OPENデフ専用オイル
3BILLION OILS 「FF-315」 ミッションオイルの 詳細解説! ③

2014年01月20日(月)

 

BILLION OILS の詳細解説。

 

 

第二弾は、

FF OPEN デフ 専用 ミッションオイル 「FF-315」 です。

 

 

 

みなさん、ご存知のように 「OPEN デフ」 とは、

LSD 機能を持たない (デフの構造内に、機械式 LSD のような ディスク を持たない)

デフ (デファレンシャルギヤ) の総称で、

FF 車両の場合 「純正デフ」 のほとんどが、この 「OPEN デフ」 タイプとなります。

 

 

 

その 「OPEN デフ」 に完全対応した ミッションオイルが、

「FF-315」 となり、

 

 

 

 

広告文を ご紹介 しますと・・・・・・、

 

 

 

 

 

BILLION OILS FF-315 は、純正デフ (OPEN デフ) にて、

「サーキットや、ワインディング での スポーツドライビング 楽しみたい!」 とういう

FF 車両ユーザー に完全対応する FF OPEN デフ 専用の スポーツ ミッションオイル です。

 

開発に着手した最大の理由は、高温、高負荷の状況下で、

スポーツドライビングを楽しむ場合、安心して使用できる FF専用 ミッションオイル は、

ほとんどが、LSD 対応品となってしまう点です。

 

しかし、機械式 LSD に使用する ミッションオイル と、OPEN デフ に使用する

ミッションオイル では、オイル に求められる ニーズ が一部違います。

ミッションオイルに求められる性能

21

 

※ 摩擦調整剤グループ1 と 2 は数種類の添加剤で構成されており、

グループ2 に、高価な添加剤が使用されるケースが多くなります。

 

 

 

まず、ギヤ/シンクロの保護 および、シンクロの同期に関しては、

機械式 LSD および、OPEN デフ ともに、極圧性・耐摩耗性に優れ、

どんな状況でも強固な油膜を維持する ミッションオイル が、必要不可欠となります。

(この部分は、LSD / OPEN 共通でクォリティが必要な部分です!)

 

 

 

しかし、機械式 LSD オイル の 「キモ」 となり、コスト にも大きく影響している

LSD ディスク 間の潤滑を行うために添加されている 摩擦調整剤グループ2 は、

ディスク を持たない、OPEN デフ の構造には、必要ありません。

 

 

 

そこで、BILLION OILS FF-315では、機械式 LSD ディスク に対応する

高価な 摩擦調整剤グループ2 を排除し、OPEN デフにとって、もっとも必要な

ピニオンギヤ 部の潤滑性能と、ミッション 部の ギヤ および シンクロ の保護へ

徹底的に的を絞った ベースオイル および、添加剤構成としました。

 

 

 

もちろん、温度が変化しても、粘度が大きく変化しない テクノロジーが

注入されていますので、高温、高負荷のスポーツドライビングにおいても、

そして、ミッションオイルの温度が低いエンジン始動直後の状況でも、

引っかかりのない的確なシフトフィールを実現します。

 

 

また、高温耐久性にも優れており、劣化スピードが穏やかですので、

一般的なミッションオイルと、同等以上のライフを確保しています。

BILLION OILS FF-315 スペック

 

動粘度40℃   114.5

動粘度100℃  16.43

粘度指数     155

粘度      80w-90

部分合成油

API   GL-5

ベースオイル

 

グループIII + エステル油

添加剤

SPパッケージ リン、硫黄を中心とし、極圧性の向上をメインとした添加剤群です。

MT用添加剤 静摩擦係数が低い=かみ合いがスムーズ、2段入り防止

動摩擦係数が高い=同期が速やかに行われる摩擦係数安定剤

(低温~高温まで、シフトの入りを変化させない)

清浄分散剤 金属型および耐熱仕様の無灰型分散剤を使用しています。

(スラッジや、各種添加剤を均一にオイル内に分散させます)

 

 

 

 

 

 

また、FF-315 も、イベントをはじめ、多くのみなさんに、

開発にご協力をいただきました。

 

この場をお借りして、お礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

 

 

開発時に、なぜ、ミッションオイル が、冷蔵庫から出てきたか、

これで、ご理解できたかと思われます・・・・・・(笑)

 

そうです、低温域での ギヤ の入りを 試したいことから、

ギンギン に冷やした状態で、テスト を行っていたのであります。ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

ということで、「FF-315」 は、

 

低温から、超高温 まで、ミッション の入りに フォーカス を合わせた、

FF OPEN デフ 専用 の スポーツ ミッションオイル となり、

 

 

もちろん、FF OPEN デフ の車両であれば、

すべての車種に、ご使用いただくことが可能となります。

 

 

 

 

そして、気になる お値段は、

 

 


5,000円(税抜)/2L
5,250円(税込)

 

 

となり、こちらの在庫も すでにございます。ハイ。

 

 

 

 

 

 

また、出荷単位も、1本より、可能ですので、

 

 

全国の FF OPEN デフ  ユーザーのみなさん!

弊社、代理店のみなさん!!

そして、販売店のみなさん!!!

 

 

 

いままで、ありそうで、なかった、

FF OPEN デフ 専用 スポーツタイプ の ミッションオイル!

 

どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

13

機械式LSD専用オイル
BILLION OILS 「FF-730」 ミッションオイルの 詳細解説!②

2014年01月18日(土)

billion_oils_ff73022

 

 

さぁ~、本日は、

BILLION OILS 「FF-730」 ミッションオイル 詳細解説!  第2回 です。

 

 

 

今回は、スペックに関して、説明 したいと思いますが、

その前に、「チャタリング」 に関するお話を 少々。

化学合成油とチャタリング

 

サーキット 走行をはじめ スポーツドライビング に 使用される エンジンオイル は、

性能面で メリット が多い 「化学合成油」 が大多数です。

しかし、FF の ミッションオイル では、「鉱物油」 が使用される ケース も多く、

特に、機械式 LSD 装着車は、かなりの確率で 「鉱物油」 が使用されています。

 

もちろん、ミッションオイル においても、 ライフ をはじめ、潤滑性能、高温安定性等、

随所に 「化学合成油」 のメリット が存在していますが、何よりも懸念されている理由は、

ストリート 走行にて発生する 「チャタリング音」 です。

 

FF の場合、機械式 LSD を装着すると、両輪に強力な トラクション が与えられた状態で、

操舵することが加わります。この状況で、LSD が ロック する時の衝撃や振動により、

「チャタリング音」 が発生すると、ステアリングフィール は大きく悪化してしまいます。

 

また、「チャタリング音」 = LSD の効きが唐突 ということになりますので、

スポーツドライビングにおける コーナリング性能 も、大きくスポイルされてしまいます。

 

 

 

 

 

ここで、ミッションオイル における 「鉱物油」 と、「化学合成油」 の一般的な、

メリット/デメリット を整理すると、

「鉱物油」

 

メリット   チャタリングが発生しにくい

LSD の ロック が スムーズ(衝撃、振動が少なく、優しく ロック がする)

価格がリーズナブル

 

デメリット  高温域では、粘度低下により油膜が弱くなる

化学合成油と比較すると、ライフ が短い

低温粘度が高く、低温時に ミッション の入りが渋い

「化学合成油」

 

メリット   高温域にて、鉱物油より粘度低下が少ないため、安定した油膜を維持

鉱物油と比較するとライフ が長い。(酸化安定性に優れ、蒸発量が少ない)

低温流動性が鉱物油より良好。(低温時に ミッション の入りが スムーズ)

 

デメリット  チャタリングが発生しやすい

LSD のロック が急激で、衝撃、振動が発生しやすい

価格が鉱物油より高い

 

 

 

といった、内容となります。

(※上記の メリット・デメリット は、オイル の構成、粘度特性により多少変化します)

 

 

 

 

 

 

高価な 化学合成油 を投入したら、

「チャタリング音」 と、振動 (衝撃?) が凄くて、

鉱物油 ベースの ミッションオイルに戻した人、

きっと、たくさんいるように思いますね~、田中は・・・・・。

 

(まぁ~、田中も、そのうちの ひとり ですが・・・・・笑)

 

 

 

でも、この経験がなければ、化学合成油 による

FF 機械式 LSD ミッションオイル の開発は 行わなかったと思います・・・。

 

 

だって、高温耐久性に優れ、油膜も強い 化学合成油 なのに、

この 「チャリング音」 と、「唐突な効き」 によって、

まったく使えない のですから、やっぱ、何とかしたいですからね・・・・・。

 

 

 

 

そして、徹底的な解析と、開発により、

高温域でも、しっかり油膜を維持できる、化学合成油 でありながら、

「チャタリング音」 のない、田中渾身の ミッションオイルが 誕生したのであります!!

BILLION OILS FF-730 のスペック

 

我々の開発は、チャタリング 発生の メカニズム を明確にすることから スタート し、

いくつもの仮説を立て、ラボ(研究室)と、実車テスト により、これを解決できる

ベースオイル および粘度を選定。

 

そして、各種添加剤の種類と量をひとつひとつ トライ して、我々が目標とした

テーマ に、合わせ込みを行いました。

 

本来なら、我々と潤滑油の スペシャリスト により作り上げた BILLION OILS FF-730 の

成分詳細を明記し、各成分の機能を詳しく解説したいのですが、残念ながら成分の構成は、

製造工場との 「守秘義務」 により、すべてを公表することができません。

 

 

よって、公表可能な部分のみ、以下に抜粋します。

BILLION OILS FF-730 の基本性状

 

動粘度40℃   126.4

動粘度100℃  16.31

粘度指数     138

粘度      75W-90

100% 化学合成油

API   GL-5

ベースオイル

 

3種類の化学合成油を ブレンド しました。

ひとつは、合成炭化水素油 となりますが、あとの2種類は、公表ができません。

※ この ベースオイル の設定が、チャタリング の抑制に、大きく関与しています。

添加剤

 

LSD用添加剤    摩擦係数を安定させる添加剤です。

(温度、圧力により、大きく変化する摩擦係数を安定させる)

 

SP パッケージ    リン、硫黄 を中心とし、極圧性の向上を メイン とした添加剤群です。

 

MT 用 添加剤   摩擦係数安定剤 

(低温~高温 まで、シフト の入りを変化させない)

 

清浄分散剤     金属型および耐熱仕様の無灰型分散剤を使用しています。

(スラッジ や、各種添加剤を均一に オイル 内に分散させます)

 

特殊添加剤 A   金属表面に、すばやく厚い反応膜を作り潤滑。

また、この スペース に摩擦係数を安定させる添加剤を取り込み、

ディスク の摩擦係数を均一にし、リニア な LSD 特性を実現します。

 

 

※ 上記以外にも、数種類の添加剤が、使用されていますが、公表ができません。

 

 

 

 

となります。

 

 

 

 

 

 

本来であれば、佐藤さんが発した一言で、大きく開発が進んだ 開発秘話や、

(マジで、中島みゆき さんの 「地上の星」 が、聞こえてきましたね~)

 

使用した 材料の特性、機能、効能 の解説を行いたいのですが、

莫大なコストが発生していることから、製品の構成内容に関しては、

「極秘」 扱いとなってしまいました・・・・・・・・。

 

すいません・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

でも、田中が作りたかった

FF 機械式 LSD に完全適合した、テイストに関しては、

きっと、みなさんなら、理解していただけると信じております。ハイ。

 

 

 

 

そして、そして、

FAQ 方式にて、製品の詳細をご紹介しますと・・・・・、

特性解説(FAQ)

ライフ はどれぐらいでしょうか?

 

高温域でも、卓越した酸化安定性を誇る 化学合成油ベース となりますので、

ライフサイクル は長くなります。

弊社、開発テストにより、

サーキット 走行(30分) × 12セッション + ストリート走行3,000km にて、

使用油を分析しましたが、まだ、十分に使用できる状態でした(使用車両 スイフトZC31S)。

ベースオイル に、ポリマーは含まれていますか?

 

ノンポリマー 仕様となりますので、含まれておりません。

注入前に、よく振る等の注意はありますか?

 

各種添加剤の沈殿を抑制するためにも、注入前によく振ってご使用下さい。

低温域での ギア の入りは、悪くありませんか?

 

低温域での ギア の入りを考慮した粘度設定になっていますので、問題ありません。

(摂氏0度 にて、確認テストを行っています)

サーキット 等、高温域での ギア の入りは、悪くありませんか?

 

摩擦係数安定剤の活用、また高温でも十分な粘度を保持していますので、

サーキット での連続走行等、オイル の温度上昇により、ギア の入りが

悪くなることはありません。

※ 低温から高温まで、ギアの入りが良いことも、FF-730 の大きな メリット です。

対応できる温度は、何度ぐらいでしょうか?

 

150℃ が、ひとつの目処となります。

150℃ 越えると、添加剤(特に SPパッケージ )が、反応し過ぎて劣化が始まります。

(数々の テスト 結果から、FF車両の サーキット 走行における ミッションオイル の

温度は、通常100℃ 前後です)

シール 性に問題はありませんか?

 

ありません。通常の化学合成油と同じ レベル です。

シンクロ の磨耗は、早くないですか?

 

低温~高温まで、シンクロ(銅)を シッカリ 保護できる成分が、十分に添加

されていますので、極圧性 耐摩耗性 ともに、優れています。

チャタリング は、どれぐらい抑制できますか?

 

現在、チャタリング が、

発生していない場合  →  発生しません。

少し発生している場合  →  程度にもよりますが、発生しないと思われます。

発生している場合   →  少なくても、現行の50% 以下に抑制されます。

サーキット 走行後 チャタリング が、増えませんか?

 

サーキット 走行後、急激に チャタリング が増えるのは、オイル 本体が酸化により

ダメージを受けるか、「せん断」 により、粘度が低くなる場合です。

FF-730 は、強力な酸化安定性、ならびに、せん断安定性により、高温域での

連続使用後でも、チャタリング 発生を大幅に抑制します。

 

※ ご使用中に、チャタリング音 が、増える場合は、交換タイミングを意味します。

サーキット走行後 LSD の効きは、落ちませんか?

 

LSD の効きが落ちる理由は、LSDディスク の磨耗です。

FF-730 は、特殊添加剤の強力な反応膜で ディスク の磨耗を最小限に抑制し、

サーキット走行後 急激な LSD の効き低下を防止します。

 

 

 

 

 

 

いや~、壮大な 解説文 になってしまいました・・・・・・。

(お付き合いいただいたみなさん、ありがとうございます)

 

 

 

最後になりましたが、お値段は、

8,500円(税抜)/2L 8,925円(税込)

 

 

となり、在庫も すでにございます。ハイ。

 

 

 

 

 

 

また、出荷単位も、1本より、可能ですので、

 

 

全国の FF 機械式 LSD ユーザーのみなさん!

弊社、代理店のみなさん!!

そして、販売店のみなさん!!!

 

 

どうぞ、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

あっ! 今月末から、

FR の ミッションオイル & LSDオイル の開発がスタートします!!

(こちらも、乞うご期待です!)

 

 

 

 

 

 

 

以上、BILLION OILS FF-730 完全解説 でした!

 

 

 

 

12

機械式LSD専用オイル
BILLION OILS 「FF-730」 ミッションオイルの 詳細解説! ①

2014年01月17日(金)

billion_oils_ff73021

 

 

BILLION OILS の詳細解説。

 

 

記念すべき 第一弾は、

FF 機械式 LSD 専用 ミッションオイル 「FF-730」 です。

 

 

いや~、この ミッションオイル の開発には、

コンセプトの段階から、ホント 多くの 時間 を費やし、

膨大な 走行テスト を行いましたので、納得の出来上がりと なりましたよ~!

 

 

まず、製品のアウトラインは・・・・・・、

(以下、広告文章です)

 

 

BILLION OILS FF-730 は、

「曲げるために生まれた」 FF 機械式 LSD 専用 ミッションオイル です。

 

FF 車両において、機械式 LSD を装着する最大のメリットは、一番曲がって欲しい

部分である コーナー の クリッピングポイント 周辺で、LSDを リニア に ロック させ、

アンダーステア を抑制することです。

 

この LSD の ロック を、いかに ドライバー が、簡単に コントロール できるか、

そして、温度が上昇しても、この LSD の ロック に変化が生じないかを徹底的に

追求して誕生した ミッションオイル です。

 

 

FF 機械式 LSD専用 ミッションオイル を開発するにあたり、

我々が目標としたテーマは、

 

 

① 曲がるために必要な LSD の ロック を リニアにコントロール できること

② サーキット の連続走行において、効きが変化しないこと

③ ストリート 走行にて、「チャタリング」 が発生しない 化学合成油 であること

④ 継続的な使用にて、新油の性能が長期間継続すること(ロングライフ)

⑤ ギヤ、シンクロ、ベアリング、ディスク 等の構成部品を シッカリ 守れること

以上の5つです。

 

BILLION OILS FF-730 は、上記の ニーズ に完全対応させるため

潤滑油の スペシャリスト の手により、「コスト度外視」 という環境下にて

製造された FF 機械式 LSD 専用 ミッションオイル です。

 

リニア な ロック により、コーナー での アンダーステア を抑制し、ステアフィール

を大きく スポイル する チャタリング も防止。そして、高温耐久性にも優れる

すべての FF 機械式 LSD に適合する100%化学合成 の ミッションオイル です。

 

※ ミッドシップ 車両の 械式 LSD にも適合します。

※ ベベルギア使用の車両にも適合します。

 

 

といった感じにリます。

 

 

 

もちろん、FF-730 は、スイフト限定 ではなく、

FF 機械式 LSD 装着車 であれば、すべての車両に適合します。

(だって、内部構造は、同じですからね・・・!)

 

 

では、ドラテク を用いて、

この ミッションオイル を 詳しく解説しますと・・・・・、

 

 

 

FF 機械式 LSD ドラテク

ドラテク 的に、FF 機械式 LSD は、 「トラクションパーツ」 というより、

「曲げるために必要な コーナリングパーツ」 です。

 

減速を伴う コーナー では、止まる ブレーキ (減速区間) から、ブレーキ を

リリース しながら コーナー に進入し、旋回 (コーナリング) を行います。

 

もちろん、この進入区間では、LSD は、さほど強く効いておらず、

左右の タイヤ に回転差が発生している状況です(1way / 1.5way の場合)。

 

そして、クリッピングポイント 付近にて、ほんの少し アクセル に足が乗った

瞬間から、LSD は、徐々に ロック (左右の回転差がなくなる状態) をはじめます。

 

この ロック がはじまってから、完全に ロック するまでの間に、どのように ロック

していくかにより、クリッピングポイント 付近にて、曲がるか、曲がらないかが決まります。

(セットアップ された LSDでは、この ロック により大きく アンダーステア が抑制されます)

 

 

 

では、どのように ロック する LSD が、一番、曲がってくれるのでしょうか?

 

 

 

それは、アクセル に足を乗せた瞬間、「ガツン」 と ロック するのではなく、

優しく ロック がはじまり、その後は、アクセル 開度に応じて LSD の ロック 率が

リニア に反応してくれることが理想です。また、ドライバー が、アクセル を踏む量で、

ロック 率を コントロール できると、LSD は、FF 車両の コーナリング にとって、

大きな武器となるのです。

 

 

もちろん、アクセル に足を乗せた瞬間、急激に ロック したり、アクセル を少し

踏み込んだ瞬間に、唐突に ロック するようでは、なかなか 「曲げる武器」 として、

LSD が活用できず、この ピーキー な特性は、アンダーステア を誘発する結果と

なってします。

 

 

反対に、ロック が マイルド 過ぎる場合や、ロック した後に、エンジンパワー や

タイヤ の グリップ に負けて、LSD の ディスク が滑る場合も、曲がる道具としては

活用できません。

 

 

 

 

11

 

 

また、この完全に ロック するまでの間に、どのように ロック していくか?

 

というのは、機械式 LSD の セットアップ (イニシャルトルク & カム角) と、

アクセル 開度により、決まる部分です。しかし、ミッションオイル の特性

によっても、急激に ロック する タイプ もあれば、マイルド に ロック する

タイプ も、そして リニア に ロック する タイプ もあるのです。

 

 

リニア に LSD を ロック させるには、アクセル により、LSD 内の ディスク が

徐々に押し付けられる状況下で、各々の ディスク が、同じ摩擦抵抗になることが、

とても重要です。そして、そのためには、LSD 内の ディスク が、均一に潤滑され、

摩擦抵抗がそろっている状況だからこそ、アクセル 開度によって リニア に

LSD の ロック 率が反応するのです。

 

 

このように、機械式LSD にとって、ミッションオイル の特性は、ドラテク 的にも、

とても重要な役割を担っているのです。

 

 

いや~、とっても深いですが、ご理解いただけましたでしょうか?

 

要するに、FF 機械式 LSD にとって、ロックが はじまる部分 で、

曲がるか、曲がらないか が、決まるといっても、過言ではなく、

BILLION OILS 「FF-730」 は、

この部分のコントロール性を 何よりも優先した 仕様となっているのです。

 

 

だって、FF ドラテクの 「キモ中のキモ」 ですからね~。

 

 

と、言葉で書くのはカンタンですが、

 

ここまで、的を絞って、

ドラテクに直結する ミッションオイル を 妥協することなく作るには、

ベースオイルのこと

添加剤のこと、

チャタリングが発生する原因のこと、

温度による油膜の変化のこと、

ディスクの摩擦抵抗の均一化のこと 等々、

勉強し、テストし、ひとつひとつ 実証したわけですから、

開発は本当に大変でした・・・・・・・・・。

 

 

また、FF-730 の開発には、

たくさんのみなさんにも、開発のお手伝いを お願いしました。

 

この場をお借りしまして、お礼申し上げます。

ありがとうございました!!

では、次回は、

BILLION OILS 「FF-730」 の スペックに関して、説明しますね!!

 

 

 

つづく!

BILLION
BILLION OILS デビュー!

2014年01月16日(木)

 

TOKYO オートサロン 2014 にて、

リリースとなりました BILLION OILS シリーズ。

 

 

 

田中が、欲しいと思う性能と、重要と思う性能を

お金に糸目を付けず、レース界 御用達の 潤滑スペシャリスト に、

具現化 してもらった油脂類 の 数々。

 

 

 

今日から、数回に分けて、各油脂類の詳しい解説を

行いたいと思っておりますが、

 

まず、本日は、BILLION OILS の ポリシー を ご紹介したいと思います。

 

 

(以下、広告文章です)

 

 

 

 

冷却の BILLION が提案する BILLION OILS の オイル & グリース は、

スポーツドライビング に完全対応した抜群の信頼性を発揮するだけではなく、

「ドライバビリティに優れていること」 それが、最大の特徴です。

 

ドライバビリティ と オイル & グリース の性能とは、

直接 リンク しないように思われがちですが、

 

優れた オイル & グリース は、エンジン、ミッション、ドライブシャフト 等、

潤滑系の トラブル を未然に防ぐと同時に、

ドライバー から、「壊れるという恐怖心」 を払拭します。

 

 

結果、通常の走行以上に集中力を要する スポーツドライビング でも、

壊れる不安がない状況で、ドライビング に集中することが可能となり、

大きく ドライバビリティ は、向上するのです。

「壊れる不安がないから、攻めることができる!!」

 

 

この卓越した信頼性を得るために、

レース界御用達である 「潤滑油の スペシャリスト」 との コラボレーション により

最先端の潤滑 テクノロジー を投入して誕生した、BILLION OILS シリーズ。

 

すべては、ドライバー が、攻め続けることを可能とする

「究極のドライバビリティ」 を実現するために!

 

 

 

 

といった感じとなります。

(短い文章ですが、言いたいことが、バッチリ 詰まっています!!)

 

 

 

 

 

 

また、キャッチコピー に使用した

 

 

1

 

 

2

 

 

は、「油膜を断たない」 という意味合いで、使用しました。

 

 

 

 

 

 

ちなみにですが、「油断」 の語源は・・・・・、


【油断の語源】

京都 比叡山延暦寺 には、天台宗を開いた 最澄(さいちょう)の時代から、1200年もの間、

途絶えたことのない伝説の灯りがあります。「不滅の法灯(ほうとう)」と呼ばれる この仏前に

供える灯りは、毎日、昼も夜も欠かすことなく 「菜種油」 を 注ぎ足し続けた、僧侶達により

守り続けられてきました。もし見廻りを怠り、一瞬でも油を断ってしまえば、いままで灯り続

けた炎が消えてしまうことから、「油断」 の語源のひとつとなったようです。

 

 

 

 

いや~、日本語ってカッコいいですよね。

 

 

 

「油断」 の語源は、諸説あるようですが、

上記の話は、田中が観光で訪れた 比叡山延暦寺で、

実際に、僧侶から、お聞きした話なんですよね~。

 

(聞いた瞬間、鳥肌が立ってしまいました・・・・・・)

 

 

 

 

 

「攻め」 か、「守り」 かと聞かれれば、

「守り」 に特化した、BILLION OILS の油脂類。

 

 

だって、「攻める」 のは ドライバーの 「楽しみ」 なんですから、

油脂類は、その分まで、シッカリ 守らないとね、やっぱり!

 

 

ドライバーの気持ちをシッカリ理解し、

ドライバーが、攻め続けることを可能とする、

「究極のドライバビリティ」 を ぜひ、味わってみてください!

 

 

 

 

 

つづく!

 

 

 

3

TM-SQUARE
ZC32S TM フロントバンパー のお話。

2014年01月15日(水)

 

今回の オートサロン で、

みなさん から、一番多く言われたこと、

それは・・・・・・、

 

 

「32 のフロントバンパー って、実物はスゴ~く、カッコいいんですね~!」


ということでした。

 

 

 

みなさんのお話を よ~く、お聞きすると、

なんと・・・・、大多数の方が、

 

 

写真だと、もっと、 「のべ~ッ」 とした感じに 見えました!

という ご意見だったのであリます。

 

 

正直、開発段階から、ドップリと

この形状を 見続けている 我々には、

まったく想像できなかった 見解・・・・・、なのではありますが、

もしかして、こういうことではないかと、思われます。

 

 

 

まず、下の写真を見てください。

 

 

 

 

 

115

 

 

29

 

 

 

 

この写真は、田中が以前にブログにて使用した ものなのですが、

注目していただきたいのは、

カナードが存在する フロントバンパーのコーナー部。

 

 

 

 

36

 

 

42

 

 

 

 

実際、この部分は、

かな~り、「エグレた」 形状になっているのですが、

写真の解像度、明るさ(明る過ぎる?)から、

この 「エグレ」 をうまくお伝えすることできず、

どうしても、平面的に 「のべ~ッ」 とした感じに、見えてしまっていたようです。

 

 

 

でも・・・・・、

空力的に、ダウンフォースを出すには、

この部分の 「エグレ」 が、とても重要となることから、

(今度ジックリ解説しますね!)

 

 

TM の フロントバンパーは、この部分を ガッツリと、彫り込んでいるのです。

 

 

どれぐらい、彫り込んでいるか、

違うカットでお見せしますと・・・・・・、

 

 

 

 

 

53

 

 

63

 

 

 

 

いかがでしょう?

 

ZONE のステッカーから下の部分は、

かなり、ガッツリ 彫り込まれた 状態で、

カナード形状 の 造形物 が、装着されているのであります。

 

 

また、田中が一番大好きなアングルで、見ていただくと、

この部分の 「エグレ」 は、一目瞭然 ですよね~!

 

 

 

 

 

73

 

 

 

 

 

ちなみに、この カナード形状の 造形物 は、

塗り分けにより、かなり、薄く見えますが・・・・・、

 

 

 

 

 

83

 

 

 

 

じつは、シッカリ 厚みがありますので、

強度的にも、ルール的にも、問題ありません!!

 

 

 

 

 

91

(このカットでも、彫り込まれているのがわかりますよね~)

 

 

 

ということで、造形物は、

やっぱ、実物を見るのが、一番ですよね~。

(ちょっと、イメージが変わったでしょ??)

 

 

 

 

 

近々、各部の形状 と、ダウンフォース の関係を

バッチリ、解説しようと思っておりますので、お楽しみに!!

 

 

 

 

 

TM-SQUARE
説教大好き! 山路慎一 さんへ。

2014年01月13日(月)

 

 

 

 

一部、報道にて、

ご存知の方も多いと思いますが、

一昨日、山路慎一さん が、旅立ちました。

 

 

 

 

 

昨夜、慎ちゃん の自宅にて、

本人とも、会ってきましたが、「悲しくて、悲しくて・・・・・・」

 

(だって、何も言わないし・・・・・・・・・。)

 

 

 

慎ちゃん とは、

1991年 GrA (AE92 カローラ) にて、

チームメイト として出会いました。

 

 

レーシング ドライバー は、基本的に、

ドライバー同士 「つるむ」 ことが、少ないのですが、

(まぁ~、いつも戦っているわけですからね・・・・・・・)

 

 

 

慎ちゃん とは、年齢も、近く、

気の合う 数少ない レーシング ドライバー の中でも、

一番仲の良い 友人でした。

 

 

 

 

 

 

 

曲がったことが大嫌いで、

どんなことでも、すぐに 「説教」 がはじまる

困った キャラクター の持ち主ですが、

本当は、思いやりのある とっても、「熱い男」。

 

 

 

 

そんな、慎ちゃん と、田中 の 一番の思い出は、

やっぱり、 FTRS (フォーミュラ トヨタ レーシング スクール) です。

 

 

 

毎年、15日間ぐらい、

北海道の 十勝スピードウェイ にて開催される この イベント に、

慎ちゃん と、田中 は、講師として参加。

 

 

 

 

慎ちゃん の 熱~く、 そして、厳しい お説教 は、

スクール生 に、恐れられ、

(人間として、当然? の ことができない場合、スイッチが入るらしい・・・・・)

 

関係者からは、

山路 ヨッ○スクール とまで、呼ばれていました・・・・・・・・。

 

 

 

まぁ~、慎ちゃん と言えば、

子供の頃から 「筋金入りのワル」 ですから・・・、

少々、行儀の悪い? スクール生 がやって来ても、まったく 問題なし! (笑)

(でないと、タケヤリ なんて、呼ばれませんから・・・・・・)

 

 

 

そして、レーシング スクール なのに、

終了後、ご両親から お礼の連絡があるぐらい、

(オイオイ・・・、何を矯正したんだ・・・・・)

とにかく、「熱い男」 だったのであります。

 

 

 

 

また、慎ちゃん の 武勇伝の中でも 

特に有名なのは、1998年の あの 消火活動 ですね。

 

 

 

このレースには、田中も スープラ(GT500) で、出場しており、

予選でトラブルがあったことから、

スタート直後、ちょうど、クラッシュ車両の近くを 走っていました。

 

 

 

すると・・・、強烈なスピードで、火の玉のような塊が、

左から右に コースを横切る光景が、バックミラー越しに

ハッキリと、見えました・・・・・。

 

 

 

 

レースは中断。

 

 

 

 

ピットに戻った 田中は、

慎ちゃん が、燃えているクルマの中から、

ドライバーを助けだしたこと、後で知りました。

 

 

 

 

レースが中断になる ということが、まだ、わからない状況 で、

瞬時に、自らの判断で、レース の リザルト を捨て、

人命救助に向かった 慎ちゃん ・・・・・。

 

 

 

 

レーシングドライバー として、

そして、ひとりの人間として、最高に、男前だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも・・・・・・、

その後、病魔に冒され、手術した後は、

どんどん 痩せ細って、

腹水で、お腹が パンパン になった 慎ちゃん・・・・・。

 

 

 

 

 

 

正直、もうダメなのか・・・・? って思ったよ。

 

 

 

 

 

しかし!! 新薬により、驚異的な復活を果たし、

レースにも戻ってきた 慎ちゃん・・・・。

(あの状況から、GTに、カムバック するなんて、いまだに信じられない・・・・・)

 

 

 

 

 

 

それから、結婚して、

犬と一緒に、幸せそうに暮らしてた 慎ちゃん・・・・・。

 

 

 

ゴルフも、よく一緒に行ったよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、昨年の夏から、

また、体調を崩した 慎ちゃん・・・・・・・。

 

 

 

 

 

田中は、あの復活劇を見ているので、

きっと、また、復活できると思ってた・・・・・・。

 

 

 

 

 

なのに、会うたびに、

どんどん、状況は、厳しくなって・・・・・・・、

 

 

 

 

今年になってからは、ホント強烈だったよね・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

でもね・・・・、

不謹慎かもしれないけれど、

オレは、ちょっと、ホッとしてるよ・・・・、慎ちゃん。

 

 

 

 

 

だって、痛みと・・・、戦ってる 慎ちゃん 

本当に、辛そうだったから・・・・・・・・・。

 

 

 

 

もう、慎ちゃん と、一緒に、ゴルフできないのは、寂しいけれど、

慎ちゃん の 説教 を聞けないのは、寂しいけれど、

オレは、慎ちゃん と出会えて、良かった・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

「番外編 レーシーな人々 ①」

 

招かざる客・・・、二人・・・。

 

山路慎一 参上!

 

今日は、匠工房と、結婚式!

 

 

 

 

 

 

 

 

(ゴルフ 楽しかったなぁ~!)

 

 

 

(田中家での食事!)

 

 

(慎ちゃん の 結婚式!)

 

 

(関谷先輩 の 銀婚式!)

 

 

(田中のイベントには、よく顔を出してくれたよね!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慎ちゃん ありがとう!

ホント ありがとう!!

 

 

 

 

 

 

オレは、慎ちゃん の分まで、長生きする からね!!

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

TM-SQUARE
そして田中は、ダウンフォース な 1日 でした・・・・。

2014年01月09日(木)

 

 

 

 

 

 

設営隊が、幕張で頑張っている中、

本日、田中は、何をしていたかと申しますと・・・・、

 

 

 

 

 

ボディワーク (ZC32S用) の ダウンフォース に関する

文章を作っておりました・・・・。

(そうです! TM の WEB サイトです!!)

 

 

 

 

 

内容は・・・・・・、ちょ~ マニアック!(笑)

だって、目に見えないものを解説するのですから、

マニアック に、なっちゃいますよね~。

 

 

 

 

 

 

また、プロカメラマン に撮っていただいた

解説に使用する写真の中で、

 

 

 

 

田中が一番好きなのは、このカット なのであります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た瞬間に、

強烈な ダウンフォース を イメージ できる この形状・・・・・・。

 

 

 

 

 

いや~、ホレボレ するぐらい、

そして、ため息が出るぐらい、カッコいい・・・・・・・・・・・。

 

 

 

(TM ボディワークの テイスト全開ですよね~)

 

 

 

 

でね・・・、

なぜ、弊社の ボディワーク は、

スタイル や ビジュアル ではなく、

これほどまでに、ダウンフォース に、こだわり を持つのか・・・・・? 

 

 

 

 

って、思ったことありませんか?

 

 

 

 

 

じつは、田中が現役の頃、

 

 

 

 

 

某自動車メーカー (GT500) の

空力開発を行っていたんですよ・・・・・。

 

だから、毎年、7~10日間、

北海道にある 某テストコースにて、

毎日 300km/h で、6時間 といった感じの テストを行っていたのであります。

(今のマッタリした生活からは、ちょっと、考えられないですよね~)

 

 

 

 

 

 

 

それも、10年間も・・・・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

だから、ダウンフォース は、マジで超得意分野であり、

どこをどうすれば、ダウンフォースが出る という

ノウハウ的にも、かなり自信がある部分なのであります。ハイ。

(まぁ~、空力開発だけで、あれだけ走っていればねぇ・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、「ダウンフォース」 とは、

「クルマを地面に押し付ける力」 ですので、

 

あればあるほど、タイヤはグリップし、

安定して、そして、カンタンに、速く走れるようになります。

(でないと、レーシングカーの あのコーナリングスピードは、成立しませんからね・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その ダウンフォースが大好きな田中が、

某レース関係者と、ガッツリ タッグ を組んで、作り上げたのが、

TM-SQUARE ZC32S の ボディワーク なのであります。

 

 

 

 

 

 

ですから・・・・、

ダウンフォース 未経験の方でも、

乗った瞬間に、ダウンンフォースの恩恵を 感じ取っていただけますよ~。

 

 

 

 

だって、あの鈍感な、弊社、佐藤さんでも、

「70km/hで、確実に分かります!」 って、豪語していましたから!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、

明日からスタートする TOKYO オートサロン にて、

田中が提案する 「ダウンフォースの世界」 を

ジックリと、そして、ガッツリと、のぞきに来てください!

 

(すべての形状が、ダウンフォース に リンク していますので、

詳細は、現場にいる田中解説員まで!! 笑)

 

 

TM-SQUARE
打倒 田中ミノル だと ???

2013年12月11日(水)

 

 

 

 

 

スーパーバトル当日、

なんだか、とっても、面倒臭そうな お方が、

となりに ピット に陣取って・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

86 で、タイムアタックを はじめました。

 

 

 

 

(だから・・・・・、何も聞いてないから・・・・、さっさと、走ってくださいよ~。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、第一セッションが終了し、

田中のタイムを確認した瞬間、

なぜだか、となりのピットは、ザワつきはじめ・・・・・・、

 

 

 

 

 

横断幕と・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

果たし状 を セッティング・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

で、「果たし状」 を 読んでみると・・・・・、

 

 

 

「電話番号すり替え事件」 の詳細は、こちら!

 

 

 

 

 

 

いや~、ホント 困ったお方です・・・・・・・(笑)。

(だいたい、明智光秀なら、すぐに・・・・・・・大笑)

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、絶不調だった TM 号は、

TOM’S スピリット 号 に勝てるわけもなく、敗退・・・・・・。

(86って、3ナンバーだし、排気量も 違うのに・・・・・・・)

 

 

 

 

 

その後、藤田のやろーは、

いや、チャンプ 藤田さんは、

そっくり返って、自称 教え子の みんなと、記念撮影。

 

 

 

    蒲生  井口   藤田大先生    大嶋   番場(弟)

 

 

(みんな、ホントに何か教えてもらったの??)

 

 

 

 

 

しかし、まぁ~、ド派手な演出に、

かなり、にぎやかで、楽しい時間を過ごすことができましたね~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この演出の主謀者?は、

もちろん、トムス スピリット の 社長 アキラ さん!!

 

 

 

 

派手に サーキット復帰を祝っていただき、ありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

でも、だいたい、TOM’S スピリット と言えば、

泣く子も黙る? 86 の神様 が、いるのに・・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

藤田さん・・・・、

6秒台では、ちょっと・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

おまけに、1600cc のスイフトに勝って、

大喜びは、もっと、ちょっと・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

でも、まぁ~、

田中のサーキット復帰を みなさんで祝っていただけて、

本当はとっても嬉しかったことは、ナイショにしておこう・・・・・・・(笑)

 

 

TM-SQUARE
TM-SQUARE ZC32S ボディーワーク写真!

2013年12月07日(土)

 

 

 

では、お約束どおり、

スーパーバトル 2013 にて、お披露目となりました、

TM-SQUARE ZC32S ボディーワーク の写真をお見せしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

まずは、フロントから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(この角度、田中の大好物です!)

 

 

 

 

 

 

ZC32S は、セットアップが進めば、

「必ず、フロントのダウンフォースが不足する」 と、

 

今年の2月、はじめてサーキットを走って 強く感じましたので、

ガッツリ と、フロントのダウンフォースが発生する形状としました!

 

また、この形状ですから、

色の塗り分け方や、配色によって、

かなりイメージが違ってくるように思われますね~。

 

 

ちなみに、デモカーは、

 

グリル周辺  ガンメタ

カナード    ブラック

 

という塗り分けとしました。

 

 

 

※ カナード部をはじめ、バンパーは一体成型となります!

 

 

 

 

 

 

 

そして、サイドは・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(なんと! タイヤハウスとの間に、通路が!!)

 

 

 

 

 

そうです、今回製作したサイドステップは、

ダウンフォースを左右する フロントのタイヤハウス内の正圧を

効果的に後方に排出できるように、

 

スーパーGT をはじめとする 

レーシングカーに使用されている 手法を用いました。

(プチ ルーバー が、たまりませんよ~!)

 

また、サイドステップ上部は、純正品となり、

タイヤハウスへの通路を確保するため、

前方のみ カットして 使用しますので、コストダウンにも成功しました!

 

 

 

 

 

そして、そして、

問題の リア は、こんな感じなのであります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(この高さからの写真で、こんなにカッコいいクルマ、なかなか、ないと思いますね~!)

 

 

 

 

 

 

 

 

リアのコンセプトは、ストレートスピードの向上に、大きく関与する

風通しの良さを徹底的に追求してみました。

 

このスタイルには、

まぁ~、賛否両論あるかと思いますが、

機能を追い求め続けた ことによって たどり着いた 形状なのであります。

 

 

はじめは、「エッ~」 と思う方も、いらっしゃるかと思いますが、

3回見たら、もう、たまらなく なると思いますよ~!

 

 

田中の想像では、2年後には、きっと、時代が追いついて、

みなさんから、「一番カッコいい」 と言っていただけると、勝手に思っております。ハイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、TM-SQUARE ZC32S ボディーワーク写真

みなさん、いかがだったでしょうか?

 

(ぜひ、ご感想をお聞かせ下さい!!)

 

 

 

 

 

 

また、今回、掲載した写真は、田中カメラマンが撮影した写真となりますが、

同じ日に、プロのカメラマンさんにも、ガッツリ撮影いただきましたので、

DATA入手後、細部の空力解説とともに、また、ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

それから、みんカラのお友達 が、

走行中の写真をアップされています!!

かなり、カッコいいですよ~!!!

 

TM-SQUARE
スーパーバトル 2013 速報!

2013年12月06日(金)

 

 

 

 

 

 

 

本日は、快晴の TC2000 にて、

スーパーバトル 2013 が、開催されました!

 

 

 

 

今回のエントリーは、

な、なんと! 100台!!

(いや~、スゴイ人気ですよね~~)

 

 

 

 

 

ということで、ドラミ も、大渋滞・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、我らが TM-SQUARE が持ち込んだ、

ZC32S は、3セション すべてを走行し、多数のセットアップを試みました。

 

 

が・・・・・・、

エンジン の制御系のトラブルが、修復できず、

(変なもの装着するから・・・・・・・)

 

同じ ノーマル エンジン を使用した

スイフトの神様(もちろん、アールズさんです) や、

ディーランゲージさんに、まったく歯がたたず、

(1秒以上、離されている・・・・・・・・)

 

そればかりか、目標の7秒台にも、入れることができず、

まったく持って、イケていない、イベントとなってしまいました。

(本日の BEST は、1:08:2 でした)

 

 

 

 

 

入院で大幅に予定が・・・・・・とか、

予定していたエンジンが・・・・・とか、

 

タイムが出なかった言い訳は、「山」 のようにありますが、

 

 

 

 

 

 

 

 

間違いなく言えること、

 

それは・・・・・・、

 

田中ミノル の 「力不足」

 

 

 

 

 

 

その一言に、尽きると思います。

 

 

 

 

 

 

今回の 「負けた悔しさ」 を 絶対に忘れることなく、

シッカリ と 胸に、刻み込み、

 

 

 

 

 

そして、

 

 

 

 

 

 

「やられたら、やり返す!」

 

 

 

 

 

絶対に!

 

 

 

 

 

 

31/32 ともども、開発、頑張りたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

(イベントの詳細 & 32 の写真は、明日にアップします!)