勝手に「道場破り」 Vol 2 in 袖ヶ浦   秘密の攻略法(ドラテク)

2011年02月25日(金)

ご存知のように、勝手に「道場破り」 Vol 2 袖ヶ浦フォレストレ-スウェイは、

セミウエットで、計測 5LAP のみ・・・・・・・・・。

 

でも、この 渾身の5LAP から、攻略法をみなさんに、お伝えしたいと思います。ハイ。

では、第二回 秘密の攻略法のはじまりです。

 

1

 

最終コーナーを3速で駆け上がり、コントロールライン近辺で、4速にシフトアップし、
① コーナー へアプローチします。

 

① コーナー手前で、軽くブレーキを踏み、4 → 3 へ シフトダウン。

① コーナーは、クリッピングポイント近辺から、出口に向けて、登りとなっていますので、
アクセルオンのポイントが、とっても重要です。

イメージとして、レイトブレーキで、飛び込みますが、ブレーキはあまり強く踏みません。
そうです、ここも、やさしく長くのブレーキングとなります。

 

やさしくブレーキを踏みたいので、ライン的にも、アウトから、「ガバッ」 と、
ステアリングを切るのではなく、

手前から、少し早めに(タイミング的に)、ステアリングを切り、
前荷重の状態をキープすると、とあるポイントで、クルマは勝手に曲がりだします。

そしたら、うまく、クリップ(イン側の縁石)に導き、縁石の直前から、
少しだけアクセルを開け、その後すぐに、全開となり、アウトいっぱいに、ラインをとります。

 

このコーナーは、コーナー前半のブレーキを踏みながら、曲げる区間と、
クリップ直前で、ほんの少しだけ、アクセルを開けることがうまくできると、
コーナー出口でかなりスピードを稼ぐことができます。

 

 

続いて、 ② コーナーは、全開でまったく問題なく走れるのですが、
ブラインドコーナーなんです・・・・・・。

 

だから、精神的な負担はありますので、コースに慣れるまで、アクセルをハーフにして、
慣れてきたら、全開で走るようにするのが良いと田中は思います。
(ハイパワー車は、全開でいけない場合あり)

 

このコーナーのポイントは、ブラインドですから、ステアリングの切り遅れに注意すること。
イメージより、少し早めに、クリップに向けてステアリングを切る感じです。

 

2

 

そして、次のコーナーが、袖ヶ浦では、最大の難所 ③ ④ の複合コーナーです。
まず、このコーナーを難しくしている理由は、進入が下り坂であること・・・・・。

下り =  フロントに荷重が乗り過ぎる 

となり、コーナーの中が、かなりピーキーな動きになりやすいからです。

 

このピーキーさ から、逃げ出す方法は、
コーナーとコーナーのつなぎで、荷重を後ろに移すため、アクセルを踏むことなのですが、
それじゃ、速くは走れません・・・・・。

(今回の走行では、このコーナーが一番濡れていたので、
田中も、アクセルを使用しましたが・・・・・・・・)

 

では、どのように、走るのが速いか・・・・・、というと、この複合をひとつのコーナーに
してしまうんです。

要するに、
③ の手前で、ある程度減速をして、③ の出口で一旦アクセルを踏み、
④ で、再び減速して、これらのコーナーをクリアーするのではなく、

③ のコーナーを頑張って飛び込み、軽い減速状態で、③ と ④ をつなぐんです。
そうすると、飛込みから つなぎの部分が速いだけではなく、
④ のコーナー で、スルスルッ と、曲がってくれるのです。

 

でも・・・・・・・、難易度はかなり高く、リスクも伴いますので、
まぁ、タイムアタック、最後の砦にする方が、賢明ですね。

 

ギアは、③ の手前で、4速に入りますので、③ の進入で、4 → 3 へ シフトダウンするか、
勇気があれば、4 のまま進入。

そして、④ の手前で、 3 → 2 (4 → 3 → 2)。
④ コーナーは、2速で立ち上がっていきます。

 

しばし上り坂を加速し、 2 → 3 へシフトアップ。 ⑤ コーナーへと向かいます。

 

3

 

 

お次の ⑤ コーナーは、またまた、ブラインドコーナー・・・・・・・。

先が見えない分、どうしても、イン側にラインをとってしまいがちですが、
コースの中央あたりで、我慢です。(アクセルは、全開のまま進入します)

で、3速キープのまま 
⑥ へのアプローチでブレーキを踏むのですが、ここのブレーキングが、また難しい・・・・。

先が見えないことと、イン側にクリップらしき縁石が 見えてきますので、
減速しなければ、曲がれないという衝動に駆られ、どうしても、ブレーキは強めとなります。

が、ここのブレーキも、やさしく長くのブレーキングとなります。
(先が見えないだけに、これが難しい・・・・・)

やさしく長くのブレーキングができると、少々オーバースピード気味でも、
複合コーナーになっている、⑥ コーナーの、先の縁石(イン側)にうまく、クリップできます。

スピードが足りず、イン側、手前の縁石にクリップしてしまうと、出口でアンダーステアになり、
コース幅が足りなくなってしまいますので、ご注意を。

 

4

 

それから、コースが右に軽くカーブしていますが、ここは、3速のまま、問題なく全開でクリアーし、
⑦ コーナーに向かいます。

このコーナーの進入のポイントは、ラインを優先するのではなく、
クルマの姿勢、を優先することです。

カンタンに説明すると、ライン的にアウトいっぱいから進入しようと思うと、
左にG が、かかっている状況でブレーキングしなければなりません。

 

しかし、コースの真ん中近辺から、進入するなら、
左右にGが、片寄っていない状況で、ブレーキングができます。
これが、姿勢を優先するラインのチョイスです。
(筑波2000 の1ヘアピンと同じです)

 

もちろん、⑧ のブレーキも、やさしく長くのブレーキングとなります。

このコーナーは、見た目より、深く曲がっており、しっかり、入り口から、クリップ付近で、
クルマの向きが変わらないと、なかなかアクセルが踏めません。

また、このコーナーの出口は、アンダーステアのまま、ド・アウトまで、膨らんでしまうと、
次のコーナーのアプローチが厳しくなりますので、最低でも、外側にクルマ一台ぐらいの
スペースを残すのが、ポイントです。

 

で、お次のヘアピン ⑨ コーナーは、ライン的にアウトからは、進入できないので、
入り口はかなりタイトです。(3 → 2 へ、シフトダウン)

でも、その分、出口は、ショートコースの通路により、かなりワイドに使用できます。
ですから、少々、向きが変わりきっていなくても、アクセルオン で、大丈夫です。

 

5

 

そして、2 → 3 にシフトアップして、またまた、ブラインドの
最終コーナー ⑩ に向かいます。

最終コーナーは、3速 キープ & 軽いブレーキで進入。
ここのブレーキは、効きの強いブレーキパッドは、NGです。
運転が難しくなります。

 

ホント、乗せるような やさしく長いブレーキで、進入していくと、
勝手にノーズが、インにどんどん入っていきます。

で、ちょっとイン側で我慢して、出口が見えれば、アクセルオン で、アウトいっぱいに
はらんでいきます。

 

でも・・・・・、ここは要注意。

だってアウトには縁石がなく(なんで作らないのだろう・・・・)、
「コトン」 とでも、ダートへタイヤを落とすと、地獄です・・・・。

おそらく、スゴイ確率で、イン側のコンクリートウォールに、刺さります・・・・・・。

ですから、慣れるまでは、アウトに、クルマ一台ぐらい、スペースを空けて走る方が、
良いのではと思います。ハイ。

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?
コースもそこそこ長いので、何度か読み直していただければ、
みなさんなら、キット理解していただけると思いますよ~。

 

 

ということで、今回は動画も撮れましたので、ごゆっくり、どうぞ!

(今回は、2カメ です!!)

 

 

 

 

 

(両画像とも、ラップタイムは、1分19秒5 のものです)

 

 

 

袖ヶ浦フォレストレ-スウェイは、
3速コーナーが多く、ミニサーキットより、スピード域も高いので、
「サーキットを走っているぞ!」 という、気持ち良さは、◎ です。

 

また、セットアップも、ラップタイムに大きく効いてきそうな感じですね。

 

今回は、完全ドライではなかったので、以上の、インフォメーションとなりますが、
近いうちに、リベンジ したいと思っています。ハイ。

 

とまぁ~、今回も、とってもマニアックな、
勝手に「道場破り」 秘密の攻略法 でした!

 

 

 

PS セッティング編は、5LAP なので、パスします・・・・。