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勝手に「道場破り」 Vol 7 in FSWショート (ドラテク編)
2011年05月27日(金)
では、本日は、告知どおり、ドラテクを!
コースは、A1 B3 C2 といった、走行会や、スポーツ走行で、
一番メジャーな、レイアウトで、お話しますね。
このレイアウトは、①②③ の A1 区間
⑤⑥⑦⑧ の B3 区間
そして、⑨⑩ の最終コーナー の 3つによって、構成されています。
じつは、各々の区間によって、求められることが違い、
とっても、奥の深い、コースなのです・・・・・・。
さすが、関谷校長 監修コース ですね。
(田中も、コースの監修には、かかわっていたりします・・・・・・・)
では、はじめましょう。
まず、3速全開で、ストレートの右側を走り、①コーナーを目指します。
①コーナーは、減速と、ステアリング、どちらが先かと訪ねられれば、
ステアリングの方が、先です。
(BIG パワー車は、もちろん、減速の方が先です)
ですから、クリップに向けて、ステアリングを切った瞬間に、
減速開始(3速のままです)。
ここのブレーキのポイントは、あまりフロントをダイブさせないようなイメージで、
「ツー」 っと、かける感じです。
で、①コーナーのイン側をクリップするのですが、
セットアップ編で、書いたように、
インの縁石を利用するかどうかは、使用しているスプリングレートで、違ってきます。
縁石に乗っても、弾かれないレベルなら、ガッツリと縁石を利用し、
弾かれて、クルマが不安定になるなら、イン側の縁石には、タッチしないラインをとります。
そして、クリップ直前あたりから、
田中は、アクセルをON (全開じゃないです)。
このアクセルの意味は、クルマを前のめりの状態から、
水平に保つためのアクセルです。
この①~②の区間で、クルマが前のめり過ぎると、
挙動が不安定(オーバーステア)となり、速く走ることができません。
ただ、アクセルが入ることから、クルマは、より外にラインを取ることになりますので、
①コーナーのクリップから、②コーナーのイン側に向けて、かなり直線的なラインとなります。
(①コーナーのクリップから、②コーナーのクリップを直線でつなぐようなラインです)
すると、②コーナーは、ライン的にはかなりタイトとなりますが、
このラインの方が、圧倒的に、①コーナーのボトムスピードが上がります。
そして、②コーナーの手前で、アクセルOFF と同時に、
短いブレーキング & 3 → 2 へ、シフトダウン。
このブレーキで発生する、フロント荷重により、
ライン的には厳しい、②コーナーを 「クルッ」 と、曲がります。
曲がったら、また、少しアクセルに足を乗せますが、
②コーナーの出口は、コース中央あたりで、何とかこらえて、
再び、減速と共に 2速のまま ③コーナーのクリップを目指します。
でも・・・・・、
この ③コーナーの出口は、ありえないぐらいの上りとななっており、
アクセルオンのポイントが、少しでも遅れれば、そのラップのタイムは、
絶対に望めません・・・・・・・・・。
ですから、アクセルON が、遅れないようなラインを取ることが、とっても重要。
間違っても、進入優先で攻めると、0.5秒は、タイムがダウンしてしまいます・・・・。
また、このコーナーは、コースの中で、一番スピードが落ちるコーナーで、
2速を使用すると、かなり回転も低くなります。
おまけに、すごい上りとなりますから、
ボトムスピードを保ちつつ、アクセルを開けるタイミングが遅れないように、
細心の注意が必要なのです。
なお、このコーナーのイン側の縁石は、低いので、使用してもOK です。
それと・・・・、
このコーナーには、やっぱ、LSD が必要不可欠となります。
だって、こんな、シチュエーションで、イン側のタイヤが空転したら、
やっぱ、好タイムは望めませんからね・・・・・・。
でもって、お次! B3 コーナーに向かいます。
ここで、田中が思うことは、⑤コーナー のラインがとっても重要だと言うことです。
⑤コーナーは、なんとな~く、いつまでも曲がっていて、
ハンドルを切るタイミングもわかりにくく、コースの先も見えづらい・・・・・・・。
だから、ここは、男らしく?
アウト → アウト → 真ん中 で走ります。
もちろん、アクセルは全開のままですので、フロントタイヤのグリップも薄く、
気持ち的には、インに寄りたいところですが、グッと我慢して、
ひたすら、コースのアウト側を走行します。
(現在、発売中のレブスピードで、
片岡先生は、アウト側はNG だとおっしゃってましたが・・・・・・)
ギア的には、スイフトの場合、チューニングECU で、
レブが引き上げてあるものなら、2速キープ。
ノーマルECU の場合、1型なら、いったん3速にシフトアップ。
2/3型なら、アクセルはレブによって戻されますが、2速キープのほうが速いと思います。
そして、アクセルOFFの状態で、⑥コーナーのクリップを取りに行くのですが、
ここのアクセルOFF は、ちょっとした コツ が、必要です。
もし、ズバーッ と、全開から 全閉にすると、
クルマは、間違いなく、オーバーステアになってしまいます・・・・・・。
ですから、注意深く、アクセルを踏み込むときと同じように、
全開の状態から、少し時間をかけて、アクセルを抜いていくのです。
それでも、荷重はフロントに移りますから、クルマは、どんどん曲がっていきます。
で、ある程度、曲がりだすと、アクセルは、踏み込むほうに変わりますので、
⑥コーナーのアプローチから、アクセルは、
全開 → だんだん閉じる(全閉にはならない) → だんだん開く
といった感じになります。
ライン的にも、⑦コーナーでは、コースの真ん中あたりまでしか膨らないようにして、
⑧コーナーにアプローチ。
アクセルを短く全閉にして、フロントに荷重を移し、
⑧コーナーのクリップを取りに行きます。
また、⑧コーナーイン側の縁石も、
スプリングレートによって、利用するかしないかを決めますが、
激しく、左から右へ、Gフォースが変化するタイミングで、縁石がやってきますので、
エキスパートになるまでは、ちょっと控えた方が、無難かな と、思います。
そして、クルマの向きが変わったら、アクセルを踏んで、
⑧コーナーを立ち上がります。
立ち上がる位置は、アウトの縁石が終わって、
コースの外の地面が掘れているあたりに、立ち上がれれば、BEST です。
それから、短いストレートを走り、最終コーナーに向かいます。
最終コーナー(⑨コーナー)の手前で、ギアは、 3速へ、シフトアップしますので、
ブレーキングと同時に、3 → 2 と、シフトダウン。
フロント荷重をうまく使用し、⑨コーナーを、「クルッ」 と、曲がります。
⑨コーナーのイン側縁石は、かなり高く、絶対に、タッチは、NGです。
(クルマが壊れます・・・・・・・・)
このコーナーのポイントは、
ブレーキングの位置が、上りになっていることから、コーナーの中にスピードを
持ち込むことが、とっても難しんです。
自分では、飛び込んだつもりでも、コースが上っていることから、
コーナーの手前で、減速が終了し、どうしてもボトムスピードが落ちてしまいます。
でも、それを見越して、思い切って飛び込むと、
今度は、どうしてもブレーキリリースが遅れ、アンダーステア となりやすいコーナーなのです。
ですから、このコーナーのポイントは、思い切って飛び込んで、
ブレーキリリースを早目から行うこと です。
すると、上りが効いて、うま~く SPEED が、合ってくれるんですね~。
こうなると、クリップ付近まで、うまく SPEED を 持って進入できますので、
荷重が効いて、コーナーの中で、「クルッ」 と、曲がって、くれるのです。
また、立ち上がりの ⑩コーナーの縁石は、このコースで一番危険な箇所です。
向きが変わった状態で縁石に乗っても、まったく問題ありませんが、
コーナーの中で、向きが変わる前に、
強引にアクセルを踏んだ状態 (通称 アンダーステアライン) で、縁石に乗ると、
アッという間に、オーバーステアとなり、イン側に巻き込み、
コンクリートウォールに、撃沈・・・・・・・と、なってしまいますので、
くれぐれも、ご注意を!
と、いうことで、田中の 36秒2 の動画を どうぞ!!
少々画像は悪いですが、
ドライバーの込みの画像は、こちらでどーぞ!
以上、FSWショート の攻略法でした!
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勝手に「道場破り」 Vol 7 in FSWショート(セットアップ編)
2011年05月26日(木)
先日行った、FSWショートの開発テスト。
気温も高く、タイヤもAD08 でしたので、かなり不安ですが、
勇気?を持って、道場破り に登録したいと思います。
コースは、A1 B3 C2
ラップタイムは、36秒2 だったのですが、
もし、道場破りになってない場合は、ご一報いただけますでしょうか?
潔く、引き下がりますので・・・・・・・。
条件は、ノーマルエンジンのNAで、お願いします。
まず、今回の持ち込みは、
ホイール 前後 BBS(シルバー市販品) 7.5J 16インチ +46
タイヤ 前後 ネオバ AD08 215-45-16
内圧 F:2.7 R:2.9 (温間)
ホイールスペーサー F 10mm R なし
リヤスタビ TMトーションビーム & 38φスタビ
スプリング F:65-07-600 R:60-06-700
ダンパー 減衰 F:MAX 5戻し R:MAX 8戻し
ブレーキパッド F 04M R 88B
車高 F 603 R 585 (フェンダーアーチ ~ 地面)
トー F OUT 0:15 R 0:00
キャンバー F 5.8度 R 並盛
といった感じでした。
走り始めて、思ったことは、オーバーステアが強い・・・・・。
特に、1コーナーの先と、B3 コーナーの中で強い・・・・・・。
ということで、リアのキャンバー変更。
キャンバーシムを
並盛 → 大盛り
にしました。
すると、
オーバーステアは、ピタリと収まり、ラップタイムも上がりました。ハイ。
A1 B3 C2 ルートの場合は、やっぱ、大盛り の方が、マッチングしますね。
まぁ~、その他の箇所は、大きな問題になるような部分もなく、
開発テスト(とある物の比較)と、いうこともあり、持ち込み状態を KEEP しました。
また、今回の持込みSET では、縁石は利用できません・・・・。
1コーナーのイン側も、B3コーナーの出口イン側(左の縁石)も、
ノータッチで走らないと、タイムが出ませんでした。
もう少し(あと30%ぐらい)、スプリングがソフトなら、
ガッツリとイン側の縁石を使用したラインになるかと思われますが、
F 600(10.7k) R 700(12.5k) では、やはり、縁石に弾かれてしまいますね。
明日は、動画付きで、ドラテク編を解説します!
BILLION
VFC-eLM を GRB A型 に、装着する方法
2011年05月17日(火)
今日は、VFC-eLM を
GRB インプレッサ A型 に、装着する方法 をご紹介します。
たった今、BILLION WEB サイト ユーザーサポートに、
掲載いたしました。ハイ。
配線方法をカンタンに説明いたしますと、
VFC-eLM から出ている配線を
下記のとおり、結線します。
赤 ・・・イグニッションONにて12V
黒・・・ボディーアース
白・・・専用水温センサー(付属品)
白/黒・・・専用水温センサー(付属品)
緑・・・ECU 「FN1」へ接続
青・・・ECU 「FN2」へ接続
黄・・・ボディーアース
橙・・・スモールライトONで12V
ECU 「FN1」 「FN2」 の場所は、
と、いうことで、
GRB インプレッサ A型 には、
VFC-eLM が、装着できますので、
みなさん、よろしくお願いします!!
B型 C型 に関しましては、
確認が取れ次第、WEB サイトに掲載しま~す!
BILLION
FF車輌の 油温上昇に、新しい提案!
2011年05月11日(水)
これからの季節、やっぱ、油温は気になりますよね~。
特に、FF車輌は、
エキゾーストのレイアウトが、どうじても、オイルパンの近くを通りますから、
なおさら気になります・・・・・・・。
ということで、作っちゃいました!
FFのフロントパイプ専用サイズの エキゾーストバンテージを!!
たとえば、スイフトなら、オイルパン まわりに、
こんな形状のフロントパイプ があるのですが、
それに、クルクルと、バンテージを巻き付け、
装着すると、このとおり!
バッチリ と、オイルパン近辺の エキゾースト断熱ができるのです!
フロントパイプ 専用ということで、お値段も、お手ごろな、5,250円(税込)
固定に必要な、バンド&クリップ も、セットになっています。
(なんてったって、耐熱性バツグンの シリカファイバーですからね~)
もちろん、FF車輌の オイルパンまわり以外にも、
熱害を受けたくない エキゾーストまわりには、
かなり、便利に使用していただけると思います。
工具とジャッキ/ウマ があれば、
DIY でも、装着可能な商品ですので、ぜひ、みなさん、トライしてみてください!!
BILLION
とある、イヌ馬鹿の GW
2011年05月06日(金)

GW 後半は、ラティーと小旅行。
まずは、富士山のふもとのドッグランで、大暴れ!

やたら、備品のサッカーボールに、執着してました・・・・・・。
それから、ペットも泊まれるホテルに、チェックイン!

でも・・・・、
はじめてのホテルで、少々緊張気味・・・。
と思いきや、お風呂から帰ってくると、
勝手に、人のベッドを占領 (オイオイ・・・・・・・・・・)。

でもって、レストランにも、入場可能・・・・。

なんだか、すごいホテルがあるんですね~。
初体験の田中のほうが、ビックリでした・・・・・・・・・・・。
そして、潮干狩り して、帰ってきました。

やっぱり、あんたには、ホテルやレストランより、
こっちの方が、似合ってますね。
以上、田中の GW でした!
BILLION
5/28-29は、SA 京都ワンダー店で、BIGイベントです!
2011年05月06日(金)
関西圏のみなさん、大変お待たせいたしました。
今月末、いよいよ、TMインテークBOX が、SA京都ワンダー店に、上陸します。
そうです、TM-SQUARE だけの単独イベント
名付けて、 「TM コレクション」 in 京都ワンダー なのであります。
日程は、5月28(土)、29日(日) の両日。
開催時間は、10:00~20:00
会場は、スーパーオートバックス 京都 WOOW ワンダー シティー 3F 特設会場
となります。
単独イベント だけに、TM-SQUARE も、ZONE も、HYPERCO も、
今回はスゴイ内容ですよ~。
では、ご紹介しましょう。
① TMインテークBOX が、驚きのセットプライスに!
正式発売前の TMインテークBOX を驚きのセットプライスにて、販売します。
通常価格(というか、まだ正式発売してないちゅーの)、
インテークBOX → ¥58,000
エアインテーク → ¥19,000
のところ、
先行予約を行っていただけると、
先行予約特別価格
インテークBOX のみ → ¥60,000 (工賃込み!)
インテークBOX + エアインテーク → ¥80,000 (工賃込み!)
という、ステキなプライスに!!
それから・・・、
すでに、TM ECU をご使用中の方には、
イベント特権でもある、インテークBOX 専用 ECU データへ 無償にて、
書き換えも行います。
注
TMインテークBOX は、既存のTM ECU データ ならびに、
純正 ECU データに、 完全対応していますので、
インテークBOX のみの交換 で、まったく問題ありません。
インテークBOX 専用 ECU データ は、
まさに、田中の趣味で作った データ ですので、
インテークBOX 装着時に、必ず使用しなければならないものではありません。
また、このタイミングに、TM ECU もやっちゃいたい! という方には、
インテークBOX + TM ECU → ¥126,000 (工賃込み!!)
インテークBOX +
エアインテーク + TM ECU → ¥144,000 (工賃込み!!)
という、スーパープライスで、ご対応いたします。
(もちろん、インテークBOX 専用 ECU データ を 書き込みます)
インテークBOX
エアインテーク
数に限りがございますので、
可能な限り、事前予約 をお願いいたします!
(上記プライスは、すべて、事前予約特別価格です)
もちろん、
TM ダンパー
ピロアッパー マウント
キャンバーシム
トーションビーム
バッフルプレート
サクラム管
LSD 等々も、たくさん持ち込みます。
(み~んな、オドロキの工賃設定です!)
それから、エアロ/ボンネットも、当日ご成約いただきますと、
塗装、取付け工賃が、ハンパないです・・・・。
しかし、やりますよね~、S田さんは・・・・。
よく、社内稟議が通リましたよね~。
② ZONE フェアー 開催!
強気の? 定価販売が売りの ZONE ブレーキパッド。
でも、今回は、イベントの2日間に、ご成約いただきますと、
なんと、全車種(輸入車、レーシングキャリパー含む)、
20% OFF なのです。
ご来店いただき、使用用途、現在使用中のパッド状況を教えていただいた上で、
摩材をガッツリ 田中と打ち合わせ チョイスしていただけます。
それに、またまた、S田さんの スペシャル工賃が・・・・・・。
なんと、当日、ご成約いただいた ZONE ブレーキパッドは、
装着時の工賃が、 通常 ¥10,500 のところ、
¥4,200 です(もちろん、フロント/リア のセット価格)。
それに、ブレーキフルードも同時交換の方は、
BILLION のフルードに限りですが、
ブレーキパッド フロント/リア + フルード交換 で、
な、なんと、工賃が、¥6,300 !!
マジ ありえない、工賃設定・・・・・・・・・。
ZONE が、20% OFF に加え、この工賃設定ですから、
これは、BIG チャンス としか言いようがありません・・・・・・・・。
それから、まだあります!
これは、スイフト オーナー への企画となりますが、
岡山国際/鈴鹿ツイン/セントラル で、田中が合わせ込んだ、
F 10F/04M
R 88B
という、3点セットで、¥48,000 という すごいセットプライスもあるんですね~。
岡山国際 F 10F R 88B
セントラル F 04M R 88B
鈴鹿ツイン(Gコース) F 04M R 88B
で、マッチング ◎ です。
正直、今まで、ZONE を これほどのプライスでは、販売したことないです・・・。
③ HYPERCO フェアー 開催!
これまた、定価販売が、常識化しつつある、HYPERCO を、
全アイテム 15% OFF で販売します!
こちらも、ご来店いただき、現在使用中のスプリングに対するコメントと、
セットアップの方向性をお聞かせいただければ、田中が責任を持って
HYPERCO スプリング のチョイスをお手伝いします。
で、こちらの工賃も、スゴイことに・・・・・・。
スイフトなら、
フロント 通常 ¥19,950 (アライメント付き) → ¥10,500
リア 通常 ¥6,300 → ¥4,200
にて、ご対応可能です!
おまけに、ピロアッパーを同時交換される方は、
な、なんと、この価格(追加工賃 0円!)で、OK だということになりました!!
また、スイフト以外の車種は、
お手数ですが、お店までお問い合わせくださいね。
(いずれにしても、スゴイ 工賃設定です。ハイ。)
すべての お問い合わせ、ご予約は、
スポーツ担当の 杉田さん 米津さん まで!
TMインテークBOX 関西圏 初上陸記念
「TM コレクション」 in 京都ワンダー にて、
みなさんに、お会いできること、楽しみにお待ちしておりまする~。
BILLION
勝手に「道場破り」 Vol 6 in 本庄サーキット(ドラテク編)
2011年04月14日(木)
本庄サーキット フリークのみなさん、
大変 お待たせしました。
ではでは、ドラテクを はじめたいと思います。
まず、コントロールラインを通過し、
最初の ①コーナーは、2速全開で駆け抜けて、ストレートで、2→3 にシフトアップ。
3速全開から、②コーナーのアプローチにて、フルブレーキ & 3→2 に、シフトダウン。
しっかりと、クリップを取りに行きます。
②コーナーのクリップは、まさにコーナーの頂点。
走りのポイントは、ブレーキのリリースと、ステアリングの組み合わせです。
もし、この組み合わせのことが、わからなければ、ZONE WEB サイト
ぜひぜひ、ブレーキングマイスターへの道 STEP2 をご参照ください。
長島茂雄 終身名誉監督 風に説明するなら、
「ギュッ」 とブレーキ
「ツツツッー」 とリリース と共に、「グリグリッ」 とステアリング てな感じです。
また、イン側の縁石は、少々タッチしても問題ありません。
で、この②コーナーで、一番重要なこと、
それはアクセルを踏みはじめるタイミングです。
クルマが、しっかり曲がったことを確認して、「ガバッ」 と、アクセルを踏むのではなく、
タイヤの横グリップの使用量がピークを迎え、減少し出す瞬間に、
ほんの少しだけアクセルを踏み込みます。
このアクセルは、加速させるためのアクセルではなく、
加速する準備のために使用します。
よく、オートバイレースで使用するワードである 「チェーンを張る」 ためのアクセルなのです。
で、うまくチェーンが張れたら そこから一気に加速し、
③コーナーのアウトいっぱいに立ち上がります。
しばし、ストレート区間を右にラインを変えながら、2→3 にシフトアップ。
④コーナーに進入します。
④コーナーは、かなりラインを膨らませて進入しますので、
レイトブレーキで、3→2 に、シフトダウン。
かなり奥めのクリップを目指します。
ここでのポイントも、進入でのブレーキリリースと、
アクセルを踏むタイミングで、基本的には、②コーナーと同じですが、
出口がかなりタイトになっていますので、
②コーナーよりも、アクセルべダルに足を乗せてから、
加速状態になるまでに、少し時間を要します。
また、このコーナーのクリップ近辺が、一番エンジン回転が下がる箇所ですので、
ほんの少しでも、アクセルに足が乗っているかどうかは、とっても重要なのです。
(イン側の縁石は、トラクションがかかってからタッチする関係上、
田中はあまりオススメしないです)
あと・・・、このコーナーの出口(⑤コーナー)は、タイヤバリヤまでの距離が短いので、
アンダーステアのまま、コースアウトすると、代償はかなり大きくなってしまいますので、
要注意です。
(なんだか良い写真だなぁ~)
そして、2速ホールドのまま、⑥⑦コーナーに向かいます。
で、⑥コーナーのクリップ付近から、減速開始となりますが、
鈴鹿ツイン の最終コーナーと同様に、リズムが重要なのです。
ライン的には、⑥コーナーの左側の縁石から、⑦コーナーのクリップに向けて、
真っ直ぐなラインで、短く減速。
ここも、ブレーキのリリースをうまく使用し、どんどん曲がっていきます。
そして、②④コーナーと同様に、クリップ近辺で、アクセルに足を乗せ、
加速しない、アクセルオンにより、クルマのバランスを整えます。
そして、少しでも、横方向のグリップのニーズが減少したら、
減少した分だけ、どんどんアクセルを踏み込んでいき、
⑧コーナーのアウトいっぱいに立ち上がります。
でね、ここのラインが、2チョイスあるんです。
下の写真を見てください。
ここは、⑧コーナーの出口の写真なのですが、
通常のコースのアウトいっぱいのライン(ホワイトライン)か、
それとも、もう少し、外側を利用するべきなのか・・・・・・。
この外側の 継ぎ足された部分を使用するメリットは、
なんといっても、次の⑨コーナーを、よりアウトから進入できますので、ライン的に楽なこと。
デメリットは、セットアップによって、⑨コーナーの進入で、クルマがバタつくことです。
田中は集中してターンインしたかったので、あまり好んで、この部分を使用しませんでした。
でも、本庄サーキットのエキスパートに聞くと、
白いカマボコ状までは行かないまでも、
少しでもラインを膨らまして、⑨コーナーに進入する方が有利という意見が多かったです。
ですので、両方のラインを試して、リズム的にどちらが合っているかを確認して
決めればよろしいかと田中は思います。ハイ。
そして、そして、このコースで一番厄介なコーナー⑨⑩となるのです。
いったい、何が、厄介なのか・・・・・。
それは、この縁石が厄介なのです。
見てください、この高さを!
そうです、この縁石のマタギ方で、ラップタイムが大きく違ってくるのです。
要するに、大きく乗り越えるほど、ライン的には真っ直ぐとなりますので、かなり有利。
でも、正直クルマが心配です。
恐らく、スプリングレート的に、6~7kあたりを使用していると、ある程度は、イケそうです。
でも、10k 以上のスプリングレートを使用し、もし、着地に失敗すると・・・・・・・、
かなりの代償になってしまう可能性があります。
でも、このラインだけで、コンマ3秒ぐらいはありますので、
タイム狙いの場合、やっぱ、トライするしかありません・・・・・。
ということで、今回はこの縁石のことを徹底的に解説しましょう。
イン側の縁石に乗るときの鉄則
それは、乗る、反対側に、しっかりと荷重がかかっていることです。
たとえば、ひとつ目の右コーナーならば、
クルマの左サイドに、しっかり荷重が乗った状態で、右側を縁石に乗せます。
この状態だと、クルマが縁石に弾かれることも、最小限に抑制できます。
同じく、次の左コーナーでは、右側にしっかり荷重を乗せ、左サイドを縁石に乗せます。
この作戦だと、かなり高い縁石でも、大きなショックなしに、クリアーできるのです。
が、しかし・・・・、
もし、うまく縁石に乗らない方に、荷重移動ができなければ、
縁石に高さがあるだけに、
とっても、デンジャー なのです。
だから、この縁石は、少しずつ、乗る領域を広める のが、田中はオススメです。
(最終的には、⑩コーナーは、全開で走れるようになると思います)
また、⑪コーナーまでの区間で、使用するギアは、
ノーマルECU では、⑪コーナーの手前で、REV リミットとなってしまいます。
しかし、2/3型なら、REV リミットになっても、
スロットルが勝手に戻りますので、田中なら そのまま、2速ホールド。
でも、1型なら、かなり微妙ですよね・・・・・。
3速にシフトアップしても、すぐに、⑪コーナーで、 3→2 へと、シフトダウンとなるので、
かなり不効率。
かと言って、2速ホールドでは、リミッターにあたる時間が長いので、
エンジン的には、かなりよろしくない状況となります。
(田中なら、やっぱ、⑨コーナーと、⑩コーナーの間で、3速へシフトアップかなぁ・・・)
もちろん、REV が引き上げられている、チューニングコンピューターなら
問題なく、2速ホールドですね。
2速ホールドの方が、間違いなく、効率は良いと思います。
そして、⑪コーナー(最終コーナー)へと、続きます。
⑪コーナーは、コーナーの手前で、ブレーキングして、
2速にて、フロントをイン側の縁石に沿わせるように、アプローチします。
ここでも、ポイントになるのは、ブレーキのリリースする量と、
ステアリングを切る量とのバランスとなります。
そして、クリッピングポイント付近から、
これまた、ほんの少し、アクセルを踏みはじめ、タイヤのグリップと相談しながら、
どんどんアクセルを開け、スポンジバリアの横をスリ抜けるように、立ち上がります。
イン側の縁石は、クルマが弾かれないセットなら、アクティブに使用し、
スプリングレート/ダンパーの減衰によっては、
縁石を使用する量を調整するといった感じで、問題ありません。
最終コーナーは、長いストレートにつながっていますので、
ここの立ち上がりスピードは、かなりタイムにも影響する部分です。
でも、とにかく、アクセルを早く踏めばよいということではありません。
コーナリングスピードが遅いのに、アクセルだけ早くから踏むと、
必ずアンダーステアとなってしまいます。
ですから、アンダーステアにならないためにも、コーナリングスピードが重要で、
また、そのためには、進入のブレーキリリースにより、しっかりフロントを
グリップさせることが重要なのです。
いや~、またまた、マニアになってしまいました・・・・。
おさらいすると、
②④⑦⑪コーナーは、
進入時のブレーキリリースと、
アクセルを踏みはじめる場所と、
アクセルを踏む量がポイントとなり、
⑨⑩コーナーは、縁石をうまく利用できる荷重移動が、とっても重要なのです。
みなさん、いかがでしたでしょうか?
本庄サーキット攻略法。
では、田中のBEST 46.7 の動画をどうぞ!
それに、恋人カメラ での 動画もどうぞ!!
同じく、46.7 のラップです。
東京からも、比較的近く、
走行時間もタップリあるサーキットですので、
ラップタイム更新を目指して、
ぜひ、田中ミノル式 ドラテク ご活用ください!!
BILLION
勝手に「道場破り」 Vol 6 in 本庄サーキット(セットアップ編)
2011年04月13日(水)
取材の合間に、いや、取材終了後に、
ちゃっかり行った、「道場破り」・・・・・・・・。
でも、気温が 24℃ もあり、タイム的には、少々厳しい、
46秒7 でした・・・。
確か、アリーナ宏有 さんのデモカー(スーパーチャージャー仕様)が、
46秒1 だったと思いますので、
NAのノーマルエンジンでは、おそらく「道場破り」 になったかと思います。ハイ。
(もし、道場破り が成立していない場合は、教えてください!
修正します・・・・・・・)
まず、今回の持ち込みセットは、以下のとおり。
タイヤ/ホイール F BBS 7.5J 16 +30 クムホ V700 225-45-16(中古品)
R BBS 7.5J 16 +46 クムホ V700 205-45-16(中古品)
内圧 F 2.7 R 2.9 (温間)
リアスタビ 38φ
スプリング F 65-07-700 R 60-06-600
ダンパ 減衰 F MAX 5戻し R MAX 8戻し
ブレーキパッド F 05K R 88B
車高 F 605mm R 585mm
トー F OUT 0:20 R OUT 0:10
キャンバー F -5.8度 R 並み盛り シム
今回は、半日以上、デモカーを外から見ていたのですが、
(取材だから、田中が乗れるわけないですね・・・・)
どうも、リアのスプリングレートが、マッチングしていないように感じました。
本庄サーキットは、180度ヘアピンが、多いイメージでしたので、
フロントに対してリアのレートを落とし、
コーナー前半に、回り込ませるセットアップで、持ち込んだのですが、
思ったより、縁石から降りるときに、リアの動きが大きく、
それが収まるまで 「待ち」 となってしまっているように、見えました。
(かなり、小さな世界での話しですが・・・・・)
で、取材終了後に、田中が乗ったフィーリングも、まったく同じ。
ということで、まずは、Fダンパーの減衰をアップです。
(リアが動いて、フロントのレスポンスが悪くなっている場合、
フロントの減衰を上げれば、少しレスポンスするので、その確認です)
そしたら、案の定 レスポンスが少し向上しましたので、
やっぱり、リアのレートを上げるセットが、効くと判断し、
リアのみ 600 → 800 と、ハイレート化 しました。
今回の持込みセットは、縁石にタッチせず、走行する予定で、
このバランスとなったのですが、
やっぱり、本庄サーキットで、縁石を使用しないで、走行するのは、
非常に困難だということが、よ~くわかりました。
(縁石に関しては、ドラテクで詳しくお伝えします)
リアをハイレートにしたことで、フロントのレスポンスは向上。
グリップレベルも安定し、クルマの動きは、かなりいい感じになってきました。
がしかし、
縁石の上では、やはりハイレートにした、デメリットも発生・・・・。
ラップタイム的には、0.1秒のみ短縮という結果でした。
また、本庄サーキットは、
ブレーキ的にも、そこそこ厳しいですね~。
1発タイムなら、フロントは、
05K で十分ですが、連続ラップ(10ラップ以上)のアタックなら、
最終コーナーのブレーキングが、少しだけ厳しくなってきます。
ただ、05K では、ダメ というレベルではなく、
おまけに、最終コーナーのブレーキングは、強いと、クルマがつんのめり、
ピーキーになるので、田中的には、ちょうどコントロールがしやすい感じです。
また、一番強い効きが必要な1コーナーは、
ストレート区間でブレーキが冷えることから、問題はありませんでした。
よって、田中がオススメする ZONE の適合摩材 in 本庄サーキットは、
F 05K R 88B です。
もし、10周以上のレースで使用するなら、
F 08H R 88B も、候補に入るかと思います。
あと・・・・・、もうひとつ、サスペンションパーツを
テストしたのですが、これは、スイフトマガジンにて、
取材ページがありますので、そちらをご参考にいただければ、ありがたいです。
このパーツ、田中はサーキットでの比較は行えませんでしたが、
ストリートの比較で、かなり違いがあり、改めて「良いパーツなんだ!」 と、
確信を持ってしまいました。ハイ。
(特に、巡航中の高速道路は、◎ ですね~)
以上、勝手に「道場破り」 Vol 6 in 本庄サーキット
セットアップ編でした。
BILLION
ラティーも参加! 東北/関東 応援ステッカー!!
2011年04月06日(水)

現在、エリザベスカラーにて、リハビリ中?のラティーも、
東北/関東 応援ステッカー を購入してくれました。
(お金は田中の財布からですが・・・・・・)
どうです! この雄姿!!

・・・・・・。
でも、応援する気持ちが大切なんです!

田中が、自宅でステッカーを袋から出していると、
オヤツ と間違えて、強烈な 「クレクレコール!」
「なんだ、お前も応援したいのか!」 ということになり、
エリザベスカラーに、貼付したんですよー。

なかなか、似合ってるじゃありませんか!
ラティー君!!
ちなみに、来月は、ペットフード購入資金から、2,000円 引いときますんで、
ブタの耳、マイナス8枚となります。
そこんとこ、よろしくです!










































