BILLION
BILLION OILS 事業部からの お知らせです!

2015年10月07日(水)

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本日は、BILLION OILS から、

お知らせが、あります!


BILLION OILS 特約店 情報!

BILLION OILS を 常時在庫いただいている

スペシャルショップ BILLION OILS 特約店 に、

またまた、1店舗 追加登録をいただきました。

そのお店とは・・・・・・・、

こちらの社長さんでお馴染みの・・・・・・・・、

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スズキアリーナ 宏有皆野 (こうゆうみなの)店 さん なのであります!

アリーナ宏有さんと言えば、

BBR(バトル ビー レーシング)ブランドで、

スイフトのパーツも、多数リリースされており

スイフトのことに、どえらく詳しい スイフトマイスター ですので、

今後とも、BILLION OILS 特約店として、どうぞよろしくお願いいたします!

BILLION OILS 特約店 リスト

BILLION
空気圧に対応した ドライビング!

2015年10月02日(金)

 

 

 

 

今夜は、現在、発売中 の REV SPEED に、

完全リンクした ブログをお届けしたいと思います!

 

 

 

 

 

 

じつは、先日行った開発テスト にて、

86 & RE-71R の組み合わせで、空気圧 と、ドライビングの関係を

徹底的に調査?してまいりました(笑)

 

 

 

 

 

 

まず、空気圧に関して、田中が思う ことは・・・・・・、

 

 


① 一番タイムの出る空気圧は、タイヤによって大きく異なる

② タイムを出すには、空気圧により、ドライビングを変更する必要がある

 

 

ということです。

 

 

 

空気圧は、ケーシング剛性の一部だと田中は思っていますので、

 

ケーシング剛性が高い場合   →   空気圧は低め (1.9~2.2k レベル)

ケーシング剛性が低い場合   →   空気圧は高め (2.8~3.0k レベル)

 

あたりとなり、もちろん、ケーシング剛性が上記の中間であれば、

空気圧も、上記の中間レベルとなります。

 

 

 

 

 

でね、REV SPEED で、コメントしているように、

タイムの出る空気圧って、2つのピークがあると、思うんです。

(まったくもって、田中の個人的な見解です)

 

 

 

 

 

たとえば、とあるタイヤなら、

2.3k あたりと、2.8k あたりの 2箇所に美味しいところがあります。

 

でも、この中間の 2.5k 近辺は、

とってもイケていないキャラクターとなる場合があるのです・・・・・・・・。

 

 

この状況なら、タイム的には、

 

2.3k  1:00:00

2.5k  1:00:50

2.8k  0:59:80

 

といった感じになってしまいます。

 

 

 

 

 

 

もちろん、タイヤのケーシング剛性によっては、

 

2.3k  0:59:80

2.5k  1:00:50

2.8k  1:00:00

 

と、なることもあります。

 

 

 

で、一番 NG なパターンは、

2.2~2.3k は、イイ感じなのに、連続走行で、2.5k あたりまで上昇すると、

かなり、よろしくない・・・・・・、となったときに、2.2~2.3k 以上は、NG だ!

と決め付けてしまうことだと思います。

 

ですから、最低でも、2.2~2.3k   2.5~2.6k  2.8~3.0k あたりの

3ポイントは、確認しておく必要があるように、田中は思います。ハイ。

 

そして、ここからが、ポイントなのですが、

 

 

 


低い空気圧なら、低い空気圧のメリットを 最大限に活用する乗り方

高い空気圧なら、高い空気圧のメリットを 最大限に活用する乗り方 

 

という乗り方の違いがあるような気がします。

 

 

 

 

 

 

カンタンに解説しますと、

 

 

 

 

 

 

空気圧の低い方のピークを有効活用するドラテク

 

 

この状況での メリット・デメリットは、

 

メリット    →  タイトコーナーのボトムグリップが高い

デメリット  →  ステアリングレスポンスが悪い

 

となりますので、ヨコ方向のグリップを有効活用し、

タイトコーナーのボトムスピードをいかに稼ぐかがキモとなります。

 

ですから、進入からクリッピングに向けて、ブレーキを残し過ぎず、

コーナーのボトム近辺では、可能な限り、ヨコ方向にタイヤグリップを使用します。

 

また、レスポンスが悪い分、中、高速コーナーの進入アクションは、

少々早目から行います。

 

(奥まで突っ込んで、ガツッとステアリングを切るドライビングは、NGです) 

 

 

 

 

そして・・・・・、

 

 

 

 

空気圧の高い方のピークを有効活用するドラテク

 

 

この状況での メリット・デメリットは、


メリット    →   ステアリングレスポンスが良い

デメリット  →   グリップのピークが、少し低くなる

 

となりますので、レスポンスの良さを有効活用し、

コーナーに進入するとき、早いタイミングで、

その後、うまく曲がれるように、姿勢を作ってしまいます。

(早めに向きを変えるドライビング)

 

また、グリップのピークが、少し低くなることから、

ボトムのグリップは、あまり多く望めませんので、

進入スピードと、抵抗感の少ない立ち上がり、

そして、ストレートの転がり抵抗で、タイムを稼ぐイメージです。

 

 

 

 

 

で、どっちのドライビングが速いのか・・・・・? (笑)

 

 

 

 

 

それは、タイヤ次第です!

 

 

タイヤのキャラクター(ケーシング剛性)から、

 

低めの空気圧がマッチングするのであれば、低めの走り方を

高めの空気圧がマッチングするのであれば、高めの走り方を

 

することが、最速への道 なのであります。

 

 

 

 

ですから、この両方のドライビングができて、

タイヤのキャラクターと、空気圧によって、ドライビングを使い分ける

 

または、両方のドライビングを試してみて、

どちらの走りがタイヤにマッチングしているかを確認することができれば、

無敵だと思いますよ~!

 

 

 

 

 

では、実際に動画で確認してみましょう!!

(このブログが無料なんて・・・・・・・・・・笑)

 

 

 

 

 

サーキット    本庄サーキット

使用車輌    ZN6(86)

車輌の仕様   ノーマルエンジン  機械式LSD  車高調ダンパー(F 8k  R 8k)

タイヤ      RE-71R(中古)  255-35-18 × 4本

 

 

 

 

 

 

空気圧   F 2.9k   R 3.0k

BEST タイム  46.484 

 

 

 

 

 

 

 

 

空気圧   F 1.9k   R 1.9k

BEST タイム  45.984

 

 

 

 

 

 

RE-71R の場合、ケーシング剛性がシッカリしていますので、

結果として、内圧が低い方が、かなりアドバンテージがありました。

(タイムを見れば、一目瞭然ですよね・・・・)

 

 

 

特に、タイトコーナーのボトムスピードは、

空気圧 1.9kの方が、圧倒的に、速かったですね~。

 

 

 

だって・・・、空気圧 2.9/3.0k の時は、

第二ヘアピンの回転を落とさないために、わざわざ外まわりしていたのに、

(立ち上がりで、パワーバンドより、回転が落ちちゃいますから・・・)

 

 

空気圧 1.9/1.9k になると、

ボトムスピードが上がり、回転の落ちが気にならないことから、

ライン的にも、もっとショートカットしたラインで走れてしまいます・・・。

 

 

 

要するに、空気圧違いによる タイヤのキャラクター変化で、

走行ラインまで、変わっちゃうんですよ・・・・・・・。

 

 

 

 

また、高速コーナー(S字)でのレスポンスは、2.9/3.0k の方が良いこと、

ステアリングの切り方で、わかりますよね~。

 

 

 

2.9/3.0k  →  切り込むと同時に、ステアリング が戻る (レスポンスしている)

1.9/1.9k  →  ずっと、ステアリングを 切り込んでいる (レスポンスしていない)

 

 

 

といったように、空気圧で、タイヤのキャラクターが、

ここまで変化するのであります。

 

 

 

 

 

いや~、みなさん!  いかがだったでしょうか?

 

 

田中ミノルの 超マニアック企画

「空気圧違いによる ドライビングの変化」

 

 

 

 

 

ちなみに・・・・・、

もし、少しでも、「なるほどね!!」 と、思える部分があれば、、

間違いなく、マニアックだと思いますよ~(笑)

 

 

 

 

 

 

ということで、

 

「RE-71R は、少々低めの空気圧が速いかも!」 

 

といった内容のブログでした!!

 

 

 

注意

本ブログの内容は、田中がテストした状況に限定した、田中の個人的な見解です。

また、あまりにも低い空気圧は、ホイールからタイヤが外れる (ビード落ち) 可能性が

ありますので、車両ならびに、タイヤメーカー指定の空気圧の範囲内で試してくださいね。