2012 道場破り in 袖ヶ浦フォレストレースウェイ (ドラテク編)

2012年02月29日(水)

 

 

 

ということで、今日は、袖ヶ浦フォレストレースウェイ の

ドラテク編 です。

 

 

 

 

でも・・・・・・、

昨年、書いた ドラテクが、

あまりにも、良くできていて・・・・、

補足するところがないのです・・・・・・。

 

 

 

まずは、昨年のドラテクを ガッツリと読んで、

おさらい して下さいね。

 

 

 

勝手に 「道場破り」 in 袖ヶ浦 フォレストレースウェイ (ドラテク編) 2011

 

 

 

 

では、はじめたいと思いますが、

同じ話では、つまらないので、今回は、ロガー を 使って、

説明したいと思います。ハイ。

 

 

まず、コースは、こんな感じです。

 

11

3速で、最終コーナーを立ち上がって、

ストレートの終わりの方で、4速にシフトアップ。

(F 245 では、4速に入りませんでした・・・・・・)

 

 

そして、軽いブレーキングと、シフトダウン (4 → 3) で、

1コーナーのクリップを目指します。

 

 

で、これが、1コーナーの車速カーブと、走行ラインです。

 

① コーナー 車速

21

 

ストレートエンド  145km/h

ボトムスピード   105km/h

 

スイフトのノーマルエンジンの場合、

TM ECU & TM インテーク BOX 仕様なら、

きっと、ストレートエンドの スピードは、同じだと思います。ハイ。

 

① コーナー ライン

31

 

乗ってるイメージだと、もう少し、インに切り込むタイミングが、

早いように感じますが、ロガーで見ると、こんな感じとなります。

 

ポイントは、なんと言っても、

出口が登っていますので、ボトムスピードを落とさず、

でもって、アクセルを踏むポイントが遅れないよう 心がけることです。

 

で、②コーナーへと向かいます。

ここは、慣れれば 全開で問題ない(車種によります)ので、

ラインだけ、表記しますね。

 

② コーナー ライン

41

 

入口が ブラインドのため、

切り込みのタイミングが、遅れがちですので、注意が必要ですね。

 

 

でもって、

袖ヶ浦フォレストレースウェイ 最大の難所、

③ ④ コーナーへと続きます。

 

③ ④ コーナー 車速

52

 

ちょっと、リアが出たことから、一瞬ですが、アクセルが入っていますね・・・・。

 

③ コーナー ライン

62

 

ここでのターンインは、少々早めが、ポイントですね。

コーナーの奥から、ガッツリ切ると、バランスが崩れますので、

少々早めが、よろしいかと思います。

 

④ コーナー ライン

71

 

③ ④ コーナー のつなぎの部分は、本来は、もう少しイン側のラインとなりますが、

③ コーナーの オーバーステア対応で、

BESTラップでは、アウトいっぱいまで使っています・・・・・・。

すいません・・・・。

 

ギア的には、③ コーナー 手前で、4 → 3速が、安全だと思いますが、

 

セットアップ次第では、4速のまま、③コーナーを抜けて、

④ コーナー手前で、4 → 3 → 2速 も、あるかもしれませんね。

 

 

それから、複合で、ステアリングを切るタイミングが

とっても難しい、⑤ ⑥ コーナーへと向かいます。

 

8

⑤ ⑥ コーナー 車速

9

前回の 「道場破りレポート」 でも書いていますが、

このコーナーでは、どうしても、ブレーキが強くなりがち・・・・。

 

それを、いかに、マイルドに踏むかが、とっても重要なのです。ハイ。

 

⑤ コーナー ライン

10

⑥ コーナー ライン

111

 

パワーがあるクルマは、もう少し、進入のラインが、

イン側からになるように思いますが、

今の2号車のバランスなら、これぐらいラインを膨らませても、大丈夫でした。

 

 

そして、お次の

⑦ ⑧ コーナーに向かいます。

 

 

 

⑦ ⑧ コーナー 車速

12

 

このコーナーでは、ドラテクも重要ですが、

セットアップがとても重要なコーナーです。

 

コーナーの中で、アクセルを踏んでも、

曲がってくれるセットアップにしないと、

コーナーの出口部分で、かなりパワーを食われることになります。

 

ですから、このコーナーでアンダーステアが強い場合、

いくら手前からアクセルONしても、パワーを食われ、

タイヤが、ゴリゴリと減るだけですので、

「頑張っているのにタイムが出ない・・・・・」 という、

負のスパイラルに、はまり込まないように、注意が必要ですね!

 

⑦ ⑧ コーナー ライン

13

車速のところでも書きましたが、

クルマが曲がってくれると、このコーナーは、かなり楽です。

 

反対に、曲がってくれないと、

⑧ コーナーの出口も、どんどん、外になり、

次の ⑨ コーナー のアプローチも、厳しくなってしまいます。

 

 

 

で、⑨ コーナーです。

14

 

⑨ コーナー 車速

15

 

 

⑨ コーナー ライン

16

3 → 2速 に、シフトダウンして、

インを目指しますが、

 

コーナーの前半部分に、縁石がないので、

切り込む量が、少々わかりにくく、

インにスペースが出来がちのコーナーですが、

ここは、ガッチリとインをキープした方が、速いですね。

 

 

 

そして、最終コーナー。

 

 

 

⑩ コーナー 車速

17

 

⑩ コーナー ライン

18

 

このコーナーも、出口がブラインドになっており、

スピードコントロールが難しい・・・・・・・・・。

 

 

重要なことは、ボトムスピードを落とさないことと、

アクセルオンのタイミングが、遅れないことですね~、やっぱり。

 

だって、この先は、ストレートですから、

⑩ コーナーで、ボトムスピードが落ちたり、

アクセルを踏むポイントが遅れれば、2ラップ続けてタイムは出ませんから、

絶対に失敗したくないコーナーなのであります。ハイ。

 

また、出口の縁石は、今もありませんので、

昨年のレポート をジックリ読んで、十分にご注意を!

 

 

 

では、今回は、ロガーと合体した、

動画をどーぞ!

(いいでしょ~、デジスパイス!!)

 

 


BEST 1分18秒8

(F 245  R 225)

2nd BEST 1分18秒9

(F 225  R 205)

 

 

 

今回も、かなりの長文になってしまいましたが、

お楽しみいただけましたでしょうか?

 

 

 

みなさんのタイムアタックに、

ご活用いただければ、幸いでございまする~。

2012 道場破り in 袖ヶ浦フォレストレースウェイ (セットアップ編)

2012年02月28日(火)


お待たせいたしました!

 

 

今日は、先日決行した、

2012 道場破り in 袖ヶ浦フォレストレースウェイ の

セットアップ バージョンです。

 

 

袖ヶ浦フォレストレースウェイ

 

 

袖ヶ浦は、路面がフラット(2コーナーの先を除く)で、

ミニサーキットとは違い、コーナーの R も、そこそこ緩やかで、

3速コーナーが多い ハイスピードコース なのであります。

 

 

ですから・・・・、もう少し、ハイレートでも、対応できるかと思い、

今回の持込セットは、下記のとおり となりました。

 

 

 

イニシャルセット

 

ホイール BBS         F 7.5J-16 +30  R 7.5J-16 +46 

タイヤ KUMHO V700    F 225-45-16(中古品)  R 205-45-16(中古品) 

内圧              F 2.7  R:2.9 (温間)
 
ホイールスペーサー     F なし  R なし

リヤスタビ           38φ 

スプリング           F HYPERCO 65-06-900  

                 R HYPERCO 58-05-1000
                             (低い車高に対応できるよう5インチ仕様です!)
 
ダンパー 減衰        F MAX 5戻し  R MAX 8戻し (TMダンパー)

ブレーキパッド         F ZONE 03C  R ZONE 88B 

LSD              TM LSD   50-20 6.5kg

エンジンオイル        TM-SQUARE 開発品 5W-40  (みなさん、もうすぐですよ!)

オイルクーラー        TM-SQUARE 開発品  

                 純正ヒートエクスチェンジャー取外し

車高              F  605  605

                 R  585  585

トー               F  OUT 0:20 /  R トーレスシム(-30) 0:00  

キャンバー           F  実測 -6.2   /   R  大盛り  -3.0 

フロントロアアーム      TM-SQUARE 開発品

 

 

 

 

 

で、走り出してみると・・・・・・、

高速コーナーでは、気持ちが悪いぐらい、クルマがフラットで、

向きも良く変わり、ありえないスピードでも、グリップします。

 

( バランス/グリップレベルとも かなり ◎ )

いや~、TM 2号車 スゴイです・・・・・・・・。(自我自慢・・・)

 

(ここまでの BEST は、19.3   あっ、道場破り 成立だ!)

 

 

 

でも、タイトコーナーは、高速コーナーと比較すると、

少々、U/S ぎみ。

(それでも、かなりのハイレベルです)

 

 

高速コーナーで、ありえなくグリップして、

タイトコーナーでは、リアがグリップし過ぎて、U/S と言うことは・・・・・・・、

 

おまけに、タイトコーナーでは、跳ねが出るということは・・・・・・・・・、

 

リアのレートが高い証。

ということで、早速、半徹夜の 阿部ちゃんに、

「スプリング 4本とも交換ね!」 と、さりげなく? オーダー。

 

 

F 800ポンド (14.3k)

R 800ポンド (14.3k)

 

 

のセットに、約45分で変身です。

 

 

で、走り出してみると、

タイトコーナーの U/S は、確実に抑制され、

高速コーナーの曲がりまで、磨きがかかってしまいました。

(セッティング変更 大成功!!)

タイムも、やっと、18秒台に突入! (18.9)

とっても、いい感じになってきました。

 

 

レートを下げて、速くなったロジックは・・・・・・、

リアのスプリングレートを フロントより大きく落とすことによって、

リアの荷重移動のスピードが、フロントより遅くなる分、

クルマは、曲がってくれるのです。ハイ。

 

 

 

スプリングレートは、

高いと荷重移動のスピードが速く、

低いと荷重移動のスピードが遅くなります。

 

 

 

だって、ハイレートにした方が、

ステアリングレスポンスは、上がりますよね?

 

ステアリングレスポンスが、上がるということは、

荷重移動のスピードが上がっている証拠。

 

 

だから、リアの荷重移動のスピードを

フロントより、少しだけ、遅くしてあげれば、

リアが、完全に、荷重移動を完了するまでの間、

クルマは、曲がりやすい状態になってくれるんです。

 

 

まぁ、その特性を利用したということです。ハイ。

 

 

ねっ、

スプリングレートって、

大きなセッティングアイテムでしょう?

 

 

 

それから、セッション中に、

もっと、曲げるために、カナードの投入!

 

 

 

untitled

 

 

フロントのインナーフェンダーを外さなければ、

装着できないのに・・・・・・・・・、

 

 

 

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なんと、8分で終了!!

さすが・・・・、阿部マジック・・・・・・・。

 

 

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で・・・、

残り、3分で、コースに復帰したものの、

タイヤが温まりきらず、ラップタイムの更新はできず・・・・・・・。

 

 

 

でもね、

またまた、TM 2号車は、曲がりに磨きがかかりました!

 

 

この、カナードなる空力デバイスは、

フロントのオーバーハング部分で、ダインフォースを得ますので、

カンタンに言うと、フロントタイヤのグリップが向上します。

 

 

でも、決してピーキーな感じになるのではなく、

まったりと、フロントのグリップが向上する感じです。

 

 

走りで表現すると、

コーナーのクリップ手前あたりで、ステアリングが、

今までよりも、効く 感じです。

 

 

 

ただ・・・、

カナードの形状には、注意が必要なんです。

 

 

それはね、カナードは、形状によっては、

想像以上に、ドラッグになってしまうからです。

 

 

カナードのドラッグは、リアウイングなんて

比じゃないぐらい、ストレートのスピードをスポイルしちゃいます。

 

 

特に、ハンドルが ピクピク なるぐらい カナードが効いていたら、

間違いなく、ストレートスピードで、

大きくマイナスが発生してますので、ご注意を!

(だって、田中は、某自動車メーカー競争車輌の 空力担当でしたから・・・・・・)

 

 

そして、最終セッションは、

この日のメインパーツである、コレの投入なのであります。

 

 

 

 

untitled2

untitled3

 

 

 

一番右が、   205-45-16

真ん中が、   225-45-16

そして、一番左が、  今回初めて投入する   245-40-17 

なのであります。

 

 

30分のインターバルで、タイヤ交換と車高調整を終え、

 

 

 

untitled4

(やっぱり、デカイですよね~)

 

 

 

フロント 245-40-17 

リア   225-45-16

 

 

のバランスにて、最終セッションを走りました。

で、気になるタイムは・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

 

 

18.8 でした・・・。

 

 

ひとことで言うと、パワーが足りないですね。

 

 

 

 

コーナーのボトムでは、確実にスピードは上がり、

アクセルオンのポイントも、信じられないぐらい、手前となりますが、

クリッピングポイントから、出口の縁石までが、遅いです・・・・・・・・。

 

 

まぁ~、ノーマルエンジン ですから・・・・・・。

こればかりは、仕方ありませんね。

 

 

 

 

だって、

225/205 のバランスでも、

コーナーは、異常に速かったのですから、

この状態に、フロントグリップをプラスしても、

やっぱ、速くは、ならないという 結果でした。

 

 

 

残念・・・・・・・。

(あっ、コンマ1は、速くなりましたが・・・)

 

 

 

 

 

あと、

袖ヶ浦での ZONE ブレーキパッド マッチングは、

フロント 03C

 

 

 

 

 

untitled5

 

 

 

が基本となりますが、

フロントが、03C なら、

リアは、86A のマッチングになると思います。

 

 

 

 

田中が思う、ZONE ブレーキパッド マッチングは、

 

 

F 03C

R 86A

 

 

または、

 

 

F 89R

R 88B

 

 

です。

 

 

それぐらい、袖ヶ浦は、ブレーキには、やさしいサーキットですね。

 

 

今まで、田中が走ったサーキットの中で、

一番 ブレーキの効きが、必要ないように思いました。

 

 

さぁ~、今回も、山盛りの情報となりましたが、

袖ヶ浦をホームコースにしている方々に、

少しでもお役に立てば、嬉しく思います!!

 

以上、袖ヶ浦フォレストレースウェイ (セットアップ編) でした!

 

動画 & ロガーは、ドラテク編で!!

勝手に「道場破り」 Vol 2 in 袖ヶ浦   秘密の攻略法(ドラテク)

2011年02月25日(金)

ご存知のように、勝手に「道場破り」 Vol 2 袖ヶ浦フォレストレ-スウェイは、

セミウエットで、計測 5LAP のみ・・・・・・・・・。

 

でも、この 渾身の5LAP から、攻略法をみなさんに、お伝えしたいと思います。ハイ。

では、第二回 秘密の攻略法のはじまりです。

 

1

 

最終コーナーを3速で駆け上がり、コントロールライン近辺で、4速にシフトアップし、
① コーナー へアプローチします。

 

① コーナー手前で、軽くブレーキを踏み、4 → 3 へ シフトダウン。

① コーナーは、クリッピングポイント近辺から、出口に向けて、登りとなっていますので、
アクセルオンのポイントが、とっても重要です。

イメージとして、レイトブレーキで、飛び込みますが、ブレーキはあまり強く踏みません。
そうです、ここも、やさしく長くのブレーキングとなります。

 

やさしくブレーキを踏みたいので、ライン的にも、アウトから、「ガバッ」 と、
ステアリングを切るのではなく、

手前から、少し早めに(タイミング的に)、ステアリングを切り、
前荷重の状態をキープすると、とあるポイントで、クルマは勝手に曲がりだします。

そしたら、うまく、クリップ(イン側の縁石)に導き、縁石の直前から、
少しだけアクセルを開け、その後すぐに、全開となり、アウトいっぱいに、ラインをとります。

 

このコーナーは、コーナー前半のブレーキを踏みながら、曲げる区間と、
クリップ直前で、ほんの少しだけ、アクセルを開けることがうまくできると、
コーナー出口でかなりスピードを稼ぐことができます。

 

 

続いて、 ② コーナーは、全開でまったく問題なく走れるのですが、
ブラインドコーナーなんです・・・・・・。

 

だから、精神的な負担はありますので、コースに慣れるまで、アクセルをハーフにして、
慣れてきたら、全開で走るようにするのが良いと田中は思います。
(ハイパワー車は、全開でいけない場合あり)

 

このコーナーのポイントは、ブラインドですから、ステアリングの切り遅れに注意すること。
イメージより、少し早めに、クリップに向けてステアリングを切る感じです。

 

2

 

そして、次のコーナーが、袖ヶ浦では、最大の難所 ③ ④ の複合コーナーです。
まず、このコーナーを難しくしている理由は、進入が下り坂であること・・・・・。

下り =  フロントに荷重が乗り過ぎる 

となり、コーナーの中が、かなりピーキーな動きになりやすいからです。

 

このピーキーさ から、逃げ出す方法は、
コーナーとコーナーのつなぎで、荷重を後ろに移すため、アクセルを踏むことなのですが、
それじゃ、速くは走れません・・・・・。

(今回の走行では、このコーナーが一番濡れていたので、
田中も、アクセルを使用しましたが・・・・・・・・)

 

では、どのように、走るのが速いか・・・・・、というと、この複合をひとつのコーナーに
してしまうんです。

要するに、
③ の手前で、ある程度減速をして、③ の出口で一旦アクセルを踏み、
④ で、再び減速して、これらのコーナーをクリアーするのではなく、

③ のコーナーを頑張って飛び込み、軽い減速状態で、③ と ④ をつなぐんです。
そうすると、飛込みから つなぎの部分が速いだけではなく、
④ のコーナー で、スルスルッ と、曲がってくれるのです。

 

でも・・・・・・・、難易度はかなり高く、リスクも伴いますので、
まぁ、タイムアタック、最後の砦にする方が、賢明ですね。

 

ギアは、③ の手前で、4速に入りますので、③ の進入で、4 → 3 へ シフトダウンするか、
勇気があれば、4 のまま進入。

そして、④ の手前で、 3 → 2 (4 → 3 → 2)。
④ コーナーは、2速で立ち上がっていきます。

 

しばし上り坂を加速し、 2 → 3 へシフトアップ。 ⑤ コーナーへと向かいます。

 

3

 

 

お次の ⑤ コーナーは、またまた、ブラインドコーナー・・・・・・・。

先が見えない分、どうしても、イン側にラインをとってしまいがちですが、
コースの中央あたりで、我慢です。(アクセルは、全開のまま進入します)

で、3速キープのまま 
⑥ へのアプローチでブレーキを踏むのですが、ここのブレーキングが、また難しい・・・・。

先が見えないことと、イン側にクリップらしき縁石が 見えてきますので、
減速しなければ、曲がれないという衝動に駆られ、どうしても、ブレーキは強めとなります。

が、ここのブレーキも、やさしく長くのブレーキングとなります。
(先が見えないだけに、これが難しい・・・・・)

やさしく長くのブレーキングができると、少々オーバースピード気味でも、
複合コーナーになっている、⑥ コーナーの、先の縁石(イン側)にうまく、クリップできます。

スピードが足りず、イン側、手前の縁石にクリップしてしまうと、出口でアンダーステアになり、
コース幅が足りなくなってしまいますので、ご注意を。

 

4

 

それから、コースが右に軽くカーブしていますが、ここは、3速のまま、問題なく全開でクリアーし、
⑦ コーナーに向かいます。

このコーナーの進入のポイントは、ラインを優先するのではなく、
クルマの姿勢、を優先することです。

カンタンに説明すると、ライン的にアウトいっぱいから進入しようと思うと、
左にG が、かかっている状況でブレーキングしなければなりません。

 

しかし、コースの真ん中近辺から、進入するなら、
左右にGが、片寄っていない状況で、ブレーキングができます。
これが、姿勢を優先するラインのチョイスです。
(筑波2000 の1ヘアピンと同じです)

 

もちろん、⑧ のブレーキも、やさしく長くのブレーキングとなります。

このコーナーは、見た目より、深く曲がっており、しっかり、入り口から、クリップ付近で、
クルマの向きが変わらないと、なかなかアクセルが踏めません。

また、このコーナーの出口は、アンダーステアのまま、ド・アウトまで、膨らんでしまうと、
次のコーナーのアプローチが厳しくなりますので、最低でも、外側にクルマ一台ぐらいの
スペースを残すのが、ポイントです。

 

で、お次のヘアピン ⑨ コーナーは、ライン的にアウトからは、進入できないので、
入り口はかなりタイトです。(3 → 2 へ、シフトダウン)

でも、その分、出口は、ショートコースの通路により、かなりワイドに使用できます。
ですから、少々、向きが変わりきっていなくても、アクセルオン で、大丈夫です。

 

5

 

そして、2 → 3 にシフトアップして、またまた、ブラインドの
最終コーナー ⑩ に向かいます。

最終コーナーは、3速 キープ & 軽いブレーキで進入。
ここのブレーキは、効きの強いブレーキパッドは、NGです。
運転が難しくなります。

 

ホント、乗せるような やさしく長いブレーキで、進入していくと、
勝手にノーズが、インにどんどん入っていきます。

で、ちょっとイン側で我慢して、出口が見えれば、アクセルオン で、アウトいっぱいに
はらんでいきます。

 

でも・・・・・、ここは要注意。

だってアウトには縁石がなく(なんで作らないのだろう・・・・)、
「コトン」 とでも、ダートへタイヤを落とすと、地獄です・・・・。

おそらく、スゴイ確率で、イン側のコンクリートウォールに、刺さります・・・・・・。

ですから、慣れるまでは、アウトに、クルマ一台ぐらい、スペースを空けて走る方が、
良いのではと思います。ハイ。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?
コースもそこそこ長いので、何度か読み直していただければ、
みなさんなら、キット理解していただけると思いますよ~。

 

 

ということで、今回は動画も撮れましたので、ごゆっくり、どうぞ!

(今回は、2カメ です!!)

 

 

 

 

 

(両画像とも、ラップタイムは、1分19秒5 のものです)

 

 

 

袖ヶ浦フォレストレ-スウェイは、
3速コーナーが多く、ミニサーキットより、スピード域も高いので、
「サーキットを走っているぞ!」 という、気持ち良さは、◎ です。

 

また、セットアップも、ラップタイムに大きく効いてきそうな感じですね。

 

今回は、完全ドライではなかったので、以上の、インフォメーションとなりますが、
近いうちに、リベンジ したいと思っています。ハイ。

 

とまぁ~、今回も、とってもマニアックな、
勝手に「道場破り」 秘密の攻略法 でした!

 

 

 

PS セッティング編は、5LAP なので、パスします・・・・。

今月の REV SPEED は、必見です!

2010年05月18日(火)

某編集長から、間接的なら、

内容をリークしても良いと、

御達しが出ましたの

直接的に、内容をリークしちゃいましょう!

(ウソです、あくまでも間接的に・・・)

 

 

今回の REV SPEED は、

なんと! DVD  が、2枚組み!!

 

もちろん、お値段据え置き と

かなりの大盤振る舞いなのです。

 

(一説には、田中がしゃべり過ぎたとも言われてますが・・・)

 

 

内容は、先日、袖ヶ浦で行われた、

6種類のスポーツラジアルに関することが、

1枚(これだけで、1時間半以上!)。

 

そして、ハイパーミティングに関することが、

1枚です。

 

 

ということで、今回は、

スポーツラジアル選択眼2010 と題した、

タイヤの一気乗り企画の話を少し。

 

 

 

p1170578

 

 

 

今回の取材は、

あの、意地悪な、大〇さんは、

出演せず、ひたすら裏方・・・。

 

 

登場したのは、

 

MC が、最近、人気上昇中の

フジトモ さん。

 

テスター① は、

最近、各地のサーキットで、

レーシングドライバーを

カモッてる デカトー氏。

(氏は、要らないですね・・・)

 

 

p1160723

 

 

でもって、テスター② が、

田中でした。

 

 

 

収録は、早朝(田中は4時起き!)から

スタートしたのですが、

それでも、田中は睡眠十分で絶好調!

 

でも・・・・・、

フジトモ /デカトー コンビは、

何やら、ローテンション・・・。

(ま、田中と終日一緒に仕事と思えば、

憂鬱になるのもわかる気が・・・)

 

これは、オープニングを見ていただければ、

いかに田中がハイテンションか、

 

いかに、フジトモ /デカトー コンビが、

田中のスリップストリームに入れないかが、

ご理解いただけるかと・・・。

 

 

 

しかし、この、デカトー とか言うオッサン、

(だんだん扱いが・・・)

 

トークの収録では、

まったくと言っていいほど、しゃべらない・・・。

 

なのに、車載カメラには、

ズ~ッと、話しかけているという、

かなり変わった、お方・・。

 

それも、車載カメラに、

延々と、田中への悪口が・・・。

 

 

とまぁ~、内容も、濃いけれど、

フジトモ /デカトー コンビ VS 田中の毒舌 も、

なかなか、見所があるかと思います。ハイ。

 

 

 

肝心のタイヤのコメントも、

ま~、タイヤメーカーに、

な~んにも縛りのないテスター×2名 ですので、

言いたいこと言ってます。

 

 

p11607071

 

 

また、

勝手に空気圧のセッティング変更したり・・・、

デカトーとのタイム合戦に

本能むき出しの田中をはじめ、

ホントにやりたい放題 なだけに、

みなさんにも、かなり、有効な

情報源となると思います。

 

 

本編では、ラップタイムは、

公表されませんが、

デカトー/田中 のコメントを聞いて、

車載を何度か見ると、きっと、わかりますよ~。

 

どこが一番速いのかがね。

 

 

 

しか~し、

田中は、ちょっとこの企画が

気に入りません。

 

というか、某編集長の

策略が気に入りません・・・。

 

 

だって、デカトーは、いつもNEW タイヤ。

 

 

でもって、田中は、デカトーが

ボロボロにしてくれた、タイヤで、

タイム比較されるんですからね~。

 

 

10ラップしても、

グリップダウンしないタイヤがあって、

ホント良かったですよ。

 

 

あのままじゃ、

「な~んだ、デカトーの方が速いじゃん・・・」

なんて、言われそうでしたからね~。

 

 

タイヤの評価は、

切磋琢磨している状況でやるのが一番であることを

まさか、あの編集長が知っているとは思わないし・・・。

 

 

マジ、韓流タイヤに、感謝ですね~。

(アッ、言っちゃった!!)

 

 

みなさん、詳しくは、ジックリ

REV SPEED DVD  で、

観察してみてください。

 

 

今回のDVD  は、

今まで一番

内容に、自信があります!

ZONE
REV SPEED 取材 in 袖ヶ浦

2010年04月15日(木)

ちょっと、報告が前後しますが、

今日は、ハイパーミーティング直前に行われた、

REV SPEED 取材 のお話を。

 

 

この取材は、現在、よ~くサーキットで

みなさんが使用している、

スポーツラジアル を6種類 持ち込んで、

比較テストを行うという企画。

 

 

場所は、クラブマンレーサーの新天地

袖ヶ浦サーキットです。

 

 

p1160726

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でも、某編集長が、

取材内容は、絶対に雑誌が出るまで、

「ブログに書いちゃダメ」 と、

とっても、心の狭いことを言うので・・・、

残念ながら、書けません・・・・・。

 

 

 

ということで、今日は、タイヤテストに便乗して

ZONE の適合確認も行いましたので、

そちらのお話を。

 

 

 

タイヤテストを行った車輌は、

長野の ARMS さんの S15(ターボ)。

 

 

p1160730

 

 

ARMS さんのと言えば、

木下みつひろ 選手が、セットップを繰り返し、

筑波では、ラジアルと思えないタイムを連発する

とっても、ハイレベルなお店。

 

 

じつは、昨年から、ZONE の販売店として、

バッチリ販売していただいてます。

 

 

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でもこの日は、「赤」 のデモカーではなく、

より、ユーザーに近い車輌と言うことで、

社長のマイカー?で、テストを行いました。

 

 

もちろん、ボンネットには、

ド~ン、と、ZONE のステッカー です!

 

 

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でもって、タイヤテスト中に、

ブレーキパッドも、換えていただき、

 

 

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バッチリ、適合が取れました!

 

 

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みなさん!

袖ヶ浦は、「サーキットグループ B 」 です。

 

S14/15 のハイグリップラジアルなら、

14B で、バッチリ適合します!

(ノーマルキャリパー/ノーマルローター)

 

 

ということで、早速、ZONE のWEB サイトにも、

袖ヶ浦を追加しておきました!

 

 

ZONE サーキット ランク

 

 

しかし、ここのサーキットは、

タイヤテストするのに、バツグンですね!

 

 

 

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_その他_
袖ヶ浦フォレストパーク・レースウェイ

2009年08月26日(水)

昨日は、

アイドラーズマガジン さんの取材で、

袖ヶ浦フォレストパーク・レースウェイ に

はじめて、行ってきました。

 

かなりお安くなった、

アクララインを走り・・・・・、

撮影 田中ミノル

撮影 田中ミノル

 

待ち合わせ場所の、

木更津東インター へ。

 

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昨日の取材は、サーキット の

インプレ で、

田中の他に、

もうひとり、ドライバーが・・・、

 

そうです、その人は、

アイドラーズ では、超有名人、

ラウベルト の中井 さん。

 

知ってる方も、いらっしゃるかと

思いますが、

 

あの、ド派手で、めっちゃくちゃ速い、

ポルシェ の中井さんです。

 

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いやはや、ド迫力で、ございます・・・。

 

 

 

そんなこんなで、

袖ヶ浦フォレストパーク・レースウェイ に到着。

 

田中はね、ミニサーキットだと

思ってたんですよ。到着するまでは・・・。

東京からも近いしね。

 

 

でも、ビックリ!

かなり本格的な、

いや、ふつ~に、GTとか

開催できそうな、サーキットでした。

 

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そして、そして、

まだオープンしていない

袖ヶ浦フォレストパーク・レースウェイ の

車載動画を

こっそり撮影してしまったのです!!

 

まだ、コースには、メンティナンスの方々が

たくさんいたので、

もちろん、レーシングスピードではなく、

レコードラインではありません。

 

オマケに、車載初挑戦でしたので、

アングルも悪く、

カメラのブレが・・・、かなり・・・・・、

もし、見てて気持ち悪くなったら、

ホントすいません。

(カメラの固定方法が悪いだけで、

路面は、スーパーフラットでした)

 

 

 

 

 

コースの印象は、

① スピード域が高い! (3速のコーナーが多い)

② コース幅が、すごく広い! (鈴鹿より広いかも)

③ バトルになると、かなり楽しそう! (並んでコーナリング可能)

です。

 

こんな近くに、

それも、高速を降りてすぐの場所に

本格的なサーキットって、

なんだか、そそりますね~。

 

オープンが楽しみです!