サスペンション
足廻りは、何からはじめる? ②

2009年06月17日(水)

今回も足廻りの話を少し。

 

TM-SQUARE のトーションビームの

メリットは、前回のブログで、

理解してもらえたと思います。

 

そう、コーナー出口で、リアのロールを抑え、

フロント/イン側の接地を確保し、

アンダーステアを抑制するパーツなのです。

 

また、リアがロールしないとで、

タイヤの接地が、

より、理想的な状態となります。

(ロールすると、タイヤが接地する

角度が悪くなり、タイヤの角で走ってしまいます)

 

また、コーナー出口で、フロント/イン側が、

うまく接地するということは、

しっかりと、トラクションもかかりますので、

まさに、LSD を装着したように、感じるのです。

 

田中が、はじめて

TM-SQUARE のトーションビームを

テストしたときの感想も、

「LSD を付けたみたい!」 でした。

 

LSD は、フロントのどちらかのタイヤが、

トラクションを失ったとき(空転がはじまったとき)

はじめて、作動するわけですから、

いつも、ベターっと、

フロントタイヤが路面に接地している状態では、

LSD  が装着されているように感じるのです。ハイ。

 

スイスポの足廻りのセットアップは、

このパーツがないと、

はじまらないと、田中は、断言できます。

 

それぐらい、激変するパーツなのです。

 

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サスペンション
足廻りは、何からはじめる?

2009年06月16日(火)

最近、イベントで、

よく質問されることがあります。

 

それは、

「今、足はノーマルなのですが、

何からやったらいいですか?」

という質問です。

 

田中の返答は、

「将来的に、ちょっとぐらい、

サーキットも走ってみたい」 といった

ニーズがあれば、

「間違いなく、トーションビームからです」

 

なぜなら、今まで足廻りの開発を行っていて、

トーションビームほど、

激変したパーツはないからです。

 

スプリングレートや、ダンパーの減衰は、

まず、トーションビームを装着してから、

それに、合わせ込んでいくと言っても、

過言ではありません。

 

TM-SQUARE のトーションビームを

装着すると、

コーナー出口で、アクセルを踏んだ瞬間から、

クルマの動き、特にフロントのグリップが

装着前と劇的に変化します。

 

通常、FFは、アクセルオンの瞬間から、

バランスが、アンダーステア方向に

なりやすいですよね?

 

でも、TM-SQUARE の

トーションビームがあると、

この出口のアンダーステアが、

大きく抑制されます。

 

当然、アクセルオンの瞬間、

まだ、ステアリングは、切ってます。

この状態で、荷重がリア(正確には外輪のリア)に

移りますので、ここで、一輪だけ、

大きくロールしてしまいます。

 

そうすると、その対角線上にある、

コーナーに対してイン側のフロントタイヤが

持ち上がってしまい、接地が薄くなることから、

アンダーステアが発生します。

 

そこで、TM-SQUARE のトーションビームを

装着すると、要するに、

リアスタビが強くなったのと同じですから、

コーナーに対して外輪のリアが、

ロールしにくくなります。

 

すると、イン側のフロントタイヤは、

接地を確保でき、

ステアリングが効く状態となりますので、

アンダーステアになりにくくなるのです!

 

なかなかの優れものでしょ?

TM-SQUARE のトーションビームって。

 

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エンジン
コンプリート エンジン のこと ③

2009年06月15日(月)

またまた、時間が空きましたが、

今回は、コンプリートエンジンの

購入までの流れを。

 

コンプリートエンジンを

手に入れる方法は、

2つあります。

 

まず、みなさんが、

現在、使用されているエンジンを

先に送っていただき、

それをオーバーホールし、

TM-SQUARE のパーツを

組み込むという方法です。

 

エンジン製作にかかる

日程は、早くて約2週間。

遅くて、3週間です。

(芹沢氏のレースの日程で、

多少伸びる場合があります)

 

これだと、自分のエンジンで、

チューニングが可能です。

 

各部を加工して、

TM-SQUARE のパーツを

組み込み、

メタル(大/小)やインテークバルブ、

ガスケット類を交換しますので、

完全なオーバーホールとなります。

詳しいチューニングメニューはこちら。

 

もうひとつの方法は、

事前に、組み上がっている

エンジンを先にお送りします。

 

で、エンジンを乗せ換えたら、

現行のエンジンを

送っていただくという方法です。

 

ただ、この方法だと、

デポジット(保証金)が、

21万円(税込み)必要となります。

(もちろん、エンジンが帰ってきた段階で、

全額返金となります)

 

また、もし、エンジン内部に

破損箇所があると、

純正部品代等の費用がかかります。

 

でも、ほとんどの部分は、

基本メニューで

新品となりますので、

クランクが曲がっていたり、

シリンダーに亀裂が

あったりといった、

大きなトラブルがある場合のみ、

必要な費用となります。

 

現在快調に使用されているエンジンでは、

これらのトラブルは、ちょっと考えられないし、

今まで、何基もオーバーホール

しましたが、1基として、

このようなトラブルはありませんでした。

 

もちろん、

大きなトラブルがあるような場合は、

事前にご連絡しますから、

ご安心を。

 

走行距離がそこそこ

いっていて、

最近、ちょっとエンジンパワーが・・・・・、

と思ってる方、

手っ取り早く、ライバルを 

ぶっちぎって しまいたい方、

TM-SQUARE のコンプリートエンジン、

どーぞ、よろしくです。

 

仕様等の質問も、お待ちしております!

 

TM-SQUARE コンプリートエンジン詳細

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(写真は、ランデュースさんのデモカーです)

_その他_
SA八王子 レカロフェアー②

2009年06月14日(日)

今日、SA八王子 さんの、

ASM オリジナル レカロシートフェアーを

見学に行ってきました。

 

到着早々、

レーシングドライバーの峰尾 選手が、

お出迎え。

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今年は、スーパー耐久に、

参戦中です。

 

そして、店内に入ると、

BILLION 製品がギッシリ!

 

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もちろん、TM-SQUARE の商品も

これから、

バッチリ取り扱いをいただきますので、

お近くの方は、ぜひよろしくお願いします!!

_その他_
レカロ取材 in ASM

2009年06月12日(金)

昨日は、レブスピードによる

レカロシートの取材でした。

 

現在、ノーマルシートがついている、

TM-SQUARE の2号車を

ASM YOKOHAMA に運び込み、

レカロシートとの比較をするといった

企画でした。

 

今回、シートを比較するのは、

田中ではなく、

レブスピードでおなじみの、

藤島知子さん。

 

裏の編集長?の、スイフト王子(前田さんね)と、

カメラマンの小林さんとの4人で、

まずは、元町で腹ごしらえ。

 

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ASM  統括マネージャーに

教えていただいたお店で

おいしくいただきました。

(田中がチョイスしたのは、ほうじ茶で炊いた

ご飯を使ったオムライス & 八女茶のセット)

 

で、お店に帰ったのですが、

まだ、シートが届いておらず、

田中は、おヒマ・・。

 

ということで、写真を撮りに、

近くの散歩道まで・・・。

 

タイトル 雨上がり

タイトル 雨上がり

タイトル  ちょうちょ

タイトル  ちょうちょ

(もうちょっと、腕を上げなければ・・・)

 

と、遊んでるうちに、

シートが到着し、撮影開始です。

 

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バッチリ、シートは装着され、

いよいよ、試乗開始!

 

 

助手席も、レカロシートになったので、

 

田中  「では、一緒に行きますか?」

藤島  「いいですよ、二人でドライブしましょう!」

田中  「いいですね~ !!」

藤島  「じゃ、田中さんは、後部座席に・・」

 

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二人しか乗らないのに??

それって、どういうこと?

おまけに、後部座席は、

ノーマルシートなんだけど・・・・・。

 

 

ま、ちっちゃいことは、気にすんな・・・

と、自分に言い聞かせ、

取材は、終了したのでした。

 

王子、人生は、イバラの道なんですね・・・。

 

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注  このストーリーは、フィクションです。

   いや、フィクションであってほしい・・・。

ブレーキ
うれしいメール! TMストリート編

2009年06月10日(水)

今日、うれしいメールが届きました。

 

 

内容は、

 

スイフトに乗り換えてから、ヒール&トウ が、できなくなってしまい、

テクニックに自信を失っていた、ユーザーが、TMストリートを装着したら、以前と同じように、

いや、それ以上の精度で、ヒール&トウ が、できるようになった

 

ということでした。

 

 

 

スイフトは、どうしても、スポーツパッドを入れると、低速での初期が強く、

 

「カックン ブレーキ」

 

になってしまい、ヒール&トウ が、難しくなってしまいます。

 

 

 

 

でも、田中が開発した、TMストリートなら、大丈夫。

 

 

踏んだら踏んだだけ、効くような仕様となっていますので、

思う存分、ヒール&トウ を楽しんでいただけます。

 

もちろん、ヒール&トウ を練習中の人にも、

TMストリートは、最適なブレーキパッドであると、自信を持って、断言できます。

 

でも、こうして、メールをいただくと、

ホントうれしいです!!

 

だって、本気になって、箱根で、一生懸命

開発したんですから、喜びも、ひとしおです。

 

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_その他_
ハイパーレブの取材でした。

2009年06月09日(火)

今日は、本月末に発売される、

ハイパーレブの取材が、

スポーツランド山梨でありました。

 

参加したメーカーは、10社。

 

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なんだか、これだけいると、

SUZUKI ディーラーの

中古車展示場のようです・・・。

 

今回の田中の秘策は、

ガッツリと付けた、フロントキャンバー。

 

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で、気になる、

大井さんのコメントは、

「王子号にも、キャンバーが欲しくなった・・・」

でした。

 

ヘッヘッへ、キャンバー作戦、

大成功です。

 

このサーキットは、

コーナーがタイトなので、

ステアリングの切り角もい大きい・・・。

 

と言うことは、ドライバーは、

ひたすら、クルマが曲がってくれるのを

待っていなければなりません。

 

だから、フロントキャンバーによって、

曲がってくれる仕様にした方が、

良いと思いました。ハイ。

 

でも、あまりにも強烈な

フロントグリップのため、

リアタイヤが暖まる前は、

オーバーステア気味・・・。

 

ま、大井さんなら、

大丈夫だと思ってましたが、

2ラップ目の最終手前で、大オーバー。

 

そのまま、縁石を飛び越えたときは、

かなりビビッてしまいましたが、

事なきを得、

ニッコリ笑って、ピット前を通過・・・・・。

 

もー、たのんますよ・・・・・。

 

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でも、その後は、

どんどんラップタイムを短縮し、

田中渾身の足まわりには、

非常に評価の高いコメントをいただきました。

 

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そうだ、あとひとつ、

「ブレーキ、いいね~」 とも言っていただけましたよ~。

 

今回は、ミニサーキット仕様の、

ZONE 03C と88B の組み合わせ。

 

ニューロータを投入し、

朝から、田中が高速(ナイショ、ナイショ)で、

バッチリ、ブレーキを焼いていった

甲斐がありました。ハイ。

 

とまぁ~、

朝が早かったのは、辛かったけれど、

非常に、有意義で、楽しい一日でした。

 

TM-SQUARE 号

どんどん進化してますよ~。

エンジン
双子の兄弟

2009年06月08日(月)

ランデュースさんのイベントでは、

黄色いスイスポが、

デモカーとして2台。

 

 

 

1台は、TM-SQUARE の

デモカーですが、

もう一台は、ランデュースさんの

デモカーです。

 

 

 

 

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ね、倉敷ナンバーでしょ?

そうです、今回のイベントと、

ハイパーレブの取材タイミングに

合わせて、

TM-SQUARE のフルエアロを

導入されました。

 

 

 

 

おまけに・・・、

 

 

 

 

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コンプリートエンジンも!

 

 

今回の仕様から、

タペットカバーに結晶塗装を

施してみました。ハイ。

 

 

 

 

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今後出荷されるエンジンは、

この結晶塗装の状態となります。

(カッコいい?)

 

 

 

もし、エンジンのフィーリングが

どんなものか、

お試しになりたい方は、

ランデュース さんに、どーぞ!!

 

 

 

そうだ、明日は、

関東では、スポーツランド山梨で、

関西では、セントラルサーキットで、

ハイパーレブの取材です。

 

 

 

両方の取材に、

TM-SQUARE のパーツが

登場するなんて、ス・テ・キ です。

 

 

 

 

 

_その他_
岡山は、暑かった。(いや、熱かった!)

2009年06月07日(日)

先程、ランディースさんの

イベントから帰宅した田中です。

 

しかし、岡山は、暑かったです。

さすが、晴れの国 岡山。

顔が日焼けで、真っ赤です・・・。

 

 

さてさて、

今回のイベントも、たくさんの方々に

来ていただき、ありがとうございました。

 

オッ、となりは、ふたごの? ランデュースさんのデモカー だー!

オッ、となりは、ふたごの? ランデュースさんのデモカー だー!

 

また、商品もたくさ~ん

買っていただいたのですが、

今回は、ZONE (ブレーキパッドね) がスゴイ!

 

やっぱ、近くに、

サーキットがあるところは、

ちょっと違いますね。

 

ZONE を買っていただいた、

ほとんどの方が、

岡山国際(地元では、岡国と呼ばれている・・)

をメインに走ってるようで、

ZONE の知名度も、かなり高い!

 

この2日間で、

クルマの状況を聞いて、

田中が摩材チョイスを行った数も、

すごく、たくさんありました。

 

でも、もっと、ビックリしたのは、

来店される方の、

ZONE 装着率!!

 

大げさかもしれませんが、

駐車場にとまってるクルマの

2台に1台は、ZONE 装着車!!!

 

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TM-SQUARE  メンバーズを中心とした

TMストリートの装着率が高かったことも

ありますが、

とっても、大勢な方々に、

ZONE を使っていただいて、

田中は、幸せを感じてしまいました。ハイ。

 

みなさんの、

車輌状況を聞いて、

現在のブレーキのフィーリングを聞いて、

摩材を適合させていくのって、

楽しいですね。

 

なんだか、田中の天職のような気がしました。

 

これからも、みなさんに最適な

摩財適合を

一緒に考え、一緒に悩み、

どんどんと、合わせ込んでいきたいと思いますので、

いつでも、ZONE WEB サイト まで!

 

ランデュースの浅田社長、

スタッフのみなさん、今回はお世話になりました!

_その他_
今週末は、ランデュース ③

2009年06月05日(金)

たった今、

弊社、鈴木部長が、

TM-SQUARE 1号車とともに、

岡山へ、旅立ちました。

 

おそらく、10時間ぐらいの

ロングドライブになると思われます。

 

で、田中はというと、

汚く? 明日の朝、

飛行機で岡山入りです・・・・・。

ま、年寄りということで、

勘弁してください・・・・・。

 

でも、今回のイベントの

目玉商品、

TM-031 & ネオバAD08セットは、

安いですよね。

だって、TM-031は、

どこで買っても、定価販売ですから・・・。

 

おまけに、

ネオバって、高いですもんね~。

 

このプライスが、実現したことでも

ご理解いただけるように、

今回は、ランデュースさんの

心意気を感じてしまいます。ハイ。

 

ランデュースさんの心意気に

応えられるように、

田中は、同乗走行に

徹したいと思いますので、

みなさん、どーぞ遊びに来てください。

 

そうだ、当初、月曜日の取材のため、

日曜日の夕方に、東京へ

帰らなければならなかったのですが、

その取材が、キャンセルとなりました。

 

ですので、6/6土曜日の午前中から、

6/7日曜日の夕方まで、

田中は、ランデュースさんに

ず~っと、居りますので!!

 

TM-SQUARE イベント告知

ランデュースさんWEBサイト

 浅田社長のブログ

 

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