POTENZA RE-71RS 田中ミノル式 インプレッション!

2020年03月03日(火)

いや~、もしかしたら、メーカーさんに叱られるかも知れませんが、先日、REV SPEED さんのお仕事にて、POTENZA の NEWアイテム RE-71RS を試乗する機会がありましたので、田中ミノル式 の インプレッション をお届けしたいと思います。

ご注意

本ブログに記載した すべてのコメントは、今回使用した車両、今回使用したタイヤサイズに限定した、田中ミノル の個人的な見解(思い込みです)となり、 物理的な裏付けはまったくございませんので、ご理解の上、お読み下さいね。

テストに使用した車両は、

CUSCO さんのデモカー (ZC33S)
ストリート仕様のダンパー & スプリングレート
LSD(1Way タイプ)、ECU チューニング  といった仕様。

また、使用したタイヤサイズは、205/50R16 × 4本履き

テスト方法は、はじめに、71R(NEW)で、計測5Lap
その後、 71RS(NEW)で、計測5Lap  と、
NEWタイヤ同士をガチで比較するパターンでした。
(いやはや、贅沢なテストでございます!!!)

では、はじめましょう!

まず、メーカーさんからの事前インフォメーションとしては、

① プロファイル

変形丸刈り!
まぁ~、いま流行の左右非対称の形状違いとなり、
タイヤでキャンバーが付くタイプでございます。
( これで、71Rより 、コーナリング中の接地面積が、6%アップらしい・・・)

② コンパウンド

かなりソフトなイメージです。
低温路面でも、ガッツリ食い込み
グリップを発揮するトップコンパウンドだそうです。
(路面との接触面積が、71Rより、11%アップらしい・・・)

③ トレッドパターン

左右非対称パターンを採用。
OUT/INのパターン剛性を適正化して、コーナリング グリップと、
応答性(ハンドリング性能)を両立しているということでした。

④ ラップタイム

スバルBRZ チューニングカー 265/35R18 筑波2000 
最速ラップタイム 2.0% 短縮 (71Rとの比較)
平均ラップタイム 1.1% 短縮 (71Rとの比較)

トヨタ86 215/45R17 筑波2000 
最速ラップタイム 1.4% 短縮 (71Rとの比較)
平均ラップタイム 0.9% 短縮 (71Rとの比較)

⑤ 耐摩耗性

パターンの高剛性化、ならびに、左右非対称プロファイルによる
接地圧分布均一化により、71Rより5%アップらしいです。

といった感じでございました。

で、田中のファーストインプレッションは・・・・・・・・、

① スーパー ソフトコンパウンド!
② RE-12D に、かなり近い立ち位置!
③ 流行の「変形丸刈り」プロファイル!

といった感じで、詳細は、以下のとおりでございます。

ソフトコンパウンドによる 強力グリップ

タイプ的には、ゴム(コンパウンド)でグリップさせるタイプです。
71Rより、もっと、ソフトコンパウンドでございます。
もし、機会があれば、タイヤ屋さんで、71RS のコンパウンドを触ってみて下さい。きっと、驚くと思いますよ~。

ですから、

冬のワインディングとか、
セミウエット路面とか、
初めてのサーキット走行といった、

少々、不安な状況では、かなり心強いですよね~。

開発ドライバーの 佐々木マサ 氏によると、

サーキット専用タイヤとしてのカラー強い、12Dと違い、
1セットで、ストリートも、ワインディングも、サーキットも、
ハイレベルにカバーしたいユーザーに向けて開発を行った

ということでした。

ただ、とは言っても、ガッツリタイムが出るソフトコンパウンドですので、サーキットにて、タイヤの限界を越えた状態で連続周回すれば、レスポンスが悪くなり、摩耗的にもかなり厳しいと、田中は思います。

ですから、このタイヤをサーキットで使用するならば、グリップ限界の中で 、余裕を持って走ることが重要だと思います。そうすれば、タイヤの温まりが早く、グリップが高い特性を、大きな武器として活用できると思います。

また、佐々木マサ 氏 の言うとおり、ワインディングにおいて、気温/路温の低いシーズンの走りはじめや、セミウエットの状況では、ソフトコンパウンド の恩恵が大きいと思います。

変形丸刈り プロファイル で、キャンバー不足を解消!

「変形丸刈り」を詳しく解説しますと、トレッド面の形状が、
タイヤのセンターから、ショルダーにかけて、左右の形状が異なって、ラウンドシェイプになっているという意味合いで、以下のイメージでございます。

図のように、タイヤの中央からOUT側に向かってタイヤのプロファイルを変形
させる (センターに対してOUT側を小径にする)ことにより、1G状態では、タイヤの中央に対して、OUT側の接地圧が低くなったり、少し路面との間にクリアランスができたりしますよね?

要するに、タイヤのプロファイルによって、キャンバーを付けたのと同じ状況が作れるのであります。

ですから、コーナリング中にキャンバーが必要とされる外側タイヤに、キャンバー角が不足している車両にとっては、スポーツ走行をするのに、かなりの好都合となります。

また、IN側に関しては、タイヤの角を落としたような形状にすることにより、
コーナリング中、どうしてもキャンバーが付いてしまう内側のタイヤ接地を安定して確保することと、IN側の角だけが、一気に摩耗してしまうことを抑制するのに、とっても有効なのであります。

※ コーナリング中、クルマはロールすることで、外側のタイヤには、イニシャルキャンバーが必要となり、反対に内側のタイヤは、キャンバーが付き過ぎてしまい、タイヤIN側の角だけが接地してしまいます。

上記の理由により、変形丸刈りプロファイルは、コーナリング中、操舵やロールにより、タイヤへの入力が変化しても、タイヤの接地面を安定して確保するというメリットがあります。

が、しかし・・・、プロファイルがフラット(角刈り)なタイヤ形状に、 サスペンションやアライメントによって、セットアップが合わせ込まれた状況では、Maxの接地幅が少し狭くなることがあります。
また、変形丸刈りプロファイルは、 車両重量とタイヤ幅のバランスによっては、荷重不足から、うまく接地が稼げないといった、デメリットが発生することもあります。

もちろん、田中の個人的な見解ですが、変形丸刈りプロファイル は、

イニシャルキャンバーが、適正値より少ない車両
車重とタイヤ幅のバランス的に、あまりタイヤ幅が広過ぎないタイヤチョイス
スプリングレート的に、ある程度ロールをするレートチョイス

だと、マッチングが良いように思います。

反対に、

ガッツリとキャンバーが付いている車両
軽いウエイト + 太いタイヤ幅 のタイヤチョイス
ロールの少ないハイレートスプリング


だと、 変形丸刈りプロファイル をうまく活用できないように思います。

ちなみに、この 変形丸刈り の 変形具合は、タイヤのサイズごとにデザインされており、ナローサイズは、より丸刈り度合いが強く、ワイドサイズは、角刈りに近い 丸刈りになっているということでした。

タテ/ヨコ のグリップは、融合させ過ぎると NG

まぁ~、こちらも、イマドキと言えば、イマドキですが、
減速を伴うコーナーの進入にて、タテからヨコへ、グリップの方向を変換させる領域で、ちょっとグリップが薄くなる特性があります。

ですから、進入時にブレーキを残し過ぎる走り方にはマッチングが悪いです。

でも、反対に、ブレーキ/コーナリング の単品使用時は、かなり強力にグリップしますので、ブレーキの残し方をかなり少なく意識すると、きっとうまく使いこなせるように思います。

かと言って、ブレーキをまったく残さず、ブレーキを完全にリリースして、ステアリングを「スパッ」と切るようなドライビングじゃ、まったくグリップを有効に使用できません・・・・。

あくまでも、タテからヨコへ、グリップの方向を変換 するとき(タテとヨコが、オーバーラップしている時)は、少々、タテを弱めに意識すると、イイ感じになると思います。

コンストラクションは、かなりソフト方向

こちらは少々、ビックリでした。
ハイグリップ スポーツラジアル のイメージから、ある程度、剛性が強いのか・・・・、と思いきや、非常にソフト(マイルド)系のケーシングでございました。

ですから、メリットとして、

縁石がガッツリ使用できる
路面の変化や、ギャップに対して、ピーキーな特性がない
乗り心地が良い


といった部分があります。

反対に、デメリットとしては、

温感時のレスポンスが悪い
空気圧の変化に対して、タイヤ特性の変化量が大きい


といった部分もあると思います。

まぁ~、このあたり、田中の勝手な想像では、

このコンストラクションの特性により、

「ビギナーでも、ガッツリとハイグリップの恩恵にて、
恐怖感なく、スポーツドライビングを楽しめる!!」

そんな思惑があるように感じました。

ラップタイムは、71R より速い

筑波1000 ZC33S 田中ミノル ドライブで、71R と、71RS を比較すると、
0.4秒 71RS の方が、速かったです。

なお、田中が走行した すべてのLapタイムは、REV SPEED に載っておりますので、ご確認いただければ、幸いです!!

ということで!
TM-SQUARE TV の動画でも、ガッツリ解説を行っておりますので、ぜひ、ご覧下さい!!

そして、そして、 すべて、田中の思い込みと、独断と、偏見となり、
公平性、信憑性は、まったくありませんが・・・・・・・・・・・・、

禁断の 最新ラジアル ポイント表 を作りましたので、ご参考までに!

タイヤメーカーのみなさまへ。

このたびは、了解も取らず勝手に掲載し申し訳ございません。
もし、何か支障がございましたら、すぐに削除いたしますので、ご一報いただけましたら幸いでございます。   

田中ミノル

ということで、怒られることを覚悟して、作ったブログではございますが、みなさんのニーズに合った、タイヤチョイスに、少しでも貢献できたら、うれしゅ~ございます。

ということで、
以上、RE-71RS 田中ミノル式 インプレッション!
でございました!!

PS スイフトマイスター2020 に、ご参加予定のみなさんへ

POTENZA RE-71RS は、

× レディース
× NA-0
× NA-1
× TC-0
× TC-1
○ NA-2
○ OPEN

現時点の判断では、上記のタイヤ規定になる予定です。

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