スタビライザーの適合
TM-SQUARE トーションビームは、スタビライザーの交換が可能となります。 スタビライザーの硬さは、セットアップや、使用するサーキット、タイヤサイズにより、マッチングが異なりますので、ここでは、開発テストにおけるデータを元に、ドラテクマニア 田中ミノル の個人的な意見としてマッチングデータを表記しています。あくまでも、参考データとしてご活用ください。
スタビライザー径 |
28φ |
32φ |
35φ |
38φ |
40φ |
サーキット/16インチ |
△ |
△ |
○ |
○ |
○ |
サーキット/17インチ |
○ |
○ |
○ |
△ |
△ |
ストリートの乗り心地 |
○ |
○ |
△ |
× |
× |
サーキット/16インチ とは、サーキット走行を、16インチのラジアルタイヤで行った場合のマッチングデータです。もちろん、28φ、32φも、純正よりコーナリング性能は向上しますが、タイヤのたわみが大きい分、少し硬めの方がマッチングが良いというテスト結果が出ました。
サーキット/17インチ とは、サーキット走行を、17インチのラジアルタイヤで行った場合のマッチングデータです。38φ、40φでは、少しクルマがピーキーに感じますので、あえて△を付けました。 Sタイヤでは、このあたりも、候補に入ってくると思われます。
ストリートの乗り心地 とは、ストリートを快適に走行できるかどうかを判断しました。38φ、40φでは、路面の凹凸がダイレクトに感じるので、やはり乗り心地は良くありません。また、フロントの接地が安定して強くなる分、ちょっとピーキーにも感じます。
もちろん、スタビライザーの硬さは、装着されているリアスプリングのレートによって、左右されます。トータルで適正なロール剛性になるように、スプリングが、やわらか目なら、スタビライザーは、少し硬くてもOKとなり、反対にスプリングが硬ければ、スタビライザーは、そんなに硬くする必要はありません。
また、上記適合時の、車輌スペックは下記のとおりです。
スプリングレート
F スプリング | HYPERCO 直巻き 550ポンド (9.8kg/mm) |
Rスプリング | HYPERCO スイフト専用品 410ポンド (7.3kg/mm) |
タイヤサイズ
16インチ | 215/45/16 RE11 空気圧(温感) 2.1kg/㎠ |
17インチ | 215/40/17 RE11 空気圧(温感) 2.1kg/㎠ |