富山帰りの田中です。
ちょっと、風邪っぽい・・・です・・・。
今日は、セットアップのことを
書こうと思っていましたが、
みなさん、タイヤには、
やはりご興味があるようで、
質問もいただきましたので、
まずそのあたりを。
質問1
タイヤメーカーによって、サイズは違うのか?
これは、ハッキリ言いましょう。
違いがあります。
でも、タイヤサイズのルールも、
かなり、・・・・・、なところがありますが・・。
たとえばですが、
205 と言ったら、タイヤのトレッド幅が
205mm ということなのですが、
ルールでは、
195mm ~ 215mm のタイヤを
205 と呼びます。
だから、メーカーによって、
多少タイヤの幅が違ってきます。
以前と同サイズの、
違う銘柄にしたら、
いきなりフェンダーと干渉した
なんてことが、普通に起こります。
田中の知ってる限り、
ADVAN 系は、ポテンザ 系より、
少し、太いですね。
もちろん、これは、ショルダーの
形状によっても違ってきます。
ラウンドショルダーと
いかり肩のショルダーでは、
やはり接地面積が違ってきます。
田中の知りうる限りでは、
ポテンザ 系は、ラウンドショルダーで、
AD07 が、一番、いかり肩 が
強かったと思います。
また、タイヤの外径も
微妙にメーカーによって
違っていますね。
私の知りうる限りでは、
(こればっかり・・・)
ポテンザ 系が、少しだけ、
大きいかと・・・。
質問2
同じタイヤでも公差はあるのか?
厳密にはあると思いますが、
まったくもって、
気が付かないぐらいのレベルだと、
思います。
さすが、ものづくり大国、日本です。
質問3
タイヤ銘柄や、サイズによって、空気圧は変わるのか?
変わると思います。
構造が弱いタイヤと、
構造が強いタイヤでは、
構造の弱い方が空気圧が
少し高くなります。
また、偏平率によっても、
変わってきます。
これも、偏平率による
構造の強さを加味して、
構造が硬い → 空気圧は低い
構造がやわらかい → 空気圧は高い
となります。
しかし、
30とか35 とかになると、
エアボリュームが極端に少ないので、
あまり低い設定は、
タイヤがホイールから外れたりして、
危険なので、
やめた方が、良いと思います。
実例を出すと、
AD08 は、RE11 より、
空気圧が高めになると思います。
ご質問いただいた方、
こんな感じで、
よろしいでしょうか?
でもって、セッティングの話ですが、
17インチより、16インチの方が、
スプリングレートは、高めになります。
なぜなら、タイヤが持っている
バネレートが、17インチは、
16インチより、高いからです。
スプリングレートは、タイヤの持っている
バネレートと一緒に考えなければ、
セットアップはうまく行きません。
タイヤのバネレートが硬い → スプリングはやわらかい
タイヤのバネレートがやわらかい → スプリングは硬い
となります。
また、グリップが上がれば、
バネレートも、上がります。
グリップが大きい = クルマのロールも大きい
となるからです。
以上、タイヤサイズとセットアップの話でした。
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今日は、タイヤサイズの続きです。
205/40/17 作戦に敗れた、
田中少年?は、
今度は、他社メーカーの
ホイールを購入し
16インチに挑戦してみました。
タイヤサイズは、17インチと同じ幅の
215/45/16 です。
で、走ってみると・・・・・。
コーナーで最大G がかる部分で、
ほんの少しですが、
16インチの方がグリップを強く感じます。
イメージとして、キレイに接地している
感じがします。
理由は・・・・・、
エアボリュームにあったのです!
エアボリュームとは、タイヤを
ホイールに組み込んだとき、
注入できる、空気の量のことで、
当然、偏平率が大きい(タイヤが分厚い)
16インチの方が、17インチより、
空気の量が多くなります。
この空気の量は、多すぎると、
タイヤが変形しすぎてグリップダウンし、
(よく、タイヤがブリブリするって言ってる人いますよね?)
少なすぎると、
タイヤのショルダーに剛性を持たせることから、
今度は変形しにくく、
ロールやGフォースにより
接地離れ(タイヤの接地面が減る)となり、
グリップダウンします。
そうです、
要するに、16インチ の
エアボリュームが
スイフトの重量や、タイヤのグリップに、
ちょうど合っていると、
田中は感じました。
また、16インチ だと、
ホイールが小さくなり、
タイヤが分厚くなりますよね?
重量で考えると、
アルミ > ゴム となりますので、
タイヤ + ホイールのトータル重量は、
16インチ の方が、軽くなるんです!
だから、加速もピックアップも良くなる!!
オマケに、外径は、純正とほとんど同じです。
しかし、かなり優秀な結果となった16インチでも、
17インチに勝てないことがあります。
それは、剛性感です。
コーナーでの最大グリップは、
16インチに、少しアドバンテージがあるものの
最大グリップになるまでの過程を含め
剛性感と、この剛性感からくる
ドライバビリティーには、
17インチに軍配が上がります。
また、15インチも、
同様にテストしようと思ったのですが、
215/50/15 というサイズの設定が、
スポーツラジアルにないことから、断念です。
やはり、
タイヤ幅が重要だという結果は、
すでに出ていますから・・・。
ということで、
田中が出した結論は、
ドライバビリティーと、剛性感を
重要視するなら
215/40/17 (ホイールは、7.5JJ 17インチ)。
コーナーでの最大グリップと
加速特性を重要視するなら、
215/45/16 となります。
でも、ホイールが、7.5JJ 16インチ
となりますので、入手がかなり厳しいですね。
では、次回は、
17インチ と16インチの
セットアップのことをお話しますね。
つづく!

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今回は、TM-031 の
サイズのお話を。
スイフト(ZC31S) は、
5HOLEのホイールです。
それも、PCTが、114.3 ・・・。
要するに、
コンパクトカーの中では、
特殊サイズ・・・。
だから、チョイスが少ない・・・。
田中も、
マイカーでスイフトを購入してから、
結構悩みました。
ホイール選びには・・・。
でも、どうしても、
気に入るものがなかったので、
作っちゃったというわけです。
もちろん、サイズさえ合えば、
他の車種でも使用できますが、
先程もいったように、
ZC31S は、特殊サイズ・・・。
だから、潔く、ZC31S だけに
似合うホイールを作ろうと。
でも、世の中、
たくさんのホイールが、
販売されていますが、
1車種だけに、
ターゲットを絞ったホイールなんて、
あまり聞いたことがありません。
田中は。
ま、男らしいということです!!
で、サイズ/オフセットは、
7.5JJ 17インチ +43です。
テストで、いろいろ履き比べた結果、
やっぱ、215幅のタイヤが、
一番タイムが出ましたので、
まず、リム幅は、7.5JJ で決まり。
そして、このタイヤを
フェンダーギリギリで装着できる
オフセットが、+43 でしたので、
オフセットも決まりです。

もちろん、タイヤサイズは、
215/40/17 です。
私たちが持っている、
データですと、
フロントは、どの銘柄のタイヤでもOK ですが、
リアに、ネオバ(AD07/08とも) を履いて、
異常なぐらい車高を下げたり、
5名フル乗車で、
コーナーを激しく責めると、
車両の個体差で、
フェンダーのツメの部分と、
ほんの少しだけ、
タイヤが干渉する場合もあるようです。
(こんなときは、TM-SQUAREの
キャンバーシムをどうぞ!)
ネオバ以外なら、
問題なく、ギリギリ収まります。

また、フロイントは、
キャンバーが
2度30分以上つくような仕様(ダンパー下部で)なら、
車高調のスプリングシートと、
タイヤが干渉する場合があります。
こんなときは、ホイールスペーサーで、
逃がしてください。
もちろん、オーリンズをはじめとする、
ダンパーにキャンバー調整機能が
ない場合は、全く問題ありません。
また、アッパーマウントで、
キャンバーをつけるタイプもOKです。
問題ありません。
しかし、なんと詳しい、
サイズ解説でしょう!(自画自賛??)
でも、ホイールのサイズひとつ、
これだけ、こだわってるという
証です!!
このあたりのことは、
お電話&メールで、
どんどんお問合せくださいね!
以上、田中のTM-031 レポートでした。
ホイールのWEB サイトはこちら。
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TM-031 アルミホイール 大量入荷! ③ はコメントを受け付けていません Read more