TMダンパー SPEC2 噂の真相!

2019年01月31日(木)

さぁ~、いよいよ、田中ミノル 念願のプロジェクトが、
スタートするまで、秒読み段階となりました!!

そう! 田中の夢だった、
完全内製のTM-SQUAREダンパーキットが、
あと少しで、リリースされるのであります!!!

では、詳しくお伝えしましょう!

足回りのセットアップには、かなりの自信を持っている
田中ミノル & TM-SQUARE ではありますが、
我々には、大きな問題点がありました・・・・・。

その問題点とは、「納期」であります。

元々、TM-SQUARE のダンパーキットは、
スーパーGT時代に、
同じ釜の飯を食ったダンパーエンジニアの高橋和行氏に、

スイフトスポーツに完璧に適合する
「田中が考える理想の減衰力とフリクションにてダンパー を作って欲しい」
と、製造を依頼したのが約10年前。

以降、たくさんのダンパーキットを、
ZC31S & ZC32S オーナーのみなさんに、ご購入いただきました。

でも・・・、

プロジェクトがスタートして数年は、良かったのですが、
高橋さんの人気は、どんどん上昇し、
スーパーGTや、スーパー耐久に参戦している
多くのレーシングチームが、「高橋ダンパー」
使用するようになったことから、我々のダンパーを組む時間がなくなり、

元々、月に2台分だった生産量が、
2ヶ月に1台分となり・・・・・・、
3ヶ月に1台分となり・・・・・・、

最長、オーダーを受けて、 9ヵ月後に 納品ができたという
お客様もいらっしゃいました・・・・・。
(本当にお待たせしました)

まぁ~、いくら、田中自慢の  減衰力とフリクション を誇る
「高橋ダンパー」とは言え、やはり、9ヵ月後の納品では、
とっても、心苦しかったので、以降、受注をSTOPしていたのが現状です。

それでも、みなさんから、多数の引き合いをいただきましたので、
高橋さんに相談して、

「高橋さんが監修して、弊社の社内でダンパーを組めるようにして欲しい」

とお願いしたところ、快く承諾いただき、
今回のプロジェクトがスタートしました!

そうです、「ダンパーを完全内製で組み上げたい!」という田中の夢に、
大きく一歩、近づいたのであります!!

それから、高橋さんの指示にて、弊社、南町田ベース内に設備を入れ、
複数回、泊りがけで高橋先生に、指導に来ていただきました。
(シーズンオフとは言え、かなり、強引に時間を作っていただき、
ありがとうございました!!)

そして、阿部ちゃん & コダマ君 にて、
何度も組み上げては、ダンパーテスターでチェックして、
またバラシを繰り返し、 徹底的に、技術を導入いただきました。

やっぱ、昔の仲間は、イイね~!  あざ~す!!
鬼コーチぶりを発揮! (笑)
でも、ポイントとなる部分は、ガッツリ教えていただきました!
やっぱ、職人技でしたね~!!
真剣にレクチャーを受ける 阿部ちゃん & コダマ君
最初は悪戦苦闘の阿部ちゃんでしたが・・・・・、
やっぱり、レーシングメカニック!
あっという間に、スペシャルテクニックを習得!


でもって、今年の1月中旬に、
やっと、高橋先生のお墨付きをいただくことが出来たのであります!!

ですから・・・、
これから販売する、TM-SQUARE ダンパーキット SPEC2 は、
すべて、南町田ベースにて、一から組み上げるシステムとなります!

ちなみに、SPEC1 に使用している部品の中には、
もう入手できないものが多々ありましたので、
今回の内製を機に、使用するパーツも、リニューアルして製造するのが、
TM-SQUARE ダンパーキット SPEC2 となります。

でもって、SPEC2 の細部を
ちょっとだけお見せしますと・・・、こんな感じでございます!!

シリンダーはカッコイイのですが・・・、
容器が給食のときみたい・・・・・(笑)
こちらも、小学生のとき、音楽室で見た、鉄琴のようです・・・・(笑)
で、なんと・・・・、
ダンパーオイルも、BILLION OILS!  もちろん、作りました!!
いや~、美しい・・・。
シムは、間違えて組まないように・・・・・、
高橋さんの奥様に、準備していただきました!!  あざ~す!
これは、リアですね・・・、たぶん・・・。
正立ですから、やっぱそうですね!!

ホントにちょっとだけで、すいません・・・・・(笑)

あっ、そう言えば、ピストンは、
部品(既製品)を購入するのではなく・・・・・・、

田中のニーズに合うように、
オーダーメイドで作っていただきました!!

この中に、ピストンが・・・・!
なんだか、オーダーメイド感 タップリのダンボール箱・・・(笑)
やっぱ、これは、お見せできません・・・・・・(笑)

いや~、TM-SQUARE オリジナルダンパー 
それも完全内製の SPEC2 みなさん、いかがでしょうか?

もちろん、これからは、
社内でオーバーホール対応も可能となりますので、
きっと、メチャ便利に、かゆい所に手が届く対応になると、
田中は思いますよ~!!

また、 SPEC1 ダンパーに関しては、
構成部品の中に、もう、入手できないものがあることから、
オーバーホール対応を終了させていただくことになりました。

でも、SPEC1 のカートリッジ(ダンパー単体のASSY)は、
あと数セット在庫がございますので、カートリッジ交換の対応は、
在庫がある限り、継続予定でございます。

そして、SPEC1 → SPEC2 へのバージョンアップ
(こちらもカートリッジ交換 & リアブラケットの追加購入が必要)
も、可能となっておりますので、
詳細等は、お問い合わせいただければ、ありがたいです。

(ただ・・・、まだ、 SPEC2 のプライスが決まっていないので、
バージョンアップのプライスが決まるのは、SPEC2 のプライスが、
決まってからとなります)

要するに、 SPEC1 ダンパーをバラして、内部の部品を交換する 
オーバーホール 対応は終了しましたが、カートリッジの交換や、
SPEC2 へのバージョンアップへの対応は継続となりますので、
SPEC1 ユーザーのみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

では、最後に、TM-SQUARE ダンパー工房
通称、「匠D工房」を動画にてご紹介したいと思います!

ということで!
近々、ZC33S & SPEC2 ダンパー のモニター募集
予定していりますので、乞うご期待でございます!!

その前に、 SPEC2 の販売価格、決めなきゃですね・・・・。

もちろん、SPEC2 ダンパーは、

ZC31S
ZC32S
ZC33S

3ラインアップにて、リリース予定となりますが、
あまり高くならないように、頑張ります!!(笑)

そして、一日でも早く販売がスタートできるように、
シッカリ準備したいと思います。

希望的観測として、2月末、
いや・・・、3月には、スタートできるよう頑張ります!

以上、TMダンパー SPEC2 噂の真相! でした!!

本日は、ダンパーテスターにて、全数チェック!

2019年01月30日(水)

本日は、コダマさんが、社内で組み上げたダンパーを
高橋さんの工場に持ち込み、全数チェックしております。

でも、まぁ~、
あの ウン千万円のダンパーテスターを
こんなに長い時間、使ってたら、
恐ろしい請求が来るんじゃ、ないかと、
少々、心配になってきました・・・・・。

ということで、コダマさん、
とっとと、帰ってきて下さいよ~!!(笑)

いや~、ホント、あと少しで、スタートでございます!!!

いよいよ、始まりますよ~!!(笑)

2019年01月29日(火)

先ほど、TM-SQUARE 配管事業部の某社長が来社され・・・、

待望の量産試作品を納品いただきました!

そうです!
TM-SQUAREメンバーズの会報をお届けした みなさんは、
ご存知かと思いますが、TM-SQUARE のNEWダンパーを
現在、制作しております。

でもって、本日、配管事業部から、届いたのは、
ZC33S用のブラケット(フロント)でございます。

いや~、いよいよですね~。

あとは、リアに使用する 小さな部品が数点、出来上がると・・・、
ZC31S、ZC32S、ZC33S と、一気にNEWダンパーが登場する
予定でございます!

ということで!
みなさん! 乞うご期待!!

いや、超ご期待!!! でございます。

だって、今度のダンパーは、
田中の夢だった、「あの」プロジェクトですからね~!

本件、詳しくは、準備が整ったら、ご紹介しますね!!
いや~、楽しみだ!!!

TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー インプレッション! (ハイエース スーパーロング)

2015年03月05日(木)

約2週間前、

弊社、代理店さん経由で、

TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーを

ハイエース の スーパーロング に、適合確認を兼ねて、

装着いただけることになりました。

 

 

 

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作業いただいたのは、

名古屋の コクピット タカハシ さん です。

そして、先日、オーナー様より、レポートをいただきましたので、

ご紹介いたしますと・・・・・・・、

装着後1週間ですが、気づいた点などをご報告させていただきます。

【仕様】

2型スーパーロング2WD特装キャンパー

2インチローダウン

20インチアルミNT555(245-35-20)

クスコ製スタビライザー(前後)

リム製ハイパートーションバー(φ27)

玄武製RCジョイント、タイロッドエンド、スタビリンク、各ストッパー類

COXボディダンパー

減衰設定:250Kg積載推奨値

装着後即感じた事は、段差を降りたときに意外に柔らかいかなと思いきや

車体のふらつきがすぐ落着き今までに体感した事の無い不思議な感覚でした。

交差点では、明らかにステアリングを切る量が少なく、

4輪がしっかり地面についてる感覚で自然とアクセルONしてしまいました。

とにかく今までに味わったことのないとても素晴らしい出来栄えに感動しました。

縮側が素早く、伸び側がとてもゆっくりな感じで、

市販のミニバンを遥かに上回る乗り心地でした。

減衰の調整幅もはっきりしていて、現在はベストポジションを模索中です。

これほど変化するものとは想像してなかったので、

今では運転するのがとても楽しく、身体も車も若返った感じです。

周りのハイエーサー達に是非勧めていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

これからもより良い商品づくりに頑張ってください。

微力ながらに応援させていただきます。

いや~、こんなに嬉しいコメントありません!!

こちらこそ、本当にありがとうございました!!!

これで、ハイエース の スーパーロング にも、

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパー が、

適合することも、確認できましたので、

オーナーのみなさん どうぞ、よろしくお願いします!!

レポートいただきました I 様

そして、装着いただきました コクピット タカハシ のみなさま、

ありがとうございました!

以上、嬉しくて、仕方がない 田中 のブログでした!!

PS

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー は、

全国の TM-SQUARE 製品 取扱店にて、販売しております。

弊社、代理店のみなさん

販売店のみなさん、どーぞよろしくお願いします!!

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サスペンション
リアトーイン (セットアップ) の ウンチク!

2014年10月24日(金)

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昨日、アップした、

キャンバーシム 大盛り (トー少なめ)

の解説を書いて 思ったのですが、
リア トーイン に関する ウンチクは、
スイフト限定の話ではなく、どのクルマにも共通した部分ですので、
もっと、突っ込んだ 部分を・・・・・・・・、
書きたくなりました・・・・・・。

ということで!!
今夜は、リア トーインによる セットアップの お話です。
(マニア過ぎる・・・・・・・笑)

まず、トーイン & トーアウト というのは、
アライメント(タイヤがセットされる角度)の一種で、
タイヤを真上から見たとき、

前方が狭まっている 状態   →   トーイン

前方が広がっている状態   →   トーアウト

となります。

まぁ~、語源的には、

トーイン  →   トー(つま先) が、イン側を向いている 「内股状態」

トーアウト  →   トー(つま先) が、アウト側を向いている 「ガニ股状態」

ということになります。

この トーイン値 は、角度の表記になっており、
トータルトー と呼ばれる 左右のトーを合算した数値で表記されます。

たとえば、

右  イン 0°20’(イン 20分)

左  イン 0°20’(イン 20分)

の場合、左右を合算して イン 0°40’(イン 40分) と、表記されます。

また、1°以下の単位は、

0°60’(0度60分)  =  1°00’(1度00分) の 60進法 が採用されています。

あと・・・・、どうでもよい話ですが・・・・・、
トーイン のイメージって、とっても、地味な感じですよね~(笑)

同じ、アライメント ジャンルの中でも、
キャンバーは、見た瞬間に、「ガッツリ付いているなぁ~」 って、わかるのに、

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トーインは、見ただけじゃ、「かなり攻めてるね~」 とは、わからないですもんね・・・・・。

でも・・・・・・、
セットアップ (アンダー/オーバーのバランスを取る) といった観点では、
リア トーイン は、とっても、とっても 大きな ファクターなのであります。ハイ。

そして!!
リア トーイン によって、
アンダー/オーバーのバランス を変化させるために、
理解しておかなければならない 基本中の基本は・・・・・・、
(テストに出ますよ~  笑)

① リアトーイン値 が大きいと、アンダーステア方向となる

② リアトーイン値 が小さい、または、トーアウト になるとオーバーステア方向となる

ということです。

では、具体的に説明しましょう!
FF  FR MR 4WD 等、エンジン搭載位置 & 駆動方式 は変われど、
純正車両における リアのトーイン値は、だいたい、

イン  0°30’ ~  1°30’ (イン 30分~1度30分)

アタリではないかと、推測します。
(もちろん、一部の車両では、上記以外のトーイン値の場合もあります)

たとえば、とあるクルマのトーイン値を計測したら、

イン  0°30’ だったとしましょう。

そして、このクルマは、バランス的に、
かなり、アンダーステアが強い状態なら、

イン  0°30’  →  イン  0°20’ に、

トーイン値を小さくすると、アンダーステアは、改善する方向となり、
反対に、このクルマのバランスが、オーバーステアなら、

イン  0°30’  →  イン  0°40’ に、

トーイン値を大きくすると、オーバーステアは、改善する方向となります。

ということで、田中ミノル式 トーイン有効活用方は、

1) 現在 アンダーステア バランス の場合

多過ぎるトーイン(付き過ぎているトーイン)を
オーバーステアバランスにならない領域まで取る (ゼロに近づける)。

※ 走行抵抗が減少することから、ストレートのスピードも、UP します!

2) 現在 オーバーステア バランス の場合

少な過ぎるトーイン(ゼロに近いトーイン)を
リアの動きが安定するまで付けていく (インの数値を大きくする)。

※ FR / MR の場合、トラクションも、強くなります!

※ 走行抵抗が増加することから、ストレートのスピードは、DOWN します。

となるのであります!!

ただ、これらトーイン値におけるセットアップは、
その時々のクルマの バランスに合わせ込みながら
変更するものですから・・・・・・・、

アンダーステアを抑制するために、

イン  0°45’  →  イン  0°10’ といった感じに、

大きく変更したら、反対に オーバーステア になったり、

イン  0°45’  →  イン  0°00’ に、セットしても、

元々のアンダーステアが強過ぎて、
まだまだ、アンダーステアのバランスが改善できない・・・・、
なんていうことも、よくある話しなのであります。

もちろん、アンダー/オーバーのバランスを取るのは、
サスペンションセット、タイヤチョイスを含め トータルで考えるもので、
リアトーインだけで、バランスを取るものではありませんので、
そのあたりお間違いなきように、お願いしますね。

また、このブログの内容、使用した数値は、
すべて、田中ミノル の 私的な見解(思い込み)であり、
必ずしも、みなさんのクルマに、適応、適合するとは、限りません。

そして、リアトーインは、少しの変更で、
アンダー/オーバーのバランスが大きく変化する領域がありますので、
もちろん、すべての変更は、自己責任にて、
そして、その車両に詳しい方と、ご相談の上、行ってくださいね。

なお、トーイン値 の変更後は、
車両の特性が、どのように変化したかを 安全な場所で確認してから、
通常走行/スポーツ走行を行って下さい。

以上、とっても マニアな
リアトーインにおける セットアップのお話でした!
そして、より深いお話は、こちらの サイト から!!

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ちょっと、マニアな、トーイン解説 ①

ちょっと、マニアな、トーイン解説 ②

サスペンション
TM キャンバーシム 大盛り (トー少なめ) 発売 のお知らせ! (ZC31S)

2014年10月23日(木)

本日は、TM-SQUARE キャンバーシム シリーズ (ZC31S) に、
新しい仲間が、加わりましたので、そのお知らせ です!

ネーミング は、
TM キャンバーシム 大盛り (トー少なめ)

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なぜだか、どんどん、牛丼・・・・・、
いや、ラーメン の注文 のような ネーミング に、
なってきたような気がしますが・・・・・・・・・(笑)

まぁ~、要するに、キャンバーは、通常の大盛り、
トーイン は、あまり 「レス」 にならない 仕様なのであります。

まずは、キャンバーシムが、どのようなパーツか、説明しますと、
リアの  キャンバー & トーイン 値 を変更させるために、
リア ハブ (ディスクローターやハブベアリング が、装着されている部分) と、
トーションビームが、接続されている箇所に、挟み込む、
テーパー状のシム板 のことなのであります。

(ちょっと、難しいですよね・・・・・・・・・・・・・・・)

でもって、このキャンバーシムにて、

変化する キャンバー & トーイン量 を詳しく比較しますと、

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(表記は、 1°00’ = 0°60’  の60進法です)

といった感じになり、
たとえば、装着前のリア アライメント値が、


キャンバー    ネガ   1°00’

トーイン     イン   1°00’

(上記の数値は、平均的な数値となり、車両による個体差、車高によっても異なります)

の場合、大盛り キャンバーシム を装着すると、

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キャンバー    ネガ   3°20’

トーイン     イン   0°10’

と、変化しますが、

大盛り (トー少なめ) キャンバーシム  を装着すると、

キャンバー    ネガ   3°20’

トーイン     イン   0°30’

といった、数値になります。

そうなんです!
キャンバーの変化量は、通常の大盛りキャンバーシムと、変わらないのに、
トーインの変化量は、あまり大きくないのが、
大盛り (トー少なめ) キャンバーシム  の特徴なのであります。ハイ。

でもって、どのような状況での使用が オススメ かと申しますと・・・、

① キャンバーは、ガッツリ。 でも、トーインはあまり 「レス」 にしたくない場合

② 元々、あまりトーインが付いていない車両に使用する場合(トーアウトにしないために)

③ 大盛り キャンバーシムを 2セット 使用し、強烈にキャンバーを付けたい場合

といった感じです。

特に、③に関しては、現行の大盛り キャンバーシム では、
2セット 使用すると(通称 メガ盛り!)、
キャンバーは、ガッツリ付くのですが、トーイン値は、
間違いなく アウト方向となりますので、直進安定性が、損なわれていました。

でも、今回リリースとなった、大盛り (トー少なめ) では、
2セット 使用しても、現状から トーイン値が、1°00’ 「レス」 になる仕様ですので、
大きくトーアウトにならないことから、驚愕のメガ盛り! が可能となりました。

(まぁ~、ここまでキャンバーが必要なサーキットはなく、
本当に求められているかは、不明ではありますが、
ビジュアル的には、アリかと・・・・・・・・・)

ちなみに、リアにキャンバーが付けば、
リアタイヤ(上部)が、フェンダー内に納まりやすくなりますよね?(ある面 これも、キャンバーシムの大きなメリットかも知れません・・・・・・)

そこで!

フェンダークリアランス のために、
キャンバーシムをご使用になられる方のために、
佐藤さんが、CAD で、確認したところ、

タイヤの上端部      ハブセンターの位置     タイヤの下端部

並盛            -2.2mm            +3.2mm           +5.4mm

大盛り          -8.5mm            +3.6mm           +12.1mm

大盛り(2枚セット)   -17.0mm            +7.2mm           +20.6mm

※ 上記の数値は、計算上の数値で、実測とは異なる場合があります。
※ +表記 → タイヤが外に出る   -表記  → タイヤが内側に入る  となります。
※ 大盛り (トー少なめ) と、大盛りは、同じ数値です。

いや~、マニアックです・・・・・・・(笑)

マニアック ついでにですが、
スイフトって、車高を落とし過ぎると、
リアフェンダーの前の方と、タイヤが干渉しますよね??

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この干渉・・・・・、
大盛り シムより、大盛り (トー少なめ) シムの方が、
少なくなるんですよね~。

だって、大盛り (トー少なめ) シム では、
トーインがあまり大きく 「レス」 にならないことから、
今までの大盛りシムより、トーインが付く(インが強くなる)わけです。

ですから、結果的に、リアタイヤ の前の部分が、イン側に入ることから
フェンダー内に 収まりやすくなるんですね~。

そして、田中が勝手に想像する
理想的な スイフトの リアトーイン値 は、下記のとおりです!!

ストリート        イン   0°20’ ~  0°30’

サーキット        イン    0°00’ ~  0°15’

また・・・・・、
どうしても、サーキットでアンダーステアが強い場合は、

サーキット       アウト    0°05’ ~  0°20’

ぐらいまでは、セットアップ としてあるように思います。

※ 上記、リアトーイン値は、田中ミノルの勝手な思い込みであり、
みなさんのクルマのバランスを保証するものではありません。

※ 適正な リアトーイン値は、サスペンションのセットアップ、使用タイヤ、
ドライビングスタイルによって、大きく異なります。

ちなみに、「匠の日」 等、弊社が行うイベントでは、
まず、現在のリアトーイン を計測して、
オーナーさん のニーズと、現状のバランスを確認後、
田中とガッツリと打ち合わせを行ってから、
どのシムを装着するかを決めれますよ~。
(もちろん、トーイン値より、シム投入の必要がない場合は、「ゼロ円」 です!)

最後に、TM キャンバーシム 大盛り (トー少なめ) の プライスは、
通常の 大盛り キャンバーシム と同じく、

ボルト & ワッシャ 付きで、¥19,000 となります。

あっそうだ!
並盛シム も、新仕様となり、

「ボルト付属」 となりましたので、価格改定を行いました。

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TM-SQUARE キャンバ-シム WEB サイト

なお、製品に関するお問い合わせは、

みんカラ の コメント & メッセージ
または、ミノルインターナショナル

TEL  03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)  
メール mail@tm-square.com

まで、よろしくお願いします!!

以上、ZC31S 
TM キャンバーシム 大盛り (トー少なめ) 発売 のお知らせ!  でした。
(すでに在庫も、「◎」 です)

そして、そして、
キャンバーはそのままに、トーインのみ調整する場合や、
キャンバーシム装着後に、トーインの微調整を行う場合は、こちらを どーぞ!!

TM-SQUARE トーレスシム WEB サイト

トーレスシム 発売のお知らせ! (ブログ)

しかし、まぁ~、
強烈にマニアックなブログ ですね・・・・・・。
反省します・・・・・・。

関連情報URL : http://www.tm-square.com/?page_id=283

サスペンション
とある スイフトオーナー さんからの レポート !(TM ダンパーキット)

2014年10月17日(金)

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TM-SQUARE の ダンパーキット って、

なんだか、「とってもイイ感じ!」 とは、

よく聞くけど・・・・・、

わざわざ、イベントに行って同乗走行するのは、

少々、小っ恥ずかしい・・・・・・・・・。

なんて、考えている 方って、

意外と多いのでは・・・・・・、と、思っていたところ

「匠の日」 にて、

TM ダンパーキット を投入いただいた

スイフト オーナーさんから、

とってもステキな内容の レポートが届きましたので、

みなさまにも、ご紹介したいと思います!!

セットアップ的には、

F  ID65-06-0400 + PERCH   車高 625mm

R  TM サーキット スプリング   車高 615mm

F キャンバー    -3.5

F トーイン     OUT  0:15

R トーイン     IN   0:00 (並盛 キャンバーシム使用)

といった感じとなります。

ちなみに、こちらの スイフトオーナーさんは、

40代 男性   車両は、ZC31S です!

では、どーぞ!!

匠の日にTMダンパーを組んで頂いた ○○です。

当日の田中さんブログで、
帰りの高速での乗り味、いかがでしたでしょうか??

とのご質問ありましたが、即答すると
→ 車線変更のたびにニンマリo(^-^)oです。

というあまりにも定型文になってしまうので、
匠の日の余韻から醒めた1・2週間後の金、土曜に、
地元の山道峠道走った感想記します。

ただ長文でグダグダ書いているので先に結論記します。

一台で普段使いと峠道、すべてをこなすには、
絶妙のセッティングです!峠道だけなら更に固くても良かった!

レースで飯を食っていた方が、
大衆FFハッチバックをセッティングすると、
こんな風(良い意味で、ですよ?)になってしまうのかと驚かされました。

では以下、長文グダグダ行きます。

匠の日から一週間経った、車庫から峠にいく道。
やっぱり固いです。
500m位走る間はこれちょっとやりすぎたんじゃね?
とまで思いました。後悔の文字が微かに浮かびました。

正確には固いというより、路面のうねり(段差ではなく)を
そのまま乗員に伝えているという感じです。

でも3kmも走ると気がつきました。

下からの突き上げがないんですよ。
視覚に依る路面凸凹情報と、
車が伝える路面情報が思い込みと違うんですよ。

路面のうねりをそのまま伝えるほど固い → 下からの突き上げもあるはず。
という思い込みが当てはまらないんですね。TMダンパーは。

1年半ほど前、匠の日で田中さんに、
TMストリートパッドから更にブレーキを強くしたい。と言ったところ、

「飛ばしすぎです!」と注意された事がありました。

正直その場では、田中さんのお答えに納得できず
モヤモヤな気持ちだったのですが、
足まわり一新で納得できました。

今回、TMダンパーのセッティングで、
スプリングレートを上げ、車高を前上がりにした事で、
ブレーキの制動力とコントロール性が確実に上がりました。
TMダンパーを付けた事で、2年前につけたTMストリートパッドも、
その真価を発揮するようになったと思います。

また、町田での試乗時に私の、
「タイヤが泣かないですね?」という問いに、
田中さんが「弱いタイヤを作らないセッティングです」
と答えられました。

今まで四輪バラバラに自己主張していたタイヤが、
四輪で一つの声を上げるようになった気がします。

しかし、町田での試乗中に田中さんも言われていた
「今、制御入りました。」
おそらくESPランプの点灯を指してそう言われていたと思うのですが、
こちらの峠道でも点灯しまくりです。

これこそ飛ばしすぎです。と言われても仕方ないです。

しかも、なんで点灯しているのか分からない。
タイヤが滑ってる、
もしくは限界が近いと感じられるタイヤが「無い」状態でのESPランプ点灯です。
おそらく横Gで点いているのではと推測しているのですが。

過去にESPランプが点灯した時は分かっていました。

前輪片側が明らかに空転したり、
後輪が横すべりした事を体感した時に点きました。

最後に田中さんから、
ドライブ指南からサーキット指南まで頂き、

「平常心で」
「仲間を作って」
「カッコつけない。」

もうね、10年20年付き合っていたかのようなことを言われますね。
いや、そういう連中からも同じ事言われていますんで、
その通りなんですが(´・ω・`)

これからはメンテナンスとセッティング重視になると思いますが、
今後もよろしくお願いします。

いや~、素晴らしいです!

本当に、スイフト ライフ を 満喫されている感が、

文章から溢れ出ているところが、嬉しくて仕方ないです!!

TM-SQUARE の ポリシー は、

この部分を この味付けにすると、”ドライバーが怖くない” とか、

足を こう動かすと、”ドライバーがもっと、TRY できる” とか、

「すべてのパーツが ドライバー目線で作られていること」 です。

クルマと人間が、より一体になれることで、

運転がカンタンになり、結果、ドライバーはいろんなことに挑戦できる。

これからも、ドライバビリティ優先の スタンスを崩さずに、

みなさんに、「オッ!」 って言っていただけるパーツを作りたいと思います!!

長文のレポート ありがとうございました!

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さぁ~、そろそろ、浜松に向けて、出発です!

サスペンション
TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) トーションバー 発売!

2014年10月15日(水)

先日、ついに発売開始となった、

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパーキット

ダンパーキットの WEB  サイトは、こちらから!

そのダンパーキットに引き続き、

本日は、TM-SQUARE TRANSPORT ハイレート トーションバー 発売の

お知らせ なのであります!

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適合      200系 ハイエース(レジアスエース) バン  ナローボディ 2WD

径        26φ

材質      クロムマンガン鋼

プライス    26,000円 + TAX

ハイエースの場合、車高を下げると、

リバウンドストロークの問題、そして、ロールセンターの問題から、

スプリングレートが下がったように、

どうしても、フワフワとした乗り味になってしまう・・・・・・・・。

詳しくは、 TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション① を!

であれば!

一般的な コイルスプリング と同様に、最初から、ハイレート な

トーションバースプリング に、変更してしまおう!!

といった発想から、作られたのが、

この TM-SQUARE TRANSPORT トーションバー なのであります。

詳しくは、 TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション② を!

そして、この TM-SQUARE TRANSPORT の ハイレート トーションバー も、

車高 2インチ ダウン の車両に対して、マッチングを取っていますので、

ローダウン車両特有の

今まで、動き過ぎていたストローク量を 「適正なストローク量」 とし、

ハイレートならではの 「フラット感」 を実現することが可能となりました。

(ちなみに、純正車高 の車両にも、装着は可能となりますが、

乗り味的には、かなり硬く感じると思いますので、ご注意下さいね!)

田中が思う、

TM-SQUARE ハイレート トーションバー と、

相性が良さそうな車両は・・・・、

① TM-SQUARE TRANSPORT ダンパーキット 装着車

② ローダウンにより、乗り味的に、フワフワ感の強い車両

③ ロールが大きく感じる車両

④ 積載量が、比較的多い車両

といった感じになります。

まぁ~、

ローダウンにより、動き過ぎる サスペンションを

ハイレート トーションバー によって、抑制する

という 考え方 なのであります。

(だからこそ、乗り心地を損なわないため、鋼材にはこだわりました!)

そして、すでに、在庫も、ありますので、

全国の 200系 ハイエース レジアスエース (ナロー & 2WD)

オーナーのみなさん、どうぞ、よろしくお願いします!!

TM-SQUARE TRANSPORT ハイレート トーションバー WEB サイト

また、本件に関する、お問い合わせは、

株式会社 ミノルインターナショナル

TEL    03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール  mail@tm-square.com

または、みんカラ の コメント & メッセージ にて、

よろしいくお願いします!!

以上、TM-SQUARE TRANSPORT の新製品

ハイレート トーションバー の お知らせ でした!!

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サスペンション
TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー 適合確認  (4WD の巻き!) 

2014年10月02日(木)

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昨日、本日と、

とっても ハイエース な 日々を送っておりました。

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確認のポイントは、ズバリ!

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパーキット が、

4WD 車両にも装着でき、

田中が追い求めたパフォーマンスを発揮できるか!

といった部分なのであります。

で、佐藤さんと、ジックリ 挑んだのですが・・・・・・・、

(あっ、阿部ちゃんは、GT で、タイに行っちゃいました!)

ドラシャの角度が厳しくて・・・・・・、断念いたしました。

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やっぱ、4WD に装着するには、

少々 「ショートストローク 過ぎた」 ようです・・・・・・・。

乗り味も、「◎」 だったのに、残念・・・・・。

ということで、

今後、ハイエースダンパー プロジェクト が うまくいけば、

純正車高 専用品 と、4WD 専用品 を 作ろう! と、

心に誓った 適合確認だったのであります。ハイ。

ご協力いただきました、T 様

本当にありがとうございました!

 

サスペンション
TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー いよいよ リリース!

2014年09月22日(月)

いや~、大変お待たせ いたしました。

 

いよいよ、

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース/レジアスエース)

ダンパー キット の リリース 準備が整いました。

 

 

先日のブログでも、お伝えしましたように、

お値段は、1台分で、

 

 

120,000円! (+税)

消費税 込みで、129,600円 となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、WEB ページ も、完成しております!

 

TM-SQUARE TRANSPORT WEB サイト

 

(すいません・・・・・・、TM-SQUARE WEB サイトのTOP ページからの

専用 入り口が、まだできておりません・・・・・・。)

 

 

製品に関しての お問い合わせには、

下記よりお願いいたします。

 

 

株式会社 ミノルインターナショナル

TEL    03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール  mail@tm-square.com

 

 

でもって、もちろん、本製品は、

全国のTM-SQUARE 製品 お取扱店でも、販売を行っております!

 

 

全国の TM-SQUARE 製品 を お取り扱いいただいている

 

販売店の みなさん、

代理店の みなさん、

 

どーぞ、よろしく お願いいたします!!

 

 

 

ということで、

今回は、マッチングのお話と、製品保証のお話を

少々お伝えしたいと思います。ハイ。

 

 

まず、適応車種(マッチング済みの車両)は、

200系 ハイエース(レジアスエース) バン。

ナローボディ ONLY となります。

エンジンに関しましては、ガソリン & ディーゼル ともに、「◎」 です。

 

 

 

 

 

※ その後、ワイドボディー のマッチングも取れましたので、

以下の条件を満たしていると、200系 2WD 車両は、すべて、適合 となります!

(4WD 車両は、適合外となります)

 

 

 

また、TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーキットは、

ショートストロークタイプ となり、

車高、2インチ ダウン の車両、専用設計のダンパーとなります。

 

 

つきましては、

 

車高、2インチ ダウン の車両への装着は、 「◎」

 

純正車高の車両への装着は、 「×」

 

となりますので、ご注意ください!

※ 1.5インチダウン/1.8インチダウン の車両にも適合します。

 

 

もし、純正車高の車両に、

TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーキットを装着されると、

乗り味、乗り心地 が、想定された状態に ならないばかりか、

(ゴツゴツと、かなり硬めのフィーリングとなります)

 

リバウンドストロークが不足して、大変危険 ですので、

必ず、フロント/リア ともに、車高 2インチ ダウンの車両に、ご使用ください。

 

 

 

そして、保証に関しては、

 

TM-SQUARE TRANSPORT ダンパーキットを使用中、

ダンパー本体から、オイル漏れや、ガス漏れ等が発生した場合、

下記の期間内ですと、無償にて、修理対応を行います。

 

 

商品出荷後 6ヶ月以内 (交換後の走行距離 10000km 未満に限る)

 

 

※ ダンパーに外傷がある場合、想定外の大きな入力跡がある場合は対応外となります。

※ 上記の保証対象期間以降は、有償でのご対応となります。

※ 仕様変更は行えません。

 

 

 

ということで、いよいよ、正式リリースとなりました、

TM-SQUARE TRANSPORT ダンパーキット。

 

全国の ハイエース乗り のみなさん!

ど~ぞ、よろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

※ 入荷数は、あまり多くありませんが、

いまのところ、在庫 ◎ です!!

 

 

そして、開発ストーリーは、こちらから!

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT コンセプト!

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション①

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション②

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー①

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー②

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー③ (最終回)

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話!

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話! (その2)

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話! (その3)