サーキット SPEC ブレーキフルード
TM-SQUARE サーキット SPEC ブレーキフルードは、スイフトスポーツのサーキット走行に完全対応するブレーキフルードです。高沸点(ドライ沸点321℃)であることはもちろん、一番の特徴はフルードの粘度をDOT規格より格段に高く設定し、圧力伝達スピードを「マイルド」にしたことです。結果、フルードの温度が上昇しても、ペダルのストローク量を抑制し、剛性感のあるペダルフィールを実現。また、ブレーキング中の液圧変動が少ないことで、コントロール性も大幅に向上しました。そして、純正フルードと同様にグリコール系の素材を使用していますので、ゴム、金属に対しての攻撃性が少なく、交換サイクルも一般的なDOT5.1規格と同等のメンテナンス性にて、ストリートからサーキットまで幅広い環境での使用が可能となります。サーキット専用タイプではなく、ストリート/ワインディングでも高粘度フルード特有となる抜群のペダルフィールをご体感いただけるブレーキフルード、それがTM-SQUARE サーキット SPEC ブレーキフルードです。
動粘度が高いブレーキフルードのメリット
ブレーキペダルの剛性感が向上する
初期の効きがマイルドになる(カックンブレーキの抑制)
「スムージング効果」にて、ブレーキのコントロール性能が向上する
ブレーキ踏力(マスターシリンダー内の圧力)は、「減速G」や「振動」により、小刻みに変化します。
ブレーキフルードを介して、キャリパーに圧力が伝わるので、通常粘度のブレーキフルードでは、キャリパー内の圧力はこのようなイメージになります。
ブレーキフルードの粘度を向上させると、液圧変動がよりマイルドになり「スムージング効果」が発生して、ブレーキのコントロール性が大幅に向上します。
動粘度が高いブレーキフルードのデメリット
(マスターシリンダー内の圧力が的確にキャリパーに伝わらない可能性があります)
ご注意
ブレーキフルード適合表
SPEC
名称 | 自動車用非鉱油系ブレーキ液 |
主成分 | ポリエチレングリコールモノメチルエーテル |
ドライ沸点 | 321℃ |
ウェット沸点 | 203℃ |
動粘度(-40℃) | 2380 ㎟/s |
動粘度(100℃) | 3.0 ㎟/s |
適合車種 | スズキ スイフトスポーツ全車 |
使用用途 | ストリート / ワインディング / サーキット |
使用環境 | 外気温 -10℃以上 |
カラー | アンバー |
ライフ | 一般的なDOT5.1規格の製品と同等 |