点(3.5%)      200℃     

品番             MZF-031

価格            ¥5,400 (+税)

容量             1000ml

※本製品は、低温(-40℃)における動粘度が規格値より高いことから、

DOT規格および、JIS規格に適合しておりません。

※本製品は、気温‐5℃以下の環境では、ご使用になれません。

といった感じの製品なのであります!

要するに、コントロール性 & リリースコントロール性 といった

ドライバビリティ を求めるために、

ブレーキフルードの粘度を徹底的に高く設定したのであります。

結果、強烈に剛性感が強いペダルフィーリングと、

液圧変動を大きく抑制(スムーシング効果)することに成功しました。

では、少々、突っ込んだ 話をしましょう!

まず、ブレーキフルードの粘度を高く設定することで、

ブレーキペダルの剛性感が向上するのは、ご理解いただけると思います。

でも、スムーシング効果 と言われても、ピン と来ないですよね・・・・・。

広告文にもありますように、

ドラテクの中で、一番難しいテクニックは、

ブレーキリリースの精度 だと、田中は思っています。

でも、実際、ブレーキリリースを行う状況では、

「減速G」 や 「振動」 により、

ブレーキ踏力は、小刻みに変化してしまいます・・・・・。

これを、DATA ロガーの液圧チャンネルで見てみると、

こんな感じとなります。

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どうでしょう・・・・?

みなさんが想像されていた以上に、「ブレ」 がありませんか?

だって・・・・、

カカトが空中に浮いている状況で、

振動があり、減速G が、かかっているのですから、

やはり踏力は、小刻みに変化してしまうのです。

そして、この踏力変化 (圧力のブレ) は、

キャリパーへ、ダイレクトに、伝わってしまいます。

※ 以下のグラフは、通常粘度のブレーキフルードです。

こうなると・・・・・、

ブレーキの効きが、小刻みに変化することから、

ブレーキのコントロールは、やはり、難しくなってしまいますよね・・・・・・・。

まぁ~、このあたりが、

ブレーキのリリースコントロールが、

数あるドラテクの中でも、最難関と言われている 理由なのかも知りません。

しかし!!

ブレーキフルードの粘度をガッツリと 高粘度にすると、

圧力伝達のスピードが、穏やかになることから、

キャリパー内の圧力変化は、こんな感じになっちゃうんです!!

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そうなんです!

このグラフのように、キャリパー内の圧力が変化してくれると、

ドライバーは、かなり、コントロールしやすいですよね~。

これが、まさに、スムーシング効果 なのであります!!

ということで、ZONE ブレーキフルード ZF-031 は、

田中が一番欲しかった

ブレーキのコントロール性という ドライバビリティを追い求めて

作られた ブレーキフルード なのであります。

また、とっても嬉しいことに、

「匠の日」 & TM コレクション にて、

モニターとして、ご使用いただきました みなさまからも、

田中と同意見の 好評価なレポートが、たくさん 届いております!!!

(やっぱり、コントロールしやすい って、大きなアドバンテージですよね~!)

ZONE ブレーキフルード ZF-031 WEB サイト

そして! そして!!

この ZONE ブレーキフルード ZF-031 のテイストを

みなさんに試していただける キャンペーンも、

発売と同時に開始したいと思います!!

ZONE ブレーキフルード ZF-031 モニターキャンペーン!

募集期間 2015年6月1日 ~ 6月15日 まで

募集詳細

1) 下記、ZONE マテリアルソムリエ 店 におきまして、1店舗 2名のモニターを募集いたします。

2) 1店舗 2名以上の応募があった場合は、抽選となります。

(当選者の方には、ご連絡の上、スケジュールの確認をさせて頂きます)

3) 当選者には、ZONE ブレーキフルード ZF-031 を1本 無償提供!

交換は、下記、マテリアルソムリエ店での作業となり、交換工賃は、有償となります。

(作業工賃は、店舗規定に準じ、当選者には、事前にご案内いたします)

(マテリアルソムリエ店以外での作業、商品のみのお引取りには対応いたしておりません)

4) 交換後、簡単なモニターレポートを専用の投稿フォームに記入し送信をお願いします。

対象マテリアルソムリエ店

ARVOU(栃木県)

ノウムモータースポーツファクトリー(千葉県)

AUTOBACS ASM YOKOHAMA(神奈川県)

スーパーオートバックス 浜松(静岡県)

菱木レーシング(愛知県)

ATHLETE(愛知県)  TEL 0566-71-1000

ガレージミヤタ(愛知県) TEL 0586-23-8378

カーランドバーデン安城店(愛知県)

ストラダーレ(岐阜県)

スーパーオートバックス 京都WOOW wonder City(京都府)

スーパーオートバックス サンシャインKOBE(兵庫県)

アライズモータースポーツ(兵庫県)


応募方法

ZONE WEB サイト 内の 

ZF-031 モニターキャンペーン 欄  専用フォーム より (終了いたしました) 

応募をよろしくお願いいたします。

とまぁ~!

少々、長文となってしましたが、

以上、 ZONE ブレーキフルード ZF-031 発売のお知らせ!

ならびに、モニターキャンペーンのお知らせでした!!

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きっと、

いままで経験したことのない コントロール性・・・・・・、

好きになってもらえると、思いますよ~!!

BILLION
開発テストの内容公開! 

2015年02月13日(金)

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今日は、ずっと・・・・、

先日の開発テスト (86 & 本庄ね!) レポートを作っておりました。

でも、まぁ~、開発テストって、基本、極秘ですよね・・・・・・・。

だって、どのメーカーが、

いま、何を開発しているか・・・・・・とか、

どこまで進んでいるか・・・・・・・とか、

どんなやり方で、開発をしているか・・・・・・・というのは、

当たり前だとは、思いますが、秘密ですよね・・・、やっぱり。

でもね・・・・、これを秘密にしちゃうと、

佐藤さんが、どれほど、田中を 「こき使って」 いるか、

きっと、みなさんには、伝わらないと思い (笑)

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先日、行いました 本庄テストの内容を 公開してみたいと思います!

(勇気あるでしょ!!)

まず、テストは、2015年2月10日 本庄サーキットにて、

田中 & 3名 で行いました!

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(一番右のお方は、某メーカーの開発のお方でございます)

(お付き合いありがとうございました!!)

で、田中も佐藤さんも、元々はレース界出身ですので、

レーシングカーの開発と同じスタンスで、

ガッツリと、スケジュールを立てて、テストを行うのですが、

まぁ~、佐藤さんは、欲張りなのであります・・・・・・。ハイ。

このテストでは、主に、

○ ミッションオイル (BILLION OILS FR 専用 ミッションオイル)

○ LSD オイル (BILLION OILS FR 専用 機械式 LSD オイル 80w-140)

○ ブレーキパッド (ZONE 86 専用 サーキットパッド)

の評価がメインだったのですが、

佐藤さんが作ったスケジュールは・・・・・、

なんと・・・・・・、

こんな感じでした・・・・・・・。

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(ありえない・・・・・)

では、順番に解説しましょう!

まずは、ミッションオイル。

最初に使用する(通称、ベンチマーク) は、

FR用 ミッションオイル として、とっても評判の良い 某外国製の高級オイル。

このオイルで、2セッションを走り、

温度変化によるシフトフィールの変化 をコメントします。

また、このタイミングに、

その後、評価が的確に行えるように、クルマのセットアップを行います。

(この日は、内圧調整だけで、開発テストに突入でした)

で、フラッシングを行い、

試作品である T4(コード205) に交換。

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このオイルは、2年に及ぶ開発によって、

現在のところ リリースに一番近い試作品です。

(でも、まだ、やらなければならないことが、あるんです!)

あっ、もちろん、フラッシングを行う理由は、

前のオイルが残っていて、

的確に判断ができなくなることを 嫌うからであります。ハイ。

(テスト時、フラッシングは、次に使用するオイルにて必ず行います)

で、今度は、86 ワンメイクレースで実績のある、他社品 D に交換。

こちらも、ガッツリ評価して、

お次は、T4(コード305) に交換。

これが、今回持ち込んだ、BILLION OILS の新しい タイプの試作品です。

まぁ~、ひと口に 言えば、低温時の粘度を下げたタイプですね。

(あっ、言っちゃった・・・・・・)

ちなみに、ミッションオイルに関しては、

ベース オイルの選択や、添加剤配合に関しては、すでに開発が終了しており、

現在、粘度設定の最終段階でございます。ハイ。

そして、最後に、T4(コード405) に交換。

(こちらも、BILLION OILS の試作品です)

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で、各項目を10段評価としたポイント表と、各種コメントを記入して、

決定した、ミッションオイルの 田中評価は、

他社品 A   <   T4(コード305)  <  他社品 D  <  T4(コード205)  <  T4(コード405)

といった順位となりました。

でもって、各オイルを 0.5L 抜き取って、成分分析をかけて、

オイル内にどれぐらいの金属が混入しているかを確認します。

(そうです! この分析で、内部の磨耗状況が、明確にわかるのであります!!)

同様に、LSD も・・・・・・、

まずは、ベンチマーク FR-780 (80w-250) を使用。

こちらは、すでに、開発済みの 

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル です。 

でもって、フラッシングして、

75W-140 (コード BR120) に交換。

(BILLION OILS の試作品であります!)

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またまた、フラッシングして、

75W-140 (コード BR140)
に交換。

(こちらも、BILLION OILS の試作品です!)

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で、最後に、より的確な評価になるように、

もう一度、ベンチマークに戻すという徹底ぶり・・・・・。

さすが・・・、Sato Style・・・・・・。

そして、田中が思う 

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル の評価ポイントは、

なんと言っても、安定した、トラクション性能です。

温度変化に強く、超高温になっても、

リニアに、そしてシッカリ、LSD ディスクが、ロックできるかどうかを中心に、

各項目ごとに、ポイントとコメントを記入して、決定した田中の評価は、

75W-140 (コード BR140)  <  75W-140 (コード BR120)  <  FR-780 

という結果となりました。

(いや~、改めて、FR-780 の凄さを再確認したのでありました・・・・・)

(まだまだ、頑張らなくては・・・・・・・・。)

そして、そして、ブレーキパッドは・・・・・・、

まず、ベンチマークは、

86/BRZ ワンメイクレース で、実績のある 某社製のブレーキパッド使用。

(いったい、今まで、何セット買ったんだろう・・・・・・笑)

それから、

F IP327   R 152S

(共に、ZONE の試作品) に交換。

でもって、お次は、

F RS275   R 152S に交換。

(もちろん、ZONE の試作品  リアは、KEEPです) 

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ここから、怒涛の ZONE 試作品攻撃。

F RS275   R RS224

F RS224   R RS224

F RS224   R RM3

(R RM3 は、予定にはなかったのですが、試作品を持ち込んでいただきました!)

と、続きました・・・・・・・・・・。

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もちろん、こちらも、ポイント表によって、細かく各項目を評価。

ちなみに、今回のテストで、BEST の組み合わせは、

最終セッションの F RS224   R RM3 でした。

RM3・・・・・、凄すぎる・・・・・・!)

そうだ!ブレーキパッド開発に関しては、

パドック動画がありますので、どーぞ!

 

 

 

 

 

150210 パッドテスト ①

 

150210 パッドテスト②

 

150210 パッドテスト ③

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ~、

ミッションオイル

LSD オイル 

ブレーキパッド

といった、3つのアイテムを同時進行で、

次から次へと、センサーの感度を Max にして、

評価するのですから、

本当に、フラフラになってしまいました・・・・・・・・。

おまけに、7セッション 130 Lap ですからねぇ・・・・・・・・・・・。

ということで、本日のブログは、

弊社の開発現場と、佐藤さんの欲張り具合を みなさんにお伝えいたしました!

もちろん、本編の内容、ぜひ、ご内密に・・・・・! (笑)

BILLION
2015 -02-10 本庄サーキット テスト!

2015年02月10日(火)

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いや~、走りました・・・・・・・。

佐藤さんの 言い付けで、なんと、7セッションも・・・。

も~、ヘロヘロでございます。ハイ。

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ということで、詳細は、明後日に!

しかし、まぁ~、佐藤さんのメニューは強烈です・・・・・・・。

この欲深さ、まさに、Sato Style・・・・・・。

BILLION
ZONE なら、レーシングキャリパーにも 完全対応!!

2014年10月28日(火)

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今夜は、いよいよ、タイムアタックシーズン到来ということで、

ZONE ブレーキパッド のことを少々。

ZONE = 効きの強さが異なる 16種類の 摩材からチョイスできる!

ということは、徐々に認知いただけるように、

なりつつありますが、

ZONE ブレーキパッド の もうひとつの メリット、

それは、各種 レーシングキャリパー に完全対応した

ブレーキパッド の製造が可能ということを ご存知でしょうか?

そうなんです!!

国産車、輸入車 だけではなく、

各種 レーシングキャリパー のブレーキパッドが、作れるんですね~!

そして! 

これら レーシングキャリパー に対応する ブレーキパッドにも、

もちろん!制動力の違う16種類の摩材を フリーチョイスいただけるんです!!

たとえば、

「APキャリパー CP7040 6POT」 に、「 53C 」 摩材 とか、

「フェラーリ F50 4POT キャリパー(フロント)」 に、「 10F 」 摩材 といった、

発注が可能です。

※ モデルが明確でないキャリパーでも、現在ご使用いただいているパッドを

お送りいただければ、パックプレートを製造しブレーキパッドを作ることも可能です。

(また、お急ぎの場合は、現在のバックプレートに摩材を張り替えることも可能です)


輸入車、レーシングキャリパー等、

特殊品 の プライス & アイテム情報は、こちら!

そして、そして!

ZONE ブレーキパッド は、受注生産品となりますので、

純正キャリパー、レーシングキャリパーともに、

摩材の 「厚み指定」 にも、完全対応 しています!!

たとえば、

「バックプレート込みで、厚さ16.3mm で作って!」 とか、

「鳴き止めシムを取り外すので、0.8mm 通常より厚く作って!」 といった、

スーパーマニアックな ご注文にも対応が可能です。

なお、現在、厚みの変更に関しましては、「 0円 」にて、承っております。

いや~、どこまでも、マニアックな ブレーキパッド  

BRAKING MEISTER ZONE

完全 受注生産 ですので、

納期は、少々かかりますが、

国産車            1週間~10日

輸入車            1週間~2週間(バックプレートの金型がない場合は、2週間以上)

レーシングキャリパー   1週間~2週間(バックプレートの金型がない場合は、2週間以上)

効きも、形状も、そして、摩材の厚みまで、

ご指定いただける ZONE ブレーキパッド。

みなさん、どうぞ よろしく お願いします!

あっ! 摩材チョイスのお手伝いは、

みんカラの メッセージ でも、対応可能 ですので、お気軽に ご連絡ください!

ちなみに、過去には、こんなご注文が・・・・・!

ZONE
ブレーキ鳴き に関する プチ ウンチク。

2014年08月29日(金)

ブレーキパッド開発も、

かれこれ、3年目に突入する ハイエース。

(いや~、早くリリースしたい・・・・・・・)

 

 

じつは、この、ハイエース の ブレーキパッド開発、

最大の難関は、ブレーキ鳴き なんですよね~。

 

 

ということで、今夜は、ブレーキ鳴きに関する、ウンチク を少々。

 

 

まぁ~、ひとことで、「ブレーキ鳴き」 といっても、

じつは、種類があったりします。

 

 

 

「キィ~~~ッ音」


メタルパッド (ハイスチール材)特有の ブレーキ鳴きです。

重量のある車両 & サーキット仕様のブレーキパッド の組み合わせで、

発生することが多く、すご~く大きな音がします。

 

レーシーな方の中には、この音がしないと、

安心できない という方まで いらっしゃいます・・・・・。ハイ。

 

音に関する対策は、摩材を変える以外、手がありません・・・。

 

 

 

「ゴー音」


摩材とディスクが摩擦するときに発生する音です。

サーキット走行等で、過度に熱が入り、摩材表面が硬化した場合によく発生します。

 

 

症状が軽い場合は、少し硬い部分が減るまで、走ると回復したり、

少々、サンドペーパーで、摩材の表面を削ると、回復したりしますが、

ストリートパッドをサーキットで使用した場合等、

完全に摩材が硬化してしまうと、交換するしか手がありません・・・・・。

 

 

 

 

「キィー音」


渋滞時等、やさしいブレーキ(踏力の弱い状況)で、発生しやすく、

音としては、決して大きくはありませんが、

気になりはじめると、気になってしまうのであります・・・・。

 

 

ヨーロッパでは、この音を 「あまり気にしない」 という風潮が強いですが、

日本では、やっぱり・・・・・・・、ね・・・・・・・。

 

 

もちろん、ブレーキは、摩擦を利用して、クルマを止める(減速させる)わけですから、

必ず、どこかの周波数で音がしています。ただ、その周波数が、人間の耳に、

聞こえるか聞こえないかが、問題となります。

 

 

 

 

 

ということで、今日のブログは、この 「キィー音」 のことを少々。

 

よく、ブレーキパッドを新しいものに交換して、少ししたら、

「キィー音」 が、発生する場合があります。

 

 

この場合、かなりの確立で、

ローターの 段付き磨耗が、原因だったりします。

下の写真を見てください!

 

 

 

 

 

 

 

よ~く見ると、パッドが当たっていない

ローターの一番外周部分だけ、「段付き」 になってますよね?

 

 

 

 

 

 

 

要するに、以前使用していた、ブレーキパッド摩材の形に、

ローターが磨耗しており、「段付き」 が、発生しているのであります。

 

 

この状態で、パッドを新しいものに交換すると、

新しいパッドの角が、この 「段付き部」 にタッチしてしまい

当たりが強くなってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

(角が少し崩れていますよね・・・・・?)

こうなると、「キィー音」 が、発生してしまうんです。

 

 

もちろん、ローターを交換する! という手もありますが、

まだ、交換しなきゃならない 厚さまで、磨耗が進んでいない場合は、

なかなか、判断が鈍りますよね~。

 

 

 

そんなときに、有効なこと、

それは、摩材の角を削ってしまうのです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

もし、この加工にて、ブレーキ鳴きが消えたら、

やはり、問題は、ローターの「段付き磨耗」 ということになります。

(そうなんです、原因が確定され、ブレーキ鳴きも、解消されるのです!)

 

 

 

もちろん、ブレーキパッドの磨耗が進んで、

再び、この部分が当たりだすと、ブレーキ泣きが発生する可能性はありますが、

ブレーキ鳴きの原因が特定されることは、大きなメリットだと、田中は思います。

 

 

 

あっ、このあたりを 詳しく図解している、ZONE の ウンチク も どうぞ!

それから、ブレーキ鳴き対策 といえば、

ブレーキパッドのバックプレートに、「純正シム」 を装着すると、

 

 

 

 

 

 

 

(バックプレートに装着されている ゴールドの板です)

ブレーキ鳴き は、少し抑制されます。

(田中の個人的見解では、30% ぐらい減少するイメージです)

 

 

 

ただ、このシムを装着すると、

タッチが少々「ムニュ」 とした感じになりますので、

ブレーキ鳴き以上に、タッチを優先させる方は、「取り外し」 の方が、

マッチングするかもしれませんね・・・・・。

 

 

もちろん、ブレーキ鳴きの原因は、

ローター表面の荒れ、ローターの材質、キャリパー、ブレーキパッド摩材 等、

上記以外のパターンもありますので、一概には言えませんが、

「キィー音」 でお悩みの方、

ブレーキパッドの角削り作戦、ぜひ、お試しください!

 

 

以上、ブレーキ鳴き に関する プチ ウンチク でした!!

 

 

 

BILLION
2014 開発テスト in FSW ショート!

2014年03月24日(月)

 

いや~、みなさん、

3連休 いかが、お過ごしだったでしょうか?

田中は、健康的に、

ラティオスと、山歩き に行ってました!

でね・・・・・、

最初は、良かったんですよ・・・・・・・。

ところが、歩き始めて、すぐに、やな予感・・・・・・。

そう言えば・・・・・・、

都内では、すっかり雪も融けていますが、

ここには、まだ、たんまりと・・・・・・・・・・・・・。

と、とりあえず、ラティオス・・・・、

行ける所まで、行こう・・・・・・・・。

でも、雪は、どんどん深くなり・・・・・・・・・、

4駆の ラティオスには、まったく、かなわない・・・・・・・。

そして、いよいよ、

2駆 の田中では、進めない 傾斜となり・・・・、

途中リタイヤ・・・・・・、となりました・・・・・・・。

でもね・・・・、素晴らしいトラクションを発揮する 

ラティオス にも、激闘の跡が・・・・・・・・・・・・・・。

で、あんた、いったい、何をたくさん付けてるの?? 

杉の葉 コレクター??? (笑)

ということで、

最後までは、登れませんでしたが、

一人と、一匹で、健康的に、楽しんできました!

でもって!

本日は、FSWショート にて、

3ヶ月限定デモカー 初のサーキット走行であります!

 内容は・・・・・・、

スプリングレートの合わせ とか・・・・・、

ブレーキパッドの適合 とか・・・・・、

そして、現在開発中の 


BILLION OILS
  FR 用 ミッションオイル
 と、

(本日は、2種類の試作品を持ち込みました!)


BILLION OILS  FR 用 LSDオイル!!

(本日は、4種類の試作品を持ち込みました!)

ストリートで、ガッツリ開発をかけて、

いよいよ、サーキットテストが、始まったのであります!

(ね、超マジメに、開発やってるでしょ!!)

ということで、86 の詳細 (セットアップの方向性等々) は、

テストレポートをまとめて、ガッツリと、86/BRZ オーナーのみなさんに、

リークしますので、乞うご期待でございますよ~!

86をサーキットで、はじめて走らせた

(ホントは、はじめて じゃないけど・・・・・・笑)

田中のインプレッションは、


「走っていて、まったく、恐怖を感じない FR」 
でしたね~。

本当に、上手に作られた クルマだと、あらためて感じました。

さぁ~、明日は、大阪出張だ!

BILLION
神戸から、「86」 が やってきた!

2014年02月12日(水)

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往路 3時間  新幹線
復路 6時間  高速道路  (By 佐藤ドライバー)

にて、弊社に 86 がやってきました!

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でもって、なぜ、86 かと申しますと・・・・・・、
このあたりを・・・・・・・・・・、

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徹底的に、チェックしてみたいと 思っております。
そして、もちろん、サーキットも走る予定ですので、
HYPERCO の バネレート適合 とか、
ZONE ブレーキパッド の 摩材適合 とか、
バッチリ行いたいと思っております。ハイ。
(ホントに、それだけで終わるのか・・・・・・)

ということで、
早速、今朝、試乗してきましたが、
なかなか、イイ感じですよね~。

BILLION
先週の名古屋出張 その理由は・・・・・・・・・。

2013年05月29日(水)

 

 

 

ブログでもお伝えしましたように、

先週末の SA京都ワンダーイベントの直前、

田中は、名古屋に居りました。

 

 

 

 

その理由は・・・・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

ZONE マテリアル ソムリエ に登録いただいたショップさんに、

ZONE を有効に活用いただくため 説明に、行っておりました。ハイ。

 

 

 

ちなみに、ZONE マテリアル ソムリエ とは、

ZONE ブレーキパッド の詳細を理解し、

車種別、サーキット別、タイヤ別に、ベストのマッチングを提案できる

BRAKING MEISTER ZONE のスペシャルショップ なのであります。

 

 

ZONE マテリアル ソムリエ

 

 

 

 

 

 

 

まず、訪れたのは、

愛知県一宮市にある 「ガレージ ミヤタ」 さん。

 

 

ガレージ ミヤタ

愛知県一宮市佐千原字南切野12−1

TEL 0586-23-8378

 

 

 

田中が到着すると、PIT には、

2台の Vitz ワンメイク車両 が!!

 

 

 

 

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(2台とも、田中が開発を手がけた車両ではないですか!!)

 

 

 

こちらが、「91」

 

 

 

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そして、こちらが、現行の 「131」 です。

 

 

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で、お話をお伺いすると、店長は、なんと! 

Vitz ワンメイクレースの ドライバーさん!!  だったのであります。

 

 

 

 

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ということで、ZONE の数々のメリットは、モータースポーツにて、体験済み!!

摩材チョイスも、お手のもの でございました。  いや~、心強いです~!

 

 

 

お近くの 

Vitz、エボ、インプ、S2000 オーナー のみなさま、どうぞ よろしくお願いいたします!

 

 

 

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そして、次に訪れたのは、

愛知県守山区 にある 「菱木レーシング」 さん。

 

 

 

菱木レーシング

愛知県名古屋市守山区藪田町210番地

TEL 052-799-1766

WEB サイト  &  みんカラ

 

 

 

 

ちょっと、怖そうな看板と・・・・・・、

 

 

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ちょっと、怖そうなステッカーの奥には・・・・、

 

 

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やっぱり、怖そうな社長が・・・・・(笑)

 

 

 

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(す、すいません・・・・)

 

 

 

 

 

で、お話をお伺いすると、

菱木社長は、「レーシングプロジェクト バンドウ」 の現役メカニックさん!

(そうです、GT500 のメカニックさん!!)

 

 

 

ちょうど、田中が他のチームに移った後に、

「レーシングプロジェクト バンドウ」 の仕事をはじめられたようで、

一緒に、お仕事はしたことないのですが、

まぁ~、バリバリのレーシングメカニックさんです。

 

 

 

また、悪名高き? 「K山メカニック」 の お知り合い と聞き、

こわ~い お方かと思いきや、

「K山メカニック」 より、とっても、優しいお方で、「ホッ」 としました・・・・・(笑)

 

 

 

でもって、GT500 だけではなく、

Vitz / 86 といった、TOYOTA 系 ワンメイクレースの

車両製作やメンティナンスも、得意とされている、とっても レーシーなお店なのですが、

 

ガレージでは、ロードカーの チューニング & メンティナンス も、

ガッツリと、行われておりました。 (まさに、「匠工房」 です!)

 

 

 

 

ZONE のことは、

車種別の摩材チョイスから、ドライバーに合わせたチョイスまで、

かなり、深く理解をいただいておりますので、

 

ワンメイク車両はもちろん、

サーキット走行や、タイムアタック等々、

きっと、最適な摩材チョイスを 行っていただけると思いますよ~。

 

名古屋近郊のみなさん、どーぞ、よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、最後のお店は、

愛知県安城市 にある、「アスリート」 さんです。

 

 

 

アスリート

愛知県安城市古井町字北芝崎14-1

TEL 0566-71-1000

WEBサイト

 

 

 

 

 

9

 

 

 

 

お話をお伺いすると・・・・、

 

 

澤村社長 は、自ら 

エボ & AE86 にて、バリバリに、

美浜、モーターランド三河、鈴鹿サーキット 等を 走られていて、

ZONE の ヘビーユーザー !

 

ですから、摩材チョイスは、お手のもの!!

 

 

 

 

また、エンジニアリング 力 に、長けたお店ですので、

セットアップ を含めた ZONE の摩材適合 も、

きっと、バッチリ取っていただけると思います。

 

 

 

 

 

10

 

 

 

 

車種的には、

エボ、FD3S、DC2、EP91、NCEC をはじめとする、

走り系が多いと、いうことでした。ハイ。

 

 

 

 

 

あと・・・・・、

今回、お会いできませんでしたが、

奥様が、やたら、速いらしい・・・・・・・・です。

 

 

 

 

それに、

なんといっても、

店内には、アタック用のタイヤしか 見当たらないところが・・・・・・・・、

 

 

111

 

 

121

 

スゴイです・・・・・・ね。

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ~、今回の中部営業は、

3店とも、とっても、マニアックで、

モータースポーツとの関わりが深い、

まさに、ZONE マテリアル ソムリエ として 相応しい お店でしたね~。

 

 

 

 

ということで、お近くのみなさん、

どうぞ、よろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

 

 

以上、名古屋出張の報告でした!

BILLION
ZONE / HYPERCO プレゼント キャンペーン のお知らせ

2013年04月08日(月)

みなさ~ん!

今日は、プレゼント企画のお知らせですよ~!

(なんだかとっても、久し振り~~!)

 

 

今回、プレゼントするのは、

 

 ZONE ブレーキパッド (1台分) × 10 名様 

 HYPERCO スプリング (1台分) × 10 名様 

 

なのであります。

 

 

でもって、応募方法は・・・・・・・・、

少し前の話になりますが、

全国の ZONE/HYPERCO を取り扱っていただいている店舗さん専用で、

「こんなPRボードを作りました!」 って、お伝えしましたよね。

 

 

 

この PRボードも、

 

 

 

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少しずつですが、

全国の店舗さんに、設置されてきました。

 

 

 

 

 

 

そこで!

今回のプレゼント キャンペーン に、応募する方法は・・・・、

 

 

① このPRボードを配布した店舗にて、PRボードを「パチリ」と、写真撮影。

② 応募者自身のブログ/ツイッター等(閲覧限定がないもの)にて、
 
   このPRボードの写真を公開(ぜひ、宣伝してください!)。

③ プレゼント キャンペーン専用フォームからの応募。

   (応募締め切りは、2/20 24時を予定)

④ 抽選により、当選者発表!!

   (発表は、2/24 22時を予定)

 

 

といった、流れになります。

 

 

 

もちろん、

ZONE は、すべての摩材、すべてのバックプレート が対象!

HYPERCO は、すべてのレート/レングス/ID が対象! です。

 

 

また、摩材や、レートのご相談も、ウエルカムでございます。

田中が、ニ-ズにピッタリとマッチしたアイテムをチョイスしますね!

 

 

 

で、問題の 現在PRボートを設置いただいているお店は、

下記、ZONE / HYPERCO のWEB サイトにて、公表しております。ハイ。

 

 

ZONE WEB サイト(リンク予定)

HYPERCO WEB サイト(リンク予定)

 

 

PRボート設置店は、今後も増えますので、

 

どこかで見つけたら・・・・・、

「パチリ!」と、デジカメで撮影して、どんどん、応募してくださいね! 

 

 

ZONE プレゼント キャンペーン専用フォーム(リンク予定)

HYPERCO プレゼント キャンペーン専用フォーム(リンク予定)

 

 

 

 

さぁ~、

ZONE & HYPERCO をよ~く知ってる人は、

無料で、セッティングアイテムをガッツリ増やす、BIG チャンス として、

 

 

そして、

まだ未体験の人は、

ZONE & HYPERCO が、どんな実力を持っているか、

無料でガッツリお試しできる、BIG チャンス として、

 

ぜひぜひ、ご活用下さいね!

 

 

みなさんからのご応募、お待ちしております!!

ZONE
ブレーキの開発は、奥が 深~い!

2013年04月08日(月)

少々前の話になりますが、

本庄サーキットにて、アドバンフェスタ秋の陣 が

開催されましたよね。

 

 

 

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じつは、走行できるイベントということで、

ブレーキの開発テストも兼ねて、走行していました。

 

 

でね、なにをやっていたかというと、

本庄サーキットで、ZONE ブレーキパッドの

05K と 04M の比較をしてたんですね~。

 

 

本庄サーキットは、スイフトで、今までありえないぐらいの周回をしており、

その中で、田中が出した結論は、

 

F 05K  R 88B

 

のマッチングです。

 

 

なんといっても、本庄サーキットで、

一番厳しいブレーキングは、間違いなく、1コーナー。

(だって、車速が高い状況からの フルブレーキングですから)

 

 

その1コーナーに、必要な制動力を合わせ込んだ結果、

F 05K  R 88B のチョイスとなりました。

 

 

でも、本庄サーキットには、他にもブレーキを踏む箇所があり、

そこでのブレーキングは、1コーナーよりやさしいブレーキングです。

 

 

ということで、今回のテスト課題は、

ブレーキの制動力を一番厳しいところで合わせるのではなく、

2番目、3番目に厳しいコーナーに合わせたら、

クルマの旋回性能に、どれぐらいの違いがあるか、

確認しておきたかったからなのです。

(ホント、マニアですよね~)

 

 

 

でもって、まずは、

F 05K  R 88B で走り始めました。

 

フィーリングとしては、「良く止まり、良く曲がる」 です。

 

15ラップぐらい、連続アタックを行いましたが、

真夏の強烈な日差しの中、ラップタイムは安定し、

ブレーキのバランスも、まったく不満がありませんでした。

(当たり前ですよね~、今まで、頑張って合わせ込んだんですから!)

 

 

 

 

そして、

フロントパッドのみ、04M に交換です。

 

 

 

 

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で、走り始めてみると・・・・・・・・、

 

 

 

「やっぱ、止まりませんでした・・・」

 

イメージ的に、05K より、

5m ぐらいは、手前から、ブレーキを開始しないと、

減速が、間に合いません。

(同じところからブレーキを踏むと、踏力が上がりすぎて、

すぐに、フェードしますので、ご注意を!)

 

 

「うっ~ん、やっぱ厳しいか・・・・」とは、

思いましたが、とにかく、連続周回してみることにしました。

 

 

すると・・・・・・、

 

 

「異常に曲がるんです!!」

 

 

1コーナーも、折り返しのヘアピンも、

奥のヘアピンも、最終コーナーも、

ブレーキを踏むコーナーでは、驚くぐらい、クルマが曲がります。

 

 

特に、クリップに向かう途中、

ブレーキリリースの後半での曲がり方は、ハンパない位です。

 

 

結果、ブレーキの開始ポイントは、04M の方が早いにもかかわらず、

ラップタイムは、まったく同じでした。

 

 

いや~、ブレーキパッドって、ホント、奥が深いですね~。

 

 

 

田中のブログを読んでいただいている みなさんなら、

なぜ、04M の方が良く曲がるのか? は、

理解されていると思いますが、

 

ちょこっと、解説すると、

 

タイヤのグリップには、

タテ方向のグリップ(ブレーキ/トラクション)と、

ヨコ方向のグリップ(コーナリングフォースに耐える力)があり、

これら、2つのグリップは、混在させてもOKです。

 

 

たとえば、「10」 というグリップをタイヤが持っていれば、

それを、タテとヨコに割り振って、使用することができます。

 

で、なぜ、04M は、「良く曲がったのか?」を解説すると、

ブレーキをリリースしながら、クリップに向かうタイミングで、

04M は、05Kより、効きがやさしい分、

タイヤのタテ方向のグリップをあまりたくさん使いません。

 

 

と、言うことは、ヨコ方向に使用できる、グリップが多い分、

クルマは、曲がってくれたのです!

 

 

詳しくは、ZONE WEB サイト

タイヤのタテとヨコの関係 参照

 

 

いや~、いつも自分で書いているドラテクですが、

今回のブレーキテストで、まさに、その「キモ」の部分が、

再確認できました。

 

 

今回の 効きと、コーナリングスピードの関係を

図解すると、こんな感じです。

 

 

 

 

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ブレーキの効きに関しては、

「大は小を兼ねない!」 ということを

理解していただければ、嬉しいです!

 

(効きすぎのブレーキパッドで、苦労しながらタイムアタックしている人、

かなりいると田中は思いますよ~)

 

 

 

しかし、ホント ブレーキは、奥が深いですね~。

 

 

 

そして、そのニーズに、対応できる、「ZONE」 は、

タイムアタックの 心強い味方です!

 

 

 

 

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国産車、輸入車、レーシングキャリパーと、

どんなバックプレートにも、16種類の摩材で完全対応します!!

 

 

 

ZONE WEB サイト

 

 

 

なんだ・・・、

最後は宣伝かよ・・・・(笑)