2012 勝手に「道場破り」 in タカスサーキット (セットアップ編)

2012年05月01日(火)

さあ~、今回は、

勝手に「道場破り」 in タカスサーキット の セットアップ編 です。

 

 

前回に、タカスサーキットを訪れたのは、

約、1年半ぐらい前でして、

それから、2号車は、かなり進化していますので、

タイムアタックが、とっても楽しみのサーキットでした。

 

 

おまけに、タカスサーキットには・・・・・・、

FJ1600時代のライバル、

キャプテン リッキー が居ますからねぇ~!

 

 

 

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(なんで、そんな怖い顔してんの?)

 

 

 

ではでは、今回も、

ガッツリと、はじめたいと思います。

まず、タカスサーキットのコースは、こんな感じで・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

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そして、

持込みのセットアップは・・・・・、

 

 

 

 

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イニシャルセット

ホイール BBS         F 7.5J-16 +30  R 7.5J-16 +46 

タイヤ KUMHO V700    F 225-45-16(中古品)  R 205-45-16(中古品)

内圧               F 2.7  R:2.9 (温間)

ホイールスペーサー     F なし  R なし

リヤスタビ           38φ 

スプリング           F HYPERCO 65-07-0800

                  R HYPERCO 60-06-0800

ダンパー 減衰        F MAX 5戻し  R MAX 8戻し (TMダンパー)

ブレーキパッド         F ZONE 04M  R ZONE 88B 

LSD               TM LSD   50-20 6.5kg

エンジンオイル        TM-SQUARE 開発品 5W-40  (継続使用 2イベント目)

オイルクーラー        TM-SQUARE 開発品  

                 純正ヒートエクスチェンジャー取外し

ファイナル           アールズ製  4.7ファイナル + 2型純正 ミッション

車高              F  605  605

                 R  585  585

トー               F  OUT 0:20 /  R トーレスシム(-30) 0:00  

キャンバー           F  実測 -6.2   /   R  並盛  -2.0 

フロントロアアーム      TM-SQUARE 開発品

 

 

といった、感じです。

 

 

 

佐藤の話では、「タカスにも、ファイナルは、バッチリ適合します!」 

ということなので、阿讃サーキットと同じく、 4.7 のファイナルで走行しました。

 

 

ここだけの話、

「ゼッタイ、純正ファイナルに戻すのが、手間なだけだろう・・・・・・」 と、

田中は思っていました・・・・。ハイ。

 

 

 

で、走ってみた感じの コメントは・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

走行コメント ①-1 イニシャル  BEST 05.4    8.5(気温)/ 8.6(路温)

ダウンフォースが、かなり強い  クルマがフラットで、グリップする 

フロントの入りも、かなり強いが、スムーズさを感じない → キャンバー付き過ぎ?

 

ギアレシオ ◎  2速コーナーのボトムスピードが低いので、すべてOK

           2コーナー(②)手前 2速のままOK

           影山コーナー(④)手前 3速のままOK

           奥のヘアピン(⑦)手前 (少しリミッター) 問題ないレベル

           裏ストレート(短い時間 4速に入る)

 

各温度       走行中  水温 77℃ 油温 105~108℃ 吸気温 8℃!

 

 

 

走ってみて、一番驚いたのが、ダウンフォースの強さと、

エンジンが前回より、かなり速くなっていたことですね~。

(さすが、TM の インテーク & ECU & フライホイール !!)

 

 

 

でも、水温が低いことと、

フロントキャンバーが付き過ぎだと感じましたので、

すぐに、修正。

 

 

 

セット変更

  フロントキャンバー  -6.2 → -5.8

  フロントダクト塞ぎ  グリル/パネルの塞ぎ

 

 

 

走行コメント ②-1 イニシャル  BEST 05.3   8.4(気温)/ 10.2(路温)

コーナーの真ん中 ~ 出口に関して 接地↑

ボトムのグリップは、少し↓  でも、トータルではこちらの方が速い

ブレーキダクト塞ぎ  ローター温度 650℃

ブレーキダクト部分テープ剥がし  ローター温度 556℃

 

 

 

 

 

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ローター温度が、少々高いのが気になりますが、

ブレーキダクト部分のテープを剥がすと、100℃位、温度が下がったので、

このまま、続行です。

 

 

 

セット変更

  Fスプリング  800 → 1000 (6インチ)

  Rスプリング  800 → 1000 (5インチ)

 

 

 

 

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タカスサーキットは、本当に路面が良く(かなり整備されてますよね~)、

レート的には、まだまだ、いけそうでしたので、ハイレートに挑戦です!

 

 

 

 

 

走行コメント ③-1 イニシャル   BEST 05.5   10.6(気温)/ 16.5(路温)

1コーナー(①)出口で、跳ねる  スプリングが強すぎる

全体に硬くて、U/S方向

フロントの6インチは、フィーリング悪し

このセットは、かなり、タイヤに厳しい

パワーの食われ感は、減少 (コーナー出口)

 

※ 6インチスプリングのフィーリングが悪く感じた理由は、

  7インチに比べると、荷重の増減により、追従性が、高い分(速い分)、

  少しピーキーに感じたのだと思います。

 

 

 

 

詳しくは、こちらのサイトで!

 

 

 

といった感じになり・・・・、

ダンパーの減衰をセッション中に変更。

 

 

 

 

走行コメント ③-2  Rダンパー減衰  -8 → -14   BEST 05.3

跳ねは、少し抑制

トラクションも、かかりやすくなった

 

 

 

セット変更

  Rスプリング 1000 → 900 (5インチ)

  R ダンパー減衰  -14 → -8

 

 

 

走行コメント ④-1 イニシャル  BEST 04.8   10.7(気温)/ 14.8(路温)

跳ねは、かなり抑制  しかし、1コーナー(①)出口は、まだ跳ねがある

曲がりやすくなった U/S の抑制

連続周回では、ブレーキが、04M では足りない  580℃(F左) 610℃(F右)

走行ラインを変更 

 

※ 今まで、04M で、バッチリ マッチングしていましたが、

  さすがに、ここまで速くなると、ワンランク 上の制動力が、必要となりました。

 

 

 

セット変更
 
  Fスプリング  1000 → 900 (7インチ)   
 
  Rスプリング   900 → 800 (5インチ)

  カナードON

  Fパッド 04M → 05K

  R トーレスシム -15 追加 (OUT 0’15)

 

 

 

 

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走行コメント ⑤-1 イニシャル  BEST 04.7   11.0(気温)/ 14.7(路温)

Fスプリング 07-900 は、跳ねは抑制されるが リバウンド側の動きが大きい

アクセルONにて、持ち上がり、U/S方向 (裏ストレート手前のヘアピン)

ブレーキは、05K の方が良い  577℃(左) 645℃(右)  ← それでも、かなり高い!

バランス的には、まだ、U/S方向

カナードは、あまりダウンフォースの違いを感じられない (SPEEDは、0.5km/h DOWNレベル)

F900 R800 のバランスの方が、スムーズだが、パワーの食われ感が強い

すべて、O/S方向に振ったのに、U/S が強い  → タイヤだろうか??(2部山レベル)

 

 

 

 

走行コメント ⑤-2  Fダンパー減衰  -5 → -3   BEST 05.4     

 

1コーナー(①)出口で、跳ねが増大

トラクションが厳しい

裏ストレート手前のヘアピンでの U/S は、少しだけ抑制

 

といった流れで、セットアップを行いました。

 

 

 

 

今、思えば、スプリングレートのバランスは、

F 1000  R 800  だったような気がします・・・・・・・。

(試していませんのなんとも言えませんが・・・・)

 

 

あと、NEWタイヤ があれば、

もう少し、削れたかも知れないですね・・・・・・・・。

 

 

まぁ、このあたりは、

まさに 「トラタヌ」 であることは、間違いありませんが・・・・・・(笑)。

 

 

 

しかし、2号車 、速くなりましたよ~。

だって、前回訪れたときは、07秒6 でしたから、

コンディションもあるとは思いますが、

2.9秒 も、速くなりましたからね~。

(ちなみに、タイヤも同じです!)

 

 

 

 

 

 

ということで、タカスサーキットのセットアップポイントは、

 

 

 

◎ 1コーナー立ち上がりで、跳ねが発生しないことを条件に、

   ギリギリのハイレートに挑戦すべし。

◎ ギアが合う(ファイナル 4.7)ことは、かなりの武器になることを理解すべし。

◎ 特殊なコーナーがないので、セットアップは、すべてのコーナーで行うべし。

◎ コーナーへの到達スピードが上がれば、ワンランク ブレーキパッドの

   効きを上げることを考慮すべし。

となります。

 

 

いや~、タカスサーキットは、

コースコンディションも、ステキ だし、

海に近いことから、気圧がとっても高いので、

この時期は、やっぱ出ますよね~、タイム。

 

 

 

 

以上、

2012 勝手に「道場破り」 in タカスサーキット 

セットアップ編でした!

2012 道場破り & 出張 「匠の日」  in  タカス サーキット!

2012年03月09日(金)

いよいよ、今週末ですね~。

 

道場破り & 出張 「匠の日」  in  タカス サーキット! 

告知 ①

告知 ②

 

 

 

先発隊は、すでに、今朝 出発しており、

夕方には、宿泊地である、石川県小松市 に到着予定なのであります。

 

 

 

 

で、田中はこれから・・・・・・、

 

 

 

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(まあまあ・・・・・、すべては明日のラップタイムのためなのです・・・・・・)

 

 

 

 

明日は、予定どおり、

TM 2号車 を バッチリ セットアップして、

道場破り に挑みたいと思います。

 

今回は気温も低そうなので、もしかすると、出ちゃうかもしれないですよ~。

 

 

 

 

そして、明後日は、

出張「匠の日」 を開催します。

 

少々、お天気が心配ですが、

「キャプテン リッキー」 に、屋内作業場を 用意いただいておりますので、

安心して作業を行うことが、できるのです。

 

 

 

予約は、「ガラ~ン」 としていますので、

当日、アポ無し 作業も、承れます。ハイ。

 

 

 

また、ブレーキパッド関係も、スイフト用は、

そこそこ、作って持ち込みましたので、

摩材のチョイス → 作業  といった、流れも可能です。

 

 

 

今週末は、タカスサーキット にて、

スイフト談義で、大いに盛り上がりたいと思います!

 

 

 

福井県の方は もちろん、

石川県の方も、

富山県の方も、

長野県の方も、

滋賀県の方も、

 

 

おそらく、今年、最初で最後になる

北陸地方での TM イベント

 

 

 

みなさんにお会いできること、楽しみにしてます~~!!

 

 

 

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タカスサーキット 攻略法 ②

2010年10月26日(火)

今回は、タカスサーキットの中でも、

難易度の高い、2つのコーナーの攻略法です。

 

 

 

 

タカスサーキット コース図

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タカスサーキットで、2番目に難しいコーナーは、

複合の1コーナー ① です。

 
このコーナーは、2種類のライン取りができるのですが、

田中が、自分自身で、両方ともやった結果、

進入ラインをインから行くラインの方が、速いと思います。

 

 

最初は、1コーナーの進入部分をクリップせず、

大回りして、出口のラインを有利にする戦略の方が、

速いと思ったのですが、

思いのほか、出口がタイトになっており、

インから入っても、アウトから入っても、

いずれにしても、クルマが曲がってくれるまで、

「待ち」 の状態になります。

 
だったら、コーナーへの進入スピードが速く、

走行距離も短い、インからのラインの方が、

少しですが、ラップタイムは速くなります。

 

 

オマケに、このラインなら、出口手前で、

シッカリとブレーキが踏めますので、荷重的にも有利です。

 

 

だから、1コーナーは、ハイスピードで、

イン側を目指し、コーナーに進入し、

タイトになっている手前で、軽くブレーキング。

 

荷重移動により、クルマが曲がり出すまで、少し待って、

向きが変われば、アクセルON! といった感じで、

クリアーします。

 

 

 

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そして、そして、タカスサーキット一番の難所なのが、

最終コーナー ⑧ です。

 
なぜ、このコーナーが難しいかというと、

隠れたところに、グリップするラインがあるからなんですね~。

 
一般的には、裏ストレートを全開で来て、

複合コーナーの出口に、照準を合わせると、

どうしても、アウト側(コースの真ん中あたり)から、

進入してしまいます。

 

そう、イン側に、クルマ1台ぐらいの

スペースを開けた状態で、進入し、

出口のクリップを狙いやすいラインを取ってしまいがちです。

 

 

でもね、ここのコーナーも、

出口がタイトで、「待ち」 の状態になってしまうんです・・・・・・。

 

 

ということで、このコーナーも、外からぐるっと曲がるのではなく、

思い切ってイン側に飛び込みます。

が・・・・・、ここからがポイント。

 

 
飛び込むといっても、

ストレートのアウトサイドから、右側にGをかけたまま、

イン側に飛び込むのは、NGなんです。

 
それでは、コーナーの途中で車速が、落ちすぎてしまいます。

 

だから、イメージ的には、進入は、

できるだけ、右側にGをかけないように、

浅めにクリップを取って飛び込みます。

 

 

そう、少し手前からハンドルを切り始め、

直線的に、それもハイスピードで、進入のクリップを取るのです。

 

(こんな角度で入ったら、

絶対に曲がりきれないぐらい、

早めに、浅めに、斜めに、クリップします)

 

 

そうすると、その先で、ブレーキが直線的に使えますから、

タイトな出口に向けて、フロント荷重が作れます。

 
後は、そのフロント荷重により、

クルマが曲がってくれるのを待って、

曲がってくれれば、アクセルを踏んで、立ち上がるだけです。

 

 

でね、このラインにゴムが詰まっているので、

グリップするんですよ!

 

 

ある面、筑波2000の最終コーナーとも似ているのですが、

高低差もあり、間違いなく、難易度No1です。

 

 

問題は、いかに高速で、

はじめのクリップを取れるかなんですが、

まぁ、ここは、かなり度胸が必要なことは、

間違いないと思います。ハイ。

 

 

ここのスピードさえあれば、

コーナーの中の曲がって欲しい部分まで、

ブレーキングにより、フロント荷重がKEEP しますので、

なんといっても、スピードが重要なんです。

 

 

でも、「エイヤ~ッ」 って、トライするのは、

お奨めできません。

 

 

ミスしたときの代償は、かなりデカイですから。

 

 
ここを攻めるのは、他のコーナーが、

キッチリ走れるようになってからです。

他のコーナーがハイレベルで走れるようになると、

おそらく、同仕様の速いクルマと、

0.2~0.3秒差になり、後はこのコーナー次第となります。

 

 

そこから、一気にトライするのではなく、

まずは、進入でブレーキを強く踏まないようにし、

少しずつ、コーナーの中まで、スピードを持っていけるようにして、

徐々に飛び込みのスピードを上げてくださいね。

 

 

田中の感覚だと、0.2秒は、このコーナーの中に、

ありそうな感じです。

 

 

みなさん、くれぐれも、トライするときは、

ステップ by ステップで、お願いしますよ~。

 

 

以上、田中ミノル式、タカスサーキット攻略法でした!

 

 

 

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タカスサーキット 攻略法 ①

2010年10月25日(月)

今日は、

先日、走行してきたばかりということで、

タカス攻略法を少し。

(そう、久しぶりのドラテクなのです!)

 

 

タカスサーキットコース図

takas

 

 

 

 

 

タカスサーキットで、

タイム差の出るコーナーというと、

 

複合の1コーナー ①

ヘアピンの2コーナー ②

影山コーナー ④

S字手前のヘアピン ⑤

ストレート手前ノグリップエンドコーナー ⑦

最終コーナー ⑧

 

の、6箇所です。

 

 

 

では、簡単なコーナーから、はじめましょう。

タカスで簡単なコーナーは、2コーナー ② と、

S字手前の左ヘアピンコーナー ⑤ です。

 

 

この2つのコーナーは、リズムも、性格も似ており、

ブレーキリリースをうまく利用して、

フロント荷重のまま、「クルッ」 と曲がります。

 

このとき、縁石に乗って、

できるだけ、イン側ギリギリを走ることが、ポイントです 。

(注  あまりにも、大きく縁石に乗ると、ポールが立ってますよ~)

 
イメージでいうと、コーナーの中まで、

上手くブレーキを残して、イン側のリアタイヤのグリップが

減少するにつれて、クルマが曲がりだすというイメージです。

 

このあたりは、荷重を利用して曲がっているか、

ステアリングだけで曲がっているかを問われます。

 

荷重を利用して曲がっている人にとっては、

とっても簡単なコーナーとなりますが、

ステアリングだけで曲がっている人にとっては、

アンダーステアとの戦いとなります。

 

 

もちろん、荷重を利用して曲がる練習には、

最適なコーナーです。

 

 

 

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次にカンタンなのが、影山コーナー ④ です。

ただし、このコ-ナーは、

ブレーキング&コーナーの進入が、下りになっている関係で、

2コーナー ② と、S字手前の左ヘアピンコーナー ⑤ とは、

リズムが違います。

 
同じリズムで、進入すると、思うように減速ができず、

それが原因で、ブレーキのリリースが遅れ、

アンダーステアになりやすいコーナーです。

 

早く走るイメージとしては、

コーナーの中で、ドライビングが後手後手にならないように、

少々早目からブレーキを開始し、

シッカリ、早目からブレーキリリースを始めることと、

ブレーキをできるだけ、コーナーの奥まで残すことです。

 

もちろん、クリッピングポイントも、かなり奥めに、

設定します。

 

 

 

 

 

残る、3つのコーナーの中で、

比較的カンタンなのは、

ストレート手前のグリップエンドコーナー ⑦ です。

 

しかし、このコーナーは、

タカスサーキットで一番長い直線につながるため、

とっても重要です。

 

オマケに、コーナーの出口は、かなり広くなっているのですが、

アンダーステアっぽく、立ち上がると、

タイムをロスしますので、できるだけ、向きが変わってから、

アクセルを開けたい・・・・・・・・・。

 

けれど、それでは、コーナーでの

ボトムスピード(一番車速が落ちるときのスピード)が、

下がってしまいます・・・。

 
だから、イメージとしては、

可能な限り、ボトムスピードを落とさないように、

でも、アンダーステアを出さないように、曲がります。

 

 

このコーナーも、

イン側は、縁石上に立てられた、

ポールのギリギリを狙うラインの方が、速く走れます。

 

また、アンダーパワーのクルマなら、

あまりラインを膨らまさない方が、

距離的にも、有利ですね。

 

 

 

つづく

ZONE
スイフトの ZONE 摩材 in タカスサーキット!

2010年10月14日(木)

いや~、昨日の

REV SPEED DVD 収録、

楽しかったですね~。

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まさか、

あれほどまでの結果が出るなんて、

ホント ビックリでした。

(内容を書けないのが残念です・・・・)

その代わり・・・、ということではないのですが、

今日は、スイフト(ZC31S)に適合する

ZONE 摩材 in  タカスサーキットをお届けします。

タカスサーキットで、

一番ブレーキに厳しいコーナーは、

何と言っても、「影山コーナー」 と呼ばれるヘアピン。

なぜ、厳しいかと言うと、

3速全開(推定時速125km/h)から、

40~50km/hまで減速する

ヘアピンだからです。

オマケに、このコーナーは、

ブレーキングポイントが、微妙に下っており、

思った以上に、ブレーキが効かない・・・・・。

だから、奥まで、強いブレーキングが

必要なんですね~。

でも、他のコーナーは、

さほど、強いブレーキは使用しません・・・。

ということは、

「影山コーナー」 に、ブレーキの効きを合わせると、

他のコーナーでは、少々、効きが強めになってしまします・・・・・・。

かといって、

他のコーナーに、ブレーキの効きを合わせると、

「影山コーナー」 では、止まりが、足りない・・・・、

と、なってしまいます。

特に、連続ラップするなら、

安全マージンをみて、

摩材はチョイスしなければならないし・・・・・。

と、少々迷いましたが、

田中がチョイスしたのは、

フロント 05K   リア 88B です。

もし、「影山コーナー」 だけ、

ブレーキをコントロールする

冷静さとテクニックがあれば、

フロント 03C もアリだと思います。

また、「影山コーナー」 は、

他のヘアピンコーナーと、コースレイアウトが違い、

どちらかというと、飛び込み過ぎてしまう傾向があります。

そうすると、ステアリングを切るタイミングでも、

ブレーキリリースができない・・・・、

なんてことになり、

ブレーキに、かなりの負担をかけることになります。

結果、ブレーキパッドの摩材が、

より、高温対応型の効きの強いものとなり、

他のコーナーで、リリースコントロールが

悪くなる・・・・・・・。

このパターンが、最悪です。

だから、タカスサーキットを走る場合は、

「影山コーナー」 だけは、

他のヘアピンとは、特性が違うことを十分理解して、

ブレーキの踏みはじめのタイミングと、

ブレーキリリースをはじめるタイミングが、

奥にならないように、注意が必要です。

そうすると、

そんなにブレーキの効きが強くなくても、

問題なく、「影山コーナー」 をクリアーできるハズです。

で、これができると、

他のコーナーでは、リリースも、より簡単となり、

ラップタイムが短縮できるという

図式になるんですよね~。

要するに、ガンガン突っ込んで、

思いっきりブレーキを踏むのではなく、

「影山コーナー」 だけは、

ドライバーが、ブレーキをマネージメントするのです。

ご理解いただけたでしょうか?

タカスサーキットは、

ブレーキパッドの摩材チョイスによって、

かなり走り方も変わります。

だから、

どのパッドをチョイスするかが、

とっても重要なサーキットなのです。ハイ。

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ZONE
ドラテクライヴ in タカスサーキット 

2010年10月12日(火)

3連休の最終日は、

福井県にある、タカスサーキットに、

ドラテクライヴ & スイフトonly走行会 に、

行ってきました。

 

 

今回のメンバーは、

現役ドライバーの松永雅博選手と、

元、レーシングドライバーの

岸下力生 さん。

 

 

知る人ぞ知る、

1980年代 鈴鹿FJ1600 の

ライバル3人が、終結し、

午前中のドラテクライヴ 

そして、午後のスイフトonly走行会 と、

かなり、濃い~、時間を過ごしました。

 

 

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(もちろん、イベント前夜は、焼き鳥屋さんで、同窓会・・・・・)

 

 

午前中に開催した、

ドラテクライヴでは、参加車輌を

スイフトに限定しなかったことから、

いろ~んな、車輌にご参加いただけました。

 

 

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(写真を載せきれなかった みなさん、すいません・・・)

 

 

 

 

でもって、昼からは、

スイフトonly走行会 と相成りました。

 

 

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(トライフォースも緊急参戦!!)

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今回の同乗走行は、

田中がみなさんのクルマに乗って、

走りましたので、

 

田中データバンクに、

また、たくさんの新規データが、インプットされました。ハイ。

 

 

しかし、タカスサーキットは、

奥が深くて面白いですね~。

 

特に最終コーナーが、

難しくって、勇気がいって、最高です!

 

 

少々、東京からは遠いけれど、

また行ってみたいサーキットです。

 

 

今回のイベントを企画していただいた

主催者のみなさん、

岸下力生さんをはじめとするタカスサーキットのみなさん、

松永選手、

そして、両イベントにご参加いただいたみなさん、

本当にありがとうございました。

 

 

時間ができれば、

タカス攻略法でも、書いてみたいと思います!

 

 

さぁ~、明日は、REV DVD の収録で

FUJIスピードウェイに、出没予定の田中でした!

ZONE
ドラテクライヴ in タカスサーキット!

2010年09月29日(水)

10月11日(祝)に、開催される、

ドラテクライヴ in タカスサーキット。

 

たま~に、「午前中だけなんですね?」 って、

言われるんですが、そんなことは、ありません。

 

午後は、スイフトonly走行会となりますが、

いわば、ドラテクライヴのフリー走行です。

 

もちろん、田中は午後もサーキットで、

みなさんと一緒に、フリー走行を楽しみます。

 

とーぜん、気が付いたことは、どんどんレクチャーしますよ~。

 

それに、同乗走行も、参加いただいた方、

全員の同乗を目指して、全開で行います。

 

 

ということで、

今日は、田中が、シミュレートした、内容を

リークしたいと思います。ハイ。

 

 

まずは、朝一番に、ドライバーブリーフィングを行い、

安全に、安心して一日を過ごしていただくために、

ルール、心構え、一日のスケジュール等を

説明し、それから、トレーニングに入ります。

 

トレーニングは、2種類用意してあり、

はじめに行うトレーニングは、こんな感じです。

 

 

 

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① 第2コーナー出口で、一旦停止

② 「GO」 の合図で、スタート!

③ 影山コーナー/グッチャンコーナーをレーシングスピードで通過

④ S字コーナーは、スロー走行

⑤ グリップエンドコーナーは、加速しながら進入し、出口では、レーシングスピード

⑥ ストレートエンドで、フルブレーキ&シフトダウン

⑦ 加速しながら、最終コーナーを通過し、第1コーナーは、レーシングスピード

⑧ 第2コーナー手前で、減速を開始し、その後、列の最後尾へ

 

といった、トレーニングです。

 

 

トレーニングのポイントは、

 

1) レーシングスピードからフルブレーキが踏めること  

     (上級者は、シフトダウンの精度も同時にトレーニングできます)

     じつは、これがホント、重要なんです。

     サーキットを走るときに、一番重要なこと、

     それは、自信を持ってフルブレーキが踏めること、まさに、基本中の基本。

     

     だって、自信を持って減速できるからこそ、

     いろんなことに トライ できるんですから。

 

 

2) 難しいコーナーは、まず、加速状態からはじめること   

     

     タカスを走ったことがない田中ですが、コース図から、難所は、

     グリップエンドコーナー と、トップスピードコーナー です。

     (タカススペシャリストのみなさん、そうですよね?)

 

     これらのコーナーは、まず、加速状態からはじめれば、

     きっと怖くありません。

     だから、両コーナーの手前に、減速区間を設け、

     しっかりとレイアウトを把握してから、攻めていただこうと。

 

 

 

田中は、コースでみなさんの走りを見て、

必要に応じて、個別にレクチャーを行う予定です。

 

そして、今回のドラテクライヴ の最終目標は、

「ブレーキリリースにより、クルマを曲げる感覚が芽生えること」 です。

 

 

安全に、そして、安心して、田中と一緒にサーキットデビューして、

上記の感覚の 「カケラ」 でも、つかむことができれば、

今後の運転技術は、飛躍的に向上すると、田中は思うんですよね~。

 

 

まだまだ、エントリーには、空きがありますので、

勇気を持って、エントリーしてみてください!

 

もちろん、ノーマル車輌でも十分楽しめますよ~。

 

それでも、今回はちょっと・・・・、と思ってる方は、

ぜひ、見学だけでも来てください。

 

 

 

エントリーは、こちら。

 

 

 

また、スイフト以外の車輌も、同時募集ですので、

ぜひぜひ、この機会に!

 

すでに、数台、スイフト以外でも、

エントリーいただいていますので、

午前中だけにはなりますが、田中の ドラテクライヴ 

ぜひ一度、ご賞味ください!

 

 

ドラテクライヴで、みなさんにお会いできること、

楽しみにしてま~す!!