スイフトスポーツのフロントサスペンションは、ストラット式となりキャンバー調整や車高ダウンにてキャンバーがネガティブ方向に変化すると、タイヤの上端部がフェンダー内に入り込みホイール外側のフェンダークリアランスを確保することができます。また、キャンバー値が大きくなり過ぎると、サスペンション(ダンパー/スプリング)にホイールやタイヤの内側が干渉する可能性がありますので注意が必要です。なお、リアサスペンションはトーションビーム式となり、車高によりフェンダークリアランスが変化することはほとんどありません。


注意事項

車両の個体差、使用される車高調、スプリング、設定車高、タイヤサイズ/タイヤ銘柄等によりホイールやタイヤの外側/内側ともにクリアランスは変化します。以下の情報は、あくまでも参考値でありホイールの装着を保証するものではございません。もし、ホイール外側がフェンダー内に収まらない場合は、車高/キャンバーの調整やフェンダー加工にて対処して下さい。また、ホイールやタイヤの内側クリアランスが極端に狭い場合(5mm以下)や、サスペンション等と干渉が発生する場合は、ホイールスペーサー/ワイドトレッドスペーサーにて回避して下さい。なお、ホイールスペーサー(挟み込むタイプ)をご使用になる場合は、必ずロングハブボルトに交換して下さい。

① 17 × 7.5J (48) をフロントに使用する場合


ZC33S

約1.0°のフロントキャンバーにて、ホイールの外側がギリギリ、フェンダー内に収まるサイズ設定です(純正車高/純正ダンパー/純正キャンバーにて、約1.0°のフロントキャンバーとなります)。また、約4.0°以上フロントキャンバーが付いている場合は、ホイールやタイヤの内側がダンパー/スプリング等に干渉する可能性がありますので必ずご確認下さい。

ZC31S/ZC32S

約3.0~3.5°のフロントキャンバーにて、ホイールの外側がギリギリ、フェンダー内に収まるサイズ設定です(純正車高/純正ダンパー/純正キャンバーでは、約1.0°のフロントキャンバーとなりますので装着ができません)。また、約4.0°以上フロントキャンバーが付いている場合は、ホイールやタイヤの内側がダンパー/スプリング等に干渉する可能性がありますので必ずご確認下さい。

※純正以外のキャリパー(BIGキャリパー等)へは、ご使用いただけません。
(BIGキャリパー装着車へご使用される場合は、17 × 8.0J (35)をご検討下さい)

② 17 × 8.0J (35) をフロントに使用する場合


ZC33S

約3.5~4.0°のキャンバーにて、ホイールの外側がギリギリ、フェンダー内に収まるサイズ設定です(純正車高/純正ダンパー/純正キャンバーでは、約1.0°のフロントキャンバーとなりますので装着ができません)。また、約4.5°以上フロントキャンバーが付いている場合は、ホイールやタイヤの内側がダンパー/スプリング等に干渉する可能性がありますので必ずご確認下さい。

ZC31S/ZC32S

約4.0~4.5°のキャンバーにて、ホイールの外側がギリギリ、フェンダー内に収まるサイズ設定です(純正車高/純正ダンパー/純正キャンバーでは、約1.0°のフロントキャンバーとなりますので装着ができません)。また、約4.5°以上フロントキャンバーが付いている場合は、ホイールやタイヤの内側がダンパー/スプリング等に干渉する可能性がありますので必ずご確認下さい。

※純正以外のキャリパー(BIGキャリパー等)と、TM-SQUARE アルミホイール「TM-10F」とのクリアランス確認は、キャリパー マッチング確認用型紙 にてご確認下さい。

③ 17 × 7.5J (48) をリアに使用する場合


ZC31S/ZC32S/ZC33S

約1.0°のキャンバー(純正キャンバー) + 215幅のタイヤでフェンダー内に収まるサイズ設定です。また、キャンバーシムにより、リアキャンバーを付けるとタイヤ上方はフェンダー内に収まる方向となりますが、ホイールのセンターはシムの厚さ分、外に出ることになります。なお、スイフトスポーツのリアサスペンションはトーションビーム式となり、ゴムのブッシュにてボディーに固定されていますので左右のキャンバー値に公差があります。個体差により、フェンダーとリアホイールのクリアランスが左右で微妙に違う場合がありますので、必ず装着時にご確認下さい。

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