TM ピロアッパーマウント (ML) リリースの お知らせ! 

2013年08月22日(木)

 

 

ZC31S & ZC32S スイフト オーナー のみなさん、

大変、大変 お待たせ いたしました。

 

 

 

 

いよいよ、

TM ピロアッパーマウント (ML) が、

 

 

試作品完成後、

ZC31S & ZC32S への装着により、

不都合な箇所を徹底的に洗い出し、そして、変更を加え、

やっと、リリースの運びとなりました。

 

 

1

 

 

 

今回 の仕様変更、最大の目的は、

ピロアッパーマウント の装着にて、車高変化が、ないことです!!

 

 

 

ご存知のように、

TM ピロアッパーマウント は、

 

 

TM ダンパーは、もちろん、

他社製の車高調正式ダンパー (オーリンズさん、アールズさん、HKSさん etc・・・・・)

他社製の非車高調正式ダンパー (ショーワさん etc・・・・・)

純正ダンパー 等々、

 

ノーマルのアッパーマウントが使用されている

ダンパーキットなら、使用が可能な商品なのですが、

 

 

旧製品では、装着により、約7mm 車高が上がってしまいました・・・・・。

 

 

 

もちろん、全長調整タイプなら、

 

① スプリングシートの位置を ピロアッパーマウント に合わせて調整。

② ①の状態でクルマを地面に降し、車高を計測して、全長調整部にて車高調整。

 

といった、作業を行えば、

ピロアッパーマウント に交換後も、交換前と同じ車高で使用が可能です。

 

(でも・・・・・、正直、地面に降ろして、車高をチェックして、

また調整して・・・・・・、 という作業は、かなり手間ですよね・・・・・・・・)

 

 

 

また、ダンパー全長を調整できないタイプの車高調や、

純正ダンパー、純正形状のスポーツダンパー等では、

車高が、7mm 上がってしまいます・・・・・・・・・・・・・。

 

(この部分は、どうしても、解決ができなかった部分でした・・・・・)

 

 

 

 

しかし!

TM ピロアッパーマウント (ML) では、

装着による、車高の変化はありませんので、

 

純正アッパーマウント → TM ピロアッパーマウント (ML)

に交換しても、車高は、そのまま、装着前の車高と同じとなります。

 

(これは、かなり、便利ですよね~)

 

 

 

 

 

ただ・・・・、まれに あるのですが、

純正アッパーマウントのゴムが、長期間の使用にて、「ヘタっている場合」 は、

ほんの少し(2~3mm)だけ、装着により、車高が高くなる場合もありますが、

これは、かなりのレアケース・・・・。

 

というより、「ヘタリ」 により、本来の車高より、下がっていた車高が、

元に戻るというイメージですね。

 

 

 

 

そして、気になる お値段は・・・・・・、

 

これらの機能を確保するため、デザインを全面的に見直し、

茅ヶ崎 競争自動車部品 秘密製造工場監修により、製作しましたので、

 

 

フロント 1セット


¥24,000 (税込)

 

 

となりました。

 

 

 

WEB サイト は、こちらです!

 

 

 

 

ちなみに、

製品はすでに入荷済みとなりますので、

オーダーいただければ、すぐに出荷が可能です!!

 

 

 

 

 

また、製品 & 適合 に関しまして、

ご不明な点がございましたら、

 

 

TEL 03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール mail@tm-square.com

 

 

または、みんカラ の

コメント/メッセージ にて、ご連絡下さい!

 

 

 

 

 

ということで、

TM ピロアッパーマウント (ML)

 

みなさん、どうぞ、よろしくお願いしま~す!

 

 

 

 

12

 

 

21

月間 「匠の日」 10月開催のお知らせ!

2011年10月14日(金)

p16

夏は、イベントが続き、

なかなか開催できなかった、月間「匠の日」。

今月は開催ですよ~。

日時  10月22日(土曜日)  

23日(日曜日)

両日とも、

午前10時~午後6時までの開催となります。

場所  ミノルインターナショナル町田倉庫

b0ccb02bcc

で、今回の目玉商品は・・・・、

やっぱ、11/5 FSW にて開催する、

ビッグイベント

を控えていることもあり、

セッティング系の工賃をお得にしてみました。

ブレーキパッド & ブレーキフルード 交換セット

ZONE または、TMストリート のブレーキパッドの交換と、

BILLION スーパーブレーキフルード により、

ブレーキライン内を全量交換する工賃も、すべて含んだ

お得なセットプライスです。

F 03C  R 88B  + フルード

通常 ¥49,750 を  特別価格 ¥44,000!

F 04M または、05K  R 88B  + フルード 

通常 ¥50,800 を  特別価格 ¥45,000!

F TMストリート  R TMストリート  + フルード

通常 ¥33,000 を  特別価格 ¥30,000!

F 03C  + フルード 

通常 ¥34,050 を  特別価格 ¥31,000!

F 04M または、05K  + フルード 

通常 ¥35,100 を  特別価格 ¥32,000!

サーキット走行前には、ほんとオススメのセットです。

(上記以外のZONEブレーキパッドのセット価格は、お問い合わせください)

ピロアッパーマウント + フロントスプリング セット

通常 ¥63,000 を  特別価格 ¥59,000!

ピロアッパーを交換し、

フロント用 HYPERCO スプリングをフリーチョイスで選択!!

もちろん、レートは、田中とバッチリと、

セットアップに関して話し込んでから、選んでいただけます。

車高調整、フロントトーイン調整もセットになっている価格です。

HYPERCO スプリング 4本交換 セット

通常 ¥78,400 を  特別価格 ¥74,000!

HYPERCO スプリング4本、交換工賃、車高調整、

アライメント調整がセットになったプライスです。

スプリングレート、車高、トーイン値は、

田中とガッツリ打ち合わせを行い、それらが決定してからの作業となります。

リアトーイン 計測 & トーレスシム セット 装着

先日のブログでお伝えしましたように、

リアトーインの微調整を可能とした、

新商品「トーレスシム」の発売を開始しましたので、

今回は、その「トーレスシム」を使用したセッティングをメニューに加えました。

fb775e43ee

bfbced8dda

トーレスシム の詳細は、こちらへ!

今回は、このシムを使用して・・・・・・、

(1)現状のリアトーインを計測

(2)クルマのバランス等、田中と打ち合わせ

(3)0°15′ レス仕様 または、0°30′ レス仕様 のシム をチョイス

(4)「匠」による、迅速で、確実な作業

(5)作業終了時に、再びトーイン計測

(6)田中と一緒に試乗

上記がすべてセットになって、

お値段は、¥18,000 で、いかがでしょうか!

(ロングボルトセットが、必要な場合は、+¥2,500)

もちろん、キャンバーシムとの同時使用も可能です!

まさに、トーションビームの個体差を

徹底的に微調整できる、セッティングアイテムなのです。

(この微調整が、アンダーステアの抑制に効果大なんですよね~)

なお、リアトーインを計測して、調整が必要ない場合は、

工賃等は必要ありませんので、ご安心を!

(そうです、リアトーインを計測して、タダなのです!!)

いや~、「匠の日」 ならではのメニューが並びましたが、

インテークBOX & ECU も、

ダンパーも、トーションビームも、サクラム管も、

TM-SQUARE  ZONE  HYPERCO  BILLION  CLEAR WAYS の

全アイテム、装着が可能です!

(一部商品は当日作業ができない場合があります)

工賃は、「匠工房」の価格となりますので、

こちら をご確認ください。

(何でも、やりますよ~~)

「匠工房」 工賃表

作業のご予約、お問い合わせは、下記のフォームより、

お願いします!

予約フォーム

お問い合わせフォーム

(お気軽に、どーぞ!)

または、 

TEL 03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール mail@tm-square.com  

まで、よろしくお願いします!

ビッグイベントに向けて、

セットアップのご相談、コース攻略法のリーク、

事前準備のお話等々は、「匠の日」で、

バッチリと、仕入れていって下さいね!!

もちろん、イベントに参加されない方も、

スイフト以外の車輌も、完全ウエルカムですので、

みなさんのお越しをお待ちしておりま~す!

3月 匠の日 通信 ⑤

2011年03月28日(月)

p14

静岡から、ご来店いただき、ピロアッパーの装着です。

阿部ちゃんが、装着を担当したのですが、

ボルトの頭を よ~く見てみると、なにやら、ピンクのマーキングが!

5d7eb7cad9

なるほど・・・、

これなら、ゆるんだボルトは、すぐに発見できますよね!

「さすが! 匠!!」

恐れ入りました・・・・・・。

ピロアッパー専用 ダンパーカラー完成!

2010年09月15日(水)

p15

待ちに待った、

ダンパーカラーが、できてきましたよ~。

まず、これが、オーリンズ用。

74df65b7f8

これが、トラスト用です。

fd5f7c1e9a

素材は、もちろん、ステンレス!

このカラーがあれば、車高が、7mm上がってしまう、

オーリンズダンパーにも、

減衰調整のクリックが装着できなかった、トラストダンパーにも、

TM-SQUARE の ピロアッパーマウントが、バッチリ装着できちゃうんですよね~。

スラストシートは、もう手元にあるし、これで、オプションパーツを含め、

リリースの準備が整いました。

あとは、オプションパーツの、取説を作れば、いよいよリリースです!

サスペンション
TM ピロアッパー完全適合!(トラスト ダンパー編) 

2010年09月03日(金)

今日は、TM ピロアッパー のトラストダンパーへの、

マッチング編です。

 

 

ご存知のように、トラストダンパーは、正立式ですので、

ダンパーの減衰力調整は、ダンパーの上部に位置します。

 

 

 

しかし、TM ピロアッパーは、

ダンパーシャフトを固定するナットが、特殊形状となり、高さがあるんです・・・。

 

 

 

p1250853

 

 

 

だから、TM ピロアッパーをトラストダンパーに装着すると、

このナットから、ダンパーシャフトが飛び出す量が足りず、

減衰力調整用ナットが、取付けできません。

 

 

 

p1190789

(写真はイメージです)

 

 

そこで、オーリンズダンパーと同様に、

ダンパーカラー の長さを変更した、

「トラスト専用 ダンパーカラー」 を作りました。

 

これで、ダンパーシャフトが、ナットを貫通しますので、

 

 

 

p12507181

 

 

 

減衰力調整用のナットも、

問題なく、装着することが可能となります。

 

 

 

 

p12507171

 

 

 

が、しかし・・・・、

室内から、減衰力を調整できるリモートコントロールキット は、

カウルトップ(上部のプラスチック製カバー)とのクリアランスが十分になく、

装着することができません・・・・・。

 

 

 

 

p12507201

 

 

 

よって、トラスト ダンパー の場合、

「トラスト専用 ダンパーカラー」 を購入いただいても、

手動式減衰力調整のみの適合となります。

 

 

「トラスト専用 ダンパーカラー」 は、

近々、リリースの予定ですので、

 

リリース後は、手動式減衰力調整のみ、

装着可能となりま~す。

 

今しばらくお待ちを!

 

 

 

以上、

トラストダンパーとのマッチングでした!!

 

 

 

サスペンション
TM ピロアッパー完全適合!(オーリンズ ダンパー編)②

2010年09月02日(木)

では、本日は、TM ピロアッパー装着に関する、

車高変化のお話を。

 

 

TM ピロアッパーを装着すると、オーリンズダンパーに関わらず、

車高が、約5~10mm上がります。

 

 

理由は、

 

純正 アッパーマウントは、ゴム製。

 

TM  ピロアッパーマウントは、アルミの削り出しで、製造されているからなのです。

 

 

下の図を見てください。

 

e7b494e6ada30g1ge382a2e38383e38391e383bce3839ee382a6e383b3e38388

 

純正、アッパーマウントは、ジャッキアップされている状態 (0G) と

地面に置かれている状態 (1G) とでは、アッパーマウントの厚さが、違います。

 

 

これは、ゴムで作られているのですから、荷重がかかれば、当然といえば、当然。

 

 

対して、TM ピロアッパーマウントは、アルミ製ですので、

荷重により、アッパーマウントは変形しません。

 

 

これまた、当然といえば、当然。

 

e38394e383ad0g1ge382a2e38383e38391e383bce3839ee382a6e383b3e38388

 

要するに、

車高は、1G で計測するわけですから、1Gでの、アッパーマウントの厚さが、

モロ車高に反映されてしまいます。

 

 

もちろん、もっと薄い、ピロアッパーを作れば、この問題は解決するのですが、

それでは、十分な大きさのピロポールが、使用できません。

 

 

(ピロポール以外は、できるだけ薄く作れるように、頑張ってみました)

 

だから、どうしても、装着前に比べると、車高が、5~10mm (平均値で7mm)

上がってしまいます。

 

 

ダンパーが、全長調整タイプなら、上がった車高を、

ダンパーの長さを短くして調整すれば、問題ないのですが、

 

オーリンズダンパーは、

全長調整ではないタイプ・・・・・。

 

 

でも、車高が上がるのは、イケてないので、真剣に考えてみました。

 

 

① フロント スプリングが、オーリンズ純正品の場合

オーリンズ純正品 (5kgf/200mm ID65) が装着されている場合、

オーリンズさんの、推奨車高近辺にするには、

5回転から、12回転のプリロード(スプリングの巻上げ)が、必要となります。

 

(田中データバンクより)

 

これは、オーリンズダンパーが、全長調整式ではないタイプですので、

車高を確保するために、かけられたプリロードです。

 

 

FFのレーシングカーの場合、

リアにプリロードをかけることは、多々ありますが、

フロントにプリロードをかけることは、さほどありません・・・・・。

 

 

ここからは、田中の独断と偏見ですが、可能なら、FF のフロントには、

たくさんのプリロードは、かけたくありません・・・・・。

 

 

で、話を戻すと、

 

TM ピロアッパーへの交換で、車高が、約7mm上がるわけですから、

この上がった、7mm分、プリロードを減少させることができるのです!

 

 

TM ピロアッパー で、車高+7mm

プリロードを 3.5ターン マイナス 車高-7mm

となり、±0mm に、なっちゃうんですね~。

 

 

もちろん、前回のブログに出てきた、スラストシートを使用する場合、

この厚みが、約2.5mmありますので、TM ピロアッパー装着後に戻すプリロードは、

約5ターンとなります。

 

 

ということは、TM ピロアッパーを装着すると、プリロードを戻せますので、

セットアップとしては、より適正化すると、田中は思います。ハイ。

 

 

ただ、オーリンズ純正スプリングを使用されていても、

車高を基準値から大きく下げている場合は、プリロードがあまりかかっていませんので、

スプリングが遊ばない範囲で、元どおりの車高に、調整することができない場合もあります。

 

 

田中の経験から、

フロントのフェンダーアーチと地面との距離が、615mm未満の場合は、要注意です。

 

 

でもって、お次!

 

 

フロント スプリングが交換されていて、プリロードがゼロの場合

これは、正直、悩みました・・・・・。

 

 

でも、「イワちゃん」 のアイデアで、解決してしまいました。ハイ。

 

 

じつは、オーリンズダンパーには、アッパーシート部に、カラーが装着されています。

 

p12506671

 

このカラーの寸法を変更すると、

 

 

あら、不思議・・・・・・。

 

 

TM ピロアッパー を装着して、プリロードを装着前と同じ、ゼロにすると、

まったく同じ車高になるんですよね~。

 

p12506621

 

(右が、オーリンズ純正品 左が、イワちゃん作のカラー)

 

 

やっぱ、匠は、ホントすごい!

だって、小一時間で、現品を削るのではなく、新品、作ってきましたからね~。

 

 

それを、組み込めば、

 

p12506741

 

ゼロプリロードの車輌にも、

完全対応しちゃうんですからね・・・・・。

 

 

(オーリンズ純正スプリングで、かなり車高を落とされている場合にも適合します)

 

 

ということで、

 

このカラーも、現在製造中です。

 

 

こちらも、もちろん、リリースしますので、

 

オーリンズ + ハイレートスプリング + ゼロプリロード

 

の車輌も、TM ピロアッパーが、バッチリと装着可能となりました。

 

 

(現状の車高で、スプリングに遊びがある場合は、遊びを改善することは、できませんので、悪しからず・・・)

 

 

また、このカラーの装着で、ダンパーピストンの位置も、

少しですが、上部に移動しますので、乗り味的にも、良い方向になると思います。

 

 

前回、今回と、ちょっと、難しい内容でしたので、

交換予定の方は、以下まで、直接ご連絡いただければと思います。

 

 

 

TEL 03-5706-1888

メール mail@tm-square.com

(装着されるお店の担当の方に、直接ご連絡することも可能です)

 

以上、オーリンズダンパーへの、適合のお話でした!

 

 

 

サスペンション
TM ピロアッパー完全適合!(オーリンズ ダンパー編)①

2010年09月01日(水)

オーリンズダンパーをご使用中のみなさん、

大変お待たせしました。

 

 

今回の「匠の日」の前に、

レーシングメカニックの「イワちゃん」と、打ち合わせを行い、異音の問題と、

車高の問題の両面を解決すべく、事前にパーツを準備していました。

 

 

でもって、まず、異音の問題から。

 

この異音の件は、以前にも、オフィシャルブログ や、田中の みんカラ ブログで、

お伝えしてきましたように、新品のピロポールの動きが「渋い」ことが原因です。

 

 

要するに、下記のイラストのように、ステアリングを切ると、

同時にダンパーボディーも回転するのですが・・・・・、

 

 

(図の一番下の部分)

e7b494e6ada3e382a2e38383e38391e383bce3839ee382a6e383b3e383881

純正では、アッパーシートの上にベアリングが装着されていますので、

このダンパー下部の回転に連動して、ベアリングが動いて、対応してくれます。

 

 

しかし、ピロアッパーでは、この部分にベアリングは、装着されていません。

 

 

その代わり、ダンパー上部に装着されたピロポールが、このステアリングを切って、

ダンパーボディーが回転することに対しても、ピロポール自体が、回転することで、対応しているのです。

 

 

 

e38394e383ade382a2e38383e38391e383bce3839ee382a6e383b3e383882

でもね、このピロポール、新品状態では、かなりタイトに圧入されていることから、

動きが、渋いんです・・・・・。

 

 

装着後、500kmとか、1000km 走れば、かなりスムーズに動くようになりますが、

新品では、ピロポールを動かすのに、かなり、力が必要となるのです。

 

 

だったら、

「最初から、クリアランスをとれば、スムーズに動くのでは?」 とも、

思うのですが、そんなことをしたら、すぐに、ピロポールにガタが発生してしまいます・・・・・。

 

 

ということで、新品状態で、

このピロポールが、渋いことは、ある面、致し方ない・・・・・。

 

 

でも、ピロポールの動きが渋いと、ステアリングを切って、ダンパーボディーが回転しても、

その動きに合わせて、ピロポールを動かすには、大きな力が、必要となります。

 

 

そうすると、スプリングと、ロアシートとの間で、ピロポールの渋さに負けて、

滑りが発生してしまうのです。

 

 

そのときに、あの「ゴリゴリ音」 が、発生してしまうんですね~。

 

 

特に、オーリンズダンパーは、スプリングシート部の摩擦抵抗が低いので、

(表面がツルツル)

少しでも、ピロポールが渋いと、この部分で、滑りが発生してしまいます。

 

 

そこで!

 

 

スラストシートを使用するのです!!

 

p1250820

 

 

2枚の、スチールシートの間に、

 

 

p1250823

 

 

テフロン製のシートを挟み込みます。

 

 

p1250829

 

 

そうです、テフロンシートをスチールシートで挟み込み、

ロアシートとスプリングの間に、装着するのです。

 

 

p12506981

 

 

そうすると、ピロポールが渋い間は、この部分で、うま~く、音もなく、

滑ってくれますので、あの不快な「ゴリゴリ音」も、発生しないというわけです。

 

 

でもって、ピロポールがスムーズになれば、その後は、ステアリングを切っても、

このスラストシート部ではなく、ピロポールが、シッカリと仕事をしてくれるという作戦です。

 

 

 

お値段は、3枚セットで、¥1,000 (税込)だから、1台分なら、¥2,000 です。

 

 

オーリンズダンパーに、ピロアッパーを装着される方は、

異音防止のためにも、ぜひ、同時購入をお願いします!

 

 

また、このスラストシートは、スプリングの伸び縮みにより発生する

スプリング座面の微妙な動き(少しだけ回転する)にも、有効ですので、

オーリンズダンパー以外の方にもおすすめ商品となります!

 

 

もちろん、「匠の日」 に、2台のオーリンズダンパー装着車輌に取付けましたが、

異音は、「ゼロ」 でしたよ~。

 

 

では、次回は、オーリンズダンパーの車高の件を解説します。