2016  勝手に 「道場破り」  in FSWショート 車載動画①

2016年02月16日(火)

 

 

 

 

少々、アップが遅くなってしまいましたが、

 

本日は、2016 道場破り FSWショート の陣

車載動画 の 第一回をお届けしたいと思います!!

 

 

 

まず、今回は、大金を投入して 試作した 

3-4 クロスギアの評価を 的確に行うため、

ベンチマークのために、アタックに行った、 

1月28日 の動画をご紹介したいと思います。ハイ。

 

 

 

 

でもって、スタート時の仕様は・・・・、

 

 

タイヤ           BS RE-71R    F:235-40-17(中古)    R:215-45-17(中古)

エンジン          ミノカム仕様 エンジン

ECU            TM-SQUARE

エキマニ         TM-SQUARE

LSD            TM-SQUARE LSD SPEC.2 (デュアルコア!)

ミッション         ノーマル

ファイナル         アールズ4.7

クラッチ          TM-SQUARE

E/Gマウント       TM-SQUARE

ダンパー         TM-SQUARE

スプリング        F:65-06-600 パーチェ装着

               R:58-05-700 パーチェ装着

トーションビーム    TM-SQUARE  35φ

ブレーキパッド      F 04M   R 88B

内装関係         助手席・リアシート 外し

 

 

 

 

 

 

 

といった感じで、

マイスター戦ルールですと、NA-2 スペック となります。

 

 

 

で、セットアップ の流れとしては・・・・・、

 

 

 

走行①   BEST 34.6   気温11℃

  →  タイヤのグリップが弱い(コンディション?)
     
      デュアルコア LSD ◎!

セット変更  

R スプリング  700 → 500 ポンド

R スタビ     35φ → 32φ

Fハイト      3T ↑ (フェンダータッチ対策)

内圧変更    オール 1.9

 

 

 

 

 

 

 

走行②   BEST 34.5   気温11℃

  →  1~2コーナーの縁石の上で、クルマの安定感 ↑

      B3コーナー  切り返しのレスポンス ↓

セット変更  

Rハイト     3T ↑ (フェンダータッチ対策)

内圧変更    F 2.0  R 1.8

 

 

 

 

 

走行③   BEST 34.4   気温10℃

  →  1~2コーナーの縁石の上で、クルマの安定感 ↑

      内圧は、F/R とも、1.8 の方が、ラップタイムが安定している

 

 

 

 

 

といった感じでございました。

 

 

まぁ、田中的には、

いっぱい いっぱい のタイム ですので、

ベンチマークとしては、良いアタックだったと思います。ハイ。

 

 

 

 

 

では、3セッション目

BEST 34.4 のラップを 動画でどうぞ!!

 

 

 

 

自分で言うのもなんですが・・・・・、

この歳でも、まだ、速くなってるように、感じるんですよね~(笑)

 

 

 

以上、

2016  勝手に 「道場破り」  in FSWショート 車載動画①  でした!

 

 

 

 

スイフトマイスター決定戦 2014  by  TM-SQUARE TV!

2015年04月08日(水)

p16

全国のスイフト乗りのみなさん!

本日のブログは、チョット、刺激的ですよ~!!

昨年の12月に、

FSWショートコースにて、開催された スイフトマイスター決定戦 2014 

じつは、このイベント の模様を

弊社のスタッフのみで、動画を撮影し、

弊社のスタッフのみで、編集をした 番組? 

が、完成したのであります!!

(いや~、苦節 4ヶ月・・・・、やっと完成いたしました!)

でね、みなさんにも、ご覧いただきたいと思うのですが、

ご覧になる前に、何点か、ご注意(言い訳?)が、ございます。

1) 走行中の車両が急に画面から消えることがありますが、

これは、瞬間移動ではなく、カメラマンの技量です・・・・・。

2) 撮影中に画面が激しく揺れることがありますが、

こちらも、カメラマンの技量です・・・・・。

3) 動画の一部に、画角が、明らかに違う シーンが存在しますが、

カメラの設定ミスによるものです・・・・・。

まぁ~、撮影も、編集も、全員素人でやったものですから、

突っ込み箇所は、多々あるかと思いますが・・・・、

ご参加いただいた みなさんの 情熱 と イベントの楽しさを

少しでも、お伝えできればと思い 作りました。

では、どうぞ、ごゆっくり、お楽しみ下さい!

いかがでしたでしょうか!

撮影、編集に関しては、ド素人軍団ならではの ヘボさ 満載ですが、

どうしても、みなさんに、お伝えしたい という 熱い想いだけは、目いっぱい詰まった、

いかにも、弊社らしい 仕上がりになった気がします。

(出演者のみなさん! ありがとうございました!!)

そして!

また、今年も、スイフトマイスター決定戦をはじめ、

FSW にて開催する イベントは、盛りだくさんです!

少々、予定をご紹介しますと・・・・・、

6/13 (土曜日) 現在、極秘イベントを企画中!  (乞うご期待!!)

7/20 (月曜日 祝日) ワンメイクドライビングレッスン SUZUKI スイフト (FSWショートコース)

サーキットデビュー クラス  &  スキルアップ クラス  


12/13 (日曜日)     スイフトマイスター決定戦 (FSWショートコース)

スイフトマイスター クラス  &  スキルアップ クラス  

みなさん、どうぞ、ご参加くださいね!

あっ!

それと・・・・・・、

上記のイベントで、

動画撮影 を お手伝いいただける方 も、大募集です!! (笑)

もし、可能なら、みなさんが、お持ちの機材で、撮影された動画を譲ってください!

もちろん、交通費、入場料は、弊社が負担いたします。

(ギャランティは、ありませんが、何かお礼のお品を・・・・・・)

以上、スイフトマイスター決定戦 2014 の動画と、

2015年 のイベント告知 でした!

BILLION
TOYOTA 86 FSWショート 開発テスト の詳細です!

2014年04月01日(火)

 

 

 

先日行いました、FSWショートでの TOYOTA 86 開発テスト

 

 

 

1

 

 

 

 

メイン の テスト は、BILLION OILS FR 用

ミッションオイル & LSD オイル の開発でしたが、

 

スプリングレート の 適合や、

ZONE ブレーキパッド の 適合も、同時に行いましたので、

今日は、そのあたりのことを ブログ にしたいと思います。

 

 

 

 

 

まず、持込のセットアップは、

 

 

イニシャルSET

 

ホイールサイズ       F:9J-18+45       R:9J-18+45

タイヤ  AD08R       F:265/35-18(NEW)  R:265/35-18(NEW)

内圧              F:2.8~3.0        R:2.8~3.0 (温間)

ダンパー           オリジナル (テスト車両に、はじめから装着されていたダンパーです)

スプリング          F:65-07-550 (HYPERCO)

R:65-06-600 (HYPERCO)  +  テンダースプリング (HYPERCO)

(リア リバウンドストローク は、75mm)

ダンパー 減衰       F:MAX 14戻し   R:MAX 14戻し

ブレーキパッド        F:04M (ZONE)   R:04M (ZONE)

LSD              OS 技研 スーパーロック LSD

ミッションオイル       BILLION OILS 試作品  中粘度タイプ ③

LSDオイル          BILLION OILS 試作品  80W-250低粘度タイプ

車高              F:648mm  R:648mm  (地面 ~ フェンダーアーチ間)

 

 

 

 

2

 

 

 

 

① イニシャル走行    BEST 35.3

 

ずっと、グリップしている(何も起こらない)

フロントのロールが大きい

リアのロールは、あまり気にならない (除く、最終出口)

リアタイヤのグリップがフロントより勝っている (冷えていてもグリップは高い)

ブレーキの効きが弱い → 特に3コーナー手前 (ABS が、介入し過ぎる)

 

 

 

バランス

 

(TI → コーナー入口   MC → コーナーの真ん中   EX → コーナー出口)

 

1コーナー  TI~EX  U/S (ロールが大きい)

3コーナー  TI  U/S  MC OK(切れば曲がる) EX  U/S

B3-①    TI MC  U/S

B3-②    TI MC  U/S (SPEED が、低い)

最終      TI MC  U/S

 

※ 3コーナー出口 / 最終コーナー

フロントのロール(大) + アクセル にて、リバース O/S あり

 

 

 

先日のブログでも書きましたが、

 

田中のファースト インプレッション は、

「走っていて、まったく、恐怖を感じない FR」

 

とにかく、リアのグリップが、一気に抜けることがないことから、

運転がとってもカンタンで、安心して攻められるところが、◎ でした。

 

 

 

ただ、あまりにも、ロールが大きいのと、

ABS の介入が強く、ブレーキの効きも、少々弱かったので・・・・・・、

 

 

 

変更

フロント スプリング      550  →  800 ポンド

フロント ブレーキパッド   04M  →  10F

エンジンオイル 交換     ???  →  BILLION OILS 5w-40

 

 

 

3

 

 

 

 

 

② 走行2   BEST 35.6

 

フロント ハイレート にて、U/S 拡大  →  かなり曲がらない

TI で、フロントの反応 ◎

しかし、次の瞬間、リアが大きくロール → フロントの接地が薄くなり U/S

 

リアのバネレートが、フロントに対して、ソフト過ぎる

 

 

バランス(U/S が、増大した部分)

1コーナー   MC

B3-①/②   TI MC

最終       TI MC

 

 

最終コーナーでのトラクション

フロント 550ポンド  フロントのロール(大)により、縁石の少し手前で、一部トラクションが悪い

フロント 800ポンド  550より、安定して強いトラクションがかかる

 

リア リバウンドストローク  →  現行以上に、長い必要性は感じない (もっと、短くてOK?)

 

 

 

 

リバウンドストローク に関しての詳しい解説は、

こちら で、ご確認下さい!!

 

 

 

 

ZONE ブレーキパッド マッチング

ブレーキの効きは、10F の方がマッチングしている

(04M では、少し効きが弱い  また、10F 以上は不要)

 

フロントローター の温度は、550℃以上 となるため 04M では温度的にも厳しい

リアはもっと強くてOK (リアのパッド面積は、フロントに対して、かなり小さい)

ブレーキの踏力を弱めても、ABS が簡単に介入する

 

 

 

 

 

という結果に・・・・・。

いや~、急激に曲がらなくなりました・・・・・・・。

 

 

ステアリングを切った瞬間の反応とか、

全体的なロール量とかは、抜群に良くなったのですが、とにかく、曲がらない・・・・・・・。

 

 

 

また、明らかに、フロントのグリップレベルが、大幅に落ちたのに、

クルマが跳ねている訳でも、

レスポンスが上がりすぎて、ピーキーになっていることもない・・・・。

 

 

 

ということは、ロールしなくなったことで、

なにか、動いちゃいけないものが、動いているような気がします・・・・・。

(あくまでも、気がするレベルの話であり、確定ではありませんが・・・・・)

 

 

 

 

また、フロントに対して、リアのロールが大きく、

ロールのバランスが悪かったので・・・・・・・、

 

 

 

変更

リア スプリング     600  →  800 ポンド

(ハイレート化により、リバウンドストローク は、65mmとなりました)

 

 

 

 

③ 走行3   BEST 35.5

 

 

フロント 800  リア 800 の レートバランス により、

 

ステアレスポンス   ◎

クルマの動き        ◎

全体のグリップ    ×

コーナリング限界   ×

(ハイレート化により、グリップの限界が落ちている)

 

運転が難しい

 

バランス

1コーナー  MC U/S (限界が低く、簡単に外にラインがずれる)

3コーナー  TI  MC  EX  OK   トラクションがギリギリのレベル

B3-①    TI MC  U/S  進入のU/S 量が増えている

B3-②    TI MC  EX   グリップDOWN (限界が下がっている)

最終     TI MC  U/S  EX OK (トラクションOK アクセルON は、早い)

※ ハイレート化により、一番グリップしなくなったのは、B3 コーナー

※ B3 の切り返しの難易度は、かなり上がっている

※ 1コーナーの縁石付近 B3 の切り替えしにて、グリップを感じない(簡単にスライド)

 

リアリバウンドストローク → トラクションがギリギリなので、

現行より短くなると、厳しいと思われる

 

ミッションオイル 油温 MAX 107℃   LSD オイル 油温 MAX  97℃

 

 

 

 

いや~、困りました・・・・・・。

 

リアも、ハイレートにしたら、

ロールや、ピッチングのバランスは、◎ なのに、

限界がまたまた、DOWN です・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 

なんと言っても、フロントをハイレートにしてから、

まったく、フロントタイヤが使えていない感じて、

タイヤの顔を見ても、「うっ~ん・・・・・・・・」 といった感じなのであります・・・・。

 

 

 

 

(右フロントです)

 

 

4

 

 

5

 

 

(キャンバーが足りない 「顔」 をしていますので、やっぱ、何かが動いているような・・・・・)

 

 

 

 

 

でも、現場(サーキット)にて、対応できることではありませんので、

オイルテスト を続行です。

 

 

 

 

変更

ミッションオイル   中粘度品  →  低粘度品

LSDオイル      80W-250低粘度タイプ  →  80W-250高粘度タタイプ

 

 

 

 

 

6

 

 

7

 

 

8

 

 

 

 

 

 

④ 走行4   BEST  35.4

 

 

バランス (オイルのみによる変化)

3コーナー  EX  トラクションが、少し強くなり U/S 方向

B3-②    切り返しで U/S  方向

最終     トラクションが強い分、アクセルON のタイミングが、ほんの少し早くなった

※ LSD のトラクションは、向上している(最終コーナーのトラクションがもっと欲しい)

※ ギアの入りは、少しだけ、低粘度品の方が良いように感じる

 

 

設定された周回数 (計測23LAP) のラスト5LAP にて、リアのグリップが↓ (O/S 方向)

3コーナー出口 最終出口 で、リアが軽い

B3 の切り替えし、アクセルOFF で曲がる

※ タイヤの内圧が↑したと思われる (LSDオイルの温度とは無関係)

 

 

ミッションオイル 油温 MAX 113℃   LSD オイル 油温 MAX 102℃

 

 

 

 

 

以上にて、テスト終了となりましたが、

オイルに関しては、マズマズのDATA がとれたと思います。ハイ。

 

 

 

でもって、スプリングレート と、 ZONE  のマッチング をまとめますと、

 

 

 

 

スプリングレート

 

ステアレスポンス ロール量 を考えると、800-800 のバランスで問題ないが、

グリップレベルがあまりにも、↓する

 

特に今回のテストにて、フロントレートを上げたことによって、

大きく限界が下がっていることから、次回のテストでは、

 

F 650   R 700

F 700   R 700

F 700   R 800

 

あたりの バランス を試したい。

 

 

 

 

 

ブレーキパッド

 

04M では、効きが足りず、10F では十分だったことから、

次回は、以下のバランスを試してみたい。

 

 

F 08H  R 10F

F 08H  R 12D

F 05K  R 10F

 

 

 

86は、ローター温度が高いことから、

03C 04M は、ミニサーキットでも使用できない可能性がある。

 

 

また、フロントに対して、リアの摩材面積が極端に小さいことから、

リアには、フロントより効きの強いパッドのマッチンが良さそうに思われる。

 

※ 少しでも、左右のグリップが違う状況でのブレーキングに関しては、

ABS が、かなり強烈に介入する

(制御系の話だが、これが解決できれば、かなり乗りやすく、速くなると思われる)

 

 

 

 

 

 

 

以上が、今回のテストにて、

田中が感じたインプレッション となりますので、

 

86/BRZ オーナーのみなさん!

セットアップに、ご活用いただければ、幸いでございます!!

 

 

 

 

 

 

 

ということで、最後に、田中の車載動画を どうぞ!

 

 

 

 

スプリング

F:65-07-550 (HYPERCO)

R:65-06-600 (HYPERCO)

 

BEST  LAP 35.3

 

 

 

 

 

 

 

スプリング

F:65-07-800 (HYPERCO)

R:65-06-800 (HYPERCO)

 

LAP TIME 35.4

 

 

※ 最終コーナー の U/S かなり強いですよね・・・・・・・。

もっと速いラップが刻めるように、精進したいと思います。

 

 

 

以上、TOYOTA 86 FSWショート 開発テスト の詳細でした!

 

 

 

 

 

 

BILLION
発進! ZC32S!! in FSWショート

2013年11月29日(金)

 

 

いや~、間に合いました(笑)

格別にキレイな富士山を見ながら、

 

 

 

 

 

 

本日の開発テストは、スタート!

 

 

 

 

 

 

もちろん、匠 お二人は・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

完全徹夜・・・・・・。

だって、タッシーのところから、クルマが戻ってきたのが、

昨夜の11時ですからね・・・・・。

(配線トラブル勃発でした・・・・・)

 

 

それから、FSWショートのセットと、走行準備で、

作業終了は、午前5時!!

いや~、ホント お疲れ様でした。

 

 

そして、本日、サーキットでの 最初の作業は・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

だって、サーキットまでの 約100km が、LSD の ナラシ だったものですから・・・・・。

(事前に準備していた、秘密の 試作品ですよ~~!)

 

 

 

もちろん、使用したオイルは、

一部の方は良くご存知の こちらのボトルに入っている

スペシャル ミッションオイル (そうです、FF LSD 専用品!!)

 

 

 

 

 

 

それから・・・・・、

マイナートラブル連発の中、

容赦のない セットアップ メニュー !

 

 

 

 

 

 

 

結局、西日が眩しい時間まで、

みっちりと・・・・・(しかし、元気になりました!!)

 

 

 

 

 

 

 

そして、匠のお二人は・・・・・・、

いつもと変わらず、黙々と作業を行う 阿部ちゃんと、

 

 

 

 

 

 

スーパー ヨロヨロ の 佐藤さん・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

山盛りのトラブルを ものともせず、

ちゃっかり と、メニュー のすべてを やっつけて

無事帰ってまいりました。ハイ。

 

 

 

ということで!

匠 二人には、今夜、ぐっすり寝てもらって、

明日の 「匠の日」 は、パーフェクトな体調にて、みなさんを お待ちしております!

 

 

 

テストの詳細は、明日の 「匠の日」 に!!

 

 

 

 

 

 

 

 

あと、2週間で、ここが、スイフト で、埋め尽くされるんですよね~!!

BILLION
勝手に「道場破り」 Vol 7  in  FSWショート (ドラテク編)

2011年05月27日(金)

 

 

では、本日は、告知どおり、ドラテクを!

 

コースは、A1 B3 C2 といった、走行会や、スポーツ走行で、

一番メジャーな、レイアウトで、お話しますね。

 

 

15

 

 

 

このレイアウトは、①②③ の A1 区間

⑤⑥⑦⑧ の B3 区間

そして、⑨⑩ の最終コーナー の 3つによって、構成されています。

 

 

じつは、各々の区間によって、求められることが違い、

とっても、奥の深い、コースなのです・・・・・・。

 

 

さすが、関谷校長 監修コース ですね。

(田中も、コースの監修には、かかわっていたりします・・・・・・・)

 

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

まず、3速全開で、ストレートの右側を走り、①コーナーを目指します。

①コーナーは、減速と、ステアリング、どちらが先かと訪ねられれば、

 

ステアリングの方が、先です。

(BIG パワー車は、もちろん、減速の方が先です)

 

 

ですから、クリップに向けて、ステアリングを切った瞬間に、

減速開始(3速のままです)。

 

ここのブレーキのポイントは、あまりフロントをダイブさせないようなイメージで、

「ツー」 っと、かける感じです。

 

 

で、①コーナーのイン側をクリップするのですが、

セットアップ編で、書いたように、

インの縁石を利用するかどうかは、使用しているスプリングレートで、違ってきます。

 

縁石に乗っても、弾かれないレベルなら、ガッツリと縁石を利用し、

弾かれて、クルマが不安定になるなら、イン側の縁石には、タッチしないラインをとります。

 

 

 

そして、クリップ直前あたりから、

田中は、アクセルをON (全開じゃないです)。

 

このアクセルの意味は、クルマを前のめりの状態から、

水平に保つためのアクセルです。

 

この①~②の区間で、クルマが前のめり過ぎると、

挙動が不安定(オーバーステア)となり、速く走ることができません。

 

ただ、アクセルが入ることから、クルマは、より外にラインを取ることになりますので、

①コーナーのクリップから、②コーナーのイン側に向けて、かなり直線的なラインとなります。

(①コーナーのクリップから、②コーナーのクリップを直線でつなぐようなラインです)

 

すると、②コーナーは、ライン的にはかなりタイトとなりますが、

このラインの方が、圧倒的に、①コーナーのボトムスピードが上がります。

 

 

 

そして、②コーナーの手前で、アクセルOFF と同時に、

短いブレーキング & 3 → 2 へ、シフトダウン。

 

 

このブレーキで発生する、フロント荷重により、

ライン的には厳しい、②コーナーを 「クルッ」 と、曲がります。

 

曲がったら、また、少しアクセルに足を乗せますが、

 

②コーナーの出口は、コース中央あたりで、何とかこらえて、

再び、減速と共に 2速のまま ③コーナーのクリップを目指します。

 

 

でも・・・・・、

この ③コーナーの出口は、ありえないぐらいの上りとななっており、

アクセルオンのポイントが、少しでも遅れれば、そのラップのタイムは、

絶対に望めません・・・・・・・・・。

 

 

ですから、アクセルON が、遅れないようなラインを取ることが、とっても重要。

間違っても、進入優先で攻めると、0.5秒は、タイムがダウンしてしまいます・・・・。

 

また、このコーナーは、コースの中で、一番スピードが落ちるコーナーで、

2速を使用すると、かなり回転も低くなります。

 

おまけに、すごい上りとなりますから、

ボトムスピードを保ちつつ、アクセルを開けるタイミングが遅れないように、

細心の注意が必要なのです。

 

なお、このコーナーのイン側の縁石は、低いので、使用してもOK です。

 

 

 

それと・・・・、

このコーナーには、やっぱ、LSD が必要不可欠となります。

 

だって、こんな、シチュエーションで、イン側のタイヤが空転したら、

やっぱ、好タイムは望めませんからね・・・・・・。

 

21

 

 

でもって、お次! B3  コーナーに向かいます。

ここで、田中が思うことは、⑤コーナー のラインがとっても重要だと言うことです。

 

⑤コーナーは、なんとな~く、いつまでも曲がっていて、

ハンドルを切るタイミングもわかりにくく、コースの先も見えづらい・・・・・・・。

 

だから、ここは、男らしく? 

アウト → アウト →  真ん中 で走ります。

 

 

もちろん、アクセルは全開のままですので、フロントタイヤのグリップも薄く、

気持ち的には、インに寄りたいところですが、グッと我慢して、

ひたすら、コースのアウト側を走行します。

 

(現在、発売中のレブスピードで、

片岡先生は、アウト側はNG だとおっしゃってましたが・・・・・・)

 

 

 

ギア的には、スイフトの場合、チューニングECU で、

レブが引き上げてあるものなら、2速キープ。

 

 

ノーマルECU の場合、1型なら、いったん3速にシフトアップ。

2/3型なら、アクセルはレブによって戻されますが、2速キープのほうが速いと思います。

 

 

 

そして、アクセルOFFの状態で、⑥コーナーのクリップを取りに行くのですが、

 

 

 33

 

 

ここのアクセルOFF は、ちょっとした コツ が、必要です。

 

 

もし、ズバーッ と、全開から 全閉にすると、

クルマは、間違いなく、オーバーステアになってしまいます・・・・・・。

 

ですから、注意深く、アクセルを踏み込むときと同じように、

全開の状態から、少し時間をかけて、アクセルを抜いていくのです。

 

それでも、荷重はフロントに移りますから、クルマは、どんどん曲がっていきます。

 

で、ある程度、曲がりだすと、アクセルは、踏み込むほうに変わりますので、

⑥コーナーのアプローチから、アクセルは、

 

全開  →  だんだん閉じる(全閉にはならない)  →  だんだん開く

 

といった感じになります。

 

 

ライン的にも、⑦コーナーでは、コースの真ん中あたりまでしか膨らないようにして、

⑧コーナーにアプローチ。

 

 

アクセルを短く全閉にして、フロントに荷重を移し、

⑧コーナーのクリップを取りに行きます。

 

 

41

 

 

また、⑧コーナーイン側の縁石も、

スプリングレートによって、利用するかしないかを決めますが、

激しく、左から右へ、Gフォースが変化するタイミングで、縁石がやってきますので、

エキスパートになるまでは、ちょっと控えた方が、無難かな と、思います。

 

 

そして、クルマの向きが変わったら、アクセルを踏んで、

⑧コーナーを立ち上がります。

 

 

立ち上がる位置は、アウトの縁石が終わって、

コースの外の地面が掘れているあたりに、立ち上がれれば、BEST です。

 

 

それから、短いストレートを走り、最終コーナーに向かいます。

 

 

51

 

最終コーナー(⑨コーナー)の手前で、ギアは、 3速へ、シフトアップしますので、

ブレーキングと同時に、3 → 2 と、シフトダウン。

 

 

フロント荷重をうまく使用し、⑨コーナーを、「クルッ」 と、曲がります。

⑨コーナーのイン側縁石は、かなり高く、絶対に、タッチは、NGです。

(クルマが壊れます・・・・・・・・)

 

 

このコーナーのポイントは、

 

ブレーキングの位置が、上りになっていることから、コーナーの中にスピードを

持ち込むことが、とっても難しんです。

 

自分では、飛び込んだつもりでも、コースが上っていることから、

コーナーの手前で、減速が終了し、どうしてもボトムスピードが落ちてしまいます。

 

 

でも、それを見越して、思い切って飛び込むと、

今度は、どうしてもブレーキリリースが遅れ、アンダーステア となりやすいコーナーなのです。

 

 

 

ですから、このコーナーのポイントは、思い切って飛び込んで、

ブレーキリリースを早目から行うこと です。

 

すると、上りが効いて、うま~く SPEED が、合ってくれるんですね~。

 

 

こうなると、クリップ付近まで、うまく SPEED を 持って進入できますので、

荷重が効いて、コーナーの中で、「クルッ」 と、曲がって、くれるのです。

 

61

 

 

また、立ち上がりの ⑩コーナーの縁石は、このコースで一番危険な箇所です。

 

向きが変わった状態で縁石に乗っても、まったく問題ありませんが、

コーナーの中で、向きが変わる前に、

強引にアクセルを踏んだ状態 (通称 アンダーステアライン) で、縁石に乗ると、

 

アッという間に、オーバーステアとなり、イン側に巻き込み、

コンクリートウォールに、撃沈・・・・・・・と、なってしまいますので、

くれぐれも、ご注意を!

 

 

 

 

と、いうことで、田中の 36秒2 の動画を どうぞ!!

 

 

 

 

 

 

少々画像は悪いですが、

ドライバーの込みの画像は、こちらでどーぞ!

 

 

 

 

 

 

 

以上、FSWショート の攻略法でした!

BILLION
勝手に「道場破り」 Vol 7  in  FSWショート(セットアップ編)

2011年05月26日(木)

 

 

先日行った、FSWショートの開発テスト。

 

気温も高く、タイヤもAD08 でしたので、かなり不安ですが、

勇気?を持って、道場破り に登録したいと思います。

 

コースは、A1 B3 C2 

ラップタイムは、36秒2 だったのですが、

もし、道場破りになってない場合は、ご一報いただけますでしょうか?

 

潔く、引き下がりますので・・・・・・・。

 

条件は、ノーマルエンジンのNAで、お願いします。

 

 

 

 

まず、今回の持ち込みは、

 

ホイール         前後 BBS(シルバー市販品)   7.5J 16インチ +46

タイヤ           前後 ネオバ AD08   215-45-16
 
内圧           F:2.7 R:2.9 (温間)

ホイールスペーサー  F 10mm  R なし

リヤスタビ        TMトーションビーム & 38φスタビ
 
スプリング        F:65-07-600   R:60-06-700

ダンパー 減衰     F:MAX 5戻し    R:MAX 8戻し 

ブレーキパッド       F 04M  R 88B 

車高            F 603 R 585 (フェンダーアーチ ~ 地面)

トー             F  OUT 0:15   R    0:00

キャンバー        F  5.8度   R  並盛  

 

といった感じでした。

 

 

走り始めて、思ったことは、オーバーステアが強い・・・・・。

特に、1コーナーの先と、B3 コーナーの中で強い・・・・・・。

 

 

ということで、リアのキャンバー変更。

 

 

キャンバーシムを

並盛  →  大盛り

 

 

にしました。

 

 

 

すると、

オーバーステアは、ピタリと収まり、ラップタイムも上がりました。ハイ。

 

A1 B3 C2  ルートの場合は、やっぱ、大盛り の方が、マッチングしますね。

 

 

 

 

まぁ~、その他の箇所は、大きな問題になるような部分もなく、

開発テスト(とある物の比較)と、いうこともあり、持ち込み状態を KEEP しました。

 

 

 

また、今回の持込みSET では、縁石は利用できません・・・・。

1コーナーのイン側も、B3コーナーの出口イン側(左の縁石)も、

ノータッチで走らないと、タイムが出ませんでした。

 

 

もう少し(あと30%ぐらい)、スプリングがソフトなら、

ガッツリとイン側の縁石を使用したラインになるかと思われますが、

F 600(10.7k)   R 700(12.5k)  では、やはり、縁石に弾かれてしまいますね。

 

 

 

明日は、動画付きで、ドラテク編を解説します!

 

 

 

 

 

 

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BILLION
ワンメイクドライブレッスン in FSW エントリー開始です!

2010年10月18日(月)

9月に集中豪雨によって、半日となってしまった、

ワンメイクドライブレッスン SUZUKI SWIFT Circuit Day !

 

前回の参加者と、田中にとっては、「リベンジ」 となる、

次回開催のエントリーが、スタートしました。

 

 

日程は、11/20(土) 場所は、FSW ショートコース です。

 

 

今回は、週末の開催にもかかわらず、

みなさんに、ジックリと走っていただきたく、

参加台数を 「36台」 としましたので、

少々、お早めにエントリーいただいた方が、

間違いないように思います。

(先着36台で、エントリー締め切りとなりますので、ご注意下さい)

 

 

ワンメイクドライブレッスン SUZUKI SWIFT Circuit Day の詳細は、

午前中、コースを区切って、徹底的に、ドラテクトレーニングを行い、

午後からは、そのドラテクを生かして、タイムアタックを行っていただきます。

 

 

もちろん、コース上は、スイフト のワンメイク ですので、

通常の走行会のように、

ターボカーに、ありえないスピード差で抜かれることもありません。

 

 

安全に、落ち着いて、そして、集中した中で、

ドラテク と、ジックリ向き合える1日です。

 

サーキットが、まったく初めての方も、エキスパートの方も、

各々の目的に合わせて、ガッツリと、トレーニングしていただける、

それが、ワンメイクドライブレッスン SUZUKI SWIFT Circuit Day なのです。

 

 

また、今回は、FSW のコースの都合により、

1コーナーは、真っ直ぐ行って、直角に左へ曲がる、「A2」ルートが使えず、

S字コーナーとなる 「A1」ルート となります。

 

 

その理由は・・・・・・・・・・、

前回の集中豪雨の傷跡が、いまだ残っているためです・・・・・・・・。

 

でも、大丈夫。 少々、コースに制約はありますが、

楽しく、ドラテクが向上できるように、

全開で田中が全メニューを組み立てますから。

 

 

さぁ~、リベンジの方も、初参戦の方も、11/20(土)は、

FSW にて開催される、

ワンメイクドライブレッスン SUZUKI SWIFT Circuit Day 

みなさんのエントリー お待ちしておりま~す!!

 

エントリーは、こちらから。

 

 

 

BILLION
ワンメイク ドライブレッスン 詳細決定!

2010年08月28日(土)

あと、2週間足らずで、

今年、最初のドラテクライヴ、

「ワンメイク ドライブレッスン」 ですよね~。

 

 

 

p1250411

(写真は、FTRS のものです)

 

 

 

先日のFSW 訪問で、

最終打ち合わせを行い、

決まりましたよ~、全メニューが。

 

 

ということで、今日は、

9/8 に、FSW で開催される、

「ワンメイク ドライブレッスン」 の

内容をご紹介しましょう。

 

 

まず、受付を済ませると、

ドライバーミーティング で、

初めてでも、安全に、快適に、

一日を楽しむための 注意事項等の

レクチャーがあり、

 

それが終わると、

「サーキット ドライブ」 なるカリキュラム。

 

これは、コースを 40km/h ぐらいで、

ドライブ するのですが、

ここで、コースのレイアウトを把握し、

緊張を和らげます。

(このセッションは、ヘルメットなしです!)

 

 

そして、トレーニングの解説、

デモ走行の見学の後、

いよいよ、トレーニングスタート!

 

 

トレーニングは、2種類あり、

ブルブレーキングの練習、

シフトダウンの練習、

限定したコーナーリングの練習等を

効率よく、そして、心拍が必要以上に

上がらないように、コースを区切って、

行います。

 

ここで、午前中は、終了。

 

 

それから、みんなで、

メインコースにある、レストラン折鶴に移動。

 

 

ここで、あったかご飯の

美味しい昼食を食べて、

食後は、F1も走った、メインコースで

体験走行。

 

 

もちろん、レーシングスピードではないので、

同伴者も同乗OK!

ヘルメットも必要ありません!!

 

 

でもって、ショートコースに戻って、

フリー走行用のドライバーミーティングを行い、

 

まずは、先導走行。

 

そして、フリー走行へと続きます。

 

 

フリー走行は、合計3回ありますが、

その3回目は、コースを変更。

 

もちろん、

TMデモカーの同乗走行も、

やりますよ~。

(抽選になっちゃいますが・・・)

 

 

それに・・・、

これらの、走行が、ぜ~んぶ終了してから、

田中のドラテク講座となります。

 

 

と、まぁ~、超 盛りだくさんな、

企画となりました。ハイ。

 

 

これで、参加料が、

¥20,000! 

田中は、安いと思いますね~~。

 

オマケに、レッスン後にFSW の

コースライセンスを取られる方は、

ライセンス講習が免除となり、

FISCOライセンスの取得価格から、

10,000円が、割引されるんです。

 

さすが、FSW !

かなりの大盤振る舞い!!

 

すご~く、楽しそうなイベントに

なると思いますので、

今から、とっても楽しみな田中なのです!

 

 

ちなみに、ほんの少しだけ、

まだ空きがあるようですよ!

 

詳しくは、こちらを!!

BILLION
いよいよ、募集開始です! 

2010年06月16日(水)

以前お知らせした、

第二回ドラテクライヴ の募集が始まりました!

 

 

 

イベントのネーミングは、

 

ワンメイク ドライビングレッスン

SUZUKI SWIFT CIRCUIT DAY

 

 

 となりましたが、

田中がすべてを仕切りますので、

ドラテクライヴ のような感じになると思います。間違いなく。

 

 

また、ウィーク デー ということから、

募集台数は、36台と、少々 少なめですが、

その分、集中して、みなさんのドライビング向上の

お手伝いが出来るかと思います。ハイ。

 

 

お値段も、手頃だし、

特典も、盛りだくさん。

 

内容から考えて、

かなりお得なイベントではないかと、田中は思います。

 

(だって、食事付きで、メインコースも体験試乗できるんですからね・・・・)

 

 

おそらく、かなり早めに、

定員になるような気がしますので、

日程がOKの方、

ちょうどそのタイミングに、

体調不良で会社をお休みしそうな方?

 

早めに、エントリー下さいね。

 

 

 

エントリーは、こちら。

 

(TOPページからも、ランダム表記されています)

 

 

 

みなさんと、ドラテクの話を

いっぱいできること、楽しみにしています!

 

 

 
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