TM-SQUARE
エアインテークの位置は圧力が高い部分に!

2008年10月08日(水)

田中エアロプロジェクト?は、もちろん、カーボンボンネットも作ります。

最初は、ガッツリとアウトレットの空いたタイプを作ろうと思っていましたが、
ZC31Sの水温は、サーキットでもさほど上がらないことが発覚!

だったら、コスト的にもリーズナブルで作れる、純正形状にしようといきなり路線変更です。

でも、フレッシュエアを導入できるインテークはやっぱ欲しい。
特に、剥き出しタイプのエアクリーナーにすると、ちょうどラジエターの後方に位置するので、
吸入空気の温度が上がってしまいます。でも、インテークさえあれば、確実に吸入空気の温度は下がるハズです。
こうなると、同一体積中の酸素の数が多くなるので、充填効率ってものがよくなります。
これで、パワーが上がるという図式です。

まずは、エアインテークの位置決めからはじめました。

紙で形を作って(工場の中に某社のGTに使用したものがありましたので、ちょこっと拝借)、
一番効率が良さそうなところを探しました。

ちょっとマニアックな話ですが、ボンネットの前の方は、走行中、
かなりの正圧(圧力が高い)なのですが、真ん中あたりは、あまり高くない。
そして、ガラス周辺になると、またまた強い正圧となります。
だから、よく、ボンネットの後ろの部分を少し持ち上げて、隙間を作り、エンジンルームの
空気を抜こうとしている人がいますが、サーキット走行ではまったくの逆効果
(抜けるどころか入ってくる!)ですので、ご注意を。

話は戻って、エアインテークは、できるだけ正圧の強い部分で空けたいので、
エアクリーナとの位置関係を考慮しながらも、ほんの少し前で設定しました。

それから、写真のように純正のボンネットを切って形を作り、サーフェイサーで全体の形を整え、
型取り用とします。

後は、シッカリ型を作って、製品ができるのを待つばかりです。

なんだか、でき上がりが楽しみになってきましたが、スイスポのフロントバンパーを取外した
ルックスって、ターミネーターぽくって、カッコイイですね!