サスペンション
ダンパーキットの発売予定。

2009年03月13日(金)

REV SPEED の取材で、

大井さん、斉藤さんに、絶賛していただいた、

ダンパーキットへの問い合わせが、

最近、急増しています。

 

みなさん、やっぱ、

ダンパーには興味があるんですよね~。

 

みなさんのご質問は、

「発売はいつになるの?」 といったことが

メインなのですが・・・・・、

 

「す、すいません」・・・、

じつは、まだまだ気に入っていない部分があり、

これから、仕様変更を何点か行う予定です。

(マニアなもので、どうしても完全に気に入るようにしたいんです・・・)

 

ですので、リリースはまだ、先になりそうです・・・。

ごめんなさい。

 

みなさんも、存知のように、

TM-SQUARE のダンパーは、

どこかのメーカーさんに製作依頼しているのではなく、

ダンパーエンジニアの高橋氏と二人三脚で、

作っておりますので、何をするのも時間が・・・、

かかってしまいます・・・。

すいません・・・。

 

では、今回は、田中が考える理想のダンパーの話を少し。

 

単刀直入に、私が一番ポイントにしているのは、

「スプリングの動きに悪影響を与えないこと」 です。

 

スイスポをセッティングするのに、

一番大切な要因は、

スプリングとスタビライザーで決まるロール剛性です。

 

ロール剛性により、ロールする量と、

荷重移動のスピードが決まります。

 

だから、やっぱり、サスペンションセッティングの

大部分は、この部分で決まります。

 

ダンパーは、ロール剛性を左右するパーツではなく、

ロールするスピードを決めるパーツです。

 

だから、バネ成分があってはいけないと、

田中は思うのです。

(この続きは、近々ね)

 

そんな、理想的なダンパーを追い求めて、

真剣に、まじめに、一生懸命 作ってますので、

リリースまで、あともう少し、

いや、数ヶ月、待っててくださいね。

リリース2ヶ月前ぐらいになれば、お知らせができると思います。

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_その他_
長谷川 でかしたぞー!

2009年03月11日(水)

昨日は、本庄サーキットへ、

ZONE & TM-SQUARE の

開発に出かけていました。

 

今回のテストは、テストメニューが山盛りで、

かなり段取りよくやらないと、

メニューが終了しない可能性があり、

もー、私も長谷川も、朝からバタバタでした。

(テストの詳細は、今度ゆっくりと)

 

長谷川 +  開発 と言えば、

まー、トラブルは避けては通れません・・・。

 

が、しかし、

今回の、長谷川は、ファインプレー を

披露したのです!

 

その内容は、

テストも終盤にさしかかった、午後3時過ぎ、

最後のメニューである、トーションビームのテストを

行おうとしたしたら、

「ガ、ガソリンがない!」 という

トラブルに見舞われました(というか、走行距離が多すぎる!!)。

 

今から、ガソリンを入れに行ったら、

最後の走行に間に合わないし・・・、

しょうがない、今回は、トーションビームのテストは、

あきらめるかと、思った矢先、

長谷川から信じられない一言!

 

「ガソリンなら買ってきてますよ」 と、

思わず、耳を疑いたくなる言葉が!!

 

見ると、ホントに携行缶に入ったガソリンが!!!

す、すごいぞ! 長谷川!!

す、すごいぞ! 長谷川!!

長谷川いわく、

前回の取材の最後で、ガス欠になった教訓から、

事前に準備しておいたそうです。

 

やればできるじゃん、長谷川くん!!

 

ということで、テスト終了後に、

おいしい、おばあちゃんのカレーライスは、

また、ルーの状態に戻り、

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長谷川の胃袋に入ったのであった。

 

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めでたし、めでたし。

_その他_
小さな応援団

2009年03月02日(月)

毎日、1号車(サーキット仕様)で通勤していますが、

なぜだか、小学生にも、TM-SQUARE は、大人気です。

 

会社の近くに、小学校があるのですが、

通学途中の小学生が、私のクルマを見つけると、

大勢で、アイドル?を見つけたように、

キラキラしたうれしそうな目をして、手を振ってくれます。

(低学年メイン)

 

クルマが、「ピカチュー」っぽく見えるからでしょうかね?

 

とにかく、

地元商店街のハッピーロード尾山台では、

かなりメジャーになりつつある、TM-SQUARE なのであります。

 

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_その他_
マフラーの写真撮りです。

2009年02月25日(水)

 

 

今日は、写真撮影の日です。

朝から、尾山台スタジオ(弊社、会議室)にて、

服部カメラマンにばっちり撮っていただきました。

 

 

 

 

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しかし、サクラムの溶接は、美しい!

この美しさに、溶接フェチの田中としても、

なんの文句も、不満もございません。

 

 

 

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発売まで、あと少し!

もうちょっとだけ、お待ちくださいね!!

 

 

 

 

_その他_
明日は写真撮影です。

2009年02月24日(火)

仙台から帰ってきた田中です。

(しかし、今朝は辛かった・・・)

 

会社に帰ると、弊社の磨きスペシャリスト?

秦(はた)が、サクラム製の TM-SQUARE マフラーをせっせと磨いてました。

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そうです、明日は、商品撮影なのです。

マフラーの他にも、

BILLION の新商品、VFC-eLM の撮影も同時に行う予定です。

 

VFC-eLM は、VFC シリーズの新商品で、

オートサロンの BILLION  ブースにも展示し、

かなり多くの方に、お褒めをいただきました。

この商品は、4月~5月にリリースとなりますので、

しばしの、お待ちを!

 

そうです、今年は、新ブランドに新商品と、

かなり気合の入っているミノルインターなのです!

TM-SQUARE
夜のエクスタシー!

2009年02月20日(金)

TM-SQUARE のエアロパーツの中でも、

最近、田中のお気に入りは、リアバンパーです。

 

特に、夜になると、カッコいいんですよ~。

なにがって、ナンバープレートの明かりが、カーボンファイバーに

反射して、カーボンの織り目がクッキリ見えるんです。

 

暗闇の中で強烈な存在感!

やっぱり田中は、エクスタシーを感じてしまいます。

 

たまんね~。

たまんね~。

TM-SQUARE
キャンバーシムのマニアな話。

2009年02月12日(木)

TM-SQUARE で販売しているキャンバーシムのことで、

メールにて、ご質問いただいたことがあります。

 

内容は、「なぜ、4枚が1SETなのか?」 です。

確かに、WEBサイトやカタログへの表記だけでは、ちょっと不十分だと反省です。

 

では、ちょっとばかしご説明を。

ZC31S のリアのサスペンションは、トーションビーム式という仕様になり、

ストラット式や、ダブルウィッシュボーン式のように、

トーイン、キャンバーを調整することができません。

 

そこで、トーションビームと、アップライトの取付け面に、

テーパー形状のシムを挟み込んで、トーイン、キャンバーの数値を

変えるパーツが、キャンバーシムです。

 

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ちょっと、わかりづらいですが、

トーションビームと、アップライトの取付け面との間に、挟まれている、

シムが見えますか?

試作品なので、シルバーですが・・・。

 

でも、トーションビームと、アップライトの取付け面との間に、

テーパー状のシムを入れると、厳密には、固定するボルトが

垂直にかからなくなってしまいます。

 

なので、シムを1輪に対して、2枚使用するんですね~。

下の図をご覧下さい。

 

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そうです、ボルトのかかる部分に、シムとはまったく反対の形状のものを

挟み込めば、トーインやキャンバーが変更でき、おまけにボルトも垂直に

かかるようになります。

これなら、ボルトの緩みといった問題も発生しません。

 

なかなかのアイデアでしょ?

もちろん、このアイデアは、今西先生 ですが・・・。

今西先生 その2

 

TM-SQUARE のキャンバーシム、

サーキットでのタイムアップに、ぜひ、ご活用ください!

TM-SQUARE
BOSEの思い出。

2009年02月10日(火)

先週、サクラムさんに行ったのは、

私は十分に音質には納得していたものの、宇野社長は、

もっと、低周波を除去したいという、「匠」ならではのこだわりがあり、

若干のマイナーチェンジのためでした。

 

本庄の取材後、装着していたマフラーを取外し、お預けしてきました。

 

こうして見ると、改めてレイアウトの美しさが・・・。

こうして見ると、改めてレイアウトの美しさが・・・。

 

そんな中、宇野社長が、いろんな車種のサクラムマフラーの音をPCから取り出して、

聞かせて下さいました。

それも、BOSEのスピーカーで!

 

音質はとても素晴らしく、強烈な個性でしたが、

不謹慎にも田中は、BOSEのスピーカーと聞いて、絶対忘れられない思い出が

脳裏をよぎりました。

 

それは、私の実家がある京都でお正月を迎えた時でした。

初詣に清水寺に行った時、その出来事は起こりました。

 

お正月、初詣、清水寺といえば、大勢の参拝客です。

もちろん、お賽銭を投げられる場所まで、かなりの渋滞状況となります。

 

でも、サービス精神旺盛の京都の神社仏閣ですから、

ありがたいお経が、参道には響き渡ります。

 

約、30分ぐらい並んだ時でしょうか、大音響のお経ながれる、

スピーカーの近くまで来た時、ふと、そのスピーカーを見ると・・・・・・、

BOSEだったのです!!

 

それから先は、もう、腹筋が痙攣するぐらい笑いこけ、

その日は、ズットその話題でもちきりです。

(BOSE  → 坊主・・・  わかってるか・・・)

 

私は決して、清水寺もスピーカーの会社もバカにしているわけではありません。

でも、あまりにも、マッチングが良いというか、なんというか・・・・・。

 

もう、十数年前の話ですが、やっぱり、いまだにBOSEのスピーカーを見ると

反応してしまいます。

 

宇野社長、まじめな話の腰を折り、大変失礼しました!

TM-SQUARE
エキゾーストのミュージシャン。

2009年02月09日(月)

今朝、会社に出社したら、

サクラムの宇野社長から楽しいメールがきてました!

宇野社長のブログ

 

先週は、本庄サーキットでのテスト&取材もあり、

サクラムさんに、3回も行ってしまいました。

オートサロンでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、

TM-SQUAREのマフラーは、サクラム製なのです。

 

サクラムさんといえば、輸入車&高級スポーツカーのイメージが強いですが、

どことなく、ヨーロッパのニオイのする、スイスポには、なかなか、いや、かなり

似合います。

 

どうです!このレイアウト!!

どうです!このレイアウト!!

サイレンサーはこんななにコンパクト!

サイレンサーはこんなにコンパクト!

出口はもちろん、サクラムテール!!

出口はもちろん、サクラムテール!!

 

しかし、サクラムさんのマフラーは、美しい!

溶接といい、取り回しといい、見ているだけでも、「匠」を感じます。

また、こんな小さなサイレンサーなのに、音量も91デジベル(試作品)とは、

まさに、脱帽です。

でも、室内にコダマするサクラムサウンドは、絶対91デジベルとは思えないほど、

良い音してますよ~(年がいもなく、トンネルに入るたび必ず全開にしてしまいます!)。

 

リリースまで、もう少し時間がかかりますが、何とか、3月~4月には

デリバリー可能にしたいと、考えておりますので、しばしお待ちを!

 

プライスは・・・・・、決して安くは設定できませんが、

きっと、購入された方は、満足していただけると思います。

良いものは、やっぱ良いんだなと、田中も改めて確信しました。

 

18歳の時、始めてマフラーを交換して、エンジンをかけた時のあの感動が、

45歳になった今でも感じられるって、ステキです。

でも、18歳の時と同じ音なら、感動していないと思うんですね~。

 

やっぱ、年を重ねるとね、感動するにも、ちょっとばかしお金がかかります。

でも、この代償を払ってでも、サクラム製のマフラーを持つよろこびには、

価値があると田中は思いますよ。

_その他_
長谷川・・、頼むわ・・・。

2009年02月07日(土)

今朝は、朝から病院で検査でした・・。

 

 

 

2時ぐらいまでかかり、結構しんどい検査でしたが、

何とか乗り切り、自宅でゆっくりしています。

(今日は会社で会議をやっているのですが、田中はズル休み・・です)

 

 

 

でも、今週は、ハードでしたね。

 

 

 

昨日、お伝えしたように、REV SPEED さんの取材があったもので、

セッティング確認のため、水曜日にも本庄サーキットでテストを行いました。

 

 

 

では、今日はその時のお話を(いや、ドラマを)。

 

 

 

 

この日は、横浜のラプトゥさんの走行会に参加させていただいてのテストでした。

 

 

 

メンバーは、このブログでも少し有名化?しつつある、弊社開発の長谷川と、

ガラの悪さは日本一のGTメカニック、K山さんです。

 

 

 

怒らなければ、いい人なんですけどね・・。

怒らなければ、いい人なんですけどね・・。

ちなみに、K山さんの武勇伝は、私がBILLIONのWEBで書いている、

「勝手にドラテク講座!」 第47回 レーシーな人々 その⑥ で、

お楽しみください。

 

 

 

そして、テストは、「おはようございます!」という、

超元気な長谷川の挨拶から始まりました。

 

 

 

 

オッ 長谷川 今日はやる気満々だな!

オッ 長谷川 今日はやる気満々だな!

 

 

がしかし、どーもセットアップが決まらない・・・。

 

 

アンダーが強く、ラップタイムも48秒5ぐらいしか出ない・・・。

 

 

 

 

これじゃ、取材で、「なんだ、田中がやってるわりにはたいしたことないじゃん」

なんて言われかねない。おまけに前回のテストより、コンマ5も遅い・・・。

 

 

 

どうも、フロントのロールが大きく感じたので、長谷川に確認したところ、

 

 

 

スプリングは、

フロント550ポンド リア400ポンド (もちろん、HYPERCOね)と、

本庄でのBESTセットのデータどおりでした。

 

 

 

そこで、リアスタビを換えてバランスを探りました。

 

 

 

TM-SQUAREのトーションビームは、リアスタビが10分もあれば、

効果できるような仕様となっており、バリエーションも、

剛性の違う5アイテム(ひとつ追加しました!)あるので、

前後のロールバランスを合わせるのには、なんと言っても手っ取り早い!

 

 

 

すぐ交換できちゃうよ。

すぐ交換できちゃうよ。

現在 5アイテム!

ところがこの日のアンダーステアは、なぜだか大きく改善してくれません。

考え込む、K山メカニック。

 

 

 

 

そして、我々が下した判断は、フロントスプリングのレートを上げることでした。

 

 

 

 

作業開始から、10分ぐらいたった時でしょうか、

K山メカニックの「なんじゃ、これは!」という、険しい声。

 

 

 

 

な、なんと、スプリングに書かれていたレート表記は、275ポンド!

(これって、ストリート快適仕様のスプリングでは・・・)

 

 

 

 

 

長谷川さん、あんたフロントは、550ポンド って、言ったよね?

だったら、撮影で筑波を走った時から、この状態??

そら~、12秒しか出ないハズでっせ!!

 

 

 

 

 

い、急げ、急げ っと!

い、急げ、急げ っと!

ふざけんじゃないつーの ったく。

ふざけんじゃないつーの ったく。

 

 

 

 

 

ま、「間違いは誰にでもある」と自分に言い聞かせ、グッとこらえる

田中ミノルでありました・・・。

 

 

 

 

 

 

忍耐、忍耐・・・。

忍耐、忍耐・・・。

 

 

 

もちろん、スプリング交換により、TM-SQUARE スイフトは、速さを取り戻し、

タイムも47秒台に入りました。

 

 

 

 

そして、お次は、本日のテストで最大の目的である、ニュータイヤの投入です。

 

 

 

 

今まで、BSのRE11で走っていましたが、一部のドライバーでは、

RE11より好評のディレッツアを投入し、より速いラップタイムを

刻もうという戦略です。

 

 

 

 

 

もちろん、タイヤは長谷川のオーガナイズで、

組み換え&バランス取りも終了してるし、

あわよくば、コンマ3秒! 「待ってろよ、スパーチャージャ!」と、

意味不明の気合も入り、いよいよディレッツアのニュータイヤ投入となりました。

 

 

 

 

 

ジャジャ~ン  あれ?なんか、おかしくない??

ジャジャ~ン  あれ?なんか、おかしくない??

 

 

あれ? なんかこのパターン、おかしくない??

確かにサイドウォールには、DUNLOP DIREZZA とは書いてある。

 

 

 

 

でもね、どう見ても、ネオバやポテンザとは、

明らかにブロックパターンが違い、

なんだか、サーキットにも縁もゆかりもない人たちが、ふつーに使ってる

タイヤのような気がしたので、早速、知り合いに電話して聞いてみました。

 

 

 

 

そしたらね、その答えは、想像通り・・・。

 

 

 

 

「サーキットで使うのは、スタースペックよ」ということでした。

 

 

もちろん、タイヤには、スタースペックなんて文字は、どこにもありません。

 

 

 

 

 

長谷川・・・。

 

 

 

 

呆然とたたずむ 田中とK山・・。

 

 

 

 

そして、走行会は、無事?リザルトが配られ終了したのでした・・・。

 

 

 

 

 

みなさん、お疲れ様でした! (ホント疲れた・・)

みなさん、お疲れ様でした! (ホント疲れた・・)

 

 

 

ま、スプリングが間違ってたことがわかったから、これでいいっか。

いや、よくない・・、絶対によくない・・・。