TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー インプレッション! (ハイエース スーパーロング)

2015年03月05日(木)

約2週間前、

弊社、代理店さん経由で、

TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーを

ハイエース の スーパーロング に、適合確認を兼ねて、

装着いただけることになりました。

 

 

 

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作業いただいたのは、

名古屋の コクピット タカハシ さん です。

そして、先日、オーナー様より、レポートをいただきましたので、

ご紹介いたしますと・・・・・・・、

装着後1週間ですが、気づいた点などをご報告させていただきます。

【仕様】

2型スーパーロング2WD特装キャンパー

2インチローダウン

20インチアルミNT555(245-35-20)

クスコ製スタビライザー(前後)

リム製ハイパートーションバー(φ27)

玄武製RCジョイント、タイロッドエンド、スタビリンク、各ストッパー類

COXボディダンパー

減衰設定:250Kg積載推奨値

装着後即感じた事は、段差を降りたときに意外に柔らかいかなと思いきや

車体のふらつきがすぐ落着き今までに体感した事の無い不思議な感覚でした。

交差点では、明らかにステアリングを切る量が少なく、

4輪がしっかり地面についてる感覚で自然とアクセルONしてしまいました。

とにかく今までに味わったことのないとても素晴らしい出来栄えに感動しました。

縮側が素早く、伸び側がとてもゆっくりな感じで、

市販のミニバンを遥かに上回る乗り心地でした。

減衰の調整幅もはっきりしていて、現在はベストポジションを模索中です。

これほど変化するものとは想像してなかったので、

今では運転するのがとても楽しく、身体も車も若返った感じです。

周りのハイエーサー達に是非勧めていきたいと思います。

本当にありがとうございました。

これからもより良い商品づくりに頑張ってください。

微力ながらに応援させていただきます。

いや~、こんなに嬉しいコメントありません!!

こちらこそ、本当にありがとうございました!!!

これで、ハイエース の スーパーロング にも、

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパー が、

適合することも、確認できましたので、

オーナーのみなさん どうぞ、よろしくお願いします!!

レポートいただきました I 様

そして、装着いただきました コクピット タカハシ のみなさま、

ありがとうございました!

以上、嬉しくて、仕方がない 田中 のブログでした!!

PS

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー は、

全国の TM-SQUARE 製品 取扱店にて、販売しております。

弊社、代理店のみなさん

販売店のみなさん、どーぞよろしくお願いします!!

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TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー 適合確認  (4WD の巻き!) 

2014年10月02日(木)

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昨日、本日と、

とっても ハイエース な 日々を送っておりました。

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確認のポイントは、ズバリ!

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパーキット が、

4WD 車両にも装着でき、

田中が追い求めたパフォーマンスを発揮できるか!

といった部分なのであります。

で、佐藤さんと、ジックリ 挑んだのですが・・・・・・・、

(あっ、阿部ちゃんは、GT で、タイに行っちゃいました!)

ドラシャの角度が厳しくて・・・・・・、断念いたしました。

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やっぱ、4WD に装着するには、

少々 「ショートストローク 過ぎた」 ようです・・・・・・・。

乗り味も、「◎」 だったのに、残念・・・・・。

ということで、

今後、ハイエースダンパー プロジェクト が うまくいけば、

純正車高 専用品 と、4WD 専用品 を 作ろう! と、

心に誓った 適合確認だったのであります。ハイ。

ご協力いただきました、T 様

本当にありがとうございました!

 

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー いよいよ リリース!

2014年09月22日(月)

いや~、大変お待たせ いたしました。

 

いよいよ、

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース/レジアスエース)

ダンパー キット の リリース 準備が整いました。

 

 

先日のブログでも、お伝えしましたように、

お値段は、1台分で、

 

 

120,000円! (+税)

消費税 込みで、129,600円 となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、WEB ページ も、完成しております!

 

TM-SQUARE TRANSPORT WEB サイト

 

(すいません・・・・・・、TM-SQUARE WEB サイトのTOP ページからの

専用 入り口が、まだできておりません・・・・・・。)

 

 

製品に関しての お問い合わせには、

下記よりお願いいたします。

 

 

株式会社 ミノルインターナショナル

TEL    03-5706-1888 (月~金 9:00~19:00)

メール  mail@tm-square.com

 

 

でもって、もちろん、本製品は、

全国のTM-SQUARE 製品 お取扱店でも、販売を行っております!

 

 

全国の TM-SQUARE 製品 を お取り扱いいただいている

 

販売店の みなさん、

代理店の みなさん、

 

どーぞ、よろしく お願いいたします!!

 

 

 

ということで、

今回は、マッチングのお話と、製品保証のお話を

少々お伝えしたいと思います。ハイ。

 

 

まず、適応車種(マッチング済みの車両)は、

200系 ハイエース(レジアスエース) バン。

ナローボディ ONLY となります。

エンジンに関しましては、ガソリン & ディーゼル ともに、「◎」 です。

 

 

 

 

 

※ その後、ワイドボディー のマッチングも取れましたので、

以下の条件を満たしていると、200系 2WD 車両は、すべて、適合 となります!

(4WD 車両は、適合外となります)

 

 

 

また、TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーキットは、

ショートストロークタイプ となり、

車高、2インチ ダウン の車両、専用設計のダンパーとなります。

 

 

つきましては、

 

車高、2インチ ダウン の車両への装着は、 「◎」

 

純正車高の車両への装着は、 「×」

 

となりますので、ご注意ください!

※ 1.5インチダウン/1.8インチダウン の車両にも適合します。

 

 

もし、純正車高の車両に、

TM-SQUARE TRANSPORT のダンパーキットを装着されると、

乗り味、乗り心地 が、想定された状態に ならないばかりか、

(ゴツゴツと、かなり硬めのフィーリングとなります)

 

リバウンドストロークが不足して、大変危険 ですので、

必ず、フロント/リア ともに、車高 2インチ ダウンの車両に、ご使用ください。

 

 

 

そして、保証に関しては、

 

TM-SQUARE TRANSPORT ダンパーキットを使用中、

ダンパー本体から、オイル漏れや、ガス漏れ等が発生した場合、

下記の期間内ですと、無償にて、修理対応を行います。

 

 

商品出荷後 6ヶ月以内 (交換後の走行距離 10000km 未満に限る)

 

 

※ ダンパーに外傷がある場合、想定外の大きな入力跡がある場合は対応外となります。

※ 上記の保証対象期間以降は、有償でのご対応となります。

※ 仕様変更は行えません。

 

 

 

ということで、いよいよ、正式リリースとなりました、

TM-SQUARE TRANSPORT ダンパーキット。

 

全国の ハイエース乗り のみなさん!

ど~ぞ、よろしくお願いします!!

 

 

 

 

 

※ 入荷数は、あまり多くありませんが、

いまのところ、在庫 ◎ です!!

 

 

そして、開発ストーリーは、こちらから!

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT コンセプト!

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション①

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション②

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー①

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー②

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー③ (最終回)

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話!

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話! (その2)

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話! (その3)

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話! (その3)

2014年08月23日(土)

前回、開催した 月刊 「匠の日」

一番最後の お客様は・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

な、なんと! ASM 金山さん でした!!

(颯爽と、ハイエースから、登場!!)

 

 

そうなんです!

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) の

ダンパー モニター さんに、

ASM  さんのお客様である、ガソリン車 のハイエースオーナー様を

ご紹介いただいたのであります。ハイ。

 

 

でもって、装着は、

ASM さんの PIT にて、装着いただき、

詳しくは、こちらの ブログ で!

 

 

そのまま、「匠の日」 まで、お越しいただき、

田中試乗と、相成りました。

(ASM のみなさん、ありがとうございました)

 

 

 

 

 

 

 

田中の予想では、

ディーゼルより、エンジンのウエイトが軽いガソリン車では、

ほんの少し、硬めに感じるのかなぁ・・・・・・と、

思っていましたが、

試乗してみると・・・・、

 

 

 

 

(Photo by KANAYAMA さん)

 

 

 

「バッチリ ではありませんか!」

 

 

 

いや~、完璧なマッチングでございました。

(なんだか・・・、モニターさんのハイエースに

試乗するたびに、自信が確信に、変わるんですよね~)

 

 

 

また、今回の モニターさんは、

我々が開発を行った、トーションバー を

同時に交換されていることも、

高評価の要因に、なっていると思われます。

 

 

ということで、

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー は、

200系 の ナローボディ であれば、

ガソリン & ディーゼル とも、「◎」 のマッチングとなります!!

 

 

ちなみに、ハイエースオーナー様 からは、

「ハイエースとは思えない コーナリング・・・・・・・・・」 と、

お褒めの言葉をいただきました。ハイ。

 

 

そして、試乗後、フロントのバンプ側 ストロークを

少し、抑制したくなりましたので、

すでに、装着済みの ストロークストッパーに、カラーを入れ、微調整をして、

 

 

 

 

 

 

 

再び試乗すると、いや~、シビレましたね~!!

 

 

とまぁ~!

いままで、3名のモニター様 に、

TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー を

モニター装着いただきましたが、みなさんの表情を見ていると、

なんだか、ワクワク するんですよね~。

(すご~く ブレイクするような予感が・・・・・。

 

 

あくまでも、予感ですが・・・・・・笑)

 

 

 

 

高速道路での フワフワ した乗り心地が大きく抑制され、

 

乗り味的にも、決して硬くない・・・・・。

 

 

なのに、尋常じゃないぐらい、コーナーが速く走れる

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース専用 ダンパー。

 

 

 

モニターになっていただきました みなさん、

モニターさんをご紹介いただきました みなさん、

本当に、ありがとうございました!!

 

とにかく、リリースを急ぎたいと思います!

 

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー③ (最終回)

2014年08月05日(火)

ということで、今日のブログは、、

ハイエース ダンパー の 最終回。

 

 

いままで、4種類 の試作品を作り、

合わせ込みを行ったことで、

ハイエース独特の減衰特性が見えてまいりました。ハイ。

 

 

 

そして、いよいよ、今回は、

Ver4 から、

フロントの バンプ減衰を 約20% 落とした

試作品 Ver5 の登場 なのであります。

 

 

 

試作品 Ver5

 

 

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

 

イニシャル コメント

 

前回(Ver4)のバンプを少し抜いて、リバウンドが強くなっているイメージ

減衰力調整により、バンプはあまり変化せず、リバウンドが、大きく変化する

 

バンプが 少し弱くなったことで、レスポンス 追従性

そして、コーナーでの切り足しに関しては、バンプの強い Ver4 の方が優れている

 

 

①   F  -30   R  -20(フルソフト)

少し、フワフワ感があるが、いままでの中では、少ない方

-30 でも、バンプは、ある程度あり、ブレーキング時のノーズダイブが少なく感じる

ギャップにより、リバウンド側に弾かれて、フワフワする動きは、少ないが存在する

 

 

②   F  -15   R  -20(フルソフト)

バンプが強くなるイメージはなく、リバウンドのみが強くなるイメージ

リバウンドが強くなることで、ギャップにより、リバウンド側に弾かれて、

フワフワする動きは、大きく抑制される

リバウンドの強さが出ることにより、乗り心地の快適さは、低下する(ゴツゴツ感)

 

 

③   F  -10   R  -20(フルソフト)

フラット感が、かなり強くなる(メリット大)

リバウンドが強くなったことで、イン側の浮き上がりが抑制され、コーナーが速くなる

小さな入力、うねりに関しては、うまく吸収できるが、大きな入力に関しては、

衝撃が大きく、乗り心地が大きく悪化する

 

 

総評

コーナリング、直進安定性をメインに考えると、-10 ~ -15 の設定が ◎

減衰調整を強くすると、フラット感のメリットを大きく感じる

弱い減衰にセットすると、乗り心地、コーナリングとも、中途半端な、組み合わせとなる

強い減衰にセットすると、高速道路を、ハイスピードで、巡航できるという目的には、

マッチングしている

大きなギャップ、入力スピードの速いギャップでの乗り心地は、少しゴツゴツ感が強い

 

 

 

 

いや~、ハイエース ダンパーの 攻略ポイントが、

完全にわかってきました!!

 

ということで、

フロント の バンプ は、ある程度の減衰を持たせ、

そして、 リバンプ に関しては、乗り心地に影響を与えないレベルに

バッチリ と、合わせ込みを行い、

なお、リアに関しても、フルソフトの減衰力は そのままに、

減衰が強めの調整ポジションを 少しだけ強くした

最終仕様が完成したのであります!!

 

 

 

 

 

 

 

そして、最終仕様 に乗った 田中のコメントは・・・・・・、

 

 

イニシャル コメント

 

コーナリング性能と、乗り心地が、高い次元でバランスされている

バンプをある程度、強くし コーナリング性能を向上させ、

リバンプをやさしくすることで、乗り心地の向上に貢献している

 

 

 

車両      スーパー GL (3.0L ディーゼル ナローボディ)

タイヤ     195-80-15 バン用 ラジアル

車高      F/R 2インチ ダウン

 

ストッパー   ストロークストッパーは、効かない位置にセット

 

 

 

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

フロント  -8      リア  -20(フルソフト)

 

ステアリングを切り込めば、通常ならレスポンスが悪くなる領域でも、

どんどん、クルマが曲がってくれる(とにかく、コーナーが速い!)

フロントタイヤのグリップを かなり有効に使用できる足回り となった

乗り心地は、とても、フラット(微振動を感じない)

また、ゴツゴツ感も、強くない

 

 

 

 

積荷 250kg でのコメント

 

フロント  -7      リア  -8(フルソフト)

 

積荷 がある状況でも、 「よく曲がる」 「コーナーが速い」 といったメリットは変わらない

BEST と思える フロント の減衰は、積載量に、あまり左右されない

リアの減衰調整は、ある程度強い方向の方が、安定感が増し、乗り心地も向上する

といった感じとなり、

田中の思いどおりのダンパー減衰を

作ることに成功しました!!

 

 

 

 

いや~、かなり、長い道のり でしたが、

頑張って、開発をかけて、何度も何度も、減衰を変えて、

挫折することなく、完成させることができた、田中渾身 のダンパー。

それが、TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー KIT なのであります。

 

 

 

そして! その ダンパー KIT が、

まもなく、発売開始となります!!

 

 

でもって、気になるお値段は、1台分で・・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

120,000円! (+税)

消費税 込みで、129,600円 となります。

 

 

 

発売準備が、整いましたら、

また、このブログでお知らせしたいと思いますので、

ぜひぜひ、お楽しみに!!

 

 

 

以上、大変長文となりましたが、

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース用 ダンパーの

開発ストーリー でした!!

 

 

じつは、、すでに製品は出来上がっているのですが、

取説がまだ、出来上がっておりません・・・・。

(頑張ってよ・・・・、佐藤さん・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー②

2014年08月04日(月)

そうです!

今夜も、もちろん、ハイエース!!

 

 

 

ダンパーの試作品

 

試作品 Ver.1

試作品 Ver.2

 

と試し、

どうやら、方向感が怪しくなってきた、ダンパー開発・・・・・・・(汗)。

(TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー① の

ブログ は、こちら!

 

 

 

ただ、どうしても、田中は、

乗り心地 を改善したい ニーズが強く、

試作品 Ver.2  よりも、もっと、ピストンスピードが速い状況にて、

減衰を抜いた試作品 Ver.3 を作ってもらいました。

 

 

で、コメントのほうは・・・・・、

 

 

 

 

試作品 Ver.3

 

車両      スーパー GL (3.0L ディーゼル ナローボディ)

タイヤ     195-80-15 バン用 ラジアル

車高      F/R 2インチ ダウン

ストッパー   ストロークストッパーは、効かない位置にセット

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

 

①   F  -8   R  -20(フルソフト)

全体的に、かなりやわらかく、フワフワ感 フラフラ感が強い

路面の突き上げは、あまり感じない

 

 

②   F  -6   R  -20(フルソフト)

あまり変化がなく、全体的に、ストロークを抑制できていない

コーナーリングスピードが、Ver1 より、遅い

 

 

③   F  -4   R  -20(フルソフト)

シッカリ感が出てきて、レスポンスしはじめた

コーナーリングスピードも、少し向上したが、Ver1 よりは、明らかに遅い

 

 

④   F  -2   R  -20(フルソフト)

このダンパーの中では、BESTな減衰特性

安定感は、強くなったが、まだ、足りない

また、路面の突き上げを少し感じる

(ゴツゴツ感の種類は違うが Ver1 よりは、少ない)

 

 

 

総評

 

全体的に、フロントが簡単に動き、フラット感がなく、直進安定性が極めて悪い

空荷でこの減衰ポジションでは厳しい

また、レスポンスも悪く、運転がかなり難しい

Ver2/3 ともに、初期が簡単に動く部分が、NG

しかし、減衰調整を強くすると(-2~-5)低速側の減衰が立ち上がり、

ゴツゴツ感も発生している

高速側の減衰があまりにもなく、減衰調整を強くすると、

高速側はあまり立ち上がらず、低速側が大きく上がることが、NG

 

 

 

 

まったく持って、思っている方向に行きません・・・・・・。

 

 

 

この時点までに、わかったことは、

とにかく、高速側の減衰を弱くすると、レスポンスが悪く、

フラット感、コーナリング性能、乗り心地とも、悪くなること。

 

 

そして、ストローク初期の部分は、ある程度、減衰を立ち上げて、

フラット感を出しながらも、いかに路面の継ぎ目等、乗り心地に関する部分に、

折り合いをつけるかが、キモのように思いました。

 

 

ということを踏まえ、

試作品 Ver.4 を作りました。

 

 

 

 

 

 

 

試作品 Ver.4

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

イニシャル コメント

いままでから、大きく前進している

バンプが シッカリあることで、レスポンスが ◎

追従性、切り足しに関しても、◎ (コーナーはかなり速い!)

 

 

①   F  -12   R  -20(フルソフト)

レスポンス、グリップは、◎

入力の速い小さなギャップで、少し減衰が強いと思われる

 

 

②   F  -17   R  -20(フルソフト)

レスポンス、グリップは、◎ KEEP

減衰を弱めても、バンプの減衰は、さほど変化していない

 

 

③   F  -25   R  -20(フルソフト)

クルマの動きが大きく、レスポンス、グリップ とも、ダウンするが、

Ver1~3 の同じポジションより、シッカリ感は、ある

 

 

 

総評

 

高速側のバンプが強くなったことで、コーナリング性能が、飛躍的に向上

バンプが強いと、レスポンスがよく、コーナーが速い ということは、間違いない。

 

 

これが、スポイルされないレベルで、もう、20%ぐらい バンプをソフトに振り、

乗り心地の向上に貢献したい・・・・。

 

やっと、出口が見えてきました・・・・・・・。

 

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース ダンパー①

2014年07月30日(水)

本日は、ハイエース ダンパー の 記念すべき 第1回目。

 

 

ストローク ストッパー

ハイレート トーションバー

 

と、試作を作り、いよいよ、ダンパーに着手!

 

 

まず、試作品を作るにあたり、田中が出した 減衰リクエストは、

 

① 基本的な減衰は、かなり弱め

 

② リバウンド側に関しては、ハイスピードは弱め ロースピードは少し減衰を持たせる

 

③ 可能な限りフリクションロスを低減する

 

といった、感じの内容でした。

 

 

そして、完成した、

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース用

試作品 Ver.1 の走行コメントは・・・・・、

 

 

 

 

 

 

試作品 Ver.1

 

車両      スーパー GL (3.0L ディーゼル ナローボディ)

タイヤ     195-80-15 バン用 ラジアル

車高      F/R 2インチ ダウン

 

※ テストでは、ダンパーのみでリバウンド側の動きを抑制できているかを

確認するため ストロークストッパーは、効かない位置にセット

※ 表記されている 数字は、-10 であれば、一番強いところまで締めて、

そこから10クリック 弱めた位置を意味します。

(試作品の減衰は、20段調整式)

 

 

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

フロント は、減衰が強いほうが、レスポンス / コーナリング 性能とも向上

しかし、乗り心地的には、少々、減衰の強さを感じる。

乗り心地と、性能の妥協 ポイント は、 -8 ~ -10 あたり。

リア は、強くすると、乗り心地が悪くなり、アンダーステア が強くなる

積荷がない状況では、フルソフト が、一番良い

 

BEST な減衰 セット   フロント -8 ~ -10     リア -20 (フルソフト)

 

 

 

積荷 250kg でのコメント

 

積荷があっても、フロントに適合する減衰は大きく変化しない

リアに関しては、積荷があると、減衰が強くても、乗り心地が悪くならないばかりか、

ある程度強い方が、安定感が増し、乗り心地も良くなる。

 

BEST な減衰セット   フロント  -8 ~ -10   リア  -5

となりました。

 

 

 

リアに関しては、ローダウン(重心位置が下がっている)にて

かなりのレベルまで到達していたこともありますが、

なんと、一発目から 超ハイレベルな試作品となりました。

 

 

問題は、フロントの動きを抑制した時の乗り心地です。

ということで、試作品 Ver.2 では、乗り心地の向上を狙って、

フロントの動き始めの減衰を抜いてみることにしました。

(そもそも、これが、回り道のスタートだったような気が・・・・・・・笑)

 

 

でもって、試作品 Ver.2 コメントは・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

試作品 Ver.2

 

 

積荷 「ゼロ」 での コメント

 

①   フロント  -10    リア  -20(フルソフト)

ゴツゴツ感が強く、乗り心地が、かなり悪い

また、乗り心地の割りには、リバウンド側にも動く

 

 

②   フロント  -18    リア  -20(フルソフト)

ゴツゴツ感は、多少改善されるが、

ピストンスピードが速いと、ゴツゴツを感じる

 

 

③   フロント  -22    リア  -20(フルソフト)

ゴツゴツ感は、OK レベル

コーナーでの 安定性 ↓

フロント レスポンス ↓

リニア感 ↓

リバウンド側への動きが大きくて、NG

 

 

④   フロント  -26   リア  -20(フルソフト)

ゴツゴツ感は、解消

リバウンド方向への動きが大きく、超カンタンに、リバウンド側に動く。

かなり、フワフワ感が強い

 

 

 

 

総評

 

ピストンスピードが速いと、ゴツゴツ感が強く、

それを解消するレベルまで減衰を下げると、

レスポンス、リニア感とも、大きく悪化する。

 

 

減衰を弱くした状況では、コーナーリングの限界スピードが低く、

高速道路のギャップで、フワフワと純正ダンパーのように大きくリバウンド側に動く。

 

 

この試作品は、バンプ側/リバンプ側ともに、初期がカンタンに動くことがNG

特に、リバウンド側の動きが十分に抑制できていないことと、

ピストンスピードが速くなると、バンプ側で急激に減衰が立ち上がることも、NG でした。

 

 

難しいですね・・・・・・。

 

 

ハイエースの場合、フロントの初期減衰を弱く設定すると、

コーナーが遅くなるばかりか、乗り心地まで、悪くなるという結果となりました。

つづく!

 

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション②

2014年07月29日(火)

少々、バタバタしており、

なかなか、ブログが 書けませんでしたが、

そうです・・・・・、

今夜も、ハイエースネタ です。

 

 

 

 

それも、超マニアックな サスペンション のお話となります・・・・・・・・・(笑)

このお話が、みなさんに求められているかどうか・・・・・・・、

かなり、不安ではありますが、今夜も、ガッツリ お伝えしたいと思います。ハイ。

 

 

 

 

前回の アラスジ は、

ハイエース は重心が高いことから、

車高を下げる、メリット は、大きいのですが・・・・、

デメリット も、発生してしまう・・・・・・・・・・。

 

 

特に、フロント は、かなり、乗り味がよろしくない・・・・・・・。

(とにかく、リバウンド 側の動きが・・・・・)

 

 

それを、どうやって、抑制するか・・・・・・・・。

 

 

 

といった感じですよね!

 

では、はじめてみたいと思いますが、

その前に、もうひとつ ハイエース の

乗り味、乗り心地を攻略するため とても重要な ポイント があります。

 

 

それは、乗用車(車体の中央付近に ドライバー が着座する クルマ)では、

たとえば、フロントサスペンション が、50mm ストローク しても、

ドライバー と、フロントタイヤ には、ある程度、距離があることから、

この ストローク を ドライバー は、さほど大きくは感じません。

 

 

しかし、ハイエース のように、

フロントタイヤ の真上に、ドライバー が着座する タイプ の車両では、

同じ 50mm のストローク でも、

シート 位置が ダイレクト に 50mm 動くことから、

ドライバー は、このストローク 量を かなり大きく感じてしまうことです。

 

 

よって、田中が ハイエース に求めた

 

 

怖い思いをすることなく、高い平均速度でクルージングしたい!

 

妥協することなく、究極の乗り味にて、ハイエースとのスポーツドライビングを楽しみたい!

 

 

 

 

といった、ニーズ を具現化するためには、

ローダウン 時の 「リバウンド 側の動きをどのように抑制するか」

ということが、とっても、重要な ポイント になるわけです。

 

 

 

 

図③

 

 

 

まず、我々が行った アプローチ は、

自分たちで ストロークストッパー を作って、

 

 

 

 

 

① リバウンド 側の ストロークストッパー を長くして、

リバウンド ストローク を抑制。

(リバウンド ストロークを短くする)

 

 

写真は、純正のリバウンド ストッパーです。

 

 

 

 

 

② バンプ 側の ストロークストッパー を短くして、

 

バンプ ストローク を確保。

(バンプ ストロークを長くする)

 

 

 

写真は、純正のバンプス トッパー です。

 

 

という作戦です。

そして、ストローク ストッパー にて、

抑制/確保 された ストローク を 図で説明すると、こんな感じです!

 

 

 

図④

 

 

 

 

これで、1G から、上下の ストローク 量を

ほぼ均等に設定することが可能となります。

 

 

ということで、早速 走ってみると・・・・・・・、

ストローク の バランス は、とっても良い感じになったのですが、

田中は、どうも・・・、この乗り味を好きになることが できませんでした・・・・。

(あくまでも個人的な感想です)

 

 

もちろん、ストローク ストッパー の高さも、いろいろ試してみましたが、

ストローク 的に、イイ感じに調整すると、

リバウンド 側の動きを ストローク ストッパー により、抑制することから、

少し ゴツゴツ 感が、発生してしまうのです。

(リバウンド 側の ストローク が大きい状態よりは、

ドライバビリティ は、格段に良いのですが・・・・・・・・・)

 

 

 

ということで、メリット と、デメリット の両方を感じた

リバウンド 側の ストローク ストッパー は、取り外し、

ストローク 拡大による メリット のみを感じた

バンプ 側の ストローク ストッパー は、そのまま、KEEP しました。

(ちなみに、現在でも、究極の乗り味を求めて、開発は続けています!!)

 

 

 

そして、

次に、我々が行ったトライは、フロント スプリング の ハイレート 化です。

 

 

 

 

 

 

 

田中の知り合いである 某氏にお願いして、

純正の トーションバー より太い、26.0φ と、27φ の

ハイレート の トーションバー を作っていただきました。

 

 

 

(もちろん、国産品!)

(そして、リリース予定!!)

 

 

 

この ハイレート 化 により、

全体の ストローク 量を少なくし フワフワ 感を制御することと、

荷重の移動 スピード を上げることを狙った作戦です。

 

 

でもって、

田中の極秘 セッティングノート の内容をご紹介すると・・・・、

 

 

① 26φ

 

リバウンド 側の動きが大きく抑制されており、

車高 ダウン 特有の フラフラ 感も大きく抑制されている

ハンドル の切り込み時、および最大 ロール 付近での ロール 角が小さく、

フロント の入りが ◎ (かなり良く曲がる)

ブレーキ での、フロント の ダイブ (沈み込み)が抑制されている

バネ 鋼の特性なのか、純正より、しなやかに感じる

 

 

 

 

 

② 27.5φ

 

タイヤ のたわみが多く、直進安定性が、悪化している

初期の速い入力に関しては、硬さを感じる

ロール 量は、大きく抑制され 最大 ロール 付近での

フロント の グリップ は向上している ( フロント が入る)

少し、ピーキー な部分を感じる (特に初期)

26φ のような、しなやかさを感じない

 

 

 

トータルコメント

 

積載量 250~300 kg 以下 純正 サイズ の タイヤ なら 26φ

積載量 300 kg 以上 + ワイドタイヤ なら 27φ の可能性がある (未確認)

以上の コメント となりました。

 

 

 

 

ちなみに、テスト 時の車両の スペック は、

 

車両    スーパー GL (3.0L ディーゼル ナローボディ)

タイヤ   195-80-15 バン用 ラジアル

車高    F/R 2インチ ダウン

です。

 

 

 

 

 

 

 

 

いや~、このフロントの シッカリ 感は、かなり ◎ ですね~。

 

ステアリング の レスポンス が大きく向上したことで、

コーナー が、かなり速くなりました!!

 

 

だって、よく考えてみると、

ハイエース の フロント/リア の スプリングレート バランス は、

荷物を積むことを前提に設定されていますから、

どうしても、リア の方が高い・・・・・・・。

 

 

ですから、フロント の ハイレート 化 は、

バランス を取るためにも、非常に有効で、

セットアップ 的にも、乗り心地が、大きく損なわれることもなく、

かなり、狙った方向の足回りになってきました。

 

 

 

 

しか~し!

リバウンド 側への動きは、ハイレート になって、大きく抑制されたものの

まだ、十分とは思えませんでした・・・・・・・。

 

 

そこで、次の手段として、ダンパー 開発を スタート しました。

(この段階では、市販するなんて、まったく・・・・・・・・・)

 

 

で、なぜ、ダンパー かというと、

リバウンド 側の ストローク 量を抑制すると、

どうしても乗り心地に硬さが出るので、

ストローク 量ではなく、ストロークスピード を抑制する作戦なのであります。

 

 

そして、ダンパー 開発は、スイフト (TM ダンパー) で、お世話になっている

高橋氏の知り合いにお願いすることになりました。

(そうです、最近、超高額な ダンパーテスターを購入した

TDS? 代表 高橋氏 の お友達なのであります)

 

 

 

ただ・・・・、ここからの道のりが、かなり長かったです・・・・・・・・・・・(苦)

 

 

ということで、次回は、ダンパー開発の お話です!

つづく!

 

 

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース サスペンション①

2014年07月22日(火)

「田中の趣味」・・・・・、以外の言葉が、まったく見つからない

TM-SQUARE TRANSPORT ハイエース の展開・・・・。

 

 

スイフトオーナー のみなさんは、よ~くご存知な

田中の持病ですね・・・・・、まさしく・・・・・・・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

と!いうことで、

「自分が欲しいから・・・・・・」 という理由にて

一生懸命 開発を行った ハイエース の サスペンション のお話を

今回から数回に分けて、みなさんにお伝えしたいと思います。

(ハイエース の サスペンション に興味のない方・・・・・、すいません・・・・・・・)

 

 

 

ご注意

以下の見解は、すべて、田中ミノル が、

開発テスト を通じて感じた 個人的な 見解となります。

 

 

 

 

 

まず、ハイエース の サスペンション を攻略するには、

サスペンション 形式を理解する必要がありますね。

 

 

フロント  →   ダブルウイッシュボーン 式 トーションバースプリング

 

リア    →   車軸式半楕円 板ばね

 

 

カンタン に解説しますと、

フロント は、ダブルウイッシュボーン 式となり、

スプリング は、一般的な コイルタイプ ではなく、

よく公園にある 「鉄棒」 のような

棒状の スプリング (トーションバースプリング) となります。

 

 

でもって、この棒のネジレによって、

スプリングレート が発生する仕組みとなっております。

 

あっ、ちなみに、F1 のスプリングも、トーションバー だったりします。ハイ。

 

 

でもって、リア は、トラック/ダンプ等、

荷物をたくさん積む クルマ の王道である 板 バネ (リーフスプリング) となります。

 

 

これらの サスペンション 形式を有する

ハイエース の足回りを チューニング する第一歩は、

やはり、ローダウン ではないかと、田中は思います。

 

 

なぜなら、ハイエース の重心 ( ウエイトセンター )

は、かなり高いので、どうしても、コーナー が苦手・・・。

(ロンドンバス は、コーナリング マシーン には、なれないですよね・・・・、やっぱり・・・・)

 

 

そこで、ローダウン により、重心を下げれば、

動きが、シャープ に、そして スポーティー に、なるからです。

 

 

 

が、しかし!

フロントサスペンション には、少々、厄介な問題点も発生するのです。

 

 

この、問題点を解説する前に、

まず、ハイエース の フロントサスペンション の ストローク 量を

解説する必要がありますね・・・・、やっぱり。

 

 

 

では、サスペンションストローク の ポイント となる

3つのポジションを覚えてください。

 

 

 

 

① フルバンプ

 

サスペンション が フルストローク して、

もうこれ以上、車体が下がらない (縮まない) ポイント を指します。

 

 

 

② 1G (ワンジー)

 

クルマ が地面の上で、静止している状態を指します。

 

 

 

③ フルリバウンド

 

サスペンションが 伸びきって、

もうこれ以上、車体が上がらない (伸びない) ポイント を指します。

(一般的には、ジャッキアップ している状態です)

 

 

 

でもって、上記の位置関係 (タイヤセンター) を図で表すと、

 

 

図①

 

 

 

となります。

 

注 1G ポイント は、乗車人数や、荷物の量により変化します。

重量が大きいほど、フルバンプ 方向に移動します。

 

 

なお、上記、図① は、ノーマル車高での位置関係となり、

1G ポイントが、ストロークのセンター周辺に位置し、

バンプ/リバウンド ストローク も、ほぼ均等となっています。

 

 

このように、ノーマル車高では、

とても良い感じの 1G ポイント なのでありますが、

ローダウンを行うと・・・・・・、

 

 

① フルバンプ および、③ フルリバウンド の位置は、

ストロークストッパー と呼ばれる ゴム製のストッパーに、

アーム 類が タッチ した状態で、決まりますので、

 

 

 

 

 

① フルバンプ および、③ フルリバウンド の位置は変わらず、

② 1G ポイント のみが、車高調整機能 にて、変更されることになります。

 

 

 

すると・・・・・、ローダウン を行うと、

1G ポイント が、フルバンプ 方向に移動することから

バンプストローク が短くなり、

リバウンドストローク が、長くなってしまいます・・・・・・。

 

 

 

図②

 

 

※ 図のように、② 1G ⇔ ③ フルリバウンド間 のストローク が長くなると、

リバウンドストッパーも、有効に活用できないことから、

リバウンド側への動きが、より 大きくなってしまいます。

 

 

 

 

 

そうなんです!

 

ハイエース を ローダウン すると、

スプリングレート を 大幅にダウン したように感じる あの フワフワ 感は、

この ストロークバランス (リバウンド側のストローク量が大きい) に

よることが、原因になっているのではないかと、田中は思っています。

 

 

 

やっぱり・・・・・、人間の感覚は、

クルマが、上下に動くトータルの量 (ストローク 量) が大きいと、

スプリングレート が同じでも 「やわらかい」 と感じてしまいますからね・・・・・。

 

 

特に、ギャップ を通過するとき、大きく リバウンド 側に弾かれた後に、

1G ポイントを通過し、バンプ 側の領域に入ると、

かなりの ストローク 量 となることから、

どうしても、「やわらかい」 と感じてしまい、

そして、このストローク する量 が大きいことで、

ストローク スピード が速くなることも、

「やわらかい」 とか、「フワフワしている」 と、感じる要因になると思われます。

 

 

 

 

いや~、かなり複雑な話となりましたが、

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

要するに、ローダウン により、リバウンド 側に、動きやすくなることで、

全体的に、ストローク する量が増え、ドライバー は、やわらかく感じる。

 

 

これが、ローダウン による フロント サスペンション への

デメリット だと、田中は思います。

 

※ 上記以外に、ロールセンター位置の変化も、

要因となると思われますが、あまりにも、解説が複雑になるため、省略します。

 

 

 

そして、リア に関しては、

ローダウン を行ったことにより、

かなり良好な、インプレッション となりました。

 

 

 

○ 重心高が下がったことにより、ドライバー が感じる ロール が、かなり抑制

 

○ リア の安定感が増し、ドライバビリティ が、向上 (高速安定性が バツグン)

 

 

 

リア の リーフ 式 サスペンション では、

ブロック と呼ばれる パーツ を装着して、車高を下げる システム となり、

フロント のように ストローク 量は、変化せず、

車高が下がったことだけが、ダイレクト に メリット として反映することから、

ローダウン による デメリット は、ほとんど感じず、

ローダウン による メリット を かなり大きく感じるという結果となりました。

 

 

※ 上記の コメント は、

フロント 2インチ   リア 2インチ  の ローダウン による コメント となります。

※ 使用 タイヤ は、純正装着の バン 用 ラジアルタイヤ との マッチング です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや~、超 マニアック な、解説となりましたが、

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

一般的な ハイエース の サスペンション 解説とは、

少々違う点もありますが、

上記が、田中が思う

ハイエース サスペンション 攻略の方向性です。

 

 

 

 

 

次回は、いままで開発を行った パーツ のことを含め

もう少し突っ込んで (オイオイ・・・・・・)

解説したいと思います!

お楽しみに!!

 

 

 

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT (ハイエース) ダンパー モニター さんの お話! (その2)

2014年07月17日(木)

週末(日曜日)には、

「匠工房」 にて、ハイエース ダンパー

(そうです! TM-SQUARE TRANSPORTです!!)

の モニター装着を行いました。

 

 

 

 

(千葉県から、あざ~す!)

(ご同行いただいた スイフト オーナー 様も、あざ~す!!)

 

 

阿部ちゃんによる

ダンパー交換 & 車高調整 等の作業は、サクサクと進み、

 

 

フロント

 

 

 

 

リア

 

 

 

 

そして、

アッ! という間に、試乗タイムに!!

 

 

で、3人で試乗して・・・・・、

コーナーを曲がったら・・・・・・、

やっぱり、あの独特の コーナリング性能になっておりました!

 

 

 

でもって、早速、翌日に届いた、

ハイエース オーナー さんからのインプレッションを

ご紹介しますと・・・・・、

 

 

 

車両情報

ハイエース(レジアスエース)

ボディー  →  ナロー

グレード  →  DELUX

エンジン  →  3.0L ディーゼル

車高    →  2 インチ ダウン 仕様

純正ダンパー  →  TM-SQUARE TRANSPORT ダンパーKIT

 

 

 

 

装着後に、一般道を走った感想等をお伝えいたします。

純正では、多少の段差でも「ボコボコ」っと下から突き上げる感じが有りましたが、 それが、かなり軽減されました(段差は感じるが、前の様にダイレクトに運転席に 衝撃が伝わらないと言うか、伝わり方がソフトな感じ)と言うべきでしょうか・・・? 表現が解らないです。 笑

 

 

高速へ乗った感想

あいにくの渋滞でしたが、乗り心地が良くなったことで、ドライバーの疲れは、 かなり軽減されてると思いました。 渋滞中に高速道路の繋ぎ目に低速で乗ると、少しフロントの動きが大きい感じが しましたが、この辺は、今後、減衰を調整して、好みに合わせたいと思います。 リアは総じてショックの恩恵の大きさを感動する感じです。

その後、渋滞が解消し、通常のスピードで走りましたが、道路の継ぎ目や段差に 乗っても、フロントのフワフワ感や、下から突き上げられることは、皆無でした。 二人でこれは全然違うw ハイエースじゃないみたいと感動しました。

 

 

コーナーを曲がるときの感想

バン用タイヤとは思えないほど「よく曲がる」。 今までロールが激しくて減速していた所も、そのままのスピードでも曲がれる。 とにかく、ハンドルに足回りが付いてくる感じがして、スピードを上げても怖さを 感じさせない状態でした。

 

それでは、今後のインプレッションは、16インチタイヤ へ インチアップした時、 再度感想お伝えいたします。

 

 

 

いや~、イイ感じではありませんか!

(インプレッション ありがとうございました!!)

 

 

TM-SQUARE TRANSPORT の ダンパーは、フロントタイヤが、

シッカリ使えるように、セットアップされていますので、

コーナリングは、とっても得意なんですね~。

 

 

怖い思いをすることなく、高い平均速度でクルージングしたい!

 

妥協することなく、究極の乗り味にて、ハイエースとのスポーツドライビングを楽しみたい!

 

 

 

 

というニーズに合わせ込むために、超本気で開発しただけに、

こうして、評価いただけると、マジで嬉しいです。

 

 

以上、TM-SQUARE TRANSPORT ダンパー KIT

モニターさんの インプレッションでした!!