TM-SQUARE
ZC32S TM フロントバンパー のお話。

2014年01月15日(水)

 

今回の オートサロン で、

みなさん から、一番多く言われたこと、

それは・・・・・・、

 

 

「32 のフロントバンパー って、実物はスゴ~く、カッコいいんですね~!」


ということでした。

 

 

 

みなさんのお話を よ~く、お聞きすると、

なんと・・・・、大多数の方が、

 

 

写真だと、もっと、 「のべ~ッ」 とした感じに 見えました!

という ご意見だったのであリます。

 

 

正直、開発段階から、ドップリと

この形状を 見続けている 我々には、

まったく想像できなかった 見解・・・・・、なのではありますが、

もしかして、こういうことではないかと、思われます。

 

 

 

まず、下の写真を見てください。

 

 

 

 

 

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この写真は、田中が以前にブログにて使用した ものなのですが、

注目していただきたいのは、

カナードが存在する フロントバンパーのコーナー部。

 

 

 

 

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実際、この部分は、

かな~り、「エグレた」 形状になっているのですが、

写真の解像度、明るさ(明る過ぎる?)から、

この 「エグレ」 をうまくお伝えすることできず、

どうしても、平面的に 「のべ~ッ」 とした感じに、見えてしまっていたようです。

 

 

 

でも・・・・・、

空力的に、ダウンフォースを出すには、

この部分の 「エグレ」 が、とても重要となることから、

(今度ジックリ解説しますね!)

 

 

TM の フロントバンパーは、この部分を ガッツリと、彫り込んでいるのです。

 

 

どれぐらい、彫り込んでいるか、

違うカットでお見せしますと・・・・・・、

 

 

 

 

 

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いかがでしょう?

 

ZONE のステッカーから下の部分は、

かなり、ガッツリ 彫り込まれた 状態で、

カナード形状 の 造形物 が、装着されているのであります。

 

 

また、田中が一番大好きなアングルで、見ていただくと、

この部分の 「エグレ」 は、一目瞭然 ですよね~!

 

 

 

 

 

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ちなみに、この カナード形状の 造形物 は、

塗り分けにより、かなり、薄く見えますが・・・・・、

 

 

 

 

 

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じつは、シッカリ 厚みがありますので、

強度的にも、ルール的にも、問題ありません!!

 

 

 

 

 

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(このカットでも、彫り込まれているのがわかりますよね~)

 

 

 

ということで、造形物は、

やっぱ、実物を見るのが、一番ですよね~。

(ちょっと、イメージが変わったでしょ??)

 

 

 

 

 

近々、各部の形状 と、ダウンフォース の関係を

バッチリ、解説しようと思っておりますので、お楽しみに!!

 

 

 

 

 

TM-SQUARE
説教大好き! 山路慎一 さんへ。

2014年01月13日(月)

 

 

 

 

一部、報道にて、

ご存知の方も多いと思いますが、

一昨日、山路慎一さん が、旅立ちました。

 

 

 

 

 

昨夜、慎ちゃん の自宅にて、

本人とも、会ってきましたが、「悲しくて、悲しくて・・・・・・」

 

(だって、何も言わないし・・・・・・・・・。)

 

 

 

慎ちゃん とは、

1991年 GrA (AE92 カローラ) にて、

チームメイト として出会いました。

 

 

レーシング ドライバー は、基本的に、

ドライバー同士 「つるむ」 ことが、少ないのですが、

(まぁ~、いつも戦っているわけですからね・・・・・・・)

 

 

 

慎ちゃん とは、年齢も、近く、

気の合う 数少ない レーシング ドライバー の中でも、

一番仲の良い 友人でした。

 

 

 

 

 

 

 

曲がったことが大嫌いで、

どんなことでも、すぐに 「説教」 がはじまる

困った キャラクター の持ち主ですが、

本当は、思いやりのある とっても、「熱い男」。

 

 

 

 

そんな、慎ちゃん と、田中 の 一番の思い出は、

やっぱり、 FTRS (フォーミュラ トヨタ レーシング スクール) です。

 

 

 

毎年、15日間ぐらい、

北海道の 十勝スピードウェイ にて開催される この イベント に、

慎ちゃん と、田中 は、講師として参加。

 

 

 

 

慎ちゃん の 熱~く、 そして、厳しい お説教 は、

スクール生 に、恐れられ、

(人間として、当然? の ことができない場合、スイッチが入るらしい・・・・・)

 

関係者からは、

山路 ヨッ○スクール とまで、呼ばれていました・・・・・・・・。

 

 

 

まぁ~、慎ちゃん と言えば、

子供の頃から 「筋金入りのワル」 ですから・・・、

少々、行儀の悪い? スクール生 がやって来ても、まったく 問題なし! (笑)

(でないと、タケヤリ なんて、呼ばれませんから・・・・・・)

 

 

 

そして、レーシング スクール なのに、

終了後、ご両親から お礼の連絡があるぐらい、

(オイオイ・・・、何を矯正したんだ・・・・・)

とにかく、「熱い男」 だったのであります。

 

 

 

 

また、慎ちゃん の 武勇伝の中でも 

特に有名なのは、1998年の あの 消火活動 ですね。

 

 

 

このレースには、田中も スープラ(GT500) で、出場しており、

予選でトラブルがあったことから、

スタート直後、ちょうど、クラッシュ車両の近くを 走っていました。

 

 

 

すると・・・、強烈なスピードで、火の玉のような塊が、

左から右に コースを横切る光景が、バックミラー越しに

ハッキリと、見えました・・・・・。

 

 

 

 

レースは中断。

 

 

 

 

ピットに戻った 田中は、

慎ちゃん が、燃えているクルマの中から、

ドライバーを助けだしたこと、後で知りました。

 

 

 

 

レースが中断になる ということが、まだ、わからない状況 で、

瞬時に、自らの判断で、レース の リザルト を捨て、

人命救助に向かった 慎ちゃん ・・・・・。

 

 

 

 

レーシングドライバー として、

そして、ひとりの人間として、最高に、男前だと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも・・・・・・、

その後、病魔に冒され、手術した後は、

どんどん 痩せ細って、

腹水で、お腹が パンパン になった 慎ちゃん・・・・・。

 

 

 

 

 

 

正直、もうダメなのか・・・・? って思ったよ。

 

 

 

 

 

しかし!! 新薬により、驚異的な復活を果たし、

レースにも戻ってきた 慎ちゃん・・・・。

(あの状況から、GTに、カムバック するなんて、いまだに信じられない・・・・・)

 

 

 

 

 

 

それから、結婚して、

犬と一緒に、幸せそうに暮らしてた 慎ちゃん・・・・・。

 

 

 

ゴルフも、よく一緒に行ったよね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、昨年の夏から、

また、体調を崩した 慎ちゃん・・・・・・・。

 

 

 

 

 

田中は、あの復活劇を見ているので、

きっと、また、復活できると思ってた・・・・・・。

 

 

 

 

 

なのに、会うたびに、

どんどん、状況は、厳しくなって・・・・・・・、

 

 

 

 

今年になってからは、ホント強烈だったよね・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

でもね・・・・、

不謹慎かもしれないけれど、

オレは、ちょっと、ホッとしてるよ・・・・、慎ちゃん。

 

 

 

 

 

だって、痛みと・・・、戦ってる 慎ちゃん 

本当に、辛そうだったから・・・・・・・・・。

 

 

 

 

もう、慎ちゃん と、一緒に、ゴルフできないのは、寂しいけれど、

慎ちゃん の 説教 を聞けないのは、寂しいけれど、

オレは、慎ちゃん と出会えて、良かった・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

「番外編 レーシーな人々 ①」

 

招かざる客・・・、二人・・・。

 

山路慎一 参上!

 

今日は、匠工房と、結婚式!

 

 

 

 

 

 

 

 

(ゴルフ 楽しかったなぁ~!)

 

 

 

(田中家での食事!)

 

 

(慎ちゃん の 結婚式!)

 

 

(関谷先輩 の 銀婚式!)

 

 

(田中のイベントには、よく顔を出してくれたよね!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慎ちゃん ありがとう!

ホント ありがとう!!

 

 

 

 

 

 

オレは、慎ちゃん の分まで、長生きする からね!!

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

TM-SQUARE
そして田中は、ダウンフォース な 1日 でした・・・・。

2014年01月09日(木)

 

 

 

 

 

 

設営隊が、幕張で頑張っている中、

本日、田中は、何をしていたかと申しますと・・・・、

 

 

 

 

 

ボディワーク (ZC32S用) の ダウンフォース に関する

文章を作っておりました・・・・。

(そうです! TM の WEB サイトです!!)

 

 

 

 

 

内容は・・・・・・、ちょ~ マニアック!(笑)

だって、目に見えないものを解説するのですから、

マニアック に、なっちゃいますよね~。

 

 

 

 

 

 

また、プロカメラマン に撮っていただいた

解説に使用する写真の中で、

 

 

 

 

田中が一番好きなのは、このカット なのであります!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た瞬間に、

強烈な ダウンフォース を イメージ できる この形状・・・・・・。

 

 

 

 

 

いや~、ホレボレ するぐらい、

そして、ため息が出るぐらい、カッコいい・・・・・・・・・・・。

 

 

 

(TM ボディワークの テイスト全開ですよね~)

 

 

 

 

でね・・・、

なぜ、弊社の ボディワーク は、

スタイル や ビジュアル ではなく、

これほどまでに、ダウンフォース に、こだわり を持つのか・・・・・? 

 

 

 

 

って、思ったことありませんか?

 

 

 

 

 

じつは、田中が現役の頃、

 

 

 

 

 

某自動車メーカー (GT500) の

空力開発を行っていたんですよ・・・・・。

 

だから、毎年、7~10日間、

北海道にある 某テストコースにて、

毎日 300km/h で、6時間 といった感じの テストを行っていたのであります。

(今のマッタリした生活からは、ちょっと、考えられないですよね~)

 

 

 

 

 

 

 

それも、10年間も・・・・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

だから、ダウンフォース は、マジで超得意分野であり、

どこをどうすれば、ダウンフォースが出る という

ノウハウ的にも、かなり自信がある部分なのであります。ハイ。

(まぁ~、空力開発だけで、あれだけ走っていればねぇ・・・・・笑)

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、「ダウンフォース」 とは、

「クルマを地面に押し付ける力」 ですので、

 

あればあるほど、タイヤはグリップし、

安定して、そして、カンタンに、速く走れるようになります。

(でないと、レーシングカーの あのコーナリングスピードは、成立しませんからね・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その ダウンフォースが大好きな田中が、

某レース関係者と、ガッツリ タッグ を組んで、作り上げたのが、

TM-SQUARE ZC32S の ボディワーク なのであります。

 

 

 

 

 

 

ですから・・・・、

ダウンフォース 未経験の方でも、

乗った瞬間に、ダウンンフォースの恩恵を 感じ取っていただけますよ~。

 

 

 

 

だって、あの鈍感な、弊社、佐藤さんでも、

「70km/hで、確実に分かります!」 って、豪語していましたから!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

ということで、

明日からスタートする TOKYO オートサロン にて、

田中が提案する 「ダウンフォースの世界」 を

ジックリと、そして、ガッツリと、のぞきに来てください!

 

(すべての形状が、ダウンフォース に リンク していますので、

詳細は、現場にいる田中解説員まで!! 笑)