ホント大勢の
TM-SQUARE メンバーズへの、会員登録、
ありがとうございます。
会員登録担当の、野崎課長も、
うれしい悲鳴を上げております。ハイ。
さてさて、本日は、
トーションビーム&スタビライザーの話を少し。
ご存知のように、ZC31Sのリアサスペンションは、
トーションビーム式です。
トーションビーム式サスペンションは、
一般的な、ストラットやウイッシュボーン式とは違い、
トーションビームという一体物のサスペンションになります。
そして、田中は、
このトーションビーム式のサスペンションが大好きです。
理由は、作りが単純なので、
ストラットやウイッシュボーンのような
複雑な「ヨレ」がない点です。
もちろん、ジオメトリー的には、
ストロークによるキャンバー変化がほとんどなく、
物理的に効率の悪い面もあるかもしれません。
しかし、複雑な動きをしない分、
トーションビーム式のサスペンションは、
ドライバビリティーに優れます。
要するに、ドライバーが「クルマの動きを把握しやすい」 と
いった面が、私は大きなメリットだと思います。
そして、ZC31Sでは、
トーションビームの両方のビームをつないでいる部分に、
スタビライザーが入っています。
そうです、この部分が、
ねじれることによって、ロールの左右差が発生するといった
仕組みとなります。
下の図を見てください。

純正では、スタビライザーは、トーションビーム内に
溶接により固定されていますが、
TM-SQUARE のトーションビームは、
このスタビライザーが交換可能となりますので、
スタビの強度により、発生する左右差が、大きく抑制されます。
この左右差の抑制(スタビ効果)により、
リアのロール剛性を変えられることが、
TM-SQUARE トーションビームの
最大のメリットなのです。
次回は、トーションビームの続きです。
では、今回は、今ひとつのヒール&トゥ のお話です。
では、グラフを見てください。

これは、前回と同じコーナーですが、
レッド ライン のブレーキ踏力が、
明らかに、「ギクシャク」 していますよね?
こうなると、エンジン回転も、
等間隔のグラフとはなりません。
(もちろん、誰かは言えません・・・)
でもね、このグラフだけを見ると、
さぞかし、クルマも、「ギクシャク」 してるように
思えますが、じつは、クルマとしては
これでも非常に安定しています。
なぜなら、この車輌は、
ある程度、踏力が必要なブレーキパッドを
使用しているからです。
要するに、ある程度、
ブレーキ踏力が、ヒール&トゥ により変化しても、
全体から見ると、
半分になったり、倍になったりするほどではないので、
精度としては高くなくても、
クルマが「ギクシャク」 するレベルまでには、ならないのです。
どうです?
ブレーキパッドの効きって、大切でしょ??
適正なブレーキ踏力について、より詳しくは こちら をどーぞ。
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(ドラテク) by
TM-SQUARE
ヒール&トゥ の精度には、
ブレーキパッド摩材の特性が大きく関与していること、
理解いただけたでしょうか?
今回は、ヒール&トゥ の話を
もう少し突っ込んで、
ロガーで確認しながら、行いたいと思います。
まず、上手な ヒール&トゥ から。

各ラインの詳細は、
ピンク ライン スピード
ブルー ライン エンジン回転
レッド ライン ブレーキ踏力
ブッラク ライン アクセル開度 (上が全開)
となります。
まず、下の方にある、
ブッラク ライン と、レッド ライン の
アクセルとブレーキの解説を少し。
ストレートを全開で来て、アクセルをOFFに
したと同時に、ブレーキ踏力が立ち上がります。
そして、そのあと、
ブレーキを踏みながら、アクセルが
ほんの少しだけ、計4回、開いています。
そう、これが、
ヒール&トゥ の正体です。
ブルー ライン のエンジン回転を
見ればわかるように、
アクセルに”アオリ”を入れた直後に、
シフトダウンをしますので、
エンジンブレーキにより回転が上がっています。
そして、そのとき、
レッド ライン のブレーキ踏力は変化していません。
このドライバーは、なかなか上手いですね!
(誰かは言えませんが・・・、もしかして、現役F1ドライバーかも!!)
次回は、今ひとつのヒール&トゥ をお伝えします。
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(ドラテク) by
TM-SQUARE
さて、今日は、TM-SQUARE メンバーズ なる、
謎の? メンバーシップのご紹介です(笑)。
TM-SQUARE メンバーズは、
株式会社ミノルインターナショナルが運営し、
スイフトが大好きなみなさんに、
TM-SQUARE のスペシャルな情報をお届けする
メンバーシップです。
具体的なメリットは、
① 会員限定キャンペーン
TM-SQUARE のパーツを
キャンペーン期間中に、会員限定の特別プライスで、
お届けします。
商品はランダムに変わりますので、
ちょうど買おうと思っていたパーツがキャンペーンになれば
超ラッキー!!
② 田中からのメッセージが届きます(不定期)
スイフトをセットアップするときの裏ワザや、
WEBサイトでは書けない、コアな情報をお届けします。
でも、誰にもいっちゃダメよ・・。
③ 各種イベントへの優先エントリー
TM-SQUARE が行うイベントで、
定員があるものに関しては、優先的にエントリーを受け付けます。
同乗走行や、試走へのエントリーも同様です。
④ 開発品の特価販売
いやはや、これはすごいですよ。
今まで使用した開発品を特価で販売してしまう企画です。
この中には、TM-SQUARE の製品(開発品)は、もちろん、
開発で使用した、他社の商品も販売しちゃいます。
たとえば、ホイールだと、販売を予定しているのは・・・・・、
TM031 シリーズ
・ブラックポリッシュ(新品) 7本
・ブラックポリッシュ(中古) 1本
・ガンメタポリッシュ(新品) 6本
・ハイパーブラック(新品) 2本
・シルバー(新品) 1本
・ホワイト(中古) 2本
などの撮影で使用した新古品、
カラーサンプル(新品)や、
展示で、ほんのちょっとキズが付いたもの等々・・・。
また、他社品であれば、
ウェッズSA90(中古) 4本
5ZIGEN GN+ (中古) 4本
CE28(中古) 4本 ← なんと走行300Km!!
これらの商品を驚きのプライスで販売する予定です!
ま、会員限定の「ヤフオク」 だと
思っていただければ、よろしいかと。
もちろん、年会費も、入会金も要りません!
(太っ腹!!!)
昨日から、WEBサイトで募集を始めたのですが、
みなさんのリアクションは、速いですね!
ビックリです。
さあ、入会した人だけが得をする、
TM-SQUARE メンバーズ ぜひぜひ、よろしくです!!
昨日の夕方に福岡に入り、
本日の午後に帰ってきました。
代理店さんへの渾身の商品説明会を終え、
帰りたがっている、N国さんを強襲し、
11時前から、中洲へ出動!!

でもって、おいしいお鮨をいただきました。

でもね、福岡に来ると、
絶対に、必ず食べたいものがあるんですね~。
これだけは、どんなに時間がなくても、福岡へ来ると、
必ず食べている気がする・・・・・。
それは、!

知る人ぞ知る、「博多うどん」 なのです!!
うどんは「腰だ!」 って言ってる人が、たまにいますが、
田中から言わせれば、まだまだ、うどんの素人ですね。
田中は、讃岐のうどんも、博多のラーメンも好きですが、
これだけは、ちょっと別物ですね。
”とろ~ん”とした柔らかいうどんに、
だしが絡み、トッピングの「ごぼ天」 が、
もー最高です!!
もし、福岡に行かれることがあれば、
だまされたと思って、トライしてください。
いやはや、毎日でも食べたい・・・・・。
こんな話してたら、
だんだん、腹減ってきた・・・・・・。
ではでは。
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(グルメ) by
TM-SQUARE
サーキット走行の代表的なテクニックと言えば、
やっぱ、ヒール&トゥ ですよね。
サーキットビギナーには、
このヒール&トゥ の壁がまず立ちはだかるわけです。
もちろん、サーキットビギナーに限らず、
カタチとしてはできていても、
実際の効力を伴っていないドライバーも
かなりいると思われます。
そして、みんな、やり方は、知ってると思います。
しかし、ブレーキを踏みながらアクセルを”アオル”
ことが、なかなかできない? ってことですよね。
この、”アオリ”で、ブレーキの踏力が変化し、
クルマが「ギクシャク」 するのが、
典型的な、失敗のパターンです。
でもね、ヒール&トゥ を成功させる、
一番の近道は、ブレーキの摩材なんです。
たとえば、自分の最大踏力の20%ぐらいの力で、
ブレーキペダルを踏んだときにロックするような
効きの強いブレーキパッドでは、
さほど強い力でブレーキは踏めません。
この状態で、”G” や、振動の多い車内で、
それも、カカトが、浮いた状況で、アクセルを”アオル” と、
プロのレーシングドライバーが運転しても、
ブレーキ踏力は、微妙に変化してしまい、
例の「ギクシャク」 となってしまうのです。
そうです、サーキットビギナーが、
悪戦苦闘している、ヒール&トゥ は、
テクニックの問題ではなく、ブレーキ特性による部分が、
かなりあると、田中は思うのです。
だって、田中が走行会で、
みなさんのクルマに乗ったとき、
ブレーキが効き過ぎて、
ヒール&トゥ ができないクルマって、かなりありましたよ!
やっぱ、どんなスポーツでも同じですが、
ビギナーがトレーニングするときは、
絶対に適正な道具を使わないと、
進歩を遅れさせるだけです。
「自分はまだ、テクニックが・・・」 といって、
間違った道具で一生懸命練習している人、
マジで多いと思いますよ。
テクニック向上を目指すなら、
絶対の絶対に、適正な道具です。
曲がったゴルフクラブで、いくら練習しても、
何の意味もないように、
練習するなら、適正な道具が一番近道です。

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(ドラテク) by
TM-SQUARE
先日、キャンバーシムの件で、
実際に装着された方から、ご質問がありました。
装着後に、アライメントを計測したら、
「カタログ表記の数値と微妙に異なる」 といった、
内容でした。
もちろん、カタログ表記の数値は、
実際に我々のデモカーで、キャンバーシムを装着し
計測したものです。
が、しかし、
トーションビームは、溶接等により製造されていますので、
若干の個体差が発生しています。
この個体差は、メーカーの整備書にも記載されていますが、
一体物として製造されるだけあり、
「範囲」 は、そこそこ広く設定されています。
たとえば、キャンバーであれば、
整備書では、
-1° ±1° といった表記になります。
要するに、1° ネガ が基本となり、
0°~-2° の間に入っていればOKということになります。
弊社では、2台のデモカーがあり、
キャンバーを計測すると、2台とも、
-1° 20′ であったことから、
カタログには、-1° 20′ が、-2° 30′ になると
表記をしています。
以上のことから、ノーマルで、
もし、キャンバーが-1° ちょうどであれば、
キャンバーシムの装着後、
-2° 10′ 近辺のキャンバーとなります。
(このあたりは、ゲージによっても若干の誤差が発生します)
これは、ある面、一体物の宿命です・・・。
ですので、
TM-SQUARE のキャンバーシムは、
純正状態から、
トーインが、20′ レスになり、
キャンバーが、1° 10′ ネガ方向になるという認識で
理解していただくと、ありがたいです。
我々の確認した車輌の中で、
これらの数値が、上限、下限近辺のものはなく、
ほとんどが、基準の中央近辺に存在していましたので、
あまり神経質になる必要は、ないと思いますよ。
以上、キャンバーシムのマニアな話 ② でした。

昨日の、スイフト ファンミーティング
楽しかったですね!
朝は、長谷川の怨念?か、
かなり激しく降る雨の中、イベントはスタートしました。


でも、長谷川よ、
愛車はランエボ、
そして今日はスイフトのイベントなのに、
なんで、「SUBARU」 なんだ??
ま、それはさておき、
Wet コンディションだったので、
予定していたテストは見送り、
まずは、ドラテク講座スタート。

指し棒の先には、スイスポ!
本庄攻略法を少しは伝授できたかと思います。
そして、午後は、天候も一気に回復し、
抜けたような青空が!

同乗走行には、定員いっぱいの、
15人の方々にエントリーしていただき、
大盛り上がりのイベントとなったのです。

鈴木部長、「ドッキリカメラ」 みたい! (R-40)
ということで、同乗走行をいただいた方々には、
田中がコツコツ作った、TM-SQUARE テイストを、
感じていただけたと思います。
そうだ、参加者の中に、
もうすでに、TM-SQUARE の HYPERCO キットと、
ZONE ブレーキパッドを装着されている方がいたのは、
嬉しかったです。ハイ。
これからも、できるだけたくさんのイベントに
参加したいと思いますので、
みなさん、どーぞよろしくです。

ちなみに、本日のタイムは、
48秒1 で3番手でした・・・。
だ、だ、大丈夫か? 元レーシングドライバー???
明日は、本庄サーキットで、イベントです。
午前中にタイムアタックを行い、
午後からは、同乗走行がメインとなります。
サーキット走行の同乗定員は、
なんと、15人!
田中にとっても、クルマにとっても、ハードですが、
一人でも多くの方に、
TM-SQUARE のデモカーを体感していただこうと
思っています。
でも、しかし、
天気が怪しそうですね・・・。
天気予報によると、
午後は、大丈夫そうですが、
午前中は、小雨が降るらしい・・・。
やっぱり、長谷川は「アメ男」 のようですね。
本人は否定していますが、
かなりの確率で、長谷川と行動をともにすると、
雨なんですよね~。
もし、明日の朝、雨が降っていたら、
もちろん、すべて長谷川の仕業です。
参加者のみなさん、天候による
非難、中傷、クレームは、
すべて弊社開発の長谷川がお受けいたしますので、
遠慮なく、TM-SQUARE ブースへお越しくださいね。

ところで、長谷川、なんで坊主なんだ??
明日は、ガンガン写真撮って、
バッチリイベント内容も報告しますね!
楽しみ 楽しみ!!
明日は、スイフト ファンクラブ ミーティング! はコメントを受け付けていません Read more
スピードにより、同じ踏力でも、μ が
違ってくるという話、理解してもらえましたか?
じつは、このスピードに対しての μ 変化には、
ほとんどのドライバーは対応することができます。
成功率は95%レベルでしょうか?
しかし、変化するものが、もうひとつ加われば、
ほとんどのドライバーは、
変化に対応することができなくなってしまうのです。
たとえばですが、踏力に対して、
ブレーキの効きが加速的に立ち上げるような、
ピーキーなブレーキ特性では、
まったくもって、ドライバーがブレーキを絶妙に
コントロールすることは、不可能です。
下のグラフを見て下さい。

このグラフは、踏力を徐々に立ち上げたとき、
ブレーキパッドがどのような効きを示すかを
グラフ化したものです。
そうです、これにより、
ブレーキパッドの特性(キャラクターが)が
わかるのです。
もちろん、理想は、踏力のラインと同じように、
効きが立ち上がるのが、BEST です。
そして、特に 「D」 のような特性を持っている
ブレーキパッドは、最悪です。
こうなると、いくらドライバーが、
スピードにより、少しずつ変化する制動力を
コントロールしようとしても、
ブレーキの効きが途中で大きく変化し、
コントロールができなくなってしまいます。
でもね、この 「D」 タイプを
サーキットで使っている人、すごく多いと
田中は思います。
そして、そんなドライバーに限って、
うまく走れないのは、自分のドラテクが
まだまだだと、思ってるんですね~。
正直、このタイプのブレーキパッドでは、
レーシングドライバーが乗っても、
限界ではコントロールできないと、
思います。 いや、断言します!
自信を持って、初期の踏力を立ち上げるためにも、
ブレーキパッド摩材のキャラクターは、
とっても重要です。
やっぱり、ドラテクを磨くなら、
適正な道具で練習しないと、
いつまでたっても、ゴールにはたどり着かないのです。
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(ドラテク) by
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