2012 勝手に「道場破り」 in モーターランド 鈴鹿 (ドラテク編) ②

2012年05月29日(火)

今夜は、

モーターランド鈴鹿 ドラテク ② を

ヘアピンコーナー(⑤)から、今回は、はじめたいと思います。

 

 

 

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ブレーキングは、50m 看板近辺ではじめますが、

ここも、コースのアウト側は、バンクが付いていません・・・・・。

 

 

 

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ですから、あまりアウトいっぱいからのアプローチは、

ブレーキング後半で、ハンドルが右にとられ、とっても危険ですのでお奨めしません・・・。

(だって、コースの右側は、ほとんどエスケープがありませんから・・・・)

 

そう、写真の服部兄ちゃんの愛車? に向かってのブレーキングは、かなりデンジャーです。

 

 

クルマ、半分ぐらい(服部兄ちゃんの愛車にギリギリ当たらないぐらい)

アウトには、スペースがあったほうが、安全です。

 

 

 

 

でもって、このヘアピンも、入口が下っていて、

 

 

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出口が登っています・・・・・。

  

 

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(ホント 意地悪なレイアウト・・・・・)

 

 

 

 

 

よって、飛び込んじゃ ラップタイムは出ません・・・。

そう、1コーナーと同様に、徹底的に、出口重視なのであります。

 

 

目安として、ブレーキングを開始するあたりに、

路面のギャップがあるのですが(50m 看板の少し先)、

ここからのブレーキングでは、遅すぎます。

 

 

また、ちょうど、このギャップから ブレーキを開始すると、

ABSが誤作動して、ブレーキが想像より効きませんので、

必ず、このギャップの手前からブレーキングを開始してください。

 

 

「ちょっと早いかなぁ・・・」、 ぐらいが、BEST なブレーキングポイントです。

 

 

もちろん、このヘアピンも、完全に立ち上がり重視で、

1m でも早く、アクセルが踏めるように立ち上がります。

 

 

 

 

 

 

 

そして、ここから、なかなか手ごわい、インフィールドセクションです。

  

 

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ヘアピンの出口はシッカリ縁石も使用し、立ち上がったら、

 

 

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次のコーナーは、右コーナーなので、

左いっぱいにクルマを振りたいところなのですが、

ここは、振っても、コース真ん中までにします。

 

 

 

理由は・・・・・・、「最短距離を走りたいから」 なのであります。

 

 

 

まず、インフィールドのひとつ目 ⑥コーナーは、コース真ん中から、

優しいブレーキングとともに、2速ホールドのまま 「なだらか」 に、進入します。

 

 

  

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ここでのポイントは、進入スピードにあります。

 

 

⑥コーナー クリップでのスピードが高ければ、

⑦コーナーまで、アクセルを一切踏むことなく、

軽い減速状態のまま走ることが可能となるからなのです。

 

 

 

もし、この、⑥~⑦コーナーのつなぎ部分で、

 

  

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アクセルを少しでも踏まなければ、ならないなら、タイムは出ないと思いますよ~。

 

 

 

だって、一番クルマが曲がる、少しだけ、減速した状態で、

長い距離を走ることが、タイトコーナーには、バツグンに効きますからね。

 

 

 

また、この ⑥~⑦コーナーは、だんだん「R」 が、

きつくなる ひとつのコーナーと捕らえて、

この減速状態で走れれば、かなりタイムが短縮できると思います。

 

 

理想は、⑥コーナーの飛び込みで、減速をはじめ、

⑦コーナーの立ち上がり寸前で、この減速が終了するのが、◎ です。

 

 

 

ライン的には、⑥コーナーは、長く 「なだらか」 にクリップをとり、

つなぎの部分は、コース真ん中か、少しイン側を走り、

⑦コーナー は、コーナー出口まで、インから離れないようします。

 

 

 

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そして、正面に、ポスト(白い鉄サク)が見えれば、

アクセルを踏みながら、それに向かって、⑧コーナーに、真っ直ぐアプローチします。

 

 

 

 

⑧コーナーも、非常にタイトな、複合コーナーです。

  

 

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軽いブレーキングの後、

複合コーナーの鉄則である、2つ目のコーナーに、ガッツリとクリップするのですが、

コーナーが、かなりタイトで 曲がり込んでいるため、

ひとつ目のコーナーも、クリップするラインでよろしいかと思います。

 

 

 

ここでのクルマのバランスは、

どうしても、U/S となりますので、ひたすら「ガマン」ですね。

 

 

 

 

シッカリ最後までインにくっ付いて曲がったら、

少しアクセルを踏み、また、アクセルOFF にし、

最後の難関 最終コーナー(⑨)にアプローチします。

 

 

 

 

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この最終コーナー・・・・・・、

写真をよ~く見ればわかるのですが、イン縁石の近辺が、陥没しています・・・・・・。

 

 

 

 

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ですから、キレイにトラクションを伝えたいなら、少し、インを空けるライン。

 

そう、雨ラインのように、

コーナーのクリップ付近のインを空けるラインで走ります。

 

 

 

また、ある程度、スプリングレートがソフトなら、

最短ルート(通常ライン)で走ることも可能です。

 

もちろん、イン側が、かなり窪んでいますので、クルマは大きく跳ね、

なかなか走りは安定せず、難易度は高いですが、最短距離は走れます。

 

 

 

田中のお奨めは・・・・・、少しインを空けて走るラインです。

でも・・・・、BEST ラップのときは、通常ラインで走ってますね・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

とま~、とんでもなく、マニアックに、

モーターランド鈴鹿 攻略法をお伝えしましたが、

ご理解いただけましたでしょうか?

 

 

 

ではでは、車載映像 & 車載映像+ロガー を

ジックリと、ご覧下さい!

 

 

 

 

 

 

 

まずは、車載映像のみです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ロガー連動の動画もどうぞ!!

 

 

 

TM アルミ ファン シュラウド 好評発売中!

2012年05月29日(火)

これからの シーズン

熱対策は、とっても 重要ですよね。

ということで、TM アルミ ファン シュラウド の宣伝です(笑)。

 

 

 

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このアイテムは、電動ファンのみに冷却を頼るのではなく、

走ることで、フロントグリル から入ってくる、走行風を有効活用して、

冷却効果を上げるパーツです。

では、解説しましょう。

走行風が、ラジエターを通過しにくい

アイドリングや低速走行時に、確実な冷却を行うため装着されている

純正電動ファン。

そして、その電動ファンにより、ラジエター全体から熱気を吸い出すために、

ラジエターを覆うカバーとして、純正ファンシュラウドも装着されています。

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しかし、走行風が大量に入り込む、サーキット、ワインディングでの

スポーツ走行時は、この純正ファンシュラウドは、大きなデメリットとなります。

だって、いくらラジエター前面に、大量の走行風が当たっても、

ラジエター背面をシュラウドにより覆われていますので、

ラジエターを通過できるのは、電動ファンによって吸い出される風だけと

なってしまうからです。

特に、高回転を多用するスポーツ走行では、発熱量が多いことから、

水温の上昇により、電動ファンが作動し続けてしまいます。

(とーぜん、電動ファンが回れば、ジェネレターの抵抗が大きくなり パワーダウンします)

そこで!

TM-SQUARE アルミファンシュラウド の登場です!

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このシュラウドは、電動ファン装着部以外は、スリット構造になっていますので、

走行風が、ラジエターを通過することが可能です。

結果、走行中は、ほとんど電動ファンが作動することなく、

走行風によってアクティブにラジエターが冷却できるという訳です。

また、TM アルミ ファン シュラウドは、

薄型、軽量のBILLLION製 電動ファンとのコンビネーションとなりますので、

オーバーハング部分の軽量化にも貢献(純正電動ファンは装着できません)。

もちろん、走行風が当たらない、アイドリングや低速走行時には、

BILLLION 電動ファンが作動しますので安心です。

これを、図解で説明すると、

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形状違いは、こんな感じで、

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低速時に、電動ファンが作動すると、純正はファンの作動部のみ

風が抜けますが、TM アルミ ファン シュラウド は、

電動ファン + スリットの部分から、風が抜ける仕組みとなります。

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また、高速時に、電動ファンが作動していない状況では、

スリットの部分から、かなり大量の風が抜けてくれます。

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そして、もし、高速時に、電動ファンが作動しても、

ノーマルより、多くの風が、ラジエターを抜けますので、

バッチリ、冷却できるという訳です。

なお、アイドリング時に、電動ファンが作動した場合のみ、

ラジエターを抜ける風量は、ノーマルの方が、若干多くはなりますが、

真夏の渋滞でも、まったく問題ないレベルです。

過給器付きの車輌や、エンジンチューニングが進んで、

発熱量の多い車輌は、もちろんのこと、ノーマルエンジンでも、

サーキット走行中は、電動ファンが作動しません

(ファンが作動しなくても、よく冷えちゃいます)ので、

ジェネレターの抵抗が減ることから、タイムアタックには、有効なパーツなのであります。

ちなみに、純正の電動ファンコネクターに、カプラーON で、装着できる

専用カプラーも、SET になっていますので、

装着は、さほど難しくないと思います。

(ラジエターのアッパーホースは、外しますが・・・・・・・)

以上、夏アイテムのご紹介でした!!

TM アルミ ファン シュラウド WEB サイト