BILLION
エンジンオイル 仕様変更のお知らせ

2025年03月08日(土)

本日は、みなさんに、ご報告があります。


発売以来、TM-SQUARE エンジンオイル ならびに、BILLION OILS エンジンオイル、エンジンオイル添加剤に配合してまいりました富士フイルム製「FTソフトマター」が、生産終了となり、今後は入手ができなくなりました。


約2年前に、富士フイルムより、本件の通達がありましたので、弊社では「FTソフトマター」が未配合の試作油にて、各種試験機によるラボでのテスト、弊社デモカー(340PS仕様のスイフト含む)、ならびにテスターのみなさんによる確認テストを実施し、走行後に使用油の解析を徹底的に行いました。結果、現行と同様のベースオイルならびに各種添加剤群にて「問題なく安心してご使用いただける」という結論となりました。


つきましては、今後、出荷される TM-SQUARE エンジンオイル ならびに、BILLION OILS エンジンオイル、エンジンオイル添加剤には、順次、富士フイルム製「FTソフトマター」が未配合となります。


なお、富士フイルム製「FTソフトマター」が未配合になる分、コストは下がることから販売価格の変更も検討いたしましたが、ベースオイルと添加剤のコストアップの方が大きく、価格も据え置くことになりました。

 

以上、富士フイルム製「FTソフトマター」の生産終了に伴う仕様変更のご報告となります。

 

 

 

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    BILLION
    BILLION OILS エンジンオイル添加剤 ZR-250 販売開始!

    2020年04月15日(水)

    みなさん!
    BILLION OILS ブランドにて、初となる エンジンオイル 添加剤の登場です!

    でも・・・、この添加剤は、注入すると、

    パワーが出る! とか、
    ラップタイムが速くなる! といった テイストではなく(すいません・・・)、

    徹底的に、守備力を底上げしてくれる添加剤を作りました!!

    そもそも、エンジンオイルって、新油と呼ばれる 交換直後の性能が一番良くて、そこから、使用しているうちに、性能はドンドン下がってしまいますよね・・・。

    粘度劣化・・・、
    酸化劣化・・・、
    各種添加剤の消耗 etc・・・。

    例えば、3,000円/L の ハイスペックオイルを入れても、
    3000km → 5000km と走行距離が増えると・・・、

    イメージ的には、
    2,000円/L  レベル →  1,000円/L レベル といったように、
    スペックが下がってしまいます。

    もちろん、サーキット走行をはじめ、油温上昇が著しい スポーツドライビングでは、 エンジンオイルは一気に劣化してしまうことは、みなさんも良くご存知だと思います。

    そして、この劣化の中でも、かなり シリアス なのが、エンジンオイルの粘度劣化です。

    新油のときは、十分な粘度があっても、使用により、

    エンジンオイルが「せん断」を受ける
    ガソリン混入による希釈(特に直噴エンジン)

    の影響を受け、粘度はどんどん低下し、新油に比べて油圧が下がり(油圧低下)、油膜も薄くなりますので、潤滑性能も下降の一途をたどります。

    特に、低粘度タイプのエンジンオイルでは、このマージン設定が少ない状況となりますので、 エンジンオイルの粘度劣化 には、十分な注意が必要となります。

    ちなみに、一般的に、 オイル交換のタイミング は、新油から粘度が20%下がった状況といわれており、もし、粘度劣化が進んでしまっていれば、いくら各種添加剤群が、十分に残っている状況でも、エンジンを守るためにも、オイル交換が必要となってしまいます。

    そこで!
    BILLION OILS では、この粘度劣化を抑制/回復できる添加剤の開発に着手。

    サーキット、ストリート、そして、複数の車種でテストを行い 
    下記のスペックで、販売することとなりました!!

    以下、WEBサイト内文章 抜粋

    BILLION OILS「ZR-250」は、粘度劣化による油圧低下を抑制し、極圧性・耐摩耗性を向上させる各種添加剤群と、富士フイルム製「FTソフトマター」を配合した究極の守備力を誇るエンジンオイル添加剤です。

    NA/TURBO等、すべての4サイクルエンジン(ディーゼルを除く)、そして鉱物油、化学合成油ともに使用が可能です。また、ガソリン希釈によりエンジンオイルの粘度が落ちやすく、カーボン(スス)がエンジンオイルに混入しやすい直噴エンジンには、特に効果的です。

    オイル交換時、または、オイル交換後、新油のパフォーマンスが少し低下した状況での使用がオススメです。

    富士フイルム製 新規化学物質「FTソフトマター」をブレンド!

    富士フイルム㈱ の 「超分子技術」 により誕生した、新規化学物質「FTソフトマター」。この物質は、油圧の低下や、クリアランスの減少により、エンジン内部に潤滑の厳しい部分が発生すると、特殊な分子構造により、摩擦係数が非常に低い潤滑膜へと変化します。そして、本来なら潤滑トラブルになるような状況でも、ピンポイントにその部分を守ってくれますので、とっても安心な最新鋭の添加剤です。
    「FTソフトマター」の詳しい解説は、こちら!

    「せん断」に強い粘度調整剤 をブレンド!

    エンジンオイルは、使用中に「せん断」を受け粘度が低下します。理由は、エンジンオイルには粘度を確保するためポリマーと呼ばれる粘度調整剤が配合されていますが「せん断」を受けることで、このポリマーが切られ、粘度が低下するからです。
    そこで、BILLION OILS「ZR-250」には、粘度を回復/向上させ、油圧低下を抑制するためポリマーを配合。中でも「せん断」に強いタイプのポリマーをブレンドしました。

    有機モリブデン をブレンド!

    有機モリブデンは、熱や圧力により分解されると、二硫化モリブデンという物質に変化し、極圧性の向上、摩擦低減効果、耐摩耗性の向上、そして、酸化防止効果といった様々な潤滑アドバンテージを築きます。

    清浄分散剤 をブレンド!

    エンジンオイル内には、酸化を受けて発生する酸化物や、燃焼によって発生した、蒸気、亜硫酸ガス、窒素酸化物によって生成された炭化物が混入します。これらは、やがてスラッジとなり、エンジン各部に付着します。そこで、清浄剤により、錆びや腐食の原因になるこれらの酸化物質を中和します。また、分散剤により、スラッジ等を包み込み、オイル内に浮遊させ、底に沈まないようにします。

    いや~、一気に説明いたしましたが、
    ZR-250 の正体、ご理解いただけましたでしょうか??

    また、使用パターンは、こんな感じとなります!!!!!

    サーキットで使用される場合

    同じエンジンオイルを複数回、サーキットでご使用になられる場合、まずは、新油のパフォーマンスにて、サーキットを走っていただき、1回目の走行後 ~ 2回目の走行前 に、ZR-250 を投入! が、とってもオススメでございます。

    ストリートで使用する場合

    上記、2種類の使い方ができますが、田中的には、やはり、交換距離の約半分を走行された状況でのご使用が、オススメとなります。

    もちろん、上記以外のタイミングでも、レース型式の走行会や耐久レースの前、または、長距離移動やワインディング走行の前など、エンジンの負荷が大きく油温の上昇が想定される状況や、新油時に比べて、油圧が少し低く、メカニカルノイズが大きく感じたときに、ご使用いただければ、よろしいかと思います。

    ちなみに、お値段は、 容量 250ml にて、

    1,800円 (本体価格)

    となりますので、みなさん!
    どうぞよろしくお願いいたします。

    もちろん、コダマさんの頑張りで、在庫も ◎ でございます。(笑)

    なお、お店に導入いただけるまで、少々お時間を要するかと思われますので、(弊社、代理店のみなさま、よろしくお願いいたします!!)

    もし、お急ぎの場合は、BILLION OILS のサイトからご注文下さいね!
    (2020年4月末まで、送料、無料キャンペーン中!!!)

    BILLION OILS「ZR-250」  WEB サイト

    以上、BILLION OILS の新アイテム
    エンジンオイル添加剤 ZR-250 のご紹介でございました!!

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      BILLION
      エンジンオイル添加剤 これがコストダウンの方法論ダー!(笑)

      2020年04月13日(月)

      発売まで、秒読み段階となっております
      BILLION OILS エンジンオイル添加剤 ZR-250

      こちらのアイテム、
      原材料、製造方法には、お金に糸目をつけることなく、
      徹底的に性能を追い求めましたが、
      販売価格の上昇をこんな部分で、企業努力しております。

      では、その様子を 動画にて、どうぞ!!

      販売価格 1,800円(税抜) を維持するため 頑張りました!

      あと、1週間ぐらいで、販売開始となるように、頑張ります!
      (コダマさんが!! 笑)

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        エンジン
        TM-SQUARE K14C エンジンオイル 入荷!

        2019年07月18日(木)

        ZC33S オーナーのみなさん!
        大変お待たせいたしました!!

        TM-SQUARE K14C エンジンオイル が、無事、入荷いたしました!

        しかし、まぁ~、長い開発期間を乗り越えて、
        こうして、商品化できたことが、本当に、うれしゅ~うございます!!

        ちなみに、商品の詳細ブログは、現在、準備中(いま、頑張って作ってます!)
        となり、もう少しだけ、時間を要しますが、バッチリと解説ができるように、
        準備しておりますので、しばし、お待ちいただければ、ありがたいです。

        また、商品の価格は、すでに決まっております。

        TM-SQUARE K14C エンジンオイル
        (ZC33S 専用エンジンオイル)

        容量 3.9L   12,000円(税込)

        また、正式リリースは、7月末を予定しております。

        それまでに、
        TM-SQUARE K14C エンジンオイル は、


        どのようなオイルなのか?

        ZC33S のエンジンには、どんな、ネガな部分があるのか?

        なぜ、容量が、3.9Lなのか?


        等々を、ガッツリ解説いたしますので、
        あと少しだけ、お待ちいただければ、幸いでございます!

        以上、 TM-SQUARE K14C エンジンオイル 入荷のお知らせでした!!

        今週末の スーパーオートバックス サンシャイン KOBE 
        イベントでの販売に関しては、こちらのブログにて、ご確認下さい!!

        2019 スーパーオートコレクション SAサンシャイン KOBE イベント告知⑤

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          BILLION OILS
          BILLION OILS エンジンオイルの 詳細解説!②

          2014年01月24日(金)

           

          みなさん こんばんは!

          今夜は、BILLION OILS エンジンオイル 詳細解説! 第2回 です。

           

           

          今夜も、エンジンオイル の 粘度について、話したいと思いますが、

          その前に、粘度といえば、よく耳にする、「SAE 粘度分類」 について、

          少々説明を行いたいと思います。

           

           

           

          (以下、広告文章です!)

           

           

           

          0w-20 5w-40 15w-50 など、一般的に、エンジンオイル に表記されている粘度

          は、「SAE 粘度分類」 と呼ばれるグループにより、分類されています。この規格は、

          エンジンオイル の粘度を、CCS粘度計を用いて、-10 ~ -35℃ での低温粘度、

          そして、動粘度計を用いて、100℃ での高温粘度を測定し、その計測結果から、

          「SAE 粘度分類」 に振り分けられています。

           

           

          マルチグレードオイル では、低温粘度は、0w 5w 10w 15w 20w 25w まで、

          6種類のジャンルで表記され、数字が小さいほど、低温時の粘度が低くなります

          (サラサラしている)。

           

           

          また、高温粘度は、20 30 40 50 60 まで、5種類の ジャンル があり、

          数字が大きいほど、高温での粘度が高い (ドロドロ している) ことが特徴となります。

           

          この低温粘度と、高温粘度を組み合わせて、粘度表記は行われます。

           

           

          0w-30  vs  5w-30    低温粘度は、5w-30 の方が高く、高温粘度は、同じ ジャンル。

          10w-30 vs 10w-40    低温粘度は、同じ ジャンル ですが、高温粘度は、10w-40 の方が高い。

          5w-40  vs 15w-50    低温粘度、高温粘度 ともに、15w-50 の方が高い。

           

           

           

          また、使用目的によっても、適合する粘度分類は、違ってきます。

           

          0w-20  0w-30 等  一般的に、 省燃費/ローフリクション に対応する SAE 粘度

          5w-40  10w-40 等  一般的に、 サーキット での スポーツ 走行 に対応する SAE 粘度

           

          (上記は、田中の個人的な見解です)

           

           

           

           

          では、SAE 粘度分類が、同じであれば、それらのオイルは、すべての温度域で、

          同じ粘度特性なのでしょうか?

           

          答えは、NO です。

           

           

          なぜなら、SAE 粘度分類にて、同じ分類となった場合でも、その領域内の上限近辺と、

          下限近辺の粘度では、厳密には同じ粘度にはなりません。

           

          たとえば、同じ 「40」 という高温粘度表記であっても、「30」 に近い、「40」 と、

          「50」 に近い、「40」 では、粘度が違ってくるのです。それに、5w-40 と、10w-40

          の比較では、高温側の表記粘度は、同じ 「40」 であっても、低温側の粘度が高い、

          10w-40 の方が、高温側の粘度も、少し高くなる傾向にあります。

           

          なお、SAE 粘度分類では、高温粘度を 100℃ のみで測定しているため、

          サーキット 走行等により、油温が 100℃ 以上となる超高温域では、オイル の クォリティ に

          よっては、粘度が大きく異なることがあります。

           

           

          117

           

           

          そこで、BILLION OILS では、すべての試作品に対して、150℃ おける粘度も計測し、

          100℃ から、どの程度、粘度の落ち込みが発生しているかを 必ず確認して、

          開発を行ってきました。

           

          それは、机上の スペック に囚われることなく、実用域において、「絶対的な信頼性」 を

          得るために、必要不可欠な、条件であることを知っているからです。

           

           

           

           

           

          いかがでしょうか?

          いままで、なんとなぁ~く、理解していた 「SAE 粘度分類」 ですが、

          なかなか、奥が深いですよね~。

           

           

           

           

           

           

          また、粘度を突き詰めるには、実際の使用状況に 近い状況にて、

          テスト/確認 することも非常に重要な要素となります。

           

           

           

          「せん断」 による 粘度劣化

           

          SAE 粘度分類 における 高温粘度を 計測する テスト では、オイル を過熱して、

          限定された温度 ポイント (100℃) において、動粘度を計測します。しかし、実際の

          エンジンオイル は、エンジン が発生する熱により、温められるだけではなく、

          金属間の狭い隙間を エンジンオイル が潤滑する際に、必ず 「せん断」 を受けながら、

          温度が上昇します。

           

          この 「せん断」 により、オイル の粘度を維持している ポリマー (高分子)が、

          破壊されることで、オイル の粘度が著しく低下することがリます。

           

          たとえば、まったく同じ オイル でも、「せん断」 を伴って温度が上昇した状況と、

          オイル を加熱して温度が上昇した状況とでは、明らかに 「せん断」 を受けた方が、

          粘度が低くなります。

           

          よって、「せん断」 に強い タイプ の オイル と、そうでない オイル との比較では、

          規格上は同じ粘度であっても、実際、「せん断」 を受けた状態での粘度は、

          大きく異なることがあるのです。

           

           

          BILLON OILS では、すべての試作品に対して、 「せん断」 を受けながら、

          オイル の温度を上昇させた状態でも、粘度の計測を行いました。

          そして、 「せん断」 に強い材料のみを抜粋し、採用しました。

           

           

           

           

           

           

          いや~、粘度は、ホント 深いです・・・・・・・・・・。

           

           

           

          ここで、今回の おさらい を ザックリ行いますと、

           

           

          BILLION OILS エンジンオイル シリーズでは、

          サーキットでも安心な、高温での粘度を確保するため、

           

           

           

           

          ① 通常 100℃ のみ計測する 高温粘度 を 150℃ まで計測している。
          (実際の使用状況の上限値で確認!)

           

          ② 高温粘度を確認するとき、「せん断」 を受けた状態での粘度も計測している。

          (こちらも、実際の使用状況 に近い状況で確認!!)

           

           

           

           

          といった項目を追加し、材料を抜粋し、粘度を決定しました。

           

           

          いやはや・・・、

          今回も、かなりマニアックな内容ですよね・・・・・。すいません・・・。

           

           

           

           

           

          では、次回は、

          ベースオイル と ポリマー について 解説を行いたいと思います。

           

           

           

           

          BILLION OILS
          BILLION OILS エンジンオイルの 詳細解説! ①

          2014年01月23日(木)

          BILLION OILS の詳細解説。

          いよいよ、本日からは、

          BILLION OILS の中核となる エンジンオイル となります。

          まぁ・・・・、ミッションオイル で、あんなに、マニアックな

          説明となりましたので、

          エンジンオイルは・・・・、

          みなさん、申し訳ありませんが・・・・、覚悟してください(笑)

          では、はじめたいと思います!

          まず、エンジンオイル に関する 我々の ポリシー は・・・・・、

          「エンジンオイル は、攻める パーツ ではなく、守リの パーツ である」

          これが、BILLION OILS エンジンオイル シリーズ の ポリシー です。

          確かに、低粘度、低 フリクション による 「攻め」 により、エンジン の ピックアップ

          性能は向上します。しかし、この 「攻め」 による代償は、スポーツドライビング

          において、油温が上昇してしまうと、オイル の粘度が下がることから、

          油圧低下を招き、確実に エンジン 内に ダメージ を蓄積してしまうのです。

          BILLION OILS が、目指したもの。それは、「絶対的な信頼性」

          「いつでも、安心して 走ることに集中できる」 といった、優れた ドライバビリティ を

          実現するため、たとえ油温が上昇しても、粘度低下を抑制し、安定した油圧を確保する

          サーキット 完全対応の エンジンオイル です。

          ドライバビリティ に優れた、「究極の守備力」

          それが、BILLION OILS エンジンオイル シリーズ 最大の メリット なのです。

          といった、感じの エンジンオイル なのであります。ハイ。

          (求めたもの・・・・・、とっても シンプル でしょ?)

          そして、この ポリシー にある 「究極の守備力」

          原動力となっているのが、粘度に関する 考え方 なのです。

          たとえば・・・・、

          エンジンオイル が原因で、エンジン が壊れる ほとんどの パターン は、

          油温の上昇 → エンジンオイル の粘度低下 → 油圧の低下 → メタルトラブル!

          の パターン となり、要するに 「油断」

          そう、「油膜が途絶えること」 が、最大の原因となるからなのです。

          しかし・・・・、

          スポーツドライビング において、油温の上昇は、避けては通れない・・・・・・。

          だからこそ、油圧低下を発生させないために、

          粘度低下を徹底的に抑制する テクノロジー が必要となりました。

          エンジンオイル の 粘度にとって重要なこと

          油温と粘度の関係

           

          オイル の粘度は、温度により変化します。

          油温が低いと、粘度は 高く (ドロドロ している)、

          油温が高くなると粘度は 低く (サラサラ している) なります。

          この粘度が、低温から高温へと、どのように変化するかにより、

          エンジンオイル の キャラクター が決定されます。

          116

          低~中温域 の粘度にとって重要なこと

          エンジン 始動直後や、低回転/低負荷での ストリート 走行では、

          エンジンオイル の油温は、さほど高くなりません。

          この状況で、エンジンオイル の粘度が高過ぎると、フリクションロス が大きくなって

          しまいますので、「低~中温域においては、粘度が適度に低いこと」 が重要となります。

          低~中温域にて粘度が必要以上に高い場合

          △  オイル が ドロドロ と硬いことから、フリクションロス (オイルの抵抗) が大きく、

          出力の一部を損出する可能性がある。

          低~中温域にて粘度が適度に低い場合

          ◎  オイル が サラサラ と柔らかいことから、フリクションロス が小さく、エンジン の

          ピックアップ 性能の向上、燃費の向上に貢献する。

          上記の性能は、エコカー の登場以来、重要な ファクター となり、

          エンジンオイル も、0w-20  0w-30 といった、

          省燃費タイプ (低~中温域にて粘度が適度に低い タイプ) へと

          大きく シフト されました。

          そして、最近では、

          スポーツタイプ の オイル でさえ、この風潮に牽引され、

          低粘度化への波に、呑み込まれる 勢いすら 感じます。

          が、しかし!
           

          油温上昇が著しい スポーツドライビング においては、

          エンジンオイル に求められる ニーズ が 根本的に違っています。

          高温域 の粘度にとって重要なこと

          高回転/高負荷を多用する スポーツドライビング において、

          油温は、120~150℃ にも達し、オイル の粘度は、大幅に低下します。

          この状況では、各潤滑部の油膜が薄くなり、また、油圧も低下してしまいますので、

          「高温域においては、粘度が適度に高いこと」 が重要となります。

          高温域にて粘度が適度に高い場合

          ◎  厚い油膜により、強力な潤滑を行うことができる。

          ◎  油圧が安定していることから、エンジン 内、各摺動部に、しっかり オイル が供給される。

          高温域にて粘度が低過ぎる場合

          × 各摺動部の油膜が薄くなる。

          × 油圧が低く、安定しないことから、オイル が的確に各部に供給されず、エンジントラブル

          (特に メタル 系の トラブル)を発生しやすい。

          以上のように、使用する目的によって、

          エンジンオイル の適正な粘度は違ってくるのです。

          BILLION OILS が目指した粘度特性

           

          高温域 の粘度

           

          BILLION OILS エンジンオイル シリーズ は、サーキット 走行をはじめとする

          スポーツドライビング に、完全対応した エンジンオイル となりますので、

          高回転/高負荷の状況が連続しても、安定した油圧を確保し続けることを最重視した

          粘度設定となっています。

          そして、BILLION OILS の ポリシー である、

          「エンジンオイル は、攻める パーツ ではなく、守リの パーツ である」 を的確に

          実行するため、高温域においては、レーシングタイプ の エンジンオイル と同等の

          粘度を確保しています。(エンジンオイル の粘度は、アイテム により、異なります)

          低~中温域 の粘度

           

          高温域での粘度を確保することを最優先としながらも、その領域の中で、低~中温域の

          粘度は、可能な限り、粘度が上がり過ぎないよう 粘度設定が行われています。

          このことから、ストリート における フリクションロス の増大や、ピックアップ の悪さといっ

          た悪影響は最小に抑制されており、ストリート/ワインディング における使用環境にも、

          確実に適合する仕様としています。

          いかがでしょう?

          BILLION OILS が目指した、

          骨太な 粘度設定 により、「守り」 にウエイト を置きながらも、

          ストリート では、違和感なく使用できる この仕様!

          サーキットをはじめとする スポーツドライビング にて、

          ドライバーが、走りたいだけ、思いっきり走れる

          優れた ドライバビリティ を 可能にする

          BILLION OILS の エンジンオイル シリーズ の アウトライン が、

          なんとなぁ~く、ご理解いただけたでしょうか??

          ちなみにですが・・・・、

          BILLION OILS の ロゴマーク は、

          こんなことをイメージして作られているんですね~。

          210

          では、次回は、「絶対的な信頼性」 を生み出す 粘度に関して、

          もう少し 突っ込んだ 部分の説明を行いたいと思います。

          つづく!