みなさん、
明けましておめでとうございます。
いや~、最近、
ちょっとオフィシャルブログをサボりすぎですよね~。
すいません。
ということで、
今日は、いよいよ発売となった、
CLEAR WAYS TT-10F の
新しいオスセット +30 が、
WEBで購入可能となりましたので、
そのお知らせを。
TM-SQUARE WEB
CLEAR WAYS TT-10F は、
お店で買うことができない、
WEB専売商品。
理由は、少しでも、リーズナブルプライスで
みなさんに、お届けしたかったからです。
その +30 オフセットのホイールを
先日、カメラマンの服部さんに
撮っていただきました。
どうです!
すごいインパクトですよね~。

リムには、もちろん、
TM-SQUARE のロゴが、
カッコよく、光っています。ハイ。

いまなら、
在庫もバッチリと、そろっていますので、
みなさん、どーぞよろしくお願いします!
BBS ホイール WEB 購入可能です! はコメントを受け付けていません Read more
発売以来、
ごく一部のみなさんに、
大絶賛いただいている
CLEAR WAYS TT-01
(スイフト専用鍛造アルミホイール)
この、軽さと強度のコラボレーションは、
ラップタイム短縮への大きな武器となる、
まさに、機能パーツとしてのアルミホイールなのです。
サイズは、7.5j 16インチ +46オフセット。
でも、最近、新たなニーズが出てきました。
それは、ガッツリとキャンバーが付いた車輌には、
スペーサーが必要となることです。
ガッツリと、フロントキャンバーを付けると、
大幅に、コーナリング性能は向上しますが、
通常のホイール (オフセット+43~48) なら、
確実に、ストラットと干渉してしまうんです・・・・・。
だから、TMのデモカーの場合、
4.5度~5.7度のキャンバーが付いていますので、
フロントのみ、10mmのスペーサーを使用しています。
直感ですが、
フロントキャンバーを付けるチューニングは、
今後も、どんどんメジャーになると、田中は、思うんです。
だって、コーナリング性能は、
まさに、圧倒的ですからね~。
でね、
別に、スペーサーが悪いとは言わないんですが、
スイフト専用ホイールというこだわりから生まれた、
ハブセンター径、60φが有効活用されないのが、どうも・・・・・。
ハブセンター径は、通常のアフターホイールの場合、
どのメーカーにも装着できるように、
一番大きなサイズのメーカーに合わせて、
作られるのが常識。
でも、スイフト専用品の
CLEAR WAYS では、
よりホイールのセンターが、正確に出るように、
スズキのハブ径に、合わせて、60φで作ってあるんです。
この状態で、スペーサーを使用すると、
せっかく、専用設計した、
ハブセンターの部分が、ピッタリと密着しないんです・・・。
と、いうことで、作っちゃいました!
+30 オフセット のフロント専用ホイールを!!

上から見ると、よ~くわかりませんが・・・・・・・・・・・・・・・・、
この角度なら、違いがわかるでしょ?

ディスク面が、中に入ることから、
センター部のデザインも少し変わり、
よりカッコ良くなったと思うのですが、
みなさんいかがでしょうか?
このオフセットなら、スペーサー無しで、
3度以上キャンバーが付いていても、
イン側のストラットとの干渉もなくなり、
良い感じで、フェンダー内にタイヤが納まります。
オマケに、ハブセンター部分も、
バッチリとホールド。
ついでに、ロングハブボルトも、不要です!
フロントキャンバーのツヨ~イ味方、
CLEAR WAYS TT-01
7.5J 16インチ +30 オフセット。
キャンバーを付けると厳しくなる、
インナーリムの強度も、バツグンの
BBS MADE ですから、
まさに、スイフトのフロントキャンバーを付けるために
生まれてきたような、ホイールの登場です!
インナーリム強度の重要性は、こちら。
お値段は、据え置きの、
1本 70,000円(税込) です。
フロント
CLEAR WAYS TT-01
7.5J 16インチ +30
リア
CLEAR WAYS TT-01
7.5J 16インチ +46
の組み合わせは、
キャンバーを付けているスイフトにとって、
最強のコンビネーションだと思いますよ~。
みなさん、自分へのご褒美の候補に、
ぜひ、よろしくお願いします!

CLEAR WAYS (BBS) 新サイズ登場! はコメントを受け付けていません Read more
昨年末のスーパーバトルでお披露目した、
田中ミノル オリジナル のBBSホイール。
そのネーミングが、決まりましたので、
ご報告しますね。
まず、ブランド名は、
CLEAR WAYS (クリアウェイズ)
語源は、イギリス ブランズハッチ サーキットの
最終コーナーのネーミングです。
(正確には、ピット前がコーナーになっているので、
最終コーナーのひとつ手前のコーナーになりますが・・・)
今までタイトだったコース幅が、
このコ-ナーの出口で急に広くなり、
なんだか、いかにも、CLEAR WAYS という、
ネーミングどおり、気持ちのいいコーナーなんですね~。
そうです、ブランド名があるということは、
BBSホイールは、TM-SQUARE の商品ではなく、
ミノルインターナショナルの商品となります。
(オッと、これで5ブランド目だ!)
でもって、今回のデザインは、
TT-10F となります。
ですから、今回リリースしたBBS製のホイールは、
CLEAR WAYS TT-10F
という、名称になりますので、
みなさん、「お見知りおき」 を。
でね、そのロゴデザインが、
出来上がってきたんですよ!
こんな感じになりました。

なかなか、カッコいいでしょ?
ただ、CLEAR WAYS TT-10F は、
お店で購入することができません・・・。
この商品は、WEB のみの限定販売となります。
そして、気になるお値段は、
1本 ¥70,000
そう、4本なら ¥280,000 となります。
この金額が、高いか、安いかは、
もちろん、みなさんが決める話なのですが、
田中は、ありえなく安いと、思っています。
安いと思う最大の理由は、
デザインや、ネームバリューではなく、
機能です。
この機能で、この価格、ホントたまりません。
元々、自分が欲しくて
作ってもらったホイールですからね・・・・・。
みなさん、
CLEAR WAYS TT-10F
どーぞ、よろしくお願いします!



サイズ 7.5j 16インチ +46 5HOLE 114.3
WEB サイト 本日開通です!
CLEAR WAYS TT-10F
明日は、FSW にて、
スイフトの開発テストです。
じつは、明日は、「ナパック走行会」 が、
FUJI で行われ、
田中は、その走行会に呼ばれていますので・・・・・、
走行会以外の時間に、
テストをやっちまおうという コンタン です。
で、明日のメニューは・・・・・、
① トレッドの比較テスト
今後、ホイールのオフセットを変更するときように、
データ取りです。
もしかすると、フロントキャンバー ガッツリ仕様の
オフセットとか、出るかもしれないですね~。
② BBSホイール評価
ホイール交換のみで、いったい、どれぐらい、
ストレートとコーナーに違いが出るのか、
デジタルに、データとして、計測したいと思います。ハイ。
ちなみに、このテストが、明日のメインとなります。
③ とある部品の比較/評価
サスペンション関連の、とある部品の
試作ができてきましたので、
純正と比較してみたいと思います。
もし、コレがうまくいったら、すぐにリリースしますね。
サーキット派は、もちろん、ストリート派にも、
メリットがある部品ですよ~、コレは!
リリース予定価格 ¥18,000 (2個) です。
リーズナブルプライスなのに、
かなり体感できるパーツになる予定です。
(テストの結果が良ければですが・・・・・)
④ リア ダンパーブラケット評価
コレは、開発品と、量産品で、
ほんの少し、
リアダンパーブラケットの形状を変更しましたので、
問題がないかの確認テストです。
ま、物理的には、問題ないのですが、
みなさんがご使用になられる前に、
確認しておこうと思います。
⑤ ブレーキフルード(開発品)評価
まだ、これはどうなるかわかりませんが、
新しい材料で、ブレーキフルードを作りました。
その、試作フルードでの、はじめての走行となります。
予想では、究極のペダルタッチになる予定です。
(これは、BILLION のテストですね)
とま~、今回のテストも盛りだくさん!
それを、イベント以外の時間に、
やっちまおうというわけですから、
明日は、早朝から、
かなり忙しい一日になってしまいそうです。ハイ。
もちろん、イベントでは、同乗走行も行いますので、
ほとんど、1日クルマに乗ってるような、パターンですね。
テスト結果は、また、ブログで、ご紹介しますね。
「ナパック走行会」 参加のみなさん、
明日はど~ぞよろしくお願いします!!

望月さんも、よろしくお願いしま~す。
レーシングカーの
フレーム補強(スポット溶接等)でも、
補強が必要な場所は、決まっています。
同様にホイールにも、
強度/剛性の「キモ」 になる部分が、
数箇所あります。
BBS では、
緻密な設計力によって、
この強度が必要な部分をコントロールし、
最適な軽量と剛性バランスを実現しているのです。
そして、その強度を確認する
試験規格においても、
BBS の製品は、
VIAや、JWLが、取り決めている、
試験内容を、より過酷にして、
製品の規格検査を行っています。
たとえば、回転曲げ疲労試験では、
規格回転数:10万回転のところを、20万回転以上。
半径方向負荷耐久試験においては、
規格回転数:50万回転のところを、
100万回転以上にて、テストを実施。
これらのテストをパスしないと、
BBS の製品は、
世には出ないのです。
まさに、高性能商品の裏付けですよね。
だから、過酷を極めるレースの世界においても、
投入から、10シーズン 同じBBSホイールを
使用しているなんて、
伝説が生まれるんですね。
以上、BBSホイールのウンチクと
神話の数々でした。

完
ホイールのリム部は、
鍛造工程だけでは作れません。
よって、リムを製造する方法も、
製造メーカーにより手法が違います。
一般的には、ホイールを回転させながら、
ホットスピニングという方法にて、
暖めながら圧力をかけて、
アルミを伸ばし、リム部を成型します。
(日本の伝統工芸である、ヘラ絞り に似ている技術です)
対して、BBS では、スピニング時に、
オイルにて摩擦で発生する熱を抑制し、
ホイールの熱を奪いながら、
リム部を成型する、
コールドスピニング方式を採用しています。
コールドスピニングのメリットは、
結晶流を粗大化させることなく、
緻密な鍛流線を細部にいたるまで、
作り出せることです。
サスペンションスプリングの製造方法に、
温間成型と冷間成型があるように、
リムの成型にも、温間と冷間があるのですね。
もちろん、この技術は、
BBS(ワシマイヤー)のみが使用できる、
強度に優れる手法なのです。
このように、各部に、
技術の魂が宿っているのです!
次回は、設計力と試験規格の
ことを少し。
今回から、2回に分けて、
ホイール剛性の重要性のお話を。
(これを理解できれば、ホイール博士です!)
以前、GT500の開発テストで、
BBS製ホイールと、
他社製ホイールの比較テストを
見たことがあります。
このテストでは、
まったく同じタイヤを装着して、
ホイールだけの比較テストを行っていたのですが、
アウトラップもベストラップも、すべてのラップで
コンマ5秒、BBS製ホイールが速いという
結果が出たことがありました。
もちろん、BBS製ホイールの方が、
軽いというアドバンテージはあったのですが、
ドライバーのコメントは、
加速や、ブレーキングといった、
軽量によるメリットではありませんでした。
ドライバーは、
「グリップに安定感がある」 と言います。
タイヤは、まったく同じなのに・・・・・。
この安定感の根源、
これこそ、ホイール剛性によるものでした。
ブレーキング、トラクション、
そして、コーナリングフォース(Gフォース)により、
タイヤが変形するように、
ホイールも、タイヤの強力なグリップ力により、
変形します。
では、下の図を見て下さい。

このホイールの変形(たわみ)は、
車輌にホイールナットで装着されている
ハブ部(A)では、ほんの少しでも、
ハブから遠くなるに従って、
大きくなります。
特に、剛性の低いホイールでは、
ハブ部から、一番距離のある、
リム部(C)は、大きく変形することになるのです。
もちろん、このリム部は、
タイヤが装着されている部分であり、
ここが変形することにより、
コーナーでタイヤを安定して
接地させることができなくなってしまいます。
結果、コーナリング中、
「グリップに安定感がある」 というコメントになるのです。
また、この変形は、
ドライバビリティにも大きな影響を与えます。
なぜなら、高速コーナーをはじめ、
ドライバーがミリ単位で
ステアリングを切ったとき、
ホイールが、勝手に変形し動いていたら、
クルマは、ドライバーの意思どおり
動いてくれないからです。
また、スポークやリムが変形すると、
コーナーでタイヤを
確実に接地させるために必要な、
キャンバー角をはじめとする、
アライメントのセットアップも
大幅に変わってくるのです。
では、次回は、
キャンバーが付いているときの
ホイール剛性のお話を!
今日は、「鍛造の種類について」 です。
一般的に、鍛造ホイールという
ジャンルの中の製品は、
すべて同じ手法、同じ強さ、のように
考えられていますが、
じつは、そうではありません。
一口に、鍛造と言っても、
その手法は、さまざま・・・。
各メーカーは、
回転鍛造、半融解鍛造、溶湯鍛造、裂開(レッカイ)鍛造等、
鍛造技術にネーミングを付け、
差別化を図っています。
そんな中、BBS が、
行っている手法は、密閉鍛造。
簡単に、説明すると、
アルミの逃げ場をシャットアウトし、
大きな圧力をかけて、
アルミを押し潰す方式です。
この方式が、
現在、存在する手法の中で、
一番、アルミの密度を上げることができます。
そして、強烈に密度が上がったときに、
アルミ内部に、鍛流線と呼ばれる、
きれいな「線」 ができるですね~。
(密閉鍛造は、日本では、
BBS のみが採用している技術です)
やはり、鍛造ホイールのパイオニア。
技術力は、「ピカイチ」 ですね。