BBS ホイール WEB 購入可能です!

2011年01月07日(金)

みなさん、

明けましておめでとうございます。

 

 

いや~、最近、

ちょっとオフィシャルブログをサボりすぎですよね~。

すいません。

 

 

ということで、

今日は、いよいよ発売となった、

CLEAR WAYS TT-10F の

新しいオスセット +30 が、

WEBで購入可能となりましたので、

そのお知らせを。

 

 

 

TM-SQUARE WEB

 

 

 

CLEAR WAYS TT-10F は、

お店で買うことができない、

WEB専売商品。

 

 

理由は、少しでも、リーズナブルプライスで

みなさんに、お届けしたかったからです。

 

 

 

その +30 オフセットのホイールを

先日、カメラマンの服部さんに

撮っていただきました。

 

 

 

どうです!

すごいインパクトですよね~。

 

 

 

2010_dec09-01741

 

 

 

 

 

リムには、もちろん、

TM-SQUARE のロゴが、

カッコよく、光っています。ハイ。

 

 

 

 

 

2010_dec09-01451

 

 

 

 

いまなら、

在庫もバッチリと、そろっていますので、

 

みなさん、どーぞよろしくお願いします!

CLEAR WAYS (BBS) 新サイズ登場! 

2010年11月11日(木)

発売以来、

ごく一部のみなさんに、

大絶賛いただいている

CLEAR WAYS TT-01

(スイフト専用鍛造アルミホイール)

 

 


この、軽さと強度のコラボレーションは、

ラップタイム短縮への大きな武器となる、

まさに、機能パーツとしてのアルミホイールなのです。

 


サイズは、7.5j 16インチ +46オフセット。

でも、最近、新たなニーズが出てきました。

それは、ガッツリとキャンバーが付いた車輌には、

スペーサーが必要となることです。

ガッツリと、フロントキャンバーを付けると、

大幅に、コーナリング性能は向上しますが、

通常のホイール (オフセット+4348) なら、

確実に、ストラットと干渉してしまうんです・・・・・。

 


だから、TMのデモカーの場合、

4.5度~5.7度のキャンバーが付いていますので、

フロントのみ、10mmのスペーサーを使用しています。

 


直感ですが、

フロントキャンバーを付けるチューニングは、

今後も、どんどんメジャーになると、田中は、思うんです。

 


だって、コーナリング性能は、

まさに、圧倒的ですからね~。

 


でね、

別に、スペーサーが悪いとは言わないんですが、

スイフト専用ホイールというこだわりから生まれた、

ハブセンター径、60φが有効活用されないのが、どうも・・・・・。

 


ハブセンター径は、通常のアフターホイールの場合、

どのメーカーにも装着できるように、

一番大きなサイズのメーカーに合わせて、

作られるのが常識。

 

 


でも、スイフト専用品の

CLEAR WAYS では、

よりホイールのセンターが、正確に出るように、

スズキのハブ径に、合わせて、60φで作ってあるんです。

 


この状態で、スペーサーを使用すると、

せっかく、専用設計した、

ハブセンターの部分が、ピッタリと密着しないんです・・・。

 

 


と、いうことで、作っちゃいました!

+30 オフセット のフロント専用ホイールを!!

 

 

 


p12901111

上から見ると、よ~くわかりませんが・・・・・・・・・・・・・・・・、

この角度なら、違いがわかるでしょ?

p12902311

 

 

 


ディスク面が、中に入ることから、

センター部のデザインも少し変わり、

よりカッコ良くなったと思うのですが、

みなさんいかがでしょうか?

 

 


このオフセットなら、スペーサー無しで、

3度以上キャンバーが付いていても、

イン側のストラットとの干渉もなくなり、

良い感じで、フェンダー内にタイヤが納まります。

 

 


オマケに、ハブセンター部分も、

バッチリとホールド。

ついでに、ロングハブボルトも、不要です!

フロントキャンバーのツヨ~イ味方、

 


CLEAR WAYS TT-01

7.5J 16インチ +30 オフセット。

 


キャンバーを付けると厳しくなる、

インナーリムの強度も、バツグンの

BBS MADE ですから、

まさに、スイフトのフロントキャンバーを付けるために

生まれてきたような、ホイールの登場です!

 

 


インナーリム強度の重要性は、こちら。

 

 


お値段は、据え置きの、

1本 70,000円(税込) です。

 


フロント

CLEAR WAYS TT-01

7.5J 16インチ +30

 

 


リア

CLEAR WAYS TT-01

7.5J 16インチ +46

 


の組み合わせは、

キャンバーを付けているスイフトにとって、

最強のコンビネーションだと思いますよ~。

 


みなさん、自分へのご褒美の候補に、

ぜひ、よろしくお願いします!

p12901341

BBSホイールのネーミング決定!

2010年04月05日(月)

昨年末のスーパーバトルでお披露目した、

田中ミノル オリジナル のBBSホイール。

 

 

そのネーミングが、決まりましたので、

ご報告しますね。

 

 

まず、ブランド名は、

 

CLEAR WAYS  (クリアウェイズ)


語源は、イギリス ブランズハッチ サーキットの

最終コーナーのネーミングです。

(正確には、ピット前がコーナーになっているので、

最終コーナーのひとつ手前のコーナーになりますが・・・)

 

 

 

今までタイトだったコース幅が、

このコ-ナーの出口で急に広くなり、

なんだか、いかにも、CLEAR WAYS という、

ネーミングどおり、気持ちのいいコーナーなんですね~。

 

 

 

そうです、ブランド名があるということは、

BBSホイールは、TM-SQUARE の商品ではなく、

ミノルインターナショナルの商品となります。

(オッと、これで5ブランド目だ!)

 

 

 

でもって、今回のデザインは、

TT-10F となります。

 

 

 

ですから、今回リリースしたBBS製のホイールは、

 

CLEAR WAYS  TT-10F


という、名称になりますので、

みなさん、「お見知りおき」 を。

 

 

 

でね、そのロゴデザインが、

出来上がってきたんですよ!

 

こんな感じになりました。

 

 

 

 

wheel_logo

 

 

 

 

なかなか、カッコいいでしょ?

 

 

ただ、CLEAR WAYS  TT-10F は、

お店で購入することができません・・・。

 

 

この商品は、WEB のみの限定販売となります。

そして、気になるお値段は、

 

 

1本 ¥70,000

 

 


そう、4本なら ¥280,000 となります。

 

 

この金額が、高いか、安いかは、

もちろん、みなさんが決める話なのですが、

田中は、ありえなく安いと、思っています。

 

 

 

安いと思う最大の理由は、

デザインや、ネームバリューではなく、

機能です。

 

 

 

この機能で、この価格、ホントたまりません。

 

 

 

元々、自分が欲しくて

作ってもらったホイールですからね・・・・・。

 

 

 

みなさん、

 

CLEAR WAYS  TT-10F


どーぞ、よろしくお願いします!

 

 

 

 

 

2009_dec10-0083

2009_dec10-0436

2009_dec09-0495

 

サイズ  7.5j 16インチ +46  5HOLE 114.3

 

 


WEB サイト  本日開通です!

 

 

CLEAR WAYS  TT-10F

 

 


_その他_
明日は、開発テストです。

2010年03月10日(水)

明日は、FSW にて、

スイフトの開発テストです。

 

じつは、明日は、「ナパック走行会」 が、

FUJI で行われ、

田中は、その走行会に呼ばれていますので・・・・・、

 

 

走行会以外の時間に、

テストをやっちまおうという コンタン です。

 

 

で、明日のメニューは・・・・・、

 

 

 

① トレッドの比較テスト

今後、ホイールのオフセットを変更するときように、

データ取りです。

 

もしかすると、フロントキャンバー ガッツリ仕様の

オフセットとか、出るかもしれないですね~。

 

 

② BBSホイール評価

 

ホイール交換のみで、いったい、どれぐらい、

ストレートとコーナーに違いが出るのか、

デジタルに、データとして、計測したいと思います。ハイ。

 

ちなみに、このテストが、明日のメインとなります。

 

 

③ とある部品の比較/評価

 

サスペンション関連の、とある部品の

試作ができてきましたので、

純正と比較してみたいと思います。

 

もし、コレがうまくいったら、すぐにリリースしますね。

サーキット派は、もちろん、ストリート派にも、

メリットがある部品ですよ~、コレは!

 

リリース予定価格 ¥18,000 (2個) です。

 

リーズナブルプライスなのに、

かなり体感できるパーツになる予定です。

(テストの結果が良ければですが・・・・・)

 

 

④  リア ダンパーブラケット評価

 

コレは、開発品と、量産品で、

ほんの少し、

リアダンパーブラケットの形状を変更しましたので、

問題がないかの確認テストです。

 

ま、物理的には、問題ないのですが、

みなさんがご使用になられる前に、

確認しておこうと思います。

 

 

⑤ ブレーキフルード(開発品)評価

 

まだ、これはどうなるかわかりませんが、

新しい材料で、ブレーキフルードを作りました。

 

その、試作フルードでの、はじめての走行となります。

 

予想では、究極のペダルタッチになる予定です。

(これは、BILLION のテストですね)

 

 

とま~、今回のテストも盛りだくさん!

それを、イベント以外の時間に、

やっちまおうというわけですから、

明日は、早朝から、

かなり忙しい一日になってしまいそうです。ハイ。

 

 

もちろん、イベントでは、同乗走行も行いますので、

ほとんど、1日クルマに乗ってるような、パターンですね。

 

 

テスト結果は、また、ブログで、ご紹介しますね。

 

 

「ナパック走行会」 参加のみなさん、

明日はど~ぞよろしくお願いします!!

 

 

 

p1010816

 

 

望月さんも、よろしくお願いしま~す。

_その他_
設計力と、試験規格

2010年03月01日(月)

レーシングカーの

フレーム補強(スポット溶接等)でも、

補強が必要な場所は、決まっています。

 

同様にホイールにも、

強度/剛性の「キモ」 になる部分が、

数箇所あります。

 

BBS では、

緻密な設計力によって、

この強度が必要な部分をコントロールし、

最適な軽量と剛性バランスを実現しているのです。

 

 

そして、その強度を確認する

試験規格においても、

BBS の製品は、

VIAや、JWLが、取り決めている、

試験内容を、より過酷にして、

製品の規格検査を行っています。

 

たとえば、回転曲げ疲労試験では、

規格回転数:10万回転のところを、20万回転以上。

 

半径方向負荷耐久試験においては、

規格回転数:50万回転のところを、

100万回転以上にて、テストを実施。

 

 

これらのテストをパスしないと、

BBS の製品は、

世には出ないのです。

 

 

まさに、高性能商品の裏付けですよね。

 

 

だから、過酷を極めるレースの世界においても、

投入から、10シーズン 同じBBSホイールを

使用しているなんて、

伝説が生まれるんですね。

 

 

以上、BBSホイールのウンチクと

神話の数々でした。

 

 

 

2009_dec10-04363

 

 

 

_その他_
リム部の製造方法

2010年02月26日(金)

ホイールのリム部は、

鍛造工程だけでは作れません。

 

よって、リムを製造する方法も、

製造メーカーにより手法が違います。

 

一般的には、ホイールを回転させながら、

ホットスピニングという方法にて、

暖めながら圧力をかけて、

アルミを伸ばし、リム部を成型します。

(日本の伝統工芸である、ヘラ絞り に似ている技術です)

 

対して、BBS では、スピニング時に、

オイルにて摩擦で発生する熱を抑制し、

ホイールの熱を奪いながら、

リム部を成型する、

コールドスピニング方式を採用しています。

 

コールドスピニングのメリットは、

結晶流を粗大化させることなく、

緻密な鍛流線を細部にいたるまで、

作り出せることです。

 

 

サスペンションスプリングの製造方法に、

温間成型と冷間成型があるように、

リムの成型にも、温間と冷間があるのですね。

 

 

もちろん、この技術は、

BBS(ワシマイヤー)のみが使用できる、

強度に優れる手法なのです。

 

 

このように、各部に、

技術の魂が宿っているのです!

 

 

次回は、設計力と試験規格の

ことを少し。

_その他_
ホイールの剛性が、重要な理由 ②

2010年02月25日(木)

では、今回は、キャンバーが

付いている状態での剛性の話を。

 

 

下の図を見てください。

 

 

 

wheel_2

 

 

 

図からわかるように、

特に、リム部(C)では、

ハブ部から、距離があるだけではなく、

 

 

キャンバー角が付いていることから、

かなり大きな力がかかります。

 

 

ステアリングを

切った瞬間のレスポンスや、

コーナーでの、最大G に対応しているとき等、

この部分の剛性はとても重要になるのです。

 

 

 

高剛性のBBSホイールは、

ベースになる、ホイール全体の剛性を

最大限まで引き上げるだけではなく、

このリム部(C)の剛性が、

他社製品と比べて、

圧倒的に高いことが、最大の特徴です。

 

 

 

結果、BBSホイールは、

タイヤの接地面を確実に確保することから、

ラップタイムを削り取り、

究極のドライバビリティを生み出すのです。

 

 

 

どうです、とっても

理にかなってるでしょ?

 

 

 

 

 

次回は、

リム部の製造方法の話をしますね。

 

 

 

 

_その他_
ホイールの剛性が、重要な理由

2010年02月19日(金)

今回から、2回に分けて、

ホイール剛性の重要性のお話を。

(これを理解できれば、ホイール博士です!)

 

 

 

以前、GT500の開発テストで、

BBS製ホイールと、

他社製ホイールの比較テストを

見たことがあります。

 

 

 

このテストでは、

まったく同じタイヤを装着して、

ホイールだけの比較テストを行っていたのですが、

アウトラップもベストラップも、すべてのラップで

コンマ5秒、BBS製ホイールが速いという

結果が出たことがありました。

 

 

 

もちろん、BBS製ホイールの方が、

軽いというアドバンテージはあったのですが、

ドライバーのコメントは、

加速や、ブレーキングといった、

軽量によるメリットではありませんでした。

 

 

 

 

ドライバーは、

「グリップに安定感がある」 と言います。

 

タイヤは、まったく同じなのに・・・・・。

 

 

この安定感の根源、

これこそ、ホイール剛性によるものでした。

 

 

ブレーキング、トラクション、

そして、コーナリングフォース(Gフォース)により、

タイヤが変形するように、

ホイールも、タイヤの強力なグリップ力により、

変形します。

 

 

 

では、下の図を見て下さい。

 

 

 

wheel_11

 

 

 

 

 

このホイールの変形(たわみ)は、

車輌にホイールナットで装着されている

ハブ部(A)では、ほんの少しでも、

ハブから遠くなるに従って、

大きくなります。

 

 

 

特に、剛性の低いホイールでは、

ハブ部から、一番距離のある、

リム部(C)は、大きく変形することになるのです。

 

 

 

もちろん、このリム部は、

タイヤが装着されている部分であり、

ここが変形することにより、

コーナーでタイヤを安定して

接地させることができなくなってしまいます。

 

 

 

結果、コーナリング中、

「グリップに安定感がある」 というコメントになるのです。

 

 

 

 

また、この変形は、

ドライバビリティにも大きな影響を与えます。

 

 

 

なぜなら、高速コーナーをはじめ、

ドライバーがミリ単位で

ステアリングを切ったとき、

ホイールが、勝手に変形し動いていたら、

クルマは、ドライバーの意思どおり

動いてくれないからです。

 

 

 

 

また、スポークやリムが変形すると、

コーナーでタイヤを

確実に接地させるために必要な、

キャンバー角をはじめとする、

アライメントのセットアップも

大幅に変わってくるのです。

 

 

 

 

では、次回は、

キャンバーが付いているときの

ホイール剛性のお話を!

 

 

 

 

_その他_
鍛造にも種類があるんです。

2010年02月18日(木)

今日は、「鍛造の種類について」 です。

 

一般的に、鍛造ホイールという

ジャンルの中の製品は、

すべて同じ手法、同じ強さ、のように

考えられていますが、

じつは、そうではありません。

 

 

一口に、鍛造と言っても、

その手法は、さまざま・・・。

各メーカーは、

回転鍛造、半融解鍛造、溶湯鍛造、裂開(レッカイ)鍛造等、

鍛造技術にネーミングを付け、

差別化を図っています。

 

そんな中、BBS が、

行っている手法は、密閉鍛造。

 

簡単に、説明すると、

アルミの逃げ場をシャットアウトし、

大きな圧力をかけて、

アルミを押し潰す方式です。

 

 

この方式が、

現在、存在する手法の中で、

一番、アルミの密度を上げることができます。

 

そして、強烈に密度が上がったときに、

アルミ内部に、鍛流線と呼ばれる、

きれいな「線」 ができるですね~。

 

 

(密閉鍛造は、日本では、

BBS のみが採用している技術です)

 

 

 

やはり、鍛造ホイールのパイオニア。

技術力は、「ピカイチ」 ですね。

_その他_
なぜ BBSの 鍛造 ホイールは、強いのか?

2010年02月17日(水)

今日は、鍛造ホイールの

強さの秘密を赤裸々に・・・・・。

 

 

鍛造と鋳造のアルミ密度の違いは、

ミクロ100倍写真にすると、一目瞭然です。

 

一般的な鋳造組織は、

アルミの粒子が粗く、

結晶がバラバラの方向を向き、

パンのように荒くなっているのに対して、

 

BBSの鍛造組織は、餅のように緻密です。

 

 

img_6

一般的な鋳造アルミの粒子

 

img_52

BBSの鍛造による粒子

 

 

このように、鍛造することにより、

金属組織の粒子が緻密で均一となり、

強度アップが図れるのです。

 

反対に、鋳造は、

アルミの粒子が粗いだけではなく、

熱収縮や空気の巻き込みによる、

特有の引け巣(アルミ粒子にエアが混入)が

発生することから、

強度にバラツキが出ることも、

デメリットのひとつとなります。

 

 

 

また、1c㎡あたりに、

4トン以上の圧力をかけることにより、

鍛流線(メタルフロー)と呼ばれる、

理想的な金属粒子の配列が生まれます。

 

 

img_9 BBS の鍛流線(メタルフロー)

 

 

この鍛流線が、荷重に対して、

直角に近い角度で得られることによって、

金属疲労強度が、飛躍的に向上し、

固くて、割れないホイールになるのです。

 

 

結果、同じ強度を確保するのに、

鋳造に比べて、

BBSの鍛造は、肉厚を薄くすることができ、

軽量/高剛性のホイールとなります。

 

 

要するに、同じ鍛造であっても、

強いか弱いか、

割れるか割れないかは、

この鍛流線の有無が大きなカギを握っているのです。

 

 

なかなか、奥が深いでしょ??

 

 

次回は、鍛造の種類について、

お話します。