タイヤサイズ のこと、あれこれ ③

2009年12月04日(金)

富山帰りの田中です。

ちょっと、風邪っぽい・・・です・・・。

 

今日は、セットアップのことを

書こうと思っていましたが、

みなさん、タイヤには、

やはりご興味があるようで、

質問もいただきましたので、

まずそのあたりを。

 

 

質問1

タイヤメーカーによって、サイズは違うのか?

 

これは、ハッキリ言いましょう。

違いがあります。

 

でも、タイヤサイズのルールも、

かなり、・・・・・、なところがありますが・・。

 

たとえばですが、

205 と言ったら、タイヤのトレッド幅が

205mm ということなのですが、

ルールでは、

195mm ~ 215mm のタイヤを

205 と呼びます。

 

だから、メーカーによって、

多少タイヤの幅が違ってきます。

 

以前と同サイズの、

違う銘柄にしたら、

いきなりフェンダーと干渉した

なんてことが、普通に起こります。

 

田中の知ってる限り、

ADVAN 系は、ポテンザ 系より、

少し、太いですね。

 

もちろん、これは、ショルダーの

形状によっても違ってきます。

 

ラウンドショルダーと

いかり肩のショルダーでは、

やはり接地面積が違ってきます。

 

田中の知りうる限りでは、

ポテンザ 系は、ラウンドショルダーで、

AD07 が、一番、いかり肩 が

強かったと思います。

 

また、タイヤの外径も

微妙にメーカーによって

違っていますね。

 

私の知りうる限りでは、

(こればっかり・・・)

ポテンザ 系が、少しだけ、

大きいかと・・・。

 

 

質問2

同じタイヤでも公差はあるのか?

 

厳密にはあると思いますが、

まったくもって、

気が付かないぐらいのレベルだと、

思います。

さすが、ものづくり大国、日本です。

 

 

質問3

タイヤ銘柄や、サイズによって、空気圧は変わるのか?

 

変わると思います。

 

構造が弱いタイヤと、

構造が強いタイヤでは、

構造の弱い方が空気圧が

少し高くなります。

 

また、偏平率によっても、

変わってきます。

 

これも、偏平率による

構造の強さを加味して、

構造が硬い → 空気圧は低い

構造がやわらかい → 空気圧は高い 

となります。

 

しかし、

30とか35 とかになると、

エアボリュームが極端に少ないので、

あまり低い設定は、

タイヤがホイールから外れたりして、

危険なので、

やめた方が、良いと思います。

 

実例を出すと、

AD08 は、RE11 より、

空気圧が高めになると思います。 

 

 

ご質問いただいた方、

こんな感じで、

よろしいでしょうか?

 

 

でもって、セッティングの話ですが、

17インチより、16インチの方が、

スプリングレートは、高めになります。

 

なぜなら、タイヤが持っている

バネレートが、17インチは、

16インチより、高いからです。

 

スプリングレートは、タイヤの持っている

バネレートと一緒に考えなければ、

セットアップはうまく行きません。

 

タイヤのバネレートが硬い →  スプリングはやわらかい

タイヤのバネレートがやわらかい →  スプリングは硬い

となります。

 

 

また、グリップが上がれば、

バネレートも、上がります。

 

グリップが大きい = クルマのロールも大きい

となるからです。

 

 

以上、タイヤサイズとセットアップの話でした。