2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド 鈴鹿 (ドラテク編) ②

2012年05月29日(火)

今夜は、

モーターランド鈴鹿 ドラテク ② を

ヘアピンコーナー(⑤)から、今回は、はじめたいと思います。

 

 

 

12

 

 

 

 

 

ブレーキングは、50m 看板近辺ではじめますが、

ここも、コースのアウト側は、バンクが付いていません・・・・・。

 

 

 

23

 

 

ですから、あまりアウトいっぱいからのアプローチは、

ブレーキング後半で、ハンドルが右にとられ、とっても危険ですのでお奨めしません・・・。

(だって、コースの右側は、ほとんどエスケープがありませんから・・・・)

 

そう、写真の服部兄ちゃんの愛車? に向かってのブレーキングは、かなりデンジャーです。

 

 

クルマ、半分ぐらい(服部兄ちゃんの愛車にギリギリ当たらないぐらい)

アウトには、スペースがあったほうが、安全です。

 

 

 

 

でもって、このヘアピンも、入口が下っていて、

 

 

33

 

  

出口が登っています・・・・・。

  

 

42

 

(ホント 意地悪なレイアウト・・・・・)

 

 

 

 

 

よって、飛び込んじゃ ラップタイムは出ません・・・。

そう、1コーナーと同様に、徹底的に、出口重視なのであります。

 

 

目安として、ブレーキングを開始するあたりに、

路面のギャップがあるのですが(50m 看板の少し先)、

ここからのブレーキングでは、遅すぎます。

 

 

また、ちょうど、このギャップから ブレーキを開始すると、

ABSが誤作動して、ブレーキが想像より効きませんので、

必ず、このギャップの手前からブレーキングを開始してください。

 

 

「ちょっと早いかなぁ・・・」、 ぐらいが、BEST なブレーキングポイントです。

 

 

もちろん、このヘアピンも、完全に立ち上がり重視で、

1m でも早く、アクセルが踏めるように立ち上がります。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ここから、なかなか手ごわい、インフィールドセクションです。

  

 

52

 

 

 

ヘアピンの出口はシッカリ縁石も使用し、立ち上がったら、

 

 

63

 

  

 

次のコーナーは、右コーナーなので、

左いっぱいにクルマを振りたいところなのですが、

ここは、振っても、コース真ん中までにします。

 

 

 

理由は・・・・・・、「最短距離を走りたいから」 なのであります。

 

 

 

まず、インフィールドのひとつ目 ⑥コーナーは、コース真ん中から、

優しいブレーキングとともに、2速ホールドのまま 「なだらか」 に、進入します。

 

 

  

72

 

  

 

ここでのポイントは、進入スピードにあります。

 

 

⑥コーナー クリップでのスピードが高ければ、

⑦コーナーまで、アクセルを一切踏むことなく、

軽い減速状態のまま走ることが可能となるからなのです。

 

 

 

もし、この、⑥~⑦コーナーのつなぎ部分で、

 

  

 82

 

 

 

アクセルを少しでも踏まなければ、ならないなら、タイムは出ないと思いますよ~。

 

 

 

だって、一番クルマが曲がる、少しだけ、減速した状態で、

長い距離を走ることが、タイトコーナーには、バツグンに効きますからね。

 

 

 

また、この ⑥~⑦コーナーは、だんだん「R」 が、

きつくなる ひとつのコーナーと捕らえて、

この減速状態で走れれば、かなりタイムが短縮できると思います。

 

 

理想は、⑥コーナーの飛び込みで、減速をはじめ、

⑦コーナーの立ち上がり寸前で、この減速が終了するのが、◎ です。

 

 

 

ライン的には、⑥コーナーは、長く 「なだらか」 にクリップをとり、

つなぎの部分は、コース真ん中か、少しイン側を走り、

⑦コーナー は、コーナー出口まで、インから離れないようします。

 

 

 

91

 

  

 

そして、正面に、ポスト(白い鉄サク)が見えれば、

アクセルを踏みながら、それに向かって、⑧コーナーに、真っ直ぐアプローチします。

 

 

 

 

⑧コーナーも、非常にタイトな、複合コーナーです。

  

 

102

 

 

 

軽いブレーキングの後、

複合コーナーの鉄則である、2つ目のコーナーに、ガッツリとクリップするのですが、

コーナーが、かなりタイトで 曲がり込んでいるため、

ひとつ目のコーナーも、クリップするラインでよろしいかと思います。

 

 

 

ここでのクルマのバランスは、

どうしても、U/S となりますので、ひたすら「ガマン」ですね。

 

 

 

 

シッカリ最後までインにくっ付いて曲がったら、

少しアクセルを踏み、また、アクセルOFF にし、

最後の難関 最終コーナー(⑨)にアプローチします。

 

 

 

 

112

 

 

 

 

 

この最終コーナー・・・・・・、

写真をよ~く見ればわかるのですが、イン縁石の近辺が、陥没しています・・・・・・。

 

 

 

 

121

 

 

 

 

ですから、キレイにトラクションを伝えたいなら、少し、インを空けるライン。

 

そう、雨ラインのように、

コーナーのクリップ付近のインを空けるラインで走ります。

 

 

 

また、ある程度、スプリングレートがソフトなら、

最短ルート(通常ライン)で走ることも可能です。

 

もちろん、イン側が、かなり窪んでいますので、クルマは大きく跳ね、

なかなか走りは安定せず、難易度は高いですが、最短距離は走れます。

 

 

 

田中のお奨めは・・・・・、少しインを空けて走るラインです。

でも・・・・、BEST ラップのときは、通常ラインで走ってますね・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

とま~、とんでもなく、マニアックに、

モーターランド鈴鹿 攻略法をお伝えしましたが、

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

 

ではでは、車載映像 & 車載映像+ロガー を

ジックリと、ご覧下さい!

 

 

 

 

 

 

 

まずは、車載映像のみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ロガー連動の動画もどうぞ!!

 

 

 

2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド 鈴鹿 (ドラテク編) ①

2012年05月21日(月)

 

 

モーターランド 鈴鹿は、初日にタイムがブレイクできなかったので、

服部兄ちゃんのお掃除を手伝いながら、コースをジックリ観察しました。

 

 

 

ということで、ドラテクと一緒に、コースに隠れている秘密?も、

説明したいと思います。

 

題して、「モーターランド鈴鹿 の解体新書」 なのであります。ハイ。

 

 

 

 

(あっ、今回はあまりにも、超大作となりましたので、

2回に分けてお送りします)

 

 

 

 

 

では、はじめましょう。

 

 

 

 

11

 

 

 

 

 

まず、1コーナー(①)は、ブレーキング区間が、下っています。

乗っていると、さほど感じないのですが、ガッツリと 下っているのです。

 

 

 

 

 

21

 

 

 

 

そして、コーナーのクリップに向かって、軽くバンクが付いているのですが、

ブレーキング区間のアウト縁石の近くだけ、バンクが付いていません・・・・・・。

(いや、反対に付いてるかもです)

 

 

32

 

 

 

 

ですから、あまりアウト側で、ブレーキを開始すると、

ハンドルが、右方向にとられますので注意が必要です。

少なくても、アウトの縁石から、1mは、離れていた方が良さそうです。

 

 

 

 

 

でもって、クリップ が、一番低い位置にあり、

立ち上がりは登っています・・・・。

 

 

 

 

 

41

 

 

 

 

立ち上がりの縁石から、反対に、1コーナー(①)を見ると・・・・・・、

こんなにも、登っているのです!

 

 

 

 

 

51

 

 

 

 

 

入口が下りで、出口が登りのヘアピンの鉄則。

それは、「立ち上がり重視!」

 

 

だから、1コーナーは、飛び込めても、飛び込みません。

 

 

なんといっても、

 

1m でも、早くブレーキを終了させ、

1m でも早く、クルマを曲げて、

1m でも早く、アクセルに足を乗せる ことが重要です。

 

 

 

でも・・・、アクセルに足を乗せたら、ほんの少し 「待ち」 ます。

理由は、減速状態から、急激にアクセルを踏むと、

ギアのバックラッシュをはじめ、ドラシャ、クラッチ等々、

いろんな小さなクリアランスが集まり、一瞬フリーな状態から、

「ガツン」 とトラクションがかかってしまうからです。

 

 

 

そうすると、タイヤは限界を超え、

また、フロントの車高も急激に上がり、アンダーステアとなってしまします。

 

ですから、

ほんの少し、アクセルを踏んで、軽くトラクションがかかった状態にしてから、

全開にした方が、アンダーステアが抑制されると いうわけなのです。

(深いなぁ~・・・・・)

 

 

 

 

 

1コーナーを上手くトラクションをかけて立ち上がれれば、

少々、凸凹ですがアウトの縁石もしっかり使用して、

高速セクションへと向かいます。

 

 

3速にシフトアップし、最初に浅い右コーナー(②)となりますが、

ここは、問題なく全開でクリアー。

 

 

このコーナー(直線?)は、どこを走るかに、ポイントがあります。

 

 

 

61

 

 

 

少し、インを空けて、大きなR で走った方が、

次の高速コーナーへのアプローチは、「ラク」です。

 

でも、パワーがあまりないクルマの場合、

そのラインでは、走行距離が長くなり不利になるなることがあります。

 

田中は、いろんなラインをトライしましたが、

あまりインに張り付いていると、高速コーナー(③)で、曲がり難いので、

大外のラインと、インラインの ちょうど真ん中あたりで、走りました。

 

 

 

 

そして、お次は、モーターランド鈴鹿名物?の高速コーナー(③) です。

 

 

 

71

 

 

このコーナーは、セットさえ合っていれば、さほど難しくないと思います。

 

 

まず、コースの特徴で説明すると、

コーナーへのアプローチは登りになっており、

 

 

 

8

 

 

(ちょうど、服部兄ちゃんのクルマ? あたりに、

運転席がくるのが、スイフトのレコードラインだと思います。ハイ)

 

 

 

 

インの縁石を過ぎたあたりで、フラットとなり、

  

 

 

 

9

 

 

101

 

 

 

 

 

2つ目のクリップに向けて、下りになっています。

 

 

 

 

 

 

 

 111

 

 

 

 

 

このように、コーナーの入口が登りで、

コーナーの出口が下りの場合、重要なことは・・・・・・、

 

 

 

① コーナーへの進入スピードが高いこと

② フラットな路面までに、しっかり向きが変わっていることです

ですから、ドラテク的に話をすれば、

 

可能な限りハイスピードで飛び込むことなりますが、

重要なポイントは、減速の仕方にあります。

 

 

 

ノーマルエンジンのスイフトの場合、高速コーナー(③)への到達スピードは、

105~107km/h レベルです。

 

 

 

まず、最悪なのは、ハイスピードで飛び込んでから、

「ギュッ」と、強めのブレーキを踏んでしまうことです。

 

 

この走り方なら、必ずや、O/Sとなり、

最悪の場合、そのまま、スピン → クラッシュ となってしまいます。

 

 

 

そうです、ブレーキにより、急減に前荷重となり、

リアのグリップが薄くなるから、O/S となるわけですから、

 

ハイスピードで飛び込むための ポイントは、

できるだけ、クルマを前荷重にしないことなのです。

 

 

前荷重にしない = ブレーキを強く踏まない

ということですので、

飛び込んでも、ブレーキペダルに、「足を乗せるレベル」 のブレーキが、MAX です。

 

 

セットアップが合ってくると、

ほぼ、ノーブレーキ(アクセルはOFFにします)でも、曲がれるコーナーですので、

 

 

この高速コーナー(⑧)の攻略方法は、

強いブレーキを踏まないように、トレーニングすることです。

まず、最初は、

かなり手前から、アクセルをOFFにして、加速の恐怖心を取り去ります。

 

スピードが、どんどん上がっていく状況で、飛び込むと、

どうしてもブレーキが強くなってしまうので、

そこで、加速というプレッシャーを取り去るのです。

 

すると、しっかりと、まわりも見えますので、

恐怖心なしで、曲がることができると思います。

 

 

 

そこから、ステップ By ステップで、

アクセルをOFFにするポイントや、量を調整しながら走ると、

とっても、カンタンに、そして安全に、攻略できると思います。ハイ。

 

 

 

 

 

また、クルマの向きを変えるのは、

進入スピードさえ、しっかり保つことができれば、あとは、クルマと路面がやってくれますので、

向きが変わった分だけ、アクセルを踏んでいけば、OKです。

 

 

 

ライン的には、③コーナー ④コーナー とも、シッカリとクリップしますが、

 

両コーナーとも、イン側の縁石には、タッチしません。

 

 

スプリングレートにもよると思いますが、500~600ポンド であれば、

必ず弾かれて、クルマ一台分、外に飛ばされてしまいます。

 

 

特に、③コーナーの進入スピードが上がると、クルマが曲がりやすくなりますので、

④コーナー のイン側縁石は、注意が必要ですね・・・・。

 

 

 

 

あと、④コーナー 出口 アウト側の縁石は、

コースレイアウト的に、ちょっと変な位置にあります。

 

よって、④コーナークリップから、出口 アウト側の縁石に向かって立ち上がると、

コースが足りなくなってしまいますので、この、アウト側縁石より、

少なくても、クルマ一台分は、イン側に向かって、立ち上がるようにしてくださいね。

 

この部分は、マジで要注意です!

 

 

 

 

 

そして、ヘアピンコーナー(⑤)に向かいます。

 

 

 

 

 

 

いや~、長文にお付き合い いいただき、ありがとうございます・・・・・・。

 

次回は、モーターランド鈴鹿 タイムアップのキモとなる 

インフィールドセクションの攻略法 お伝えしますね!

2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド鈴鹿 (セットアップ編)

2012年05月21日(月)

 

 

 

3/16(金曜日)の、早朝に、自宅を出発し、

ちょうど、モーターランド 鈴鹿 に到着したのは、

正午近辺でした。

 

 

 

 

1

 

(佐藤、なんでシャツが出てんだ?????)

 

 

 

 

まずは、服部兄ちゃんに、挨拶し、

お昼休みということもあり、パジェロにて、

コースの説明を受けました。

 

 

 

で、田中の第一印象は・・・・・・・、

2つのヘアピン & 最終セクションが、

想像よりタイトなことと、路面が、かなりバンピー・・・・・。

 

 

 

でも、まぁ~、阿讃サーキット 帰りの田中ですから、

あまり気になりません・・・・・。(慣れって凄い・・・・・・)

 

 

 

 

それより、ヘアピンがタイトなので、

セットアップには、少々、特殊性があるように感じました。

 

 

 

 

 

 

ということで、セットアップスタートなのであります!

 

 

 

 

 

まず、持込のセットは、

 

 

 

 

イニシャルセット

ホイール BBS       F 7.5J-16 +30  R 7.5J-16 +46

タイヤ KUMHO V700   F 225-45-16(中古) R 205-45-16(中古) 

内圧              F 2.7 R:2.9 (温間)

リヤスタビ           38φ 

スプリング          F 65-07-700

                 R 60-06-700

ダンパー 減衰       F MAX 5戻し  R MAX 8戻し

キャリパー/ローター   F/R とも純正

ブレーキパッド       F 08H  R 88B

LSD             TM LSD   50-20 6.5kg

ファイナル         4.7  アールズ製

エンジンオイル      TM-SQUARE 開発品 5W-40(新油)

オイルクーラー      TM-SQUARE 開発品

                純正ヒートエクスチェンジャー取外しなし

車高             F  605  605

                R  585  585

トー              F  OUT 0:15  /  R トーレスシム(-30)0:00  

キャンバー          F  実測 5.8度   /   R  並盛り

フロント ロアアーム   TM-SQUARE 開発品

 

 

 

 

走行前に、スプリングは変更したい気もしましたが、

佐藤さんが、せっかく、セットしてくれたのですから、

ありがた~く、走ることにしました。ハイ。

 

 

 

 

 

走行コメント 金曜日

 

 

①-1 イニシャル コメント  BEST 49.1  (気温)12.3℃/ (路温)17.5℃ 

 

跳ねがスゴイ! まともに走れない!!

スプリングレートが高過ぎる!!!

 

 

やっぱりか・・・・と、思いましたが、

ま、仕方ないですね・・・・、700ポンドですから・・・・・。

 

 

 

で、セッション中ということもあり、

ダンパー減衰を落としてみました。

 

 

 

 

①-2  Fダンパー  -5 → -8 

Rダンパー  -8 → -10   BEST 48.7  

 

 

 

少しだけ、跳ねは改善 でも、まだまだのレベル

フロントがまだまだ、硬い

 

 

 

というのが、走り始めの田中コメントです。

 

 

 

モーターランド鈴鹿は、

ハイレート & 強いダンパー減衰は、

まったく持って、NG ですね・・・・。

 

 

 

 

ということで、

ガラッと、セットを変更しました。

 

 

 

 

2

 

 

 

 

 

セット変更

  Fスプリング   700  →  600

  Rスプリング   700  →  500

  Fダンパー     -8  →  -10  

  Rダンパー    -10  →  -12  

  Fパッド      08H  →  10F

  Rパッド      88B  →  03C

  Fトー      OUT 0:15  →  OUT 0:40

  Fキャンバー   -5.8  →  -6.2

  カナード ON

 

 

 

Fパッドを 08H → 10F に強めたのは、

ヘアピンのエスケープが狭いため、保険の意味合いで、

 

 

Rパッドを 88B → 03C に強めたのは、

ブレーキング時に、クルマがあまり前のめりに

ならないようにするためです。

 

 

だって、バンピーな路面で、前荷重が強すぎると、

ギャップにクルマが弾かれてしまいますからね。

 

 

 

 

それに、タイトなヘアピンで、イン側のタイヤの切れ角が

少しでも大きくなるように、トーアウト値を大きくし、

(阿讃サーキットと同じ戦略です)

 

 

 

高速区間が、U/S でしたので、

Fキャンバーを大きくし、カナードも装着しました。

 

 

(時間がないので、かなり思い切った変更です・・・・・)

 

 

 

 

 

で、2セッション目を走り出すと・・・・・、

 

 

②-1 イニシャル コメント  BEST 48.1  (気温)13℃/ (路温)18℃

 

  跳ねはかなり改善(70%レス)し、問題なくセットアップができるレベル

  すべてのコーナーで曲がるようになった

  高速コーナーは、キャンバー&ダウンフォースにより、進入で少し O/S

 
  

とまぁ~、クルマのセットも、かなり合ってきました。

 

 

 

 

また、モーターランド鈴鹿の高速区間は、

「恐ろしい・・・・」 とか、聞きますが、

エスケープはないけれど、コース幅は十二分にありますので、

セットさえ合わせれば、まったく問題無しでね。

 

 

 

それより、強敵はインフィールドのタイトコーナーです。

 

 

 

 

でも、フロントタイヤの磨耗が、かなり進んでおり、

(持ち込み時で、2分山レベル・・・・)

 

 

 

 

 

 31

 

 

 

 

 

時間もあまりなかったので、

NEW タイヤで、レコードの 47.7 に、挑みました。

(ちょっと、いや、かなり強引な戦略・・・・)

 

 

 

セット変更  

  F/R NEWタイヤ

  Rウイング↑ 

 

 

※ リアウイングの調整は、高速コーナー入口の O/Sを抑制するためです。

 

 

 

 

 

4

 

 

 

 

②-2  イニシャル コメント  BEST 48.2 

 

  Rウイング↑ により、リアが安定  高速入口 少し U/S 

  タイヤが温まりきる前に、チェッカー

 

 

 

うっ~ん、00分までと思い込んでいたら、

50分でチェッカーなんですね・・・・・・。

(アタック失敗・・・・)

 

 

 

 

 

でも、気を取り直して、

3時からの 最終セッション(4時からのセッションは、逆周りになってしまうので・・・・)を

走行です。

 

 

 

 

 

③-1 イニシャル コメント  BEST 47.9  (気温)11.7℃/ (路温)15.7℃

  NEWタイヤは、高速区間では効くが、ヘアピンでは、機能しない??

  後半のタイトセクションが遅い(キャンバー付け過ぎ?)

 

 

 

 

やばい・・・、

タイトコーナーでのグリップが足りな過ぎる・・・・・。

 

 

 

セット変更

  Rトーレスシム -15 追加

  F車高 3T↑ 

  R車高 3T↑  

  Fダンパー  -10 → -8

  Rダンパー  -12 → -10

 

 

 

ちなみに、リアは、タイトコーナーで曲がるように、トーアウト。

 

 

車高も少し上げて、荷重の戻るスピードをゆっくりにし、

タイトコーナーに合わせたセットにしてみました。

 

 

 

 

③-2 イニシャル コメント  BEST 47.8  

 

  高速は、かなり速い  クルマは、すごく曲がる

  タイトコーナー のU/Sは、変わらず

  キャンバーがタイトコーナーに合っていない! 

 

 

 

 

しかし、最終セッション終了・・・・。

 

 

この短時間では、

合わせ きれなかったです・・・・・。

あと、0.1秒なのに・・・。

 

 

 

いや~、詰めが甘かったですね。

最大の失敗は、Fキャンバーだと思います。

 

 

高速コーナーに適合させるため、

-5.8  →  -6.2 にしたのが、大失敗ですね・・・・。

 

 

お陰で、高速セクションは、

気持ち悪いぐらい、速くなりましたが・・・・・。

 

 

 

とま~、初日のBESTは、

 

 

 

 

5

 

 

 

 

 

スイフトのレコードに、0.1秒 足りませんでした・・・・・。

 

 

 

かなり、エンジンパワーが、ラップタイムに影響する

モーターランド鈴鹿で、

 

ノーマルエンジンとしては、

ありえなく、頑張ったんですけどね・・・・・。

でも、まぁ~、足りないんだから、仕方がない・・・・。

 

 

 

と、ここまでは、

ある面、想定範囲だったのですが・・・・・・、

 

翌土曜日は、雨・・・・・。

 

そして、翌々日曜日も、雨・・・・。

 

(マジかよ・・・・・・)

 

で、アタックができず、

結局、鈴鹿4日目の 月曜日まで待つことに・・・・。

 

 

 

オマケに、この日は夕方に、

名古屋でお仕事があったので、

なんとしても、朝一のセッションで レコードをブレイクして、

すぐさま、お隣の 鈴鹿ツインサーキットに向かわないと・・・・・、

間に合いません。

 

 

 

 

ということで、

金曜日の反省を しっかりと、セットに反映させて、

 

勝手に道場破り in モーターランド鈴鹿 (第二部) が、

晴天の中、スタートしたのであります。

 

 

 

 

 

6

 

 

 

 

 

セット変更  

  Fキャンバー   -6.2  →  -5.8

  F/Rタイヤ  山のないタイヤに戻し    

 

 
  

走行コメント 月曜日

 

④-1 イニシャル コメント  BEST 47.8  (気温)11.5℃/ (路温)12℃

 

  バランスOK

  Fタイヤの磨耗が大きく グリップしない

 

 

 

キャンバーを戻したことにより、

インフィールド区間がかなり速くなりました。

 

もちろん、高速区間は、少々厳しいですが、何とかなるレベルです。

 

 

 

そして、いよいよ、セッション終了前にアタックです。

 

 

 

 

④-2 F/R 山のあるタイヤに交換  BEST 47.6

 

  グリップは大きく変わらないが、タイトセクションで、少しだけ向上

  高速セクションは、タイヤのグリップ ↑ により、かなりバランスが良い

 

 

 

 

 

7

 

 

(ラスト 5LAP は、強烈なアタックですよね・・・・・)

 

 

 

 

 

いや~、やっとブレイクできました!

さぁ・・・、次は、鈴鹿ツインサーキットに急いで行かなきゃ!!

 

 

 

 

ということで、

モーターランド鈴鹿 セットアップのポイントは、

 

 

○ セットアップは、ヘアピンから先のインフィールド区間に合わせ込む

○ F キャンバーは、高速区間で足りなくても、インフィールドに合わせる

○ スプリングレートは、跳ねに強い HYPERCOでも、500~600ポンドが、MAX

○ ダンパーの減衰は、かなり弱め(強い減衰では、跳ねてセットできない)

○ ブレーキバランスは、少しリアを強めにセット(前荷重になり過ぎないように)

○ インフィールドに対応させるため 車高は、少し高めのバランス

○ タイトなヘアピンに対応させるため、フロントのトーアウトは、大き目の数値

 

 

 

となります。

 

 

今回は、時間があまりなく、

細かなところまで、セットアップを合わせ込めませんでしたが、

(4日滞在したのに・・・)

 

基本的なポイントは、押さえられたかと思います。

 

 

 

しかし、中部地方は、

エンジンチューニングが、進んでいますので、

かなり、骨が折れました・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

以上、

2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド鈴鹿 (セットアップ編)

 

でした!

モーターランド鈴鹿には、この人が、やってきます!

2012年03月09日(金)

 

先日の TRD テストの後、

片山商店に顔を出したら・・・・・・・・、

 

 

 

 

 

 

なんだか、とっても、怪しそうなもの 作ってました。

 

 

 

 

 

(これは、いったい・・・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

そうだ、片山さんといえば、

来週開催する、出張「匠の日」 in モーターランド鈴鹿 に、

来てもらうことになりました。

 

 

 

だって、阿部ちゃんは、スーパーGTで、岡山ですから・・・・・。

 

 

 

出張「匠の日」 in モーターランド鈴鹿 詳細

 

 

 

 

 

ということで、

片山さん、初の 出張「匠の日」 楽しみですよね~。

 

 

 

 

片山メカニックのプロフィール?は、こちらから。

 

 

 

 

 

 

怖そうに見えますが、

本当は、「やさしいオッチャン」 ですから、

みなさん、安心して、作業を お任せ下さいね!

 

(と、本人が言うので・・・・・・・・笑)