ラティオス と、気持ちの良い 山歩き!  の予定が・・・・・・、

2013年03月11日(月)

昨日は、久し振りにお休みだったので、

運動不足の人間と、運動不足の ボーダーコリーで、

奥多摩の 「御岳山」 に行って参りしました。

ここには、ケーブルカーがあり、山頂まで、6分!

オマケに、なんと、犬も乗車OK!

(ラティオス 家に帰ったら、240円 返せよ・・・・・)

で、あっという間に、山頂到着!

(この写真は帰りに撮りました・・・)

いや~、イイ景色じゃありませんか!

で、一人と、一匹の  トレッキング スタート!

途中に、御岳山 のトレッキングコースが、何パターンか、

地図で表記されいたので、

「ザッ」 と見て、ロックガーデンルートに決定!

(思えば、このとき、もっとシッカリ地図を見ておけば・・・・・・・・・)

神社の境内には、まだ雪が残っているものの

天気は、ポカポカで、山の上には、「煙霧」 なんてなくて、

とっても、きれいな空気でした!

さぁ~、ラティオス君、シッカリ、運動しちゃって下さい!

で、最初の分かれ道が・・・・・・。

(どっち行ったら良いか、わからない・・・・・・・)

でも、○○の滝 というのが、コースにあったような気がしたので、

石だらけの 急な下り坂を 下りることに。

ところが、5分たっても、10分たっても、15分たっても、

この下り坂は終わらず・・・・・・、

ラティーも田中も、膝がガクガク・・・・・。

で、やっっと、滝に到着!

いや~、なんだか、いい感じじゃありませんか! ラティオス君!!

最初は、グッタリだった、ラティオスも、

ここでお昼を食べたら、元気を取り戻し、

でも、この先に、超難関が・・・・・、我々を・・・・・・。

じつはね、ここから、ロックガーデン に続く道が、

階段になっていたのです。

(まぁ、滝にいるわけですから、

滝の分は急激な登りになっているとは、思っていましたが・・・・・・・)

ただ、その階段・・・、ステップ幅が、10cm ぐらいしかない、

鉄製の板でできた、階段だったんですよ。

おまけに、恐ろしいぐらい、急な階段・・・・。

まわりは、岩場なので、迂回路はありません・・・・・・・。

で、何度も、ラティオスにトライさせるのですが、

階段の向こう側に、足が入ることと(要するに踏み外しています)・・・・、

あまりにも急なことで、ビビッ て、上がれません・・・・・・。

このとき、はじめて、ラティーが高所恐怖症 であることが発覚。

仕方ないので、これは、勢いしかないと思い、

少し、助走つけて、登らせると・・・・・・、

あまりにも階段が急なのことから、そのまま、顔面を強打・・・・・・。

(あんた、やるねぇ~)

これで、かなりテンションダウンしたのか、

いくら、「GO!」 って言っても、困った顔をするだけで、

アクションがない・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ということで、仕方なく、田中が、「おんぶ」 して登ることに・・・・。

でもこの階段、何箇所もあり、

もう、田中の足は、ガクガクのパンパンです・・・・・。

(やっぱ、30kgは、重い・・・・・・)

で、やっと、ロックガーデンに出たのですが、

ラティーは、やたら、元気。

(こっちは、足が、ヨロヨロ・・・・・)

途中に、また滝があり・・・・・・・・・、

「こっちだっちゅうの 目指したのは・・・・・」

それからは、大きなアップダウンもなく、

ケーブルカーの駅に、到着です。

で、もう一度、案内図を見てみると・・・・・・、

階段が、書いてあった・・・・・・・・。

みなさん、山歩きをする時は、

しっかり、情報を確認してから、楽しみましょう!

(説得力ないけれど・・・・・)

ということで、一人と一匹は、

またまた、ケーブルカーに乗り、下山。

かなり、犬連れには、優しいところですよね~。

ということで、今日は、階段の上がり下りに、

なぜだか、やたら、時間がかかる 田中からのレポートでした!

(頼むから、もう少し、やせてくれ!!)

2013 「道場破り」 in 美浜サーキット  セットアップ編

2013年03月11日(月)

 

 

 

やっと、美浜サーキット の資料がまとまりましたので、

本日は、2013 「道場破り」 in 美浜サーキット  セットアップ編 を

お伝えしたいと思います。ハイ。

 

 

 

 

 

美浜サーキット は、高速のインターからも近く、

ライセンスも不要 ですので、中部圏の方々をはじめ、

 

かなり広範囲から、タイムアタッカーがやってくる、

人気のサーキット!!

 

 

 

コースレイアウト は、タイムに影響する 

すべてのコーナーが、2速 ギア ですので、

ビギナーの方にも、優しいサーキットです。

 

 

 

12

 

 

では、早速、はじめてみたいと思います。

 

 

 

日時 :     2013-03-01
サーキット : 美浜サーキット
ドライバー : 田中 ミノル
メカニック :  阿部/佐藤
車輌 :    ZC31S スイフト2号車
時間 :    9:00~12:00  13:00~17:00

イニシャルSET 

ホイール CLEAWAYS       F:7.5J-16+30   R:7.5J-16+46

タイヤ DIREZZA ZⅡ        F:225-45-16(中古)   R:205-45-16(中古)

内圧                  F:2.6 R:2.6 (温間)

リアスタビ              φ35

スプリング               F:65-06-700 パーチェ装着

                     R:58-05-600 パーチェ装着

ダンパー減衰             F:MAX 5戻し   R:MAX 8戻し

キャリパー               F 純正   R 純正

ブレーキパッド            F 04M   R 88B

カーツデフ               50-20 6.5kg

ミッションオイル           開発品(鉱物油)

エンジンオイル           TM-SQUARE M16A 5W-40(継続使用)

オイルクーラー            TM-SQUARE

E/Gマウント             強化タイプ 試作品

ファイナル               4.7(アールズ)

車高                  F 605mm   R 585mm

トー                   F OUT 0:30   R  トーレスシム(-30)+(-15) OUT 0:05

キャンバー              F -5.8   R 並盛り (-2.5)

フロントロアアーム         TM-SQUARE ロングアーム

ナックル               TM-SQUARE キャンバーナックル

空力デバイス            カナード装着

エキマニ               試作品1

ECU                  TM-SQUARE  V3.0 AB EX

 

 

 

 

みなさんの車載を見ると、路面はフラットではなさそうでしたので、

F 700  R 600  のスプリングレート。

 

 

それに、コーナーは、かなり回り込んでいるように思えましたので、

R には、キャンバーシム並、

 

 

そして、R スタビライザーは、35φ にセットして、

美浜サーキット 攻略の準備をしました。

 

 

 

また、この日は、午後からの雨予報が出ていた関係で、

午前中に、セットアップ、LSD オイルの開発を行わなければなりません・・・・。

 

ですから、セットアップにあてられる時間は、かなり限りがありました。

 

 

 

 

で、走行のほうは・・・・・、

 

 

 

 

イニシャル(走行1) 9:00~  BEST 47.8  気温 9.2℃  路温 9.5℃

 

コーナーが想像より回り込んでいる

O/Sは、一切出ていない

ターンイン時 R の回り込みはあるものの 足りない (U/S)

レート的に、大きな問題はない  トラクションも、問題なし

 

とにかく、Fがグリップして、 Rはある程度しかグリップしない O/S 方向のセットアップが必要

 

 

 

いや~、想像以上に、コーナーがタイトで、

O/S が出るぐらい、セットアップを振らないと、攻略できそうにないなぁ・・・・・、

というのが、田中の第一印象。

 

 

ですので、次のセッションに向けて、

 

 

 

 

    変更

    F キャンバー    -5.8  →  -6.2

    F トー        OUT 0:30 →  OUT 0:40 

 

 

TM ダンパー & TM ロアアーム/ TM キャンバーナックル

の真骨頂 キャンバー 超ガッツリ 作戦です。

 

通常では、-6.0 以上になると、

ドライブシャフトが、ミッションケース内であらぬことになってしまうのですが、

上記の組み合わせなら、それを可能にするんですね~~。

 

 

 

あっ、フロントの トーOUT 値を大きくしたのは、

イン側のタイヤの切れ角を、より大きくするタメです。

 

 

 

 

で、次のセッションは・・・・・・、

 

 

 

 

走行2 9:27~  BEST 47.5 

 

 

F キャンバー  F トー のセット変更で、ミッド で曲がるようになった

しかし、ターンイン レスポンスは、↓  トラクションの安定感も ↓

 

各コーナーでは、 ① 1コーナー ↓  ② 2コーナー(R16)↑  ③ フェニックス ↑  

④ 裏ストレートエンド ↓  ⑤ 定常円(R20)↑

 

 

曲がって欲しいコーナーでは、曲がるようになりましたが、

メリット/デメリットがありました。

 

 

   変更   

   R トーレスシム -15 → -30  (OUT 0:20)

 

 

そうです、禁断の? トーアウト作戦です。

 

 

 

走行3 9:57~  BEST 47.5 

 

R トーOUT により、R のグリップレベルが下がり、ミッド ~ 出口 で、U/S レス

全体に、ハネがある フロントの接地が安定しない

※ 走行 4LAP のみ

 

 

   変更  
 
   F ダンパー   -5 → -9
  
   R ダンパー   -8 → -13
  
   (ハネによるU/S対策)

 

 

 

で、ダンパーに微調整を入れて・・・・・、

 

 

 

 

走行4 10:00~  BEST 47.2 

④ 裏ストレートエンド ターンイン ~ ミッド でのハネが少なくなった

(フロントの接地が安定方向)

LSD オイル 98℃

 

 

 

いい感じになってきました!

で、このあたりのセットアップで、LSDオイルの開発は、十分可能だと判断し、

LSDオイルテスト スタートであります。

 

 

 

 

ここから、走行7 まで、LSD オイルの開発テストは、

続きましたが、詳細は、リリースのタイミングにでも、詳しく解説しますので、

今回は、パス ということで・・・・・・。

 

 

 

22

 

 

 

 

ということで、次は、走行8 からとなりますが、

雨のことを考えて、

 

 

   変更

   タイヤ GⅡ → V700

 

 

です。

 

 

 

 

32

走行8 11:32~  BEST 46.5

全体的にグリップが高く、ボトムスピードが上がった

1コーナー/フェニックス にて、F ロールが、大きい

フェンダータッチ(F)が多い(グリップが上がったから?) 

フェニックス のアクセルを踏む前に、クルマが曲がらない(R のグリップが高過ぎる?)

 

水温 82℃  油温 108/100℃  ミッションオイル 101℃  Fローター 473-437℃ 

内圧  F 3.0  R 3.2

 

 

 

やっぱり、V700!!

 

LSD オイル 開発中に記録した、ZⅡのタイム(46.9)を

コンマ4秒 縮めました。

 

 

   変更  

   エキマニ 試作品 1  →  試作品 2
  
   F ダンパー   -9 → -7

   R ダンパー   -13 (KEEP)

 

 

 

LSD オイルの開発は、終了していましたので、

お昼のインターバルを利用して、

またまた、エキマニの比較です。

 

(だって、美浜サーキットのほうが、

低速重視のエキマニが、マッチングすると思いましたから!)

 

 

 

 

 

で、何とか、お天気は、持ちこたえたのですが、

気温が、かなり上昇して、コンディション的には、

かなり厳しい・・・・・・・・・。

 

 

 

走行9 13:00~  BEST 46.9   気温 16℃  路温 17℃ 

 

エキマニは、試作品 2 の方が、低速域は少しトルクが太い(高速域は同じ)

※ セッティング変更のため 5LAP で、PIT に

 

 

  変更 

   Fダンパー  -7 → -11

 

 

いや~、コンディションが厳しいです・・・・・。

だって、この時期で、16℃ もありましたから・・・・・。

 

 

 

 

 

走行10 13:10~  BEST 46.5

コンディションは、確実に悪くなっているにもかかわらず、午前中と同じタイムが出る

エキマニは、試作品 2 の方が確実に良い

Fタイヤ のグリップダウンを感じる(1分山)

内圧  F 2.7  R 2.9

 

 

 

   変更  

   F タイヤ  V700 NEW

 

 

 

どうしても、あと、0.1秒が欲しくって、

フロントのみではありますが、NEW タイヤ 投入!

(だって、46秒4 が スイフトのレコードでしたから・・・・・・・)

 

 

 

で、内心

「これで、決まるな・・・」 と、思っていたのですが・・・・・、

 

「事実 は 小説 より 奇 なり・・・・・・・」 でした・・・・・。

走行11 13:25~  BEST 46.5

F NEWタイヤ の美味しさが、まったく感じられない

 

水温 83℃  油温 111/102℃  ミッションオイル 111℃  Fローター 444-428℃

 

 

 

 

ヤバイです・・・・・・。

まったくタイムアップしませんでした・・・・・・。

 

乗っていても、NEW 独特の グリップ感がなく、

ロガーで見ても、アドバンテージがありませんでした・・・・・。

 

 

で、もう 玉がないので、

とにかく、U/S 撲滅に向けて・・・・・・、

  

 

 

 

 変更   

   R タイヤ  V700 → ZⅡ  (F V700 KEEP)

   F キャンバー  -6.2 → -5.8

   F ダンパー  -11 →  -13

 

 

 

まぁ、この手の作戦は、

ヒットしたことがありませんが・・・・・・・・。

 

 

 

走行12 14:03~  BEST 46.7

 

 

バランスは大きく変わらず

R グリップは少し ↓ するぐらいのレベル

フェニックス アクセル OFF が長いと、O/S

F キャンバー レスで U/S方向  しかし、トラクションは、良くなっている

 

 

 

 

 

と、絶望感に、打ちひしがれているところに、雨が・・・・・・・・。

そう、万事休す です。

 

 

 

 

42

 

 

 

 

や~、参りました・・・・。

あと、0.1秒が、どーしても短縮できず・・・・・・・。

 

 

 

で、雨の中、「なぜだろう・・・・・」 と考えてみると、

今回のアタック、最大の敵は、「気温」ではなかったかと・・・・・。

 

 

 

そして、翌日の天気予報を見ると・・・・・・、

DRY & COOL !!

 

 

 

まぁ、往生際が悪いのは、田中の専売特許・・・・、

とうことで、またまた、翌日の朝一の走行に向けて、セット変更!!

 

 

 

   変更  
 
   F/R V700(中古品)

   F ダンパー   -13  →  -8

   R ダンパー  -13  →  -12

   内圧 F 0.2  R 0.1 Down

 

 

 

そして、キンキンに冷えた気温でのアタックは・・・・・・・・・・・、

 

 

 

 

翌日のイニシャル(走行1) 9:00~  BEST 46.2   気温 7℃  路温 8℃ 

 

 

 

といった結果となり、「道場破り」 成立 なのであります!

やっぱり、「気温って、重要なファクターだと」 改めて感じた、

美浜サーキットの 「道場破り」 だったのであります。

 

 

 

 

 

 

では、美浜サーキットのまとめを!

セットアップに関して

スプリングレート

 

今回のレートがMax 

700-500 または、600-500 の可能性もあったと思われる

(リアレートを落として、タイトコーナーのU/S対策が必要)

また、V700 に変更すると、荷重がかかりきらないので、

もっとソフトレートにて、安定した荷重をかける作戦の方が、メリットがあったように感じる

フロントキャンバー  

 

5.8 / 6.2 の比較にて、メリットデメリットがある

5.8 は、トラクションは、安定するが、U/S が強い

6.2 は、U/S 量は少ないが、トラクションが安定せず、ステアレスポンスもNG

トータルで考えると、6.2の方が、アドバンテージがある

リアトー  

 

今回、0:00 vs -0:15 の比較だが、-0:30 の可能性は、高かったと思われる

ブレーキパッド  

 

F に関しては、問題なし

R は、もっと効きを上げて、下り坂のコーナーに対応すべきだったと思われる

(03C 89R の方が、マッチングしたと思われる)
 

タイヤ  

 

GⅡ vs V700 の差が、0.4秒

路面のギャップに、今回のレートでは対応できなかった気がする

また、NEW のメリットがなかったことも、上記に関係があるように思う

エキマニに関して

 

 

試作品2 のデメリットは、感じられない

低回転域が強い

 

 

 

 

以上、かなり、ハードだった、

2013 「道場破り」 in 美浜サーキット  

 

セットアップ編  でした。