マフラーの写真撮りです。

2009年02月25日(水)

 

 

今日は、写真撮影の日です。

朝から、尾山台スタジオ(弊社、会議室)にて、

服部カメラマンにばっちり撮っていただきました。

 

 

 

 

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しかし、サクラムの溶接は、美しい!

この美しさに、溶接フェチの田中としても、

なんの文句も、不満もございません。

 

 

 

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発売まで、あと少し!

もうちょっとだけ、お待ちくださいね!!

 

 

 

 

明日は写真撮影です。

2009年02月24日(火)

仙台から帰ってきた田中です。

(しかし、今朝は辛かった・・・)

 

会社に帰ると、弊社の磨きスペシャリスト?

秦(はた)が、サクラム製の TM-SQUARE マフラーをせっせと磨いてました。

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そうです、明日は、商品撮影なのです。

マフラーの他にも、

BILLION の新商品、VFC-eLM の撮影も同時に行う予定です。

 

VFC-eLM は、VFC シリーズの新商品で、

オートサロンの BILLION  ブースにも展示し、

かなり多くの方に、お褒めをいただきました。

この商品は、4月~5月にリリースとなりますので、

しばしの、お待ちを!

 

そうです、今年は、新ブランドに新商品と、

かなり気合の入っているミノルインターなのです!

TM-SQUARE
夜のエクスタシー!

2009年02月20日(金)

TM-SQUARE のエアロパーツの中でも、

最近、田中のお気に入りは、リアバンパーです。

 

特に、夜になると、カッコいいんですよ~。

なにがって、ナンバープレートの明かりが、カーボンファイバーに

反射して、カーボンの織り目がクッキリ見えるんです。

 

暗闇の中で強烈な存在感!

やっぱり田中は、エクスタシーを感じてしまいます。

 

たまんね~。

たまんね~。

TM-SQUARE
BOSEの思い出。

2009年02月10日(火)

先週、サクラムさんに行ったのは、

私は十分に音質には納得していたものの、宇野社長は、

もっと、低周波を除去したいという、「匠」ならではのこだわりがあり、

若干のマイナーチェンジのためでした。

 

本庄の取材後、装着していたマフラーを取外し、お預けしてきました。

 

こうして見ると、改めてレイアウトの美しさが・・・。

こうして見ると、改めてレイアウトの美しさが・・・。

 

そんな中、宇野社長が、いろんな車種のサクラムマフラーの音をPCから取り出して、

聞かせて下さいました。

それも、BOSEのスピーカーで!

 

音質はとても素晴らしく、強烈な個性でしたが、

不謹慎にも田中は、BOSEのスピーカーと聞いて、絶対忘れられない思い出が

脳裏をよぎりました。

 

それは、私の実家がある京都でお正月を迎えた時でした。

初詣に清水寺に行った時、その出来事は起こりました。

 

お正月、初詣、清水寺といえば、大勢の参拝客です。

もちろん、お賽銭を投げられる場所まで、かなりの渋滞状況となります。

 

でも、サービス精神旺盛の京都の神社仏閣ですから、

ありがたいお経が、参道には響き渡ります。

 

約、30分ぐらい並んだ時でしょうか、大音響のお経ながれる、

スピーカーの近くまで来た時、ふと、そのスピーカーを見ると・・・・・・、

BOSEだったのです!!

 

それから先は、もう、腹筋が痙攣するぐらい笑いこけ、

その日は、ズットその話題でもちきりです。

(BOSE  → 坊主・・・  わかってるか・・・)

 

私は決して、清水寺もスピーカーの会社もバカにしているわけではありません。

でも、あまりにも、マッチングが良いというか、なんというか・・・・・。

 

もう、十数年前の話ですが、やっぱり、いまだにBOSEのスピーカーを見ると

反応してしまいます。

 

宇野社長、まじめな話の腰を折り、大変失礼しました!

TM-SQUARE
エキゾーストのミュージシャン。

2009年02月09日(月)

今朝、会社に出社したら、

サクラムの宇野社長から楽しいメールがきてました!

宇野社長のブログ

 

先週は、本庄サーキットでのテスト&取材もあり、

サクラムさんに、3回も行ってしまいました。

オートサロンでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、

TM-SQUAREのマフラーは、サクラム製なのです。

 

サクラムさんといえば、輸入車&高級スポーツカーのイメージが強いですが、

どことなく、ヨーロッパのニオイのする、スイスポには、なかなか、いや、かなり

似合います。

 

どうです!このレイアウト!!

どうです!このレイアウト!!

サイレンサーはこんななにコンパクト!

サイレンサーはこんなにコンパクト!

出口はもちろん、サクラムテール!!

出口はもちろん、サクラムテール!!

 

しかし、サクラムさんのマフラーは、美しい!

溶接といい、取り回しといい、見ているだけでも、「匠」を感じます。

また、こんな小さなサイレンサーなのに、音量も91デジベル(試作品)とは、

まさに、脱帽です。

でも、室内にコダマするサクラムサウンドは、絶対91デジベルとは思えないほど、

良い音してますよ~(年がいもなく、トンネルに入るたび必ず全開にしてしまいます!)。

 

リリースまで、もう少し時間がかかりますが、何とか、3月~4月には

デリバリー可能にしたいと、考えておりますので、しばしお待ちを!

 

プライスは・・・・・、決して安くは設定できませんが、

きっと、購入された方は、満足していただけると思います。

良いものは、やっぱ良いんだなと、田中も改めて確信しました。

 

18歳の時、始めてマフラーを交換して、エンジンをかけた時のあの感動が、

45歳になった今でも感じられるって、ステキです。

でも、18歳の時と同じ音なら、感動していないと思うんですね~。

 

やっぱ、年を重ねるとね、感動するにも、ちょっとばかしお金がかかります。

でも、この代償を払ってでも、サクラム製のマフラーを持つよろこびには、

価値があると田中は思いますよ。

_その他_
長谷川・・、頼むわ・・・。

2009年02月07日(土)

今朝は、朝から病院で検査でした・・。

 

 

 

2時ぐらいまでかかり、結構しんどい検査でしたが、

何とか乗り切り、自宅でゆっくりしています。

(今日は会社で会議をやっているのですが、田中はズル休み・・です)

 

 

 

でも、今週は、ハードでしたね。

 

 

 

昨日、お伝えしたように、REV SPEED さんの取材があったもので、

セッティング確認のため、水曜日にも本庄サーキットでテストを行いました。

 

 

 

では、今日はその時のお話を(いや、ドラマを)。

 

 

 

 

この日は、横浜のラプトゥさんの走行会に参加させていただいてのテストでした。

 

 

 

メンバーは、このブログでも少し有名化?しつつある、弊社開発の長谷川と、

ガラの悪さは日本一のGTメカニック、K山さんです。

 

 

 

怒らなければ、いい人なんですけどね・・。

怒らなければ、いい人なんですけどね・・。

ちなみに、K山さんの武勇伝は、私がBILLIONのWEBで書いている、

「勝手にドラテク講座!」 第47回 レーシーな人々 その⑥ で、

お楽しみください。

 

 

 

そして、テストは、「おはようございます!」という、

超元気な長谷川の挨拶から始まりました。

 

 

 

 

オッ 長谷川 今日はやる気満々だな!

オッ 長谷川 今日はやる気満々だな!

 

 

がしかし、どーもセットアップが決まらない・・・。

 

 

アンダーが強く、ラップタイムも48秒5ぐらいしか出ない・・・。

 

 

 

 

これじゃ、取材で、「なんだ、田中がやってるわりにはたいしたことないじゃん」

なんて言われかねない。おまけに前回のテストより、コンマ5も遅い・・・。

 

 

 

どうも、フロントのロールが大きく感じたので、長谷川に確認したところ、

 

 

 

スプリングは、

フロント550ポンド リア400ポンド (もちろん、HYPERCOね)と、

本庄でのBESTセットのデータどおりでした。

 

 

 

そこで、リアスタビを換えてバランスを探りました。

 

 

 

TM-SQUAREのトーションビームは、リアスタビが10分もあれば、

効果できるような仕様となっており、バリエーションも、

剛性の違う5アイテム(ひとつ追加しました!)あるので、

前後のロールバランスを合わせるのには、なんと言っても手っ取り早い!

 

 

 

すぐ交換できちゃうよ。

すぐ交換できちゃうよ。

現在 5アイテム!

ところがこの日のアンダーステアは、なぜだか大きく改善してくれません。

考え込む、K山メカニック。

 

 

 

 

そして、我々が下した判断は、フロントスプリングのレートを上げることでした。

 

 

 

 

作業開始から、10分ぐらいたった時でしょうか、

K山メカニックの「なんじゃ、これは!」という、険しい声。

 

 

 

 

な、なんと、スプリングに書かれていたレート表記は、275ポンド!

(これって、ストリート快適仕様のスプリングでは・・・)

 

 

 

 

 

長谷川さん、あんたフロントは、550ポンド って、言ったよね?

だったら、撮影で筑波を走った時から、この状態??

そら~、12秒しか出ないハズでっせ!!

 

 

 

 

 

い、急げ、急げ っと!

い、急げ、急げ っと!

ふざけんじゃないつーの ったく。

ふざけんじゃないつーの ったく。

 

 

 

 

 

ま、「間違いは誰にでもある」と自分に言い聞かせ、グッとこらえる

田中ミノルでありました・・・。

 

 

 

 

 

 

忍耐、忍耐・・・。

忍耐、忍耐・・・。

 

 

 

もちろん、スプリング交換により、TM-SQUARE スイフトは、速さを取り戻し、

タイムも47秒台に入りました。

 

 

 

 

そして、お次は、本日のテストで最大の目的である、ニュータイヤの投入です。

 

 

 

 

今まで、BSのRE11で走っていましたが、一部のドライバーでは、

RE11より好評のディレッツアを投入し、より速いラップタイムを

刻もうという戦略です。

 

 

 

 

 

もちろん、タイヤは長谷川のオーガナイズで、

組み換え&バランス取りも終了してるし、

あわよくば、コンマ3秒! 「待ってろよ、スパーチャージャ!」と、

意味不明の気合も入り、いよいよディレッツアのニュータイヤ投入となりました。

 

 

 

 

 

ジャジャ~ン  あれ?なんか、おかしくない??

ジャジャ~ン  あれ?なんか、おかしくない??

 

 

あれ? なんかこのパターン、おかしくない??

確かにサイドウォールには、DUNLOP DIREZZA とは書いてある。

 

 

 

 

でもね、どう見ても、ネオバやポテンザとは、

明らかにブロックパターンが違い、

なんだか、サーキットにも縁もゆかりもない人たちが、ふつーに使ってる

タイヤのような気がしたので、早速、知り合いに電話して聞いてみました。

 

 

 

 

そしたらね、その答えは、想像通り・・・。

 

 

 

 

「サーキットで使うのは、スタースペックよ」ということでした。

 

 

もちろん、タイヤには、スタースペックなんて文字は、どこにもありません。

 

 

 

 

 

長谷川・・・。

 

 

 

 

呆然とたたずむ 田中とK山・・。

 

 

 

 

そして、走行会は、無事?リザルトが配られ終了したのでした・・・。

 

 

 

 

 

みなさん、お疲れ様でした! (ホント疲れた・・)

みなさん、お疲れ様でした! (ホント疲れた・・)

 

 

 

ま、スプリングが間違ってたことがわかったから、これでいいっか。

いや、よくない・・、絶対によくない・・・。

 

 

 

 

 

 

サスペンション
HYPERCO製 リアスプリング 入荷しました! 2

2009年02月03日(火)

朝から病院に行ってた田中です。
退院後もなかなか本調子になりません・・・。

 

 

さて、今日は昨日の続き、TM-SQUAREオリジナル ストリート リアスプリングの
お話を。

 

 

昨日も書きましたように、このリアスプリングの下端は、純正と同じ形状にし、
上端は、オリジナルスプリング アタッチメント(車高調整ブラケット)が
使用できるように、フラットな形状となっています。

 

 

基本的に、このアタッチメントの調整範囲内で車高が変えられるのです。

 

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調整範囲は、車高で純正比+6mm~-34mmとなりますが、ダンパーの長さにより、 
スプリングに遊びが出る場合があります。

 

 

しかし、ZC31Sのリアサスペンションのように、ダンパーとスプリングが別々に
なっているセパレートタイプでは、絶対にスプリングに遊びが出ないように
しなくてはなりません。

詳しくは、スプリングの遊びについて をご確認ください。

 

 

スプリングの遊びはダンパーの長さと車高によって左右されますので、
調整範囲いっぱいまで車高を下げたい場合は、
ある程度、短いダンパー(ショートストロークダンパー)が必要となるのです。

 

 

TM-SQUAREオリジナル ストリート リアスプリングの場合、
純正比+6mm~-34mmまで、すべての車高で調整するには、全長で520mm以下の
ダンパーでないと、車高により遊びが発生してしまいます。

 

 

たとえば、現在、弊社デモカーに装着している、オーリンズDFVダンパーですと、
全長が525mmとなりますので、車高調整範囲は、+6mm~-30mmあたりになります。(-30mm~-34mmの間では、スプリングに遊びが発生してしまいます)

 

 

ちょっと、複雑ですがご理解いただけましたでしょうか?

 

 

明日は、本庄サーキットでスイフトの開発テストです。テストのこともレポートしますね。

ではでは。

 

 

 

 

 

サスペンション
箱根ターンパイクは、やっぱ、イワシ!

2009年01月29日(木)

今日は、OPTIONさんの取材です。

早起きして、一路、箱根ターンパイクへ。

今回は、コンパクト特集ということで、トライフォースさん、コクピット館林さんと、

我らが、TM-SQUARE の3台によるスイフトの取材でした。

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トライフォースさんは、森泉社長が熱く排気系のノウハウを語り、

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コクピット館林の関根店長は、ひたすらTM-SQUAREを盗撮!(笑)

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と、言うのは冗談ですが、和気藹々と取材は進みました。

もちろん、ビジネスだとライバルになるのかも知れませんが、

みんな、立派な?スイフトマニア。

これからも、「楽しいことをスイフトユーザーに提供できれば良いですね!」

と、言うことで、一致団結した感じの取材でした。

 

そして、取材は、3時ぐらいに終了したのですが、

田中には、今日、ひとつのミッション(ギアBOXじゃないですよ)があったのです。

 

今日の取材は、箱根ターンパイク。

と言うことは、早川の港が近い。

ならば、魚が釣れる!!

 

と、強引な関連をつくり、取材終了後、早川の港で早速、子イワシ釣りスタート!

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顔をかくしても、わかります。

あんた、弊社開発の、長谷川さんですね!

こんなことしてるとこ、鈴木部長に見つかったら、知らないからね・・・田中は・・・。

でも、長谷川の釣りはあまりにものヘボく、ネコに釣りをコーチングされる始末!!

ま、こんなもんでしょう・・・、釣りはセンスですからね・・・。

 

とか何とか言ってる間に、本日のミッションである、晩ご飯のおかずは、

着実にGETしたのであります。

 

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でもって、家に帰り、まずは、下ごしらえして、

 

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美味しく、いただきました!

 

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でも、いったい、これはなんのブログだ?

 

PS  次号のOPTIONは、必見です!!

 

長谷川は、いっこうに、うまくならんの~・・・。

長谷川は、いっこうに、うまくならんの~・・・。

TM-SQUARE
ダウンフォース マジで感じますよ!

2009年01月28日(水)

入院中に、4キロも痩せてしまい、看護婦さんには、「リバウンドですぐ戻りますから」

なんて、言われていたのですが、まったく体重が戻らず、なんだかスリムな田中です。

 

田中の自宅は、東名横浜インターの近くで、会社は世田谷区等々力ですので、

毎日、東名高速をスイフトで通勤しているのですが、感じるんですよね~。

 

なにがって、ダウンフォースですよ!

スピード域でいうと、90km/hを越えたあたりから、あの独特の

ズッシリと安定したダウンフォースを感じれるのです。

 

直進安定性もビシッと良くなり、ステアリングのフィーリングも格段に向上し、

狙い通り、ダウンフォースの前後バランスも抜群でなので、

田中は、とってもエクスタシーを感じてしまいます。

 

早く本格的にタイムアタックを行ないたいと思っている今日この頃です。

 

このあたりの形状がキモです。

このあたりの形状がキモです。

 

そうだ、タイムアタックといえば、昨日、REV SPEED の前田さんからTELがあり、

な、なんと、筑波2000で、10秒5 が出たらしいのです! (REV号 最速記録!)

思わず、電話で「えっ~」と言ってしまいました・・・・・。

だって、昨年末に、ZONEのプロモーションビデオ撮影で走った時の田中のタイムは、

12秒0 ・・・・・。

1秒5 もちぎられてるなんて・・・。

 

でも、撮影の時は、右がRE11で、左がAD07といった、スペシャル仕様!?。

弊社、開発の 長谷川 が、いつものように、やらかしてくれ、

外径の違うタイヤで、出したタイムなので、あまり参考にはなりませんが・・・・・。

(言い訳言い訳・・・)

こうなったら、東名で感じるダウンフォースを味方に、

なんとか、「9秒台を出してやる」 とひそかに燃えているのであります。
PS 明日は、オプションさんの取材で、箱根まで行ってきま~す。

サスペンション
商品撮影 その②

2008年11月27日(木)

 

 

今日はカタログ用の商品撮影を行ないました。
場所は、世田谷にある「尾山台スタジオ」。 もちろん、会社(弊社)の会議室です。

 

 

写真を撮ったのは、レース界では有名人の服部カメラマンです。
(こう見えても?レースの写真は凄いんですから)

 

撮影 田中ミノル

撮影 田中ミノル

 

撮影はまず、HYPERCO社にスペシャルオーダー品として製造してもらった、
リアスプリングからはじめたのですが、じつはこの商品を作るには、長い道のりがありました。
 
一番最初に、製作の依頼をしたのは、確か2年ぐらい前だったと思います。
 
はじめは、車高調整なしで、そのまま純正のリプレースとして発売しようと考えていたのですが、HYPERCO側の答えはNOでした。
 
理由は、レートがプログレッシブになることと、ガソリンの量や積載物の量、搭乗者の数で
クルマのバランスが変わることから、「想定どおりにならないことが多いから」でした。
もー、職人というか、融通が効かないというか・・・。
 
その後、何度か打ち合わせを行い、やっとGOが出てリリースまでこぎつけた次第です。
 
このスプリングのメリットは、まず、レートがストローク中に変化しない、
シングルレートタイプであることです。これで、あの、なんとも言えないフラット感が作り出せるのです。
 
FFのリアが不安定にストロークすると、対角線上にあるフロント接地が変化します。
 
駆動輪であるフロント接地が変化すると、アクセルオンのコーナー出口で
アンダーステア傾向が強くなりますので、FFにとって、リアのストロークは、とっても重要なのです。
 
また、直巻きタイプと比較して、線形(スプリング内径)が大きくなっていることから、スプリングを1本のワイヤーにしたときに、長さが長くなります。
 
スプリングは、同じレートであれば、このワイヤー長が長くなるほど、
乗り味がマイルド方向となりますので、
オリジナル リアスプリングのもうひとつのメリットは、荷重の変化や、路面からの突き上げに対して、
ゴツゴツしないことです。
 
特に、高レートのサーキットタイプでは、レートは高いものの、ストリートでも十分対応する、
しなやかさを持っていますので、サーキットとストリートの両立が可能となります。
 
それと、スプリングの下端は、ノーマルとまったく同じ形状としましたので、純正のゴムシートもそのまま使用することができるので、部品点数も少なくて済みます。
 
あと、こんなことメーカーとしては言っちゃいけないのかも知れませんが、
現在、他社の車高調整式アタッチメントをすでに使用されている場合は、ほとんどのタイプで、このオリジナル リアスプリングの装着が可能となると思います。
 
要するに、車高調整式アタッチメントが、ID65対応品であれば、装着ができるということです。
 
ただ、車高やスプリングの遊びに関しては、すべて、弊社の車高調整式アタッチメントにてデータを取っていますので、記載どおりになるかどうかは、? となります。
 
また、ヘルパースプリングが装着できないブラケットもありますので、このあたりは、
うまく行けばという感覚で、お願いします。だって、そうすれば、
スプリングだけの購入でOKですもんね。
 
HYPERCOユーザーの中にも、フロントはHYPERCO(直巻)を付けているけれど、リアには設定がないので、他社品を使用してる人って、結構多いと思います。
でもこれで、前後ともHYPERCOとなりますので、より一層、HYPERCOテイストを感じてもらえると思います。
ストリートスプリング + 専用アタッチメント

サーキットスプリング + 専用アタッチメント

サーキットスプリング + 専用アタッチメント

ストリートスプリング + 専用アタッチメント