ZONE
ZONE ブレーキフルード ZF-031 モニターレポート! その①

2015年08月05日(水)

p12

2015年6月1日 に、発売を開始しました

ZONE ブレーキフルード ZF-031

発売以来、たくさんのみなさんに ご使用いただき、

とっても、ご高評をいただいて おります。ハイ。

ということで! 本日は、

神戸在住の 超マニアックな 86オーナー様から、

インプレッション が届きましたので、ご紹介したいと思います!!

それでは、どーぞ!

第一印象は「硬っ」ですw。

エンストしてブースターが効いてないのかと一瞬思ったほど。

しかしそれはごくごく最初だけで、あとは通常よりも少し踏力を

要するかな?程度になりました。

お店の近くを走ってみると、まずは、タッチがしっかりして

マスターシリンダーからオイルライン、

そしてキャリパーまでの剛性が上がったかのような感覚を覚えました。

ストリート コメント

交換後は、強いブレーキングから徐々に踏力を抜いていくと

それに呼応してリニアに減速力が落ちる、

抜くブレーキコントロールが今まで以上にわかりやすく

やりやすいことに気が付きます。

踏み込んで踏力を上げる時もとても感覚がわかりやすい。

まるでブレーキホースやマスターシリンダーストッパーなど何か

ブレーキ周りのライトチューンをしたような不思議な感じです。

そして、高速に入ってからは本領を発揮した感覚を強く感じました。

前方が空いたところで加速をし、コーナーに向かって減速を開始。

ガツンッと踏み込んでいくと非常にしっかり、かっちりとした感覚で

踏力がブレーキパッドに伝わっていく感触があります。

しかもグラフにしたとすると、定規で線を引いたように

一定の減速Gで減速していきます。

コーナーに近づくにつれ徐々に踏力を弱めていきますと、

やはり、そのまま緩めた分だけ減速Gが弱まる感じ。

これまでのBILLIONのスーパーブレーキフルードでも十分に踏力、

減速Gの関係はリニアだと思っていましたが、

この感覚はBILLION以上だと思います。

また、タイトなコーナーが連続するJCT部分では、

進入時にグイッと減速してそこからブレーキリリースするという作業が

無意識に非常に楽しく出来ていたのです。

できるだけ速い車速から急減速し、そこからブレーキをリリースしながら

ノーズをインに向け、しっかり旋回体勢ができたら加速に入る。

書くと当たり前のことですが、これが何の不安要素もなく、

しかも続けて何度やっても全く同じ感触のまま連続して行えるのです。

違う角度から言うと、しつこい(未練たらしいw、長く引きずる)

ブレーキングがいとも簡単にできてしまいます。

これまでなら減速しすぎて余らせていたものが狙ったところまで

狙ったようにブレーキを引っ張ることが簡単に出来ます。

うまくなったのかと勘違いしそうですw。

ワインディング コメント

高速コーナーの連続するワインディングで、

ブレーキをギリギリまで遅らせてからフルブレーキングし、

リリースしながらステアリングを切り込むと言う一連の流れは、

某JCTと同じ作業ではありますがギアが1~2段ほど高くなります。

そういう速度域でもブレーキに対する不安感は一切感じず

存在を忘れるが如くタイヤのグリップと車体の挙動に集中できます。

ちょっとビビってw ほんの少し踏力を増すだけでクルマはクッと減速をし、

またブレーキ余りそう! と思ってほんの少し緩めるだけで減速Gが弱まります。

本当に足に即応してリニアに減速力が変化するのです。

まるで、足の裏にブレーキパッドを付けてローターを踏んづけてる感じw

それほどダイレクト感があります。

気持ちよく流したあとは、タイトコーナーの連続する急な下りを降りました。

急勾配で不快なほどタイトで曲がり込んでいるコーナーですが

グッとブレーキングしてリリースしながら切り込んでいく作業が

苦になりません。

急な下りなのにもかかわらず踏力に対してリニアな減速Gが発生させられる

のですから、すなわち荷重移動(制御)も非常に行いやすく

車全体を操っている感覚を手軽に楽しめた気がしました。

また、ブレーキに対する不安感がかなり減少するので

(というよりなんだか妙に信用できる)、より深く突っ込んでも

「とっ散らからない」と自信を持って進入できる。

だから下りでも全然怖くなく攻められる。

ブレーキング操作のレベルが上がる = 姿勢制御の技術のレベルも

上がる だと思いますのでコーナリングに入る時の姿勢の作り方まで

簡単になったように思いました。

今後、自分は運転がうまくなったと勘違いして事故らないように注意

したいと思いますw。

いやはや・・・・、田中の言いたいこと、

すべて代弁いただきありがとうございます!!

しかし、まぁ~、ダイレクト感が向上するという表現で、

「足の裏にブレーキパッドを付けてローターを踏んづけてる感じw」

といったコメントがありますが、メッチャわかりやすい 表現ですよね~!

(ぜひ、弊社のカタログ製作を・・・・・・・笑)

でも、まぁ~、インプレッションを読んでいて、

これほどまで、ブレーキフルードは、

ドライバビリティに直結しているんだと、改めて感じました。

そして、田中は、も~、何も言うことがありません(笑)

(神戸の 86オーナー様 ありがとうございました)

以上、ZONE ブレーキフルード ZF-031 モニターレポート! その①

を お届けいたしました!!

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ZONE ブレーキフルード ZF-031 の解説ブログは、こちら!

BILLION
BILLION OILS FR-780 サーキット インプレ (S2000)!!

2015年07月14日(火)

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先日、 ストリート インプレ をいただきました

S2000 オーナー様から、

今度は、サーキット インプレ が届きましたので、

みなさん に、ご紹介したいと思います。

5月にSA京都のイベントにて交換したBILLION OILS FR-780

今回は兵庫県セントラルサーキットでのインプレッションです。

当日の日差しは強くなかったものの気温は30℃を超え蒸し暑いコンディションで

30分枠を2本走ってきました。また交換から3週間ほど使い自宅からサーキットまで

自走でおよそ100kmを走らせてからのサーキット全開走行だったので

一般的な走行会と同じシチュエーションで参加してみました。

セントラルサーキットは高低差のある高速域からのブレーキングや

上り下りが入り混じる複合コーナーが続き、正直デフに優しいとは言えません。

デフクーラーの無いS2000で私が今まで使用してきたデフオイルだと

全開走行をした場合は3〜4周… レースラップぐらいでも6〜7周が限界でした。

帰りもチャタリング音が酷く街乗りでも使えたもんではありません。

これも安物ではなく超有名なリッター7千円ほどする高級品です。

ところがこのFR-780…

レースラップでは いくら走ってもイニシャルトルクが落ちてきたような感じは無く

コースイン時と殆ど変わらない感覚で走る事が出来てしまいます。

ならばと容赦無くコーナーでもアクセルを開けて発熱させて

殆どの周回を1分32〜34秒台で走っていたはずなのにオイルの劣化は殆ど感じられず、

驚きなのは自走で帰路について翌日の買い物で乗ってもサーキットを走ったオイルと

思えないフィーリングを味わう事ができました。これならサーキットを走った翌日も

嫌なノイズもしないのでデートや通勤に使っても問題ないですね。

また走行時の感想としては、通常サーキットの連続周回をしていると

デフオイルの劣化から、不快で唐突な動きを起こしてしまうのですが、

このBILLION FR-780はオイルが熱せられても唐突な動きを起こしにくくなるので

ドライバーがコントロールできる範囲内で収まってくれます。

S2000や86を代表とするデフケースの小ささからトラブルを起こしやすいFR車には

まさに『コレしかない!』と思えるデフオイルなのではないかと思いました。

もちろん走行シチュエーションに合わせてデフクーラーを付けるなどすれば

更にこのBILLION FR-780のポテンシャルを引き出してくれるのではないでしょうか。

最後に…

私は今回の走行でこのデフオイルを完全にタレさせる自信があったのですが、

田中氏の想いと拘りの詰まったFR-780と田中氏に負けました…(本当にまいりましたww)

いや~、素晴らしい!!

じつは、インプレッションをいただいた S2000 オーナー様 と、

先日の 神戸イベント にて、直接お話をする機会がありました。

するとね・・・・・・、

FR-780 は、あまりにも、全方面で完璧だったので、

連続周回により 熱によって、タレさせて、

「まぁ、耐久性は普通ですね!」 と言う作戦のようでしたが・・・・・・、

タレなかった みたいですね~(嬉!)

だって・・・・・、

BILLION OILS は・・・・、

COOLING MEISTER  BILLION の製品 なんですから!(笑)

S2000 オーナー様、

インプレッション ありがとうございました!!

そして、 FR & 機械式 LSD 装着車 のみなさん、

ぜひ、ぜひ、一度、試してみてくださ~い!

きっと、想像以上のドライバビリティ と、ラップタイムに、

驚いていただけると思いますよ~~!!

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BILLION OILS FR-780 の WEB サイトは、こちら!

ZONE
ZONE LTD 86/BRZ for CIRCUIT 発売開始のお知らせ!

2015年06月23日(火)

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ずっと、ずっと、開発を続けてまいりました

86/BRZ の サーキット 完全対応 の ブレーキパッド!

(いや~、徹底的にやりました!!)

数々のテストを終え、田中のイメージどおり、

効きとリリースコントロール性が、完全にリンクしたブレーキパッドが完成し、

このたび、ZONE LTD (ゾーン リミテッド) として、発売を開始することになりました。

で、なぜ、ここまで、

開発に時間を要したかと申しますと・・・・・、

① 車重 ブレーキ容量 のバランスから、強烈に効きの強いパッドが必要でした。

これは、マジに 想像以上でした・・・・。

ZONE のバリエーション で、一番強い 58D を装着しても、

ハイスピードサーキットでは、少し効きが足りず、

ローターの温度も、驚くほど高い・・・・・・。

結局、86/BRZ の専用摩材として、

1から開発をスタートさせる必要がありました。

② 既存の材料では、まったく、ストッピングパワーが足りず・・・。

この事実に直面したとき、ちょっと、唖然としました・・・・・。

だって・・・・、こんなに 効きの強い摩材って、

今まで必要と感じたことがないのですから・・・・・・・。

(それほどまで、86/BRZ には、強い効きが必要でした)

結局、超高価な特殊な材料を 海外から調達しましたので、

時間が、かかってしまいました・・・・・。

③ フロント/リアのバランスが、とっても特殊・・・。

86/BRZ のブレーキバランスは、かなりフロント寄りです。

そこで、ブレーキパッドの効きで、バランスが取れるように、

フロントに対して、リアの効きを 「かなり」 強めました。

前傾が強くなり過ぎず、ブレーキングオーバーも出ない、

絶妙のバランスに合わせ込むのに、時間が、かかってしまいました・・・・。

しかし、まぁ~、ホント 

86/BRZ & ハイスピードサーキット 完全対応 の

ブレーキパッド開発は、難しかったです・・・・。

でも・・・、

攻略が難しかった分だけ、

たくさんテストを要した分だけ、

ヤリガイ は、ありましたよ~!!

では、ZONE LTD 86/BRZ for CIRCUIT の 広告文を どうぞ!

強力なストッピングパワーを必要とする 86/BRZ 専用摩材

車両重量とブレーキ容量のバランスから、

サーキットでは、特殊なほど強力な制動力が、ブレーキパッドに求められる 86/BRZ。

特に、ハイスピードサーキットの連続周回においては、制動力が少しでも足りないと、

ローター温度が一気に上昇し、ブレーキパッドにも、ローター/キャリパーにも

ダメージを受けてしまいます。

ZONE LTD 86/BRZ for CIRCUIT は、この 86/BRZ が必要とする

強力なストッピングパワーに対応するために開発された 86/BRZ 専用摩材です。

適正な踏力で、安定した減速を維持するために、高い摩擦係数と高温安定性に優れた

新素材を採用し、ドラテクマニア 「田中ミノル」 が、複数の仕様の 86/BRZ を

サーキットに持ち込み、徹底的に合わせ込みを実施しました。

開発コンセプトは、

「サーキットで、ラップタイムを削り取れるブレーキパッド」 と、とってもシンプル。

86/BRZ のサーキット走行、タイムアタック、

そして、86/BRZワンメイクレースにて、真価を発揮する 

サーキット完全対応のコントロール性に優れるブレーキパッドの登場です。

※ ストリートにおける使用では、「効きに関しましては問題ないレベル」 となりますが、

ブレーキ鳴きが発生しますので、快適性は大きく損なわれます。

また、86/BRZ の 

各サーキットに対する適合的は、

フロント         リア

サーキット グループ A           10F         10F (12D/14B)

サーキット グループ B        ZONE LTD      ZONE LTD 

サーキット グループ C        ZONE LTD      ZONE LTD   

サーキット グループ D        ZONE LTD      ZONE LTD   

サーキットグループ の詳細は、こちら!

となります。

なお、ZONE LTD のレンジが、かなりワイドな理由は、

86/BRZ のブレーキシステムは、

初期の立ち上がりが、非常にマイルドで、

ある程度 効かせても、カックンブレーキになったり、

踏力コントロールが、シビアにならないからなんですね~。

ちなみに、開発時、

86/BRZワンメイクレースの トップランカー(プロクラス)に、

使用いただき、下記のコメントをいただきました。

(諸事情により、名前が公表できません・・・・・・)

86/BRZ ワンメイク車両 

ドライバー  ○○氏

サーキット  FSW レーシングコース

コメント

コントロール性 が高い

F/R の 効きのバランス が良い

ローターの攻撃性が低い(現行パッドとの比較)

(いや~、短いけど、イイじゃありませんか!)

ということで、

86/BRZ ワンメイク レースにご参加のみなさん

田中ミノル が 自信をもってオススメいたします。ハイ。

そして、お値段は・・・・・・、

フロント            ¥30,000

リア               ¥30,000

フロント/リア セット    ¥58,000

となります。

(もちろん、在庫も、OKです!)

86/BRZ ワンメイクレース

86/BRZ タイムアタック

86/BRZ サーキット走行会

に完全対応する ZONE LTD!  

みなさん、どうぞよろしくお願いします!!

86/BRZ 専用の サーキットパッド ZONE LTD の WEB サイト はこちら!

以上、「効き」 と、「リリースコントロール」 のバランスに重点を置く、

BRAKING MEISTER ZONEから、

86/BRZ 専用の サーキットパッド ZONE LTD リリース のお知らせでした!!

BILLION
BILLION OILS FR-780 の インプレッション が届きました!

2015年06月12日(金)

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本日のブログは、

先日、SA京都ワンダー イベントにて、

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル BILLION OILS FR-780

を 投入いただきました、S2000 オーナー 様から

インプレッションが届きましたので、

みなさんにも、お伝えしたいと思います!

(今回いただいたインプレッションは、ストリートにおける インプレッションです!)

5月24日 SA京都ワウワンダーシティで開催されたイベントで、

田中氏の理想と拘りを詰め込んだというデフオイル 

BILLION OILS FR-780 と交換しました。

私の愛車はS2000…

デフケースが小さく油量不足からデフトラブルの多い車種としても有名です。

なので他メーカーで高性能とされる同粘度のデフオイルを今まで使ってきましたが、

交換直後でもある程度チャタリングノイズが発生し

サーキットで1〜2回使うと既に使い物にならずこまめに交換してきました。

同粘度で初めて使うFR-780はどれほどのものか?

その体感はオイル交換をしてピットから車を出した瞬間から分かりました。

なぜなら機械式LSD特有のチャタリング音がなくなってしまったからです。

音が小さくなったのではなく全くの無音になってしまい思わず本気で

田中氏に 『LSD外しました?』 と聞いてしまいましたww

その後、帰り道にある小さなワインディングを通って帰ったのですが、

そこでこのオイルの面白さが分かりました。

まずデフの音が聞こえなくなって街乗りだけだとイニシャルトルクに

大きな変化は感じずむしろイニシャルトルクは下がったような印象がありました。

ところが軽くコーナーを攻めると今までこのLSDでは体感した事ない

ハイトラクションを感じることができました。

今までのデフオイルだとコーナー進入ではデフが効いてたのが

コーナー出口に向けてアクセルをあけていくと油温上昇かオイルの性質で

ややアンダーが顔をのぞかせる感じだったのが

FR-780だとパーシャルからコーナー出口にかけてのアクセルオンで

安定感のあるロックにてアクセルをそこまであけなくても

結果的に速く曲がる事ができました。

そしてそのまま帰路につく途中の一般道では何事も無かったように

スムーズなデフの効き方とチャタリング音なしで超快適に乗る事ができました。

私の街乗りの感覚ですと、街乗りではオープンデフの如くマイルドなのですが、

スポーツな走りになると機械式LSDの性能を引き出してくれる

まさにチューニングパーツだと思いました。

また、このFR-780はサーキットでの使用を想定して作られているとの事なので

早速6月に走り慣れたセントラルサーキットを走ってきたいと思います。

前回の走行より気温も上がる事が予想されるので

どんなパフォーマンスを発揮してくれるのか…?

今から楽しみで仕方ありません。

いや~、素晴らしい!

BILLION OILS FR-780 イイ仕事してますよね~。

そして、きっと、セントラルサーキットでは、

連続周回でも、オーバーステアバランス にならない、

安定したトラクションを発揮すると思いますよ~~。

乞うご期待!

いや、超ご期待! でございまする!

そして、サーキット 走行後のコメントも、

ぜひぜひ、教えてくださいね!!

あっ! ちなみに、ライフはかなり長く、

1回 2回 のサーキット走行では、決して ヘコタレ ませんので、

ジックリ 使ってみてください。

ということで、今夜は、

BILLION OILS FR-780 の インプレッション をお届けしました!

S2000 オーナー様  インプレッション ありがとうございました!!

そして、明日は、いよいよ、

田中ミノル式 ドラテク道場   「これが、荷重移動だ!」 イベント ですよね~。

みなさんに、荷重移動の真髄を ガッツリ 理解いただけるよう 

全力で頑張りたいと思います。

ご参加のみなさん どうぞよろしくお願いします!!

ZONE
ZONE ブレーキフルード ZF-031 発売のお知らせ!

2015年06月01日(月)

p14

ずっと、ずっと、開発を続けてきました

ZONE ブランドの ブレーキフルードを

いよいよ、本日より、発売することになりました!!

この ブレーキフルード の キャッチコピー は、 ズバリ!!


踏めばわかる! リリースすればもっとわかる!!

「曲げる」 ための ブレーキフルード!

ZONE ZF-031

です!

で、いったい どのような テイストかと言いますと・・・・・・・、

(以下、広告文章の抜粋です!)

「タイムアタッカーに必要とされるブレーキフルードを作りたい!」 

そんな想いで、ZONEブレーキフルードの開発はスタートしました。

ブレーキフルードの役割は、圧力伝達です。

ドライバーがブレーキペダルの踏力をコントロールすることにより、

発生した圧力(液圧)を的確に4輪のブレーキシステムに伝えることです。

そして、この圧力伝達をよりハイレベルに行うため、

サーキットでも安心の高沸点であることは、もちろん、

我々が、ブレーキフルードに求めた最大の特徴は、

リリースコントロール性に優れているという点でした。

なぜなら、コーナーへの進入時、大きな 「減速G」 が発生している状態で、

的確にブレーキをリリースすることは、数あるドラテクの中でも、

非常に難しい課題であり、このブレーキリリースの精度で、

「曲がる」 「曲がらない」 が決まるといっても過言ではないからです。

そこで、ZONE ブレーキフルード ZF‐031 は、上記のニーズに合わせ込むため、

フルードの動粘度(フルードの硬さ)をDOT規格より格段に高く設定したことにより、

以下2つのドライバビリティを手に入れました。

ドライバビリティ① 剛性感あるブレーキフィール!

まずは、ブレーキング時のペダルストロークを大幅に抑制し、

「ガッチリ」 とした 「ダイレクトなペダルフィール」 を実現。

この剛性感により、ドライバーは、「今、どれぐらいの力でペダルを踏んでいるか」 を

把握しやすくなり、結果、踏力コントロールをより細かく行えることから、

リリースコントロール性が向上します。

ドライバビリティ② スムーシング効果によるコントロール性!!

ふたつ目は、ブレーキング中の液圧変動が少ないという点です。

走行中は、「減速G」 や 「振動」 により、ドライバーが、いくら一定の力で

ブレーキを踏もうとしても、ブレーキ踏力は、小刻みに変化してしまいます。

このピーキーな踏力変化に対しても、キャリパーへは、液圧変動が

大きく抑制された状態にて(スムーシング効果)伝わることから、

コントロール性が向上します。

上記のとおり、踏力コントロール という ドライバビリティ にて、

「曲げる」 に大きく貢献する まさに、ドライバー視線から誕生したブレーキフルード。

それが、ZONE ブレーキフルード ZF‐031 です。


スペック  

DRY沸点           324℃

1%含水沸点         291℃

WET沸点(3.5%)      200℃     

品番             MZF-031

価格            ¥5,400 (+税)

容量             1000ml

※本製品は、低温(-40℃)における動粘度が規格値より高いことから、

DOT規格および、JIS規格に適合しておりません。

※本製品は、気温‐5℃以下の環境では、ご使用になれません。

といった感じの製品なのであります!

要するに、コントロール性 & リリースコントロール性 といった

ドライバビリティ を求めるために、

ブレーキフルードの粘度を徹底的に高く設定したのであります。

結果、強烈に剛性感が強いペダルフィーリングと、

液圧変動を大きく抑制(スムーシング効果)することに成功しました。

では、少々、突っ込んだ 話をしましょう!

まず、ブレーキフルードの粘度を高く設定することで、

ブレーキペダルの剛性感が向上するのは、ご理解いただけると思います。

でも、スムーシング効果 と言われても、ピン と来ないですよね・・・・・。

広告文にもありますように、

ドラテクの中で、一番難しいテクニックは、

ブレーキリリースの精度 だと、田中は思っています。

でも、実際、ブレーキリリースを行う状況では、

「減速G」 や 「振動」 により、

ブレーキ踏力は、小刻みに変化してしまいます・・・・・。

これを、DATA ロガーの液圧チャンネルで見てみると、

こんな感じとなります。

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どうでしょう・・・・?

みなさんが想像されていた以上に、「ブレ」 がありませんか?

だって・・・・、

カカトが空中に浮いている状況で、

振動があり、減速G が、かかっているのですから、

やはり踏力は、小刻みに変化してしまうのです。

そして、この踏力変化 (圧力のブレ) は、

キャリパーへ、ダイレクトに、伝わってしまいます。

※ 以下のグラフは、通常粘度のブレーキフルードです。

こうなると・・・・・、

ブレーキの効きが、小刻みに変化することから、

ブレーキのコントロールは、やはり、難しくなってしまいますよね・・・・・・・。

まぁ~、このあたりが、

ブレーキのリリースコントロールが、

数あるドラテクの中でも、最難関と言われている 理由なのかも知りません。

しかし!!

ブレーキフルードの粘度をガッツリと 高粘度にすると、

圧力伝達のスピードが、穏やかになることから、

キャリパー内の圧力変化は、こんな感じになっちゃうんです!!

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そうなんです!

このグラフのように、キャリパー内の圧力が変化してくれると、

ドライバーは、かなり、コントロールしやすいですよね~。

これが、まさに、スムーシング効果 なのであります!!

ということで、ZONE ブレーキフルード ZF-031 は、

田中が一番欲しかった

ブレーキのコントロール性という ドライバビリティを追い求めて

作られた ブレーキフルード なのであります。

また、とっても嬉しいことに、

「匠の日」 & TM コレクション にて、

モニターとして、ご使用いただきました みなさまからも、

田中と同意見の 好評価なレポートが、たくさん 届いております!!!

(やっぱり、コントロールしやすい って、大きなアドバンテージですよね~!)

ZONE ブレーキフルード ZF-031 WEB サイト

そして! そして!!

この ZONE ブレーキフルード ZF-031 のテイストを

みなさんに試していただける キャンペーンも、

発売と同時に開始したいと思います!!

ZONE ブレーキフルード ZF-031 モニターキャンペーン!

募集期間 2015年6月1日 ~ 6月15日 まで

募集詳細

1) 下記、ZONE マテリアルソムリエ 店 におきまして、1店舗 2名のモニターを募集いたします。

2) 1店舗 2名以上の応募があった場合は、抽選となります。

(当選者の方には、ご連絡の上、スケジュールの確認をさせて頂きます)

3) 当選者には、ZONE ブレーキフルード ZF-031 を1本 無償提供!

交換は、下記、マテリアルソムリエ店での作業となり、交換工賃は、有償となります。

(作業工賃は、店舗規定に準じ、当選者には、事前にご案内いたします)

(マテリアルソムリエ店以外での作業、商品のみのお引取りには対応いたしておりません)

4) 交換後、簡単なモニターレポートを専用の投稿フォームに記入し送信をお願いします。

対象マテリアルソムリエ店

ARVOU(栃木県)

ノウムモータースポーツファクトリー(千葉県)

AUTOBACS ASM YOKOHAMA(神奈川県)

スーパーオートバックス 浜松(静岡県)

菱木レーシング(愛知県)

ATHLETE(愛知県)  TEL 0566-71-1000

ガレージミヤタ(愛知県) TEL 0586-23-8378

カーランドバーデン安城店(愛知県)

ストラダーレ(岐阜県)

スーパーオートバックス 京都WOOW wonder City(京都府)

スーパーオートバックス サンシャインKOBE(兵庫県)

アライズモータースポーツ(兵庫県)


応募方法

ZONE WEB サイト 内の 

ZF-031 モニターキャンペーン 欄  専用フォーム より (終了いたしました) 

応募をよろしくお願いいたします。

とまぁ~!

少々、長文となってしましたが、

以上、 ZONE ブレーキフルード ZF-031 発売のお知らせ!

ならびに、モニターキャンペーンのお知らせでした!!

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きっと、

いままで経験したことのない コントロール性・・・・・・、

好きになってもらえると、思いますよ~!!

BILLION
「前略 FR + 機械式LSD 乗りのみなさんへ!」 ②

2015年03月25日(水)

p116

今夜は、機械式 LSD 専用 デフオイル のこと、もう少し、掘り下げて、
お話したいと思います。(今回が、最終回です!)

もし、田中が、FR 機械式 LSD に使用する デフオイル の性能で、
「何を一番重要視するか?」 と、聞かれれば、「たとえ、オイルの温度が、
高温になっても、トラクション性能が安定していること」だと、即答します。

それぐらい、FR 車両にとって、トラクションは、重要な性能であり、
また、デフオイルの温度上昇が原因で、トラクションが不安定になるケースが、
とても多いように感じるからです。

では、まず、機械式 LSD を装着すると、なぜ、デフオイルの温度が
上昇してしまうのかを、解説しましょう!

最大の理由、それは・・・・・、純正デフ(OPENデフ)の構成品は、
ピニオン&ギア となりますが、機械式 LSD を装着する場合、
このピニオン&ギア に、多板式のLSD ディスクが追加されることです。

そうです!
ピニオン&ギア のみなら、サーキット走行にて、油温が上昇する
といっても限定的なのですが、そこに、LSDディスクが加わると・・・・、

LSDのロック ⇔  アンロックのたびに、このLSD ディスクから
大量の摩擦熱が発生 することから、デフオイルの温度は、
一気に上昇してしまうのです。

それから・・・・・、
このLSD ディスク が、追加されても、デフケース内のオイル容量は、
同じですよね・・・・。
となると・・・・、多板式ディスクを有する 機械式 LSD を装着すると、
ピニオン&ギアのみを想定された純正デフケースの容量(油量)では、
大量の摩擦熱に対して、絶対的な容量が足りない・・・・・・・、
という状況に、なってしまうのです。

いや~、機械式 LSD を装着すると、
油温的には、厳しいことばかりですよね・・・・・・・・・。

ちなみに、デファレンシャル内の 各パーツは、車速に比例して、
回転数が高くなりますので、平均スピードが高いサーキットの方が、
より温度が上がりやすい傾向にあります。

よって、ミニサーキットに比べると、
FSWレーシングコース、岡山国際、ツインリンク茂木 などの
ハイスピードサーキット方が、油温が格段に高くなるのは、
スピードの違いなのであります。

ハイ。それから、それから・・・、
この油温上昇により発生する、不安定なトラクション変化は、
機械式 LSD 特有の性能である 増摩擦性能 とも、深く関係しています。

みなさん ご存知のように、機械式 LSD は、多板式ディスクの摩擦抵抗で、LSD のロックをコントロールしており、このディスクが滑っている状態は、
左右のタイヤが連結されず、フリーに近い状態。

そして、ディスク同士がグリップすると、LSD がロックした状態となります。
ですから・・・・、機械式 LSD 専用 デフオイル には、

①LSD がロックしていないとき → LSDディスクを潤滑 (滑らせる)

②LSD がロックしているとき  → LSDディスクをロック(グリップさせる)

といった、相反した性能が求められます。
でもって、上記② の性能となる 強力で安定した、LSD のロックを
実現するために、LSD のロックが始まり、LSD ディスク間の
油膜が薄くなると、各ディスクの摩擦抵抗を増大させ、
強力にグリップさせる増摩擦剤 と呼ばれる添加剤が配合されています。

この 増摩擦剤 こそが、機械式 LSD 専用 デフオイル の 主役中の主役!

だって、 増摩擦剤 により、LSD のロックが、どのように始まり、
どれぐらいの強さで、そして、どれぐらいの安定感で 続くかという
ドラテクに直結する 性能を左右していますからね~。

また、増摩擦剤 は、ベースオイルに混ざった状態で、ディスク間の
摩擦抵抗を向上させますので、油温が上昇し、ベースオイルの粘度や、
油膜の厚さが変化すると、増摩擦剤 の効きも変化してしまいます。

よって、増摩擦剤 の 性能や、マッチングによっては、
油温が上昇すると、各LSDディスク間の摩擦抵抗が、うまく揃わず、
不安定なトラクションの原因に、なる場合があるのです・・・。

FR の車両にて、サーキットを全開 アタックしていると、
はじめの 数 LAP は、安定したイイ感じのトラクションなんですが、
5 LAP も走ると、油温上昇と共に、だんだん、トラクションが不安定になり、
ラップタイム が遅くなってしまう・・・・、
なんて、よくある話ですからね・・・・・。

まぁ~、それぐらい、高温時に、増摩擦剤 が、「どう作用するか?」
といった部分は、とっても重要なのであります。
また、同じ LSD を使用しても、チャタリングの有無をはじめ、
デフオイルによって、キャラクターが大きく異なるのは、
増摩擦剤 によるところが、大きいように思います。

ということで!

BILLION OILS FR-780 は、

超高温になっても、安定している増摩擦性能

増摩擦剤の効きを意識したベースオイルの粘度設定  

そして、可能な限り油温を上げないため 「抑温性の確保」

といった各種性能を武器に、FR & 4WD(リアデフ) に、
LSDを装着した車両 に対して、常温から、超高温まで、
田中ミノルが、追い求めた、安定したトラクションと、
ドライバビリティに優れる 扱いやすい LSD のロックを実現した
いかにも、ドライバー発進の FR 機械式 LSD 専用 デフオイル
なのです。

トラクションは、良くなって、はじめて、それまで不足していたことに気付く!BILLION OILS FR-780 を使用すると、きっと、この言葉の意味が、
ご理解いただけると思います。

自身、アリアリ ですよ~!!

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※本製品は、カーボンタイプのLSD にも、ご使用いただけます!

BILLION
「前略 FR + 機械式LSD 乗りのみなさんへ!」 ①

2015年03月24日(火)

p117

BILLION OILS FR-780   の発売によって、
またまた、スタートしました 田中ミノル の解説シリーズ・・・・・・。
(そうです・・・・、FR 機械式 LSD 専用 デフオイルに関しての
ウンチク です・・・)
ということで、全国の FR + 機械式LSD  乗りのみなさん、
ぜひ、ぜひ、お付き合い下さいね!

では、はじめましょう。

FR/4WD 車両 をセットアップするとき、
アンダーだ! オーバーだ! という前に、
絶対に確保しておかなければならない条件(性能?)が2つあります。

ひとつ目は、ブレーキングがシッカリ踏めること。

まぁ、当たり前といえば、当たり前なのですが、
ハイスピードから、フルブレーキをしても、
安定して (ドライバーが怖くない状況で) 減速ができることです。

たとえば、強い踏力で、ブレーキングすると、クルマが暴れるので、
ブレーキを踏む力をコントロールしなければ・・・・・・・・・、
といった状況では、セットアップを始める前に、
この状況を改善する必要があります。

ふたつ目は、トラクションが、シッカリかけられること。

こちらは、コーナーの立ち上がり区間で、アクセルを踏んだとき、
安定したトラクションにより、ドライバーが恐怖を感じることなく、
加速ができることです。

たとえば、徐々にアクセルを開けているのに、急激にトラクションが抜けたり、
唐突にオーバーステアになるようなら、セットアップを始める前に、
この状況を改善する必要があります。

以上の2点に関しては、「曲がる曲がらない」といったセットアップ以前に、
クルマのキャラクターを形成する中核的な部分となりますので、

ブレーキが安心して踏める

アクセルが安心して踏める

といった条件は、まずは、絶対にクリアーしておかなければならない、
とても重要な性能です。
だって・・・・・・、減速/加速 といった
スピードをコントロールする 指示をドライバーが、状況に応じて、
自由に出せないクルマって、楽しくないだけではなく、
やっぱり、速く走ることはできませんよね・・・・・・・。

ですから、上記の2点は、セットアップの基本中の基本となるのであります。
そして、みなさんご存知のように・・・・・・、

上記の両方に、効果があるのが、機械式 LSD です!
減速時には、左右のタイヤが連結しようとする力が働くことで(LSD 効果)、
直進安定性が増し、ブレーキング時の安定感が向上。
(1wayタイプのLSD でも、イニシャルトルク分は作用します)

そして、加速時には、このLSD 効果により、ガッツリとトラクションは
強くなりますので、アクセルを踏んだときの安定感が、格段に向上します。

このように、LSD を装着すると、セットアップの基本となる
減速時/加速時 の安定感という とっても重要な性能が強化されるのです。

では、もう少し突っ込んで、加速時のLSD の効きに関することを
ドラテクを交えて解説しましょう。
たとえば、減速を伴うコーナーにおいてドライバーは、

1 アクセルOFF   

2 ブレーキング  

3 ブレーキング(リリース) + 旋回  

4 旋回  

5 旋回 + アクセル 

といった順序でドライビングします。
この時、クリッピングポイント 付近にて、アクセル に足が、
ほんの少し乗った瞬間(上記 5 の部分)から、
アクセル開度によって、どのようにLSDのロックが変化するかによって、
クルマのキャラクターは、大きく左右されます。

ドラテク的に、一番 コントロールしやすい LSD の効き方は、
アクセルON (アクセル開度5~20%レベル) により、
優しく ロック がはじまり、その後は、アクセル 開度に応じて
LSD の ロック 率が リニア に反応すること(ドライバー が、アクセル を
踏む量で、ロック 率を コントロール できること)が理想となります。

ですから・・・・・、たとえば、アクセル に足が乗った瞬間、
「ガツン」 と LSD が ロック するようなピーキー な特性では、
コーナリング中に、急激なトラクションがかかることから、
一気にタイヤの限界を超え、クルマは挙動を乱し、

反対に、アクセルを踏み込んでも、LSDディスクの滑りによって、
的確にロックが行われない場合は、
ドライバーの指示がクルマに伝わらないことから、
トラクションをコントロールすることも、
タイヤのグリップを有効に使用することもできず、
ハイスピードでコーナーを曲がることはできません。

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そして、一番最悪なのは、走り始めは問題がないものの・・・・・、
徐々に、上記の ピーキーなLSDのロック と、不安定なLSD の滑り が、
交互に、それも、非常に短時間(1秒間に数回レベル)に、繰り返し、
ランダムに訪れる場合です。

こうなると、アクセル開度を一定にしている状況でも、LSDが滑り、
そして、唐突にロックする を繰り返すことから、ロックしたときの衝撃が
大きく、ドライバーは、いつ発生するかわからない オーバーステアに
恐怖を感じながら、低い限界域を 恐る恐る走ることしかできませ・・・・・。

おまけに、困ったことに・・・、
この症状が発生しても、ドライバーは、「明らかにトラクションが悪化した」
といった認識がないんです・・・・・・・・。(そうなんです・・・、
トラクションが悪くなったという自覚がないのです・・・)

なぜなら、このとき、ドライバーが感じる症状としては、

○ 徐々に 運転が難しくなり、ドライビングミスが増える

○ 周回を重ねると、高速コーナーでの挙動が、だんだん不安定になる

○ タイトコーナー立ち上がりで、少しずつオーバーステアバランスが強くなる

といった感じで、この症状が、トラクション変化によるものだとは、
かなりの エキスパート でも、判断ができず、多くのドライバーは、
この変化を タイヤのグリップダウンと感じてしまう傾向にあるようです。

だって・・・・・・、
アクセルを踏むたびに、同じように 「ズバーッ」とリアが流れるのなら、
すぐに、トラクション性能の低下という判断ができるのですが、

毎LAP オーバーステアが発生するのではなく、発生する LAP があったり、
発生しない LAP があったり・・・・・、同じように走っているつもりでも、
ボトムスピードが、少しだけ高いとか、アクセルの踏み始めが、
ほんの少しだけ早いといった状況でのみクルマのバランスは崩れますので、
非常に判断が難しくなってしまうのです・・・・・・・・・。

田中は思うのですが、トラクションの良し悪しって、何かパーツを交換して、
トラクションが大きく向上してはじめて、それまでのトラクションが
安定していなかったことに気付くことも、しばしばです・・・・。

まぁ~、それぐらい、乗り慣れてしまうと、麻痺してしまう感覚なのかも
知れませんね。
そして、このドライバビリティを大きく悪化させるオーバーステア、
いや、不安定なトラクションの原因は、もちろん、LSD の特性や、
LSD のセットアップによって、発生することもあります。

しかし、クルマのバランスが、徐々にオーバーステア方向に 「変化」したり
だんだん トラクション が不安定な方向に、「変化」 する場合は、
デフオイル の油温が原因になっていることが、意外に多いように思います。

特に、サーキット走行において、走り始めの数LAP は、
まったく問題がないものの連続周回にて、油温が上昇すると、
上記の症状が顕著に現れる・・・・・・・・、こうなれば、かなりの確率で、
デフオイル の油温が関与していると思われます。

ということで!
次回は、トラクションのクォリティと密接に関係している
デフオイルの油温 のこと、ガッツリと解説したいと思います。

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BILLION
BILLION OILS FR-780 デビュー!

2015年03月23日(月)

p119

現在、大好評をいただいております

FF 機械式 LSD 専用 デフオイル  BILLION OILS FF-730 に続き、 

いよいよ、正式リリースとなりました

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル BILLION OILS FR-780

(FR乗り & 4WD乗り のみなさん、大変お待たせしました!)

約2年間、徹底的に開発を担当した田中には、

FR の 機械式 LSD 専用 デフオイル を作るなら、

「どうしても、この特性のオイルを作りたい!」 という、

明確な構想と、思い入れがあり、

その 田中の 「思い」 と、「想い」 を 

ギッシリ詰め込んだのが、

今回リリースした、BILLION OILS FR-780 なのであります。

でもって、いったいどんな タイプ の LSDオイル なのかを

WEB の文章を引用し、アウトラインを説明しますと・・・・・・、

推奨使用温度域 常温~150℃

用途

FR 機械式 LSD 装着車 の デフオイル

4WD 機械式 LSD 装着車(リアデフ) の デフオイル

適合

油温上昇が激しい車両への使用

ハイパワー FR & 4WD 車両への使用

サーキット走行時、オイルの噴出しがある車両への使用

ハイスピード サーキット への使用(FSW 岡山国際 ツインリンク茂木 etc)

デフケースのオイル容量が少ない車両への使用

BILLION OILS FR-780 は、LSD ディスクから発生する大量の摩擦熱により、油温上昇が

激しい車両にもマッチングする サーキット 完全対応の FR 機械式 LSD 専用 デフオイルです。

「厚く強靭な油膜」にて、超高温の状況下でも、各種ギア & LSD ディスクを的確に潤滑し、

そして、LSDのロックが始まると、最先端の増摩擦剤により、LSDディスク間にリニアで強力な

グリップ(ロック)を発生させることが可能です。

FR 機械式 LSD 専用 デフオイル FR-780 を開発するにあたり、

我々が目標としたテーマは、

○ 油温130℃~150℃といった超高温域でも、トラクション性能が低下しないこと

○ 連続周回でも、オーバーステアバランス にならないこと

○ すべての温度域で、LSDのロックをドライバーが同じようにコントロールできること

○ 超高温域でも、各種ギア、ピニオンおよびディスク面をシッカリ守れること

○ 高温耐久性を向上させることで、性能を長期間維持すること(ロングライフ)

○ ドライバビリティが大きく低下する チャタリングを発生させないこと

以上の6つです。

BILLION OILS FR-780 は、上記のニーズに合わせ込むため、油温上昇の激しい

ハイスピードサーキット(FSW)において、徹底的な開発テストを実施。

そして、田中ミノルのニーズを具現化するために、潤滑油のスペシャリストたちは、

国内に存在しない原料を海外から調達する等、原材料、製法にも一切、妥協する

ことなく 「機能最優先 & コスト度外視」 という環境下にて製造された、

100%化学合成の FR 機械式 LSD 専用 デフオイル です。

最大の特徴は、LSDディスクから発生する大量の摩擦熱によって、仮に油温が

大幅に上昇しても、リニアでコントロールしやすいLSD のロックを維持し続ける

ことができる 「高温安定性」 です。

この卓越した性能で、ハイパワー & ハイグリップ の厳しい環境下でも、LSD の

急激なロックや滑りを抑制し、コントロール性を最重視したLSD のロックと、安定

したトラクションを実現します。

スペック

100%化学合成油

動粘度40℃          440.2

動粘度100℃          46.89

粘度指数            165

粘度              80W-250

API                GL-5

価格(本体価格)     12,000円/2L

といった感じの製品なのであります。

(ね! 想い入れタップリでしょ?・・・・・・笑)

そして、田中が、絶対に実現したかった

こだわり抜いた特性は、なんといっても、

「油温上昇時のトラクション性能」 です。

そうです! サーキット走行において、油温が上昇しても、

いかに、トラクションを安定した状態で維持できるか といった性能を

追い求めたのであります。ハイ。

(やっぱ、FR を速く走らすためには、この性能がなくては、始まりません・・・・・)

ということで、

このドラテクと、ラップタイムに直結した特性は、

いったい、どのようなメリットがあり、

そして、ドライビングにどのような影響を与えるか・・・・・・・。

このあたりを 徹底的に、

次回のブログで、解説したいと思います。

題して、「前略  FR + LSD  乗りのみなさんへ!」

またまた、田中の解説シリーズとなりますが、

みなさん!  どうぞ、お楽しみに!!

いや~、いかにも、ドライバー視点から誕生した デフオイル の特性

きっと、速く走る ヒントが、たくさんあると思いますよ~!

BILLION
2015 -02-10 本庄サーキット テスト!

2015年02月10日(火)

p142

いや~、走りました・・・・・・・。

佐藤さんの 言い付けで、なんと、7セッションも・・・。

も~、ヘロヘロでございます。ハイ。

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ということで、詳細は、明後日に!

しかし、まぁ~、佐藤さんのメニューは強烈です・・・・・・・。

この欲深さ、まさに、Sato Style・・・・・・。

BILLION
速報! REV スーパーバトル 2014 in TC2000!!

2014年12月05日(金)

p1

 

 

 

 

 

先ほど、帰還しました。

 

 

 

 

昨年は、悔しくて、悔しくて、

たまらなく、悔しかった、REV スーパーバトル

 

 

 

 

だから、負けた翌日から、

我々の REV スーパーバトル 2014 は、すでに、はじまっていました。

 

 

 

 

 

チューニングエンジンを製作するにあたり、

どういった仕様にするべきか、

今年の2月から、某エンジン屋さんと、打ち合わせを繰り返し、

 

そして、エンジンの構成パーツを図面にして、

これらのデータを とっても優秀なソフトにて解析。

 

M16A というエンジンが持つ可能性を 徹底的に検討して、作ったのが、

そう!今回のエンジンなのであります。

 

 

 

 

 

 

 

 

また、各サーキットでのテストにて、自慢の足回りにも磨きをかけ、

そして、そして! 田中 渾身の LSDも完成!!

 

「やっぱり、ZC32S は、この LSD がないと、はじまらない!」

と、断言できる レベル の仕上がりとなりましたよ~!!

 

 

 

 

 

 

でもって、本題の アタック のほうは・・・・・・・、

 

 

 

 

 

濃霧 & WET 路面で、はじまりましたが、

 

 

 

 

 

 

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約1時間半で、路面は徐々に乾き・・・・・・・・・、

 

 

 

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我々のセッションがスタートしました!

 

 

 

 

「ゆっくり、2LAP して、このセッションにアタックするか、

次のセッションにするか、決めて下さい!」

 

 

という佐藤さんの言葉どおり、

路面をジックリ見ながら、スロー走行。

 

すると、まだ、ほんの少しだけ、WET な場所があり、

ちょ~ 悩んだのですが・・・・・・、「アタックを決意」

 

 

 

 

 

結果、路面コンディションが、完璧ではなく、

目標タイムには、ほんのわずか、足りませんでしたが、

満足のいく アタック を行うことができました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

でもって、ラップタイムは・・・・・・・・・・・・!

 

 

 

 

 

 

 

1分3秒617!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TM-SQUARE 歴代 最速記録 と、

NA スイフト 最速記録 を樹立することができました!!

 

 

 

 

 

 

 

その後、車検を行って、

 

 

 

 

 

 

 

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(阿部ちゃん、頑張ってくれて ありがとう!)

 

 

 

 

 

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(排ガスもクリアー!)

 

 

 

 

 

 

 

ストリートクラス として、記録が認められました!

 

 

 

 

 

 

 

 

でもって、4号車、5号車、ハイエース と、各々が運転して、

首都高の大渋滞を抜け、町田に帰ってくると・・・・・・・、

 

 

早速、ロガー確認!

 

 

 

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この地道な努力が、

今回のリザルトに直結しているんですよね・・・・・、間違いなく。

 

 

 

 

 

 

 

昨年は、田中の入院&手術により、

すべてのスケジュールが後手後手となり、

 

おまけに、アタック直前になっても、

田中の体力は、まったく復活せず、

ほとんど まともに会社にも行けない状況でした。

 

 

 

 

そんな状況の中、佐藤さんを軸に、プロジェクトは進行していたのですが・・・・・、

 

予定していた ZC31S のチューニングエンジン を ZC32S に乗せる作戦は、

時間的にも、我々の知識的にも、NG だと判断し、

急遽、ZC32S の純正エンジンにて、アタックを行いました。

 

 

 

 

昨年のブログは、こちら!

 

 

 

 

 

 

結果は、大敗・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

で・・・、スーパーバトル後のミーティングで、

田中は、佐藤さんに言いました。

 

「オレは、すごく悔しい・・・・・」

 

「もし、オマエも同じように悔しいなら、

どれだけ悔しいかを 来年のスーパーバトルで見せてくれ!」 ってね。

 

ということで、本日、町田に帰ってから、

二人の匠に、今回の戦いを振り返って、どう思うかを 聞いてみました。

 

すると、阿部ちゃん は、

 

「リザルトが残せて、本当に良かったです!」

 

と、いかにも職人らしいコメントを!!

 

そして、佐藤さんは、

 

「TM の底力 見せることができて、良かったです!」

 

いや~、田中は、

佐藤さんの底力を見ることができて、幸せでしたね~!!

 

 

 

 

 

今回のアタックでも、

田中をガッツリ支えてくれた、阿部 & 佐藤 の二人の匠さん!

 

強烈な解析力 & 素晴らしい 技術力で エンジンを組んでいただいた Y さん!

 

パーツ製作に、ご協力いただいた すべての工場の みなさん!

 

弊社、スタッフの みなさん!

 

そして、応援いただいた すべての みなさん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も本当にありがとうございました。

 

きっと、一生忘れることのない、

会心のアタックができたこと、みなさんに、本当に感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、なんだか、とっても、

「生きてるぞぉ~!」

 

って、実感できた、素晴らしい 一日でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、REV スーパーバトル 2014 in TC2000 の速報でした!

(車載動画等々は、またゆっくりと!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ!

明日、マイスター練習会に、

ご参加される みなさん、よろしくお願いします!