エンジン
TM-SQUARE  オイルフィルター 入荷!

2012年08月31日(金)

 

ずっと完成するのを待っていた、

TM-SQUARE オイルフィルターが、入荷しましたよ~。

 

 

 

 

まず、パッケージは、こんな感じ!

 

 

 

 

 

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で、中身の方は・・・・・・・、

こんな、感じなのであります。

 

 

 

 

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そう、ここで、ピーンと きた人は、マニアかもですね~。

 

だって、オイルフィルターへのプリントって、

通常は、反対ですよね???

 

 

 

 

ですから・・・・・、

普通に置くと、こんな感じとなるのです。ハイ。

 

 

 

 

 

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で・・・、なぜ、ロゴが反対か・・・・・、

その理由は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

 

 

 

 

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スイフトに装着したときに、

カッコよくなるからなんですね~。

(得意のこだわり・・・・・・・)

 

 

 

 

 

では、TM-SQUARE オイルフィルターの

詳細をご紹介しましょう!

 

 

 

 

まず、田中にとって、

エンジンオイルの交換時、

ぜひとも交換したいパーツは、オイルフィルターです。

 

 

なぜなら・・・・・・、

 

フィルターは、新品時の性能が一番高く、

走行距離に応じて劣化の一途をたどるからです。

 

 

 

そして何よりも、オイルフィルターを交換しないと、

オイルフィルター内に、現行のエンジンオイルが残ってしまいます。

 

ライフを迎えたエンジンオイルが、

少量でも新しいエンジンオイルに混入すると、

パフォーマンスが、大きく低下した状態から、使用がスタートすることが、

大きなデメリットとなります。

 

(2種類のエンジンオイルが混ざり合うことで、

必ずレベルの低い方に、性能が引っ張られてしまいます)

 

 

TM-SQUARE オイルフィルター は、

サンドイッチブロックにも完全対応する 高さ50mm のショートケースに、

流量を妨げることなく、確実な集塵効果を発揮する高性能フィルターを採用。

 

 

もちろん、高回転時にフィルターの変形を抑制する

メッシュワイヤーも装備した、リーズナブルプライスのオイルフィルターなのであります。

 

 

 

 

 

そう、リーズナブル プライス なんです!!

 

 

 

 

 

スペック的には、

ネジサイズ    3/4-16

Oリングサイズ  60φ   となり、

 

 

 

 

 

 

 

プライスは、なんと!

 

 

 

 

 

 

 

 

\ 1,500(税込)

 

 

 

 

 

この金額なら、毎回、エンジンオイルを交換するときに、

一緒に交換していただけるかと思い、

頑張って、リーズナブル プライスに 挑戦してみました!

 

 

 

 

でもって、リリースは、 9月中旬予定!

 

 

 

 

スイフト乗りの みなさん !

TM オイル ともども、よろしくお願いしま~す!!

エンジン
匠工房 スペシャルメニュー 「TM キャンバー ナックル」 ②

2012年08月24日(金)

TM-SQUARE キャンバー ナックル 解説

第二回目は、ハブベアリングのお話です。


特徴②

新品ハブベアリングに交換

走行距離が、40,000km を越えると、

少々気になる フロント ハブベアリング。

特に、ハイグリップタイヤでの スポーツ走行が多い場合は、

どうしてもライフが短くなってしまいます。

そこで、TM-SQUARE キャンバー ナックル は、

新品のハブベアリングが、すでに装着されておりますので、

キャンバー変更というチューニングと、

ハブベアリング交換というメンティナンスを、同時に行うことが可能です。

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特徴③

スペシャル ベアリング グリス 「イソフレックス」を使用!

ハブベアリングの寿命が飛躍的に延び、

高荷重時でのベアリング抵抗を大きく抑制させる、

レーシングカーでは、絶対的なシェアーを誇る

「イソフレックス」 ベアリング グリスを使用してハブベアリングを組み付けます。

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ハブベアリングのトラブルは、

○ 走行距離の蓄積

○ 大きなキャンバー値

○ ハイレートスプリングの使用

○ ハイグリップタイヤの使用

といった条件で、非常に厳しい状況となり、発生するタイミングが早まります。

一度、組み付けると、メンティナンスができない箇所だけに、

「転ばぬ先の杖」 として、信頼の 「イソフレックス」

ベアリング グリス による組み付けをオススメ しますね~。

安心感が違います!!

※ ハブベアリングの交換は、フロントのみとなります。

それから・・・・・・・・、

特徴④

新品スタッドボルトへの交換が、オプションとしてチョイス可能 

ホイールの脱着回数、トルクレンチによるトルクチェック回数が多いほど、

スタッドボルト(ホイールを装着するための5本のボルト)のダメージは進行します。

もし、ボルトの山が 「ナメて」 しまうと、交換のため、

またハブを分解しなければ、なりません・・・・・・・・。

だから、ハブベアリング交換時は、

ある面、スタッドボルト交換のチャンスなんです!

それに、ホイールスペーサー(挟み込むタイプね)を使用中とか、

今後スペーサーを使用する可能性がある場合は、

10mm ロングのスタッドボルトもご用意しております。ハイ。

では、ロングのスタッドボルトが、必要な理由についても、少々。

スイフトの場合、スタッドボルトと、ホイールナットの掛かりについて、

健全と言えるのは、9~10ターン ぐらいです。

(一般的に、ボルトの直径分は、ナットが掛かっている状況が好ましいとされています)

スイフトのスタッドボルトは、M12(直径12mm)

ネジピッチは、1.25 (1回転で、1.25mmの掛かり)

となりますので、

ナットの直径分となると、9.6ターンとなります。

この掛かりは、使用するホイールによっても変化しますが、

一番、注意しなければならないのは、スペーサーです。

たとえば、10ターンの掛かりがある状況から、

5mmのスペーサーを使用すると、

6ターンに、掛かりが浅くなります。

この状況でサーキット走行を行うと、やはり危険です。

こんなときに、便利なもの、

それは、ロングスタッドと呼ばれる、通常より10mm 長いスタッドボルトです。

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(左が純正品 右が10mmロングのスタッドボルトです)

これなら、ナットの掛かりが、

現行より、10mm 増えることになりますので、安全性が高くなります。

また、ロングスタッドを使用するときは、貫通タイプのナットがMUST となります。

なぜなら、袋タイプだと、ボルトの先端とナットの内側が干渉し、

適切なトルクをテーパー部分にかけられない可能性があるからです。

もちろん、装着型のスペーサー(20mm仕様とか、30mm仕様)の場合は、

ロングスタッドが、使用できませんので、ご注意下さいね!

さぁ~、説明が長くなりましたが、

気になるお値段は・・・・・・・・・・、

①  TM-SQUARE キャンバー ナックル

新品ハブベアリング

イソフレックス ベアリング グリス

交換工賃一式 (含む、フロント アライメント)

¥82,000  

(作業時間 5時間)

②  TM-SQUARE キャンバー ナックル

新品ハブベアリング

イソフレックス ベアリング グリス

純正スタッドボルト 10本

交換工賃一式 (含む、フロント アライメント)

¥87,500

(作業時間 5.5時間)

③  TM-SQUARE キャンバー ナックル

新品ハブベアリング

イソフレックス ベアリング グリス

10mmロング スタッドボルト 10本

交換工賃一式 (含む、フロント アライメント)

¥88,000 

(作業時間 5.5時間)

※ 取り外した、アップライトは下取り品となり、ダメージ等がある場合は、

純正部品代が別途必要となります。

なお、本製品 & 作業に関しては、「匠工房専用」 となり、

パーツのみの販売は行っておりません。

(すいません・・・・・)

ということで、

キャンバーが足りないけど、付けれない! ・・・・・とか、

走るたびに、キャンバーが変化して、ステアリングのセンターが、

ずれる・・・・・とか、

チューニングと、メンティナンスを同時に!!

という方には、バッチリのメニューではないかと思います。

匠工房 WEB サイト

スイフト乗りのみなさん、よろしくお願いしま~す。

エンジン
匠工房 スペシャルメニュー 「TM キャンバー ナックル」 ①

2012年08月23日(木)

匠工房 スペシャル の

新メニューが、登場しました!!

その名は、

TM-SQUARE キャンバー ナックル 

という、商品なんですね~。

ナックルと言うパーツは、別名アップライト とも呼ばれ、

カンタンに説明するなら、ハブベアリング が、圧入されている部分です。

で、どんな特徴があるかと言うと・・・・・、

 
特徴①

フロントキャンバー 1.2度 ネガ仕様

そうです、

キャンバーが、現行より、1.2度 ネガ方向に変化する

パーツなのであります。

ストラットタイプ の フロントキャンバー は、ナックルと、

フロントダンパー 装着部分の位置関係(角度)を変えることで、

変更することができます。

一般的には、この部分に使用するボルトを、細くしたり、

偏心させることより、「ガタ」 を発生させ、その 「ガタ」 の中で、

一番キャンバーが付く状態で固定する方式が取られています。

しかし、この方式では、

走行中、大きな入力(大きなGフォースや、縁石の使用)が、

ストラットにあると、「ズレ」が発生し、大きくアライメントが狂ってしまいます。

TM-SQUARE キャンバー ナックル は、

ダンパー装着部を加工し、スリーブを装着。

キャンバーの  「ズレ」 を発生させることなく、

現状から、1.2度 ネガティブ方向にキャンバー変更が可能となるパーツです。

(TMダンパーを装着されている方は、ダンパー側にキャンバーを

調整できる機能がありますので、このパーツは必要ありません)

わかりやすく、キャンバー変更例 にて説明すると、

現状キャンバー     装着後のキャンバー

1.0度     →    2.2度

2.0度     →    3.2度

3.5度     →    4.7度

といった感じになります。ハイ。

では、なぜ、そんなことが可能かというと・・・・・・、

ナックルには、ダンパーを装着するため、

2箇所 穴が空いているのですが、

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そのひとつの穴を加工して・・・・・、

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このスリーブを入れてしまえば、

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バッチリと、キャンバーが付く、

ナックルに、変身するのであります。

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これなら、大きな入力も、縁石の使用も、

走行中、キャンバーのズレは、発生しません。

だって、このスリーブにあいてる穴の大きさは、純正と同じなんですから!

(もちろん、純正の ボルト/ナット で装着します)

でも、まぁ~、

なぜに、フロントキャンバーは、必要なのか・・・・・?

田中は、ZC31Sスイフトにとって、速く走るために、

フロントキャンバーは、MUST だと思います。

なぜなら、全高が高く、ロールが大きいスイフトでは、

スポーツ走行時、コーナー外側のタイヤが、大きく 「ヨレ」、

キャンバーが少ないと、タイヤの外あたりが激しく、

適正なグリップを確保できないからです。

いままでの 数多くのテスト走行から、

サーキットにおいて必要とされる フロントキャンバー値は、

-4.5度 ~ -6.2度 です。

(サーキットの特性によって違ってきます)

数字だけを見ると、かなり大きなキャンバー値ですが、

コーナーにおいて、有効にタイヤを接地させるためには、

上記のキャンバーが必要となります。

たとえば、筑波1000 の場合、

-4.5度 と、-5.8度 の比較では、-5.8度仕様の方が、0.4秒速いという

結果が出ました。

(筑波2000の場合は、もっとフロントキャンバーが必要ですね)

また、-4.5度 以下のキャンバーのほうが、速いサーキットは、

今までのテストにて1箇所も存在しませんでした。

(-4.5度 が、適合したのは、WETコンディションの スパ西浦 のみです)

しかし、デメリットもあります。

それは、キャンバーにより、ストリートにおける

タイヤの 「内ベリ」 と呼ばれる変磨耗が、発生する場合があることです。

これは、高速道路等、タイヤの横グリップをさほど使用しない状況で、

長期間使用することで発生します。

もちろん、サーキット等スポーツドライビングでは、

-4.5度のキャンバーが付いていても、タイヤの外側が磨耗しますので、

スポーツドライビングの頻度によって、この 「内ベリ」 は、抑制されます。

なお、あまりにも大きな 「ワダチ」 があるようなところでは、

キャンバー値によっては、直進安定性が、悪くなることもあります。

では、使用状況による、

キャンバーと、タイヤグリップの関係を説明すると・・・・・・・、

たとえば、215サイズのタイヤなら、

キャンバー値が小さいと、

ストリート → 215サイズのグリップ

サーキット → 125サイズのグリップ (タイヤの外側が磨耗)

キャンバー値が大きいと、

ストリート → 125サイズのグリップ (タイヤの内側が磨耗)

サーキット → 215サイズのグリップ

となります。

要するに、215幅のグリップを ストリートで使用したいか?

それとも、サーキットで使用したいか?

ということになります。

悩ましいですよね・・・・・・・・。

田中のオススメは、

もし、現行キャンバーが、-2.5度 より少ない場合は、

TM-SQUARE キャンバー ナックル を装着すると、

サーキットをはじめとするスポーツドライビングでは、

コーナーでのフロントグリップが向上し、

ストリートでのデメリットも、ほぼ発生しないと思います。

しかし、現行キャンバーが、

-2.5度 以上 付いている場合は、使用環境を良く考えて、

サーキットでのグリップを優先にする場合は、オススメ。

タイヤの磨耗の方が気になる場合は、オススメしませんね。

次回は、TM-SQUARE キャンバー ナックル に装着されている

ハブベアリングのお話をしますね!

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