BILLION OILS
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今年も、あと少しで、GR 86/BRZ Race の開幕ですね~!
2017年02月17日(金)

昨日は、GR 86/BRZ に参戦中の
某ディーラーチーム にて、打ち合わせ でございました。
で、打ち合わせのアイテムは・・・・・、
もちろん、こちらで、ございます!!
そうです! BILLION OILS GR 86/BRZ Race 専用油 です!!
いや~、今年も、 GR 86/BRZ Race にて、
BILLION OILS 旋風が吹き荒れるように、
頑張りたいと思います!
ということで!
GR 86/BRZ Race 参戦者 のみなさん!!
ディーラーチームのみなさん!!
そして、レーシングチームのみなさん!!!
どうぞよろしくお願いいたします!
GR 86/BRZ Race 専用油 の WEBサイトは、こちら!
BILLION OILS
ステキな冊子が届きました!
2017年02月08日(水)

本日、岡山トヨペットさんから、
ステキな冊子が届きました!!
そうです、昨年、田中がテクニカルデレクターを務めた
K-TUNES RACING (岡山トヨペット) さんが、
2016年度 GR 86/BRZ Race の総集編として、
冊子を作られたんですね~!
で、田中の写真もバッチリ使用いただいており、
嬉しくなって、読み続けてみると・・・・・・・、
神元マネージャーのコメントで・・・・・・・、
って、いったい、どういうことでしょうか?? (笑)
神元さん、ペットボトルのお茶、吹き出したっチューの!
いや~、田中的には、寡黙を貫き通した 一年だったのになぁ・・・・。 (笑)
ということで!
岡山トヨペットのみなさん!!
1年間という短い期間でしたが、たくさんのこと、勉強させていただき、
また、オイルも、全力で開発いただき、本当にありがとうございました!
そして、今年は、オイル屋さんとして、
どうぞよろしくお願いいたします!!
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2017-01-31 匠工房 GR 86/BRZ ワンメイク車両!
2017年02月01日(水)
昨日の匠工房は、
GR 86/BRZ Race に、参戦中の ドライバーさん が、
車両を持ち込まれ、弊社にて、デフの組み換えを行いました!
(そうです! 阿部ちゃんは、何でもできるのです!!)
GR 86/BRZ Race のワンメイク車両では、
ディスクの組み合わせを変更することが可能となり、
デフの効きを変えられます。
でも・・・・・、どれぐらいデフを効かせると、
タイムが出るか・・・・・・・は、
いろんなセットアップの方向性がありますので、
各チームで、案外バラバラなんですよね~。
しかし!
オイル屋さんの田中は!!
TOPチームの内情(デフのセッティング)に、詳しいわけでございます。ハイ。
ということで、バッチリと、
TOPチームの極秘DATAと、同じセットアップにて、ディスクを組み込みました。
(今回ご来店いただいた 86オーナーさん かなり、目敏い ですよね~)
(やっぱ、レーシングドライバーは、こうじゃなきゃ!!)
そして、LSD オイル には、デフの効ききが、
ちょうど中間(効きの強さが、5種類ある LSD オイルの3番目!)
となる、GR-721 を チョイス いたしました。
そうです!
BIILION OILS なら、オイルでデフの効きを変更できますから、
まずは、この状態で走ってみて、
U/S方向なら LSDの効きが弱くなるオイルに、
O/Sなら、LSDの効きが弱くなるオイル に、交換してみてくださいね!
ちなみに、田中の個人的な意見ですが、
GR 86/BRZ Race の場合、
「バランス、良いですよ!」 と言っているドライバーに、
もう少しだけ、LSD の効きが弱くなる LSD オイルを使用すると、
なぜだか、タイムが、上がるんですよね~。
要するに、ドライバーが、曲がる! と思っていても、
もっと曲がるようになった状態とは、比較できていません・・・・・・。
だから、より曲がるることで、パワーロスが抑制され、
ドライビングを何も変えなくても、タイムが出ちゃうんです・・・・・。
まぁ~、これが、ワンメイクレースの楽しいところでもあり、
恐ろしい部分でもあると、田中は、思っています。
ということで!
匠工房は、スイフトだけじゃなく、
86/BRZ のデフにも、とっても詳しく、
とっても、マニアックな工房なのであります(笑)
86オーナー様
ご来店、ありがとうございました!!
あっ!
BILLION OILS 86/BRZ Race 専用油 は、
専用 WEB サイトにて、詳しく解説を行っておりますので、
GR 86/BRZ Race 参戦予定のみなさん!
ぜひぜひ、お立ち寄りくださいね!!
BILLION OILS
GR 86/BRZ Race 専用油 のお話。 その②
2016年12月28日(水)
前回の GR 86/BRZ Race 専用 ミッションオイル の お話し、
みなさん、いかがでしたでしょうか?
普通なら、絶対ナイショにしておく内容でしたが、
GR 86/BRZ Race に参戦されている みなさんに、
ちゃんと説明がしたく、勇気を持ってリークした次第でございます。
(ですから、他ではくれぐれも、ご内密に・・・・・・笑)
では、今回は、GR 86/BRZ Race 専用 LSD オイル の解説を
少々・・・・、いや、ガッツリと、行いたいと思います。ハイ。
まず、予選油/決勝油 という考え方は、ミッションオイルと、まったく持って同様です。
予選油 →
周回数を限定することにより、超低粘度のオイルを使用し、
アタック中のフリクションロスを低減させる
決勝油 →
連続周回が可能なレベルで、可能な限り低粘度化したのオイルを使用し、
トラブルが発生しない範囲で、フリクションロスを低減させる
そうです、LSD オイルも、油温が上昇するのは、連続周回時だけですので、
周回数が少ない予選では、徹底的に低粘度のオイルを使用する作戦です。
そして、予選/決勝 と、各々の走行環境に合わせ込むことで、
フリクションロスを徹底的に、抑制することにより、タイムを削り取るとういう
いかにも、BILLION OILS らしい戦略なのであります。
もちろん、予選アタックにおいて、
ミッションオイル/LSDオイル の両方を予選油にすることで、
相乗効果が発生することは、カンタンに想像できますよね~。
でも、LSDオイルに必要な性能は、
ギア&LSDディスクを守ることと、フリクションロスの低減だけではありません。
GR 86/BRZ Race にて、LSDオイル に求められる もうひとつの性能、
それは、どれぐらいの強さで、LSDディスクをロックさせるかです。
GR 86/BRZ Race では、LSD の中を分解して、
ディスクの当たり面の数と、カム角(2種類からチョイス)の変更が可能となっています。
ですから、サーキットレイアウトに合わせて、
通常より、効きを弱めに組む とか、
通常より、効きを強めに組む とか、
LSDの効き具合で、アンダーステア/オーバーステア といった
クルマのバランスを合わせ込むのであります。
アンダーステアが強い状況 → LSD の効きを弱く
オーバーステアが強い状況 → LSD の効きを強く
となりますが、ほんの少しの アンダーステアを解消したいとか、
気持ちオーバーステアになっている部分を安定させたいといった
微調整といった部分は、LSD本体のセットアップでは、少々難しいので・・・・・・、
「LSDオイル によって、LSDの効きを変化させる」
というニーズにて、BILLION OILS GR 86/BRZ Race 専用 LSD オイルの
開発はスタートしました。
しかし、この合わせ込みには、かなりの時間を要しましたね~!! (笑)
まぁ~、100回以上は、
岡山トヨペットのメカニックさんに、
LSDオイルの交換をお願いしました・・・・・・・。
で、最終的に、
予選油 → 効き弱め ~ 効き強め までの 5種類をバリエーション!
決勝油 → 効き弱め ~ 効き強め までの 5種類をバリエーション!
と、10種類の LSDオイルをバリエーションして、レースに挑みました。
ですから、走行後、ドライバーコメントを聞いて、
エンジニアさんと打ち合わせ、
「じゃ~、次は、ワンランク 効き強めのオイルにします!」
とか・・・・、
「だったら、一番、効きの弱いオイルに交換ね!」
といった感じで、どんどんセットアップが進んだのであります。
で、オイルでは対応できない領域に入ると、
LSDのセットアップ(プレート数/カム角)を変更し、
また、LSDオイルで、微調整を行うというパターンだと、
セットアップ的に、道に迷いにくいことも、大きなメリットになったと思っています。
また、テスト段階で、決勝用のLSDオイルが決まれば、
予選油は、何をチョイスすれば、バランスするか、
マトリックス表も、作ってあるのであります。
そして、このLSD オイルの種類によって、
LSD の効きが変わるという特徴は、セットアップできる箇所が、
かなり限定されているワンメイクレースでは、大きなメリットとなり、
最終的には、数チームに使用していただけるようになりました。
でもって!
最後は、GR 86/BRZ Race 専用 の エンジンオイル開発 にも着手!!
(やっぱり、やるからには、徹底的に! 笑)
まずは、GR 86/BRZ Race の定番である
0w-20 といった粘度から、開発はスタート!
(そうです! BIILION OILS エンジンオイルのテクノノジーはそのままに、低粘度化させました!!)
で、テストしてみると、ドライバーコメントも上々で、
ロガーで見ても、連続周回による、オイルのタレは、発生していませんでした。
また、使用油を解析すると・・・、
まだまだ、攻められることが、明確となりましたので、
もう一段階攻めて、次の試作は、0w-16 といった粘度で挑戦!!
いや~、まさに、ブレーキフルードのような 驚きの粘度・・・・・・・(笑)
かなり、恐怖心(そうなんです、案外、ビビリなんです・・・) はありましたが、
走り出してみると、まったくトラブルは発生せず、連続周回も、問題なくクリアー。
また、ドライバーコメントは、0w-20 より、
もっと高回転域で、エンジンが軽いと、高評価でした。
なお、使用油を解析しても、金属成分の増加量、粘度劣化等、
まったく問題がなかったので、GR-016A というネーミングにて、
GR 86/BRZ Race 専用 エンジンオイル として設定しました。
で、迎えた、最終戦 SUZUKA に、
オイル工場の精鋭メンバーと、ガッツリ打ち合わせを行い、
もうワンアイテム、エンジンオイルの試作を作ってもらいました。
ヘアピンから、スプーン そして、裏ストレートといった、
上り区間 & 中速トルク に、フォーカスした仕様のエンジンオイルなのであります。
(エンジンオイルの作り方で、こんなことができるなんて、ちょっとビックリでしょ?? 笑)
で、走行後のドライバーのコメントも、
「明らかに上り区間が速くなった!」 と、まさに筋書き通りのコメント!!
また、ロガーDATA を見ても、バッチリ違いが出ていましたので、
このエンジンオイルも、GR-020B として、設定することになりました!
GR-016A (0w-16) → ローフリクション 高回転重視タイプ
GR-020B (0w-20) → ローフリクション 中速トルク重視タイプ
ちなみに、通常の 0w-16/0w-20 にて、使用されている添加剤は、
省燃費タイプ の添加剤配列 が多い中、
BILLION OILS の エンジンオイルは、骨太なサーキット完全対応の添加剤群により、
ガッツリとエンジンを守ってくれます。
ですから・・・、
ノーマルエンジンからパワーを絞り出すための低粘度化だけではなく、
厳しい環境でも、しっかりエンジンを守れて、
でもって、サーキットレイアウトに合わせて、エンジンオイルをチョイスできるのが、
いかにも、BILLION OILS なのであります!
そして、そして、このエンジンオイルを
Vitz のワンメイクレースに参戦されている 某ドライバーにも、
テストしていただいたところ・・・・・、
「絶賛!」の評価をいただきました!
(特に、GR-020B は、大絶賛でしたね~)
いや~、「ピットロードを出た瞬間にわかる!」 というコメントと、
統一戦の あのリザルトは、本当に、ス・テ・キです!!
とまぁ~、2回にわたり、お伝えした
BILLION OILS GR 86/BRZ Race 専用油 のストーリー
お楽しみいただけましたでしょうか?
ちなみに、今回、ご紹介した 全アイテムのオイルが、
すでに購入可能となっております。
(一部の商品は、まだ、十分な数が準備できておりませんが・・・・・・・)
でもって! WEBサイト も、すでに完成しております!!
BILLION OILS GR 86/BRZ Race 専用油
またね・・・、なんと!
ステッカー貼付による、サポート価格の設定もありますので!!
GR 86/BRZ Race 参戦者のみなさん!
レーシングチーム & ディーラーチームのみなさん!!
どうぞ、よろしくお願いします!!!
ということで!
先日の TGRF にて、岡山トヨペットさんとの契約も終了しましたので、
来年は、ただの・・・、いや、すご~い オイル屋のオッチャンとして、
GR 86/BRZ Race に、参戦予定の 田中ミノル がお伝えした、
BILLION OILS GR 86/BRZ Race 専用油 のお話 でした!!
BILLION OILS
GR 86/BRZ Race 専用油 のお話。 その①
2016年12月22日(木)

いや~、初の テクニカルデレクター として、
AREA86倉敷(岡山トヨペット)チームと一緒に挑んだ、
GR(ガズー) 86/BRZ Race 2016
第二戦の岡山で優勝し、
前半戦は、シリーズTOPで折り返したものの
インジェクタートラブルにて、エンジンを破損した夏以降は、
本当に厳しい戦いが続きました・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
で、 結果、シリーズ3位
ただ、最後の最後まで、望みを捨てることなく、
チーム 一丸となって、可能性を追い続けたことには、
胸を張れる・・・・・、そんなシリーズでした。
岡山トヨペットのスタッフのみなさん!
阪口良平選手!!
お疲れ様でした!!!
そして、1年間 本当に、ありがとうございました!!!!!
とまぁ~、
チャンピオンこそ、取れませんでしたが、
2016 GR 86/BRZ Race シリーズにて、
BILLION OILS の オイル開発 は、進みましたね~!
ということで!
今年、田中がどのようにオイルの開発を行い、
どんなオイルが、GR 86/BRZ Race 専用油 として誕生したのか、
通常、オイル開発のガチの話など、きっと公表されないであろうことを
少々、語ってみたいと思います。ハイ。
まず、GR 86/BRZ Race のオイルを マジに作ってみよう! と思ったのは、
昨年の夏、BILLION OILS の営業活動の一環として、
FSW にて開催されていた GR 86/BRZ Race に訪れたとき、
谷口信輝 選手 が言った 「ひとこと」 がきっかけでした。
その言葉とは・・・・、
「ストレートで、少しでもアドバンテージがあれば、いくら高くても そのオイルを買う!」
まぁ・・・、すべてがイコールコンディションのワンメイクレースですから、
ほんの少しでも、ストレートが速いということは、強力なアドバンテージになります。
でも、この、当然と言えば、当然のことが、田中にはとっては、斬新でした・・・・。
なぜなら、BILLION OILS を立ち上げるために、
数え切れないぐらい試作オイルを作り、
田中自身のドライビングにて、気が遠くなるぐらい周回した、サーキットテストは、
すべて、「信頼性」 と、「ドライバビリティ」 といった
方向性を重視し作ったものばかりで、
「ストレートの速さ」 を追い求めたオイルが、存在しなかったからです。
でも・・・、数々の開発テストで、我々が得たノウハウは、
ストレートでの速さを重要視する
GR 86/BRZ Race 専用油 というチャンネルでも、
きっと、みんなのニーズに合ったものが、作れるのではないかと、直感的に思いました。
だって、我々が、ひとつひとつ、仮説を立て、それを実証するという、
地道なテストから学んだことには、不動の自信があり、
そのノウハウを 今度は、「ストレートの速さに結びつける」 といったように、
方向性が少し変わるだけなのですから・・・・・・。
で、まずは、ミッションオイルから、開発をスタートさせました。
ちょうど、社内では、 MT-520 & TL70 といった、
BILLION OILS の 柱となる商品群の開発が終了したタイミングで、
これら商品には、大きなメリットが存在していました。
そのメリットとは、なんといっても、
温度に左右されない あの究極のシフトフィールです。
(きっと、ご体感いただいた方には、わかっていただけると思います!)
ちなみに、GR 86/BRZ Race では、少しでも、ストレートで車速を上げるために、
アクセル全開のまま、クラッチを切って、シフトアップを行う 「スーパーシフト」 と呼ばれる
スペシャルテクニックを数多くのドライバーが活用しています。
ということは・・・・・、
「究極のシフトフィール」 が売りの BILLION OILS なら、
きっと、「スーパーシフト」 が、カンタンにできるのではないか?? と考えました。
そこで、まずは、このシフトフィールが武器になるものなのか、
昨年の最終戦 SUZUKA ラウンドにて、
田中と、ほぼ同期の 某おじさんドライバーにお願いして、
まだ、当時、発売前の MT-520 (TL70) を使ってもらいました。
すると・・・・・、絶賛の評価をいただきました。
(いや~、リザルトも、ハンパじゃ なかったですね~!)
これで、自信を確信に深め、
ならば、あとは、どれだけ低粘度化させて、フリクションロスを低減できるかだと思い、
岡山トヨペット(906号車)のテクニカルデレクターに就任したあとは、
徹底的に温度DATAをロギングしました。
だって、どれだけ低粘度化できるかを知るには、
まずは、走行中に、温度がどれぐらい上昇するのかを知らなければ、はじまりません。
(そうです! Maxの油温に、ギリギリ対応できる粘度のオイルを作るのであります!!)
そしたらね・・・・・、
すご~く、面白い、DATA が取れました。
それはね、ミッションオイルって、
最終的には、120~130℃ とかまで、油温は上昇するのですが、
想像していたより、上昇するスピードがゆっくりだったんです。
たとえば、暖気が終了し、
走り出したときの温度が、50℃だとすると、
スタート → 50℃
1Lap目 → 55℃
2Lap目 → 60℃
3Lap目 → 70℃
といったように、ゆっくり油温は、上昇し、
連続周回で、7Lap とか、10Lap とかすると、
120℃オーバーといった油温になることがわかりました。
そして、GR 86/BRZ Race と言えば、プロクラスは、こんなタイヤを使用します。
これらのタイヤって、見た目どおり・・・、
タイムが出るのは、かなりの確率で、1Lap 目 なんですよね~。
ということは・・・・・、
予選アタック中のミッションオイルの温度は、50~70℃レベル。
で、この温度域で、120~130℃でも、油膜が切れない
粘度の高いミッションオイルを使用すると・・・・・、
予選アタック中のフリクションロスは、強烈にデカイのであります。
(だって、低温域でのミッションオイルって、水飴のようですからね・・・・・・・)
おまけに、GR 86/BRZ Race の予選は、タイムが強烈に拮抗しており、
0.1秒でグリッドが、3~4位 違うなんてザラ。
また、スピードリミッターが作動することから、
決勝レースのオーバーテイクは、かなり難しく、大きなリスクを犯す状況となります。
ですから、GR 86/BRZ Race にとっての最重要項目は、
予選順位といっても過言ではない状況なのであります。
勘の良い方なら、もうお解りですよね・・・・・。
そう! この予選で、絶対的なアドバンテージを築くために、
BILLION OILS では、この GR 86/BRZ Race 特有の予選環境に、
条件を合わせ込んだ、予選専用 ミッションオイル を開発したのであります!
そうです、
① 連続周回しない! (タイヤの美味しいところは、1Lap目!)
② アタック中の油温は、かなり低い!
という条件に、バッチリ適合させた
超々低粘度スペック の ミッションオイルを作っちゃったんですね~!
(コード GR-511)
まぁ~、それからの快進撃は、
GR 86/BRZ Race のリザルトが物語っております。ハイ。
(もちろん、この予選専用油・・・・・・、
岡山トヨペットの906号車以外も、使っていたりしますね~・・・・笑)
また、決勝に使用する 連続周回可能なミッションオイルも、
予選専用油ほどは、低粘度ではありませんが、
MT-520/TL70 より、少し低粘度方向に設定しています。
(コード GR-521)
ですから、これらのミッションオイルを 予選/決勝と 使い分けることにより、
GR 86/BRZ Race では、大きなアドバンテージと、なるのであります!!
いや~、田中ミノル 頑張ったでしょ~(笑)
また、少々、余談ですが、
この GR-521 を開発中に、とあるハプニングがありました。
それはね・・・・、
岡山国際のテストで、阪口良平選手 が、
3速に入れて少しすると、ギアが抜ける(ニュートラルになる)と、コメントしてきました。
はじめは、ギアボックスのトラブルかなぁ・・・・、と考えていたのですが、
車載動画を 穴があくほど、何度も見返すと、
2 → 3速に、シフトアップして、トラクションがかかって、0.5~1.0秒後に、
「スルッ」 と、ギアがニュートラルになる感じで、
決して、「スパッ」 と弾かれる感じではないんです。
で、田中が出した結論、それは・・・・・・、
「シフトノブが重過ぎる」 でした。
要するに、86/BRZ のシフトは、
いまひとつ、フィーリングが良くないことから、
純正品は、かなり、重めのシフトノブが装着されています。
(シフトノブを外して持ってみると、あまりの重さにビックリしますから・・・・)
そう、テコの原理にて、シフトフィールが向上することから、
重いシフトノブが装着されているのであります。
でね、この重いシフトノブが、2 → 3速 と、Hパターンの前方に移動し、
その後、トラクションがかかることで、加速G により、Hパターンの後方に
少しだけ、引っ張られますよね。
そうです、その 加速G にて、シフトノブが微妙に引っ張られる
その力だけで、シフトが抜けるトラブルが発生していたのです。
いや~、これには、驚きを越えて、感動でしたね~。
だって、ミッションオイルにて、
それぐらい、シフトが軽くなっているという証ですからね~。
ですから、このトラブル? は、シフトノブを軽いタイプに変更して一発解消。
そして、この出来事にて、BILLION OILS
GR 86/BRZ Race 専用 ミッションオイルの評価が、
「ググッ」 と上がったのであります!!
ということで、次回は、 GR 86/BRZ Race 専用油
LSDオイル & エンジンオイル のストーリーをご紹介したいと思います!
つづく!!
BILLION OILS
2016 86/BRZ Race TGRF SPL Rd in FSW! 日曜日!
2016年11月27日(日)
BILLION
BILLION OILS 特約店情報! 2016年 10月
2016年10月25日(火)
本日は、BILLION OILS 特約店 に、
加入いただいた、店舗さんのご紹介でございます!
BILLION OILS 特約店といえば、
BILLION OILS を 常時、在庫いただいているお店となり、
いつでも、バッチリ と、BILLION OILS の各アイテムを
投入いただけるのであります。
アイテム的には・・・・、
FF-730 → FF 機械式LSD 専用 ミッション オイル
FF-315 → FF OPENデフ 専用 ミッション オイル
MT-520 → FR マニュアルトランスミッション 専用 ミッションオイル
TL70 → 86/BRZ 専用 マニュアル トランスミッションオイル
FR-760 → FR 機械式LSD 専用 デフ オイル
FR-780 → FR 機械式LSD 専用 デフ オイル
5w-40 → エンジンオイル (サーキット対応品)
10w-40 → エンジンオイル (サーキット対応品)
となりますが、
可能であれば、事前に在庫の確認を行ってから、
ご来店いただいた方が、より安心かと思います。ハイ。
そして! 今回!!
BILLION OILS 特約店 として、ご登録いただいたのは・・・・、
[埼玉県]
担当 : 折原さん
(埼玉県として、4店舗目! アクセス も 「◎」 ですよ~!)
[千葉県]
担当 : 古澤さん
(千葉県として、3店舗目!
そして、千葉市では初の特約店です! お店も、広いですよ~!!)
[広島県]
田邊車輌商会
広島県福山市三吉町4-2-7
TEL 084-924-1454
担当 : 田邊さん
(岡山国際サーキットがとってもお得意のお店です!)
ということで!
現在、全国に、80店舗 となりました
BILLION OILS 特約店 を どうぞよろしくお願いしたしま~す!
BILLION
全日本ジムカーナ で、タイトルGET! いたしました!!
2016年10月21日(金)
少々、ご報告が遅くなってしまいましたが、
全日本ジムカーナ PN-IIIクラス にて、
BILLION OILS (ジムカーナ専用モデル) を独占使用した、
川北 忠 選手が、見事! シリーズチャンピオンに、輝きました!!
おめでとーございます!!
川北 忠 選手には、第二戦から、
ミッションオイル & LSD オイル を
BILLION OILS (ジムカーナ専用モデル) の開発を兼ねて、
ご使用いただいたのですが、BILLION OILS を使用した
6戦 すべてのレースを優勝!
まさに、文句なし! のシリーズチャンピオンなのであります!!
もちろん、川北 忠 選手の 実力、セットアップ能力はピカイチですが、
BILLION OILS の
超々 低粘度 SPEC による フリクションロスの低減と、
オイルチョイスによって、LSD の効きが調整できると言うメリット が、
少しでも、今回のタイト奪取に、お役に立てたとしたら、嬉しいですね~!!
ということで、来年は、
ジムカーナ専用モデル の市販が、あるかも知れないですよ~。
以上、BILLION OILS にとって、初のシリーズタイトルとなった、
全日本 ジムカーナ の リザルトでした!!
BILLION OILS
北の国から 2016 GR 86/BRZ Race 日曜日!
2016年10月03日(月)

レポートが遅れてすいません・・・・・。
昨日開催された、
GR 86/BRZ Race Rd.7 in 十勝スピードウェイ
我らが、AREA86 倉敷 906号車は、
午前中行われた QF にて、
2番手タイムを叩き出すも・・・・・・、
赤旗により、タイム抹消・・・・・・・・。
で、結果、3番手となりました。
でもって、ミッションオイル & LSD オイルを RACE SPEC に交換し、
迎えた決勝は・・・・・・、
痛恨のスタートミスにより、5番手で、チェッカーとなりました。
結果、34号車 佐々木選手のチャンピオンが決まり、
チームにとっても、
テクニカル デレクター 1年生 の田中にとっても、
BILLION OILS にとっても、
悲願だった シリーズタイトルは、取れませんでした・・・・・・・・・・。
でも、まぁ~、負けたには、負けた理由があり、
その負けている部分を、ひっくり返せない限り、
勝てないのが、勝負の鉄則であり、勝負の物理であることを再認識し、
ガッツリと胸に刻めた シリーズだったと思います。
(まだ・・・、最終戦、鈴鹿は残っていますが・・・・・・・・・・・・・・)
そして、スーパー傷心の田中を 北海道の大自然と、
飛行機会社の心づかいが、癒してくれた・・・・、
(グローバルでも、アッパークラスでもないのに・・・、まさに、神対応ですよね~!!)
北の国から 2016 GR 86/BRZ Race でございました。
タイトル・・・・、欲しかった・・・・・・。
悔しい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。