データロガー講座 ③

2009年05月01日(金)

 今回は、ちょっと時間が空きましたが、

データロガー講座 第3回目です。

 

今回は、前回のアクセルロガーに、

スピードのロガーをプラスして、

解説しましょう。

 

では、下のロガーを見てください。

 

e69cace5ba84e38080e382a2e382afe382bbe383abe38080speede380803

 

 これは、本庄サーキットを

1LAPするときの、

アクセル開度(赤ライン) と、

スピード(青ライン)の関係を

表しています。

 

ロガーからもわかるように、

一番スピードが出るのが、

1コーナー手前。

次が、折り返しのヘアピン手前となります。

 

グラフから読み取ると、

1コーナー手前は、

約116km/hぐらいですね。

 

 では、1コーナー ~ 2コーナー あたりを

拡大してみます。

 

e69cace5ba84e38080e382a2e382afe382bbe383abe38080speedefbc88e68ba1e5a4a72

 

ここで、見て欲しいのは、

シフトアップです。

 

アクセルロガーの、50m 過ぎあたりに、

一回、アクセルが戻ってますよね。

ここがシフトアップです。

 

アクセル全開から、

再び全開になるまでの距離は、

約10mですが、

この先の、スピードロガーを見ると、

加速が鈍ってますよね・・・。

 

ノーマルミッションで、

ギアがクロスでないことを考えれば、

ある面、致し方ありませんが、

もう少し、この凹みを小さくしたいところです。

 

また、2コーナーにあたる、

折り返しのヘアピン手前の

シフトアップも、同様ですね。

 

こうして、ロガーで見ると、

いかに素早いシフトアップが有効か、

良くわかるでしょう?

 

では、次回ロガーの話をするときは、

アクセルとスピードロガーを使って、

ラップを比較して、

効率的な走り方を

みなさんと一緒に考えたいと思います。

 

ではでは。