TM ピロアッパーマウント (ML) リリースの お知らせ! 

2013年08月22日(木)

 

 

ZC31S & ZC32S スイフト オーナー のみなさん、

大変、大変 お待たせ いたしました。

 

 

 

 

いよいよ、

TM ピロアッパーマウント (ML) が、

 

 

試作品完成後、

ZC31S & ZC32S への装着により、

不都合な箇所を徹底的に洗い出し、そして、変更を加え、

やっと、リリースの運びとなりました。

 

 

1

 

 

 

今回 の仕様変更、最大の目的は、

ピロアッパーマウント の装着にて、車高変化が、ないことです!!

 

 

 

ご存知のように、

TM ピロアッパーマウント は、

 

 

TM ダンパーは、もちろん、

他社製の車高調正式ダンパー (オーリンズさん、アールズさん、HKSさん etc・・・・・)

他社製の非車高調正式ダンパー (ショーワさん etc・・・・・)

純正ダンパー 等々、

 

ノーマルのアッパーマウントが使用されている

ダンパーキットなら、使用が可能な商品なのですが、

 

 

旧製品では、装着により、約7mm 車高が上がってしまいました・・・・・。

 

 

 

もちろん、全長調整タイプなら、

 

① スプリングシートの位置を ピロアッパーマウント に合わせて調整。

② ①の状態でクルマを地面に降し、車高を計測して、全長調整部にて車高調整。

 

といった、作業を行えば、

ピロアッパーマウント に交換後も、交換前と同じ車高で使用が可能です。

 

(でも・・・・・、正直、地面に降ろして、車高をチェックして、

また調整して・・・・・・、 という作業は、かなり手間ですよね・・・・・・・・)

 

 

 

また、ダンパー全長を調整できないタイプの車高調や、

純正ダンパー、純正形状のスポーツダンパー等では、

車高が、7mm 上がってしまいます・・・・・・・・・・・・・。

 

(この部分は、どうしても、解決ができなかった部分でした・・・・・)

 

 

 

 

しかし!

TM ピロアッパーマウント (ML) では、

装着による、車高の変化はありませんので、

 

純正アッパーマウント → TM ピロアッパーマウント (ML)

に交換しても、車高は、そのまま、装着前の車高と同じとなります。

 

(これは、かなり、便利ですよね~)

 

 

 

 

 

ただ・・・・、まれに あるのですが、

純正アッパーマウントのゴムが、長期間の使用にて、「ヘタっている場合」 は、

ほんの少し(2~3mm)だけ、装着により、車高が高くなる場合もありますが、

これは、かなりのレアケース・・・・。

 

というより、「ヘタリ」 により、本来の車高より、下がっていた車高が、

元に戻るというイメージですね。

 

 

 

 

そして、気になる お値段は・・・・・・、

 

これらの機能を確保するため、デザインを全面的に見直し、

茅ヶ崎 競争自動車部品 秘密製造工場監修により、製作しましたので、

 

 

フロント 1セット


¥24,000 (税込)

 

 

となりました。

 

 

 

WEB サイト は、こちらです!

 

 

 

 

ちなみに、

製品はすでに入荷済みとなりますので、

オーダーいただければ、すぐに出荷が可能です!!

 

 

 

 

 

また、製品 & 適合 に関しまして、

ご不明な点がございましたら、

 

 

TEL 03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール mail@tm-square.com

 

 

または、みんカラ の

コメント/メッセージ にて、ご連絡下さい!

 

 

 

 

 

ということで、

TM ピロアッパーマウント (ML)

 

みなさん、どうぞ、よろしくお願いしま~す!

 

 

 

 

12

 

 

21

エンジン
TM ECU Ver.4 データ  リリース開始!!

2013年08月02日(金)

病み上がりの 田中ではありますが、

今日は、新製品のこと、気合を入れて、ご紹介したいと思います。

 

 

ということで、先日、TM エキマニ 専用 DATA を

リリースしたばかりなのですが、

本日は、TM ECU Ver.4 DATA のご案内です。

 

 

「エッ~、また出るの??」 と言われそうですが、

弊社のECU 開発は、まったくもって、STOP しておらず、

 

 

Ver.1 → Ver.2 (中速域の強化)

Ver.2 → Ver.3 (スロットルマップの変更)

 

 

そして、

 

AB DATA (TM インテークBOX 専用 DATA)

EM DATA (TM エキマニ 専用 DATA)

 

と、バリエーションは増える一方ですからね・・・・・。

 

 

この Ver.4 DATA も、

開発には、1年以上かけており、ようやく準備が整った次第です。

 

 

でもって、

この Ver.4 は、どんな DATA なのかと言いますと、

社内では、通称 「LT DATA」 と呼ばれる ローテンプ対応の DATA なのであります。

 

 

スイフトの場合、純正サーモスタット(※1)の

開弁温度(※2)は、82℃です。

 

※1 サーモスタットとは、水温により、冷却水をラジエターに送るか、

エンジン内を循環させるかをコントロールしているパーツです。

 

※2 サーモスタットが、開き始める温度を 開弁温度と呼びます。

 

また、サーモスタットは、開弁温度から、12~15℃ぐらい高い温度で全開となります。

 

 

 

もちろん、気温の低い状況で、暖機運転を短縮するため

サーモスタットは必要不可欠です。

 

また、十分な冷却容量がある場合、

水温は、サーモスタットの開弁温度 + 5~10℃ あたりで安定します。

(このあたりは、電動ファンの始動温度も、影響しますね)

 

 

ですから、純正のサーモスタット装着車であれば、

水温は、82℃ + 5℃ = 87℃  または、 82℃ + 10℃ = 92℃

となり、87 ~ 92℃ あたりを行ったり来たりとなるハズです。

 

 

もちろん、冬場にエンジンが温まるスピードや、ヒーターの効きを考えると、

純正の開弁温度(82℃)ぐらいが、ちょうど良いのですが、

発熱量が多い、スポーツドライビング には、少々水温が高くなる・・・・・。

という、デメリットも、持ち合わせております。ハイ。

 

 

また、電動ファンの始動温度をはじめ、ラジエターへの風の抜け具合等によっても、

水温の上昇は、左右されますが、暖機運転終了後は、

サーモスタットの開弁温度以下になることはありません。

 

 

では、この水温、いったい何度ぐらいが、一番パワーが出るのか?

って、考えたことありませんか??

 

 

経験的に、サーキット走行をはじめ、スポーツドライビングにおいて、

95~100℃ ぐらいになれば、パワーダウンを感じると思います。

(なんだか、回転は上がるけど、フワァ~ とした感じで、力強さがなくなりますよね?)

 

 

 

この理由は、

 

 

① 水温が高い → 空気がエンジン内部に取り込まれてから燃焼するまでに、

温度が上昇してしまいます(吸入空気の温度が高くなる)。

温度が高くなると、空気は膨張しますので、エンジン内に取り込める酸素が減少し、

パワーダウンとなります。

 

 

② 水温が上昇すると、燃焼室内の温度も上昇しますので、デトネーション

(異常燃焼により、ピストンが溶ける)を抑制するために、

ECUのエマージェンシー機能が働き、パワーダウンとなります。

 

 

 

もちろん、反対に水温が低過ぎると、ある程度 濃い燃料でないと、

うまく爆発ができず、ピストンも、熱膨張により、真円になっていないことから、

圧縮が上がらず、こちらもNG。

 

 

一般的に、通常の濃さの燃料でエンジンが作動し、ピストンがほぼ真円となる水温は、

約70℃あたりからと言われています(車種により、若干前後します)。

 

ということは、水温を70~80℃ あたりに設定できれば、

低温時に発生するデメリットを受けることなく、

また、吸入した空気を低温の状況で燃焼室に送り込めますので、

「一番パワーが出る!」 となります。

 

 


が、しかし!

 


じつは、ここにもうひとつの 「足かせ」 があるのです。

 

それは、ECU プログラミング の中に

可変バルブタイミング が、最大に変化する 温度 が、設定 されているのです!!

(なんだか、難しい言葉が、イッパイで、すいません・・・・・)

 

 

 

ご存知のようにスイフトのエンジンは、中回転域にて十分なトルクを発生できるように、

インテーク側のバルブが開閉するタイミングが変化します。

(通称 可変バルブタイミング システム)

 

 

でも、水温80℃を越えないと、この可変バルブタイミングは、

最大 まで作動しないんです・・・・・。

 

だから、水温 75℃ vs 80℃ なら、シリンダー内に吸入される 空気のクォリティは、

75℃ の方が高いけれど、可変バルブタイミングが、最大まで変化しない ことから、

80℃ の方が、パワーが出るという結果となってしまいます・・・・・・。

 

 

 

そこで!

TM ECU Ver.4 DATA では、この可変バルブタイミングが、

最大まで変化する 水温を 80℃  → 70℃ と、ECU の中で、

変更しちゃっているんですよね~。

 

 

ですから、80℃以上の水温より、70~80℃ の水温の方が、

吸入空気のクォリティが、高い分、パワーが出るのであります!

(このパワーの差は、ベンチでもハッキリと確認ができました)

 

 

もちろん、ノーマルサーモスタットの使用による

通常水温 87~92℃ ですと、Ver.3 と、Ver.4 は、同じ性能となりますが、

もし、水温を下げるチューニングが、行われていたら、Ver.4 は、とっても効果的となります。

具体的に、走行中の水温を 70~80℃ に維持するには、

 

 

① BILLION スーパーサーモ (開弁温度 68℃ のローテンプサーモスタット)

② BILLION スーパーサーモ LLC

③ TM ファンシュラウド

 

 

あたりのチューンニングが、必要となります。

上記の中でも、開弁温度が 68℃ の

BILLION スーパーサーモ (ローテンプ サーモスタット) は、

MUST アイテムとなります。

 

 

だって、いくらラジエターを冷やしても、サーモスタット により、

水温はコントロールされちゃいますからね・・・・・・。

 

 

それから、超風通しの良い TM フェンダー も、効果絶大だと思いますよ~。

ということで、すでに冷却チューニングが行われていて、

走行中の水温が、70~80℃ のレンジに入っている車両、

または、将来的に、冷却チューニングを予定されている車両には、

とっても、オススメの ECU DATA となります。

 

 

TM ECU Ver.4  +  BILLION スーパーサーモ (ローテンプ サーモスタット)

のチューニングは、今後のトレンドになるように、思いますね~、田中は!

気になる バージョンアップの料金は、

 

 

Ver.1   →   Ver.4

Ver.2   →   Ver.4

Ver.2(AB)→   Ver.4(AB)

Ver.3   →   Ver.4

Ver.3(AB)→   Ver.4(AB)

 

上記の場合 ¥15,000(税込)!

 

 

 


Ver.1   →   Ver.4(AB)

Ver.2   →   Ver.4(AB)

Ver.3   →   Ver.4(AB)

 

TM インテークBOX を同時に装着される場合、 バージョンアップは、無償!

 

 

 

 


Ver.4

Ver.4(AB)

の新規導入は、通常料金 ¥85,000(税込)です。

 

 

 


また、TM エキマニ 専用 DATA (通称 EM DATA) は、

すでに、Ver.4 に変わっております。ハイ。

 

 

いや~、またまた、マニアックな解説となりましたが、

気温の高い今の時期も、

すぐにやってくる、タイムアタック シーズン でも、

効果 ◎  の ECU DATA となりますので、

みなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

以上、かなり複雑な説明となりましたが、TM ECU Ver.4 DATA のご案内でした!!

 

 

 

 

11

 

 

 

ちなみに、明日、明後日 に開催する

月刊 「匠の日」 でも、TM ECU Ver.4 DATA は、

絶賛発売中 でございます!!

 

 

 

 

 

エンジン
2013-06-08 「匠工房」  TMエキマニ 専用 ECU DATA (1型) 完成!

2013年06月11日(火)

 

 

ミノカム エンジン & TM ダンパー の 納車で、

終了と思われた、先週土曜日の 「匠工房」

 

 

 

 

 

しかし、とある スイフトオーナーさんが、

電車に乗って、町田に登場。

 

 

 

 

 

じつは、この日に、TM エキマニ 専用 の ECU  DATA 適合(1型) を

タッシーにお願いしており、

 

電車でご来店いただいたのは、車両を提供いただいた、

スイフトオーナーさんなのであります。

 

 

 

そして、待つこと、小一時間。

タッシーが、誇らしげに、パワー DATA とともに帰ってきて、

田中と一緒に、確認試乗に!!

 

 

 

 

いや~、やっぱ、コレですよ!!

 

 

 

 

と言うのはね・・・、

先週に、一度適合を行ったのですが・・・・、

 

な、なんと!

この スイフト オーナー さんの エンジン に、トラブルがあったのです・・・・・・。

 

 

 

1

 

 

そのトラブルとは・・・・・・・・・・・・・、

 

スイフトの M16A エンジンの場合、

加速中に、インテーク側のバルブタイミングが変化する

吸気VVT というシステムがあり、

中速域のトルクを強化しているのですが・・・・・・、

 

 

そこが、壊れてて・・・、パワーが出ない・・・・・・。

 

 

 

 

 

はじめ、ベンチにかけて、パワーチェックをすると、

ノーマルでも 11k台 ある トルク が、9k しかなく・・・・・、

(係数ゼロです)

 

 

 

「何でだ? 何でだ??」 という話になり、

 

トルクのグラフを見た、タッシーが、

「可変バルタイが、動いていないグラフと そっくりだ!」

(だいたい、カーブ 見ただけで、なんでわかるんだ・・・・・??)

 

と言い出し、計測器をつなぐと、やっぱり動いていない・・・・。

その後、田中も試乗しましたが、

 

3000rpm から加速した時、あきらかに 「マッタリ」 しています・・・・・・・。

 

 

 

2

 

 

 

その後、

阿部ちゃんが、ソレノイド (VVTの油圧をかける部分) を確認すると、

動いておらず、新品に交換したのですが、それでも、バルブタイミング は 変化せず・・・・・・。

(おそらく、スプロケットが固着しているか、カムシャフトのトラブルらしい・・・・・)

 

 

 

ということで、適合確認は、1週間 先送りとなっていたのであります。

 

 

 

そして、この1週間で、エンジンを載せ換え、

再び、適合を行ったら・・・・、

 

 

今度は、バッチリでした!!

 

 

 

 

 

ということで、TM エキマニ 専用 ECU DATA 1型 完全対応品は、

適合も終了し、現在、タッシーの DATA 整理を待っている段階です。

(だって、1型 MT のみで、5種類も ECU があるのですから・・・・・)

 

おそらく、今週中には、完成すると思いますので、

TM エキマニ 専用 ECU DATA は、これで、すべてが そろいます!

(1型にて、バックオーダーをいただいて おりますみなさん、大変お待たせいたしました!!)

 

 

 

 

 

でもね・・・・、

この VVT トラブル・・・・。

チェックエンジンが点灯しないのです・・・・・・・。

(あの インパネの黄色いエンジンのマークです)

 

 

 

 

ということはですね・・・・・、

オーナーさんも、気が付かない状況で、

エンジンが、こっそり、遅くなっている のであります・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

確認方法は、3速 3000rpm から、

一気に全開にしたとき、

加速が、以前より、「モァ~」 っ してたら、要注意ですね~!

 

もし、自覚症状がある方は、

ディーラーさんで確認されるか、

イベントの時にでも、田中にお申し付けください。

 

(いままで、2000台以上のスイフトに乗っている田中が、瞬時に確認いたしますので!)

 

 

 

 

ちなみに、今回の オーナーさんは、自覚症状 「ゼロ」 でした。

 

 

 

 

 

でも、このオーナーさん、FSWショートで、

つい先日、36秒台が出ていますので、

もし、このアタックの時に、VVT トラブルがすでに発生していたとしたら・・・・・・・、

 

間違いなく、35秒台は、出ると 田中は思いますね~。

 

 

 

 

 

今週末、もうひとつ、楽しみが増えた、田中なのであります!!

エンジン
TM インテークBOX 仕様変更しました!

2013年06月04日(火)

 

 

 

発売以来、たくさんのみなさまに、

ご使用いただいている TM インテークBOX

 

 

 

 

インテークを換えるだけで、

まるで、ボアアップしたように太くなるトルクと、

淀みなく、真っ直ぐ 高回転まで回る、エンジンパワーは、

なんと言っても、TM インテークBOX の真骨頂 ですよね~!

 

 

 

特に、このインテークBOX に、データを合わせ込んだ

TM ECU とのコラボは、TM デモカー の速さの秘密と言っても、

過言ではないぐらいです。

 

 

 

 

 

 

このたび、その TM インテークBOX を

仕様変更 いたしました!!

 

 

 

 

で、何が違うかと言うと・・・・・・、

 

 

 

 

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TM の ロゴマーク だけではなく・・・・・・、

な、な、なんと!!

 

 

 

 

 

 

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ドライカーボン製 に、なったのであります!

 

 

 

 

 

いや~、憧れの プリプレグ・・・・・・。

そして、驚愕の軽さでございます。

 

 

 

 

 

でも・・・・・、お値段が、少々、変更となりました・・・・・。

(すいません・・・・・)

 

 

 

 

 

TM エアインテークBOX (ドライカーボン仕様)は、

税込 ¥65,000

 

となります。

 

 

 

 

製品は、御殿場工場より、

1週間で、約2個 生産ペースで、出来上がる予定ですので、

みなさん、どうぞ、よろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

※ 現行の ウエットカーボン タイプは、販売中止となり、

今後は、ドライカーボン タイプのみの販売となります。

エンジン
TM ピロアッパーマウント(ML)  試作品完成です!      

2013年05月31日(金)

 

 

現在、欠品中の TM ピロアッパー。

 

じつは、仕様変更 をしておりました。

 

 

 

 

今回の 仕様変更 最大の特徴は・・・・・・・・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

TM ロゴ が、入ったこと!!

 

 

 

 

 

 

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冗談です・・・・・・(笑)

 

 

 

 

 

今回の仕様変更、最大の目的は、

車高変化が、ないことです。

 

 

いままでの仕様では、

装着により、約7mm 車高が上がってしまいましたが、

今回の仕様は、装着前と、車高が変わらないことが、最大の特徴です。

 

 

 

 

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もちろん、全長調整タイプのダンパーでは、

 

車高が上がった分、全長を短くすれば良かったのですが、

 

全長調整じゃない、タイプのダンパーでは、

どうしても、車高が、上がってしまってました・・・・・。

 

 

 

 

ということで、TM ピロアッパーマウント(ML) なら、

 

純正ダンパーでも、

純正形状のスポーツダンパーでも、

ネジ式の車高調でも、

 

車高が変化することなく、装着が可能となりました!!

 

 

 

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もちろん! 全長調整式ダンパーに使用される場合も、

装着により、全長調整部分のシートを調整することなく、

同じ車高にセットできますので、作業時間は大幅に短縮することができます。

 

(だって、車高をセットして、地面に降ろして、

 また調整して・・・・・・、 という 手間が要らないのですから!)

 

 

 

 

 

 

で、今回の田中の要望を、

完璧に 「カタチ」 にしていただいたのは、

 

 

デザインも、

図面も、

試作も、

そして、量産管理も、

 

 

茅ヶ崎の あの おじさん です。

(だから、ML か・・・・・! すんげ~、身内ネタ・・・・・)

ですから・・・・、少々、お値段が・・・・・・・・。

 

 

注  決して、ML社 のプライスが高いと言っている訳ではありませ ん・・・・・・・(笑)

    田中の企業努力が足りないことが、不徳の致すところでありまして・・・・・・、

    いやっ・・・・・、すいません・・・・・。

 

 

 

 

 

これから、テストも しなければ ならないし、

量産には、もう少々、時間がかかりますが、

今しばらく、お待ちくださいね!!

(で、いくらになるんだよ・・・・・・・・・・・)

 

 

 

 

ちなみに、

 

ZC31S / ZC32S   共通 となります!

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エンジン
TM エキマニ いよいよ、販売開始です!

2013年05月15日(水)

今夜は、いよいよ、発売 秒読みとなった

TM エキマニ のことを 詳しくご説明したいと思います。

(なんだか、ブログの流れが・・・、戦略的?? 笑)

 

 

 

まずは、開発秘話から!

試作品 第1号 を持ち込んで 挑んだ、

昨年12月の ハイパーミーティング。

 

 

ノーマルエンジン で、TC2000 7秒4 のラップタイムの裏には、

エキマニ の パフォーマンスが、かなり 大きく関与していたと思います。

 

 

でも、それでも、開発の手を緩めることなく、

試作品 第2号 を製作(ワンオフなので、費用が・・・・・・・)。

そして、この 試作品 第2号 を作る背景には、

「タッシー」 の存在が大きかったですね~。

 

 

仕様の詳細は、守秘義務?なので、公開はできませんが、

まぁ~、一般的な方向とは、まったくの真逆方向(笑)

 

 

だって、「タッシー」 は、

排気量、使用回転数をはじめ、

カムのプロフィール、燃焼室形状等々の エンジンスペックで、

エキマニ を どのパイプ径、 各接合部と どの距離で、

作ったら、前回 田中が書いたような

「ラップタイムに直結する特性」 になるかを 知ってますからね~。

 

(メーカー系 スーパー耐久マシンに関わりが深いですからね・・・・・)

 

 

 

で、試作品 第2号 は、タッシーが言うとおりの寸法で、作ってみたのです。

(製作は、伝家の溶接技術 マキシムワークスさん です)

 

 

 

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そしたら、まさに、 「驚きの性能!」 でした(嬉)。

 

 

その時の興奮は、こちらのブログで!

さすが、レーシングネットワーク ですね~。

 

そして、「エキマニ単体では、ほとんどパワーは上がらない!」

 

ということは、4年前に、エキマニ開発を手がけた時に、

よ~く、勉強しましたので、

TM-SQUARE では、

エキマニ  &  エキマニ に完全適合させた ECU を

セット にて、販売する 予定です。

 

 

もちろん、この TM エキマニ 専用の適合も、徹底的に行いました。

じつは、エキマニ を交換して、ECU 適合を取った瞬間、

その エキマニ のパフォーマンスが、わかるんです!!

 

 

 

それは、パワーや、トルクではなく、ガスの薄さです。

(A/Fと呼ばれてるヤツです)

 

 

 

もし、いままでの ECU DATA にて、

ガスが薄くなっていれば、それだけ、いままでより

排気脈動の効果により、エンジン内に空気が入っている証拠。

 

 

 

だから、この状況から、どんどん、ガスを入れていくと・・・・・・・、

ガスの入った回転領域が、ガッツリ と強くなるんですね~。

 

 

 

だから、エキマニ が、 「どれぐらい効くのか?」 は、

どれぐらい、 「ガスが増量できるのか?」 ということになり、

この、増量できる割合で、その エキマニ の パフォーマンスが決まります。

 

 

 

それも、田中が必要と思う 回転域に、ガスが入れば、

「必ずラップタイムが短縮できる TM エキマニ」 と、なっちゃうんですね~。

 

 

 

ということで、

TM エキマニ には、中速にバッチリ、ガス増量を行っている

TM エキマニ 専用 ECU DATA が、必要となることから、

セット販売も、行うことになりました。

 

 

 

 

その、

気になるお値段は・・・・・・・・、

 

 

 

① TM エキマニ 単体                         165,000円

※ ガスケット、センサーハーネス、ガス検証明書込みです。

 

 

 

② TM エキマニ  + TM ECU DATA (バージョンアップ)  180,000円

※ TM エキマニ 専用 の ECU DATA への バージョンアップ です。

※ TM ECU ユーザー 限定のサービスとなります。

※ ガスケット、センサーハーネス、ガス検証明書込みです。

 

 

 

③ TM エキマニ  + TM ECU DATA (新規購入)      215,000円

※ TM エキマニ 専用 の TM ECU DATA です。

※ この価格は、同時購入時のみ、適用されます。

※ ガスケット、センサーハーネス、ガス検証明書込みです。

 

 

 

 

 

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5

 

 

 

 

少々、補足説明をいたしますと、

① TM エキマニ 単体 にて装着される場合、

パワーアップは、さほど期待ができません・・・・・・。

 

 

なぜなら、排気効率の向上で、得れるパワーと、

ECU を 合わせ込むことで、得れるパワー では、

圧倒的に、ECU 合わせ込みによる方が、大きいからです。

(ある面、ガスを入れるための スペース を エキマニ で作るのですから・・・・・・・・)

 

 

よって、

エキマニ 単体でご使用になられる場合に、メリットとなるのは、

排気効率の向上で得れるパワー & ステキなサウンド

ということになります。

 

 

また、TM エキマニ 単体使用 の場合、

純正 ECU  は、問題なく ご使用いただけますが、

チューニング ECU は、

一部の回転域で、ガスの濃さが適合しません(薄くなる)ので、

再適合の必要性が生じることがあります。

 

 

なお、この状況でご使用いただくと、

エンジン内部にダメージを受ける可能性がありますので、

必ず、使用の可否を チューニング ECU メーカーにて、ご確認下さい。

 

 

 

そして、② ③ の場合は、

排気効率の向上で得れるパワー +  完全適合のECUパワー & ステキなサウンド

となりますので、

安心して、トータル での エキマニパワー と サウンド をお楽しみいただけます。ハイ。

 

 

 

また、TM エキマニ 専用 ECU DATA は、

 

Ver3 の スロットルマップ    →   詳細はこちら!

 

ONLY となり、

インテークは、TM インテーク BOX にて、適合を取っております。

※ インテークに関しては、他社製インテークBOXでも、問題ありません。

 

 

また、この商品は、触媒が装着され、

 

 

 

 

 

6

 

 

 

ガス検 も パスしている商品となりますので、

車検も安心なのであります。

(M/T 限定となります)

 

 

 

なお、

ノーマルマフラー および、近接排気音が、

静かなタイプのマフラー なら、心配はないのですが、

交換されているマフラーが、

規則ギリギリの場合や(93~96dbレベル)、

中間パイプの変更や、エンジンチューニングが行われており、

音量が通常より大きな車両に、TM エキマニ を装着すると、

マフラー + エキマニ にて、音量が、かなり厳しくなる場合があります。

(もちろん、マフラーの経年変化もありますからね・・・・・)

 

 

 

 

そこで、TM-SQUARE では、

各地での 「TMイベント」、「匠の日」、「匠工房」 において、

エキマニ を装着いただいた方には、現行マフラーとの セットにて、音量測定 を行い、

どのあたりの音量になっているかを チェックする サービスを無償で行う予定です。

(これなら、安心して、ご使用いただけますからね!)

 

 

また、TM-SQUARE の サクラム管 (リアマフラー) とのマッチングは、

下記の条件で、

 

① 50,000km以上、走行している サクラム管  (サーキット走行 超多数!)

② 純正フロントパイプ

③ 純正センターパイプ (サーキット走行 超多数!)

④ ノーマルエンジン

⑤ TM エキマニ 専用 TM ECU DATA

⑥ TM インテーク BOX

 

にて、

(かなり条件としては、厳しいですが・・・・)

94~96db と、ギリギリではありますが、クリアーしております。

 

 

そして、TM サクラム管 限定とはなりますが、

万が一、装着後、音量が、オーバーした場合は・・・・・・・・・・・、

 

 

大丈夫です!

 

 

現在、サクラムさんにより、マフラーに装着できる

パワー および、 ビジュアル ダウン にならない、

消音アタッチメントを製作してもらっていますので、

有償とはなりますが、音量チェック後に、その場で、装着が可能となります。

 

 

 

そして、そして、

こちらも気になる 納品タイミングは・・・・・・・・、

今月末の SA京都ワンダーイベントに、2本持ち込み予定!

(ECU DATA は、2型、3型 のみしか、間に合いません・・・・・・・)

 

 

それから、6月上旬に、3本!

(6本入荷予定ですが、すでに3本 ご予約をいただいております)

 

その次は、6/末 ~ 7/上旬 を予定しております。

 

 

 

ということで、

TM エキマニ & TM エキマニ 専用 ECU DATA により、

サーキットでも、ストリートでも、一番ほしいところが、ガッツリ強化される

脅威の パワー と サウンド を ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!

きっと、みなさんの想像を

いい意味で、裏切ってくれると、思いますよ~~!!

 

 

 

エンジン
ピークパワー重視の エキマニ と、低→中速回転域 重視の エキマニ。

2013年05月14日(火)

 

 

さ~て、今宵は、

エキゾースト マニーホールド の

深~い、お話でございます。

 

 

 

ご存知のように、TM では、

エキマニ の開発に着手し、6ヶ月以上 テストを実施。

 

そして、いよいよ、リリースも 間近となってきておりますので、

「田中のエキマニ感」 をお伝えできればと思います。ハイ。

 

 

 

 

 

まず、最初に言っておきたいことがあります。

田中にとって、エキマニ は、

エンジンのピークパワーを向上させる道具ではないということです。

 

 

 

じゃ、田中が理想とするエキマニ は、何をメリットとしているか。。。

 

 

それは、ピークパワーより、もっと、もっと下の回転域で、

いかにパワーを出せるかが、エキマニ の生命線だと思っています。

 

 

だって、ピークパワーも、最大トルクも、

エンジン本体の設計で、ほぼ決まっているのに、

それを排気だけで、ピークパワーを狙うと、

必ず 低→中速回転域に、シワ寄せがくるからです。

 

 

 

下のグラフを見て下さい。

 

 

 

11

 

 

 

黒は、純正 エキマニ。

青は、ピークパワーを狙った エキマニ のパワー曲線をイメージしてみました。

 

 

 

もちろん、ここからは、好き嫌い の話ですが、

 

「高回転で、パンチが欲しい!」 とか、

「途中でパワーが急激に上がってくるのが好き!」 とか、

「とにかく、最大パワーを上げたい!」 といった、ニーズの方には、

間違いなく、青ラインの エキマニ が、マッチングします。

 

 

 

でも、田中が欲しい、エキマニ は、グラフで書いたら こんな感じです。

 

 

 

21

 

 

 

黒は、純正 エキマニ。

ピンクは、田中が理想とする エキマニ です。

 

 

 

 

言葉で表すとすれば、

「低→中速回転域のトルクが太い」 とか、

「低→中速回転域で、トルクの谷がない」 とか、

 

高回転域での伸び以上に、

低→中速回転域でのトルクが太く、

ピークを下の回転域に振ったタイプの エキマニ です。

 

 

 

で、なぜ、このタイプの エキマニ が、田中は好きか。。。

 

 

 

そもそも、ピークパワーは、

エンジン本体の設計で、ほぼ決まっているのですから、

エキマニの優位性をピークパワーの出る、一部の回転域に合わせるのではなく、

比較的広範囲となる、ピークになる前の回転域に合わせた方が、

メリットが多いと考えるからです。

 

 

で、その最大のメリットとは、 「ラップタイムが速いこと」 なのです!

 

 

「えっ~、ラップタイムは、

ピークパワーが高いエンジンの方が、速いんじゃないの~?」

 

という声が聞こえてきそうですが、

田中ミノル式 エキマニ活用方法は、ちょっと違います。

 

 

では、以下のパワーグラフを見てください。

 

 

 

31

 

 

 

このグラフは、

最高パワーに、焦点を合わせた エキマニ のパワーグラフ(青色) と、

最高パワーより、下の回転に焦点を合わせた エキマニ の パワーグラフ(赤色)比較です。

(画像は、イメージです)

 

 

 

 

 

まず、ストレートの走行を想定し、比較してみましょう。

 

ストレートですから、どんどん上のギアにシフトアップ しますよね。

たとえば、7800rpm になったら シフトアップし、

そして、上のギアに入ったら、5200rpm からスタートするという

ギア比を仮定します。(回転は、5200rpm ⇔ 7800rpm 間にあると仮定します)

 

 

 

パワーの数値を比較すると、

 

 

5200rpm 付近では、

赤ライン  約 80PS

青ライン  約 70PS

その差、約 10PS 赤ラインが上回っており、

 

 

最高出力となる、7800rpm では、

赤ライン  約 100PS

青ライン  約 110PS

その差、約 10PS 青ラインが上回っています。

 

 

 

 

この場合、

赤ラインは、5200rpm にて、+10PS    7800rpm では、-10PS

青ラインは、5200rpm にて、-10PS    7800rpm では、+10PS となり、

お互いに メリット/デメリットがありますので、加速は互角だと思いますか?

 

 

田中は、赤ラインの方が、速いと思います。

 

 

理由は、最高出力時、赤ラインのエキマニが、約 100PS

青ラインのエキマニが、約 110PS なのですから、その差は 約10% ですよね?

 

対して、5200rpm 付近では、

赤ラインのエキマニが 約 80PS 青ラインのエキマニが 約 70PS なので、

その差は、約14% となります。

 

 

 

そうです、パワーが低い状況の 10PS と、最高パワー付近での 10PS では、

割合が違うんです・・・・・。

 

ですから、同じ加速とはならないと、田中は思います。

 

 

 

 

ここまでは、比較的エンジンの回転域が高い ストレートでの話です。

 

でも、これが、4000rpm まで回転が落ちてしまう

ヘアピン立ち上がりだったらどうでしょう?

 

 

 

ご存知のように、タイトコーナーの立ち上がりでは、

ハンドルをガッツリ切った状態でアクセルを踏み、

立ち上がりの縁石に向かいますよね・・・・。

 

ということは、クルマはかなり重い(抵抗のある)状況です。

 

 

もちろん、この回転域なら、

圧倒的に、赤ラインにアドバンテージがありますので、

縁石までの加速は、赤ラインの方が、速いということになります。

 

おまけに、赤ラインの方が、加速が良いということは、

縁石手前の同じ場所での回転も、高くなりますよね?

 

 

この回転域では、

回転が上がるにつれて、パワーも上がる状況ですので、

グラフ上のアドバンテージ以上に、

同じタイミングにて、使用している回転が違ってきますので、

この2台のパワー差は、より大きくなっていることになるのです。

 

 

 

 

 

 

それから、まだあります。

 

サーキットでは、必ず高回転まで引っ張ったところに、

減速区間が来るとは、限っていないですよね?

 

時には、シフトアップして、最高回転になる前に、

減速区間がやってくることもあります。

 

こうなると、高回転にて、出力のアドバンテージがある、

青ラインは、メリットを発揮できない状況が存在するのです。

 

 

 

いかがでしょう?

 

 

 

かなり細かい話になりましたが、

これらの要因をトータルで考えると、

やはり、ピークパワー少し高いこと以上に、

ピークパワーの手前に、しっかりパワーのあるエンジン特性の方が、

有利だと、田中は思えます。

 

 

 

そして、この特性こそが、

田中ミノル式 ラップタイムを短縮できるエンジン特性なのであります。

 

 

 

 

 

もちろん、この特性の方が、

ストリート & ワインディング においても、

大きなメリットになることは、言うまでもありませんよね~。

「350PS より速い 300PS がある」

レースの世界では、よく使われている言葉です。

 

 

 

 

 

 

4

エンジン
2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド  ドラテク編

2013年04月24日(水)

 

 

今夜は、 

2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド ドラテク編 です。

 

 

 

 

もちろん、スイフト をベースに、今回もドラテクを書いていますが、

きっと、他の車種にも、共通点が多いと思いますので、

うま~く、ご活用いただければ、嬉しいです。ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

まず、仙台ハイランド の 攻略に、

理解しておかなければ、ならないことは・・・・・・、

 

 

 

 

1) 高速レイアウトであること理解すべし (4kmのコースで、2速 を使用するのは、1箇所のみ!)

2) 縁石を有効に、使用すべし

3) コースを ワイド に使用する部分と、ナロー に使用する部分 の メリハリ を付けるべし

 

 

 

となります。

 

 

 

また、

コースレイアウトは、下記のとおり。

 

12

 

 

では、早速 はじめましょう。

 

 

ストレートを 4速全開で、駆け抜けて、

① コーナーに、アプローチします。

 

 

22

 

32

 

 

 

 

本来なら、ブレーキポイントとなる、コーナー外側の看板は、見ずに、

コーナーのクリップあたりを見るのがオススメですが、

下り坂により、①コーナーのクリップは、手前から 見にくいので、

ここだけは、特例として、コーナー外側の看板を ボンヤリ 見ます。

(凝視すると、その後、視線が大きく動くことから、クルマが振られますので、ご注意を!)

 

 

で、田中のブレーキポイントは、50m 看板の少し手前です。

 

 

このあたりから、ブレーキング & 3速に シフトダウン。

ブレーキを残しつつ、インの縁石に向かいます。

 

 

①コーナー インの縁石は、スプリングレートにもよりますが、

ハイレートだと、弾かれますので、軽くタッチするレベルでOKです。

 

 

そして、縁石にタッチしたあたりで、

② コーナーに向けて、ステアリング を切りはじめます。

 

 

 

 

この ② コーナーは、② ③ のコーナーを

大きな ひとつのコーナーとして捉え、

ひたすら、イン側で、ガマンガマン・・・・・・。

 

(ギアは、3速のままです)

 

 

 

そして、出口は、コース幅 いっぱいに、外へと、立ち上がります。

 

 

 

 

縁石への タッチは、

 

① コーナー は、触る程度。

② コーナー は、乗りたいけど、乗り切れない・・・・(少々アンダーステアでした)

③ コーナー は、ガッツリ と

 

といった感じでした。

 

 

 

 

ポイントは、

 

① コーナーでは、進入のスピードが落ちすぎないように、シッカリ飛び込んで、

③ コーナーのクリップ付近から、少しでも(アクセル開度10%でもOK!)良いので、

早いタイミングから、アクセルが踏めれば、◎ です。

 

 

ちなみに、この ③ コーナーで、早めのアクセルが決まれば、

クルマは、微妙なタテ揺れ とともに、アウト側縁石に向かいます。

 

(トラクションと、コーナリングフォースが、同時にリミット近くになれば、発生する症状です)

 

 

 

 

そして、しばし、3速のまま 短いストレートを走り、

④ コーナーにアプローチします。

 

 

43 

 

 

このコーナーは、2速か、3速か、迷うコーナー なのですが、

今回は、4.7 ファイナルが入っていましたので、

田中は、迷わず、3速 のチョイス。

 

 

 

3速 チョイスですから、ナナメのラインで進入せず、

少々奥のクリップを取るラインで、進入し、

軽くブレーキング & ターンイン。

 

 

 

ここの イン側 縁石も、スプリングレート により、

使用できる領域が変化します。

 

ローレート なら、ガッツリ 使用し、

ハイレート なら、ハネにより、トラクションに支障が出ない レベルで 使用します。

 

 

そして、出口は、コース幅を 1/4 ぐらい残せる ところへ、

(かなり、アウト側) 立ち上がります。

 

 

 

でもって、ストレート手前の S字 部分は、

可能な限り、無駄な距離を走りたくないので、縁石をうまく使って、直線的に走ります。

 

 

 

 

それから、4速にシフトアップし、ストレート アウト側 を走行して、

 

 

52

 

 

⑤ ⑥ ⑦ と続く、高速シケイン へと アプローチします。

 

 

61

 

 

この ⑤ ⑥ ⑦ と続く、高速シケイン は、

タイムへの感度が、かなり デカイ コーナーですが、

仙台ハイランドで、もっとも、デンジャー な コーナー でもあります。

 

 

 

 

71

 

(でしょう・・・・・・)

 

 

 

 

まずは、⑤ コーナー のイン側クリップに向かって、

減速 & 3速に シフトダウン。

 

 

 

で、ここからは、真っ直ぐに、

シケイン の 縁石 を つないだライン を走行します。

 

 

 

 

どれぐらい 真っ直ぐかというと・・・・・・、

 

 

 

81

 

 

こんな感じです!

(田中の BEST ラップのロガーです)

 

 

 

 

 

 

ただ、この シケインでの 秘技 縁石マタギ には、「掟」 があります。

 

それは、必ず、アクセルを 踏んだ状態 で、縁石上を ショートカット しないと、

大きな代償を支払うことになってしまいます・・・・・・・。

 

 

 

少しでも、フロント荷重が残っている状態で、縁石にタッチすると、

クルマは、大きく弾かれて、あらぬところへ・・・・・・、行ってしまうからなのです。

 

 

 

ですから、絶対に、アクセルが踏める

十分低い スピードではじめて、徐々にスピードを上げていくのですが、

 

ある一定レベルのスピードになれば、誰でも恐怖から、

アクセル ON  のタイミングが遅れます・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

ここが、運命の分かれ道!!

 

「ヤバイ!」 と思った瞬間、

ブレーキペダルから足が離れなかったら・・・・・、地獄です・・・。

 

 

反対に、「ヤバイ!」 と思っても、アクセルさえ踏めれば、

少々、ライン が ズレ ようが、何とかクリアーできるはずです。

 

(ここは、勇気を持って、アクセルを踏んでください)

 

 

 

また、アクセル さえ シッカリ 踏めれば、

クルマに大きな衝撃もなく、縁石の上でも、何事もないように

走ることは可能なのですが、

 

 

この技は、かなり、エキスパート 限定となり、

ビギナーには、絶対にオススメしないです・・・・・・・・。

 

 

 

 

ビギナーは、ある程度、コースなりのラインをトレースするか、

絶対に、アクセルを踏んでイケる スピードで、進入することから、

はじめてくださいね!

 

 

 

 

 

で、リズミカルに、⑤ ⑥ の縁石上を走って(飛び越えて?)、

⑦ コーナーに向かいますが、

このストレートのラインで、⑦ コーナーの縁石上を全開のまま走行すると、

その先の ⑧ コーナーで、コースが足りなくなってしまいます・・・・・・・。

 

 

 

 

ですから、田中は、⑦ コーナーでは、縁石に乗る前と、

縁石に乗った後、少しアクセルを抜きました。

 

 

 

もちろん、縁石に乗る量を増やせば(縁石よりもっと内側を走れば)、

全開でイケるかもしれませんが、⑦ コーナー の縁石内側は、

掘れている部分もあり、

 

ハイレートスプリングでは、大きな衝撃とともに、大きなハネとなり、

その先で、コントロールが効きません・・・・・・・。

 

 

もちろん、エキスパートの中には、

一番ハネないラインを探って、一発勝負 という方も

いらっしゃると思いますが、田中は、根性がなく できませんでした・・・・・。

 

 

ここは、リスク との戦い となり、

相当、プレッシャーもかかる状況・・・・・・・。

 

一つ間違えば、おそらく 全損 クラッシュ に、なると思いますので、

田中は、勇気を持って、アクセルを抜くことを オススメいたします。ハイ。

 

 

 

 

で、ハネるクルマを何とか押さえ込み、⑧ コーナー の イン側をキープし、

高速 S 字 セクションへ向かいます。

 

 

91

 

この高速区間は、

コースが上っていることもあり、ラップタイムへ大きく関与します。

 

 

 

 

リズミカルに、そして、できるだけ ボトムスピードを落とさないように、

アクセルコントロールにて、⑧ ⑨ コーナーをクリアー!

 

ここでの キモは、必ず ⑨ コーナーの イン側 縁石の上に、クルマがいることです。

もし、⑨ コーナーで、少しでも、イン側クリップからクルマが離れる(アンダーステア)と、

その後、すべてが、後手後手となってしまいます・・・・・。

 

 

 

 

そして、これまた、タイムに大きく影響する

⑩ ハイポイントコーナー にアプローチします。

 

 

 

このコーナーのポイントは、

⑧ ⑨ より、R が小さいので、3速 ホールドのまま、ブレーキにより軽く減速。

 

そして、ブレーキングも、ターンインも、

すべて、早め早めに対応することが重要なのです。

 

 

もちろん、このコーナーも、

イン側の縁石を ガッツリ使用して、

縁石手前から、アクセルに足が乗っている状態を作ることができれば、◎ です。

 

 

 

 

そして、下りながら、4速へシフトアップし、

これまた、難関の スプーンコーナー(⑪ ⑫ ⑬) へと向かいます。

 

 

 

101

 

 

まずは、⑪ コーナーのクリップを取りに行きますが、

路面は、かなりの下り となっていますので、

ブレーキは、優しく、そして、残し過ぎないように注意して、3速にシフトダウン。

 

 

 

 

で、ここからのライン取りは、いろいろあるようですが、

田中ミノル式 は、あまりアウトに、出ない作戦です。

 

 

 

⑪ コーナー イン側をクリップしたら、いったんアウトに出るのではなく、

そのまま、⑫ コーナーも、イン側を走行。

 

 

それでも、ヨコG により、少しずつ アウトには向かいますが、

⑫ コーナーと ⑬ コーナーの 中間地点は、

真ん中ぐらいまでと考え、アウト縁石 付近には、寄り付きません!

 

 

BEST の動画を見ると、

⑫ コーナーと ⑬ コーナーの 中間地点では、

ある程度、アウトまで出ているように見えますが、

田中の意識は、真ん中レベルです。

 

 

 

 

その理由は、アンダーステアの状態で、⑬ コーナーのアプローチにて、

アウト縁石まで行ってしまうと、路面がグリップせず、

アクセルON が、遅れてしまうからです。

 

 

明確な理由は、田中にもわかりませんが、

おそらく、路面がカマボコ状になっており、

外側は、バンクが少なくなっているのではないかと思います。

 

 

 

ちなみに、このアプローチ区間で、

目いっぱいアウトまで使用するラインと、

真ん中近辺を使用するラインで、⑬ コーナー 出口での車速が、

4km/h ほど違いました・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

気持ちよく、ハイスピードで、スプーンコーナーを駆け下りてきたら、

4速にシフトアップし、とっても不思議な? ⑭ コーナーに向かいます。

 

 

 

111

 

⑭ コーナー進入は、軽いブレーキング & 3速に シフトダウン。

で、コーナーのイン側クリップを取りに行くのですが・・・・・・、

 

 

 

摩訶不思議!

 

 

 

1本だけ、恐ろしく グリップするラインが存在します!!

 

 

 

 

そのラインは、⑭ コーナー を アウト側 から  進入すると、

「出会う」 ことができず、

イン側を小さく回るラインで走行すると、発見することができるのです!

 

 

 

ですから、

⑬ コーナーと、⑭ コーナー をつなぐ直線は、

クルマを ⑭ コーナーに対して、アウトに振らず、

真ん中あたりを走行し、早めにターンイン!

(この方が、距離的にも、有利!)

 

 

 

そして、ガッツリ と、このラインに乗って、スーパーグリップ状態で、クリアー。

(マジ 驚きのグリップです!!)

 

 

 

そして、連続する ⑮ コーナー も、ド・アウトからではなく、

真ん中のちょっとアウト寄り あたりから、アプローチします。

(こちらも、距離的にも、有利!)

 

 

 

この ⑮ コーナー は、イン側縁石の有効利用と、

ライン取りで、かなり、アクセルを早くから踏むことが可能になるんですね~。

 

 

 

下り坂なので、超優しいブレーキングで、

右フロントタイヤを縁石に乗せ(ガッツリ 乗せます)、

 

コースを ワイド にした状態で、かなり早目から、アクセルON です。

(3速ホールドです)

 

 

 

 

この部分は、文章より、動画で確認していただいたほうが、

手っ取り早いですね、きっと・・・・・・。

 

 

 

この ⑮ コーナーをアウトいっぱいに、立ち上がったら、

縁石を使用し、できるだけ 真っ直ぐ走れるように、坂道を下り、

⑯ コーナーに向かいます。

 

 

121

 

 

⑯ コーナーの進入で、2速へシフトダウン!

(あっ、はじめての 2速ギアコーナーだ!!)

 

 

 

ただ、この コーナーも、下り坂での進入となりますので、

ブレーキは、早め & 優しく が、鉄則ですね。

 

 

 

 

でまた、イン側の縁石を ガッツリ 使用し、

コーナーの R を ワイド にして、早いタイミングから、アクセルON !

 

出口は、これまた、ワイドに、縁石を使用し立ち上がります。

 

 

 

 

 

そして、最終コーナーまでの直線で、シッカリ加速し、4速にシフトアップ。

最終コーナー(⑰ コーナー) に向かうのです。

 

 

13

 

 

 

最終コーナーで重要なポイント、

それは、ブレーキにより、フロント荷重になり過ぎないように注意し、

ボトムスピードが高い状態で、ターンイン。

 

また、このコーナーのインの縁石は、高さがありますので、

タッチせず、ギリギリを 舐めるように クリップ。

 

 

あとは、、向きの変わりに合わせて、徐々にアクセルを入れていき、

アウトいっぱいに立ち上がれば、OKです。

 

もちろん、このコーナーの出口スピードは、

ストレートに大きく影響しますので、とっても重要となります。

 

 

いや~、今回も、マニアックです・・・・・・。

 

やはり、仙台ハイランドは、縁石の使用方法と、

コース幅をどのように利用するか (もしくは、利用しないか) がとっても重要ですね!

 

 

 

 

ということで、田中の BEST 2:07:9 の動画を どうぞ!

 

 

 

 

 

 

以上、ハイスピードで、

とっても チャレンジング な、仙台ハイランド の ドラテクでした!

エンジン
2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド  セットアップ編

2013年04月23日(火)

 

 

今夜は、先週の金曜日に、

挑んできました、2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド 

の セットアップ編を お届けしたいと思います。

 

 

 

以前、スイフトで仙台ハイランドを走ったことは、あるものの

ノーマルのデータ取りがメインでしたので、

セットアップを行ったことはありません・・・・・・。

 

 

 

 

ということで、

 

① 高速サーキットであること

② 路面が改装されてフラットであること

③ シケインをはじめ、縁石を使用するであろうこと

 

といった、想定で、持ち込んだ、イニシャル セットは、下記のとおり。

イニシャルSET

 

ホイール          CLEAWAYS  F:7.5J-16+46(10mmスぺーサー)  R:7.5J-16+46

タイヤ            DIREZZA ZⅡ  F:225-45-16(中古)   R:205-45-16(中古)

内圧             F:2.6   R:2.6 (温間)

リアスタビ         φ35

スプリング         F 65-06-800 パーチェ装着

                R 58-05-900 パーチェ装着

ダンパー 減衰      F MAX 5戻し  R MAX 8戻し

キャリパー         F 純正  R 純正

ブレーキパッド       F 04M  R 89R

カーツデフ         50-20 6.5kg

ミッションオイル      開発品 最終Ver

エンジンオイル      TM-SQUARE M16A 5W-40 (継続使用)

オイルクーラー      TM-SQUARE  (純正ヒートエクスチェンジャー外し)

E/Gマウント        強化タイプ 試作品

ファイナル         4.7(アールズ)        

スタビリンク        開発品調整式

車高             F 605mm  R 585mm

トー              F OUT 0:20  R トーレスシム(-15)

キャンバー         F  -5.8度  R 大盛りキャンバーシム

フロントロアアーム    TM-SQUARE ロングアーム

ナックル           TM-SQUARE キャンバーナックル

空力デバイス       カナード装着

エキマニ          試作品 最終 Ver

エンジン          TM-SQUARE カムシャフト

                ZC32S ピストン 仕様

          

 

 

 

今回は、ハイパーミーティングで使用した エンジン により、

ECU 適合を取り直したことから、

通常のノーマルエンジンではなく、+10~15PS パワーのある

エンジンを使用しました。

 

 

 

また、セットアップ的には、

縁石使用を想定して、スプリングレート を少し控えめにし、

リアスタビも 35φ をチョイス。

ファイナルは、佐藤さんの ギア比計算から、4.7 のチョイスとなりました。

 

 

で、走ろうとすると・・・・・・、

 

 

 

11

 

 

雪が・・・・・・・。

 

仕方ないので、30分スタート時間を遅らせ、10:30~の走行となりました。

① イニシャル(走行1) 10:30~  BEST 2:12:6   気温 9.5 ℃  路温 16.0 ℃

 

 

全体のバランスOK

限界付近になると、ハネが発生

もっと、フラットに走りたいが、「G」 が溜まると、最後にハネる

ハネにより、コースが WIDE に使用できない

バネレート的に、低いとは思えない

ブレーキが、少し弱い(シケイン手前 & 最終手前)

エンジンは、パワーあり!

 

 

 

 

といった感じでした。

路面は、想像していた以上に、フラットで、

もっと、ハイレートでも、イケそうなのですが、

縁石の使用により、どうしても、最後に、ハネてしまいます・・・・・・・・。

 

また、スプリングレート的に、低いとは思えなかったので、

スプリングを変えてみることにしました。

変更  

 

F スプリング  800 → 700

R スプリング  900 → 700 

 

 

 

 

21

 

31

 

41

② 走行2  11:30~   BEST 2:10:8   気温 9.0 ℃  路温 22.0 ℃

 

ハネは、50%抑制

ブレーキは、やはり、ギリギリレベル (SPEED が、上がったこともある)

 

 

 

ハネは、大きく抑制方向となり、

ラップタイムも、かなり向上しましたので、

ここで、少々気になっている ブレーキを交換です。

変更  

F パッド 04M → 05K

③ 走行3  13:00~   BEST 2:11:0   気温 6.0 ℃  路温 18.0 ℃

 

ブレーキは、05K の方が、安心感が強い(強過ぎて、デメリットになる部分はない)

ただ・・・、ノーマルエンジンなら、04Mかもしれない

F のレートが足りない (もう少し、レスポンスが欲しい!)

 

 

周回数は、2LAPのみ (雪のため中断)

変更

F/R   DL ZⅡ →  KH V700 (雪を考慮し早目に投入)

 

 

 

51

 

6

 

 

 

 

 

④ 走行4  14:00~  BEST 2:09:5   気温 7.0 ℃  路温 15.0 ℃

 

グリップ感、強し

F のレートが足りない(ハネは、Rから来ている)

 

 

 

やはり、仙台ハイランドでも、V700 の方が、速いですね・・・。

それも、1秒以上!!

 

 

でも、タイヤがグリップすることで、フロントのレート不足を感じたので・・・・・、

再確認の意味で、ちょっと、トライを。

変更  

F ダンパー 減衰  -5 → -3

⑤ 走行4-2 (セッション中)  BEST 2:09:3  気温 7.0 ℃  路温 15.0 ℃ 

 

ダンパー減衰により、フロントのレスポンスが向上

↑ ↑  間違いなく、ハイレート方向   

変更  

F スプリング      700 → 800

F ダンパー 減衰   -3 → -5 (戻し)

F キャンバー     -5.8  →  -6.2

 

 

 

7

 

8

 

9

 

(やっぱ、二人だと、速いは・・・・・・)

 

 

 

 

スプリング交換と同時に、思い切って、

F キャンバーも付けてみることにしました。

 

(まぁ~、何事も、トライです!)

 

 

 

 

⑥ 走行5 15:00~  BEST 2:08:7   気温 8.0 ℃  路温 20.0 ℃

 

F キャンバー  F ハイレートが効いて、より曲がる方向に

縁石上のハネは大きくなり、ラップタイムが、そろわない

 

 

 

メリット・デメリットがありましたが、

タイムからも、メリットの方が大きかったので、

SET を KEEP して、タイムアタックに!!

変更  

F/R   KH V700(3分山) →  KH V700(8分山)

⑦ 走行6  16:00~  BEST 2:09:0   気温 6.0 ℃  路温 14.0 ℃

 

タイヤの構造まで温まるのに、時間が足りない

ガス欠発生

 

 

 

タイヤが温まりきり、

かなり、イイ感じの Lap があったのですが、

ガス欠しちゃいました・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

このままじゃ、8秒真ん中ぐらいの感じだったので、

奥の手・・・・・、です・・・・・。

変更

R シート外し 

 

 

 

そしたら・・・・、

仙台ハイランドでは、ウエイトの感度が、

想像を遥かに越えており・・・・・・・・・・、

 

 

 

⑧ 走行7 16:30~   BEST 2:07:9   気温 9.0 ℃  路温 13.0 ℃

 

バランスは、変化ナシ

とにかく、加速が速い

シート OFF のみで、0.6~0.7秒はある (ウエイトの感度はかなりデカイ)

各コーナーの走り方の組み合わせにより、BEST 更新

水温 80℃  LSDオイル 110℃  油温 111/104 ℃

 

 

 

 

いやはや、セットアップ と、リアシート外し により、

12秒でスタートし、7秒台に突入しました!!

 

 

 

 

 

 

ということで、仙台ハイランド セットアップ のポイントは・・・・、

 

 

1) スプリングレートは、縁石使用を考慮し、少々控えめ

2) スプリングのレートバランスは、ハネを抑制したいので、リアの方がローレイト

3) 路面のミューが低いため、F キャンバーは、ガッツリ付けても、デメリットなし!

4) ブレーキは、純正エンジンなら、 04M (05K) / 89R  

   チューニングエンジンなら、05K / 89R のバランス

5) 空力デバイスは、あればあるだけ有利 (特にフロント)

6) ウエイトの感度は、かなり高いので、走行に支障のないものは、徹底的に外す

7) タイヤの磨耗は、非常に少ないので、少々ライフが短いタイヤでも使用可能

 

 

といったところです。

 

 

 

 

コースは、かなり本格的な、ハイスピードサーキットで、

コース幅も広く、路面もフラット、

 

オマケに、走行料金も、1セッション ¥3,000/25分 ですから、

かなり魅力的なサーキットですよね~。

 

 

 

 

また、コーナーの種類も、バリエーション豊かで、

とっても、チャレンジング な、サーキット なのです、仙台ハイランドは。

 

(なんてったって、1Lap 4km 以上も、あるのですから!!)

 

 

 

 

ひと言で、仙台ハイランド の魅力を 表現するとすれば、

「走っていて、 スカッー! っとする サーキット」 ですね。

 

 

 

仙台ハイランド WEB サイト

 

 

 

 

 

以上、

仙台ハイランド を走ることも、

復興への エール だと、実感した 田中ミノル の

2013 勝手に 「道場破り」 in 仙台ハイランド セットアップ編 でした!

 

 

 

 

10

 

(佐藤さんいわく、ゼッケン 「72」 だそうです・・・・・・)

ZONE
ブレーキの開発は、奥が 深~い!

2013年04月08日(月)

少々前の話になりますが、

本庄サーキットにて、アドバンフェスタ秋の陣 が

開催されましたよね。

 

 

 

r13960451

 

 

じつは、走行できるイベントということで、

ブレーキの開発テストも兼ねて、走行していました。

 

 

でね、なにをやっていたかというと、

本庄サーキットで、ZONE ブレーキパッドの

05K と 04M の比較をしてたんですね~。

 

 

本庄サーキットは、スイフトで、今までありえないぐらいの周回をしており、

その中で、田中が出した結論は、

 

F 05K  R 88B

 

のマッチングです。

 

 

なんといっても、本庄サーキットで、

一番厳しいブレーキングは、間違いなく、1コーナー。

(だって、車速が高い状況からの フルブレーキングですから)

 

 

その1コーナーに、必要な制動力を合わせ込んだ結果、

F 05K  R 88B のチョイスとなりました。

 

 

でも、本庄サーキットには、他にもブレーキを踏む箇所があり、

そこでのブレーキングは、1コーナーよりやさしいブレーキングです。

 

 

ということで、今回のテスト課題は、

ブレーキの制動力を一番厳しいところで合わせるのではなく、

2番目、3番目に厳しいコーナーに合わせたら、

クルマの旋回性能に、どれぐらいの違いがあるか、

確認しておきたかったからなのです。

(ホント、マニアですよね~)

 

 

 

でもって、まずは、

F 05K  R 88B で走り始めました。

 

フィーリングとしては、「良く止まり、良く曲がる」 です。

 

15ラップぐらい、連続アタックを行いましたが、

真夏の強烈な日差しの中、ラップタイムは安定し、

ブレーキのバランスも、まったく不満がありませんでした。

(当たり前ですよね~、今まで、頑張って合わせ込んだんですから!)

 

 

 

 

そして、

フロントパッドのみ、04M に交換です。

 

 

 

 

r13959941

 

 

 

 

で、走り始めてみると・・・・・・・・、

 

 

 

「やっぱ、止まりませんでした・・・」

 

イメージ的に、05K より、

5m ぐらいは、手前から、ブレーキを開始しないと、

減速が、間に合いません。

(同じところからブレーキを踏むと、踏力が上がりすぎて、

すぐに、フェードしますので、ご注意を!)

 

 

「うっ~ん、やっぱ厳しいか・・・・」とは、

思いましたが、とにかく、連続周回してみることにしました。

 

 

すると・・・・・・、

 

 

「異常に曲がるんです!!」

 

 

1コーナーも、折り返しのヘアピンも、

奥のヘアピンも、最終コーナーも、

ブレーキを踏むコーナーでは、驚くぐらい、クルマが曲がります。

 

 

特に、クリップに向かう途中、

ブレーキリリースの後半での曲がり方は、ハンパない位です。

 

 

結果、ブレーキの開始ポイントは、04M の方が早いにもかかわらず、

ラップタイムは、まったく同じでした。

 

 

いや~、ブレーキパッドって、ホント、奥が深いですね~。

 

 

 

田中のブログを読んでいただいている みなさんなら、

なぜ、04M の方が良く曲がるのか? は、

理解されていると思いますが、

 

ちょこっと、解説すると、

 

タイヤのグリップには、

タテ方向のグリップ(ブレーキ/トラクション)と、

ヨコ方向のグリップ(コーナリングフォースに耐える力)があり、

これら、2つのグリップは、混在させてもOKです。

 

 

たとえば、「10」 というグリップをタイヤが持っていれば、

それを、タテとヨコに割り振って、使用することができます。

 

で、なぜ、04M は、「良く曲がったのか?」を解説すると、

ブレーキをリリースしながら、クリップに向かうタイミングで、

04M は、05Kより、効きがやさしい分、

タイヤのタテ方向のグリップをあまりたくさん使いません。

 

 

と、言うことは、ヨコ方向に使用できる、グリップが多い分、

クルマは、曲がってくれたのです!

 

 

詳しくは、ZONE WEB サイト

タイヤのタテとヨコの関係 参照

 

 

いや~、いつも自分で書いているドラテクですが、

今回のブレーキテストで、まさに、その「キモ」の部分が、

再確認できました。

 

 

今回の 効きと、コーナリングスピードの関係を

図解すると、こんな感じです。

 

 

 

 

e58ab9e3818de381aee5bcb7e38195e291a0

 

 

 

 

 

 

ブレーキの効きに関しては、

「大は小を兼ねない!」 ということを

理解していただければ、嬉しいです!

 

(効きすぎのブレーキパッドで、苦労しながらタイムアタックしている人、

かなりいると田中は思いますよ~)

 

 

 

しかし、ホント ブレーキは、奥が深いですね~。

 

 

 

そして、そのニーズに、対応できる、「ZONE」 は、

タイムアタックの 心強い味方です!

 

 

 

 

new1

 

 

 

 

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どんなバックプレートにも、16種類の摩材で完全対応します!!

 

 

 

ZONE WEB サイト

 

 

 

なんだ・・・、

最後は宣伝かよ・・・・(笑)